JP2001324157A - 暖房装置 - Google Patents

暖房装置

Info

Publication number
JP2001324157A
JP2001324157A JP2000275401A JP2000275401A JP2001324157A JP 2001324157 A JP2001324157 A JP 2001324157A JP 2000275401 A JP2000275401 A JP 2000275401A JP 2000275401 A JP2000275401 A JP 2000275401A JP 2001324157 A JP2001324157 A JP 2001324157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
bathroom
heating device
unit
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000275401A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Haraga
一博 原賀
Shoji Inokuchi
章二 井ノ口
Toru Hirose
徹 廣瀬
Yoshihiro Ogami
芳浩 大神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2000275401A priority Critical patent/JP2001324157A/ja
Publication of JP2001324157A publication Critical patent/JP2001324157A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Central Heating Systems (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 契約している契約電力又は契約電流の範囲内
で最大限に暖房能力を発揮し、浴室が比較的に広い場合
や、浴室に隣接する脱衣室も同時に暖房する場合でも十
分に暖めることができる暖房装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 制御部31は、浴室暖房装置の消費電力
量が切替手段33で設定された値以下になるように管理
している。例えば、全体の消費電力量が切替手段33で
設定された値を超えそうな場合は、ヒータ12への指令
電流値を抑制する。切替手段33で切替えられる値は、
例えば2000W、3000Wというように2段階に切
替可能であり、浴室暖房装置の設置前の初期設定とし
て、消費電力が高い3000Wに設定されていて、現在
契約している電力又は電流に応じて消費電力量を下げた
い場合には、容易に2000Wに変更可能な手動のスイ
ッチで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室や脱衣室内の
暖房を行う暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の暖房装置としては、例え
ば、加熱手段として電気式のヒータを用いたものや、ガ
ス給湯機により供給される温水を熱源として浴室内の暖
房を行うものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、浴室はユニット
化された所謂ユニットバスルームが多く普及し、マンシ
ョンなどの集合住宅はもちろんのこと、戸建ての住宅に
も広まっている。一方、ユニットバスルームが普及する
前から知られている一般工法による浴室は、ユニットバ
スルームよりも比較的広く、特に天井が高い。従って、
ユニットバスルームに比べ、浴室内を暖房するためには
暖房(加熱)能力を大幅に上げることが必要である。
【0004】しかしながら、上記従来の電気式のヒータ
を用いる方式では、暖房能力を上げるためには消費電力
が大きくなり、ただ単に消費電力を大きくするだけで
は、比較的小さい契約電力又は契約電流で契約している
家庭においては、その契約電力又は契約電流を超えて使
用できない場合がある。また、比較的大きい契約電力又
は契約電流で契約している家庭においては、使用電力に
余裕があるにもかかわらず、暖房能力を比較的小さい契
約電力又は契約電流で設定しているため、十分な暖房が
行われていなかった。
【0005】また、ガス給湯機等から供給された温水を
利用する方式では、給湯配管や熱源機の設置などが必要
になるため、屋外側の見栄えが悪くなるし、施工も煩雑
であり、熱源機の置き場所を確保しなければならない等
の問題があった。
【0006】一方、浴室のみならず、例えば隣接する脱
衣室も暖房する暖房装置も知られている。このものにお
いては、浴室と脱衣室を同時に暖房する場合には更に暖
房(加熱)能力を大幅に上げることが必要で、電気式の
加熱手段を用いた場合には電力量が大幅に増え、上述し
た課題がより一層深刻である。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、契約している契約電力又
は契約電流の範囲内で最大限に暖房能力を発揮し、浴室
が比較的に広い場合や、浴室に隣接する脱衣室も同時に
暖房する場合でも十分に暖めることができる暖房装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために、本発明においては、浴室内の空
気を暖める電気式の加熱手段と、前記加熱手段により暖
められた空気を浴室内に供給するファンと、電力を供給
して前記加熱手段及びファンの作動を制御する制御部
と、を備えた暖房装置において、前記電力量を複数設定
可能な切替手段を設けるとともに、前記制御部は装置が
消費する電力量が前記設定された電力量を超えないよう
に制御することとした。従って、契約している契約電力
