JP2515940Y2 - エンジンオイルレベル検出装置 - Google Patents

エンジンオイルレベル検出装置

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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両のエンジンオイルの残量を検出する
エンジンオイル検出装置に関する。
(従来の技術) エンジンオイルの検出は、エンジンルームを開いてお
いて、オイルパンに挿入されたオイルレベルゲージを抜
き出して、該ゲージに付着したオイルの位置を目視する
ことでオイルレベルを確認している。
(考案が解決しようとする課題) 従来はエンジンルームを開かないとオイルレベルの検
出ができないという問題がある。始業点検に際しては必
ずエンジンルームを開くのであまり問題にしなくても良
いのであるが、オイルレベルゲージは、オイルパンから
抜き出したゲージに付着しているオイルを拭掃しておい
て、オイルパンに挿入し、これに付着したオイル位置で
オイルレベルを視認しなければならないため、レベル検
出の操作性が悪く且つ手指を汚し易いという問題もあ
る。
そこで、本考案の目的は、エンジンルームを開かなく
ても、また、オイルレベルゲージを抜き出さなくてもオ
イルレベルが検出できる装置の提供にある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、エンジンオイルレベル検出装置において、
オイルパンに貯溜されたエンジンオイルのレベルを検出
してオイルレベル信号を出力するレベルセンサと、オン
にされることにより上記レベルセンサを作動させるため
の信号を出力するレベル検知用スイッチと、エンジンが
運転中であるか否かを検知してエンジンのオンオフ信号
を出力するエンジンオンオフ検知手段と、同エンジンオ
ンオフ手段からのエンジンオンオフ信号に基づき、上記
エンジンが停止してからの経過時間を計測するタイマ
と、上記オイルレベルセンサからのオイルレベル信号に
基づきオイルレベルを表示するディスプレイユニット
と、上記エンジンが停止中であることを上記エンジンオ
ンオフ検知手段からのオンオフ信号が示す場合は、上記
タイマによって計測されたエンジン停止後の経過時間が
所定時間以上となる前に上記レベル検知用スイッチがオ
ンにされると上記レベルセンサからのオイルレベル信号
に基づいて上記エンジンオイルのレベルを上記ディスプ
レイユニットに一定時間点滅表示し、上記エンジン停止
後の経過時間が所定時間以上となってから上記レベル検
知用スイッチがオンにされると上記レベルセンサからの
オイルレベル信号に基づいて上記エンジンオイルのレベ
ルを上記ディスプレイユニットに一定時間連続表示する
一方、上記エンジンが運転中であることを上記エンジン
オンオフ検知手段からのオンオフ信号が示す場合は、上
記レベルセンサの作動を停止するよう制御するコントロ
ーラとを備えている。
(作用) エンジンが停止してから所定時間が経過した後、レベ
ル検出用スイッチがオンにされると、レベルセンサが作
動してこのときのオイルレベル信号を出力し、これをデ
ィスプレイユニットに一定時間連続して表示する。
エンジンが停止して所定時間が経過する前にレベル検
出用スイッチがオンにされると、レベルセンサは作動し
てオイルレベル信号を出力して、これをディスプレイユ
ニットに一定時間表示するが、この時間内にはエンジン
オイルが安定していないため、ディスプレイユニットは
点滅表示をする。
エンジンがクランキングされると、オイルのレベルが
不安定になるのでレベルセンサの作動を停止する。
(実施例) 以下、図示の一実施例に基づいて本考案を詳細に説明
する。
第1図において、符合1は、図示されないオイルパン
内部に設置されていて、オイルパンに貯溜されたエンジ
ンオイルの量を電気的に検出してオイルレベル信号を出
力するレベルセンサを示している。レベルセンサ1が出
力するオイルレベル信号は、図示の例の場合、オイルの
