JP2584829Y2 - 光リンク - Google Patents
光リンクInfo
- Publication number
- JP2584829Y2 JP2584829Y2 JP1991067420U JP6742091U JP2584829Y2 JP 2584829 Y2 JP2584829 Y2 JP 2584829Y2 JP 1991067420 U JP1991067420 U JP 1991067420U JP 6742091 U JP6742091 U JP 6742091U JP 2584829 Y2 JP2584829 Y2 JP 2584829Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- fiber cable
- optical
- insertion hole
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、電気・光変換素子また
は光・電気変換素子と光ファイバケーブルの端面とを対
向させて光信号のやりとりを行わせるように両者を接続
する光リンクに関する。
は光・電気変換素子と光ファイバケーブルの端面とを対
向させて光信号のやりとりを行わせるように両者を接続
する光リンクに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図５に示すように、チップ化され
た電気・光変換素子または光・電気変換素子１と光ファ
イバケーブル６の端面とを対向させて光信号のやりとり
を行わせるように両者を接続する光リンクにおいて、リ
ードフレーム７上に装着された前記素子１の部分を光透
過性の樹脂からなるインナーモールド成形部２によって
覆うとともに、その素子１と光ファイバケーブル６の端
面との間に両者間における光信号の授受を効率良く行わ
せるためのコリメート状のレンズ部３が形成されるよう
にそのレンズ部３をインナーモールド成形部２に一体的
に成形し、外部光によるノイズの混入や隣接する素子間
における光信号の混信を防止するためにそのインナーモ
ールド成形部２を光しゃ断性の樹脂からなるアウターモ
ールド成形部４によって覆い、そのアウターモールド成
形部４に形成された挿入孔５に光ファイバケーブル６の
先端部を差し込んで光ファイバケーブル６を装着するよ
うにしている（実開平２−９５３０５号公報参照）。
た電気・光変換素子または光・電気変換素子１と光ファ
イバケーブル６の端面とを対向させて光信号のやりとり
を行わせるように両者を接続する光リンクにおいて、リ
ードフレーム７上に装着された前記素子１の部分を光透
過性の樹脂からなるインナーモールド成形部２によって
覆うとともに、その素子１と光ファイバケーブル６の端
面との間に両者間における光信号の授受を効率良く行わ
せるためのコリメート状のレンズ部３が形成されるよう
にそのレンズ部３をインナーモールド成形部２に一体的
に成形し、外部光によるノイズの混入や隣接する素子間
における光信号の混信を防止するためにそのインナーモ
ールド成形部２を光しゃ断性の樹脂からなるアウターモ
ールド成形部４によって覆い、そのアウターモールド成
形部４に形成された挿入孔５に光ファイバケーブル６の
先端部を差し込んで光ファイバケーブル６を装着するよ
うにしている（実開平２−９５３０５号公報参照）。
【０００３】しかし、このようなものでは、アウターモ
ールド成形部４の挿入孔５に光ファイバケーブル６を差
し込む際に、アウターモールド成形部４が黒色などの光
しや断性の樹脂によって成形されているので挿入孔５に
差し込まれる光ファイバケーブル６の状態を外部から目
視することができず、挿入孔５に差し込まれる光ファイ
バケーブル６の先端が適切な位置にあるか否かを確認す
ることができないものになっている。
ールド成形部４の挿入孔５に光ファイバケーブル６を差
し込む際に、アウターモールド成形部４が黒色などの光
しや断性の樹脂によって成形されているので挿入孔５に
差し込まれる光ファイバケーブル６の状態を外部から目
視することができず、挿入孔５に差し込まれる光ファイ
バケーブル６の先端が適切な位置にあるか否かを確認す
ることができないものになっている。
【０００４】その際、光ファイバケーブル６の挿入孔５
内への差し込みが不充分であると、その光ファイバケー
ブル６の端面とレンズ部３との間隔が空きすぎて光信号
の損失が問題となり、また、光ファイバケーブル６を差
し込みすぎてその端面がレンズ部３に当接してしまう
と、その端面またはレンズ部３に応力が作用して光信号
の授受に支障をきたしてしまう。
内への差し込みが不充分であると、その光ファイバケー
ブル６の端面とレンズ部３との間隔が空きすぎて光信号
の損失が問題となり、また、光ファイバケーブル６を差
し込みすぎてその端面がレンズ部３に当接してしまう