又は契約電流に応じて任意に暖房装置の最大消費電力を
切替えられることができるので、通常使用する他の電気
器具に要する電力又は電流を把握しておけばその範囲内
で消費電力を切替えることにより、契約値より電力又は
電流を超えることなく、浴室内を十分に暖めることがで
きる。
【0009】また、前記消費電力は前記装置の設置前に
は予め定められた消費電力に設定されていれば、使用者
はその定められた消費電力を基準として容易に供給され
ている電力に応じて切替えることができる。即ち、その
設定された消費電力で契約している電力値を超えてブレ
ーカーが作動すると消費電力量を小さい方に切替える。
逆に、その設定された消費電力で契約している電力値を
超えずブレーカーが作動しない場合には暖房能力を向上
させるために消費電力量を大きい方に切替える。この場
合、手動で電力量を切替えてもよいし、自動的に電力量
を切替えるように構成してもよい。
【0010】また、前記消費電力は不揮発性メモリに記
憶されている。従って、その家庭で通常使用している電
気器具以外の許容電力量を学習記憶することができる。
従って、次回使用時からは、その学習記憶された電力値
内で最大限暖房能力を発揮することができる。
【0011】更に、前記切替手段を手動で切替可能にす
れば、使用者が自分の手で任意に切替えることができ
る。好適には、前記制御部に前記装置を遠隔操作するた
めのリモコンを備えるとともに、前記切替手段はリモコ
ンに設けるようにすれば、操作しやすい位置で容易に切
替えることができる。
【0012】具体的には、前記切替手段はリモコンに設
けられた複数のスイッチを同時に押すことによって切り
替え可能にしてもよいし、前記切替手段はリモコンに設
けられた特定のスイッチを所定時間継続して押すことに
よって切り替え可能に構成してもよい。更に、前記リモ
コンに、前記設定された電力量を表示する表示部を設け
ると、使用者が現在設定されている電力量を容易に認識
することができる。
【0013】切替手段の別の実施形態として、運転開始
から所定時間までは第1の消費電力で、前記所定時間経
過後は前記第1の消費電力よりも小さな第2の消費電力
に自動的に切り替えるように構成すれば、ある温度まで
は浴室内を大きな能力で迅速に暖房し、ある温度到達後
は消費電力を自動的に抑制し能力を小さくしてその温度
を維持することができるので、契約している電力又は電
流を超える可能性が低くなる。
【0014】または、前記切替手段は、第1の電力量と
前記第1の電力量よりも小さな第2の電力量を所定周期
毎に交互に切り替えるように構成すれば、暖房装置以外
の電気器具が使用されている場合にも契約している電力
又は電流を超える可能性が低くなる。
【0015】また、別の実施形態として、前記切替手段
は、設置現場で予め定めた契約電力又は契約電流に応じ
て前記電力量を切替える。例えば、契約電流が30アン
ペアの現場であれば、電圧を100Vとすれば通常その
現場では3000Wまで同時使用が可能なので他の電気
器具の消費電力量を考慮して暖房装置が消費できる最大
の電力量を2000Wに設定し、契約電流が50アンペ
アの現場であれば暖房装置が消費できる最大の電力量を
同様に3000Wに切替える。
【0016】また、暖房運転において、浴室内の室温や
浴室の広さ(容積)、浴室の構成部材の熱容量によっ
て、所望の温度に到達する時間が異なる。そこで、浴室
内の浴槽のお湯はり時間や入浴時間に合わせて浴室や脱
衣室が所定の温度になるようにするためには、所望の温
度に到達する時間を予め把握しておく必要がある。従っ
て、浴室内の室温が低い場合や単位時間あたりの浴室内
の温度上昇が小さい場合には暖房の能力を上げて迅速に
室温を上げ、室温がそれよりも高い場合や単位時間あた
りの浴室内の温度上昇が大きい場合には、室温が低い場
合や単位時間あたりの浴室内の温度上昇が小さい場合に
比べて暖房の能力を下げた方が外部への熱移動のムダを
抑えて省電力となり経済的である。また、浴室内の浴槽
のお湯はり時間や入浴時間に合わせて浴室や脱衣室が所
定の温度となって快適な入浴が可能となり他の電気機器
の使用を制限する時間も少なくなる。
【0017】そこで、本発明の他の実施形態として、前
記切替手段は運転開始前の浴室内の室温または脱衣室の
室温に応じて電力量を切り替えるように構成してもよ
い。また、前記切替手段は運転開始前の浴室外の外気温
度に応じて電力量を切り替えるように構成してもよい。
【0018】具体的には、前記切替手段は運転開始前の
浴室内の室温又は浴室外の外気温度が所定温度以下のと
きには第1の電力量で、所定温度以上のときには前記第
1の電力量よりも小さな第2の電力量に切り替えるよう
に構成すれば、経済的な暖房運転が実現できる。
【0019】更に、前記切替手段は、前記加熱した空気
を供給する浴室又は脱衣室の室内の容積に応じて切替え
る。室内をある温度まで暖房するには当然のことながら
室内の広さ(容積)によって必要な加熱量も異なるの
で、例えば、浴室のサイズ(容積)や脱衣室のサイズ
(容積)に対応する電力量を予め定めておけば、使用者
はそれに対応した電力量に切替えることができる。
【0020】一方、浴室のみならず例えば隣接する脱衣
室も暖房する暖房装置においては、浴室と脱衣室を同時
に暖房する場合には更に電力を要する。そこで、本発明
においては浴室内の空気を暖める電気式の第1の加熱手
段と、前記浴室以外の室内の空気を暖める電気式の第2
の加熱手段と、前記第1及び第2の加熱手段により暖め
られた空気を浴室内及び浴室以外の室内に供給するファ
ンと、電力を供給して前記第1及び第2の加熱手段及び
ファンの作動を制御する制御部と、を備えた暖房装置に
おいて、前記制御部は、前記浴室及び浴室以外の室内を
同時に暖房動作制御する場合に、前記第1又は第2の加
熱手段のうち、いずれか一方に供給する電力を停止又は
抑制する変更手段を備えた。
【0021】従って、浴室の暖房運転中に浴室以外の室
