JP2019076090A - フロントカバーの脱着が便利な釣りリール - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントカバーの脱着が便利な釣りリールを提供する。【解決手段】両側面に第1装着部及び第2装着部を備えた本体フレームと、前記第1装着部に結合されるギア側第1サイドカバーと、前記第2装着部に結合されるパーム側第2サイドカバーと、前記本体フレームの前面部に結合されてレベルワインドを保護するフロントカバーとを含む釣りリールであって、前記フロントカバーを前記第1装着部の前端部にボルト結合させる第1ボルト部材は、前記第1サイドカバーの外側面から内側へ挿入されながらフロントカバーに結合され、第1ボルト部材のヘッド部が第1サイドカバーの外部に露出されていることを特徴とする、釣りリール。【選択図】図2

Description

本発明は、フロントカバーの脱着が便利な釣りリールに関する。より詳細には、両側面に第1装着部及び第2装着部を備えた本体フレームと、前記第1装着部に結合されるギア側第1サイドカバーと、第2装着部に結合されるパーム側第2サイドカバーと、前記本体フレームの前面部に結合されてレベルワインドを保護するフロントカバーとを含む釣りリールであって、前記フロントカバーを前記第1装着部の前端部にボルト結合させる第1ボルト部材が、前記第1サイドカバーの外側面から内側へ挿入されながらフロントカバーにも結合され、前記第1ボルト部材のヘッド部を第1サイドカバーの外部に露出させることにより、第1サイドカバーを完全に分離することなく、第1ボルト部材を用いてフロントカバーのみを容易に分離した後に再結合することができる、フロントカバーの脱着が便利な釣りリールに関する。
一般に、釣りリール、特にベイトキャスティングリールは、スプールの制動方式によりブレーキダイヤルやテンションナットの作動構造などが異なるだけであり、図1〜図3に示すように、スプール11が装着された本体フレーム10、前記本体フレーム10の一側面の第1装着部12に結合されたギア(gear)側第1サイドカバー20、前記本体フレーム10の他側面の第2装着部13に結合されたパーム(palm)側第2サイドカバー30、及び前記第1サイドカバー20に備えられたハンドルHを含んでなる。
このような釣りリールの本体フレーム10の前端部には、スプール11に巻き取られた釣り糸を釣りロッドのトップ部位へ案内するために釣り糸が通過する案内具15aが備えられている。前記案内具15aは、スプール11全体に釣り糸が左右に均一に巻かれるようにするとともに、キャスティングの際に釣り糸が絡み合うことなくスプール11からより容易に繰り出されて釣り糸の飛距離を向上させることができるようにするレベルワインド15(level wind)に備えられている。
本体フレーム10の前端部に横方向に前後回転可能に結合され外周面に双方向レール部16aを備えたウォームシャフト16に、前記レベルワインド15が結合され、
スプール11の釣り糸が巻き取られたり繰り出されたりするときには、スプールシャフトとウォームシャフト16が一緒に連動して回転しながら、双方向レール部16aによりレベルワインド15がウォームシャフト16の長手方向に、左右に往復する横移動をしながら、釣り糸の巻き取り及び繰り出しを補助する。
このような釣りリールでは、レベルワインド15の前方すなわち本体フレーム10の前面部に、後方のレベルワインド15を外部の衝撃から保護するために、フロントカバー40が結合される。
この釣りリールを長期間使用すると、前記双方向レール部16aに挿入された、レベルワインド15のキャップ15bに内蔵されたピン15cの摩耗が発生する。
特に釣魚中には、海、湖または川に含まれている異物や汚れなどが釣り糸に付着した状態でスプール11に巻き取られるが、このとき、釣り糸がスプール11に巻き取られる過程で、釣り糸に付着した異物や汚れが案内具15aにくっ付き、結果的にウォームシャフト16の双方向レール部16aを汚染させ、このような双方向レール部16aの汚染は、レベルワインド15のピン15cの摩耗を促進させるという問題点がある。
