JP2021135667A - 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理システムにおいて基準クロック信号を切替する手段が故障する場合は、当該システムの停止が生じ得る。【解決手段】情報処理システムは、基準クロック信号を生成する、複数のクロック生成手段と、複数のクロック生成手段それぞれから基準クロック信号を受け入れて、基準クロック信号の何れか1つを出力する、複数のクロック切替手段と、複数のクロック切替手段から出力された基準クロック信号を受け入れて、基準クロック信号の何れか1つに基づいて情報を処理する情報処理手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、クロックの疑似障害に基づいてアラームをマスクすることにより、障害に係るクロックの出力停止を予防する技術が開示されている。
特開2012−146260号公報
基準クロック信号を受け入れて、CPU(Central Processing Unit)クロックを出力する情報処理システムにおいて、当該基準クロック信号を生成するクロック生成手段の故障によるシステム停止が生じ得る。上記システム停止を防ぐため、情報処理システムが複数の基準クロック信号を受け入れて、故障などの場合に基準クロック信号を切替る技術が知られている。
しかし、情報処理システムにおいて基準クロック信号を切替する手段が故障する場合は、当該システムの停止が生じ得る。
本発明の目的は、上述した課題を解決する情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
本発明に係る情報処理システムは、基準クロック信号を生成する、複数のクロック生成手段と、複数のクロック生成手段それぞれから基準クロック信号を受け入れて、基準クロック信号の何れか1つを出力する、複数のクロック切替手段と、複数のクロック切替手段から出力された基準クロック信号を受け入れて、基準クロック信号の何れか1つに基づいて情報を処理する情報処理手段と、を備える。
本発明に係る情報処理方法は、複数の基準クロック信号を生成するステップと、生成された複数の基準クロック信号を受け入れて、基準クロック信号の何れか1つを出力するステップと、出力された基準クロック信号を受け入れて、基準クロック信号の何れか1つに基づいて情報を処理するステップと、を有する。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、複数の基準クロック信号を生成するステップと、生成された複数の基準クロック信号を受け入れて、基準クロック信号の何れか1つを出力するステップと、出力された基準クロック信号を受け入れて、基準クロック信号の何れか1つに基づいて情報を処理するステップと、として実行させる。
上記態様のうち少なくとも1つの態様によれば、クロック切替手段の何れかが故障した場合、情報処理手段は、クロック生成手段が生成した基準クロック信号を、故障していない何れかのクロック切替手段を通じて、受け入れることができる。すなわち、クロック切替手段の何れかが故障した場合でも、クロック生成手段から情報処理手段への経路は遮断されない。
一実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 一実施形態に係る情報処理システムの動作を示すフローチャートである。 一実施形態に係る情報処理システムの動作を示すフローチャートである。 一実施形態に係る情報処理システムの動作を示すフローチャートである。 基本構成に係る情報処理システムの構成を示す図である。 少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示すブロック図である。
〈第1の実施形態〉
《情報処理システムの構成》
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
図1は、第1の実施形態に係る情報処理システム1の構成を示す図である。
情報処理システム1は、複数の基準クロック信号を生成して当該基準クロック信号を受け入れてCPUクロックを出力するシステムである。
情報処理システム1は、クロック生成部10と、クロック切替部20と、情報処理部30と、クロックケーブル100と、を備える。クロック生成部10はクロック生成手段の一例である。クロック切替部20はクロック切替手段の一例である。情報処理部30は情報処理手段の一例である。
図1に示すように情報処理システム1は、2つのクロック生成部10と、2つのクロック切替部20と、2つの情報処理部30と、を備える。なお、他の実施形態に係る情報処理システム1は、3つ以上のクロック生成部10または、3つ以上のクロック切替部20を備えても良い。また、他の実施形態に係る情報処理システム1は、3つ以上の情報処理部30、または1つの情報処理部を備えても良い。
各クロック生成部10は、基準クロック信号を生成し、出力端から出力する。