補給が直ちに必要なウォーニング位置信号S1,オイル量
が下限のミニマム位置信号S2,オイル量が適正であるミ
ドル位置信号S3,オイル量が上限のマックス位置信号S4,
オイル量が規定量を越えているオーバー位置信号S5の5
段階に分かれている。この信号については5段階に限定
されるものではなく、更にきめ細かく分けることによっ
て補給するオイル量が判断できるようにしても良い。こ
れらの信号は、コントローラ2に入力される。レベルセ
ンサ1の電源はコントローラ2を介して供給され、後述
するレベル検知用スイッチの作動信号によってオンされ
るようになっている。コントローラ2は、マイクロコン
ピュータからなっていて、入力される各種信号を処理し
てディスプレイユニット3やウォーニングランプ5,ウォ
ーニングブザー6を作動させる信号を出力するのである
が、その詳細は後述する。
コントローラ2には、ディスプレイユニット3が接続
されている。このユニット3は、少なくともエンジンル
ームに配設されていて、エンジンルームのパネルを開閉
するか或いはパネルの開閉なしに覗き窓から目視できる
位置に設けられる。このユニット3は、オイルレベル信
号を処理したコントローラ2からのディスプレイ駆動信
号L1〜L5に基づいて、オイル検出されたレベルを例えば
発光ダイオードと文字標示で表示するものである。ディ
スプレイ駆動信号L1〜L5は、オイルレベル信号S1〜S5に
対応していて、オイルレベルをウォーニング(赤色
灯),ミニマム(橙色灯),ミドル(緑色灯),マック
ス(緑色灯),オーバー(橙色灯)の位置に分けて表示
する。このディスプレイユニット3の表示は、一定時間
なされ、エンジン停止後の経過時間に応じて連続表示か
点滅表示に分かれる。ディスプレイユニット3のオン時
間は、特別の場合を除き、レベルセンサ1のオン時間と
対応していて、スタータスイッチでオンさせられる場合
以外は、オイル補給に要する時間としての例えば15分間
が設定されている。
符合4は、エンジンの回転を検知してエンジンのオン
オフ信号を出力するエンジンオンオフ検知手段としての
オルタネータを示している。オルタネータ4は、エンジ
ンが停止されたときその出力がダウンしてローレベルと
なるので、エンジンが停止したエンジンオフ信号Lを取
り出す信号源として利用するものであり、この信号はコ
ントローラ2に入力される。コントローラ2には、レベ
ルセンサ1を作動させるためのレベル検知用スイッチと
しての自動戻り式のプッシュスイッチA,Bが接続されて
いる。プッシュスイッチAは、エンジンルーム内部に配
設され、同Bは運転席のインストルメントパネルに設け
られる。プッシュスイッチAは、エンジンルームのパネ
ルに設けられていて、これを押すとレベルセンサ作動信
号SWAが出力されてレベルセンサ1がオンにされ、オイ
ルレベル検出作用を行わせる。一方のスイッチBは、運
転席においてエンジンオイルのレベルを確認するための
ものである。このスイッチBによるレベルセンサ作動信
号SWBは、スタータスイッチ7を「ON」ポジションに位
置させたときコントローラ2に入力される信号VSを利用
すれば足りるので、特に設けなくても良いものである。
従って、スタータスイッチ7もレベル検出用スイッチの
一つに含まれている。符合6は運転席に設けられたウォ
ーニングブザーを示していて、オイルレベルが「ウォー
ニング」位置(S1)のときに出力されるブザー駆動信号
BZに基づいてオンされ鳴奏する。
第1図において、符合8はスタータモータを、同9は
エンジンをクランキングするスタータリレーを、同10は
トランスミッションのギヤがニュートラル位置に置かれ
ているときオンさせられるニュートラルスイッチを、同
11はエンジンルームの適所に設けられていて、運転席外
からエンジンをスタートさせるためのサブスタータスイ
ッチをそれぞれ示している。運転席に設けられたスター
タスイッチ7をスタート位置に回すとスタータリレー9
がオンにされてスタータモータ8を駆動し、エンジンを
クランキングする。キャブチルトできる車両の場合、ギ
