JP2615131B2 - セグメント化ポリウレタンおよびその製造方法 - Google Patents
セグメント化ポリウレタンおよびその製造方法Info
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- JP2615131B2 JP2615131B2 JP63112554A JP11255488A JP2615131B2 JP 2615131 B2 JP2615131 B2 JP 2615131B2 JP 63112554 A JP63112554 A JP 63112554A JP 11255488 A JP11255488 A JP 11255488A JP 2615131 B2 JP2615131 B2 JP 2615131B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はセグメント化ポリウレタン及びその製造方法
に関するものである。
に関するものである。
セグメント化ポリウレタンは繊維、フイルム、エラス
トマー等その機能的な特徴を生かし多岐にわたり産業素
材として利用されている。
トマー等その機能的な特徴を生かし多岐にわたり産業素
材として利用されている。
特に、繊維においては、ファッションの中にストレッ
チ機能が定着し、ポリウレタン繊維の用途は益々多種多
様になっている。
チ機能が定着し、ポリウレタン繊維の用途は益々多種多
様になっている。
(従来の技術) 特開昭61−120830号公報、米国特許第4,658,065号明
細書には、共重合タイプのポリエーテルポリオール、ポ
リウレタン、ポリエステル、ポリアミドのソフトセグメ
ントとして使用されることが記載されているが、繊維や
フィルムに成形した場合、強度、伸度、弾性回復率等の
機械的性質が著しく向上したポリウレタンの開示はな
い。
細書には、共重合タイプのポリエーテルポリオール、ポ
リウレタン、ポリエステル、ポリアミドのソフトセグメ
ントとして使用されることが記載されているが、繊維や
フィルムに成形した場合、強度、伸度、弾性回復率等の
機械的性質が著しく向上したポリウレタンの開示はな
い。
ポリウレタンを高分子量化することにより、弾性的性
質等を改良する試みが、従来から行われている。例え
ば、米国特許第3,557,044号明細書、特公昭40−3717号
公報、特開昭59−129257号公報、特開昭60−149623号公
報、特開昭60−173117号公報に記載されている。
質等を改良する試みが、従来から行われている。例え
ば、米国特許第3,557,044号明細書、特公昭40−3717号
公報、特開昭59−129257号公報、特開昭60−149623号公
報、特開昭60−173117号公報に記載されている。
これらの従来の方法によると、ポリウレタンを糸又は
フイルムに成形後、さらに、後工程で、60〜150℃で5
分〜24時間の熱処理による固相重合が必要であるという
操業上の問題がある。さらに、この熱処理によるポリウ
レタンの高分子量化において、ポリウレタンの内部構造
が緻密になるために、繊維軸に直角方向の弾性力を大き
く低下する問題がある。また、繊維の場合には、伸度が
低下する。そのために、繊維の結節強度が低下し、繰り
返し伸縮応力を受けやすい女性用下着(例えばガード
ル)等にこの繊維が使用された場合には、ポリウレタン
−ナイロン交編生地中において、着用伸縮時にうける衝
撃によって、ポリウレタン繊維がナイロンと交絡した結
節部で切断しやすいという欠点があった。
フイルムに成形後、さらに、後工程で、60〜150℃で5
分〜24時間の熱処理による固相重合が必要であるという
操業上の問題がある。さらに、この熱処理によるポリウ
レタンの高分子量化において、ポリウレタンの内部構造
が緻密になるために、繊維軸に直角方向の弾性力を大き
く低下する問題がある。また、繊維の場合には、伸度が
低下する。そのために、繊維の結節強度が低下し、繰り
返し伸縮応力を受けやすい女性用下着(例えばガード
ル)等にこの繊維が使用された場合には、ポリウレタン
−ナイロン交編生地中において、着用伸縮時にうける衝
撃によって、ポリウレタン繊維がナイロンと交絡した結