と、その端面またはレンズ部３に応力が作用して光信号
の授受に支障をきたしてしまう。
【０００５】また、従来では、図６に示すように、アウ
ターモールド成形部４の挿入孔５の内周囲に、長手方向
に延びて径方向に突出する複数の突起１８を設けて、挿
入孔５に差し込まれる光ファイバケーブル６を各突起１
８の先端で支持させることにより、レンズ部３に対する
光ファイバケーブル端面の中心の位置出しを行わせるよ
うにしている（実開平２−９５３０５号公報参照）。
ターモールド成形部４の挿入孔５の内周囲に、長手方向
に延びて径方向に突出する複数の突起１８を設けて、挿
入孔５に差し込まれる光ファイバケーブル６を各突起１
８の先端で支持させることにより、レンズ部３に対する
光ファイバケーブル端面の中心の位置出しを行わせるよ
うにしている（実開平２−９５３０５号公報参照）。
【０００６】しかし、このようなものでは、挿入孔５に
光ファイバケーブル６を差し込む際にその差し込みかた
が悪くて挿入孔５内で光ファイバケーブル６が座屈変形
したり、光ファイバケーブル６の径がばらついていたり
すると、光ファイバケーブル端面の中心の位置出し精度
が低下して、レンズ部３を介して電気・光変換素子また
は光・電気変換素子１と光ファイバケーブル６との間で
行われる光信号の授受の効率が悪くなってしまう。
光ファイバケーブル６を差し込む際にその差し込みかた
が悪くて挿入孔５内で光ファイバケーブル６が座屈変形
したり、光ファイバケーブル６の径がばらついていたり
すると、光ファイバケーブル端面の中心の位置出し精度
が低下して、レンズ部３を介して電気・光変換素子また
は光・電気変換素子１と光ファイバケーブル６との間で
行われる光信号の授受の効率が悪くなってしまう。
【０００７】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、アウターモールド成形部４の挿入孔５に差し込ま
れている光ファイバケーブル６の先端がレンズ部３に対
して適切な位置にあるか否かを保証できない点であり、
また挿入孔５に差し込まれている光ファイバケーブル６
の端面の中心の位置決めがレンズ部に対して確実に行わ
れているのか否かを保証できない点である。
点は、アウターモールド成形部４の挿入孔５に差し込ま
れている光ファイバケーブル６の先端がレンズ部３に対
して適切な位置にあるか否かを保証できない点であり、
また挿入孔５に差し込まれている光ファイバケーブル６
の端面の中心の位置決めがレンズ部に対して確実に行わ
れているのか否かを保証できない点である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本考案は、予め光ファイ
バケーブルの先端部分の所定箇所に位置決め用のストッ
パが形成されたホルダを装着しておき、そのホルダのス
トッパがアウターモールド成形部の挿入孔の開口端部に
当接するまで光ファイバケーブルを挿入孔に差し込むよ
うにしている。
バケーブルの先端部分の所定箇所に位置決め用のストッ
パが形成されたホルダを装着しておき、そのホルダのス
トッパがアウターモールド成形部の挿入孔の開口端部に
当接するまで光ファイバケーブルを挿入孔に差し込むよ
うにしている。
【０００９】また、本考案は、硬質材料からなるホルダ
を光ファイバケーブルの先端部分が裸出するように光フ
ァイバケーブルに装着して、そのホルダとともに光ファ
イバケーブルを挿入孔に差し込むようにするとともに、
挿入孔のレンズ部近傍の内周面に径方向に突出する複数
の突起を設けて、ホルダから裸出している光ファイバケ
ーブルの先端部分の周面をその複数の突起により支持さ
せるようにしている。
を光ファイバケーブルの先端部分が裸出するように光フ
ァイバケーブルに装着して、そのホルダとともに光ファ
イバケーブルを挿入孔に差し込むようにするとともに、
挿入孔のレンズ部近傍の内周面に径方向に突出する複数
の突起を設けて、ホルダから裸出している光ファイバケ
ーブルの先端部分の周面をその複数の突起により支持さ
せるようにしている。
【００１０】
【作用】本考案によれば、ホルダのストッパがアウター
モールド成形部の挿入孔の開口端部に当接するまでホル
ダとともに光ファイバケーブルを挿入孔に差し込むこと
によって、光ファイバケーブルの先端がインナーモール
ド成形部のレンズ部に対する適切な位置にくるようにセ
ットすることができ、また、ホルダのストッパが挿入孔
の開口端部に当接していることをもって、アウタモール
ド成形部の挿入孔に差し込まれている光ファイバケーブ
ルの先端が適切な位置にあるか否かの目視確認をするこ
とができる。
モールド成形部の挿入孔の開口端部に当接するまでホル
ダとともに光ファイバケーブルを挿入孔に差し込むこと
によって、光ファイバケーブルの先端がインナーモール
ド成形部のレンズ部に対する適切な位置にくるようにセ