内で暖房運転された場合には、第1または第2の加熱手
段のうちいずれか一方へ供給する電力を停止または抑制
することにより、全体の電力量を変えることなく多室を
同時に暖房することが可能になる。
【0022】具体的には、前記浴室以外の室内を浴室に
隣接する脱衣室とし、前記変更手段は、浴室の暖房動作
中に脱衣室の暖房動作指令を受けると、前記第1の加熱
手段に供給する電力を供給停止又は抑制することとし
た。
【0023】また、前記制御部には、前記暖房動作を遠
隔操作するためのリモコンが接続されているとともに、
前記変更手段の作動または解除の切替操作を前記リモ
コンの操作により可能にした。従って、契約電力や電流
に比較的余裕のある現場においてはリモコンから操作す
ることにより容易に変更手段の作動を解除することが可
能となり、暖房能力を最大限使用することができ、ま
た、比較的余裕のない現場においては同様にリモコンに
より容易に変更手段を作動することが可能となり、多室
を同時に暖房することが可能になる。
【0024】また、リモコンによる前記変更手段の作動
又は解除の切替操作の実施形態としては、前記リモコン
に設けられた複数のスイッチを同時に押してもよいし、
前記リモコンに設けられた特定のスイッチを所定時間継
続して押してもよい。
【0025】さらに、前記リモコンには、前記変更手段
の作動又は解除を表示する表示部を設けたので、使用者
は現在の変更手段が作動中か解除中かを容易に知ること
ができ、使い勝手が向上する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基いて説明する。
【0027】図1は、本発明に係る暖房装置の一実施形
態を示す構成図である。
【0028】暖房装置本体は、浴室ユニット6と屋外ユ
ニット7で主に構成され、図示のように、浴室Aの屋外
Bと接する面の壁1に設けた貫通口2に、ダクト3を挟
むようにして、浴室A側に浴室ユニット6を、屋外B側
に屋外ユニット7が設置されている。
【0029】また、操作部としてのリモコン16は浴室
Aに隣接する脱衣室Cの壁に設置され、暖房装置本体の
操作を行う。この際、リモコン16と暖房装置本体との
通信は、有線とすることもできるし、赤外線や電波など
を信号とする無線方式とすることもできる。更に、浴室
A以外にも、例えばダクトを介して脱衣室Cに連通させ
て脱衣室Cの暖房を行うようにしてもよい。
【0030】図2は、本発明に係る暖房装置本体の内部
を示す構成図である。
【0031】浴室ユニット6は、浴室A内に開口した吸
込口8と吹出口9を連通する循環風路10内に設置した
循環用ファン11と、吸込口8から吸込んだ浴室内Aの
空気を、循環風路10内の吹出口9に近い位置に設置し
た定格電圧200Vの電気式セラミックヒータであるヒ
ータ12とを備えている。循環用ファン11が作動する
と、吸込口8から吸込んだ空気がヒータ12で温めら
れ、吹出口9より温風として浴室A内に供給される。
【0032】屋外ユニット7は、吸込口8と屋外Bに開
口した排気口(図示しない)にダクト3を介して連通す
る換気風路14内に設置した換気用ファン15と、リモ
コン16からの信号により図示しない配電盤から電力を
供給して循環ファン11、換気用ファン15、ヒータ1
2等の動作を制御する制御部31を備えている。換気用
ファン15が作動すると、吸込口8から吸込んだ空気が
ダクト3を介して換気風路14を通り、排気口(図示し
ない)より屋外Bに排気される。
【0033】また、屋外ユニット7外部下方には、暖房
装置が消費している電力の制限値、換言すれば暖房装置
が消費できる最大の電力量を複数に切替える切替手段と
しての切替スイッチ33が設けられている。本実施形態
においては、切替スイッチ33により暖房装置の消費電
力の制限値として2000Wと3000Wに切替えるよ
うに構成され、暖房装置の設置前の初期設定として30
00Wに設定されていて、制御部31は暖房装置の消費
電力が3000Wを超えないように循環用ファン11、
換気用ファン15、ヒータ12等の動作を制御する。
【0034】図3は、本発明に係る暖房装置の一実施形
態を示す制御ブロック図である。
【0035】制御部31は、配電盤35から電力を供給
してリモコン16からの信号により循環用ファン11及
びヒータ12などをコントロールする。制御部31は、
リモコン16から換気運転開始の信号を受けた場合に
は、換気用ファン15に作動開始の指令を出し、図1に
示した浴室A内の空気が換気用ファン15により吸込ま
れて屋外Bに排気される。また、リモコン16から暖房
運転開始の信号を受けた場合には、循環用ファン11に
作動開始の指令を出し、更に、ヒータ12に通電するこ
とにより、浴室A内の空気が循環用ファン11に吸込ま
れた後、ヒータ12で温められて温風が浴室A内に供給
されて浴室A内を暖房する。更にまた、リモコン16に
おいて乾燥運転開始の信号を受けた場合には、換気用フ
ァン15とともに循環用ファン11に作動開始の指令を
出し、ヒータ12に通電することにより、浴室A内の多
湿な空気が換気用ファン15によって屋外Bに排出され
ると同時に、浴室A内の空気が循環用ファン11に吸込
まれた後、ヒータ12で温められて温風が浴室A内に供
給されて浴室A内に干した衣類を乾燥させる。また、リ
モコン16において涼風運転開始の信号を受けた場合に
は、換気用ファン15とともに循環用ファン11に作動
開始の指令を出し、浴室A内の多湿な空気が換気用ファ
ン15によって屋外Bに排出されると同時に、ヒータ1
2には通電せずに循環用ファン11により吹出口9より
風が強く吹出す。
【0036】また、制御部31は、暖房装置の消費電力
量が切替手段33で設定された値以下になるように管理
している。例えば、全体の消費電力量が切替手段33で
設定された値を超えそうな場合は、ヒータ12への指令
電流値を抑制する。切替手段33で切替えられる値は、
例えば2000W、3000Wというように2段階に切