従って、釣りリールの耐久性延長のためには、レベルワインド15及びウォームシャフト16の異物除去、清掃、注油を周期的に行わなければならない。このために、フロントカバー40を取り外し、レベルワインド15からキャップ15bを分解した後、ピン15cを抜き取って異物の除去や清掃などを行わなければならない。
しかし、従来の釣りリールでは、フロントカバー40を結合させる結合部材が両側の第1サイドカバー20及び第2サイドカバー30の内部に備えられているので、フロントカバー40の脱着作業の際には各種部品の分解ないしは紛失のおそれがあり、レベルワインド15の清掃などが非常に難しいという問題点がある。
すなわち、従来の一般的な釣りリールでは、本体フレーム10の両側から、ボルトなどの締結部材が内側へ貫通してフロントカバー40に締結される構造であり、
パーム側第2サイドカバー30は、構造上、簡単に開閉(分離)でき、また、第2装着部13に組み込まれた部品がスプールカバーなどにより保護されて部品の紛失のリスクが少ないが、
ギア側第1サイドカバー20は、それを取り外すときには、ハンドルHとスタードラッグなどを工具で一緒に分解しなければならないうえ、第1サイドカバー20を分離したとき、フレーム10の第1装着部12に組み立てられたギアケース部を始めとする各種部品が外部にそのまま露出され、この状態でフロントカバー40の分離が行われるので、作業中に本体フレーム10に組み込まれた多くの部品が分解される危険性が大きい。このため、熟練したユーザーまたは専門家ではない一般のユーザーは、レベルワインド15のメンテナンス作業に多くの困難を経験する。よって、一般ユーザーは、専門A/Sセンターなどにレベルワインド15のメンテナンス作業を任せるようになり、コスト及び時間が多くかかるという問題点がある。
一方、かかる問題点を解決するために、フロントカバー40の前面の一部を開口するように製作して、フロントカバー40の分解なしでレベルワインド15に対するメンテナンス作業を行うことができるようにする製品が発売されたことがある。
しかし、フロントカバー40の主な機能は、レベルワインド15を外部の衝撃から保護するとともに、レベルワインド15の往復移動の際に釣りリールを把持した指の傷害を予防することにあるが、
レベルワインド15の前面に開口しているフロントカバー40は、それ自体の強度が脆弱になるだけでなく、レベルワインド15の破損や指の傷害を防止する機能をまともに行うことが難しいので、前述した問題点を解決するための根本的な対策であるといえない。
ちなみに、釣りリールのフロントカバーに関連する従来技術として、韓国公開特許10−2014−0086829号(特許文献1)や韓国公開特許第10−1998−032374号(特許文献2)などがある。
韓国公開特許10−2014−0086829号公報 韓国公開特許第10−1998−032374号公報
そこで、本発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、フロントカバーの脱着を便利にし、特にギア側第1サイドカバーの分解なしでもフロントカバーの脱着が可能であって、部品紛失のリスクなしに一般消費者でも容易にレベルワインドの分解後の清掃などのメンテナンス作業ができるように、フロントカバーを本体フレームの第1装着部の前端部にボルト結合させる第1ボルト部材が、第1サイドカバーの外側面から内側へ挿入されて結合され、第1ボルト部材のヘッド部が第1サイドカバーの外部に露出している釣りリールを提供することを目的とする。
また、本発明は、フロントカバーの第1装着部側の結合力を向上させることができるように、第1ボルト部材が、第1サイドカバー及び第1装着部を貫通してフロントカバーに結合されるとの特徴をさらに有する釣りリールを提供することを目的とする。
また、本発明は、第1サイドカバー及びフロントカバーの結合に共通に使用される第1ボルト部材の螺合力を高めることができるように、フロントカバーが、その一側面の前端部から下側に突出して第1装着部と面接触し、第1ボルト部材が結合される結合突出部を含むとの特徴をさらに有する釣りリールを提供することを目的とする。