ットすることができ、また、ホルダのストッパが挿入孔
の開口端部に当接していることをもって、アウタモール
ド成形部の挿入孔に差し込まれている光ファイバケーブ
ルの先端が適切な位置にあるか否かの目視確認をするこ
とができる。
【００１１】また、本考案によれば、ホルダとともに光
ファイバケーブルを挿入孔に差し込むようにすることに
よって、光ファイバケーブルの座屈変形をなくすことが
でき、ホルダから裸出している光ファイバケーブルの先
端部分の周面を挿入孔のレンズ部近傍に設けられている
複数の突起により支持させることによって、レンズ部に
対する光ファイバケーブル端面の中心の位置決めを行わ
せることができる。
ファイバケーブルを挿入孔に差し込むようにすることに
よって、光ファイバケーブルの座屈変形をなくすことが
でき、ホルダから裸出している光ファイバケーブルの先
端部分の周面を挿入孔のレンズ部近傍に設けられている
複数の突起により支持させることによって、レンズ部に
対する光ファイバケーブル端面の中心の位置決めを行わ
せることができる。
【００１２】
【実施例】本考案による光リンクにあっては、図１に示
すように、リードフレーム７上に装着されたチップ化さ
れた電気・光変換素子または光・電気変換素子１の部分
を光透過性の樹脂によって覆うとともに、その素子１と
光ファイバケーブル６の端面との間に両者間における光
信号の授受を効率良く行わせるためのコリメート状のレ
ンズ部３が一体的に形成されたインナーモールド成形部
２と、外部光によるノイズの混入や隣接する素子間にお
ける光信号の混信を防止するためにそのインナーモール
ド成形部２を光しゃ断性の樹脂によって覆うとともに、
光ファイバケーブル６の先端部が差し込まれる挿入孔５
が形成されたアウターモールド成形部４と、そのアウタ
ーモールド成形部４およびそれから引き出される光ファ
イバケーブル６の部分を樹脂によって覆って構造の強化
を図るハウジングモールド成形部８とによって構成され
ている。
すように、リードフレーム７上に装着されたチップ化さ
れた電気・光変換素子または光・電気変換素子１の部分
を光透過性の樹脂によって覆うとともに、その素子１と
光ファイバケーブル６の端面との間に両者間における光
信号の授受を効率良く行わせるためのコリメート状のレ
ンズ部３が一体的に形成されたインナーモールド成形部
２と、外部光によるノイズの混入や隣接する素子間にお
ける光信号の混信を防止するためにそのインナーモール
ド成形部２を光しゃ断性の樹脂によって覆うとともに、
光ファイバケーブル６の先端部が差し込まれる挿入孔５
が形成されたアウターモールド成形部４と、そのアウタ
ーモールド成形部４およびそれから引き出される光ファ
イバケーブル６の部分を樹脂によって覆って構造の強化
を図るハウジングモールド成形部８とによって構成され
ている。
【００１３】このように構成されたものにおいて、本考
案では、光ファイバケーブル６の外被および補強用繊維
層が除去されてジャケット部分６１が裸出している部分
に、アウターモールド成形部４の挿入孔５に光ファイバ
ケーブル６を差し込む際に挿入孔５の開口端部に当接し
て光ファイバケーブル差込みの位置決めをなす鍔状のス
トッパ１１が圧入などによって取り付けられている円管
状のホルダ１０を、光ファイバケーブル６の先端部分が
所定長さｌだけ裸出するように装着している。
案では、光ファイバケーブル６の外被および補強用繊維
層が除去されてジャケット部分６１が裸出している部分
に、アウターモールド成形部４の挿入孔５に光ファイバ
ケーブル６を差し込む際に挿入孔５の開口端部に当接し
て光ファイバケーブル差込みの位置決めをなす鍔状のス
トッパ１１が圧入などによって取り付けられている円管
状のホルダ１０を、光ファイバケーブル６の先端部分が
所定長さｌだけ裸出するように装着している。
【００１４】そのホルダ１０は金属製で、かしめなどに
よって光ファイバケーブル６に固定的に取り付けられ
る。
よって光ファイバケーブル６に固定的に取り付けられ
る。
【００１５】アウターモールド成形部４の挿入孔５の周
囲には、ホルダ１０の鍔状のストッパ１１が嵌合して当
接する凹部１７が形成されている。
囲には、ホルダ１０の鍔状のストッパ１１が嵌合して当
接する凹部１７が形成されている。
【００１６】しかして、本考案によれば、予め光ファイ
バケーブル６の所定箇所にホルダ１０を装着したうえ
で、そのホルダ１０のストッパ１１がアウターモールド
成形部４の凹部１７に当接するまでホルダ１０とともに
光ファイバケーブル６を挿入孔５に差し込めば、その挿
入孔５に差し込まれる光ファイバケーブル６の先端のレ
ンズ部３に対する位置決めが高精度に行われる。
バケーブル６の所定箇所にホルダ１０を装着したうえ
で、そのホルダ１０のストッパ１１がアウターモールド
成形部４の凹部１７に当接するまでホルダ１０とともに