節部で切断しやすいという欠点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明者等はこれらの問題を解決するため鋭意検討を
重ねた結果、下記のごとく極めて限定された範囲のセグ
メント化エラストマーにおいてのみ本発明の目的を達成
しうることを見出し本発明を完成するに至った。
重ねた結果、下記のごとく極めて限定された範囲のセグ
メント化エラストマーにおいてのみ本発明の目的を達成
しうることを見出し本発明を完成するに至った。
本発明の目的は、破断強伸度、伸長応力回復力および
結節強度に優れかつ後工程で熱処理をしなくとも、ポリ
マーの還元粘度の高い優れたセグメント化ポリウレタン
を得ることである。
結節強度に優れかつ後工程で熱処理をしなくとも、ポリ
マーの還元粘度の高い優れたセグメント化ポリウレタン
を得ることである。
即ち、本発明は、ポリアルキレンエーテルグリコー
ル(A)と4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート
(B)との反応により得られたプレポリマーと、有機
ジアミン(C)と、有機モノアミン(D)と、 からなり、しかも、 (イ)(A)は、繰り返し単位が、 とCH2−CH2−CH2−CH2−Oとから構成される、数平
均分子量が500から5000の両末端基が水酸基である直鎖
状ジオールであって、かつ の合計のモル数をm、CH2−CH2−CH2−CH2−Oの合
計のモル数をnとした時に、m:n=5:95〜95:5(モル
比)であるポリアルキレンエーテルグリコールであり、 (ロ)(A)モル:(B)モル=1:1.4〜1:2.0(モル
比)、 (ハ)(D)モル:(C)モル=2:98〜20:80(モル
比)、 (但し、括弧内のモルは、上記(A),(B),
(C),(D)の各化合物のモル数を示す。) であることを特徴とするセグメント化ポリウレタンに関
する。
ル(A)と4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート
(B)との反応により得られたプレポリマーと、有機
ジアミン(C)と、有機モノアミン(D)と、 からなり、しかも、 (イ)(A)は、繰り返し単位が、 とCH2−CH2−CH2−CH2−Oとから構成される、数平
均分子量が500から5000の両末端基が水酸基である直鎖
状ジオールであって、かつ の合計のモル数をm、CH2−CH2−CH2−CH2−Oの合
計のモル数をnとした時に、m:n=5:95〜95:5(モル
比)であるポリアルキレンエーテルグリコールであり、 (ロ)(A)モル:(B)モル=1:1.4〜1:2.0(モル
比)、 (ハ)(D)モル:(C)モル=2:98〜20:80(モル
比)、 (但し、括弧内のモルは、上記(A),(B),
(C),(D)の各化合物のモル数を示す。) であることを特徴とするセグメント化ポリウレタンに関
する。
さらに、本発明は、ポリアルキレンエーテルグリコー
ル(A)、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート
(B)、有機ジアミン(C)と及び有機モノアミン
(D)よりなる線状セグメント化ポリウレタンを製造す
るに当たり、 (イ)(A)は繰り返し単位が、 とCH2−CH2−CH2−CH2−Oとから構成される、数平
均分子量が500から5000の両末端基が水酸基である直鎖
状ジオールであって、かつ の合計のモル数をm、CH2−CH2−CH2−CH2−Oの合
計のモル数をnとした時に、m:n=5:95〜95:5(モル
比)であるポリアルキレンエーテルグリコールであり、 (ロ)(A)モル:(B)モル=1:1.4〜1:2.0(モル
比) (ハ)(D)モル:(C)モル=2:98〜20:80(モル
比) (但し、括弧内のモルは、上記(A),(B),
(C),(D)の各化合物のモル数を示す。) であることを特徴とするセグメント化ポリウレタンの製
造方法に関する。
ル(A)、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート
(B)、有機ジアミン(C)と及び有機モノアミン