ヤがニュートラル位置にあるときに、サブスタータスイ
ッチ11を作動させてエンジンをクランキングすることが
できる。このスイッチ11をオンにするとき、スタータス
イッチ7は「ACC」位置に置かれている。何れかのスイ
ッチをオンにしてエンジンをクランキングすると、エン
ジンスタート信号STがコントローラ2に入力される。ス
タータリレー9のオン信号すなわちクランキング信号を
エンジンオン信号として利用することもできる。
コントローラ2は、オルタネータ4から入力されるエ
ンジンオフ信号によりカウントを開始する30分タイマ
と、プッシュスイッチA,Bのオン信号により立ち上げら
れる15分タイマと、ランプの断線チェックやシステム作
動チェックのためにウォーニングランプ5を2秒間点灯
させる2secタイマをそれぞれ内蔵している。
以上のように構成された実施例の作用を説明する。
エンジンオイルは、エンジンを停止してから所定時間
例えば30分位は、オイルパン内での油面が安定しない。
従って、コントローラ2によるオイルレベル検出の制御
は、プッシュスイッチを押動したのが、エンジン停止後
所定時間(30分)経過後の場合と、所定時間内の場合と
に分けて行われるようになっている。第2図にはエンジ
ン停止後30分経過後のタイムチャートを示し、第3図に
は停止後30分以内のタイムチャートを示している。
第4図において、エンジンオフから30分が経過してい
る場合、ステップS2でプッシュスイッチAがオン(第2
図の)にされると、コントローラ2の15分タイマ,レ
ベルセンサ1,ディスプレイユニット3がそれぞれオンさ
れる。オンされたレベルセンサ1は、オイルパン内のオ
イルレベルを検知してオイルレベル信号をコントローラ
2に出力する。コントローラ2は、ステップS4におい
て、このときのオイルレベルがウォーニング位置信号S1
であるか否かを判断し、ウォーニング位置であれば、ウ
ォーニング信号L1を出力してディスプレイユニット3の
「ウォーニング」位置のランプ例えば赤色ランプを点灯
させて検査者に対してエンジンオイルの補給が必要であ
ることを知らしめると共に運転席のウォーニングランプ
5とウォーニングブザー6をオンにする。ステップS5に
おいて、プッシュスイッチオンから15分が経過したか否
かを見て、経過するとレベルセンサ1,ディスプレイユニ
ット3,ウーニングランプ5,ウォーニングブザー6をオフ
にする。
ステップS4において、オイルレベルがウォーニング位
置以外(レベル2〜5)であることが検知されると、ス
テップS14においてウォーニングランプ5を2秒間だけ
点灯させた後これをオフする。このウォーニングランプ
が点灯したことにより、当該ランプが断線していないこ
とと、システムが正常に作動していることがチェックさ
れる。オイルレベルがミニマム(S2),オーバー(S5)
の場合には、車両をこのまま走行させると遅からずエン
ジンに悪影響が出るので、ディスプレイユニット3のミ
ニマム表示とオーバー表示は橙色ランプが点灯させられ
る。オイルレベルがミドルレベルとマックスレベルの場
合には、車両走行に影響がないので、それぞれ緑色のラ
ンプで表示する。レベルセンサ1の立ち上がりから15分
が経過すると、ステップS6に進み、レベルセンサ1,ディ
スプレイユニット3,ウォーニングランプ5,ウォーニング
ブザー6をオフにする。第2図において、ウォーニング
ランプが点灯しているウォーニング状態において、15分
以内にエンジンオイルが補給された場合には符合bで示
すように15分経過を待たずにウォーニングランプ5とウ
ォーニングブザー6がオフにされる。
エンジンが停止されて30分経過後にプッシュスイッチ
Aが押動され、これから15分以内にエンジンが始動され
た場合の流れを説明する。第2図において、プッシュス
イッチAがオンされると、レベルセンサ1,ディスプレ
イユニット3がオンにされ、オイルレベルがS2〜S5であ
ればウォーニングランプ5を2秒間点灯させたのち消灯
するが、レベルがS1であればウォーニングランプ5とウ
ォーニングブザー6をオンにする。15分経過を判断する
