JP2554835Y2 - シリンダスリーブ集合体鋳造用砂型の製作に用いられる成形型 - Google Patents

シリンダスリーブ集合体鋳造用砂型の製作に用いられる成形型

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、多気筒内燃機関用シリ
ンダブロックのシリンダスリーブ集合体を鋳造する砂型
の製作に用いられる成形型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種シリンダスリーブ集合体と
して、各シリンダスリーブの周壁外周面に、周方向に延
びる複数の凸条を母線方向に沿って所定の間隔で配列し
たものが知られている(実開昭55−104740号公
報参照)。
【0003】前記凸条を備えることの理由の1つは、シ
リンダスリーブ集合体の接触面積を拡大してシリンダバ
レル集合体に対するシリンダスリーブ集合体の密着性を
向上させることにあるが、次のような特定領域において
は、前記凸条はシリンダバレル集合体とシリンダスリー
ブ集合体との密着性向上には寄与しない。
【0004】即ち、前記のように、複数のシリンダスリ
ーブの相隣る両円筒状周壁相互を結合すると、シリンダ
スリーブ集合体の外周面は、両円筒状周壁の結合部両側
にそれぞれ谷形領域を有することになる。
【0005】このような構成のシリンダスリーブ集合体
を設置したシリンダブロック鋳造用鋳型において、シリ
ンダスリーブ集合体とウオータジャケット成形用中子と
の間に形成されるシリンダバレル集合体成形用キャビテ
ィに溶湯を注入すると、前記谷形領域が臨む部位に存す
る溶湯が、他の部位に存する溶湯よりも遅く凝固する傾
向が生じる。そのため、シリンダバレル集合体の谷形領
域対向部には周方向の凝固収縮力が作用するが、前記凸
条はこの凝固収縮力に対抗し得ないため谷形領域対向部
に引けが発生して、その対向部と谷形領域との密着性が
悪化するのである。
【0006】そこで、本考案者等は、シリンダバレル集
合体の谷形領域対向部における引けを抑制して、その対
向部と谷形領域との密着性を向上させることのできるシ
リンダスリーブ集合体として、多気筒内燃機関用シリン
ダブロックのシリンダバレル集合体に鋳ぐるまれるよう
に、複数のシリンダスリーブの相隣る両円筒状周壁相互
を結合してなり、両周壁の結合部両側に存するシリンダ
スリーブ集合体外周面の各谷形領域に、シリンダブロッ
ク鋳造時シリンダバレル集合体に食込む複数の引け抑制
用突起を、各円筒状周壁から略放射方向に突出するよう
に設けたシリンダスリーブ集合体を開発した。
【0007】このシリンダスリーブ集合体によれば、各
突起による引け抑制作用を得て、シリンダバレル集合体
の谷形領域対向部とシリンダスリーブ集合体の谷形領域
との密着性を向上させることができる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】前記シリンダスリーブ
集合体は鋳造過程を経て製造されているが、その砂型の
製作に当っては、各引け抑制用突起が各円筒状周壁から
略放射方向に突出している関係上、砂型に成形される各
突起鋳造用凹部とその凹部を成形する成形型の各凸型と
の間に特別な工夫を施さないと、砂型の離型をスムーズ
に行うことができなくなる。
【0009】本考案は前記に鑑み、突起鋳造用凹部を持
つ砂型の離型をスムーズに行うことのできる前記成形型
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、多気筒内燃機
関用シリンダブロックのシリンダバレル集合体に鋳ぐる
まれるように、複数のシリンダスリーブの相隣る両円筒
状周壁相互を結合してなり、両周壁の結合部両側に存す
るシリンダスリーブ集合体外周面の各谷形領域に、前記
シリンダブロック鋳造時前記シリンダバレル集合体に食
込む複数の引け抑制用突起を、各円筒状周壁から略放射
方向に突出するように設けたシリンダスリーブ集合体を
鋳造するための砂型を製作する成形型であって、前記谷
形領域に対応した前記砂型の山形内面を成形する成形型
構成部を備え、その成形型構成部に、前記山形内面に複
数の突起鋳造用凹部を成形し、且つ前記砂型の離型に先
立って、前記凹部から離脱する複数の凸型を設けたこと
を特徴とする。
【0011】
【実施例】図1,図2は多気筒、図示例では4気筒の直
列形内燃機関用シリンダブロック1を示し、そのシリン
ダブロック1はアルミニウム合金製シリンダブロック本
体2と、鋳鉄製シリンダスリーブ集合体3とよりなる。
シリンダブロック本体2は、シリンダスリーブ集合体3
を鋳ぐるんだシリンダバレル集合体4と、そのシリンダ
バレル集合体4を囲繞する外壁体5と、外壁体5の一端