各クロック切替部20は、複数の入力端から基準クロック信号の入力を受け入れ、何れか1つの基準クロック信号を出力端から出力する。
各情報処理部30は、複数の入力端から基準クロック信号の入力を受け入れ、何れか1つの基準クロック信号に基づいて情報を処理する。
クロックケーブル100は絶縁体に覆われた電線である。クロックケーブル100は、各クロック生成部10の出力端と各クロック切替部20の入力端との間、および各クロック切替部20の出力端と各情報処理部30との間に、それぞれ設けられる。
《クロック生成部の構成》
以下、クロック生成部10の構成について説明する。
クロック生成部10は水晶振動子に基づいて基準クロック信号を生成する。クロック生成部10は、水晶振動子11と、生成部12と、第1クロックバッファー13と、を備える。
水晶振動子11は、水晶の持つ圧電現象に基づいて当該水晶振動子11が備える水晶の機械的共振から一定の周波数を生み出す素子である。
クロック生成部10は、水晶振動子11の代わりにセラミック振動子を備えても良い。
水晶振動子11は生成部12と接続する。
生成部12は、水晶振動子11が生み出した一定の周波数に基づいて基準クロック信号を生成する発振回路である。基準クロック信号とは、CPUなどにおいて当該CPUが備える複数の電子回路が信号を送受信するタイミングを揃えるための電気信号である。基準クロック信号の例としては、一定の時間ごとに高電圧と低電圧が切り替わる信号が挙げられる。
生成部12は、水晶振動子11と、第1クロックバッファー13とに接続される。
クロック生成部10は、水晶振動子11および生成部12の代わりに水晶発振器を備えても良い。
第1クロックバッファー13は、クロック生成部10の出力端に設けられ、生成部12が生成した基準クロック信号を受け入れて、クロック切替部20Aと、クロック切替部20Bとに、クロックケーブル100を介して同一の基準クロック信号を出力する。
第1クロックバッファー13は、生成部12と接続し、クロックケーブル100を介してクロック切替部20に接続する。
《クロック切替部の構成》
以下、クロック切替部20の構成について説明する。
クロック切替部20は、第1クロックスイッチ21と、第2クロックバッファー22と、を備える。
クロック切替部20は、クロック生成部10と、情報処理部30とに接続する。
第1クロックスイッチ21は、クロック生成部10から基準クロック信号を受け入れて、予め設定された条件に基づいて1つの基準クロック信号を第2クロックバッファー22に出力する。第1クロックスイッチ21の例としては、DCS(Dynamic Clock Switch)が挙げられる。第1クロックスイッチ21は、クロックケーブル100を介してクロック生成部10と接続し、第2クロックバッファー22と接続する。具体的な第1クロックスイッチ21の動作は以下に説明する。第1クロックスイッチ21は、複数の入力端と、1つの出力端とを有し、複数の入力端の何れか1つと出力端とを接続する。
例えば、第1クロックスイッチ21は、クロック生成部10A及びクロック生成部10Bが出力する基準クロック信号が正常状態の周波数に係る信号である場合、クロック生成部10Aが出力した基準クロック信号を第2クロックバッファー22に出力する。
他方、第1クロックスイッチ21は、クロック生成部10A又はクロック生成部10Bの何れかが故障して故障状態の周波数に係る信号(例えば、無発振の信号)を受け入れた場合、故障状態ではないクロック生成部10から出力された基準クロック信号を第2クロックバッファー22に出力する。すなわち、クロック生成部10Aが故障状態である場合、第1クロックスイッチ21はクロック生成部10Bが出力した基準クロック信号を第2クロックバッファー22に出力する。クロック生成部10Bが故障状態である場合、第1クロックスイッチ21はクロック生成部10Aが出力した基準クロック信号を第2クロックバッファー22に出力する。故障状態のクロック生成部10A又は故障状態のクロック生成部10Bから受け入れた信号は、不良である基準クロック信号の一例である。
言い換えると、第1クロックスイッチ21は、クロック生成部10Aが正常な基準クロック信号を出力する限り、クロック生成部10Aに接続される入力端と、出力端とを接続する。第1クロックスイッチ21は、クロック生成部10Aの出力が不良になった場合に、クロック生成部10Bに接続される入力端と、出力端とを接続するように、接続を切り替える。
第2クロックバッファー22は、第1クロックスイッチ21が出力した基準クロック信号を受け入れて、2つの情報処理部30Aと、情報処理部30Bとに、クロックケーブル100を介して同一の基準クロック信号を出力する。
第2クロックバッファー22は第1クロックスイッチ21と、情報処理部30とに接続する。
《情報処理部の構成》
以下、情報処理部30の構成について説明する。
情報処理部30は、第2クロックスイッチ31と、CPU32と、を備える。CPU32は計算手段の一例である。
