JP2573877B2 - 印字方法 - Google Patents

印字方法

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JP2573877B2
JP2573877B2 JP1200851A JP20085189A JP2573877B2 JP 2573877 B2 JP2573877 B2 JP 2573877B2 JP 1200851 A JP1200851 A JP 1200851A JP 20085189 A JP20085189 A JP 20085189A JP 2573877 B2 JP2573877 B2 JP 2573877B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カラー印字用の熱転写プロッタのような、
印字用紙の所定個所(例えば同一部分)に複数回印字す
る印字装置における、印字方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の印字方法は、第8図または第9図に示
すように行なわれていた。第8図に示すものでは、用紙
送り元側の用紙ローラ2から用紙送り先側の用紙ローラ
3へ送られる印字用紙1の途中に、イエロー印字部20、
マゼンタ印字部30、シアン印字部40および黒印字部50を
設け、それぞれの印字部20、30、40、50で印字用紙1の
所定個所に所定カラーの印字を行なう。印字部20、30、
40、50は、それぞれ駆動ローラ24、34、44、54と、イン
クリボンローラ25と26、35と36、45と46、55と56によっ
て印字用紙1と同期して送られる所定カラーのインクリ
ボン27、37、47、57と、サーマルヘッド28、38、48、58
とで構成されている。
また、第9図に示すものでは、用紙送り元側の用紙ロ
ーラ2から用紙送り先側の用紙ローラ3へ送られる印字
用紙1の途中に、1つの駆動ローラ4と、1つのサーマ
ルヘッド8と、インクリボンローラ5と6によって印字
用紙1と同期して一点鎖線で示す順方向へ送られるイン
クリボン7とを設け、駆動ローラ4を一点鎖線で示す順
方向と二点鎖線で示す逆方向とに交互に回転して印字用
紙1をサーマルヘッド8に対して4回往復させ、インク
リボン7を所定カラーのものに切り換えつつ、印字用紙
1の所定個所に所定カラーの印字を4回行なう。インク
リボン7を所定カラーのものに切り換えて駆動ローラ4
とサーマルヘッド8との間に供給する動作は、周知のリ
ボン切換機構(図示省略)によって行なわれる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第8図に示す従来の方法では、4つの
駆動ローラ24、34、44、54と4つのサーマルヘッド28、
38、48、58が必要になるので、装置の構造が複雑になる
という問題点があった。
また、第9図に示す従来の方法では、駆動ローラ4と
サーマルヘッド8がそれぞれ1つですみ装置の構造は簡
単になるが、印字用紙1をサーマルヘッド8に対して4
回往復させなければならないので、この往復時に印字用
紙1が滑ったり、たるんだりして、印字位置にずれが生
じ色ずれを起こしやすいという問題点があった。
本発明は上述の問題点に鑑みなされたもので、駆動ロ
ーラと印字ヘッドがそれぞれ1つですみ、印字用紙を印
字ヘッドに対して複数回往復させて複数回の印字を行な
う印字装置において、色ずれなどの原因となる印字ずれ
の生じない印字方法を提供することを目的とするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明による印字方法は、駆動ローラを順方向に回転
することによって、用紙ローラから引き出された印字用
紙を用紙送り元側から用紙送り先側へ移動させ、前記駆
動ローラを順方向と逆方向に交互に回転することによっ
て前記印字用紙を印字ヘッドに対して複数回往復移動さ
せ、この往復移動途中に前記駆動ローラを一時的に停止
させて、前記駆動ローラの表面に位置する前記印字用紙
上へのインクリボンを介した前記印字ヘッドの押圧で複
数回の印字を行う印字装置において、前記駆動ローラの
用紙送り元側に前記駆動ローラとの間で前記印字用紙を
挟む第1ガイドローラを設け、前記駆動ローラの用紙送
り先側に前記印字用紙を前記駆動ローラに押圧して前記