替可能であり、暖房装置の設置前の初期設定として、消
費電力が高い3000Wに設定されていて、現在契約し
ている電力又は電流に応じて消費電力量を下げたい場合
には、容易に2000Wに変更可能な手動のスイッチで
構成されている。
【0037】また、暖房する室内の広さ、ここでは浴室
Aまたは脱衣室Cの大きさ(容積)に応じて切替手段3
3によって電力量を切替えてもよい。例えば、浴室A又
は脱衣室Cの大きさ(容積)に応じて、最適な電力量を
予め実験などで確認し、使用者はそれに対応して手動で
切替えてもよいし、浴室A又は脱衣室Cの大きさ(容
積)を入力すれば自動的に切替るように構成してもよ
い。
【0038】図4は、本発明に係る暖房装置の別の実施
形態を示す制御ブロック図である。
【0039】制御部31には複数のヒータ12、12が
接続されており、また内部には切替手段33、不揮発性
メモリ37が備えられている。また、図1に示した浴室
A内の室温を検出する温度センサー39を浴室ユニット
6内部に設けて(図示せず)、切替手段33に接続して
いる。
【0040】切替手段33は、温度センサー39の検出
温度に応じて不揮発性メモリ37に予め記憶されている
消費電力量に切替える。制御部31は、切替手段33に
よって設定された消費電力量を超えないように、循環用
ファン11、換気用ファン15、ヒータ12、12をコ
ントロールする。設定された消費電力量を超えそうな場
合には、ヒータ12、12のうちいずれかへの通電を停
止する。
【0041】不揮発性メモリ37には、浴室A内の室温
に応じた複数の消費電力量を記憶している。例えば、室
温(温度センサー39の検出温度)が10℃以下の比較
的寒い場合には消費電力量は3000W、10℃から2
0℃の場合は消費電力量は2500W、20℃以上の場
合には2000Wというように予め実験などで決めたテ
ーブル値として記憶している。尚、切替手段33は、脱
衣室C内にも室温を検出する温度センサー(図示せず)
を設けて、その温度センサーによる検出温度(室温)が
10℃以下の場合には3000W、10℃から20℃の
場合は2500W、20℃以上の場合には2000Wと
いうように、消費電力量を切り替えるようにしてもよ
い。
【0042】また、制御部31は、不揮発性メモリ37
に初期値として記憶されている3000Wを超えないよ
うに循環用ファン11、換気用ファン15、ヒータ12
等を制御するが、その際、家庭内のブレーカーが作動し
て電力が供給されなくなると、例えば100W少ない2
900Wを不揮発性メモリ37に書き込み、次回使用時
には2900Wを超えないように循環用ファン11、換
気用ファン15、ヒータ12等の制御を行う。その際、
更に家庭内のブレーカーが作動して電力が供給されなく
なると、同様に100W少ない2800Wを不揮発性メ
モリ37に書き込み、次回使用時には2800Wを超え
ないように循環用ファン11、換気用ファン15、ヒー
タ12等の制御を行う。この動作を繰り返し行うことに
より、使用する現場(家庭)で使用可能な最大限の消費
電力で制御でき、暖房能力を向上させることができる。
【0043】図5は、操作部としてのリモコン16の一
実施形態を示す構成図である。
【0044】リモコン16は、換気運転を開始するため
の換気スイッチ41、暖房運転を開始するための暖房ス
イッチ43、乾燥運転を開始するための乾燥スイッチ4
5、涼風運転を開始するための涼風スイッチ47、各運
転を途中で停止させるための止スイッチ49を備えてい
る。また、各運転の運転時間を設定するための増減スイ
ッチとして増スイッチ51及び減スイッチ53をも備え
ている。更に、増スイッチ51及び減スイッチ53で設
定された運転時間を表示する時間表示部55、現在設定
されている暖房装置が消費できる最大の電力量を表示す
る電力表示部57をも備えている。
【0045】ここで、図3で説明した切替手段33をリ
モコン16に備えるように構成してもよい。即ち、暖房
装置の設置前に設定されている電力量を3000Wから
2000Wに切替える場合には、増スイッチ51及び減
スイッチ53を同時に所定時間(例えば、3秒間)連続
押しで切替るようにしてもよいし、増スイッチ51のみ
を所定時間(例えば、3秒間)連続押しで切替えるよう
に構成してもよい。また、切替えられた電力量は電力表
示部57に表示される。
【0046】図6は、切替手段33による切替動作の一
実施形態を示すタイムチャートである。
【0047】切替手段33は、例えば暖房運転開始から
t1経過するまでは消費電力量W1(例えば3000
W)を超えないように制御部31に指令を出し、制御部
31はヒータ12などを制御する。t1以降は消費電力
量W2(例えば2000W)を超えないように制御部3
1に指令を出し、制御部31はヒータ12などを制御す
る。従って、浴室A内は、運転開始当初の比較的温まっ
ていない状態では急速に温まり、運転開始から所定時間
経過後の比較的温まった状態で消費電力量を抑制して現
在の室温を維持するようになる。
【0048】図7は、切替手段33による切替動作の別
の実施形態を示すタイムチャートである。
【0049】切替手段33は、例えば暖房運転開始から
t2経過するまでは消費電力量W1(例えば3000
W)を超えないように制御部31に指令を出し、制御部
31はヒータ12などを制御する。t2からt3までは
消費電力量W2(例えば2000W)を超えないように
制御部31に指令を出し、制御部31はヒータ12など
を制御する。以降周期T毎に、消費電力量W1とW2を
交互に切替える。尚、周期Tは、電力量の大きいW1よ
りも電力量の小さいW2の方を長くしてもよく、このよ
うに構成すれば、他の電気器具を同時使用した場合に契
約している電力または電流を超えて使用できなくなると
いう可能性が低くなる。
【0050】図8は、本発明に係る暖房装置の別の実施
形態を示す構成図である。
【0051】図8に示すように、本発明の暖房装置は、
浴室101の屋外に面した壁101aに取り付けられた
