JPH10311932A - 光導波路ケーブル用のコネクタ及びコネクタ用のブッシュ部分 - Google Patents

光導波路ケーブル用のコネクタ及びコネクタ用のブッシュ部分

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JPH10311932A
JPH10311932A JP10106943A JP10694398A JPH10311932A JP H10311932 A JPH10311932 A JP H10311932A JP 10106943 A JP10106943 A JP 10106943A JP 10694398 A JP10694398 A JP 10694398A JP H10311932 A JPH10311932 A JP H10311932A
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JP
Japan
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connector
optical waveguide
bush
bush portion
cover cap
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JP10106943A
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English (en)
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Hans-Jost Heimueller
ハイミュラー ハンス−ヨスト
Roland Birnbaum
ビルンバウム ローランド
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Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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Publication date
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
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    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4246Bidirectionally operating package structures
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B6/24Coupling light guides
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    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
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    • G02B6/3817Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres containing optical and electrical conductors
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光導波路ケーブルの結合面を湿気及び汚れか
ら保護する。 【解決手段】 光導波路ケーブル用のコネクタの光出力
側に嵌込まれた弾性キャップ20の底部24は、ケーブ
ル10がブッシ50,60内に差込まれる時、ケーブル
10により押破られる。弾性キャップ20はパッキン及
び保護部材として機能する。コネクタがブッシュ50,
60内に差込まれる時、弾性キャップ20はコネクタ上
に嵌込まれた状態に維持される。差込み動作中に、弾性
キャップ20はブッシュ50,60の受容孔51,61
内の段部54,64にて止められ、かつコネクタ上にお
いて押圧されて変位する。この時、底部24が裂開さ
れ、ケーブル10の光結合面16が露出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ外装内に
ある光導波路ケーブルとコネクタの光出射側に嵌込まれ