ステップS5において、未だ15分が経過していないときに
スタータスイッチ7のM端子がオンになると、オルタネ
ータ4(又はスタータリレー9)がオンか否かを判断
し、オンでなければステップS5に戻り、オンであればス
テップS17に進んでレベルセンサ1とディスプレイユニ
ット3をオフにし、ウォーニングランプ5とウォーニン
グブザー6をオンの状態(オルタネータがオンになる前
の状態)に保持する。ウォーニングランプ5とウォーニ
ングブザー6のオンの状態は、15分が経過してもオルタ
ネータ4がオフされるまでの時間aだけ維持される。換
言すると、オイルレベルがウォーニング位置にあってプ
ッシュスイッチのオンから15分以内にエンジンが始動さ
れると、ウォーニングランプ5とウォーニングブザー6
はエンジン停止までオン状態を維持して運転者にエンジ
ンオイル不足の警告を出し続けることになる。
第2図において、エンジンがオンの状態でプッシュス
イッチがオンされると、このときには、既にレベル検
出動作のステップS15〜S17が実行された後であるから、
この信号は無視される。
次に、プッシュスイッチA,Bを押さずにスタータスイ
ッチ7のM端子がオン(第2図の符合I参照)にされた
のを第4図のステップS7で判断されると、ステップS8で
レベルセンサ1,ディスプレイユニット3をオンにしてオ
イルレベルをディスプレイする。ステップS9でオイルレ
ベルがウォーニング位置S1にあるか否かを判断し、レベ
ル1でなければ、オイルレベルが正常であるからウォー
ニングランプの2秒間点灯を省略してウォーニングラン
プとウォーニングブザーをオフのままにしてリターンす
る。ステップS9において、レベルがウォーニング位置の
レベル1である場合には、ウォーニングランプ5を点灯
させ、ウォーニングブザー6を鳴奏させる。そして、ス
テップS11において、オルタネータ4(又はスタータリ
レー9)がオンになったか否かを判断し、オンでなけれ
ばステップS13に進み、オンであればステップS12でレベ
ルセンサ1とディスプレイユニット3をオフにしてレベ
ル表示を停止する。但し、ウォーニングランプ5とウォ
ーニングブザー6は、エンジンが停止されるまで、すな
わちスタータスイッチ7がオフになり、オルタネータ4
がエンジンオフの信号を出力するまでオン状態を保たれ
てオイル不足の警告を出し続ける。
第2図において、プッシュスイッチをで押してから
15分以内に再度スイッチをで押すと、ランプの断線チ
ェックとシステムの作動チェクのためにウォーニングラ
ンプ5を2秒間だけ点灯させる動作はその度に実行する
が、レベルセンサ1とディスプレイユニット3のオンは
最後のプッシュスイッチのオンからカウントを開始して
15分間継続させられる。このとき、オイルレベルがウォ
ーニング状態であれば、最後の15分間が経過するまでオ
ン状態を維持される。スタータスイッチを含むレベル検
知用スイッチの押動後、所定時間(15分)が経過する前
にエンジンオイルが補給されると、これを検知された時
点bでウォームランプ5,ウォームブザー6の作動が停止
される。
第3図及び第4図において、エンジンオフから30分が
経過していない場合、ステップS18でプッシュスイッチ
A又はBがオン(第3図の)にされると、コントロー
ラ2の15分タイマ,レベルセンサ1,ディスプレイユニッ
ト3がそれぞれオンされる(ステップ19)。オンされた
レベルセンサ1は、オイルパン内のオイルレベルを検知
してオイルレベル信号をコントローラ2に出力する。コ
ントローラ2は、ステップS20において、このときのオ
イルレベル信号がウォーニング位置信号S1であるか否か
を判断し、ウォーニング位置であれば、ウォーニング信
号L1を出力してディスプレイユニット3の「ウォーニン
グ」位置のランプ例えば赤色ランプを点滅させる。ま
た、運転席のウォーニングランプ5を点滅させる信号PL
を出力する。但し、エンジン停止後30分以内には、オイ
ルの状態が安定していないので、ランプの点滅はエンジ
ンオイル補給の必要性を意味していない。ステップS22
