JP2624361B2 - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JP2624361B2
JP2624361B2 JP2258074A JP25807490A JP2624361B2 JP 2624361 B2 JP2624361 B2 JP 2624361B2 JP 2258074 A JP2258074 A JP 2258074A JP 25807490 A JP25807490 A JP 25807490A JP 2624361 B2 JP2624361 B2 JP 2624361B2
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忠 萩原
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松下精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マンションなど集合住宅の台所などの換気
装置に関するものである。
従来の技術 近年、マンションなど集合住宅の室内は、気密度が高
く、このような場所で換気すると室内が極度な負圧とな
り、換気能力が大幅に低下してしまう傾向があった。こ
のようなことから従来のこの種の換気装置は第4図およ
び第5図に示すように、室内に厨房室21とトイレ22およ
びバスルーム23を設け、トイレ22およびバスルーム23に
はサニタリーファン24を設けて換気し、厨房室21には厨
房から発生する油煙を換気する換気扇25と、この換気扇
25に連動して作動する給気扇26を設け、室内外の圧力差
を少なくするように構成していた。また冬季には外気を
そのまま給気すると冷たく在室者が不快に感じるので、
給気扇26には温水ボイラ27に接続された温水コイル28を
設け、前記給気扇26と並列にサーモスタット29を設け、
このサーモスタット29の作動により前記温水ボイラ27を
作動させるように構成していた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成ではサニタリーファン24を運転
するとバスルーム23やトイル22内の空気は室外へ排出さ
れることとなるが、給気扇26と連動していないためしだ
いに、前記バスルーム23やトイル22内は負圧となり前記
サニタリーファン24は、不安定な換気となってしまう。
そこで、厨房室21内の換気扇25を運転することによって
連動する給気扇26を運転し給気することも考えられる
が、前記厨房室21をだれも使用していないときや、前記
換気扇25を必要としない調理をする場合においても、バ
スルーム23やトイレ22を使用する場合には前記換気扇25
を運転しなければならないという無駄があった。また、
冬季に厨房室21内を暖房しようとすると、換気扇25を必
要としない調理をする場合においてもわざわざ前記換気
扉25を運転しなければならず無駄であり、さらに前記換
気扇25によって予熱給気された空気が室外へ排出される
ので、厨房開始から厨房室21内が適温になるまではかな
りの時間がかかるという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するもので、厨房室の換気
扇の運転はもとより、他のバスルームやトイレのサニタ
リーファンを使用したときにおいても安定した換気がで
きるとともに、冬季、給気扇と温水コイルを利用して暖
房機として使用できる換気装置を提供することを目的と
するものである。
課題を解決するための手段 本発明の換気装置は上記目的を達成するために、電源
に第1の換気スイッチを介して接続された換気扇と、こ
の換気扇と並列に第2の換気スイッチを介して接続され
たサニタリーファンと、前記第1の換気スイッチおよび
前記第2の換気スイッチを介して電源に接続された給気
ダンパと、前記第1の換気スイッチ、前記第2の換気ス
イッチおよび温水ボイラの運転・停止を操作する予熱運
転スイッチを介して電源に接続された補助リレーと、前
記第1の換気スイッチ、前記第2の換気スイッチおよび
前記補助リレーの常閉接点を介して電源に接続され、前
記温水ボイラから温水が供給される温水コイルを有する
給気扇と、前記常閉接点に並列に接続され前記温水ボイ
ラの水温を検出して作動するサーモスタットと、前記温
水ボイラの電源回路に設けられた前記補助リレーの常開
接点とを備えた換気装置の構成としたものである。
作用 本発明の換気装置は上記した構成により、第1の換気
スイッチを入れると換気扇が運転すると同時に給気ダン
パが開くとともに給気扇が運転して、換気による室内外
の圧力差を補い正常な換気ができることとなり、このと
き冬季は予熱運転スイッチをあらかじめいれておくこと
によって、補助リレーの常開接点が閉じて温水ボイラが
点火され温水が所定の温度になると、サーモスタットが
作動し外気を予熱しながら、給気扇が運転し始める。ま
た、夏季は予熱運転スイッチを切っておくと、補助リレ
ーの常閉接点が閉じたままなので給気扇は、換気扇運転
と同時に運転を始め、また、温水ボイラは停止したまま
となる。
一方、サニタリーファン側の第2の換気スイッチを入
れると前記サニタリーファンが運転すると同時に給気ダ
ンパが開くとともに給気扇が運転して、換気による室内
外の圧力差を補い正常な換気ができることとなる。ま
た、冬季においては第1の換気スイッチと予熱運転スイ
ッチを入れて換気扇を運転したときと同様に、外気を予
