JP2551112Y2 - スピニングリールの逆転防止機構 - Google Patents
スピニングリールの逆転防止機構Info
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- JP2551112Y2 JP2551112Y2 JP3321291U JP3321291U JP2551112Y2 JP 2551112 Y2 JP2551112 Y2 JP 2551112Y2 JP 3321291 U JP3321291 U JP 3321291U JP 3321291 U JP3321291 U JP 3321291U JP 2551112 Y2 JP2551112 Y2 JP 2551112Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、釣り糸巻き取り伝動機
構が釣り糸繰り出し方向へ逆転するのを逆転防止機構で
阻止するとともに、前記逆転防止機構を、リール本体に
支持された爪体と、釣り糸巻き取り伝動機構を構成する
駆動軸に形成した歯部とで構成するとともに、前記釣り
糸巻き取り伝動機構の釣り糸巻き取り方向への回転に連
動して、前記爪体を前記歯部より離間する状態に切り換
え、前記釣り糸巻き取り伝動機構の釣り糸繰り出し方向
への回転に連動して、前記爪体が前記歯部に咬合する状
態を許容する姿勢切り換え機構を備えスピニングリール
の逆転防止機構に関する。
構が釣り糸繰り出し方向へ逆転するのを逆転防止機構で
阻止するとともに、前記逆転防止機構を、リール本体に
支持された爪体と、釣り糸巻き取り伝動機構を構成する
駆動軸に形成した歯部とで構成するとともに、前記釣り
糸巻き取り伝動機構の釣り糸巻き取り方向への回転に連
動して、前記爪体を前記歯部より離間する状態に切り換
え、前記釣り糸巻き取り伝動機構の釣り糸繰り出し方向
への回転に連動して、前記爪体が前記歯部に咬合する状
態を許容する姿勢切り換え機構を備えスピニングリール
の逆転防止機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、上記のように構成されたスピニン
グリールの逆転防止機構としては、実公昭６３―６４号
公報に示されるものが存在し、この従来例では釣り糸の
巻き取り用の駆動軸に対して、摩擦構造を介してカム状
の制御体を設け、釣り糸を巻き取る方向に駆動軸が回転
した場合には、駆動軸からの動力による制御体の姿勢変
更で、爪体をラチェットホイールから離間させて、爪体
とラチェットホイールとの接触音の発生を阻止し、又、
夫々の磨滅を抑制するよう構成されている。
グリールの逆転防止機構としては、実公昭６３―６４号
公報に示されるものが存在し、この従来例では釣り糸の
巻き取り用の駆動軸に対して、摩擦構造を介してカム状
の制御体を設け、釣り糸を巻き取る方向に駆動軸が回転
した場合には、駆動軸からの動力による制御体の姿勢変
更で、爪体をラチェットホイールから離間させて、爪体
とラチェットホイールとの接触音の発生を阻止し、又、
夫々の磨滅を抑制するよう構成されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ここで、前述した従来
例について考えるに、この従来例では釣り糸の巻き取り
駆動時には、爪体をラチェットホイールから離間させて
いるので、接触音の発生を阻止して静粛性に優れ、又、
爪体等の磨滅が低減されるという良好な面を有する反
面、例えば、引きの強い魚とやり取りを行う場合のよう
に、竿の弾性力を利用して魚を寄せる動作の後に、短時
間巻上げ操作を行うという操作を繰り返して行うことを
想定すると、巻上げ操作時には、爪体がラチェットホイ
ールから離間した姿勢にあり、この巻上げの直後に竿を
操作して竿の弾性力により魚を寄せる際には、釣り糸の
張力により駆動軸が逆転することに起因する制御体の姿
勢変更により爪体がラチェットホイールに接触する姿勢
に変化するものの、この姿勢変化は、さ程迅速で無いた
め、駆動軸の逆転が阻止されるまでに釣り糸が無駄に繰