(D)よりなる線状セグメント化ポリウレタンを製造す
るに当たり、 (イ)(A)は繰り返し単位が、 とCH2−CH2−CH2−CH2−Oとから構成される、数平
均分子量が500から5000の両末端基が水酸基である直鎖
状ジオールであって、かつ の合計のモル数をm、CH2−CH2−CH2−CH2−Oの合
計のモル数をnとした時に、m:n=5:95〜95:5(モル
比)であるポリアルキレンエーテルグリコールであり、 (ロ)(A)モル:(B)モル=1:1.4〜1:2.0(モル
比) (ハ)(D)モル:(C)モル=2:98〜20:80(モル
比) (但し、括弧内のモルは、上記(A),(B),
(C),(D)の各化合物のモル数を示す。) であることを特徴とするセグメント化ポリウレタンの製
造方法に関する。
これらの条件が一つでも欠けると、目的とする性能が
得られない。
得られない。
本発明のセグメント化ポリウレタンを製造するには、
従来公知の重合方法を用いて実施することが出来る。好
ましい方法は、所定量の本発明で用いられるポリアルキ
レンエーテルグリコールと4,4′−ジフェニルメタンジ
イソシアネートとを、溶媒の存在下又は非存在下で40〜
80℃で撹拌しながら加熱する。該グリコールと該ジイソ
シアネートのモル比率は1:1.4〜1:2.0の範囲内であるこ
とが必要であり、1.4以下ではポリウレタンの耐熱性が
劣り、2.0以上ではポリウレタンがゲル化しやすいの
で、1:1.5〜1:1.8が好ましい範囲である。
従来公知の重合方法を用いて実施することが出来る。好
ましい方法は、所定量の本発明で用いられるポリアルキ
レンエーテルグリコールと4,4′−ジフェニルメタンジ
イソシアネートとを、溶媒の存在下又は非存在下で40〜
80℃で撹拌しながら加熱する。該グリコールと該ジイソ
シアネートのモル比率は1:1.4〜1:2.0の範囲内であるこ
とが必要であり、1.4以下ではポリウレタンの耐熱性が
劣り、2.0以上ではポリウレタンがゲル化しやすいの
で、1:1.5〜1:1.8が好ましい範囲である。
このようにして、両末端にイソシアネート基を有する
プレポリマーを得、溶媒に溶解した後に、有機ジアミン
及び有機モノアミンの溶液と撹拌混合することにより粘
稠な高重合体溶液をつくることが出来る。
プレポリマーを得、溶媒に溶解した後に、有機ジアミン
及び有機モノアミンの溶液と撹拌混合することにより粘
稠な高重合体溶液をつくることが出来る。
本発明に用いるポリアルキレンエーテルグリコール
は、ポリウレタン用原料として広く知られているPTMG
(ポリテトラメチレングリコール)と比較すると、側鎖
にメチル基を有するために結晶化温度(凝固点)が著し
く低い。そのため本発明の方法の別の特徴としてプレポ
リマー及び高重合体溶液の粘度が従来法の公知技術のも
のに比べて著しく低くなり、製膜や紡糸における取扱い
が非常に容易になることである。
は、ポリウレタン用原料として広く知られているPTMG
(ポリテトラメチレングリコール)と比較すると、側鎖
にメチル基を有するために結晶化温度(凝固点)が著し
く低い。そのため本発明の方法の別の特徴としてプレポ
リマー及び高重合体溶液の粘度が従来法の公知技術のも
のに比べて著しく低くなり、製膜や紡糸における取扱い
が非常に容易になることである。
また、本発明で用いられるポリアルキレンエーテルグ
リコールは、繰り返し単位、CH2CH2O及び(又は) とCH2−CH2−CH2−CH2−Oとから構成される公知の
グリコールのもつ欠点すなわち、耐熱性、耐水性、耐光
性が、PTMGより低いことがない。これは、前記公知のグ
リコールと比較して、その構成単位のアルキル炭素数が
大きいことと同時に側鎖にメチル基を有することによる
ものと考える。
リコールは、繰り返し単位、CH2CH2O及び(又は) とCH2−CH2−CH2−CH2−Oとから構成される公知の
グリコールのもつ欠点すなわち、耐熱性、耐水性、耐光
性が、PTMGより低いことがない。これは、前記公知のグ
リコールと比較して、その構成単位のアルキル炭素数が
大きいことと同時に側鎖にメチル基を有することによる
ものと考える。
本発明で用いられるポリアルキレンエーテルグリコー
ルのOH価測定による数平均分子量は、500から5000で、