また、本発明は、フロントカバーの第2装着部側の結合力を向上させながら簡単に開閉可能な第2サイドカバーを介して第2ボルト部材の便利な使用のために、第2ボルト部材は、フロントカバーを貫通するように第2装着部の外側面から内側へ挿入されて第2装着部に結合されるとの特徴をさらに有する釣りリールを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る釣りリールは、
両側面に第1装着部及び第2装着部を備えた本体フレームと、前記第1装着部に結合されるギア側第1サイドカバーと、前記第2装着部に結合されるパーム側第2サイドカバーと、前記本体フレームの前面部に結合されてレベルワインドを保護するフロントカバーとを含む釣りリールであって、前記フロントカバーを前記第1装着部の前端部にボルト結合させる第1ボルト部材は、前記第1サイドカバーの外側面から内側へ挿入されながらフロントカバーに結合され、前記第1ボルト部材のヘッド部が第1サイドカバーの外部に露出していることを特徴とする。
また、本発明に係る前記釣りリールにおいて、前記第1ボルト部材は、前記第1サイドカバー及び前記第1装着部を貫通して前記フロントカバーに結合されるとの特徴をさらに有することができる。
また、本発明に係る前記釣りリールにおいて、前記フロントカバーは、その一側面の前端部から下側へ突出して前記第1装着部と面接触する結合突出部を含み、前記結合突出部に前記第1ボルト部材が結合されるとの特徴をさらに有することができる。
また、本発明に係る前記釣りリールにおいて、前記フロントカバーを前記第2装着部の前端部にボルト結合させる第2ボルト部材は、前記フロントカバーを貫通するように、前記第2装着部の外側面から内側へ挿入されて第2装着部に結合されるとの特徴をさらに有することができる。
本発明に係る釣りリールは、フロントカバーを本体フレームの前面部に結合させるように、第1装着部及び第2装着部の外側方向から内側に結合される第1ボルト部材及び第2ボルト部材を備える。特に、第1ボルト部材のヘッド部が、第1サイドカバーの内側に配置されず、第1サイドカバーの外部に露出される形で第1ボルト部材が結合されており、第1サイドカバーを完全分離することなくフロントカバーのみを簡単かつ迅速に脱着可能である。従って、熟練した専門家ではない一般ユーザーでも、レベルワインドの分解後にピンの清掃や交換などのメンテナンス作業を容易に実施することが可能である。
また、フロントカバーの脱着及びレベルワインドのメンテナンス作業の際に、第1サイドカバーを完全に開放する必要がないので、第1サイドカバーによって保護される内部部品の分解ないしは紛失のリスクがない。
さらに、第1サイドカバーの結合に共通に使用され、第1サイドカバーと第1装着部を貫通してフロントカバーに結合される第1ボルト部材により、またはさらにフロントカバーを貫通して第2装着部に結合される第2ボルト部材により、フロントカバーの結合がより強固に維持されるという効果もある。
本発明に係る釣りリールの斜視図である。 本発明の一部を抜粋して示す1次分解斜視図である。 本発明の一部を抜粋して示す1次分解斜視図である。
本発明は多様な変更を加えることができ、様々な形態を持つことができるので、その具現例(態様、aspect)(または実施形態)をここに詳細に説明する。ただし、これは本発明を特定の開示形態に限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるすべての変更、均等物または代替物を含むものと理解されるべきである。
各図面において、同一の参照符号、特に十の桁及び一の桁、または十の桁、一の桁及びアルファベットが同じである参照符号は、同一または類似の機能を持つ部材を示し、特に明記がない場合、図面の各参照符号が指し示す部材は、このような基準に準ずる部材として把握すればよい。
また、各図面において、構成要素は、理解の便宜などのために大きさや厚さを誇張して大きく(または厚く)或いは小さく(または薄く)表現しているか単純化して表現しているが、これによって本発明の保護範囲が制限的に解釈されてはならない。