駆動ローラの回転で前記印字用紙を所定方向へ移動せし
める第2ガイドローラを設け、前記第1ガイドローラが
前記印字用紙に付与する摩擦力を、前記第2ガイドロー
ラが前記印字用紙に付与する摩擦力と比べて無視しうる
程度に小さくし、前記駆動ローラを順逆交互に回転して
行われる前記複数回の印字を、前記用紙ローラと前記第
1ガイドローラの間の前記印字用紙をたるませた状態で
行なうようにしてなることを特徴とするものである。
[作用] 駆動ローラを順方向に回転することによって、用紙ロ
ーラから引き出された印字用紙を駆動ローラと第1、第
2ガイドローラとによって用紙送り元側から用紙送り先
側へ移動させるとともに、駆動ローラを順方向と逆方向
とに交互に回転することによって印字用紙を印字ヘッド
に対して複数回往復させ、この往復途中に駆動ローラを
一時的に停止させて、駆動ローラの表面に位置する印字
用紙上へのインクリボンを介した印字ヘッドの押圧で複
数回の印字を行なう。この複数回の印字は、用紙ローラ
と第1ガイドローラの間の印字用紙をたるませた状態
で、すなわち用紙送り元側における印字用紙を常にたる
ませた状態で行なわれるので、駆動ローラの順方向と逆
方向の回転で移動する印字用紙の移動量にずれがなく、
印字ずれが生じない。
しかも、第1ガイドローラが印字用紙に付与する摩擦
力を、第2ガイドローラが前記印字用紙に付与する摩擦
力と比べて無視しうる程度に小さくしたので、第2ガイ
ドローラが印字用紙の移動方向を規制し、第1ガイドロ
ーラは印字用紙を案内するのみで移動方向を規制しな
い。このため、駆動ローラの回転中心軸と第1、第2ガ
イドローラの回転中心軸が不平行になっても、印字用紙
の送り時と戻り時に位置ずれが生じるのを防止すること
ができる。
[実施例] 第1図、第2図および第3図は本発明による印字方法
の一実施例を示すものである。これらの図において、第
9図と同一部分は同一符号とする。
第1図および第2図において、1は印字用紙、4は駆
動ローラである。9は第1の駆動モータで、この第1駆
動モータ9は、歯付きベルト10および歯車11を介して前
記駆動ローラ4に回転とトルクを伝え、前記駆動ローラ
4を、第1図に実線矢印で示す順方向(反時計回り方
向、以下同様とする)と、第2図に実線矢印で示す逆方
向(時計回り方向、以下同様とする)とに回転できるよ
うに構成されている。
12は第2の駆動モータで、この第2駆動モータ12は、
歯付きベルト13および歯車14を介して前記用紙ローラ2
に回転とトルクを伝え、前記用紙ローラ2を、第1図に
実線矢印で示す順方向と、その反対の逆方向とに回転で
きるように構成されている。
15、16は、前記駆動ローラ4の用紙送り元側と用紙送
り先側とにおいて前記駆動ローラ4を押圧するように設
けられ、回転中心軸が前記駆動ローラ4の回転中心軸と
平行な第1、第2ガイドローラである。
前記第2ガイドローラ16は、前記駆動ローラ4に従動
して回転するとともに、摩擦力で前記駆動ローラ4との
間に前記印字用紙1を挟むことによって、前記印字用紙
1を案内するとともに前記印字用紙1の移動方向を規制
するように構成されている。
前記第1ガイドローラ15は、アルミニウムのような滑
りのよい材料で形成されたり、表面に樹脂加工を施すな
どして、前記第2ガイドローラ16と駆動ローラ4との間
の摩擦力と比べて無視しうる程度の低摩擦のものに形成
され、前記駆動ローラ4に従動して回転するとともに、
前記駆動ローラ4との間に前記印字用紙1を挟むことに
よって、前記印字用紙1を案内するように構成されてい
る。
すなわち、前記用紙ローラ2から引き出された前記印
字用紙1を前記駆動ローラ4の表面に巻きつけて印字ヘ
ッドとしてのサーマルヘッド8に対面させ、前記駆動ロ
ーラ4の順回転または逆回転で、前記印字用紙1を用紙
送り元側から用紙送り先側へ、またはその逆方向へ案内
するとともに移動するように構成されている。このと
き、印字用紙1の順方向及び逆方向のいずれの移動にお
いても、第1ガイドローラ15は印字用紙1の案内のみに
寄与し、第2ガイドローラ16は印字用紙1の案内及び移
動方向の規制に寄与している。
前記駆動ローラ4とサーマルヘッド8の間には、周知
のリボン切換機構(図示省略)によって順次所定カラー
に切り換えて供給されるインクリボン7が設けられ、こ
のインクリボン7は、インクリボンローラ5と6によっ