好ましくは1000から3000であり、しかも繰り返し単位、 を少量でも含有するグリコールは大幅に凝固点が下がる
ことが分かった。これらは恐らく、側鎖メチル基による
結晶価阻害効果と推定される。
ルのOH価測定による数平均分子量は、500から5000で、
好ましくは1000から3000であり、しかも繰り返し単位、 を少量でも含有するグリコールは大幅に凝固点が下がる
ことが分かった。これらは恐らく、側鎖メチル基による
結晶価阻害効果と推定される。
従って、該ポリアルキレンエーテルグリコールの繰り
返し単位 の合計モル数をmとし、CH2−CH2−CH2−CH2−Oの
合計モル数をnとした時に、m:n=5:95〜95:5(モル
比)であり、さらに好ましくは、m:n=10:90〜60:40、
である。
返し単位 の合計モル数をmとし、CH2−CH2−CH2−CH2−Oの
合計モル数をnとした時に、m:n=5:95〜95:5(モル
比)であり、さらに好ましくは、m:n=10:90〜60:40、
である。
このmとnの比率は、原料としてTHF又は1,4−ブタン
ジオールとネオペンチルグリコールおよび(又は)3−
メチル−1,5−ペンタンジオール又は該グリコールの脱
水縮合エール化合物を用いて、重合時の仕込み比率を調
整することにより所定の比率の本発明に係わるグリコー
ルに合成することが出来て、その合成物の比率は、NMR
分析によって、決定することが出来る。
ジオールとネオペンチルグリコールおよび(又は)3−
メチル−1,5−ペンタンジオール又は該グリコールの脱
水縮合エール化合物を用いて、重合時の仕込み比率を調
整することにより所定の比率の本発明に係わるグリコー
ルに合成することが出来て、その合成物の比率は、NMR
分析によって、決定することが出来る。
ポリアルキレンエーテルグリコールを構成するm:nの
比率について、mが小さくなると、本発明における所期
の効果が発揮しにくくなり、またmの比率が大きくなり
すぎると破断強度が低下する。
比率について、mが小さくなると、本発明における所期
の効果が発揮しにくくなり、またmの比率が大きくなり
すぎると破断強度が低下する。
また、本発明に用いられるポリアルキレンエーテルグ
リコールは、PTMGと混合して使用してもその効果を発揮
し、その混合ジオールの有効混合量の範囲も、ジオール
全体におけるm:nの範囲内で規定される量であって、NMR
分析によっても決定することが出来る。また、該ポリア
ルキレンエーテルグリコール中での上記繰り返し単位の
分布はブロック又はランダムのいずれであってもよい。
リコールは、PTMGと混合して使用してもその効果を発揮
し、その混合ジオールの有効混合量の範囲も、ジオール
全体におけるm:nの範囲内で規定される量であって、NMR
分析によっても決定することが出来る。また、該ポリア
ルキレンエーテルグリコール中での上記繰り返し単位の
分布はブロック又はランダムのいずれであってもよい。
本発明における有機ジアミン(C)としては、エチレ
ンジアミン、1,2−プロピレンジアミンなどが好適であ
り、また有機モノアミン(D)としては、ジエチルアミ
ン、ジメチルアミン、ジイソプロピルアミン、メチル−
イソプロピルアミン等の第2級アミンなどが好適であ
る。また溶媒は、ジメチルアセトアミド、ジメチルホル
ムアミドが好ましい。
ンジアミン、1,2−プロピレンジアミンなどが好適であ
り、また有機モノアミン(D)としては、ジエチルアミ
ン、ジメチルアミン、ジイソプロピルアミン、メチル−
イソプロピルアミン等の第2級アミンなどが好適であ
る。また溶媒は、ジメチルアセトアミド、ジメチルホル
ムアミドが好ましい。
有機ジアミン(C)と有機モノミン(D)との比率お
よびポリアルキレンエーテルグリコール(A)と、4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(B)と該有
機モノおよびジアミンの重合時の混合比率は重要であ
る。すなわち、括弧内のモル比は上記(A)、(B)、
(C)、(D)の各化合物のモル数を示すとすると、本
発明では、 (D)モル:(C)モル=2:98〜20:80であり; また、 である。〔2(C)モル+(D)モル〕/2〔(B)モル