浴室空調ユニット103と、浴室101と脱衣室107
との境界壁107aの脱衣室107側に設けられた脱衣
室空調ユニット109及びコントローラ104(以下
に、リモコン104と称す)とから構成され、リモコン
104から発信する無線電波を、浴室空調ユニット10
3及び脱衣室空調ユニット109が受信することによっ
て通信が行われる。
【0052】尚、電波としては特定小電力電波を用いる
とよく、家屋の構造物として使用されている鉄筋やラス
ボード、アルミ箔などがあっても確実に通信することが
できる。
【0053】浴室空調ユニット103は、室外機103
bが壁101aを貫通した換気ダクト111を介して屋
外に取り付けられ、室内機103aが浴室101内に臨
むように取り付けられており、室外機103bには後述
する換気用送風手段137が内蔵され、室内機103a
には後述する循環用送風手段135、第1の加熱手段1
39及び制御部131が内蔵され、浴室101内の空気
を吸い込むための吸込み口(図示せず)と浴室101内
に温風等を吹き出すための吹出し口(図示せず)が備え
られている。
【0054】また、浴室空調ユニット103は、主に浴
室101内の空気を換気用送風手段137により屋外に
排気する換気運転機能、浴室101内の空気を吸い込ん
で第1の加熱手段139により温め、その空気を再び循
環用送風手段135により浴室101内に戻す暖房運転
機能、浴室101内の空気を吸込んで第1の加熱手段1
39により温め、その空気を再び循環用送風手段35に
より浴室101内に戻すと同時に、浴室101内の湿っ
た空気を換気用送風手段137により屋外に排気する乾
燥運転機能、浴室101内の空気を吸込んで、その空気
を再び循環用送風手段135により浴室101内に戻す
と同時に、浴室101内の空気を換気用送風手段137
により屋外に排気する涼風運転機能を有する。
【0055】一方、脱衣所空調ユニット109は、脱衣
室107の境界壁107aに取付けられ、内部には後述
する循環用送風手段145、第2の加熱手段147及び
制御部141が内蔵されている。
【0056】また、脱衣室空調ユニット109は主に脱
衣室107内の空気を吸込んで第2の加熱手段147に
より温め、その空気を再び循環用送風手段145により
脱衣室107内に戻す暖房運転機能、脱衣室107内の
空気を吸込んで、その空気を再び循環用送風手段145
により脱衣室107内に戻す涼風運転機能を有する。
【0057】また、リモコン104は、通常は脱衣室1
07の境界壁107aに取付けられ、浴室空調ユニット
103及び脱衣室空調ユニット109と無線電波により
通信する。尚、リモコン104、浴室空調ユニット10
3、脱衣室空調ユニット109に夫々送受信部を備え
て、浴室空調ユニット103又は脱衣室空調ユニット1
09からの制御情報を無線電波によりリモコン104に
送信するようにしたり、浴室空調ユニット103と脱衣
室空調ユニット109との間で無線電波により制御情報
を送受信するように構成にしてもよい。
【0058】図9は、図8に示した暖房装置における制
御ブロック図である。
【0059】図9に示すように、浴室空調ユニット10
3の制御部131は、内部に後述する変更手段133を
備え、更に室内機103aに設けられた浴室101内の
空気を吸い込み、再び浴室101内に吹き出すための循
環用送風手段135と、循環用送風手段135により吸
い込んだ空気を加熱する第1の加熱手段139と、室外
機103bに設けられた浴室101内の空気を吸い込
み、屋外へ排出するための換気用送風手段137とに接
続され、各手段135、137、139に制御信号を出
力するように構成されている。また、第1の加熱手段1
39として、電気式のヒータ(例えばPTCヒータ)1
51及びヒータ153が設けられている。
【0060】更に、制御部131は、リモコン104か
ら発信される電波信号を受信するための受信部102と
接続され、その受信内容に応じて室内機103aの循環
用送風手段135、第1の加熱手段139、及び室外機
103bの換気用送風手段137に制御信号を出力する
ようになっている。
【0061】以上の構成において、制御部131は、受
信部102がリモコン104から暖房運転の開始指令を
受けると、第1の加熱手段139のヒータ151及びヒ
ータ153に通電し、更に循環用送風手段135を作動
させる。また、受信部102がリモコン104から乾燥
運転の開始指令を受けると、第1の加熱手段139のヒ
ータ151及びヒータ153に通電し、更に循環用送風
手段135を作動させ、同時に室外機103bの換気用
送風手段137を作動させる。また、受信部102がリ
モコン104から換気運転の開始指令を受けると、室外
機103bの換気用送風手段137を作動させる。ま
た、受信部102がリモコン104から涼風運転の開始
指令を受けると、循環用送風手段135及び室外機10
3bの換気用送風手段137を作動させる。
【0062】一方、脱衣室空調ユニット109の制御部
141は、脱衣室107内の空気を吸い込み、再び浴室
101内に吹き出すための循環用送風手段145、循環
用送風手段145により吸い込んだ空気を加熱する第2
の加熱手段147と接続され、各手段145、147に
制御信号を出力するように構成されている。また、加熱
手段147として、電気式のヒータ(例えばPTCヒー
タ)155が設けられている。
【0063】更に、制御部141は、リモコン104か
ら発信される電波信号を受信するための受信部108と
接続され、その受信内容に応じて循環用送風手段14
5、加熱手段147に制御信号を出力するようになって
いる。
【0064】以上の構成において、制御部141は、受
信部108がリモコン104から暖房運転の開始指令を
受けると、第2の加熱手段147のヒータ155に通電
し、更に循環用送風手段145を作動させる。また、受
信部108がリモコン104から涼風運転の開始指令を
受けると、循環用送風手段145を作動させる。
