JPH0325089Y2 - - Google Patents

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JPH0325089Y2
JPH0325089Y2 JP1982130229U JP13022982U JPH0325089Y2 JP H0325089 Y2 JPH0325089 Y2 JP H0325089Y2 JP 1982130229 U JP1982130229 U JP 1982130229U JP 13022982 U JP13022982 U JP 13022982U JP H0325089 Y2 JPH0325089 Y2 JP H0325089Y2
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JP
Japan
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temperature
room temperature
timer
sensing element
hot air
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JP1982130229U
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【考案の詳細な説明】 本考案は温風暖房機に関し、特に温風を機体の
下部から吹出すようにして暖房すべき室内の床上
に載置ししかもタイマで運転時間を制御しうるよ
うにした温風暖房機に関する。
従来からの温風暖房機には、たとえば就寝時に
おけるタイマを用いた運転中に、人体の火傷や障
害物の異常加熱を防止するために、第1図および
第2図に示すように、温風吹出温度を制御するた
めの室温検知素子1の外に火傷防止用感温素子2
が設けられている。この火傷防止用感温素子2
は、吹出された温風がたとえば人体3にぶつかつ
て戻つてくる際の温度を検出すべく、機体4の下
部に形成された通風路5に取付けられている。通
風路5の温度は室温検知素子1が設けられた機体
4の背部における吸込口6付近よりもわずかに高
く、火傷防止用感温素子2の検出温度が予め設定
された値に達したときに、タイマ運転が停止され
る。ところが機体4の設置条件によつては、たと
えば機体4を暖房すべき室内の隅に設置した場合
には、室温検知素子1の方が先に作動してしまう
ことがあり、低温火傷の危険性が生じる。また機
体4の下部の形状が特殊であるために、互換性に
乏しく製作コストが増大する上に、デザイン上も
見劣りがする。
本考案は、上述の技術的課題を解決し、従来の
火傷防止用感温素子を省略して低温火傷を防止す
るとともに、機体下部の形状を簡略化した温風暖
房機を提供することを目的とする。
本考案は、温風を機体の下部から吹出すように
して暖房すべき室内の床上に載置され、しかも室
温検知素子の検出温度が予め定めた室温を制御す
る設定温度となるようにしてタイマで規定された
時間だけタイマ運転を行うようにした温風暖房機
において、 前記室温検知素子は機体の吸込口付近に配設さ
れ、 室温検知素子による検出温度を、前記室温を制
御する設定温度を超えかつ火傷を防止する温度に
対応した予め定めた設定レベルでレベル弁別する
手段が設けられ、 前記タイマ運転中に、前記検出温度が前記設定
レベルを超えたとき、前記タイマ運転を停止する
手段が設けられることを特徴とする温風暖房機で
ある。
以下、図面によつて本考案の実施例を説明す
る。第3図は本考案の一実施例の温風暖房機10
の正面図であり、第4図は第3図の簡略化した側
断面図である。温風暖房機10の機体11は、暖
房すべき室内の壁面12との間にわずかな間隔を
あけて床13上に載置される。機体11内には、
燃料たとえば都市ガスなどを燃焼する燃焼器14
と、その燃焼器14からの燃焼排ガスと空気との
熱交換を果す熱交換器15とが設けられ、前記燃
焼排ガスは熱交換器15から図示しないダクトな
どを介して戸外に排出される。機体11の背面上
部には、吸込口16が形成されており、この吸込
口16から吸引フアン17によつて機体11内に
吸引された空気は、前記熱交換器15で加熱され
て温風となり、機体11の全面下部に形成された
吹出口18から吹出される。それによつて温風暖
房が達成される。
本考案に従えば、第1図および第2図で示した
従来技術における火傷防止用感温素子は不要とさ
れ、したがつて機体11の下部は通風路を有しな
い簡略化された構造となる。機体11の背面にお
ける吸込口16の近傍には室温検知素子19たと
えばサーミスタが設けられる。室温検知素子19
によつて室温が検知され、その検知温度に基づい
て温風吹出温度が制御されるとともに、本考案に
従つて、タイマ運転時における火傷防止機能が達
成される。
第5図は室温検知素子19を含むタイマ運転を
行うための制御回路を示す図である。電源20に
は、吸引フアン17のモータFMが直列に接続さ
れる。このモータFMにはメインスイツチMSW、
第1タイマスイツチTMSW1および第1リレー
RL1から成る直列回路が並列に接続され、第1
リレーRL1にはタイマTMが並列に接続される。
さらに第1タイマスイツチTMSW1およびリレ
ーRL1から成る直列回路と並列に、第2タイマ
スイツチTMSW2および燃焼器14に燃焼用空
気を供給するためのモータCMから成る直列回
路、ならびにトランス21の1次巻線21aが接
続される。
トランス21の2次巻線21bは、並列に接続
された自己保持スイツチHSWおよび第2リレー
スイツチRSW2を介して整流回路22に接続さ
れる。この整流回路22には、第2リレーRL2
および第1リレースイツチRSW1が直列に接続
される。この第2リレーRL2および第1リレー
スイツチRSW1から成る直列回路には、トラン
ジスタTRおよび燃焼回路23から成る直列回
路、温度調節回路24、室温検知素子19および
可変抵抗VRから成る直列回路、ならびに第1抵
抗R1および第2抵抗R2から成る直列回路がそ
れぞれ並列に接続される。トランジスタTRのベ
ースには温度調節回路24からの制御電圧が与え
られる。室温検知素子19および可変抵抗VRの
接続点は、温度調節回路24に接続されるととも
に、比較器25の非反転端子に接続される。第1
