JP4121869B2 - スピニングリールのリール本体 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リール本体、特に、釣竿に着脱自在に装着され、メインギアおよび螺軸を含む駆動機構が後方に配置されるスピニングリールのリール本体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスピニングリールのリール本体は、釣竿に着脱自在に装着され、釣り糸を巻き取るために回転するロータと釣り糸を均一に巻き付けるために前後に往復移動するスプールとを駆動させるメインギアおよび螺軸を含む駆動機構が内部に配置されている。このようなリール本体は、本体部材と、竿取付脚部とを備えている。本体部材は、一般に、側面部と背面部とを有している。側面部は、駆動機構の側面を覆うように形成されている。背面部は、メインギアの後方と螺軸の後部とを覆うように、側面部と一体に形成されている。また、背面部は、螺軸の後部を覆うために、釣竿から離反する側に向けて傾斜をもって形成されている。竿取付脚部は本体部材の釣竿に接近する上部に設けられ、本体部材が竿取付脚部を介して釣竿に装着される(たとえば、特許文献1参照)。一方で、背面部の下部には、螺軸の外形に沿うように突出部が形成される場合もある(たとえば、特許文献2参照)。特に、リール本体が大型になるにつれて、リール本体後方への突出部が大きくなることが多い。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−333669号公報(第3図)
【0004】
【特許文献2】
特開平7−147871号公報(第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のスピニングリールのリール本体は、メインギアおよび螺軸を含む駆動機構が、本体部材の側面部と背面部とによって覆われるように形成されている。このとき、螺軸およびメインギアの両方を側面部と背面部とで覆うように本体部材を設計すると、リール本体の重量が重くなりやすい。これは、螺軸がメインギアよりも後方へと突出しているので、メインギアの後方と螺軸の上方とに駆動機構の存在しない空間を設けて、側面部と背面部とを形成せざるを得ないためである。そこで、駆動機構を必要最小限に覆うように本体部材の後部を設計しようとすると、メインギアより後方に突出した螺軸の後部を覆うように、側面部から後方に突出部を突出させて形成する必要がある。しかしながら、突出部を有するリール本体の場合、釣りを行っているときに糸ふけが生じたりすると、釣り糸が突出部に絡みつくおそれがある。
【0006】
本発明の課題は、スピニングリールのリール本体において、リール本体の軽量化を図るとともに、リール本体に糸絡みしにくくすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
発明1に係るスピニングリールのリール本体は、釣竿に着脱自在に装着され、釣り糸を巻き取るために回転するロータと釣り糸を均一に巻き付けるために前後に往復移動するスプールとを駆動させるメインギアおよび螺軸を含む駆動機構が内部に配置されるスピニングリールのリール本体であって、本体部材と、竿取付脚部と、ガード部材とを備えている。本体部材は、側面部と、背面部と、突出部とを有している。側面部は、駆動機構の側面を覆うように形成されている。背面部は、側面部に一体に形成され、メインギアの後方を覆うように形成されている。突出部は、背面部の釣竿から離反する下部に形成され、螺軸の外形に沿うように側面部から後方に突出して形成されている。竿取付脚部は、本体部材の釣竿に接近する上部に設けられている。ガード部材は、背面部の後方と突出部の上方とに空間を設けて本体部材に装着されている。
【0008】
このスピニングリールのリール本体では、本体部材が竿取付脚部において釣竿に装着される。本体部材の側面部は駆動機構の側面に、背面部はメインギアの後方に配置される。突出部は、螺軸の外形に沿うように側面部から後方に突出して形成される。そして、ガード部材が、背面部の後方と突出部の上方とに空間を設けて本体部材に装着される。
【0009】