【0065】また、浴室空調ユニット103の第1の加
熱手段139には2本のヒータ151、153、脱衣室
空調ユニット109の第2の加熱手段147は1本のヒ
ータ155で構成しており、脱衣室空調ユニット109
よりも浴室空調ユニット103の方の加熱能力を大きく
している(例えば、浴室空調ユニット103の第1の加
熱手段139に与える電圧を200V、脱衣室空調ユニ
ット109の第2の加熱手段147のヒータ155に与
える電圧を100Vとする)。
【0066】ここで制御部131は、浴室空調ユニット
103の暖房運転中に、リモコン104から脱衣室空調
ユニット109の暖房運転の指令を受信部102から受
け取ると、変更手段133により第1の加熱手段135
と第2の加熱手段147のうち、第1の加熱手段135
のヒータ151への通電を停止させ、第1の加熱手段1
35に供給する電力を抑制する。
【0067】なお、このとき、循環用送風手段135に
よる浴室への送風量も合わせて抑制(減少)させてもよ
い。そして、その後はリモコン104から脱衣室空調ユ
ニット109の暖房運転の停止を受信部102から受け
取ると、変更手段133により第1の加熱手段135の
ヒータ151への通電を再開させてもよいし、ヒータ1
51への通電を停止させたままでもよい。また、脱衣室
空調ユニット109の暖房運転の指令を受信部108か
ら受信部102へ送信するように構成してもよい。更
に、変更手段133により、第1の加熱手段135と第
2の加熱手段147のうち、第2の加熱手段147のヒ
ータ155に供給する電力を抑制するように信号を送信
するように構成してもよい。
【0068】図10は、リモコン104を示す構成図で
ある。
【0069】図10に示すように、リモコン104の上
部には、前述した浴室空調ユニット103の各運転を途
中で停止させるための止スイッチ253、暖房運転を開
始するための暖房スイッチ255、涼風運転を開始する
ための涼風スイッチ257、換気運転を開始するための
換気スイッチ259、乾燥運転を開始するための乾燥ス
イッチ261、各運転の運転時間を設定するための増減
スイッチ263、増減スイッチ263で設定された運転
時間や、浴室空調ユニット103の現在の運転状況を表
示する表示部251を備えている。
【0070】また、リモコン104の下部には、前述し
た脱衣室空調ユニット109の各運転を途中で停止させ
るための止スイッチ267、暖房運転を開始するための
暖房スイッチ269、涼風運転を開始するための涼風ス
イッチ271、各運転の運転時間を設定するための増減
スイッチ273、増減スイッチ273で設定された運転
時間や、脱衣室空調ユニット109の現在の運転状況を
表示する表示部265を備えている。
【0071】更に、浴室空調ユニット103及び脱衣室
空調ユニット109の現在の運転状況を確認するための
確認スイッチ275を備えており、確認スイッチ275
を押すと浴室空調ユニット103及び脱衣室空調ユニッ
ト109に確認信号を発信し、浴室空調ユニット103
及び脱衣室空調ユニット109から現在の運転状況の信
号を受信して表示部251及び表示部265に表示す
る。
【0072】ここで、図9で説明した変更手段133の
作動及び解除するには、止スイッチ253と止スイッチ
267を同時に所定時間(例えば、3秒間)押すことに
より可能である。なお、止スイッチ253を所定時間
(例えば、5秒間)継続して押すことにより、変更手段
133の作動及び解除を切替えるように構成してもよ
い。この切替操作により、変更手段133の作動を解除
することが容易にでき、解除すれば、図9で説明した変
更手段133の第1の加熱手段に与える電力供給の抑制
は実行されなくなる。また、変更手段133の作動及び
解除状態はリモコン104の表示部251に表示(例え
ば、作動中は「フルパワー」と表示、解除中は「パワーセ
ーブ」と表示)させるように構成してもよい。
【0073】上述した内容はあくまで本発明の一実施形
態に関するものであって、本発明が上記内容のみに限定
されることを意味されるものでない。例えば、切替手段
33は、浴室A内又は脱衣室C内の室温に応じて消費電
力量を切り替えるように説明したが、これに限らず、屋
外Bの外気温度を検出するようにして、その外気温度に
応じて消費電力量を切り替えるようにしてもよい。
【0074】また、リモコン104と受信部102及び
108との通信は赤外線方式で行ってもよいし、有線接
続して行ってもよい。
【0075】更に、浴室空調ユニット103と脱衣室空
調ユニット109を一体に構成して、例えば浴室101
の天井裏に設置して浴室101と脱衣室107の暖房な
どが行えるように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る暖房装置の一実施形態を示す構成
図である。
【図2】本発明に係る暖房装置本体の内部を示す構成図
である。
【図3】本発明に係る暖房装置の一実施形態を示す制御
ブロック図である。
【図4】本発明に係る暖房装置の別の実施形態を示す制
御ブロック図である。
【図5】リモコンの一実施形態を示す構成図である。
【図6】切替手段による切替動作の一実施形態を示すタ
イムチャートである。
【図7】切替手段による切替動作の別の実施形態を示す
タイムチャートである。
【図8】本発明に係る暖房装置の別の実施形態を示す構
成図である。
【図9】図8に示す暖房装置の一実施形態を示す制御ブ
ロック図である。
【図10】図8に示す暖房装置のリモコンの一実施形態
を示す構成図である。