において、プッシュスイッチオンから15分が経過したか
否かを見て、経過しているとステップ23でレベルセンサ
1,ディスプレイユニット3,ウォーニングランプ5をオフ
にする。
ステップS20において、オイルレベルがウォーニング
位置以外(レベル2〜5)であることの検知がなされる
と、ステップS30においてウォーニングランプ5を2秒
間だけ点灯させた後これをオフすると共にディスプレイ
ユニット3をオンにしそのレベルを表示する。このウォ
ーニングランプが点灯したことにより、当該ランプが断
線していないことと、システムが正常に作動しているこ
とがチェックされる。エンジン停止後30分以内であって
もオイルレベルがウォーニング位置以外(レベル2〜
5)であれば、ディスプレイユニット3は点滅せずにそ
のレベルを連続表示し、15分経過後にオフされる。
エンジンが停止されて30分経過する前にプッシュスイ
ッチAまたはBが押動され、これから15分以内にスター
タスイッチ7がオンされてエンジンが始動(ステップ3
1)されると、ステップ32でオルタネータ4がオンか否
かを判断し、オンでなければステップS22に戻り、オン
であればステップS23に進んでレベルセンサ1及び点滅
しているディスプレイユニット3とウォーニングランプ
5をそれぞれオフにする。
第3図において、エンジンがオンの状態でプッシュス
イッチがオンされてレベルセンサを作動させる信号が
出力されても、この状態ではいまだオイルの状態が安定
していないので、この信号は無視される。
次に、プッシュスイッチA,Bを押さずにスタータスイ
ッチ7のM端子がオン(第3図の符合II参照)にされる
と、コントローラ2に信号VSが入力され、これを第4図
のステップS24で判断されると、ステップS25でレベルセ
ンサ1のみをオンにし、ステップ26でオイルレベルを判
断する。この場合、運転席で操作するスタータスイッチ
7をオンにしても、エンジンルームに配設されているデ
ィスプレイユニット3は確認出来ないからこれをオンに
するのをやめているのである。ステップS26でオイルレ
ベルがウォーニング位置S1にあるか否かを判断し、レベ
ル1でなければ、オイルレベルが正常であるからウォー
ニングランプの2秒間点灯を省略してリターンする。ス
テップS26において、レベルがウォーニング位置のレベ
ル1である場合には、ウォーニングランプ5を点滅さ
せ、ステップS28において、オルタネータ4(又はスタ
ータリレー9)がオンになったか否かを判断し、オンで
なければステップS1に戻り、オンであればステップS29
でレベルセンサ1と点滅しているウォーニングランプ5
をオフする。すなわち、クランキングされてオルタネー
タ4(又はスタータリレー9)がエンジンオンの信号を
出力すると、オイルパン内のオイルは循環させられるた
めに、ますますオイル不足の状態が進むので、この状態
におけるオイルレベルの検出は無視する。通常、エンジ
ン停止後30分以内にエンジンオイルが大幅に減少するこ
とは考えられないので、オイルチェック無しでエンジン
を始動した場合には、レベル検出を無視するのである。
第3図において、プッシュスイッチをで押してから
15分以内に再度スイッチをで押すと、ランプの断線チ
ェックとシステムの作動チェクのためにウォーニングラ
ンプ5を2秒間だけ点灯させる動作はその度に実行する
が、レベルセンサ1のオンとディスプレイユニット3の
点滅は最後のプッシュスイッチのオンからカウントを開
始して15分間継続させられる。このとき、オイルレベル
がウォーニング状態であれば、重畳された最後の15分間
が経過するまでオン状態を維持されるエンジン停止後30
分以内にスタータスイッチを含むレベル検知用スイッチ
を押動しても、このときにはエンジンオイルが安定して
いないので、たとえウォーム位置S1のレベルが検出され
ても、エンジンオイルの補給は行なわない。若し、レベ
ル検知に従って不足分を補給すると、オイルが安定した
ときオーバー位置S5となり、燃費が悪くなったり、白煙
発生の原因になり、エンジンにとっても悪影響があるか