熱しながら、給気扇が運転し始めることとなる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について第1図〜第3図を参
照しながら説明する。
図に示すように厨房室1に設けられる換気扇2は、運
転スイッチ3とこの運転スイッチ3に直列に接続された
換気スイッチ5aとを介して電源に接続され、トイレ6お
よびバスルーム7に設けられるサニタリーファン8は、
運転スイッチ9とこの運転スイッチ9に直列に接続され
た換気スイッチ5bとを介して電源に接続されている。そ
して、給気ダンパ4を、換気扇2、サニタリーファン8
のいずれにも連動して動作するように、換気スイッチ5
a、5bを並列に接続した状態で介して電源に接続してい
る。給気ダンパ4の電源回路には、給気ダンパ4と並列
に温水ボイラ11の運転・停止を操作する予熱運転スイッ
チ14と補助リレー15との直列回路が接続されている。ま
た、室内に外気を給気する給気扇10が、換気スイッチ5
a、5bの並列回路と補助リレー15の常閉接点16を介して
電源に接続されるとともに、冬季に外気を暖めて室内に
給気するために、温水ボイラ11に接続された温水コイル
12を備えている。補助リレー15の常閉接点16には、温水
ボイラ11の温水が所定の温度になると作動して開状態と
なるサーモスタット13が並列に接続されている。また、
温水ボイラ11を電源に接続した回路に、補助リレー15の
常開接点17が設けられている。
なお、前記換気スイッチ5aおよび5bは同時に操作する
ことも単独で操作することも可能な構成となっているも
のである。
上記構成の換気装置の動作について説明する。第3図
の基本動作図に示すように、冬場は予熱運転スイッチ14
を入れておく。そして換気スイッチ5aを入れさらに運転
スイッチ3を入れると、換気扇2が運転し給気ダンパ4
が開く。また、換気スイッチ5bを入れ、さらに運転スイ
ッチ9を入れると、サニタリーファン8が運転し前記給
気ダンパ3が開くこととなる。そして、前記給気ダンパ
4が開くとともに補助リレー15に通電されて常閉接点16
が開き、かつ常開接点17が閉じて温水ボイラ11が運転を
開始する。このとき、当初は温水ボイラ11の水温が低い
のでサーモスタット13が動作せず、給気扇10は停止した
ままである。そして温水ボイラ11から温水コイル12に温
水を供給するようになると前記サーモスタット13が作動
して給気扇10は運転を始め、温水コイル12によって予熱
された外気を室内に吐出する。このようにして、集合住
宅のように気密性の高い室内を安定した換気を行うと同
時に給気する外の冷気による在室者の不快感が防止され
るものである。
また、夏季などで予熱を必要としない場合には予熱運
転スイッチ14を切っておく。すると換気スイッチ5aある
いは5bが入っても補助リレー15に通電されないので給気
ダンパ4、給気扇10は動作するが温水ボイラ11は点火さ
れない。したがって涼しい快適な給気をしながら換気能
力を確保できることとなる。
以上のように本実施例よれば厨房室1内の換気扇2や
トイル6およびバスルーム7のサニタリーファン8が運
転すると連動して給気扇10が運転することなる。また、
予熱運転スイッチ14を操作することによって予熱の有,
無を選択して給気できることとなる。
発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように本発明によれ
ば換気スイッチによって換気扇やサニタリーファンのみ
の運転や、両方同時の運転に対して給気扇が連動して運
転できるので使用者のいる部屋の換気扇を運転するだけ
で安定した換気ができるという効果が得られる換気装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の換気装置の電気回路図、第
2図は換気装置の設置状態を示す構成図、第3図は同基
本動作を示すチャート、第4図は従来の換気装置の設置
状態を示す構成図、第5図は同電気回路図である。 2……換気扇、4……給気ダンパ、5a,5b……換気スイ
ッチ、8……サニタリーファン、10……給気扇、11……
温水ボイラ、12……温水コイル、13……サーモスタッ
ト、14……予熱運転スイッチ、15……補助リレー、16…
…常閉接点、17……常開接点。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源に第1の換気スイッチを介して接続さ
    れた換気扇と、この換気扇と並列に第2の換気スイッチ
    を介して接続されたサニタリーファンと、前記第1の換
    気スイッチおよび前記第2の換気スイッチを介して電源
    に接続された給気ダンパと、前記第1の換気スイッチ、
    前記第2の換気スイッチおよび温水ボイラの運転・停止
    を操作する予熱運転スイッチを介して電源に接続された
    補助リレーと、前記第1の換気スイッチ、前記第2の換
    気スイッチおよび前記補助リレーの常閉接点を介して電
    源に接続され、前記温水ボイラから温水が供給される温
    水コイルを有する給気扇と、前記常閉接点に並列に接続
    され前記温水ボイラの水温を検出して作動するサーモス
    タット、前記温水ボイラの電源回路に設けられた前記補
    助リレーの常開接点とを備えた換気装置。
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