−(A)モル〕が1.01以下の場合、強度、伸度、結節強
度が低く、また、1.20を超えた場合、強度、伸度、結節
強度が低く、さらにポリマーの還元粘度も低くなる問題
がある。よって上記の範囲内において、初めて本発明の
所期の効果が発揮される。
よびポリアルキレンエーテルグリコール(A)と、4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(B)と該有
機モノおよびジアミンの重合時の混合比率は重要であ
る。すなわち、括弧内のモル比は上記(A)、(B)、
(C)、(D)の各化合物のモル数を示すとすると、本
発明では、 (D)モル:(C)モル=2:98〜20:80であり; また、 である。〔2(C)モル+(D)モル〕/2〔(B)モル
−(A)モル〕が1.01以下の場合、強度、伸度、結節強
度が低く、また、1.20を超えた場合、強度、伸度、結節
強度が低く、さらにポリマーの還元粘度も低くなる問題
がある。よって上記の範囲内において、初めて本発明の
所期の効果が発揮される。
本発明のセグメント化ポリウレタン溶液には、所望に
より更に酸化防止剤、光安定剤、ガス黄変防止剤、紫外
線吸収剤のような安定剤;さらには、酸化チタン、酸化
亜鉛のような無機微粒子、ステアリン酸カルシウム、ス
テアリン酸マグネシウム、ポリテトラフルオロエチレ
ン、オルガノポリシロキサン等の粘着防止剤;防黴剤;
その他の配合剤を適宜配合することができる。
より更に酸化防止剤、光安定剤、ガス黄変防止剤、紫外
線吸収剤のような安定剤;さらには、酸化チタン、酸化
亜鉛のような無機微粒子、ステアリン酸カルシウム、ス
テアリン酸マグネシウム、ポリテトラフルオロエチレ
ン、オルガノポリシロキサン等の粘着防止剤;防黴剤;
その他の配合剤を適宜配合することができる。
かくして得られた溶液は、常法により糸、フィルム等
に成形したり、コーティング剤等として使用することが
できるが、とくに糸、フィルムに適用して効果的であ
る。
に成形したり、コーティング剤等として使用することが
できるが、とくに糸、フィルムに適用して効果的であ
る。
実施例 次に実施例により本発明方法を更に具体的に説明す
る。ただし本発明はこれらに限定されるものではない。
る。ただし本発明はこれらに限定されるものではない。
(1)ポリマー重合体の溶液粘度;30℃で、東京計器
(社)製EHD型粘度計を用いて測定した。
(社)製EHD型粘度計を用いて測定した。
(2)破断強度、伸度、結節強度、伸長応力回復率:東
洋ボールドウイン製テンシロンUTM−III−100型の引張
試験機により温度20℃の条件下で測定した。
洋ボールドウイン製テンシロンUTM−III−100型の引張
試験機により温度20℃の条件下で測定した。
(ア)破断強度、伸度、結節強度:5cmの試料長のもの
を、1000%/分の速度で伸長した時の破断時の値であ
る。
を、1000%/分の速度で伸長した時の破断時の値であ
る。
(イ)結節強度、保持率:JIS L1013−1981による結節強
さ測定法を図3.aに示されるように、結節点を作り200rp
mの速度で100から200%まで繰り返し1万回伸長したも
のを無伸長下で、24時間放置後テンシロン測定器で結節
強度を測定し、それを破断強度で割った保持率(%)で
示した。
さ測定法を図3.aに示されるように、結節点を作り200rp
mの速度で100から200%まで繰り返し1万回伸長したも
のを無伸長下で、24時間放置後テンシロン測定器で結節
強度を測定し、それを破断強度で割った保持率(%)で
示した。
(ウ)伸長応力回復率:1000%/分で300%までの伸長を
3回繰り返した時、3回目の200%での復りの伸長応力
を往きの伸長応力で割った値(%)である。
3回繰り返した時、3回目の200%での復りの伸長応力
を往きの伸長応力で割った値(%)である。
(エ)ポリマー固型分の還元粘度: N,′N−ジメチルアセトアミド(DMAC)溶媒中におけ
る(η/η0−1)/Cで計算した値である。
る(η/η0−1)/Cで計算した値である。
(但し、Cはポリマー0.5g/DMAC99.5gの溶液濃度(0.5w