光ファイバケーブル６を挿入孔５に差し込めば、その挿
入孔５に差し込まれる光ファイバケーブル６の先端のレ
ンズ部３に対する位置決めが高精度に行われる。
【００１７】そして、ホルダ１０のストッパ１１がアウ
ターモールド成形部４の凹部１７に当接していることを
もって、挿入孔５に差し込まれている光ファイバケーブ
ル６の先端の位置決めがなされていることを目視確認で
きる。
ターモールド成形部４の凹部１７に当接していることを
もって、挿入孔５に差し込まれている光ファイバケーブ
ル６の先端の位置決めがなされていることを目視確認で
きる。
【００１８】また、本考案によれば、光ファイバケーブ
ル６をホルダ１０ごと挿入孔５に差し込むことにより、
光ファイバケーブル６を挿入孔５に差し込むときに光フ
ァイバケーブル６が座屈変形するようなことが防止でき
る。
ル６をホルダ１０ごと挿入孔５に差し込むことにより、
光ファイバケーブル６を挿入孔５に差し込むときに光フ
ァイバケーブル６が座屈変形するようなことが防止でき
る。
【００１９】なお、図２に示すように、ホルダ１０の鍔
状のストッパ１１の両側にはバネ性をもったフック部１
２が形成されており、ホルダ１０のストッパ１１がアウ
ターモールド成形部４の凹部１７に当接するまで光ファ
イバケーブル６を挿入孔５に差し込んだときに、そのフ
ック部１２がアウターモールド成形部４の両側面に形成
された突起１３に係合して仮止めされるようになってい
る。
状のストッパ１１の両側にはバネ性をもったフック部１
２が形成されており、ホルダ１０のストッパ１１がアウ
ターモールド成形部４の凹部１７に当接するまで光ファ
イバケーブル６を挿入孔５に差し込んだときに、そのフ
ック部１２がアウターモールド成形部４の両側面に形成
された突起１３に係合して仮止めされるようになってい
る。
【００２０】そして、ハウジングモールド成形部８が形
成されたときには、ホルダ１０が光ファイバケーブル６
の抜けを防止する機能を果たすことになる。
成されたときには、ホルダ１０が光ファイバケーブル６
の抜けを防止する機能を果たすことになる。
【００２１】さらに、本考案では、図１，図３および図
４に示すように、アウターモールド成形部４の挿入孔５
におけるレンズ部３の近傍の内周囲に、長手方向に延び
て径方向に突出する光ファイバケーブル端面の中心位置
出し用の複数の突起１８を設けて、挿入孔５にホルダ１
０とともに差し込まれる光ファイバケーブル６における
ジャケット部分６１のホルダから裸出している先端部分
の周面を複数の突起１８により支持させるようにしてい
る。
４に示すように、アウターモールド成形部４の挿入孔５
におけるレンズ部３の近傍の内周囲に、長手方向に延び
て径方向に突出する光ファイバケーブル端面の中心位置
出し用の複数の突起１８を設けて、挿入孔５にホルダ１
０とともに差し込まれる光ファイバケーブル６における
ジャケット部分６１のホルダから裸出している先端部分
の周面を複数の突起１８により支持させるようにしてい
る。
【００２２】しかして、本考案によれば、挿入孔５にホ
ルダ１０とともに光ファイバケーブル６が座屈変形する
ことなく差し込まれて、ホルダ１０から裸出している光
ファイバケーブル６におけるジャケット部分６１の先端
部分の周面が複数の突起１８により周囲均等に押圧され
た状態で支持されて、インナーモールド成形部２のレン
ズ部３に対する光ファイバケーブル端面の中心の位置決
めが精度良く行われる
ルダ１０とともに光ファイバケーブル６が座屈変形する
ことなく差し込まれて、ホルダ１０から裸出している光
ファイバケーブル６におけるジャケット部分６１の先端
部分の周面が複数の突起１８により周囲均等に押圧され
た状態で支持されて、インナーモールド成形部２のレン
ズ部３に対する光ファイバケーブル端面の中心の位置決
めが精度良く行われる
【００２３】その際、光ファイバケーブル６のジャケッ
ト部分６１の径にばらつきがあり、その径が多少大きく
ても、そのジャケット部分６１が複数の突起１８により
周囲均等につぶされた状態で光ファイバケーブル端面の
中心の位置決めがなされる。
ト部分６１の径にばらつきがあり、その径が多少大きく
ても、そのジャケット部分６１が複数の突起１８により
周囲均等につぶされた状態で光ファイバケーブル端面の
中心の位置決めがなされる。
【００２４】また、図４に示すように、複数の突起１８
の各先端にはそれぞれテーパ部１８１が形成されてお
り、光ファイバケーブル６におけるジャケット部分６１
の先端部分がそのテーパ部１８１により案内されて複数
の突起１８部分に挿入されやすくなっている。
の各先端にはそれぞれテーパ部１８１が形成されてお
り、光ファイバケーブル６におけるジャケット部分６１
の先端部分がそのテーパ部１８１により案内されて複数
の突起１８部分に挿入されやすくなっている。
【００２５】図３中、１−１は電気−光変換素子として