【符号の説明】 A、101…浴室 B…屋外 C、107…脱衣室 11…循環用ファン 12…ヒータ(加熱手段) 15…換気用ファン 16、104…リモコン 31、131…制御部 33…切替手段 37…不揮発性メモリ 39…温度センサー 57…電力表示部 133…変更手段 139…第1の加熱手段 147…第2の加熱手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大神 芳浩 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 3L028 FA04 FB02 FC01 FC04 3L071 AA01 AC02 AE00 AF00 3L072 AA05 AB06 AB07 AC02 AF00 AF13 AG03 3L113 AB01 AC08 AC53 BA01

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室内の空気を暖める電気式の加熱手段
    と、前記加熱手段により暖められた空気を浴室内に供給
    するファンと、電力を供給して前記加熱手段及びファン
    の作動を制御する制御部と、を備えた暖房装置におい
    て、 前記電力量を複数設定可能な切替手段を設けるととも
    に、前記制御部は、前記装置が消費する電力量が前記設
    定された電力量を超えないように制御することを特徴と
    する暖房装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の暖房装置において、 前記電力量は、前記装置の設置前には予め定められた値
    に設定されていることを特徴とする暖房装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の暖房装置において、 前記制御部には、読み書き可能な不揮発性メモリを備え
    るとともに、 前記電力量は、前記不揮発性メモリに記憶されているこ
    とを特徴とする暖房装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の暖房装置において、 前記切替手段は、手動で切替可能であることを特徴とす
    る暖房装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の暖房装置において、 前記制御部には、前記装置を遠隔操作するためのリモコ
    ンが接続されているとともに、 前記切替手段は、前記リモコンに設けられていることを
    特徴とする暖房装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の暖房装置において、 前記切替手段は、前記リモコンに設けられた複数のスイ
    ッチを同時に押すことによって前記電力量を設定可能で
    あることを特徴とする暖房装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の暖房装置において、 前記切替手段は、前記リモコンに設けられた特定のスイ
    ッチを所定時間継続して押すことによって前記電力量を
    設定可能であることを特徴とする暖房装置。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7いずれか記載の暖房装置
    において、 前記リモコンには、前記設定された電力量を表示する表
    示部を設けていることを特徴とする暖房装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の暖房装置において、 前記切替手段は、運転開始から所定時間経過するまでは
    第1の電力量で、前記所定時間経過後は前記第1の電力
    量よりも小さな第2の電力量に切り替えることを特徴と
    する暖房装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の暖房装置において、 前記切替手段は、第1の電力量と前記第1の電力量より
    も小さな第2の電力量を所定周期毎に交互に切り替える
    ことを特徴とする暖房装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の暖房装置において、 前記切替手段は、前記装置の設置現場で予め定めた契約
    電力または契約電流に応じて前記電力量を切替えること
    を特徴とする暖房装置。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の暖房装置において、 前記加熱手段は、前記浴室に加えて前記浴室に隣接する
    脱衣室の空気を暖めるとともに、 前記ファンは、前記加熱手段により暖められた空気を前
    記脱衣室に供給する構成としたことを特徴とする暖房装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項1又は12記載の暖房装置にお
    いて、 前記切替手段は、運転開始前の浴室内又は脱衣室内の室
    温に応じて前記電力量を切り替えることを特徴とする暖
    房装置。
  14. 【請求項14】 請求項1又は12記載の暖房装置にお
    いて、 前記切替手段は、運転開始前の浴室外の外気温度に応じ
    て前記電力量を切り替えることを特徴とする暖房装置。
  15. 【請求項15】 請求項13又は14記載の暖房装置に
    おいて、 前記切替手段は、運転開始前の浴室内又は脱衣室内の室
    温、または浴室外の外気温度が所定温度以下のときには
    第1の電力量で、所定温度以上のときには前記第1の電
    力量よりも小さな第2の電力量に切り替えることを特徴
    とする暖房装置。
  16. 【請求項16】 請求項1又は12記載の暖房装置にお
    いて、 前記切替手段は、前記加熱した空気を供給する浴室又は
    脱衣室の室内の容積に応じて切替えることを特徴とする
    暖房装置。
  17. 【請求項17】 浴室内の空気を暖める電気式の第1の
    加熱手段と、前記浴室以外の室内の空気を暖める電気式
    の第2の加熱手段と、前記第1及び第2の加熱手段によ
    り暖められた空気を浴室内及び浴室以外の室内に供給す
    るファンと、電力を供給して前記第1及び第2の加熱手