t%)であり、ηはオストワルド粘度計による希薄溶液
中の落下秒数であり、 η0は同上粘度計によるDMACのみの落下秒数であ
る。) 実施例1 ポリアルキレンエーテルグリコールの製造例 撹拌装置と還流冷却器を付けた容器に、テトラヒドロ
フラン500gとネオペンチルグリコール36gを仕込む。340
℃で3時間加熱して無水状態にした隣タングステン酸
(H3PW12O40)を500g加え、60℃に保持して6時間撹拌
を続けた後に、室温で静置すると二相に分離する。上層
の上澄液を分液し、上層から未反応のテトラヒドロフラ
ンとネオペンチルグリコールとを蒸溜で除去し、透明で
粘性のあるポリアルキレンエーテルグリコール124gを得
た。
t%)であり、ηはオストワルド粘度計による希薄溶液
中の落下秒数であり、 η0は同上粘度計によるDMACのみの落下秒数であ
る。) 実施例1 ポリアルキレンエーテルグリコールの製造例 撹拌装置と還流冷却器を付けた容器に、テトラヒドロ
フラン500gとネオペンチルグリコール36gを仕込む。340
℃で3時間加熱して無水状態にした隣タングステン酸
(H3PW12O40)を500g加え、60℃に保持して6時間撹拌
を続けた後に、室温で静置すると二相に分離する。上層
の上澄液を分液し、上層から未反応のテトラヒドロフラ
ンとネオペンチルグリコールとを蒸溜で除去し、透明で
粘性のあるポリアルキレンエーテルグリコール124gを得
た。
本製品は、OH価、G.P.C測定値、NMR測定値及びDSC測
定値から、数平均分子量1800、分子量分布1.5、 凝固点4℃であることが分かった。
定値から、数平均分子量1800、分子量分布1.5、 凝固点4℃であることが分かった。
実施例2 実施例1で製造したジオールを用いて本発明のセグメン
ト化ポリウレタンの製造 実施例1で製造したジオール(数平均分子量1800)18
00g、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート400gを
窒素ガス気流中で75℃において3時間撹拌しつつ、反応
させてプレポリマーを得た。次いで、これを室温に冷却
した後に、乾燥したジメチルアセトアミド4000gを加え
室温で撹拌しながら溶解させて、均一なプレポリマー溶
液とした。
ト化ポリウレタンの製造 実施例1で製造したジオール(数平均分子量1800)18
00g、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート400gを
窒素ガス気流中で75℃において3時間撹拌しつつ、反応
させてプレポリマーを得た。次いで、これを室温に冷却
した後に、乾燥したジメチルアセトアミド4000gを加え
室温で撹拌しながら溶解させて、均一なプレポリマー溶
液とした。
これとは別に、エチレンジアミン36.8g、ジエチルア
ミン2.78g、ジメチルアセトアミド159gからなる溶液を
準備しておき、これにプレポリマー溶液を激しく撹拌し
ながら滴加する。滴加と同時に徐々に粘度が上がり、滴
加終了後約30分、30℃で1500ポイズの粘ちょう液を得
た。
ミン2.78g、ジメチルアセトアミド159gからなる溶液を
準備しておき、これにプレポリマー溶液を激しく撹拌し
ながら滴加する。滴加と同時に徐々に粘度が上がり、滴
加終了後約30分、30℃で1500ポイズの粘ちょう液を得
た。
このセグメント化ポリウレタンにおける組成は (A)モル:(B)モル=1:1.6 {2(C)モル+(D)モル}:2{(B)モル−(A)モル} =1.054:1 (D)モル:(C)モル=5.8:94.2 であった。
これを通常の方法で乾式紡糸し、280デニールのポリ
ウレタン弾性糸を得た。その物性を測定した結果を第1
表に示した。
ウレタン弾性糸を得た。その物性を測定した結果を第1
表に示した。
比較例1 実施例2で用いたジオールの代わりに、数平均分子量
1800、分子量分布1.5のポリテトラメチレングリコール
(以下PTMGと呼ぶ)を用い、かつその他は、実施例2と
同様に行って30℃で4500ポイズの粘稠液を得た。このセ
グメント化ポリウレタンの組成は実施例2の場合と同じ
であった。
1800、分子量分布1.5のポリテトラメチレングリコール