に連設されたクランクケース6とより構成される。シリ
ンダバレル集合体4と外壁体5との間にはウオータジャ
ケット7が形成される。
【0012】図3〜図5において、シリンダスリーブ集
合体3は、各シリンダボア8の中心線を相互に平行させ
て並ぶ複数、図示例では4個のシリンダスリーブ31
4の相隣る両円筒状周壁9相互間を母線方向全長に亘
って結合したものである。
【0013】各シリンダスリーブ31 〜34 の周壁9外
周面には周方向に延びる複数の凸条10が、母線方向略
全長に亘って所定の間隔で配列されている。これら凸条
10は、シリンダバレル集合体4に対するシリンダスリ
ーブ集合体3の抜止めと、シリンダスリーブ集合体3の
接触面積拡大によるシリンダバレル集合体4およびシリ
ンダスリーブ集合体3間の密着性向上とを狙って設けら
れたものである。
【0014】またシリンダスリーブ集合体3外周面にお
いて、相隣る両円筒状周壁9の結合部11両側に存する
各谷形領域Aには、シリンダブロック1鋳造時シリンダ
バレル集合体4に食込む複数の引け抑制用突起12が、
各凸条10に隣接する各凹条13に位置するように設け
られている。各突起12は、相隣るもの相互間に所定の
間隔をとって各凹条13底面より略放射方向に突出して
おり、各突起12の先端は各凸条10よりも半径方向外
方に位置する。これら突起12は、シリンダスリーブ集
合体3の鋳造と同時に成形されたものである。
【0015】ここで、谷形領域Aは次のように規定され
る。
【0016】即ち、図3に明示するように、一方のシリ
ンダスリーブ31 において、全シリンダボア8の中心線
bを含む平面Cに直交し、且つ一方のシリンダスリーブ
1のシリンダボア8の中心線bを含む垂直面Dから結
合部11側へシリンダボア中心角αで約30°変位した
傾斜面をEとし、また結合部11を挟んで、前記傾斜面
Eと同様に規定される他方のシリンダスリーブ32 にお
ける傾斜面をFとしたとき、一方の傾斜面Eから結合部
11を通り他方の傾斜面Fまでの範囲が谷形領域Aとな
る。
【0017】図6に示すように、シリンダブロック鋳造
用鋳型14においては、シリンダスリーブ集合体3の各
シリンダスリーブ31 〜34 にボアピン15が嵌合さ
れ、またシリンダスリーブ集合体3の外周には、その外
周面に沿う内周面を持ったウオータジャケット成形用中
子16が配設される。これによりシリンダスリーブ集合
体3と中子16との間にはシリンダバレル集合体成形用
キャビティ17が形成される。
【0018】シリンダブロック1の鋳造に当り、キャビ
ティ17にAl合金の溶湯を注入すると、谷形領域Aが
臨む部位17aに存する溶湯が、他の部位17bに存す
る溶湯よりも遅く凝固する傾向が生じる。
【0019】そのため、2本の矢印gで示すように、谷
形領域Aに対向するシリンダバレル集合体4のV字形部
4aには、互に逆向きで、且つ周方向の凝固収縮力が作
用するが、そのV字形部4aには各突起12が食込んで
前記凝固収縮力に対抗するので、V字形部4aにおける
引けの発生が抑制される。この場合、各突起12は略放
射方向に向っているので、前記凝固収縮力に対して大き
な対抗力を発揮する。
【0020】このようにして、シリンダバレル集合体4
のV字形部4aとシリンダスリーブ集合体3の谷形領域
Aとの密着性を向上させることができる。
【0021】前記シリンダスリーブ集合体3は、図7に
示す砂型18を用いて鋳造される。その砂型18はレジ
ン砂より構成される。
【0022】砂型18の砂型本体19は、各シリンダボ
ア8の中心線bを含むような合せ面20を挟んで対称関
係にある一対の半体21より構成され、また両端部にそ
れぞれ位置する一対の優弧状内周面22と、両優弧状内
周面22間に在って相対向するものを一組とする二組の
劣弧状内周面23と、相隣る優弧状内周面22および劣
弧状内周面23間ならびに相隣る両劣弧状内周面23間
を繋ぐ6つの台形状嵌込み溝24とを有する。
【0023】各優弧状内周面22により囲まれる各空間
および相対向する両劣弧状内周面23間の各空間には、
それぞれシリンダボア成形用円柱状砂中子25が設置さ
れる。また各嵌込み溝24には、嵌込み砂型27の基端
部27aが嵌着され、その基端部27aに連なり、シリ
ンダスリーブ集合体3の谷形領域Aに対応する山形内面
26を備えた山形部27bが嵌込み溝24から突出す
る。
【0024】このように砂型本体19、各砂中子25お
よび各嵌込み砂型27を協働させることによって、砂型
18にはシリンダスリーブ集合体用キャビティ28が形
成される。図には省略したが、各優弧状内周面22およ
び各劣弧状内周面23には、シリンダスリーブ集合体3
の各凹、凸条13,10に対応して複数の凹、凸条が形
成されている。