て前記印字用紙1と同期し、第1図に実線矢印で示す順
方向へ送られるとともに、印字時には前記印字用紙1と
同期して停止し、前記サーマルヘッド8によって前記印
字用紙1および駆動ローラ4へ所定の押圧力で押圧され
るように構成されている。
つぎに、第1図及び第2図に示す印字装置による印字
方法を、第3図を併用して説明する。
(イ)位置合わせ後、第1図に示すように、第2駆動モ
ータ12を駆動して用紙ローラ2を順回転し、用紙ローラ
2と第1ガイドローラ15の間に所定印字領域分の印字用
紙1をたるませる。
(ロ)ついで、第1図に示すように、第1駆動モータ9
を駆動して駆動ローラ4を順方向に回転し、印字用紙1
を用紙送り元側から用紙送り先側へ移動させる。この移
動途中において、駆動ローラ4を一時的に停止して印字
用紙1を静止させ、サーマルヘッド8の駆動によってイ
ンクリボン7の所定のインクを印字用紙1上に熱転写す
る印字が、所定行数行なわれる。いずれの行の印字も用
紙ローラ2と第1ガイドローラ15の間の印字用紙1がた
るんだ状態で行なわれる。したがって、印字用紙1の所
定印字領域分の印字が行なわれる第1回目の印字が終了
したとき、印字用紙1はたるんでいる(例えば、第1図
に一点鎖線で示すようにたるんでいる)。
(ハ)前記(ロ)で第1回目の印字が終了したら、第2
図に示すように、まずサーマルヘッド8を退避させ、つ
いで第1駆動モータ9を駆動して駆動ローラ4を逆方向
に回転し、印字用紙1を用紙送り先側から用紙送り元側
へ移動させ、周知のリボン切換機構によってインクリボ
ン7を所定カラーに切り換えサーマルヘッド8を復帰さ
せ、第1図と同様の状態にする。
(ニ)以下、前記(ロ)、(ハ)の操作を、インクリボ
ン7を取替えながら所定回数繰り換すことによって、所
定のカラー印字が行なわれる。
(ホ)前記(イ)〜(ニ)の作用は、駆動ローラ4の回
転中心軸4aと第1、第2ガイドローラ15、16の回転中心
軸15a、16aとが不平行となった場合であっても位置ずれ
なく行うことができる。
すなわち、第1ガイドローラ15が印字用紙1に付与す
る摩擦力は、第2ガイドローラ16が印字用紙1に付与す
る摩擦力と比べて無視しうる程小さいので、印字用紙1
の移動方向を規制しているのは第2ガイドローラ16のみ
だからである。
例えば第3図に示すように、駆動ローラ4の回転中心
軸4aと第1ガイドローラ15の回転中心軸15aとが不平行
であっても、印字用紙1の移動方向を規制しているのは
第2ガイドローラ16なので、第1ガイドローラ15と駆動
ローラ4によって印字用紙1を一点鎖線矢印で示す方向
に移動させることなく、第2ガイドローラ16と駆動ロー
ラ4によって印字用紙1を実線矢印bで示す方向へ移動
させる。
駆動ローラ4の回転中心軸4aと第2ガイドローラ16の
回転中心軸16aとが不平行の場合も、印字用紙1の移動
方向を規制しているのは第2ガイドローラ16なので、第
2ガイドローラ16と駆動ローラ4によって規制される方
向へ位置ずれなく移動させることができる。
したがって、印字用紙1の送り時と戻り時とで印字用
紙1の位置ずれが生じるのを防止することができる。
上述の(イ)〜(ホ)によって印字用紙1の所定印字
領域分のカラー印字が行われたら、第1、第2駆動モー
タ9、12を駆動することによって印字用紙1の所定量を
用紙送り元側から用紙送り先側へ移動させ、つぎの印字
領域の印字に待機する。
前記実施例では、印字用紙の不要なたるみを除くとと
もに印字用紙の順逆方向の移動量を制御するために、第
2駆動モータは用紙ローラを順方向と逆方向とに回転で
きるように構成したが、本発明はこれに限るものでな
く、印字用紙の不要なたるみを除くとともに印字用紙の
移動量を制御するものであればよい。例えば、第4図お
よび第5図に示すように、用紙ローラ2の回転中心軸2a
と歯車14との間に、一方クラッチ17a、スプリング17bお
よびボビン17c、17cからなるスリップ機構17を設け、第
2駆動モータ12は用紙ローラ2を逆方向にのみ回転でき
順方向には回転できないように構成し、印字時以外にお
ける印字用紙1の順方向の移動時に印字用紙1に逆方向
の張力が作用するようにしてもよい。前記一方クラッチ
17aは、歯車14が順方向に回転したときはその動力を用
紙ローラ2の回転中心軸2aに伝達せず、歯車14が逆方向