ここでは、本体部材が、側面部と背面部と突出部とで駆動機構を覆うことができるように必要最小限に設計されているので、本体部材の軽量化を図ることができる。また、本体部材の背面部の後方と突出部の上方とに空間を設けて、ガード部材が本体部材に装着されているので、釣りを行っているときに糸ふけが生じても、リール本体に糸絡みしにくくなる。一方で、ガード部材は本体部材のように駆動機構を保護する必要がないので、ガード部材は、本体部材ほど強度や剛性を高くしなくても、ガード部材の役割を果たすことができる。そこで、ガード部材の部材厚等を薄くしたり、ガード部材に比重の小さい材質を用いたりして、ガード部材の軽量化を図れば、ガード部材の自重を減少させることができ、本体部材にガード部材を装着してもリール本体全体での重量を小さく抑えることができる。なお、ガード部材は、本体部材との間に空間を設けて本体部材に装着されているので、ガード部材の外観は自由にデザインすることができ、リール本体全体のシルエットも変化に富んだものにすることができる。
【0010】
発明2に係るスピニングリールのリール本体は、発明1に記載のスピニングリールのリール本体において、本体部材の背面部が、側面部に一体に形成されている。また、この背面部は、メインギアの後方形状に沿ってメインギアを覆うように形成されている。この場合、メインギアの後方形状に沿ってメインギアを覆うように背面部を形成することにより、本体部材を側面部と背面部と突出部とで必要最小限の大きさにすることができる。これにより、本体部材の軽量化を図ることができる。
【0011】
発明に係るスピニングリールのリール本体は、発明1又は2に記載のスピニングリールのリール本体において、ガード部材が、本体部材の外形に少なくとも一部を接触させるように曲率をもって形成されている。この場合、ガード部材が、本体部材の外形に少なくとも一部を接触させるように曲率をもって形成されているので、リール本体全体のシルエットに変化を持たせながら、無駄のないガード部材を形成することができ、ガード部材の軽量化を図ることができる。
【0012】
発明に係るスピニングリールのリール本体は、発明1から3のいずれかに記載のスピニングリールのリール本体において、ガード部材が、複数の棒部材によって構成される骨組み構造体となっている。この場合、ガード部材が骨組み構造体となっているので、リール本体への糸絡みを防止することができるとともに、ガード部材の強度および剛性を骨組み構造で確保することができる。また、骨組み構造体は複数の棒部材によって構成されているので、ガード部材のさらなる軽量化を図ることができる。
【0013】
発明に係るスピニングリールのリール本体は、発明に記載のスピニングリールのリール本体において、ガード部材が、骨組み構造体に装着されるカバー部材をさらに有している。この場合、骨組み構造体にはカバー部材が装着されているので、リール本体への糸絡みを効果的に防止することができるとともに、ガード部材の外観に対する要求にも柔軟に対応することができる。
【0014】
発明に係るスピニングリールのリール本体は、発明に記載のスピニングリールのリール本体において、骨組み構造体とカバー部材とは一体に形成されている。この場合、骨組み構造体とカバー部材とは一体に形成されているので、ガード部材の強度および剛性をさらに向上することができる。
【0015】
発明に係るスピニングリールのリール本体は、発明1から3のいずれかに記載のスピニングリールのリール本体において、ガード部材が、一体の面部材によって形成される曲面構造体となっている。この場合、ガード部材が曲面構造体となっているので、リール本体への糸絡みを防止することができるとともに、ガード部材の強度および剛性は曲面構造で確保することができる。
【0016】
発明に係るスピニングリールのリール本体は、発明に記載のスピニングリールのリール本体において、曲面構造体には、複数のリブが面部材の内面に沿うように一体に形成されている。この場合、曲面構造体には複数のリブが面部材の内面に沿うように一体に形成されているので、ガード部材の面外剛性を向上することができ、ガード部材に面外変形を生じにくくすることができる。
【0017】
発明に係るスピニングリールのリール本体は、発明1からのいずれかに記載のスピニングリールのリール本体において、本体部材とガード部材との間に設けられた空間内で、本体部材には第1ボス部が本体部材から外方に突出して一体に形成されており、第1ボス部に連結可能な第2ボス部がガード部材の内面に一体に形成されている。この場合、本体部材に形成された第1ボス部とガード部材に形成された第2ボス部とが連結可能となっているので、ガード部材の面外変形を抑制することができる。たとえば、ガード部材が外力を受けるような場合、第1および第2ボス部によって外力に対する変形に抵抗することができる。また、第1ボス部と第2ボス部とは、本体部材とガード部材との間に設けられた空間内に形成されているので、第1および第2ボス部を形成したとしても、ガード部材の外観を損なうことがない。
【0018】