り出されることもあり、実釣時の能率の面で改善の余地
がある。本考案の目的は、前述した静粛性、磨滅の低減
性を損なうこと無く、駆動系の逆転動作を迅速に阻止す
る逆転防止機構を合理的に構成する点にある。
例について考えるに、この従来例では釣り糸の巻き取り
駆動時には、爪体をラチェットホイールから離間させて
いるので、接触音の発生を阻止して静粛性に優れ、又、
爪体等の磨滅が低減されるという良好な面を有する反
面、例えば、引きの強い魚とやり取りを行う場合のよう
に、竿の弾性力を利用して魚を寄せる動作の後に、短時
間巻上げ操作を行うという操作を繰り返して行うことを
想定すると、巻上げ操作時には、爪体がラチェットホイ
ールから離間した姿勢にあり、この巻上げの直後に竿を
操作して竿の弾性力により魚を寄せる際には、釣り糸の
張力により駆動軸が逆転することに起因する制御体の姿
勢変更により爪体がラチェットホイールに接触する姿勢
に変化するものの、この姿勢変化は、さ程迅速で無いた
め、駆動軸の逆転が阻止されるまでに釣り糸が無駄に繰
り出されることもあり、実釣時の能率の面で改善の余地
がある。本考案の目的は、前述した静粛性、磨滅の低減
性を損なうこと無く、駆動系の逆転動作を迅速に阻止す
る逆転防止機構を合理的に構成する点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案の特徴は、釣り糸
巻き取り伝動機構が釣り糸繰り出し方向へ逆転するのを
阻止する逆転防止機構を、リール本体に支持された爪体
と、釣り糸巻き取り伝動機構に連係して回転する歯部と
で構成するとともに、前記釣り糸巻き取り伝動機構の釣
り糸巻き取り方向への回転に連動して、前記爪体を前記
歯部より離間する状態に切り換え、前記釣り糸巻き取り
伝動機構の釣り糸繰り出し方向への回転に連動して、前
記爪体が前記歯部に咬合する状態を許容する姿勢切り換
え機構を備え、前記姿勢切り換え機構を、前記釣り糸巻
き取り伝動機構を構成する駆動軸より動力伝達を受ける
増速ギヤ伝動部と、この増速ギヤ伝動部によって駆動さ
れて前記爪体を姿勢変更する操作部とで構成してある点
にありその作用、及び、効果は次の通りである。
巻き取り伝動機構が釣り糸繰り出し方向へ逆転するのを
阻止する逆転防止機構を、リール本体に支持された爪体
と、釣り糸巻き取り伝動機構に連係して回転する歯部と
で構成するとともに、前記釣り糸巻き取り伝動機構の釣
り糸巻き取り方向への回転に連動して、前記爪体を前記
歯部より離間する状態に切り換え、前記釣り糸巻き取り
伝動機構の釣り糸繰り出し方向への回転に連動して、前
記爪体が前記歯部に咬合する状態を許容する姿勢切り換
え機構を備え、前記姿勢切り換え機構を、前記釣り糸巻
き取り伝動機構を構成する駆動軸より動力伝達を受ける
増速ギヤ伝動部と、この増速ギヤ伝動部によって駆動さ
れて前記爪体を姿勢変更する操作部とで構成してある点
にありその作用、及び、効果は次の通りである。
【０００５】
【作用】釣り糸巻き取り伝動機構が釣り糸の巻き取り方
向に駆動された場合には、釣り糸巻き取り方向に回転す
る駆動軸より動力伝達を受けてギヤ伝動部が増速状態で
駆動され、その増速されたギヤ伝動部が爪体に作用し
て、その爪体を歯部より離間する状態に姿勢変更させ
る。釣り糸巻き取り伝動機構が釣り糸の繰り出し方向に
逆転作動される場合には、釣り糸巻き取り方向に回転す
る駆動軸より動力伝達を受けてギヤ伝動部が増速状態で
逆転駆動され、その爪体を歯部と咬合する状態に姿勢変
更させる。つまり、爪体の姿勢変更を促す機構が増速さ
れているので、短時間のうちに逆転防止機構を逆転阻止
状態に切り換えることができる。
向に駆動された場合には、釣り糸巻き取り方向に回転す
る駆動軸より動力伝達を受けてギヤ伝動部が増速状態で
駆動され、その増速されたギヤ伝動部が爪体に作用し
て、その爪体を歯部より離間する状態に姿勢変更させ
る。釣り糸巻き取り伝動機構が釣り糸の繰り出し方向に
逆転作動される場合には、釣り糸巻き取り方向に回転す
る駆動軸より動力伝達を受けてギヤ伝動部が増速状態で
逆転駆動され、その爪体を歯部と咬合する状態に姿勢変