らである。
以上のように、プッシュスイッチのオンによるレベル
センサ作動信号によりレベルセンサ1を一定時間(15分
間)オンにしてオイルレベル信号を発生させ、レベルに
応じたディスプレイおよびウォーニングを行なう。エン
ジン停止後所定時間(30分間)が経過していると、ウォ
ーニング位置であればオイル補給のための警告表示を一
定時間(15分間)行ない、30分が経過していないとウォ
ーニングランプとディスプレイユニットを点滅させるこ
とにより、レベル検知の適期ではないことをディスプレ
イする。また、エンジンスタータスイッチ(サブスター
タスイッチを含む)をオンにすると、レベルセンサとデ
ィスプレイユニットをオンにしてレベル表示を行なう
が、クランキングが始まるとオイルレベルが不安定にな
るため、レベルセンサの検知動作を停止する。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、レベルゲージを抜き出
すことなく、すなわち手指を汚すことなくオイルレベル
を検出できる。また、エンジン停止後所定時間が経過し
て安定した状態のオイルレベルを検出できる。エンジン
をオンにするとオイルレベルが変わるので、エンジンオ
ン信号(クランキング信号)が出されるとレベルセンサ
の作動を停止して不安定な状態でのレベル検出を回避す
るので、正確なオイルレベルが検出される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すエンジンオイルレベル
検出装置の概略構成図、第2図はエンジンが停止して所
定時間経過後のレベル検出の作用を示すタイムチャー
ト、第3図は同エンジンが停止して所定時間が経過する
前のレベル検出の作用を示すタイムチャート、第4図は
同上のフローチャートである。 1……レベルセンサ、2……コントローラ、3……ディ
スプレイユニット、4……エンジンオンオフ検知手段と
してのオルタネータ、5……ウォーニングランプ、6…
…ウォーニングブザー、7……エンジンスイッチ、A,B
……レベル検知用スイッチ、9……クランキング検知手
段としてのスタータスイッチ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オイルパンに貯溜されたエンジンオイルの
    レベルを検出してオイルレベル信号を出力するレベルセ
    ンサと、 オンにされることにより上記レベルセンサを作動させる
    ための信号を出力するレベル検知用スイッチと、 エンジンが運転中であるか否かを検知してエンジンのオ
    ンオフ信号を出力するエンジンオンオフ検知手段と、 同エンジンオンオフ手段からのエンジンオンオフ信号に
    基づき、上記エンジンが停止してからの経過時間を計測
    するタイマと、 上記オイルレベルセンサからのオイルレベル信号に基づ
    きオイルレベルを表示するディスプレイユニットと、 上記エンジンが停止中であることを上記エンジンオンオ
    フ検知手段からのオンオフ信号が示す場合は、上記タイ
    マによって計測されたエンジン停止後の経過時間が所定
    時間以上となる前に上記レベル検知用スイッチがオンに
    されると上記レベルセンサからのオイルレベル信号に基
    づいて上記エンジンオイルのレベルを上記ディスプレイ
    ユニットに一定時間点滅表示し、上記エンジン停止後の
    経過時間が所定時間以上となってから上記レベル検知用
    スイッチがオンにされると上記レベルセンサからのオイ
    ルレベル信号に基づいて上記エンジンオイルのレベルを
    上記ディスプレイユニットに一定時間連続表示する一
    方、上記エンジンが運転中であることを上記エンジンオ
    ンオフ検知手段からのオンオフ信号が示す場合は、上記
    レベルセンサの作動を停止するよう制御するコントロー
    ラとを備えたエンジンオイルレベル検出装置。
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