発明10に係るスピニングリールのリール本体は、発明に記載のスピニングリールのリール本体において、第1ボス部および第2ボス部の端部には、いずれか一方に凸部が形成され、いずれか他方に凹部が形成され、凸部と凹部とが嵌合して互いに連結されている。この場合、第1ボス部および第2ボス部の端部において、凸部と凹部とが嵌合して互いに連結されているので、第1ボス部と第2ボス部とを容易に位置決めして連結することができる。
【0019】
発明11に係るスピニングリールのリール本体は、発明9又は10に記載のスピニングリールのリール本体において、ガード部材の第2ボス部が、本体部材の第1ボス部にガード部材の外側からねじ止めされている。この場合、ガード部材の第2ボス部が本体部材の第1ボス部にガード部材の外側からねじ止めされているので、第1ボス部と第2ボス部とを確実に連結することができ、両ボス部材を介して本体部材とガード部材と一体化することができる。
【0020】
明12に係るスピニングリールのリール本体は、発明1から11のいずれかに記載のスピニングリールのリール本体において、ガード部材が、本体部材にねじ止めされている。この場合、ガード部材が本体部材にねじ止めされているので、ガード部材を本体部材に確実に固定することができる。
【0021】
発明13に係るスピニングリールのリール本体は、発明1から12のいずれかに記載のスピニングリールのリール本体において、ガード部材が、合成樹脂製となっている。この場合、ガード部材が合成樹脂製となっているので、ガード部材の軽量化を図ることができるとともに、ガード部材を任意形状に容易に形成することができる
発明14に係るスピニングリールのリール本体は、発明1から12のいずれかに記載のスピニングリールのリール本体において、ガード部材が、金属製となっている。この場合、ガード部材が金属製となっているので、ガード部材を任意形状に形成することができるだけでなく、ガード部材の強度および剛性も同時に確保することができる。
【0022】
発明15に係るスピニングリールのリール本体は、発明5に記載のスピニングリールのリール本体において、骨組み構造体とカバー部材とはそれぞれが金属と合成樹脂とで形成され、骨組み構造体がカバー部材にインサート成型されている。この場合、骨組み構造体とカバー部材とはそれぞれが金属と合成樹脂とで形成されているので、ガード部材の強度および剛性は骨組み構造体によって確保でき、ガード部材の外観はカバー部材によって任意に形成することができる。また、骨組み構造体がカバー部材にインサート成型されているので、骨組み構造体とカバー部材とは、材質が異なっていても容易に一体成型することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
〔スピニングリールの構成〕
スピニングリールは、図1および図2に示すように、ハンドル1と、ハンドル1を回転自在に支持するリール本体2と、釣り糸を巻き取るために回転するロータ3と、釣り糸を均一に巻き付けるために前後に往復移動するスプール4とを備えている。図1ではハンドル1がリール本体2の左側に装着され、図2ではハンドル1が右側に装着されている。このように、ハンドル1はリール本体2の左右いずれにも装着可能である。
【0024】
リール本体2は、図1から図3に示すように、本体部材20と、ガード部材22と、竿取付脚部23とを備えている。本体部材20は、本体部材20の釣竿に接近する上部に設けられた竿取付脚部23において、釣竿に装着されている。本体部材20は、たとえばアルミニウム合金製の部材であり、リールボディ20aと蓋部材20bとを有している。リールボディ20aには、内部空間が形成されており、この内部空間にメインギア11および螺軸19を含む駆動機構が配置される。リールボディ20aは、側面部25と、背面部26と、突出部27とを有している。側面部25は、駆動機構の側面を覆うように形成されている。背面部26は、側面部25に一体に形成され、メインギア11の後方を覆うように設けられている。また、背面部26は、釣竿から離反する側に向けて傾斜をもって形成されている。この背面部26には、第1ボス部26aが本体部材20から外方に突出して一体に形成されている。第1ボス部26aの端部には、凸部26bが形成されている(図4参照)。突出部27は、背面部26の釣竿から離反する下部に形成され、螺軸19の外形に沿うように側面部25から後方に突出して形成されている。また、リールボディ20aの前端には、円形の第1フランジ部2dと、第1フランジ部2dより小径で先端が開口する円筒部2eとが形成されている。円筒部2eの外周面には凹状溝2fが設けられている。この凹状溝2fは、片側面が第1フランジ部2dの前面と同一面となるように配置されている。第1フランジ部2dは、一部分が欠落した略半円形状に形成されている。さらに、リールボディ20aの内部空間には、ロータ3をハンドル1の回転に連動して回転させるロータ駆動機構5と、スプール4を前後に移動させて釣り糸を均一に巻き取るためのオシレーティング機構6とが装着されている。
【0025】
蓋部材20bは、たとえばアルミニウム合金製の部材であり、図3に示すように、リールボディ20aの側面部25と略対称な鏡像関係の形状に形成されている。蓋部材20bの前端部には、第2フランジ部2gが一体形成されている。この第2フランジ部2gを第1フランジ部2dの欠落部分に配置するようにして、蓋部材20bはリールボディ20aにねじ止めされる。この状態では、第1および第2フランジ部2d,2gの前面と、円筒部2eに形成された凹状溝2fの片側面とは同一面になっている。凹状溝2fにはシール部材29が嵌合可能になっており、シール部材29が第1および第2フランジ部2d,2gの前面に当接している。シール部材29は、たとえばOリングになっており、このOリングによって第1および第2フランジ部2d,2gの前面をシールしている。
【0026】
ガード部材22は、たとえば合成樹脂製であり、図2から図4に示すように、本体部材20の外形に少なくとも一部を接触させるように曲率をもった面部材によって形成されている。このガード部材22は、竿取付脚部23の下方で、背面部26の後方と突出部27の上方とに空間S1を設けて、本体部材20に装着させている。このとき、ガード部材22は、背面部26上部と突出部27下面とで本体部材20に接触しており、本体部材20に着脱自在にねじ止めされる。また、ガード部材22と本体部材20との間には、スペーサ24が介装されている。このスペーサ24は、たとえば合成樹脂製であり、ガード部材22と本体部材20との隙間を埋めている。ガード部材22の内面には第2ボス部22aが一体に形成されている。第2ボス部22aの端部には凹部22bが形成されている。この第2ボス部22aの凹部22bを第1ボス部26aの凸部26bに嵌合することで、第1ボス部26aと第2ボス部22aとは互いに連結される。
【0027】
ロータ3は、図2に示すように、リール本体2の前部に回転自在に支持されている。ロータ3は、ロータ円筒部30と、第1ロータアーム31および第2ロータアーム32とを有している。第1および第2ロータアーム31,32は、ロータ円筒部30の側方に互いに対向して設けられている。ロータ円筒部30と第1および第2ロータアーム31,32とは、たとえばアルミニウム合金製であり、互いが一体に成形されている。ロータ円筒部30の前部には前壁33が形成されており、前壁33の中央部にはボス部33aが形成されている。ボス部33aの中心部には貫通孔が形成されており、この貫通孔をピニオンギアの前部及びスプール軸15が貫通している。前壁33の前部にロータ3の固定用のナット13が配置されている。
【0028】
第1および第2ロータアーム31,32は、ロータ円筒部30の周面上で周方向に広がりをもたせて接続させており、ロータ円筒部30から外方に突出して湾曲しながら前方に延びている。第1ロータアーム31は、先端に第1ベール支持部材40が揺動自在に装着されている。そして、第1ベール支持部材40の先端には、釣り糸をスプール4に案内するためのラインローラ41が装着されている。第2ロータアーム32は、先端に第2ベール支持部材42が揺動自在に装着されている。ラインローラ41と第2ベール支持部材42との間には、線材を略U状に湾曲させた形状のベール43が固定されている。このように、第1ベール支持部材40および第2ベール支持部材42、ラインローラ41、ベール43によって、釣り糸をスプール4に案内するベールアーム44が構成される。
【0029】
ロータ駆動機構5は、図2に示すように、ハンドル1が回転不能に装着されたハンドル軸10と、ハンドル軸10とともに回転するメインギア11と、メインギア11に噛み合うピニオンギア12とを有している。ピニオンギア12は筒状に形成されており、その前部はロータ3の中心部を貫通しており、ナット13によりロータ3に固定されている。ピニオンギア12は、その軸方向の中間部と後端部とが、それぞれ軸受14a、14bを介してリール本体2に回転自在に支持されている。
【0030】
スプール4は、図2に示すように、釣り糸を外周面に巻き取るものであり、ロータ3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との間に、ロータ3の前部で前後移動自在に配置されている。このスプール4は、ドラグ機構71を介してスプール軸15の先端に連結されている。スプール4は、外周に釣り糸が巻かれる糸巻胴部4aと、糸巻胴部4aの後部に一体で形成されたスカート部4bと、糸巻胴部4aの前端に一体で形成されたフランジ部4cとを有している。