更させる。つまり、爪体の姿勢変更を促す機構が増速さ
れているので、短時間のうちに逆転防止機構を逆転阻止
状態に切り換えることができる。
【０００６】
【考案の効果】従って、釣り糸巻き取り時における静粛
性、磨滅の低減性を損なうこと無く、釣り糸巻き取り伝
動機構の逆転動作を迅速に阻止して、釣り糸の無駄な繰
り出しを抑制する逆転防止機構が合理的に構成されたの
である。歯部を駆動する駆動軸を基準として増速駆動す
る形態を採っているので、歯部の回転速度が高速になれ
ば爪体の作動速度も高速にできるため、爪体の歯部に対
する咬合離間を迅速に行うことができ、逆転動作を阻止
するだけでなく糸巻き取り時には歯部より迅速に離間
し、歯部と爪体との接触による接触音の発生も回避で
き、静粛性の確保にも寄与できるものである。
性、磨滅の低減性を損なうこと無く、釣り糸巻き取り伝
動機構の逆転動作を迅速に阻止して、釣り糸の無駄な繰
り出しを抑制する逆転防止機構が合理的に構成されたの
である。歯部を駆動する駆動軸を基準として増速駆動す
る形態を採っているので、歯部の回転速度が高速になれ
ば爪体の作動速度も高速にできるため、爪体の歯部に対
する咬合離間を迅速に行うことができ、逆転動作を阻止
するだけでなく糸巻き取り時には歯部より迅速に離間
し、歯部と爪体との接触による接触音の発生も回避で
き、静粛性の確保にも寄与できるものである。
【０００７】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図５に示すように、ハンドル１を備えたリール本
体２の前部にベール３を有したロータ４、及び、スプー
ル５夫々を配置すると共に、ハンドル軸６によって駆動
される駆動ギヤ７からの動力をピニオンギヤ８、筒軸９
（駆動軸の一例）夫々を介してロータ４に伝える伝動
系、及び、ピニオンギヤ８からの動力を入力ギヤ１０、
螺軸１１、摺動子１２夫々で成るオシレーティング機構
によって往復運動に変換してスプール軸１３に伝える伝
動系を備えてスピニングリールを構成する。
する。図５に示すように、ハンドル１を備えたリール本
体２の前部にベール３を有したロータ４、及び、スプー
ル５夫々を配置すると共に、ハンドル軸６によって駆動
される駆動ギヤ７からの動力をピニオンギヤ８、筒軸９
（駆動軸の一例）夫々を介してロータ４に伝える伝動
系、及び、ピニオンギヤ８からの動力を入力ギヤ１０、
螺軸１１、摺動子１２夫々で成るオシレーティング機構
によって往復運動に変換してスプール軸１３に伝える伝
動系を備えてスピニングリールを構成する。
【０００８】前記スプール軸１３の前端に螺合する締め
付け部材１４によってスプール５が支持され、このスプ
ール５の前部の樹脂性の鍔状部５Ａの外周には摩擦抵抗
を低減するステンレス材１５が埋め込まれ、又、この鍔
状部５Ａはスプール本体に対してビス１６によって固定
され、更に、このスプール５のスカート部５Ｂには図６
及び図７に示すように、中間部材１７の軸部１８を介し
て揺動自在に支持され、かつ、バネ１９で閉じ方向に付
勢された糸止め片２０が設けられている。尚、この糸止
め片２０はスカート部５Ｂとの間に釣り糸２１の端部を
挟み込んで保持できるようになっている。
付け部材１４によってスプール５が支持され、このスプ
ール５の前部の樹脂性の鍔状部５Ａの外周には摩擦抵抗
を低減するステンレス材１５が埋め込まれ、又、この鍔
状部５Ａはスプール本体に対してビス１６によって固定
され、更に、このスプール５のスカート部５Ｂには図６
及び図７に示すように、中間部材１７の軸部１８を介し
て揺動自在に支持され、かつ、バネ１９で閉じ方向に付
勢された糸止め片２０が設けられている。尚、この糸止
め片２０はスカート部５Ｂとの間に釣り糸２１の端部を
挟み込んで保持できるようになっている。
【０００９】図１乃至図４に示すように、このリールで
は、リール本体２の前部に逆転防止機構が備えられ、こ
の機構は、リール本体２に対し支軸２２周りで揺動自在
に支持された爪体２３と、ロータ４の内周面に複数形成
された歯部２４‥と、前記筒軸９の釣り糸巻き取り方向