および第2抵抗R1,R2の接続点は比較器25
の反転端子に接続される。比較器25の出力端子
は第2リレーRL2および第1リレースイツチ
RSW1の接続点に接続される。
メインスイツチMSWおよび自己保持スイツチ
HSWは、たとえば燃焼器14に都市ガスを供給
するたのガスコツク(図示ず)に連動し、ガスコ
ツクを開弁操作したときに導通する。なお、自己
保持スイツチHSWはガスコツクから手を離した
ときには遮断する。第1および第2タイマスイツ
チTMSW1,TMSW2は、連動する。
温度調節回路24は、室温検知素子19の出力
が予め定めた一定の値になるように、トランジス
タTRを制御し、それに基づいて燃焼回路23に
おける電磁弁などが動作して燃焼器14の燃焼量
が制御される。
比較器25の反転端子には第1および第2抵抗
R1,R2で定まる基準電圧が与えられており、
室温検知素子19の出力が前記基準電圧レベルを
超えたときに、比較器25の出力がハイレベルと
なる。第1リレースイツチRSW1は常閉接点で
あり、第1リレーRL1が励磁されたときに遮断
する。また第2リレースイツチRSW2は常開接
点であり、第2リレーはRL2が励磁されたとき
に導通する。
このような制御回路において、タイマ運転を行
わないときには、第1リレースイツチRSW1が
常閉接点であるので、第2リレースイツチRSW2
が第2リレーRL2によつて自己保持され、温度
調節回路24は燃焼回路23を制御し、これによ
つて温風が一定の温度に調節される。
タイマ運転時には、第1および第2タイマスイ
ツチTMSW1,TMSW2を導通することによ
り、第1リレーRL1が励磁され、それに応じて
第1リレースイツチRSW1が遮断する。この際
室温検知素子19の出力が予め定めた基準レベル
以下のときには、比較器25の出力はローレベル
であり、したがつて第2リレーRL2が励磁され、
第2リレースイツチRSW2は自己保持される。
この状態でタイマTMで設定された時間だけ、予
め定めた一定温度の温風暖房運転が続行される。
すなわち室温検知素子19によつて検出される温
度は、たとえば20℃となるように、温度調節回路
24は、トランジスタTRをオン/オフフ動作さ
せて燃焼回路23を制御する。これによつて室温
検知素子19によつて検知される温度が、たとえ
ば20℃となるように保たれる。
第3図および第4図に示すように、吹出口18
の前方に人体Mがあることなどにより、室温検知
素子19の出力が抵抗R1,R2によつて設定さ
れた低温火傷を生じるおそれがある温度、たとえ
ば40℃に対応した基準レベルを超えると、比較器
25の出力がハイレベルとなり、それに応じて第
2リレーRL2が消磁される。したがつて、リレ
ースイツチRSW2が遮断し、そのため導通状態
となつているトランジスタTRを介する燃焼回路
23への電力の供給が遮断され、燃焼回路23に
おいて電磁弁などが消磁され、タイマ運転が停止
される。
上述の実施例では、室温検知素子19が予め定
めた温度を1回検出したら、タイマ運転を停止す
るようにしたが、本考案の他の実施例とし、予め
定めた一定時間内に前記設定温度を予め定めた一
定回数だけ検出したときにタイマ運転を停止する
ようにしてもよい。そのためには、たとえば、室
温検知素子19が設定温度を検出したときの出力
でコンデンサを充電し、その充電容量が基準レベ
ルを超えたときにタイマ運転を停止するようにし
てもよい。
上述のごとく本考案によれば、従来設けていた
火傷防止用感温素子を設けることなく火傷防止機
能を果すことができ、したがつて機体下部の構造
が簡略化されて製造コストが低減されるとともに
美観が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術を示す正面図、第2図は第1
図の簡略化した側断面図、第3図は本考案の一実
施例の正面図、第4図は第3図の簡略化した側断
面図、第5図は第3図および第4図における室温
検知素子19を含む制御回路を示す図である。 10……温風暖房機、11……機体、16……
吸込口、19……室温検知素子、TM……タイ
マ、25……比較器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 温風を機体の下部から吹出すようにして暖房す
    べき室内の床上に載置され、しかも室温検知素子
    の検出温度が予め定めた室温を制御する設定温度
    となるようにしてタイマで規定された時間だけタ
    イマ運転を行うようにした温風暖房機において、 前記室温検知素子は機体の吸込口付近に配設さ
    れ、 室温検知素子による検出温度を、前記室温を制
    御する設定温度を超えかつ火傷を防止する温度に
    対応した予め定めた設定レベルでレベル弁別する
    手段が設けられ、 前記タイマ運転中に、前記検出温度が前記設定
    レベルを超えたとき、前記タイマ運転を停止する
    手段が設けられることを特徴とする温風暖房機。 ことを特徴とする。
JP13022982U 1982-08-27 1982-08-27 温風暖房機 Granted JPS5934247U (ja)

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JP13022982U JPS5934247U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 温風暖房機

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JP13022982U JPS5934247U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 温風暖房機

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JPS5934247U JPS5934247U (ja) 1984-03-02
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JPS6144115Y2 (ja) * 1980-04-16 1986-12-12

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