【0031】
オシレーティング機構6は、図2に示すように、スプール軸15を前後方向に移動させて、スプール4を同方向に移動させるための機構である。オシレーティング機構6は、スプール軸15の下方に平行に配置された螺軸19と、螺軸19に沿って前後方向に移動するスライダ17と、螺軸19の先端に固定された中間ギア18とを有している。スライダ17は、スプール軸15の後端に回転不能に固定されている。中間ギア18は、図示しない減速機構を介してピニオンギア12に噛み合っている。
【0032】
このように構成されるスピニングリールでは、本体部材20が、側面部25と背面部26と突出部27とで駆動機構を覆うことができるように必要最小限に設計されているので、本体部材20の軽量化を図ることができる。また、本体部材20の背面部26の後方と突出部27の上方とに空間S1を設けて、ガード部材22が本体部材20に装着されているので、釣りを行っているときに糸ふけが生じても、リール本体2に糸絡みしにくくなる。さらに、本体部材20とガード部材22との間に設けられた空間S1内で、本体部材20に形成された第1ボス部26aとガード部材22に形成された第2ボス部22aとが連結可能となっているので、ガード部材22の面外変形を拘束することができる。
【0033】
一方で、ガード部材22は、本体部材20のように駆動機構を保護する必要がないので、ガード部材22は、本体部材20ほど強度や剛性を高くしなくても、ガード部材22の役割を果たすことができる。そこで、ガード部材22の部材厚等を薄くしたり、ガード部材22に比重の小さい材質を用いたりして、ガード部材22の軽量化を図れば、ガード部材22の自重を減少させることができ、本体部材20にガード部材22を装着してもリール本体2全体での重量を小さく抑えることができる。なお、ガード部材22は、本体部材20との間に空間S1を設けて本体部材20に装着されているので、ガード部材22の外観は自由にデザインすることができ、リール本体2全体のシルエットも変化に富んだものにすることができる。
【0034】
〔第2実施形態〕
〔スピニングリールの構成〕
スピニングリールは、図5に示すように、ハンドル101と、ハンドル101を回転自在に支持するリール本体102と、釣り糸を巻き取るために回転するロータ103と、釣り糸を均一に巻き付けるために前後に往復移動するスプール104とを備えている。この第2実施形態では、リール本体102を除いた構成は第1実施形態の構成と同一のため、同一部分の構成については説明を省略する。また、リール本体102は、本体部材120と、ガード部材122と、竿取付脚部123とを有しているが、本体部材120と竿取付脚部123とは第1実施形態の構成と同一の構成であるため、第2実施形態ではガード部材122についての説明を行うものとする。
【0035】
ガード部材122は、第1実施形態と同様に、竿取付脚部123の下方で背面部126の後方と突出部127の上方とに空間を設けて形成されている。このガード部材122は、図6に示すように、骨組み構造体125とカバー部材128とを有している。骨組み構造体125は、たとえば金属製であり、本体部材120の外形に少なくとも一部を接触させるように曲率をもった複数の棒部材125aによって構成されている。この骨組み構造体125の外側には、カバー部材128が装着されている。カバー部材128は、たとえば合成樹脂製であり、骨組み構造体125の外形に沿うように形成されている。このような骨組み構造体125とカバー部材128とは、本体部材120の背面部126上部と突出部127下面とで本体部材120に接触しており、この位置で本体部材120にねじ止めされる。
【0036】
このように構成されるスピニングリールでは、第1実施形態と同様に、本体部材120が、側面部(図示しない)と背面部126と突出部127とで駆動機構を覆うことができるように必要最小限に設計されているので、本体部材120の軽量化を図ることができる。ガード部材122は、骨組み構造体125とカバー部材128とで構成されており、本体部材120の背面部126の後方と突出部127の上方とに空間を設けて本体部材120に装着されているので、釣りを行っているときに糸ふけが生じても、リール本体102に糸絡みしにくくなる。骨組み構造体125は、複数の棒部材125aによって構成されているので、カバー部材128の軽量化を図ることができる。また、骨組み構造体125にカバー部材128を装着することで、リール本体102への糸絡みを効果的に防止することができるとともに、ガード部材122の外観に対する要求に柔軟に対応することができる。
【0037】
一方で、ガード部材122は、本体部材120のように駆動機構を保護する必要がないので、ガード部材122は、本体部材120ほど強度や剛性を高くしなくても、ガード部材122の役割を果たすことができる。たとえば、ガード部材122の強度および剛性を骨組み構造体125で確保することができるように設計しておけば、カバー部材128の部材厚等を薄くしたり、カバー部材128に比重の小さい材質を用いたりして、骨組み構造体125とカバー部材128とで構成されたガード部材122の自重を減少させることができる。すると、本体部材120にガード部材122を装着してもリール本体102全体での重量を小さく抑えることができる。また、カバー部材128の外観に変化を持たせると、リール本体102全体のシルエットも変化に富んだものにすることができる。
【0038】
〔他の実施形態〕
(a) 前記第1実施形態では、ガード部材22を合成樹脂製にした場合の例を示したが、ガード部材22の材質は、前記実施形態に限定されず、ガード部材22として必要となる強度と剛性を確保することができれば、どのようなものでも良い。たとえば、ガード部材22を金属製にした場合にも本発明は適用できる。
【0039】
(b) 前記第1実施形態では、ガード部材22の第2ボス部22aを本体部材20の第1ボス部26aに嵌合して連結した場合の例を示したが、第1ボス部26aと第2ボス部22aとの連結方法は、前記実施形態に限定されず、第1ボス部26aと第2ボス部22aとを連結した状態で、ガード部材22の外側から第2ボス部22aを第1ボス部26aに連結してねじ止めしても良い。
【0040】
(c) 前記第1実施形態では、ガード部材22を本体部材20に直接装着するだけでなく、ガード部材22の第2ボス部22aを本体部材20の第1ボス部26aに連結させた場合の例を示したが、ガード部材22の強度と剛性を確保した上でガード部材22を本体部材20に固定できれば、必ずしも第1および第2ボス部22aを設ける必要はない。
【0041】
(d) 前記第1実施形態では、ガード部材22が曲率をもたせた面部材によって形成される場合の例を示したが、ガード部材22の構造は、前記実施形態に限定されず、ガード部材22の剛性を向上することができるならば、どのようなものにしても良い。たとえば、図7に示すように、ガード部材22において、複数のリブ130を面部材の内面に沿うように一体に形成しても良い。これにより、ガード部材22の面外剛性を向上することができ、ガード部材22の面外変形を生じにくくすることができる。
【0042】
(e) 前記第2実施形態では、骨組み構造体125を金属製にしてカバー部材128を合成樹脂製にした場合の例を示したが、骨組み構造体125およびカバー部材128の材質は、前記実施形態に限定されず、ガード部材122として必要となる強度と剛性を確保することができれば、どのようなものでも良い。たとえば、骨組み構造体125およびカバー部材128の材質を、互いに金属製にしたり合成樹脂製にしたりしても良い。
【0043】
(f) 前記第2実施形態では、骨組み構造体125にカバー部材128を装着してガード部材122を形成する場合の例を示したが、ガード部材122の形成方法は、前記実施形態に限定されず、ガード部材122として必要となる強度と剛性を確保することができれば、どのようにしても良い。たとえば、骨組み構造体125をカバー部材128にインサート成型して、ガード部材122を一体に成型しても良い。また、カバー部材128を用いることなく、骨組み構造体125だけでガード部材122を構成しても良い
【0044】
発明の効果】
本発明によれば、スピニングリールのリール本体において、本体部材が、側面部と背面部と突出部とで駆動機構を覆うことができるように必要最小限に設計されているので、本体部材の軽量化を図ることができる。また、本体部材の背面部の後方と突出部の上方とに空間を設けて、ガード部材が本体部材に装着されているので、釣りを行っているときに糸ふけが生じても、リール本体に糸絡みしにくくなる。一方で、ガード部材は本体部材のように駆動機構を保護する必要がないので、ガード部材は、本体部材ほど強度や剛性を高くしなくても、ガード部材の役割を果たすことができる。そこで、ガード部材の部材厚等を薄くしたり、ガード部材に比重の小さい材質を用いたりして、ガード部材の軽量化を図れば、ガード部材の自重を減少させることができ、本体部材にガード部材を装着してもリール本体全体での重量を小さく抑えることができる。なお、ガード部材は、本体部材との間に空間を設けて本体部材に装着されているので、ガード部材の外観は自由にデザインすることができ、リール本体全体のシルエットも変化に富んだものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態によるスピニングリールの側面図。
【図2】 前記スピニングリールの断面図。
【図3】 前記スピニングリールのリール本体の斜視図。
【図4】 前記スピニングリールのガード部材の斜視図。
【図5】 本発明の第2実施形態の図1に相当する図。
【図6】 本発明の第2実施形態の図4に相当する図。
【図7】 本発明の他の実施形態の図4に相当する図。
【符号の説明】
2,102 リール本体
11 メインギア
19 螺軸
20,120 本体部材
20a リールボディ
20b 蓋部材
22,122 ガード部材
22a 第2ボス部
22b 凹部
23 竿取付脚部
25 側面部
26,126 背面部
27,127 突出部
26a 第1ボス部
26b 凸部
125 骨組み構造体
125a 棒部材
128 カバー部材
130 リブ

Claims (15)

  1. 釣竿に着脱自在に装着され、釣り糸を巻き取るために回転するロータと釣り糸を均一に巻き付けるために前後に往復移動するスプールとが装着され、前記ロータと前記スプールとを駆動させるメインギアおよび螺軸を含む駆動機構が内部に配置されるスピニングリールのリール本体であって、
    前記駆動機構の側面を覆うように形成される側面部と、前記側面部に一体に形成され前記メインギアの後方を覆うように形成される背面部と、前記背面部の前記釣竿から離反する下部に形成され前記螺軸の後部を覆うように前記側面部から後方に突出して形成される突出部とを有する本体部材と、
    前記本体部材の前記釣竿に接近する上部に設けられ前記本体部材を前記釣竿に装着するための竿取付脚部と、
    前記背面部の後方と前記突出部の上方とに空間を設けて前記本体部材に装着されるガード部材と、
    を備えるスピニングリールのリール本体。
  2. 前記本体部材の前記背面部は、前記側面部に一体に形成され前記メインギアの後方形状に沿って前記メインギアを覆うように形成されている、
    請求項1に記載のスピニングリールのリール本体。
  3. 前記ガード部材は、前記本体部材の外形に少なくとも一部を接触させるように曲率をもって形成されている、
    請求項1又は2に記載のスピニングリールのリール本体。
  4. 前記ガード部材は、複数の棒部材によって構成される骨組み構造体である、
    請求項1から3のいずれかに記載のスピニングリールのリール本体。
  5. 前記ガード部材は、前記骨組み構造体に装着されるカバー部材をさらに有している、
    請求項に記載のスピニングリールのリール本体。
  6. 前記骨組み構造体と前記カバー部材とは一体に形成されている、
    請求項に記載のスピニングリールのリール本体。
  7. 前記ガード部材は、一体の面部材によって形成される曲面構造体である、
    請求項1から3のいずれかに記載のスピニングリールのリール本体。
  8. 前記曲面構造体には、複数のリブが前記面部材の内面に沿うように一体に形成されている、
    請求項に記載のスピニングリールのリール本体。
  9. 前記空間内の前記本体部材には、第1ボス部が前記本体部材から外方に突出して一体に形成されており、前記第1ボス部に連結可能な第2ボス部が前記ガード部材の内面に一体に形成されている、
    請求項1からのいずれかに記載のスピニングリールのリール本体。
  10. 前記第1ボス部および前記第2ボス部の端部には、いずれか一方に凸部が形成され、いずれか他方に凹部が形成され、前記凸部と前記凹部とが嵌合して互いに連結されている、請求項に記載のスピニングリールのリール本体。
  11. 前記ガード部材の前記第2ボス部は、前記本体部材の前記第1ボス部に前記ガード部材の外側からねじ止めされている、請求項9又は10に記載のスピニングリールのリール本体。
  12. 前記ガード部材は、前記本体部材にねじ止めされている、請求項1から11のいずれかに記載のスピニングリールのリール本体。
  13. 前記ガード部材は、合成樹脂製である、請求項1から12のいずれかに記載のスピニングリールのリール本体。
  14. 前記ガード部材は、金属製である、請求項1から12のいずれかに記載のスピニングリールのリール本体。
  15. 前記骨組み構造体と前記カバー部材とはそれぞれがと金属と合成樹脂で形成され、前記骨組み構造体が前記カバー部材にインサート成型されている、請求項5に記載のスピニングリールのリール本体。
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