への回転により爪体２３を歯部２４‥から離間させ、釣
り糸繰り出し方向への回転で爪体２３の歯部２４‥への
係合を許す姿勢切り換え機構Ａとで成っている。
は、リール本体２の前部に逆転防止機構が備えられ、こ
の機構は、リール本体２に対し支軸２２周りで揺動自在
に支持された爪体２３と、ロータ４の内周面に複数形成
された歯部２４‥と、前記筒軸９の釣り糸巻き取り方向
への回転により爪体２３を歯部２４‥から離間させ、釣
り糸繰り出し方向への回転で爪体２３の歯部２４‥への
係合を許す姿勢切り換え機構Ａとで成っている。
【００１０】前記爪体２３はバネ２５で歯部２４‥と係
合する方向に付勢され、又、姿勢切り換え機構Ａは筒軸
９に外嵌固定された第１ギヤ２６、及び、この第１ギヤ
２６に咬合する第２ギヤ２７で筒軸９の回転速度の増大
を図るギヤ伝動部Ｍと、第２ギヤ２７の回転動力がコイ
ルバネ型の摩擦伝動機構２８を介して伝えられるアーム
状の操作部２９とで成っている。
合する方向に付勢され、又、姿勢切り換え機構Ａは筒軸
９に外嵌固定された第１ギヤ２６、及び、この第１ギヤ
２６に咬合する第２ギヤ２７で筒軸９の回転速度の増大
を図るギヤ伝動部Ｍと、第２ギヤ２７の回転動力がコイ
ルバネ型の摩擦伝動機構２８を介して伝えられるアーム
状の操作部２９とで成っている。
【００１１】又、リール本体２の切り換えレバー３０と
連係する異径軸３１の回転姿勢の変更で爪体２３を強制
的に歯部２４‥から離間させるよう構成してあり、この
異径軸３１の回転作動と連係してシフトするアーム材３
２には、前記第２ギヤ２７との接触で間歇音を生ずるク
リック音発生具３３が設けられている。
連係する異径軸３１の回転姿勢の変更で爪体２３を強制
的に歯部２４‥から離間させるよう構成してあり、この
異径軸３１の回転作動と連係してシフトするアーム材３
２には、前記第２ギヤ２７との接触で間歇音を生ずるク
リック音発生具３３が設けられている。
【００１２】そして、このリールでは切換レバー３０を
爪体２３と歯部２４‥との係合を許す姿勢に設定した状
態で釣り糸２１を巻上げ駆動した場合には図３に示すよ
うに姿勢切り換え機構Ａによって爪体２３が歯部２４‥
から離間して円滑な操作を行えると共に、クリック音発
生具３３で比較的短い周期の間歇音を発生させ、又、釣
り糸２１の張力等によりロータ４が逆転しようとした場
合には図１に示すように、姿勢切り換え機構Ａが筒軸９
の回転速度より迅速に爪体２３を歯部２４‥との係合を
許す姿勢に切り換えるので、爪体２３はバネ２５の付勢
力で歯部２４‥と係合する姿勢に切り換わり釣り糸２１
の繰り出しを抑制するのである。
爪体２３と歯部２４‥との係合を許す姿勢に設定した状
態で釣り糸２１を巻上げ駆動した場合には図３に示すよ
うに姿勢切り換え機構Ａによって爪体２３が歯部２４‥
から離間して円滑な操作を行えると共に、クリック音発
生具３３で比較的短い周期の間歇音を発生させ、又、釣
り糸２１の張力等によりロータ４が逆転しようとした場
合には図１に示すように、姿勢切り換え機構Ａが筒軸９
の回転速度より迅速に爪体２３を歯部２４‥との係合を
許す姿勢に切り換えるので、爪体２３はバネ２５の付勢
力で歯部２４‥と係合する姿勢に切り換わり釣り糸２１
の繰り出しを抑制するのである。
【００１３】尚、前記切換レバー３０を爪体２３と歯部
２４‥との係合を阻止する姿勢に設定した場合には、図
４に示すように、ロータ４の正逆双方への回転が許され
ると共に、クリック音発生具３３による間歇音を生じな
いものとなる。
２４‥との係合を阻止する姿勢に設定した場合には、図
４に示すように、ロータ４の正逆双方への回転が許され
ると共に、クリック音発生具３３による間歇音を生じな
いものとなる。
【００１４】〔別実施例〕本考案は前記実施例以外に、
例えば、従来例に示すように駆動軸に対してラチェット
ホイールを設けて実施することも可能であり、前記実施
例の構造の筒軸（駆動軸）と第１ギヤとの間に摩擦伝動
機構を介装した構造で実施することも可能である。
例えば、従来例に示すように駆動軸に対してラチェット