(以下PTMGと呼ぶ)を用い、かつその他は、実施例2と
同様に行って30℃で4500ポイズの粘稠液を得た。このセ
グメント化ポリウレタンの組成は実施例2の場合と同じ
であった。
これを実施例2と同じ条件下で乾式紡糸し、280デニ
ールのポリウレタン弾性糸を得た。さらに、この糸をボ
ビンに捲いたまま90℃で、24時間加熱した後の物性を測
定した結果を下記に示す。
ールのポリウレタン弾性糸を得た。さらに、この糸をボ
ビンに捲いたまま90℃で、24時間加熱した後の物性を測
定した結果を下記に示す。
実施例3〜7 実施例2と同様の方法で製造した第2表に示す組成の
セグメント化ポリウレタンから280デニールの弾性糸を
得た。第3表にその物性の一覧を示す。
セグメント化ポリウレタンから280デニールの弾性糸を
得た。第3表にその物性の一覧を示す。
比較例2〜5 実施例2と同様の方法で製造した第2表に示す本発明
の範囲外の組成のセグメント化ポリウレタンから280デ
ニールの弾性糸を得た。比較のためにその物性の一覧を
第3表に示す。
の範囲外の組成のセグメント化ポリウレタンから280デ
ニールの弾性糸を得た。比較のためにその物性の一覧を
第3表に示す。
〔発明の効果〕 本発明の方法に従って製造されたセグメント化ポリウ
レタンは、優れた結節強度保持率及び成形工程(例えば
紡糸工程)のみで充分に高い重合度に達するという効果
を示す。
レタンは、優れた結節強度保持率及び成形工程(例えば
紡糸工程)のみで充分に高い重合度に達するという効果
を示す。
これは、本発明に用いられた特定のポリアルキレンエ
ーテルグリコールが、ポリウレタンの全原料中約60〜80
重量%も占めて、その特性がポリウレタンの性能に大き
な影響を与える点にある。すなわち、本発明に用いられ
るポリアルキレンエーテルグリコール部分は、ポリウ
レタン中で、伸長された時に、伸長結晶化が側鎖メチル
基によって大きく阻害されるために、伸長時においても
柔軟であり、かつ成形時には流動性に富むために、セ
グメントポリウレタン末端基相互の高分子化反応にも有
効であり、かつ成形後においても伸長時の衝撃力にク
ッション材としての役割を果たすと考える。
ーテルグリコールが、ポリウレタンの全原料中約60〜80
重量%も占めて、その特性がポリウレタンの性能に大き
な影響を与える点にある。すなわち、本発明に用いられ
るポリアルキレンエーテルグリコール部分は、ポリウ
レタン中で、伸長された時に、伸長結晶化が側鎖メチル
基によって大きく阻害されるために、伸長時においても
柔軟であり、かつ成形時には流動性に富むために、セ
グメントポリウレタン末端基相互の高分子化反応にも有
効であり、かつ成形後においても伸長時の衝撃力にク
ッション材としての役割を果たすと考える。
よって、本発明の方法で製造されたポリウレタンは、
溶液粘度が低く、破断強度・伸度にも優れ、かつ結節強
度保持率、伸長応力回復率及び成形後のポリマーの還元
粘度も高いという優れた効果を示す。
溶液粘度が低く、破断強度・伸度にも優れ、かつ結節強
度保持率、伸長応力回復率及び成形後のポリマーの還元
粘度も高いという優れた効果を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】ポリアルキレンエーテルグリコール
(A)と4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート
(B)との反応により得られたプレポリマーと、有機
ジアミン(C)と、有機モノアミン(D)とからな
り、しかも、 (イ)(A)は繰り返し単位が、 とCH2−CH2−CH2−CH2−Oとから構成される、数平
均分子量が500から5000の両末端基が水酸基である直鎖
状ジオールであって、かつ の合計のモル数をm、 CH2−CH2−CH2−CH2−Oの合計のモル数をnとした
時に、m:n=5:95〜95:5(モル比)であるポリアルキレ
ンエーテルグリコールであり、 (ロ)(A)モル:(B)モル=1:1.4〜1:2.0(モル
比)、 (ハ)(D)モル:(C)モル=2:98〜20:80(モル
比)、 (但し、括弧内のモルは、上記(A),(B),