    段及びファンの作動を制御する制御部と、を備えた暖房
    装置において、 前記制御部は、前記浴室及び浴室以外の室内を同時に暖
    房動作制御する場合に、前記第1又は第2の加熱手段の
    うち、いずれか一方に供給する電力を停止又は抑制する
    変更手段を備えたことを特徴とする暖房装置。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の暖房装置において、 前記浴室以外の室内を浴室に隣接する脱衣室とし、前記
    変更手段は、浴室の暖房動作中に前記脱衣室の暖房動作
    指令を受けると、前記第1の加熱手段に供給する電力を
    供給停止又は抑制することを特徴とする暖房装置。
  19. 【請求項19】 請求項17又は18記載の暖房装置に
    おいて、 前記制御部には、前記暖房動作を遠隔操作するためのリ
    モコンが接続されているとともに、 前記変更手段の作動または解除の切替操作を前記リモコ
    ンの操作により可能にしたことを特徴とする暖房装置。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の暖房装置において、 前記変更手段の作動又は解除の切替操作を、前記リモコ
    ンに設けられた複数のスイッチを同時に押すことによっ
    て可能にしたことを特徴とする暖房装置。
  21. 【請求項21】 請求項19記載の暖房装置において、 前記変更手段の作動または解除の切替操作を、前記リモ
    コンに設けられた特定のスイッチを所定時間継続して押
    すことによって可能にしたことを特徴とする暖房装置。
  22. 【請求項22】 請求項19乃至21いずれか記載の暖
    房装置において、 前記リモコンには、前記変更手段の作動又は解除を表示
    する表示部を設けていることを特徴とする暖房装置。
JP2000275401A 2000-03-09 2000-09-11 暖房装置 Pending JP2001324157A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000275401A JP2001324157A (ja) 2000-03-09 2000-09-11 暖房装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000064397 2000-03-09
JP2000-64397 2000-03-09
JP2000275401A JP2001324157A (ja) 2000-03-09 2000-09-11 暖房装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001324157A true JP2001324157A (ja) 2001-11-22

Family

ID=26587072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000275401A Pending JP2001324157A (ja) 2000-03-09 2000-09-11 暖房装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001324157A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017172832A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 Toto株式会社 2室暖房システム
JP2018009771A (ja) * 2016-07-15 2018-01-18 Toto株式会社 2室暖房システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017172832A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 Toto株式会社 2室暖房システム
JP2018009771A (ja) * 2016-07-15 2018-01-18 Toto株式会社 2室暖房システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001324157A (ja) 暖房装置
JP2001317789A (ja) 浴室乾燥装置
JP5504372B1 (ja) 空調システムの制御装置、空調システム及び建物
JP3597445B2 (ja) 浴室内リモコン
JP2002228176A (ja) 浴室空調システム
JP6657057B2 (ja) 空気調和システム
JP4311036B2 (ja) 浴室換気暖房乾燥装置
JP2624361B2 (ja) 換気装置
JP7449178B2 (ja) 住宅用空調設備
JP3129996B2 (ja) 他室暖房機能付き浴室暖房装置
JPH11304192A (ja) 換気・空調システム
JP3859026B2 (ja) 衣類乾燥装置
JP3965730B2 (ja) 浴室暖房乾燥装置
JP2004257605A (ja) 浴室換気暖房乾燥装置
JP2002372252A (ja) 浴室暖房機
JP2023159662A (ja) 浴室換気システム
JP2008099939A (ja) 足拭きマット装置システム
JP2007187339A (ja) 無線操作システム
JP2000130820A (ja) 空気調和機
JP2002327948A (ja) 給湯熱源を利用した空調システム
JP2003279063A (ja) 浴室暖房乾燥システム
JP2001304628A (ja) 躯体蓄熱を利用した空気調和・蓄熱システム
JP2001132965A (ja) 浴室暖房装置
JP2000300471A (ja) 温水洗浄便座の節電装置
JPH11294951A (ja) 浴室乾燥暖房装置