ホイールを設けて実施することも可能であり、前記実施
例の構造の筒軸（駆動軸）と第１ギヤとの間に摩擦伝動
機構を介装した構造で実施することも可能である。
【００１５】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】姿勢切換機構の正面図
【図２】第２ギヤの断面図
【図３】釣り糸巻上げ方向への回転時の姿勢切換機構の
正面図
正面図
【図４】切換レバー操作時の姿勢切換機構の正面図
【図５】スピニングリールの一部切欠き側面図
【図６】糸止め部の背面図
【図７】糸止め部の断面図
２ リール本体 ９ 駆動軸 ２３ 爪体 ２４ 歯部 ２９ 操作部 Ａ 姿勢切り換え機構 Ｍ ギヤ伝動部
Claims (1)
- 【請求項１】 釣り糸巻き取り伝動機構が釣り糸繰り出
し方向へ逆転するのを阻止する逆転防止機構を、リール
本体（２）に支持された爪体（２３）と、釣り糸巻き取
り伝動機構に連係して回転する歯部（２４）とで構成す
るとともに、前記釣り糸巻き取り伝動機構の釣り糸巻き
取り方向への回転に連動して、前記爪体（２３）を前記
歯部（２４）より離間する状態に切り換え、前記釣り糸
巻き取り伝動機構の釣り糸繰り出し方向への回転に連動
して、前記爪体（２３）が前記歯部（２４）に咬合する
状態を許容する姿勢切り換え機構（Ａ）を備え、 前記姿勢切り換え機構（Ａ）を、前記釣り糸巻き取り伝
動機構を構成する駆動軸（９）より動力伝達を受ける増
速ギヤ伝動部（Ｍ）と、この増速ギヤ伝動部（Ｍ）によ
って駆動されて前記爪体（２３）を姿勢変更する操作部
（２９）とで構成してあるスピニングリールの逆転防止
機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3321291U JP2551112Y2 (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | スピニングリールの逆転防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3321291U JP2551112Y2 (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | スピニングリールの逆転防止機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04127169U JPH04127169U (ja) | 1992-11-19 |
| JP2551112Y2 true JP2551112Y2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=31915949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3321291U Expired - Fee Related JP2551112Y2 (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | スピニングリールの逆転防止機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2551112Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6200287B2 (ja) * | 2013-11-14 | 2017-09-20 | シマノコンポネンツ マレーシア エスディーエヌ．ビーエッチディー． | 両軸受リール |
-
1991
- 1991-05-14 JP JP3321291U patent/JP2551112Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04127169U (ja) | 1992-11-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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