(C),(D)の各化合物のモル数を示す。) であることを特徴とするセグメント化ポリウレタン。 - 【請求項2】ポリアルキレンエーテルグリコール
(A)、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート
(B)、有機ジアミン(C)と及び有機モノアミン
(D)よりなる線状セグメント化ポリウレタンを製造す
るに当たり、 (イ)(A)は繰り返し単位が、 とCH2−CH2−CH2−CH2−Oとから構成され、数平均
分子量が500から5000の両末端基が水酸基である直鎖状
ジオールであって、かつ の合計のモル数をm、 CH2−CH2−CH2−CH2−Oの合計のモル数をnとした
時に、m:n=5:95〜95:5(モル比)であるポリアルキレ
ンエーテルグリコールであり、 (ロ)(A)モル:(B)モル=1:1.4〜1:2.0(モル
比)、 (ハ)(D)モル:(C)モル=2:98〜20:80(モル
比)、 (但し、括弧内のモルは、上記(A),(B),
(C),(D)の各化合物のモル数を示す。) であることを特徴とするセグメント化ポリウレタンの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63112554A JP2615131B2 (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 | セグメント化ポリウレタンおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63112554A JP2615131B2 (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 | セグメント化ポリウレタンおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01284518A JPH01284518A (ja) | 1989-11-15 |
JP2615131B2 true JP2615131B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=14589569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63112554A Expired - Lifetime JP2615131B2 (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 | セグメント化ポリウレタンおよびその製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012053401A1 (ja) | 2010-10-19 | 2012-04-26 | 東レ・オペロンテックス株式会社 | ポリウレタン弾性糸およびその製造方法 |
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WO2013089137A1 (ja) | 2011-12-16 | 2013-06-20 | 東レ・オペロンテックス株式会社 | ポリウレタン弾性繊維およびその製造方法 |
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CN101778889A (zh) * | 2007-08-21 | 2010-07-14 | 旭化成纤维株式会社 | 热塑性聚氨酯带 |
JP5720942B2 (ja) * | 2011-04-20 | 2015-05-20 | Dic株式会社 | 熱硬化性ポリウレタンエラストマー組成物 |
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-
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- 1988-05-11 JP JP63112554A patent/JP2615131B2/ja not_active Expired - Lifetime
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