ているカバーキャップとを有する、光導波路ケーブル用
のコネクタ並びに該コネクタを導入することができるブ
ッシュ部分に関する。
【0002】
【従来の技術】光導波路ケーブル用のコネクタは例えば
G9010357.2号明細書に記載されている。この
コネクタはコネクタ外装を有し、該コネクタ外装には光
導波路ケーブルが押し込まれる受容孔が同軸的に貫通し
ている。このケーブル通路はコネクタ外装内において端
面側へ向かって3つの区分に分かれて細くなっており、
該3つの区分の直径は、光導波路ケーブルの外側の外皮
周壁の直径、その内側の外皮周壁の直径及びファイバー
コアの直径にそれぞれ等しくなっている。コネクタ外装
は一体にプラスチックから射出成形されていて円筒形の
基体部分を有し、該基体部分は端面側でセンタリングピ
ン状部に移りさらにコネクタピンへ向かって先細になっ
ている。このコネクタピン内に光ファイバーがある。
【0003】コネクタを有する光導波路ケーブルは通信
ケーブルとして使用されることがますます多くなってい
る。その間に、コネクタを有する光導波路ケーブルは、
光信号を処理する機器間の、例えばコンパクト−ディス
ク−プレイヤー及びデジタルオーディオテープレコーダ
の結合ケーブルとして使用されるようになっている。さ
らにまた試験的に自動車において個々のコンポーネント
の通信が光信号を介して行われている。この目的で、必
要な送受信機器は光入出力結合部を有し、これらは例え
ばコネクタブッシュ部分から成っており、該ブッシュ部
分内の機器内側に光導波路ケーブルが結合されている。
このような機器間の結合は、光導波路ケーブルによっ
て、その両端に設けられたコネクタを介して、行われ、
該コネクタは、差込み結合部の製作のため、ブッシュ部
分のコネクタ受容部若しくは受容孔内へ挿入されるよう
になっている。
【0004】信号伝送をさらに損失なくかつ障害なく行
えるようにするためには、この差込み結合部の高い機械
的安定性が不可欠である。さらに、光結合面、即ち光導
波路−コネクタの光出射面若しくは光入射面が汚され
ず、ひっかき又はその他の損傷を受けないようにするこ
とが絶対に必要である。そうでないと、光導波路の信号
伝送動作に欠陥が生じるからである。この場合、光信号
の伝送がもはや全く不可能になることもある。
【0005】従って、光導波路−コネクタの光結合面
は、完成したコネクタの仕上げ工程からその輸送中及び
ブッシュ部分内へ差込まれるまでの敷設中、湿気及び汚
れに対して保護されることが必要である。さらにこのよ
うな光導波路−コネクタの若干の用途に対しては気密な
差込み結合部であることが望ましい。
【0006】これらの諸条件を充たすために、このよう
な光導波路−コネクタのコネクタ側に輸送中の保護の目
的でカバーキャップを押し嵌めることが普通行われるよ
うになっており、このカバーキャップは輸送後取り外さ
れて捨てられる。このような公知の光導波路−コネクタ
における密封は特別のヘッドパッキン又はラジアルパッ
キンによって行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、光導
波路ケーブルの結合面が効果的に湿気及び汚れに対して
保護される、光導波路ケーブル用のコネクタを提供する
ことにある。さらにこのようなコネクタによって、該コ
ネクタがそのブッシュ部分内への若しくは対応するコネ
クタ内へ差込まれたときに、気密な差込み結合がえられ
るようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、はじめに述べた光導波路ケーブル用のコネクタに
おいて、カバーキャップが弾性材料から形成されていて
かつカバーキャップ底部を有しており、該カバーキャッ
プ底部が、該光導波路ケーブルがブッシュ部分内へ差込
まれるさいに、光導波路ケーブルの前方の端面により、
押し破られることによって、解決されている。
【0009】コネクタ外装は有利には差込み側へ向かっ
て、直径が減少した範囲を有し、該範囲はカバーキャッ
プよりも大きな軸方向長さを有していて、この範囲の前
方端部にカバーキャップが被せられている。
【0010】光導波路ケーブル用の本発明によるコネク
タにおいては、カバーキャップのカバーキャップ底部の
構成が重要である。即ちこのカバーキャップ底部は所定
の箇所で負荷がかかったときに破れるように形成されて
いる。これにより、カバーキャップ底部が不動に保持さ
れている状態で光導波路ケーブルがカバーキャップ底部