に回転したときのみ動力を伝達するように構成されてい
る。
第4図および第5図に示す印字装置による印字方法
は、つぎのようにして行なわれる。
(a)印字用紙1の移動時においては、印字用紙1に不
要なたるみが生じることなく、所定量移動するように制
御される。すなわち、第1駆動モータ9および/または
第2駆動モータ12を駆動して駆動ローラ4および/また
は用紙ローラ2に所定の回転とトルクを伝え、第4図に
実線で示すように、駆動ローラ4を順方向に回転させて
印字用紙1を用紙送り元側から用紙送り先側へ移動させ
ようとすると、用紙ローラ2の抵抗によって印字用紙1
に逆方向の張力(いわゆるバックテンション)T1が作用
し、印字用紙1に不要なたるみが生じることなく、所定
量移動するように制御される。この印字用紙1の移動時
には、サーマルヘッド8は退避状態におかれる。
(b)印字用紙1への印字時においては、第4図に実線
で示す状態で印字用紙1の位置合わせをした後、まず、
第1駆動モータ9を駆動して駆動ローラ4を逆方向に回
転し、第4図に一点鎖線で示すように、用紙ローラ2と
第1ガイドローラ15の間に所定印字領域分の印字用紙1
をたるませる。ついで、前記(ロ)で説明したと同様
に、常に印字用紙1をたるませた状態で第1回目の印字
を行ない、この第1回目の印字が終了したら駆動ローラ
4を逆方向に回転して第4図に一点鎖線で示す状態に戻
す。前述の印字時にはサーマルヘッド8はインクリボン
7を介して駆動ローラ4上の印字用紙1を押圧し、戻り
時にはサーマルヘッド8は退避状態におかれる。
(c)以下、前記(b)の操作を、インクリボン7を取
替えながら所定回数繰り返すことによって、所定のカラ
ー印字が行なわれる。
前記実施例では、印字用紙の不要なたるみを除くとと
もに印字用紙の移動量を制御するために、用紙ローラを
回転させるための第2駆動モータを設けるようにした
が、本発明はこれに限るものでなく、第2駆動モータを
設けずに印字用紙の不要なたるみを除くとともに印字用
紙の移動量を制御するようにしてもよい。
例えば、第6図及び第7図に示すように、用紙ローラ
2の回転中心軸2aと、この回転中心軸2aをベアリングを
介して軸支する軸支板18との間に、スプリング19aおよ
びボビン19b、19bからなるバックテンション付与機構19
を設け、印字時以外における印字用紙1の順方向の移動
時に、印字用紙1にスリップ作用による逆方向の張力が
作用するようにしてもよい。
つぎに、第7図に示すような、用紙ローラ2にバック
テンション付与機構19を設けてなる印字装置の印字方法
について、第6図を併用して説明する。
印字用紙1の移動時においては、印字用紙1に不要な
たるみが生じることなく、所定量移動するように制御さ
れる。すなわち、第1駆動モータ9を駆動して駆動ロー
ラ4に所定の回転とトルクを伝え、第6図(a)に実線
で示すように、駆動ローラ4を順方向に回転させて印字
用紙1を用紙送り元側から用紙送り先側へ移動させよう
とすると、バックテンション付与機構19によって印字用
紙1に逆方向の張力(いわゆるバックテンション)T2
作用し、印字用紙1に不要なたるみが生じることなく、
所定量移動するように制御される。この印字用紙1の移
動時には、インクリボン7およびサーマルヘッド8は退
避状態におかれる。
印字用紙1への印字時においては、第6図(a)に示
す状態で印字用紙1の位置合わせをした後、同図(b)
に示すように、第1駆動モータ9を駆動して駆動ローラ
4を逆方向に回転し、用紙ローラ2と第1ガイドローラ
15の間に所定印字領域分の印字用紙1をたるませる。
ついで、前記(ロ)で説明したと同様に、すなわち、
第6図(c)(d)に示すように、常に印字用紙1をた
るませた状態で、サーマルヘッド8がインクリボン7を
介して駆動ローラ4上の印字用紙1を押圧することによ
って第1回目の印字を行ない、この第1回目の印字が終
了したら同図(e)に示すような状態になる。
ついで、第6図(f)に示すように、サーマルヘッド
8およびインクリボン7を退避させ、駆動ローラ4を逆
方向に回転して用紙ローラ2と第1ガイドローラ15の間
に所定印字領域分の印字用紙1をたるませ第2回目の印
字に待機する。
以下、前記の操作を、インクリボン7を取替えな
がら所定回数繰り返すことによって、所定のカラー印字
が行なわれる。
前記実施例では、本発明をカラー印字用の熱転写プロ