の発光ダイオードのチップを、１−２は光−電気変換素
子としての受光ダイオードのチップをそれぞれ示してお
り、ここではマルチチャンネル構造として、光信号の授
受を双方向に行わせることのできる組が２組分設けられ
ている。
の発光ダイオードのチップを、１−２は光−電気変換素
子としての受光ダイオードのチップをそれぞれ示してお
り、ここではマルチチャンネル構造として、光信号の授
受を双方向に行わせることのできる組が２組分設けられ
ている。
【００２６】また、図１に示すように、アウターモール
ド成形部４の挿入孔５に差し込まれるホルダ１０の部分
とアウターモールド成形部４との間に介在するようにシ
ール部材１４が設けられ、またホルダ１０の後端部に形
成されたフランジ２１１と光ファイバケーブル６の外被
６２との間にシール部材１５が装着されている。
ド成形部４の挿入孔５に差し込まれるホルダ１０の部分
とアウターモールド成形部４との間に介在するようにシ
ール部材１４が設けられ、またホルダ１０の後端部に形
成されたフランジ２１１と光ファイバケーブル６の外被
６２との間にシール部材１５が装着されている。
【００２７】アウターモールド成形部４には、シール部
材１４の収納室１６が形成されており、その収納室１６
の開放面がホルダ１０の鍔状のストッパ１１によって閉
塞されるようになっている。
材１４の収納室１６が形成されており、その収納室１６
の開放面がホルダ１０の鍔状のストッパ１１によって閉
塞されるようになっている。
【００２８】しかして、シール部材１４によってホルダ
１０と挿入孔５との間における密閉性が確保され、また
シール部材１５によって挿入孔５の外部に出ているホル
ダ１０の後端部と光ファイバケーブル６との間の密閉性
が確保され、ハウジングモールド成形時の溶融樹脂やそ
の成形後に光ファイバケーブル６の引出し部分などから
浸入する水分などが挿入孔５内にまわり込んで光ファイ
バケーブル端面やレンズ面をくもらせるようなことが有
効に防止される。
１０と挿入孔５との間における密閉性が確保され、また
シール部材１５によって挿入孔５の外部に出ているホル
ダ１０の後端部と光ファイバケーブル６との間の密閉性
が確保され、ハウジングモールド成形時の溶融樹脂やそ
の成形後に光ファイバケーブル６の引出し部分などから
浸入する水分などが挿入孔５内にまわり込んで光ファイ
バケーブル端面やレンズ面をくもらせるようなことが有
効に防止される。
【００２９】
【考案の効果】以上、本考案による光リンクにあって
は、予め光ファイバケーブルの先端部分の所定箇所に装
着されているホルダのストッパがアウターモールド成形
部の端部に当接するまで光ファイバケーブルをホルダと
ともにアウターモールド成形部の挿入孔に差し込むこと
により、挿入孔に差し込まれる光ファイバケーブルの先
端の位置決めを精度良く行わせることができ、また、ア
ウタモールド成形部の挿入孔に差し込まれている光ファ
イバケーブルの先端が適切な位置にあるか否かの目視確
認を容易になすことができ、常に光ファイバケーブルの
先端をインナーモールド成形部のレンズ部に対して適切
な位置にセットして光信号の授受を最適な状態で行わせ
ることができるという利点を有している。
は、予め光ファイバケーブルの先端部分の所定箇所に装
着されているホルダのストッパがアウターモールド成形
部の端部に当接するまで光ファイバケーブルをホルダと
ともにアウターモールド成形部の挿入孔に差し込むこと
により、挿入孔に差し込まれる光ファイバケーブルの先
端の位置決めを精度良く行わせることができ、また、ア
ウタモールド成形部の挿入孔に差し込まれている光ファ
イバケーブルの先端が適切な位置にあるか否かの目視確
認を容易になすことができ、常に光ファイバケーブルの
先端をインナーモールド成形部のレンズ部に対して適切
な位置にセットして光信号の授受を最適な状態で行わせ
ることができるという利点を有している。
【００３０】また、本考案による光リンクにあっては、
挿入孔に光ファイバケーブルをそれが座屈変形すること
なく容易に差し込むことができ、ホルダから所定に裸出
している光ファイバケーブルの先端部分の周面を挿入孔
のレンズ部近傍の内周囲に設けられた複数の突起に常に
適切な状態で支持させて、インナーモールド成形部のレ
ンズ部に対する光ファイバケーブル端面の中心の位置決
めを精度良く行わせることができるという利点を有して
いる。
挿入孔に光ファイバケーブルをそれが座屈変形すること
なく容易に差し込むことができ、ホルダから所定に裸出
している光ファイバケーブルの先端部分の周面を挿入孔
のレンズ部近傍の内周囲に設けられた複数の突起に常に
適切な状態で支持させて、インナーモールド成形部のレ
ンズ部に対する光ファイバケーブル端面の中心の位置決