本明細書で使用した用語は、特定の具現例(態様、aspect)(または実施形態)を説明するために使用されたもので、本発明を限定しようとするものではない。単数の表現は文脈上特に明記しない限り、複数の表現を含む。
本出願において、「含む」または「からなる」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部分品またはこれらの組み合わせが存在することを指定しようとするものであり、一つまたはそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部分品またはこれらの組み合わせなどの存在または付加の可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。
特に他に定義しない限り、技術用語や科学用語を含み、ここで使われるすべての用語は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって一般的に理解されるのと同じ意味を持っている。一般に使われる辞典に定義されている用語は、関連技術の文脈上で持つ意味と一致する意味を持つものと解釈されなければならず、本明細書で明らかに定義しない限り、理想的な意味または過度に形式的な意味に解釈されない。
本明細書において記載した「第1」、「第2」などは、互いに異なる構成要素を区分するためのものに過ぎず、製造された順序に拘らないものであり、発明の詳細な説明と請求の範囲においてその名称が一致しないこともある。
本発明に係るフロントカバーの脱着が便利な釣りリールを説明するにあたり、便宜のために厳密でないおよその方向の基準を、図2を参照して特定すれば、本体フレーム10の前面部を眺める方向を基準に重力が作用する方向を下側にして見える方向のままに上下左右を定め、他の図面に関連した発明の詳細な説明及び請求の範囲でも、他の特別な言及がない限り、この基準に基づいて方向を特定して記述する。
以下、本発明に係るフロントカバーの脱着が便利な釣りリールを、添付図面を参照して説明する。
本発明は、図1〜図3に示すように、両側面に第1装着部12及び第2装着部13を備えた本体フレーム10と、前記第1装着部12に結合されるギア側第1サイドカバー20と、前記第2装着部13に結合されるパーム側第2サイドカバー30と、前記本体フレーム10の前面部に結合されてレベルワインド15を保護するフロントカバー40とを含む釣りリールに関する。
以下では、理解の便宜のために、先立って説明した前記図面符号の構成についての詳細な説明は省略し、本発明の核心のみを説明する。
未説明の図面符号15Aは、レベルワインド15の左右往復運動を案内するガイド棒であり、図面符号17は、スプールシャフトが軸設される軸設部を有しスプール11を覆いながら第2装着部13に結合されてスプール11の脱着に使用されるスプールカバーであり、図面符号18は、第2サイドカバー30の回動開閉の際に第2サイドカバー30が本体フレーム10から完全に分離されることを防止するピラーである。
この他に、本発明の釣りリールは、後述する本発明の核心的な構成を阻害しない限度で、公知の釣りリール、特にベイトキャスティングリールに適用可能な全ての種類の部品ないし機能を含むことができるのはもとよりである。
ハンドルHに関連する構成を省略した1次分解斜視図である図2、図3を参照して本発明の核心を説明する。
まず、前記フロントカバー40は、本体フレーム10の前面部に備えられたレベルワインド15の前方に配置され、外部の衝撃からレベルワインド15を保護し、釣りリールの把持の際にレベルワインド15の作動により指の傷害が発生することを防止する。
このようなフロントカバー40は、本体フレーム10の楕円(または円形)形の平面形状を阻害しない流線型の曲線構造を有し、両側端から後方に延長連結された連結片41を備えて、連結片41が本体フレーム10の前面部、より厳密には第1装着部12及び第2装着部13の前端部の内側に挿入されて結合される。