情報処理部30はクロック切替部20と接続する。
第2クロックスイッチ31は、クロック切替部20から基準クロック信号を受け入れて、予め設定された条件に基づいて1つのCPUクロックをCPU32に出力する。第2クロックスイッチ31の例としては、第1クロックスイッチ21と同様にDCSが挙げられる。第2クロックスイッチ31は、クロックケーブル100を介してクロック切替部20と接続する。具体的な第2クロックスイッチ31の動作は以下に説明する。第2クロックスイッチ31は、複数の入力端と、1つの出力端とを有し、複数の入力端の何れか1つと出力端とを接続する。
例えば、第2クロックスイッチ31は、クロック切替部20A及びクロック切替部20Bが出力する基準クロック信号が正常状態の周波数に係る信号である場合、クロック切替部20Aが出力した基準クロック信号をCPUクロックとしてCPU32に出力する。
他方、第2クロックスイッチ31は、クロック切替部20A又はクロック切替部20Bの何れかが故障して故障状態の周波数に係る信号を受け入れた場合、故障状態ではないクロック切替部20から出力された基準クロック信号をCPUクロックとしてCPU32に出力する。すなわち、クロック切替部20Aが故障状態である場合、第2クロックスイッチ31はクロック切替部20Bが出力した基準クロック信号をCPU32に出力する。クロック切替部20Bが故障状態である場合、第2クロックスイッチ31はクロック切替部20Aが出力した基準クロック信号をCPU32に出力する。故障状態のクロック切替部20A又は故障状態のクロック切替部20Bから受け入れた信号は、不良である基準クロック信号の一例である。
言い換えると、第2クロックスイッチ31は、クロック切替部20Aが正常な基準クロック信号を出力する限り、クロック切替部20Aに接続される入力端と、出力端とを接続する。第2クロックスイッチ31は、クロック切替部20Aの出力が異常になった場合に、クロック切替部20Bに接続される入力端と、出力端とを接続するように、接続を切り替える。
このように、クロック切替部20の何れかが故障した場合でも、第2クロックスイッチ31が故障状態ではないクロック切替部20が出力した基準クロック信号を出力する。このため、複数の基準クロック信号を受け入れてCPUクロックを出力するクロック切替部20が故障する場合でも、情報処理システム1のシステム停止を生じさせることなく、CPUクロックを出力できる。
CPU32は、第2クロックスイッチ31の出力端に接続され、当該出力端から供給される基準クロック信号によって作動する。また、CPU32は、当該CPUに設定された周波数であるCPU周波数に係るCPUクロックを第2クロックスイッチ31から受け入れて、プログラムなどを処理する処理装置である。
CPU32は第2クロックスイッチ31と接続する。
《情報処理システムの動作》
以下、情報処理システム1の動作について、情報処理システム1が備える全ての装置が正常である場合と、クロック生成部10Aが故障した場合と、クロック切替部20Aが故障した場合と、に分けて説明する。
《全ての装置が正常である場合》
以下、情報処理システム1が備える全ての装置が正常である場合の、情報処理システム1の動作について説明する。
図2は、情報処理システム1が備える全ての装置が正常である場合の、情報処理システム1の動作を示すフローチャートである。
クロック生成部10の水晶振動子11が基準クロック信号を生成する(ステップS1)。水晶振動子11は、ステップS1で生成された基準クロック信号を、水晶振動子11と接続する第1クロックバッファー13に出力する。
第1クロックバッファー13は、ステップS1で生成された基準クロック信号を、クロックケーブル100を介してクロック切替部20に出力する(ステップS2)。
第1クロックスイッチ21は、ステップS2で出力された基準クロック信号を受け入れる。クロック生成部10A及びクロック生成部10Bは故障状態でないため、第1クロックスイッチ21はクロック生成部10Aが出力した基準クロック信号を、第1クロックスイッチ21と接続する第2クロックバッファー22に出力する(ステップS3)。
第2クロックバッファー22は、第1クロックスイッチ21出力した基準クロック信号を受け入れて、クロックケーブル100を介して情報処理部30に出力する(ステップS4)。
第2クロックスイッチ31は、ステップS4で出力された基準クロック信号を受け入れる。クロック切替部20A及びクロック切替部20Bは故障状態でないため、第2クロックスイッチ31は、クロック切替部20Aが出力した基準クロック信号を、CPUクロックとしてCPU32に出力する(ステップS5)。CPU32は、ステップS5で出力されたCPUクロックを受け入れる。
上記で説明した通り、情報処理システム1が備える全ての装置が正常である場合、CPU32は、クロック生成部10Aが生成して、クロック切替部20Aが出力した基準クロック信号に基づいてCPUクロックを受け入れる。
《クロック生成部が故障した場合の動作》