【0025】各嵌込み砂型27において、その山形内面
26には、図8,図9に明示するように、シリンダスリ
ーブ集合体3の各凹、凸条13,10に対応する複数の
凹、凸条29,30と、各凸条30に配設されて各引け
抑制用突起12を鋳造する複数の凹部31とが成形され
ている。
【0026】図7において、砂型18は、その外側に存
する砂利等よりなるバックアップ体32によって補強さ
れる。
【0027】前記砂型18のキャビティ28に鋳鉄組成
の溶湯を注入すれば、図3〜図5に示したシリンダスリ
ーブ集合体3を鋳造することができる。
【0028】前記砂型18は、図10〜図15に示す成
形型、即ち金型である第1,第2成形型33,34およ
び図示しない中子成形型を用いて成形される。
【0029】図10は、砂型本体19における半体21
を製作するための第1成形型33を示し、その成形型3
3は上型35と下型36とよりなり、両型35,36に
よって半体21に対応する成形用キャビティ37が形成
される。半体21は、上型35の各吹込み口38からキ
ャビティ37内へレジン砂を吹込むことによって成形さ
れる。
【0030】図11〜図15は山形内面26を備えた嵌
込み砂型27を鋳造するための第2成形型34を示す。
【0031】図11,図13に明示するように、第2成
形型34は固定の下型(成形型構成部)39と、その下
型39に着脱される上型40とより構成され、両型3
9,40間には図示しない位置決め手段が設けられてい
る。上型40は所定の間隔を存して対向する一対の側壁
41と、両側壁41の両端面にそれぞれ取付けられた一
対の端壁42とよりなり、それら41,42により形成
されて上向きに開口するレジン砂用装入口43を有す
る。また各端壁42は一対の凹弧状斜面44を持つ山形
部45を備え、その山形部45は両側壁41よりも下方
へ突出している。下型39は横断面略V字形をなし、上
型40における両側壁41の下面46に対向する一対の
上面47と、両上面47に連なり、且つ一対の凸弧状斜
面48を持つ谷形面49とを有する。
【0032】上、下型40,39を閉じた状態では、上
型40における両側壁41の下面46が下型39の両上
面47にそれぞれ合致し、また上型40における山形部
45の両斜面44が、下型39の谷形面49長手方向両
端部において両斜面48に合致する。これにより、両側
壁41内面、両端壁42内面および下型39の谷形面4
4によって嵌込み砂型27に対応する成形用キャビティ
50が形成される。
【0033】図14に明示するように成形用キャビティ
50において、上型40側の台形領域hは、嵌込み溝2
4に嵌込まれる嵌込み砂型27の基端部27a(図8,
図9参照)を成形するために用いられ、また下型39側
の谷形領域jは、嵌込み溝24から突出する嵌込み砂型
27の山形部27b(図8,図9参照)を成形するため
に用いられる。
【0034】図14に明示するように下型39におい
て、谷形面49の各斜面48を形成する各下型構成部5
3には、嵌込み砂型27の各凹、凸条29,30に対応
する複数の凹、凸条54,55と、各凹条54に開口し
て嵌込み砂型27の突起鋳造用凹部31に対応する複数
の貫通孔56とが形成されている。
【0035】各貫通孔56には、前記凹部31を成形す
るピン状凸型57が摺動自在に嵌合され、各下型構成部
53において、各凸型57の基端部は、各下型構成部5
3の背面側に配設されたホルダ58に集合させて保持さ
れる。各ホルダ58が各下型構成部53の背面に衝合し
た状態では、各凸型57の先端部が各貫通孔56から略
放射方向に突出し、その突出長さは突起鋳造用凹部31
の深さに等しい。
【0036】図11〜図14に明示するように各下型構
成部53には、各凸型57を各貫通孔56から突出さ
せ、また各貫通孔56内に没入させる作動機構59が次
のように設けられている。
【0037】各下型構成部53の両端面に同一軸線上に
位置するように支持軸60が突設され、各支持軸60に
カム板61が回動自在に設けられる。各カム板61は、
弧状をなす長孔62を有し、その長孔62にホルダ58
の端面に突設された作動ピン63が摺動自在に嵌合され
る。また各下型構成部53において、両カム板61の外
周部にコ字形操作ハンドル64の両平行アーム65がそ
れぞれ斜め上方へ延びるように連結される。
【0038】図14、実線示のように、操作ハンドル6
4が上側に在って作動ピン63が、支持軸60に近い長
孔62の一端部側に位置すると、ホルダ58が下型構成
部53背面に当接して各凸型57の先端部が各貫通孔5
6から突出する。一方、同図、鎖線示のように操作ハン
ドル64が下側に在って作動ピン63が、支持軸60か
ら遠い長孔62の他端部側に位置すると、ホルダ58が