このようなフロントカバー40は、両側の外面に、フロントカバー40を第1装着部12と第2装着部13との間に固定させるための第1ボルト部材21及び第2ボルト部材31が挿入されて結合される、第1結合孔40a及び第2結合孔40bを含む。
従来の釣りリールでは、前記第1ボルト部材21及び第2ボルト部材31はそれぞれ第1装着部12及び第2装着部13の外側面から内側に挿入されて結合され、第1ボルト部材21及び第2ボルト部材31のヘッド部は第1サイドカバー20及び第2サイドカバー30の内部に配置される構造である。
先に説明したように、このような釣りリールでは、開閉が簡単な第2サイドカバー30(スプール11の管理及び交換やブレーキング手段の管理及び調整などの理由により、ほとんどの第2サイドカバー30はボルト結合されず、結合突起を用いた回動(または回転)開閉構造からなる。)により、第2ボルト部材31の締結に不便さはあまりなく、また、第2サイドカバー30で保護される内蔵部品の分解ないしは紛失のリスクもあまりない。
これに対し、第1サイドカバー20の場合は、第2サイドカバー30に比べて開閉頻度が低いだけでなく、ハンドルHとスプール11及びウォームシャフト16の連動のためのねじなど、第1サイドカバー20で保護される各種部品の種類及び個数が多様であるので、 第1サイドカバー20は、複数のボルトによって本体フレーム10の第1装着部12にボルト結合される。
従来の釣りリールは、フロントカバー40の脱着のために第1ボルト部材21を緩めたり締めたりするとき、第1サイドカバー20の完全分離を先行させる必要がある。従って、これによる作業の不便さ及び難しさは、前述したとおりである。
そこで、本発明は、前記フロントカバー40を前記第1装着部12の前端部にボルト結合させる第1ボルト部材21が、前記第1サイドカバー20の外側面から内側へ挿入されてフロントカバー40に結合され、第1ボルト部材21のヘッド部が第1サイドカバー20の外部に露出されていることを特徴とする。
すなわち、フロントカバー40脱着用の第1ボルト部材21が、第1サイドカバー20を貫通してフロントカバー40に結合されるようにすることにより、第1ボルト部材21のヘッド部を第1サイドカバー20の外部に露出させて、第1サイドカバー20を完全分離することなくフロントカバー40の脱着を可能にした。
好ましくは、前記第1ボルト部材21は、前記第1サイドカバー20及び前記第1装着部12を貫通して前記フロントカバー40に結合されることを特徴とする。
すなわち、フロントカバー40専用の第1ボルト部材21を用いて第1サイドカバー20とフロントカバー40とが直接結合される構造も可能であるが、
本発明は、第1ボルト部材21を、第1サイドカバー20及び第1装着部12とフロントカバー40の結合に共通に使用することにより、使用される部品の個数を減らすとともに、フロントカバー40の結合力をさらに強く且つ強固に維持することができるようにする。
このためには、前記第1サイドカバー20及び前記第1装着部12には、前記フロントカバー40の第1結合孔40aと対応する位置に、第1ボルト部材21が挿入されるボルト締結孔20a、12aが形成され、ボルト締結孔20a、12aに挿入された第1ボルト部材21のねじ部が第1結合孔40aに螺合される。
一方、本発明の第1ボルト部材21は、フロントカバー40だけでなく、第1サイドカバー20の結合のために共通に使用されるので、第1ボルト部材21が第1結合孔40aに強固に結合されてこそ、第1装着部12に装着された第1サイドカバー20まで安全に結合できる。
そこで、好ましくは、本発明のフロントカバー40は、その一側面の前端部から下側へ突出して前記第1装着部12と面接触する結合突出部42を含んでなることを特徴とし、結合突出部42に、前記第1ボルト部材21が結合される。
すなわち、釣りリール全体の外観デザインを阻害しない限度内で、第1結合孔40aの大きさ及び厚さを適正のレベルに大きくかつ厚く形成することができるように、フロントカバー40に前記結合突出部42を追加して、この結合突出部42に前記第1結合孔40aを形成する。