以下、クロック生成部10Aが故障した場合の情報処理システム1の動作について説明する。
図3は、クロック生成部10Aが故障した場合の情報処理システム1の動作を示すフローチャートである。
ステップS1、ステップS2及びステップS4は、情報処理システム1が備える全ての装置が正常である場合の、情報処理システム1の動作と同様である。
ステップS2の後、第1クロックスイッチ21は、ステップS2で出力された基準クロック信号を受け入れる。クロック生成部10Aが故障状態であるため、第1クロックスイッチ21はクロック生成部10Bが出力した基準クロック信号を、第1クロックスイッチ21と接続する第2クロックバッファー22に出力する(ステップS11)。
ステップS4の後、第2クロックスイッチ31は、ステップS4で出力された基準クロック信号を受け入れる。クロック切替部20A及びクロック切替部20Bは故障状態でないため、第2クロックスイッチ31は、クロック切替部20Aが出力した基準クロック信号を、CPUクロックとしてCPU32に出力する(ステップS12)。CPU32は、ステップS12で出力されたCPUクロックを受け入れる。
上記で説明した通り、クロック生成部10Aが故障した場合、CPU32は、クロック生成部10Bが生成して、クロック切替部20Aが出力した基準クロック信号に基づいてCPUクロックを受け入れる。
《クロック切替部20が故障した場合》
以下、クロック切替部20Aが故障した場合の情報処理システム1の動作について説明する。
図4は、クロック切替部20Aが故障した場合の情報処理システム1の動作を示すフローチャートである。
ステップS1からステップS4は、情報処理システム1が備える全ての装置が正常である場合の、情報処理システム1の動作と同様である。
ステップS4の後、第2クロックスイッチ31は、ステップS4で出力された基準クロック信号を受け入れる。クロック切替部20Aは故障状態であるため、第2クロックスイッチ31は、クロック切替部20Bが出力した基準クロック信号を、CPUクロックとしてCPU32に出力する(ステップS21)。CPU32は、ステップS21で出力されたCPUクロックを受け入れる。
上記で説明した通り、クロック切替部20Aが故障した場合、CPU32は、クロック生成部10Aが生成して、クロック切替部20Bが出力した基準クロック信号に基づいてCPUクロックを受け入れる。
このように、クロック切替部20の何れかが故障した場合でも、第2クロックスイッチ31が故障状態ではないクロック切替部20が出力した基準クロック信号を出力する。このため、複数の基準クロック信号を受け入れてCPUクロックを出力するクロック切替部20が故障する場合でも、情報処理システム1のシステム停止を生じさせることなく、CPUクロックを出力できる。
また、情報処理システム1がクロック切替部20を複数個備えるため、クロック切替部20の何れかが故障した場合でも、情報処理部30は、故障していない何れかのクロック切替部20を通じて、クロック生成部10が生成した基準クロック信号を受け入れることができる。すなわち、クロック切替部20の何れかが故障した場合でも、情報処理システム1におけるクロック生成部10から情報処理部30への経路は遮断されない。
《作用・効果》
本発明に係る情報処理システム1は、基準クロック信号を生成する、複数のクロック生成手段と、複数のクロック生成手段それぞれから基準クロック信号を受け入れて、基準クロック信号の何れか1つを出力する、複数のクロック切替手段と、複数のクロック切替手段から出力された基準クロック信号を受け入れて、基準クロック信号の何れか1つに基づいて情報を処理する情報処理手段と、を備える。
情報処理システム1がクロック切替部20を複数個備えるため、クロック切替部20の何れかが故障した場合でも、情報処理部30は、故障していない何れかのクロック切替部20を通じて、クロック生成部10が生成した基準クロック信号を受け入れることができる。これにより、情報処理システム1のユーザは、複数の基準クロック信号を受け入れてCPUクロックを出力するクロック切替手段が故障する場合でも、情報処理システム1のシステム停止を生じさせることなく、CPUクロックを出力できる。また、クロック切替部20の何れかが故障した場合でも、情報処理システム1におけるクロック生成部10から情報処理部30への経路は遮断されない。
また、情報処理システム1の複数のクロック切替手段は、複数の入力端と1つの出力端とを備え、複数の入力端の1つと前記1つの出力端とを接続し、複数の入力端のうち出力端に接続された入力端に入力される基準クロック信号が不良である場合に、出力端の接続先を他の入力端に切り替える第1クロックスイッチ21を備える。
情報処理システム1は、入力される基準クロック信号が不良である場合に接続先を他の入力端に切り替える第1クロックスイッチ21を備える。これにより、情報処理システム1は、クロック生成手段が故障する場合でも、情報処理システム1のシステム停止を生じさせることなく、CPUクロックを出力できる。
また、情報処理システム1の情報処理手段は、複数の入力端と1つの出力端とを備え、複数の入力端の1つと1つの出力端とを接続し、複数の入力端のうち出力端に接続された入力端に入力される基準クロック信号が不良である場合に、出力端の接続先を他の入力端に切り替える第2クロックスイッチ31を備える。
情報処理システム1の情報処理手段は、入力される基準クロック信号が不良である場合に接続先を他の入力端に切り替える第2クロックスイッチを備える。これにより、情報処理システム1は、情報処理手段と接続する何れかのクロック切替手段の第1クロックスイッチ21が故障した場合でも、情報処理システム1のシステム停止を生じさせることなく、CPUクロックを出力できる。
また、情報処理システム1の情報処理手段は、第2クロックスイッチ31の出力端に接続され、出力端から供給される基準クロック信号によって作動する計算手段を備える。
情報処理システム1は、第2クロックスイッチ31から供給される基準クロック信号によってCPU32などの計算手段を作動させることができる。これにより、情報処理システム1は、情報処理手段と接続する何れかのクロック切替手段の第1クロックスイッチ21が故障した場合でも情報処理システム1のシステム停止を生じさせることなく、出力されたCPUクロックに基づいて計算手段を作動させることができる。
また、情報処理システム1は、情報処理手段を含む複数の情報処理手段を備える。
情報処理システム1は複数の情報処理手段を備える。これにより、情報処理システム1は、何れかの情報処理手段が故障状態であっても、他の情報処理手段に基づいて処理を行うことができる。
〈他の実施形態〉
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
情報処理システム1は、クロック切替部20の故障状態を表示する表示装置を備えても良い。これにより、情報処理システム1のユーザは、クロック切替部20が故障した場合、情報処理システム1を停止させることなく、上記表示装置に表示された故障状態に基づいて当該故障状態に係るクロック切替部20を保守交換することができる。
〈基本構成〉
図5は、情報処理システム1の基本構成を示す概略ブロック図である。
上述した実施形態では、情報処理システム1の一実施形態として図1に示す構成について説明したが、情報処理システム1の基本構成は、図5に示すとおりである。
すなわち、基本構成に係る情報処理システム1は、クロック生成部10と、クロック切替部20と、情報処理部30と、を備える。
クロック生成部10A及びクロック生成部10Bは基準クロック信号を生成する。
クロック切替部20A及びクロック切替部20Bは、クロック生成部10から基準クロック信号を受け入れて何れかの1つの基準クロック信号を出力端から出力する。
情報処理部30は、クロック切替部20から出力された基準クロック信号を受け入れて何れかの1つの信号基づいて情報を処理する。
基本発明に係る情報処理システム1は、基準クロック信号を生成する、複数のクロック生成手段と、複数のクロック生成手段それぞれから基準クロック信号を受け入れて、基準クロック信号の何れか1つを出力する、複数のクロック切替手段と、複数のクロック切替手段から出力された基準クロック信号を受け入れて、基準クロック信号の何れか1つに基づいて情報を処理する情報処理手段と、を備える。
複数の基準クロック信号を受け入れてCPUクロックを出力するクロック切替手段が故障する場合でも、情報処理システム1のシステム停止を生じさせることなく、CPUクロックを出力できる。
〈コンピュータ構成〉
図6は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ1100は、プロセッサ1110、メインメモリ1120、ストレージ1130、インタフェース1140を備える。
上述の情報処理システム1は、コンピュータ1100に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でストレージ1130に記憶されている。プロセッサ1110は、プログラムをストレージ1130から読み出してメインメモリ1120に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、プロセッサ1110は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域をメインメモリ1120に確保する。
プログラムは、コンピュータ1100に発揮させる機能の一部を実現するためのものであってもよい。例えば、プログラムは、ストレージ1130に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせ、または他の装置に実装された他のプログラムとの組み合わせによって機能を発揮させるものであってもよい。なお、他の実施形態においては、コンピュータ1100は、上記構成に加えて、または上記構成に代えてPLD(Programmable Logic Device)などのカスタムLSI(Large Scale Integrated Circuit)を備えてもよい。PLDの例としては、PAL(Programmable Array Logic)、GAL(Generic Array Logic)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)が挙げられる。この場合、プロセッサ1110によって実現される機能の一部または全部が当該集積回路によって実現されてよい。
ストレージ1130の例としては、磁気ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等が挙げられる。ストレージ1130は、コンピュータ1100のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インタフェース1140または通信回線を介してコンピュータに接続される外部メディアであってもよい。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ1100に配信される場合、配信を受けたコンピュータ1100が当該プログラムをメインメモリ1120に展開し、上記処理を実行してもよい。少なくとも1つの実施形態において、ストレージ1130は、一時的でない有形の記憶媒体である。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、当該プログラムは、前述した機能をストレージ1130に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1 情報処理システム
10 クロック生成部
11 水晶振動子
12 生成部
13 第1クロックバッファー
20 クロック切替部
21 第1クロックスイッチ
22 第2クロックバッファー
30 情報処理部
31 第2クロックスイッチ
32 CPU
100 クロックケーブル
1100 コンピュータ
1110 プロセッサ
1120 メインメモリ
1130 ストレージ
1140 インタフェース

Claims (7)

  1. 基準クロック信号を生成する、複数のクロック生成手段と、
    前記複数のクロック生成手段それぞれから前記基準クロック信号を受け入れて、前記基準クロック信号の何れか1つを出力する、複数のクロック切替手段と、
    前記複数のクロック切替手段から出力された前記基準クロック信号を受け入れて、前記基準クロック信号の何れか1つに基づいて情報を処理する情報処理手段と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記複数のクロック切替手段は、複数の入力端と1つの出力端とを備え、前記複数の入力端の1つと前記1つの出力端とを接続し、前記複数の入力端のうち前記出力端に接続された入力端に入力される前記基準クロック信号が不良である場合に、前記出力端の接続先を他の入力端に切り替える第1クロックスイッチを備える
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記情報処理手段は、複数の入力端と1つの出力端とを備え、前記複数の入力端の1つと前記1つの出力端とを接続し、前記複数の入力端のうち前記出力端に接続された入力端に入力される前記基準クロック信号が不良である場合に、前記出力端の接続先を他の入力端に切り替える第2クロックスイッチを備える
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記情報処理手段は、前記第2クロックスイッチの出力端に接続され、前記出力端から供給される前記基準クロック信号によって作動する計算手段を備える
    請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記情報処理手段を含む複数の情報処理手段を備える
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の情報処理システム。
  6. 複数の基準クロック信号を生成するステップと、
    生成された前記複数の基準クロック信号を受け入れて、前記基準クロック信号の何れか1つを出力するステップと、
    出力された前記基準クロック信号を受け入れて、前記基準クロック信号の何れか1つに基づいて情報を処理するステップと、
    を有する情報処理方法。
  7. コンピュータを、
    複数の基準クロック信号を生成するステップと、
    生成された前記複数の基準クロック信号を受け入れて、前記基準クロック信号の何れか1つを出力するステップと、
    出力された前記基準クロック信号を受け入れて、前記基準クロック信号の何れか1つに基づいて情報を処理するステップと、
    として実行させるプログラム。
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