ッタの印字方法に利用した場合について説明したが、本
発明はこれに限るものではない。例えば、駆動ローラを
順方向と逆方向とに交互に回転することによって印字用
紙を印字ヘッドに対して複数回往復させるとともに、こ
の往復途中に駆動ローラを一時的に停止させて印字用紙
上へのインクリボンを介した印字ヘッドの押圧で重ね書
き印字する印字方法についても、本発明を利用すること
ができる。
[発明の効果] 本発明による印字方法は、上記のように、駆動ローラ
の用紙送り元側に駆動ローラとの間で印字用紙を挟む第
1ガイドローラを設け、駆動ローラの用紙送り先側に印
字用紙を駆動ローラに押圧して駆動ローラの回転で印字
用紙を所定方向へ移動せしめる第2ガイドローラを設
け、用紙ローラと第1ガイドローラの間の印字用紙をた
るませた状態で複数回の印字を行なうように構成したの
で、駆動ローラの順方向と逆方向の回転で移動する印字
用紙の移動量にずれがなく、印字ずれが生じない。。
しかも、第1ガイドローラが印字用紙に付与する摩擦
力を、第2ガイドローラが印字用紙に付与する摩擦力と
比べて無視しうる程度に小さくして、第1ガイドローラ
を印字用紙の移動方向の規制に寄与させず、第2ガイド
ローラのみを印字用紙の移動方向の規制に寄与させるよ
うに構成したので、駆動ローラの回転中心軸と第1、第
2ガイドローラの回転中心軸とが不平行になっても、印
字用紙の送り時と戻り時とで位置ずれが生じるのを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は本発明による印字方法の
第1実施例を説明するもので、第1図は印字時を説明す
る説明図、第2図は用紙巻き戻し時を説明する説明図、
第3図は駆動ローラの回転中心軸と第1ガイドローラの
回転中心軸とが不平行のときの印字用紙の移動方向を説
明する説明図、第4図は本発明の第2実施例を説明する
説明図、第5図は第4図の一部分を示す斜視図、第6図
(a)〜(f)は本発明の第3実施例を説明する説明
図、第7図は第6図の一部分を示す側面図、第8図と第
9図はそれぞれ従来方法を説明する説明図である。 1……印字用紙、2……用紙ローラ、4……駆動ロー
ラ、 7……インクリボン、8……サーマルヘッド(印字ヘッ
ド)、 15……第1ガイドローラ、15a……第1ガイドローラ15
の回転中心軸、 16……第2ガイドローラ、16a……第2ガイドローラ16
の回転中心軸、 17……スリップ機構、19……バックテンション付与機
構、 T1、T2……張力。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−87280(JP,A) 特開 昭60−101063(JP,A) 特開 昭61−130071(JP,A) 特開 昭64−42262(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動ローラを順方向に回転することによっ
    て、用紙ローラから引き出された印字用紙を用紙送り元
    側から用紙送り先側へ移動させ、前記駆動ローラを順方
    向と逆方向とに交互に回転することによって前記印字用
    紙を印字ヘッドに対して複数回往復移動させ、この往復
    移動途中に前記駆動ローラを一時的に停止させて、前記
    駆動ローラの表面に位置する前記印字用紙上へのインク
    リボンを介した前記印字ヘッドの押圧で複数回の印字を
    行う印字装置において、前記駆動ローラの用紙送り元側
    に前記駆動ローラとの間で前記印字用紙を挟む第1ガイ
    ドローラを設け、前記駆動ローラの用紙送り先側に前記
    印字用紙を前記駆動ローラに押圧して前記駆動ローラの
    回転で前記印字用紙を所定方向へ移動せしめる第2ガイ
    ドローラを設け、前記第1ガイドローラが前記印字用紙
    に付与する摩擦力を、前記第2ガイドローラが前記印字
    用紙に付与する摩擦力と比べて無視しうる程度に小さく
    し、前記駆動ローラを順逆交互に回転して行われる前記
    複数回の印字を、前記用紙ローラと前記第1ガイドロー
    ラの間の前記印字用紙をたるませた状態で行なうように
    してなることを特徴とする印字方法。
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