このような結合構造を持つ第1ボルト部材21は、ヘッド部と第1結合孔40aとの間に第1サイドカバー20及び第1装着部12が配置され、これらが第1ボルト部材21により締めつけられて結合されるので、第1サイドカバー20及びフロントカバー40の結合力を強固に維持することができる。
一方、前記フロントカバー40の連結片41が第2装着部13の内側面に配置されて第2ボルト部材31がフロントカバー40の第2結合孔40bに螺合される構造も可能であるが、
フロントカバー40の結合力を高めながらフロントカバー40を安全に装着するためには、連結片41が第2装着部13の外側面に配置されて第2サイドカバー30によって保護される構造が好ましい。
この場合、本発明の第2ボルト部材31は、前記フロントカバー40を貫通するように、前記第2装着部13の外側面から内側へ挿入されながら第2装着部13に結合されることを特徴とする。
このために、第2装着部13には、前記フロントカバー40の第2結合孔40bに対応する位置に第1ボルト部材21が挿入されるねじ穴13aが形成され、フロントカバー40の第2結合孔40bに挿入された第2ボルト部材31のねじ部が、前記ねじ穴13aに螺合される。
このような構造を持つ本発明は、フロントカバー40を分離の後に再結合するときに、第2サイドカバー30を回動開閉した状態で第1サイドカバー20を完全分離することなく、第1ボルト部材21及び第2ボルト部材31を締めたり緩めたりすることができるため、フロントカバー40の脱着が非常に便利である。その結果、レベルワインド15の分離、分解の後のピン15cの清掃や交換作業などが非常に容易であるうえ、第1サイドカバー20の完全開放による部品の分解ないしは紛失のおそれがないため、熟練した専門家ではない一般ユーザーでもレベルワインド15のメンテナンス作業などを簡単に行うことができる。従って、これにかかる費用及び時間の負担を減らすことができるという効果がある。
以上で本発明を説明するにあたり、添付図面を参照して、フロントカバーの脱着が便利な釣りリールを中心に説明したが、本発明は、当業者によって様々な修正、変更および置換が可能であり、それらの修正、変更および置換も本発明の保護範囲に属するものと解釈されるべきである。
H ハンドル
10 本体フレーム
11 スプール
12 第1装着部
13 第2装着部
12a ボルト締付孔
13a ねじ穴
15 レベルワインド
15a 案内具
15A ガイド棒
16 ウォームシャフト
16a レール部
17 スプールカバー
18 ピラー
20 第1サイドカバー
20a ボルト締結孔
21 第1ボルト部材
30 第2サイドカバー
31 第2ボルト部材
40 フロントカバー
40a、40b 結合孔
41 連結片
42 結合突出部

Claims (4)

  1. 両側面に第1装着部及び第2装着部を備えた本体フレームと、前記第1装着部に結合されるギア側第1サイドカバーと、前記第2装着部に結合されるパーム側第2サイドカバーと、前記本体フレームの前面部に結合されてレベルワインドを保護するフロントカバーとを含む釣りリールであって、
    前記フロントカバーを前記第1装着部の前端部にボルト結合させる第1ボルト部材は、前記第1サイドカバーの外側面から内側へ挿入されながらフロントカバーに結合され、第1ボルト部材のヘッド部が第1サイドカバーの外部に露出されていることを特徴とする、釣りリール。
  2. 前記第1ボルト部材は、前記第1サイドカバー及び前記第1装着部を貫通して前記フロントカバーに結合されることを特徴とする、請求項1に記載の釣りリール。
  3. 前記フロントカバーは、一側面の前端部から下側へ突出して前記第1装着部と面接触し、前記第1ボルト部材が結合される結合突出部を含んでなることを特徴とする、請求項2に記載の釣りリール。
  4. 前記フロントカバーを前記第2装着部の前端部にボルト結合させる第2ボルト部材は、前記フロントカバーを貫通するように、前記第2装着部の外側面から内側へ挿入されて第2装着部に結合されることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の釣りリール。
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