めを精度良く行わせることができるという利点を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案による光リンクの一実施例を示す正断面
図である。
図である。
【図２】同実施例におけるアウターモールド成形部およ
び光ファイバケーブルのホルダ部分の正面図である。
び光ファイバケーブルのホルダ部分の正面図である。
【図３】同実施例におけるアウターモールド成形部の挿
入孔側からみた側面図である。
入孔側からみた側面図である。
【図４】同実施例におけるアウターモールド成形部の正
断面図である。
断面図である。
【図５】従来の光リンクを示す正断面図である。
【図６】その従来の光リンクのアウターモールド成形部
の挿入孔側からみた側面図である。
の挿入孔側からみた側面図である。
１ 電気・光変換素子または光・電気変換素子 ２ インナーモールド成形部 ３ レンズ部 ４ アウターモールド成形部 ５ 挿入孔 ６ 光ファイバケーブル ８ ハウジングモールド成形部 １０ ホルダ １１ 先端位置決め用のストッパ １８ 中心位置出し用の複数の突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中田 吉彦 埼玉県入間郡鶴ケ島町太田ケ谷1000番地 東洋電装株式会社鶴ケ島工場内 (72)考案者 辻 孝之 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式 会社本田技術研究所内 (72)考案者 大塚 浩文 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平２−282207（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−139744（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−145407（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−146204（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−95305（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 電気・光変換素子または光・電気変換素
子と光ファイバケーブルの端面とを対向させて光信号の
やりとりを行わせるように両者を接続する光リンクであ
って、前記素子の部分を光透過性の樹脂によって覆うと
ともに、その素子と光ファイバケーブルの端面との間に
配されるようにレンズ部が一体成形されたインナーモー
ルド成形部と、そのインナーモールド成形部を光しゃ断
性の樹脂によって覆うとともに、光ファイバケーブルの
挿入孔が形成されたアウターモールド成形部とからな
り、アウターモールド成形部の挿入孔に光ファイバケー
ブルを差し込む際にその挿入孔の開口端部に当接してレ
ンズ部に対する光ファイバケーブル先端の位置決めをな
すストッパが形成された硬質材料からなるホルダを、光
ファイバケーブルの先端部分が裸出するように光ファイ
バケーブルに装着するとともに、挿入孔内にホルダとと
もに差し込まれる光ファイバケーブルの先端部分の周面
を支持してレンズ部に対する光ファイバケーブル端面の
中心の位置決めをなす、径方向に突出するレンズ部近傍
の内周囲に配される複数の突起を設けたことを特徴とす
る光リンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991067420U JP2584829Y2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 光リンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991067420U JP2584829Y2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 光リンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04129116U JPH04129116U (ja) | 1992-11-25 |
| JP2584829Y2 true JP2584829Y2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=31930314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991067420U Expired - Fee Related JP2584829Y2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 光リンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2584829Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4186995A (en) * | 1978-03-30 | 1980-02-05 | Amp Incorporated | Light device, lens, and fiber optic package |