に向かって押されたときに、光導波路ケーブルがカバー
キャップ底部を押し破ることができ、この場合押し破ら
れたカバーキャップ底部はその弾性的な構成に基づいて
光導波路ケーブル周囲に密着する。
【0011】ブッシュ部分内へ押し込まれるさいにカバ
ーキャップが実際に不動に保持され係止されるようにす
るために、ブッシュ部分内にコネクタのための受容孔が
設けられていて、この受容孔が少なくとも1つの環状の
段部を有しており、該段部にカバーキャップが、光導波
路ケーブル−コネクタがブッシュ部分の受容孔内へ押し
入れられるさいに、引っ掛かり止められる。
【0012】本発明によれば要するに光導波路ケーブル
の光結合面が仕上げ加工された後に弾性材料から成るカ
バーキャップがコネクタの差込み側に押し嵌められる。
カバーキャップのカバーキャップ底部はこの場合、所定
の箇所に負荷がかかったときに破れるように形成されて
いる。適合するブッシュ部分の受容孔内へ光導波路ケー
ブル−コネクタが差込まれるさい、該カバーキャップ
は、従来使用されてきた使い捨てキャップと異なり、コ
ネクタ上にとどまっている。ブッシュ部分の受容孔内へ
コネクタが押し入れられるさい、カバーキャップは該受
容孔内の前記段部によって止められ、かつコネクタ上で
ケーブル出口側へ向かって相対的に押しずらされる。こ
のときにカバーキャップ底部が破られ、光導波路ケーブ
ルの光結合面が露出する。差込み工程の最終段階でカバ
ーキャップは軸方向で圧縮されかつこれによってブッシ
ュ部分に対してコネクタを密封する。差込み結合が分離
されるさい、カバーキャップ底部のところで裂開されて
いるカバーキャップは到達した位置にとどまり、パッキ
ンとして役立つ。差込み結合が解かれるときにカバーキ
ャップが実際にブッシュ部分から引き出されるようにす
るために、コネクタ外装はその前端部に外側の外皮周壁
を有し、該外皮周壁に外側に向かって突出した肩を有
し、この肩によってカバーキャップが、コネクタがブッ
シュ部分の受容孔から引き抜かれるさいに、一緒に連行
される。
【0013】本発明の別の一構成によれば、コネクタ及
びカバーキャップの特別な構成により、コネクタが引き
抜かれるさいに、カバーキャップがその元の位置に引き
戻される。カバーキャップ底部が十分な弾性を有してい
る場合、該カバーキャップは再び、光ファイバーの結合
面が少なくともダスト密に被われるように、閉じる。こ
れにより、光導波路ケーブル−コネクタの敏感な光結合
面がサービスの場合にも汚れに対して保護される。
【0014】光導波路ケーブル用の本発明によるコネク
タ及びこのようなコネクタ用のブッシュ部分を以下に実
施形態において詳説する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下の図においては、殊にことわ
らない限り、同一の符号は同じ意味の同一の部分を示
す。
【0016】光導波路ケーブルのための図1に例示的に
示されているコネクタはコネクタ外装30を有し、該コ
ネクタ外装にはその全長に亙って中心貫通孔が形成され
ている。この貫通孔内には光導波路ケーブル10があ
り、その光結合面16若しくは光ファイバー端面はコネ
クタ外装30の前端部の端面と少なくともほぼ同一の面
にある。
【0017】例えば熱可塑性プラスチックから形成され
ているコネクタ外装30は比較的長いグリップ範囲Aを
有し、この範囲からコネクタの差込み側に管状突出部3
2が続いている。図1に示されているように、グリップ
範囲Aから範囲Bへ移行する部分は環状の肩31によっ
て形成されている。グリップ範囲Aと範囲Bとの長さの
比はほぼ5:1である。
【0018】コネクタの差込み側の部分的破断図から判
るように、光導波路ケーブル10は、中心の光ファイバ
ー12とこの光ファイバー12を同軸的に取り囲んでい
るケーブル外装14を有している。ケーブル外装14は
さらにコネクタ外装30の管状突出部32によって同軸
的に取り囲まれている。コネクタ外装30の管状突出部
32はその差し込み側の前端部外周面に該外周面から外
側に突出した環状の肩を有している。この環状の肩は符
号32aで示されている。
【0019】コネクタの差込み側にはカバーキャップ2
0が嵌合しており、このカバーキャップ20は弾性材
料、例えばゴムから形成されている。カバーキャップ2
0はカバーキャップ範囲22から成り、該カバーキャッ
プ範囲は、光導波路ケーブル10及びコネクタ外装30
の管状突出部32を同軸的に取り囲んでいる。この管状
突出部32は符号Bで示されている範囲に亙って延びて
いる。コネクタの長手方向に対して直角方向に形成され
ていてかつ環状カバーキャップ範囲22に一体に結合し
ているカバーキャップ底部24は比較的薄壁に形成され
ている。このカバーキャップ底部24の厚さは、カバー
キャップ範囲22が固定された状態で、コネクタ外装3
0が図1の図平面で左側へ動かされるときに、このカバ
ーキャップ底部24を簡単に突き破ることができるよう
に、設定されている。
【0020】図1からさらに判るように、コネクタ外装
30の管状突出部32は環状カバーキャップ範囲22よ
りも長く製作されている。その理由は図2及び図3につ
いての説明に関連して明らかにされる。
【0021】管状突出部32は有利にはコネクタ外装3
0に一体に成形されていると述べたが、この結合はまた
別の適宜の形式で行うことも可能である。管状突出部3
2の外周面は有利には、ねじ山又は類似物の形式で粗面
にされており、その結果カバーキャップ範囲22は該管
状突出部32上に良好に保持される。
【0022】コネクタ外装30のグリップ範囲Aはさら
にブッシュ部分の二次固定鉤のための溝若しくは切欠き
36を有している。コネクタ外装30のグリップ範囲A
はさらに、有利にはばね弾性を有する錠止突起38を有
している。さらに付加的に、錠止解除工具を掛けること
ができる工具掛け面40がある。コネクタ外装30の、
ケーブル出口側に向いた範囲は屈曲保護部分34を有
し、これは規則的間隔をおいて切欠き溝35を有してい
る。コネクタ外装30はケーブル出口側に向かって次第
に先細になっている。
【0023】図2には、光導波路ケーブル用の先に述べ
たコネクタが嵌込まれるブッシュ部分の一実施形態が示
されている。図示のブッシュ部分はカップリングエレメ
ントとして形成されており、該カップリングエレメント
内に反対の両側から図1に示すように構成されたコネク
タが押し込まれる。ブッシュ部分は以下においては符号
50で示され、このブッシュ部分はこれを全長に亙って
貫通する受容孔51を有している。ブッシュ部分50は
対称形に構成されており、従って以下の説明はブッシュ
部分50の左側の部分に関している。
【0024】ブッシュ部分50は、2つの環状の段部を
有していて孔径が中心に向かって減少している点に特徴
がある。受容孔51の減少している直径は各ブッシュ部
分半部において2つの環状の段部54、57によって形
成されており、この場合環状の段部57はブッシュ部分
中心により近く位置している。
【0025】環状の段部54はブッシュ部分50の受容
孔51を以下のように狭めている。即ち、この受容孔5
1内へコネクタが押し込まれるときにカバーキャップ2
0がこの段部で不動に保持されかつ管状突出部32を含
む光導波路ケーブル10がさらに押し込まれる工程でカ
バーキャップ底部24が管状突出部32によって突き破
られ次いでコネクタの短い押し込みがさらに可能になる
ように、狭めている。環状段部57は、これによって受
容孔51の内径が突出部32の突出した肩32aの外径
とほぼ等しくなるように、設計されている。
【0026】図2では両コネクタ1及び2はブッシュ部
分50内に理想的状態で位置している。即ち、両コネク
タ1、2は端面側でそれらの光結合面をもって接触し合
っている。ブッシュ部分50は付加的に導入溝としての
切欠き部56を有し、該導入溝内へはコネクタの前記の
錠止突起38が導入可能である。
【0027】図2から明らかに判るように、カバーキャ
ップ20は光導波路ケーブル若しくは管状突出部32の
前端部から後方へケーブル出口側に向かって後退してい
る。即ちカバーキャップ20はブッシュ部分50の受容
孔51内へ挿入されるさいに先に述べた段部54のとこ
ろで止められる。コネクタ外装30の肩31は突き破ら
れたカバーキャップ20に対する後方ストッパになる。
ブッシュ部分50の受容孔51からコネクタ外装30が
引き出されるさいに突出部32の環状に突出した肩32
aが、突き破られたカバーキャップ20を一緒に連行す
るために役立ち、カバーキャップ20はこの場合その元
の位置近くまで押しずらされる。カバーキャップ底部が
十分な弾性を有している場合には、該カバーキャップ底
部はその突き破られている部分により光ファイバーの光
結合面を少なくともダスト密に密閉する。
【0028】図3は、図1のコネクタを挿入することが
できるさらに別のブッシュ部分60を示す。ブッシュ部
分60はここでは、上に説明したコネクタ及び従来のコ
ネクタを受容するために混成差込みモジュールケーシン
グとして構成されており、給電導線80及びコンタクト
ピン86を有している。コンタクトピン86は、混成差
込みモジュールケーシング60内に一体に組み込まれて
いるコンタクトブッシュ82内へ差込まれている。コン
タクトブッシュ82は電気的接続部88を介して接続端
子84、この場合ハンダ付け接続端子に接触している。
混成差込みモジュールケーシング60はさらに図1につ
いて説明したコネクタを受容するための受容孔61を有
している。この受容孔61は端部側で光ファイバーセン
タリング部62のところで終わっており、この光ファイ
バーセンタリング部62は、コネクタ外装30の前側部
分の直径に少なくともほぼ等しい壁区分によって形成さ
れている。さらに受容孔61は環状の段部64を有し、
この段部にはカバーキャップ20が既に説明された形式
で掛け止められ、その結果コネクタが受容孔61内へ押
し込まれる。
【0029】混成差込みモジュールケーシング60はさ
らに別の開孔部76を有し、この開孔部内には、一体に
設けられた光送受信ダイオード72を有する送受信論理
回路70がある。光送受信ダイオード72は光導波路ケ
ーブル10の光ファイバー12の結合面に直接に対向し
ており、その結果最適な光出力結合若しくは光入力結合
が可能である。送受信論理回路70は密封するため鋳込
み材90で囲まれている。送受信論理回路70は接続端
子74、この場合やはりハンダ付け接続端子を有し、こ
れらは混成差込みモジュールケーシング60から外に出
ている。
【0030】混成差込みモジュールケーシング60はさ
らに切欠き部63を有し、この切欠き部内へコネクタの
錠止突起38が錠止される。さらに二次的固定エレメン
ト65が設けられており、これはコネクタの切欠き36
内に錠止される。最後に混成差込みモジュールケーシン
グ60はさらにコネクタのための予備センタリング兼保
護カラー66を有している。
【0031】図4及び5には本発明のコネクタのさらに
別の一実施形態が示されている。図4では、光ファイバ
ー12及び既に述べた前側の管状突出部32を含むケー
ブル外装を有する光導波路ケーブルのコネクタ外装30
は、まだ完全にブッシュ部分50の受容孔51内へ押し
入れられていない。コネクタ外装30の管状突出部32
上に嵌合しているカバーキャップ20はその後方の部分
で管状突出部32の環状の肩32a上に係合している。
突き破られるカバーキャップ底部24を備えた弾性のカ
バーキャップ20はその前側の部分で光導波路ケーブル
の光ファイバー12の光結合面16を囲んでいる。先に
述べた実施形態の場合と異なって、この弾性のカバーキ
ャップ20はカバーキャップ底部24の縁に、差込み側
に向かって環状に突出している肩20aを有している。
【0032】図4に示されているように、ブッシュ部分
50は環状溝50a又は部分的な開孔部を有している。
これらの環状溝50aは光導波路の差込み方向に対して
直角に延びている互いに対向した壁面50b、50cに
よって形成されており、この場合ブッシュ部分50の受
容孔51内でより深い位置にある壁面50cはブッシュ
部分50の中心軸線Xに対してより接近した位置にあ
る。これにより、ブッシュ部分50のさらに内側にある
範囲に狭窄部分が形成され、この狭窄部分に、カバーキ
ャップ20を含む光導波路ケーブルの押し込みのさい
に、カバーキャップ20が衝突し、カバーキャップ20
はそれ以上ブッシュ部分50内へ押し込まれることがで
きなくなる。
【0033】図4の実施形態では完全を期するためさら
に、光導波路の光ファイバーの光結合面16に結合され
る光送信又は光受信エレメント100が示されている。
図5では光導波路ケーブルは完全にブッシュ部分50の
受容孔51内へ押し込まれている。光ファイバーの光結
合面16は光送信又は光受信エレメント100に直接に
対向している。図5の断面図から判るように、弾性のカ
バーキャップ20はその環状の肩20aをもって環状溝
50a内へ圧入され、その結果カバーキャップ20はこ
の位置状態で不動に保持されている。光導波路ケーブル
自体は受容孔51内へ押し込まれるさいにカバーキャッ
プ底部24を押し破っている。
【0034】光導波路ケーブルを、例えば修理のため
に、再びブッシュ部分50から引き出すときには、まず
コネクタ外装30をカバーキャップ20に対して相対的
に図面右側へ動かす。それというのはカバーキャップ2
0は環状溝50a内で不動に保持されているからであ
る。この相対運動は、カバーキャップ20の後端部に肩
32aが当たり、次いでカバーキャップ20が一緒に連
行されるまで、行われる。その結果カバーキャップ20
は、図4に示されている元の出発位置状態でコネクタ外
装30の管状突出部32上に位置することになる。カバ
ーキャップ底部24は押し破られているが、なお十分な
弾性をもって再び光導波路ケーブルの前側の光ファイバ
ーの光結合面16の周囲に当接し、その結果少なくとも
ダスト密な密封が確保される。
【0035】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明による
と、光導波路ケーブルの結合面が効果的に湿気及び汚れ
に対して保護されるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコネクタの一実施形態の平面図及び
差込み側範囲を部分的に破断して示した図。
【図2】 図1の2つのコネクタを挿入することができ
る、カップリングエレメントとして構成されたブッシュ
部分の第1実施形態を示す図。
【図3】 図1による光導波路ケーブル用コネクタ並び
に従来のコネクタを挿入することができる混成ブッシュ
部分として構成された本発明のブッシュ部分の第2実施
形態を示す図。
【図4】 コネクタ外装内に未だ完全に押し込まれてい
ない光導波路の前方差込み範囲を詳細に示したコネクタ
のさらに別の一実施形態を示す図。
【図5】 コネクタ外装内へ完全に押し込まれた光導波
路の図4の詳細図。
【符号の説明】
1…コネクタ、2…コネクタ、10…光導波路ケーブ
ル、12…光ファイバー、14…ケーブル外装、16…
ファイバー光結合面、20…カバーキャップ、20a…
肩、22…カバーキャップ範囲、24…カバーキャップ
底部、30…コネクタ外装、31…肩、32…管状突出
部、32a…肩、34…屈曲保護部分、36…溝、38
…錠止突起、40…工具掛け面、50…ブッシュ部分、
50a…環状溝、50b…壁面、50c…壁面、51…
受容孔、52…ファイバーセンタリング部、54…環状
段部、56…導入溝、57…環状段部、60…混成差込
みモジュールケーシング、61…受容孔、62…ファイ
バーセンタリング部、63…切欠き部、64…環状段
部、65…二次固定エレメント、66…予備センタリン
グ兼保護カラー、67…環状段部、70…送受信論理回
路、72…光送受信ダイオード、74…接続端子、76
…開孔部、80…給電導線、82…コンタクトブッシ
ュ、84…接続端子、86…コンタクトピン、88…電
気的接続部、90…鋳込み材、100…光送信又は光受
信エレメント、A…グリップ範囲、B…範囲。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ外装(30)内にある光導波路
    ケーブルとコネクタの光出射側に嵌込まれているカバー
    キャップ(20)とを有する、光導波路ケーブル用のコ
    ネクタにおいて、カバーキャップ(20)が弾性材料か
    ら形成されていてカバーキャップ底部(24)を有して
    おり、該カバーキャップ底部(24)が、該光導波路ケ
    ーブル(10)がブッシュ部分(50,60)内へ差し
    込まれるさいに、光導波路ケーブル(10)の前方の端
    面により、押し破られることを特徴とする光導波路ケー
    ブル用のコネクタ。
  2. 【請求項2】 コネクタ外装(30)が、コネクタ前側
    に向かって管状に突出した、減少した直径を有する管状
    突出部(32)を有しており、該管状突出部(32)の
    範囲がカバーキャップ(20)よりも大きな軸方向長さ
    を有しており、かつカバーキャップ(20)が前記範囲
    の末端部上に被せられていることを特徴とする請求項1
    記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 突出部(32)が光導波路ケーブル(1
    0)を同軸的に取り囲むケーブル外装であって外周面を
    有し、該外周面がその光出射側の端部に環状に突出した
    肩(32a)を有していることを特徴とする請求項2記
    載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 減少した直径を有する上記範囲がコネク
    タ外装(30)に一体に成形されていることを特徴とす
    る請求項2又は3に記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 コネクタ外装(30)が少なくとも1つ
    の錠止突起(38)を有していることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか1項記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 コネクタ外装(30)が二次固定用のす
    くなくとも1つの切欠き(36)又は溝を有しているこ
    とを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記
    載のコネクタ。
  7. 【請求項7】 コネクタ外装(30)が錠止解除用工具
    を掛けるための少なくとも1つの工具掛け面を有してい
    ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記
    載のコネクタ。
  8. 【請求項8】 コネクタ外装(30)がケーブル出口側
    に屈曲保護範囲(34)を有していることを特徴とする
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載のコネクタ。
  9. 【請求項9】 ブッシュ部分(50,60)がコネクタ
    のための受容孔(51,61)を有し、かつ該受容孔
    (51,61)が少なくとも1つの環状の段部(54,
    64)を有し、該段部にカバーキャップ(20)が、コ
    ネクタが受容孔(51,61)内へ押し込まれるさい
    に、係止されることを特徴とする請求項1乃至8のいず
    れか1項に記載のコネクタのためのブッシュ部分。
  10. 【請求項10】 受容孔(51,61)が、ブッシュ部
    分(50,60)内において前記段部より差込み方向で
    みてさらに深い位置にある第2の段部(57,67)を
    有し、該第2の段部が受容孔(51,61)の孔径をさ
    らに小さくしていることを特徴とする請求項9に記載の
    ブッシュ部分。
  11. 【請求項11】 ブッシュ部分(50)が対称形に形成
    されていて1つの一貫した受容孔(51)を有してお
    り、該受容孔内に2つの反対側からそれぞれ1つのコネ
    クタが押し込み可能であることを特徴とする請求項9又
    は10に記載のブッシュ部分。
  12. 【請求項12】 ブッシュ部分(60)が開孔(76)
    を有し、該開孔内に1つの光送信エレメント及び/又は
    光受信エレメント(72)が、その光出射面及び/又は
    光入射面が受容孔(61)内へ差し込まれたコネクタと
    光結合するように、挿入可能であることを特徴とする請
    求項11に記載のブッシュ部分。
  13. 【請求項13】 開孔(76)内に光送信エレメント及
    び/又は光受信エレメント(72)の他に送信論理回路
    及び/又は受信論理回路が設けられていることを特徴と
    する請求項12に記載のブッシュ部分。
  14. 【請求項14】 ブッシュ部分(50,60)がコネク
    タの錠止突起(38)を受容するための切欠き部(5
    6,63)を有していることを特徴とする、請求項9乃
    至13のいずれか1項に記載のブッシュ部分。
  15. 【請求項15】 ブッシュ部分(60)が、コネクタの
    切欠き(36)内へ掛け止め又は押し込められる二次固
    定エレメント(65)を有していることを特徴とする請
    求項9乃至14のいずれか1項に記載のブッシュ部分。
  16. 【請求項16】 ブッシュ部分(60)が、光導波路ケ
    ーブル用コネクタ(10)並びに電気的接続のための従
    来のコネクタのコンタクトエレメント(86)を受容す
    るために、混成ブッシュ部分として形成されていること
    を特徴とする請求項9乃至15のいずれか1項に記載の
    ブッシュ部分。
  17. 【請求項17】 ブッシュ部分からコネクタが引き出さ
    れるさいにカバーキャップ(20)をその元の位置へ押
    し戻す手段が設けられていることを特徴とする請求項1
    乃至16のいずれか1項に記載のブッシュ部分。
JP10106943A 1997-04-10 1998-04-01 光導波路ケーブル用のコネクタ及びコネクタ用のブッシュ部分 Pending JPH10311932A (ja)

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