下型構成部53背面から離間して各凸型57の先端部が
貫通孔56内に没入する。
【0039】嵌込み砂型27の成形に当っては、図1
4、鎖線示のように操作ハンドル64を下側に位置させ
て各凸型57を各貫通孔56内に没入させる。次いで装
入口43からキャビティ50内へレジン砂を入れて突き
硬め、砂型素材を成形する。その後、図14、実線示の
ように操作ハンドル64を上側に位置させて各凸型57
の先端部を各貫通孔56から突出させ、これにより、図
15に示すように砂型素材の山形内面26に各凸型57
の先端部を押込んで突起鋳造用凹部31を成形する。
【0040】谷形面49に複数の凸型57が密集してい
る場合、各凸型57の先端部を貫通孔56から突出させ
た状態で嵌込み砂型27の成形と同時に各凹部31の成
形を行うと、レジン砂が全部の凸型57の先端部に行渡
らずに不良品を生じることがあるが、前記のように各凸
型57の先端部を砂型素材の山形内面26に押込んで各
凹部31の成形を行うと、各凹部31を確実に、且つ形
状崩れを起すことなく成形することができる。
【0041】嵌込み砂型27の離型に当っては、操作ハ
ンドル64を再び下側に位置させて各凸型57を各凹部
31から抜き、次いで上型40を嵌込み砂型27から外
し、その後嵌込み砂型27を下型39から外す。これに
より嵌込み砂型27の離型をスムーズに行うことができ
る。
【0042】なお、各下型構成部53に各凸型57を固
定し、各下型構成部53を移動させて各凸型57を各凹
部31から離脱させるようにしてもよい。また本考案は
砂型本体19と嵌込み砂型27とを一体化した砂型18
を成形する成形型にも適用される。
【0043】
【考案の効果】本考案によれば、シリンダスリーブ集合
体鋳造用砂型の製作に用いられる成形型において、山形
内面を有する砂型の離型に先立って、各凸型を、山形内
面に成形された突起鋳造用凹部から離脱させるようにし
たので、各凹部を損傷することなく、砂型の離型をスム
ーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリンダブロックの要部破断平面図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】シリンダスリーブ集合体の要部破断平面図であ
る。
【図4】図3の4矢視図に相当する要部破断側面図であ
る。
【図5】図3の5矢示部の拡大図である。
【図6】シリンダブロック鋳造用鋳型の要部を示す横断
平面図である。
【図7】シリンダスリーブ集合体鋳造用砂型の平面図で
ある。
【図8】嵌込み砂型の斜視図である。
【図9】図8の9−9線断面図である。
【図10】砂型本体における半体を成形するための第1
成形型の縦断正面図である。
【図11】嵌込み砂型を成形するための第2成形型の正
面図である。
【図12】図11の12矢視図である。
【図13】図11の13矢視図である。
【図14】図13の14−14線断面図である。
【図15】嵌込み砂型の成形工程説明図である。
【符号の説明】
1 シリンダブロック 3 シリンダスリーブ集合体 31 〜34 シリンダスリーブ 9 周壁 11 結合部 12 引け抑制用突起 18 砂型 26 山形内面 27 砂型を構成する嵌込み砂型 31 突起鋳造用凹部 39 下型(成形型構成部) 57 凸型

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多気筒内燃機関用シリンダブロック
    (1)のシリンダバレル集合体(4)に鋳ぐるまれるよ
    うに、複数のシリンダスリーブ(31 〜34 )の相隣る
    両円筒状周壁(9)相互を結合してなり、両周壁(9)
    の結合部(11)両側に存するシリンダスリーブ集合体
    (3)外周面の各谷形領域(A)に、前記シリンダブロ
    ック(1)鋳造時前記シリンダバレル集合体(4)に食
    込む複数の引け抑制用突起(12)を、各円筒状周壁
    (9)から略放射方向に突出するように設けたシリンダ
    スリーブ集合体(3)を鋳造するための砂型(18)を
    製作する成形型であって、前記谷形領域(A)に対応し
    た前記砂型(18)の山形内面(26)を成形する成形
    型構成部(39)を備え、その成形型構成部(39)
    に、前記山形内面(26)に複数の突起鋳造用凹部(3
    1)を成形し、且つ前記砂型(18)の離型に先立っ
    て、前記凹部(31)から離脱する複数の凸型(57)
    を設けたことを特徴とするシリンダスリーブ集合体鋳造
    用砂型の製作に用いられる成形型。
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