| JPS60145407U (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-27 | アルプス電気株式会社 | オプチカルコネクタ |
| JPH01146204U (ja) * | 1988-03-30 | 1989-10-09 | ||
| JPH0295305U (ja) * | 1989-01-13 | 1990-07-30 | ||
| JPH02282207A (ja) * | 1989-01-13 | 1990-11-19 | Honda Motor Co Ltd | 光リンクおよびその製造方法 |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP1991067420U patent/JP2584829Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04129116U (ja) | 1992-11-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1909126B1 (en) | Optical element module and method of assembling the optical element module | |
| US4539476A (en) | Module for a fiber optic link | |
| EP1237023B1 (en) | Ferrule holding structure for optical connector component | |
| US7172348B2 (en) | Optical sub-assembly having an enhanced discharge-resistant arrangement and an optical transceiver using the same | |
| US7244067B2 (en) | Optical connector | |
| EP0053482B1 (en) | Module for a fiber optic link | |
| US6283643B1 (en) | Ferule structure and method of processing end of optical fiber to be coupled with ferule structure | |
| JP2584829Y2 (ja) | 光リンク | |
| JP2007011064A (ja) | 光コネクタ | |
| US20100272396A1 (en) | Lc-type optical connector | |
| US20040146250A1 (en) | Ferrule and optical coupling structure using the same | |
| US11698504B2 (en) | Optical connector cable and method for manufacturing optical connector cable | |
| JP2572865Y2 (ja) | 光リンク | |
| JP2559876Y2 (ja) | 光リンク | |
| JP2559877Y2 (ja) | 光リンク | |
| JP2584828Y2 (ja) | 光リンク | |
| JP4285029B2 (ja) | 光ファイバ付フェルール及び光モジュール | |
| JP2559879Y2 (ja) | 光リンク | |
| JPH10311932A (ja) | 光導波路ケーブル用のコネクタ及びコネクタ用のブッシュ部分 | |
| JPS59204017A (ja) | 突出し防止用光コネクタ | |
| KR100366053B1 (ko) | 다심 일괄형 광커넥터 | |
| JP2546727Y2 (ja) | コネクタ | |
| JPH04129115U (ja) | 光リンク | |
| JPH07120642A (ja) | 光ファイバ式光電スイッチ用アタッチメント | |
| CN217902130U (zh) | 转换器组件 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |