JP3862229B2 - 両軸受リールの発音装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、発音装置、特に、両軸受リールのリール本体に回転自在に装着された糸巻用のスプールの回転により発音する両軸受リールの発音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
両軸受リールの発音装置として、スプールの回転に連動して発音するとともにスプールの回転に抵抗を付与する発音装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。従来の発音装置は、スプール軸に回転不能に装着された凹凸部材と、凹凸部材と接離する方向に移動自在にリール本体に装着された操作部材と、凹凸部材の回転により振動する音出し部材と、音出し部材を付勢する付勢部材とを有している。凹凸部材は、外周に周方向に間隔を隔てて並べて配置された多数の凸部を有している。操作部材は、リール本体にスプール軸の径方向に移動自在に装着されている。音出し部材は、操作部材に揺動自在に装着され、操作部材の移動に応じて先端部が凸部の間に配置される発音位置と凸部から離反する解除位置とに移動自在である。付勢部材は、音出し部材が発音位置にあるとき音出し部材の先端が凹凸部材の回転中心に実質的に向くように音出し部材を付勢する。
【0003】
このように構成された従来の両軸受リールの発音装置では、操作部材を音出し部材に接近する位置に配置すると音出し部材が発音位置に配置され先端部が凸部の間に配置可能になる。この状態でスプールが回転すると音出し部材が振動して凹凸部材に衝突を繰り返し発音装置が発音する。このとき、音出し部材が凹凸部材に衝突を繰り返すため、発音装置がスプールの回転に対する抵抗となる。また、離反する位置に操作部材を操作すると先端が凸部間から離反する解除位置に音出し部材が配置され発音不能になる。この結果、発音装置がスプールの回転に対する抵抗にならなくなる。このように発音装置が発音と回転抵抗とをオンオフ可能であると、糸巻取時に解除状態にすることにより静音化できるとともに、巻き取り抵抗を減らすことができる。また、糸繰り出し時には、魚がかかったことを釣り人に報知できるとともに、釣り糸の急激な繰り出しによるライントラブルを防止することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−279074号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の発音装置では、音出し部材の先端を凸部間に配置した状態でスプール軸の軸芯に向くように付勢部材により音出し部材を付勢しているので、発音装置は、スプールの回転方向に係わらず同じような音を発生させるとともに同じような回転抵抗をスプールに付与している。両軸受リールの場合、巻き取り時の回転抵抗は小さく、糸繰り出し方向の回転抵抗は大きいのが望ましく、また、魚がかかったのを報知するためには、糸繰り出し時には糸巻取時より大きな音が出ることが望ましい。しかし、前記従来の発音装置では、前述したように音出し部材の先端を凸部間に配置した状態でスプール軸の軸芯に向くように付勢部材により音出し部材を付勢しているので、回転方向によって音や抵抗を変化させるのは困難である。
【0006】
両軸受リールの発音装置において、回転方向に応じて音や抵抗を容易に変化させることができるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
発明1に係る両軸受リールの発音装置は、両軸受リールのリール本体に回転自在に装着された糸巻用のスプールの回転により発音する装置であって、凹凸部材と、操作部材と、音出し部材と、第1付勢部材と、第2付勢部材とを備えている。凹凸部材は、スプールと連動して回転し外周に周方向に間隔を隔てて多数の凸部が並べて形成された円板状のものである。操作部材は、リール本体に凹凸部材と接離する方向に移動自在に装着された部材である。音出し部材は、操作部材に揺動自在に装着され、操作部材の移動に応じて先端部が凸部の間に配置される発音位置と凸部から離反する解除位置とに移動自在な部材である。第1付勢部材は、音出し部材が発音位置にあるとき音出し部材の先端が凹凸部材の回転中心に実質的に向くように音出し部材を付勢する部材である。第2付勢部材は、スプールが糸繰り出し方向に回転したとき、凹凸部材の回転により揺動する音出し部材を揺動方向と逆方向に付勢する部材である。また、第2付勢部材は、操作部材が凹凸部材と接離する方向に移動するときに操作部材を付勢せず、第2付勢部材は、一端が音出し部材に係止され他端がリール本体に係止され操作部材の外周に巻回された捩じりコイルばねであり、音出し部材が発音位置にあるとき音出し部材に一端が接触し、解除位置にあるとき一端が音出し部材から離反する。
【0008】
この発音装置では、操作部材を凹凸部材から離反する位置に移動させると、先端部が凹凸部材の凸部から離反する解除位置に音出し部材が配置され、発音できなくなる。操作部材を凹凸部材に接近する位置に移動させると、先端部が凸部間に配置される発音位置に音出し部材が配置される。この状態でスプールが回転すると、音出し部材は第1付勢部材により凹凸部材の中心に向けて付勢され先端部が凸部との衝突を繰り返して回転に対して抵抗が付与されるとともに装置が発音する。また、スプールが糸繰り出し方向に回転すると、さらに第2付勢部材により音出し部材が揺動方向と逆方向に付勢され、付勢力が糸巻取方向より強くなるため、より大きな回転抵抗が付与されるとともにより大きな音で発音する。ここでは、音出し部材を揺動方向と逆方向に付勢する第2付勢部材を設けることにより、スプールの回転方向が糸繰り出し方向のときに大きな回転抵抗を付与できるとともに大きな音を発生させることができる。このため、回転方向に応じて音や抵抗を容易に変化させることができるようになる。また、第2付勢部材を設けて音出し部材を付勢しても、音出し部材を揺動自在に装着した操作部材が第2付勢部材により付勢されないので、操作部材を移動させる際に操作部材に作用する力が変化せず、操作部材の操作に影響を与えることがない。さらに、他端をリール本体に係止しても解除位置で一端が離反するので、他端の係止構造を容易にして操作部材の操作に影響を与えなくなる。
【0009】
発明2に係る両軸受リールの発音装置は、発明1に記載の装置において、操作部材に接触して音出し部材を発音位置と解除位置とに保持する位置保持手段をさらに備える。この場合には、音出し部材が2つの位置で確実に保持される。
【0010】
発明3に係る両軸受リールの発音装置は、発明1又は2に記載の装置において、第1付勢部材は一端がリール本体に係止され、他端が音出し部材に係止されたコイルばねである。この場合には、第1付勢部材の構成が簡素になる。
【0011】
発明4に係る両軸受リールの発音装置は、発明1から3のいずれかに記載の装置において、音出し部材は、操作部材に揺動自在に支持される支持部と、支持部から径方向外方に延び先端に第1付勢部材が係止される係止部と、支持部から径方向外方に係止部と異なる方向に延び先端が先細りで音出し凹部に接触する爪部とを有する。この場合には、音出し部材が支持部と、支持部から異なる方向に突出する爪部及び係止部とで構成されるので、音出し部材の構成が簡素になる。
【0012】
発明5に係る両軸受リールの発音装置は、発明4に記載の装置において、係止部と爪部とのなす角度は鋭角である。この場合には、係止部と爪部とが鋭角に突出しているので、音出し部材がコンパクトになり、音出し部材の配置が容易になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1において、本発明の一実施形態による両軸受リールは、中型の丸型リールである。両軸受リールは、リール本体1と、リール本体1の側方に配置されたスプール回転用のハンドル組立体2と、ハンドル組立体2のリール本体1側に配置されたスタードラグ3とを備えている。
【0014】
リール本体1には、スプール15が回転自在に装着されている。リール本体1は、竿取付脚4を介して釣り竿RDに装着され得る。リール本体1は、図2に示すように、所定の間隔をあけて配置された左右1対の側板10,11と側板10,11を連結する複数の連結部材12とを有するフレーム5と、フレーム5の両側方にねじ止め固定された第1カバー13及び第2カバー14と、第2カバー14に装着された機構装着板16とを有している。機構装着板16は側板11に接触して配置され、機構装着板16と第2カバー14との間には、後述する各種機構を収納するための空間が形成されている。
【0015】
フレーム5はダイキャスト成形により得られる。第1カバー13は、金属薄板をプレス成形して得られたカバー部13aと、合成樹脂製の内側部13bとを有している。カバー部13a及び内側部13bは、ねじにより一括してフレーム5の側板10に固定されている。第2カバー14は、金属薄板をプレス成形して得られる。1対の側板10,11、第1カバー13及び第2カバー14は、それぞれ側面から見て円形をなしており、外周面はたとえば旋盤等を用いて機械加工されている。第2カバー14は、ハンドル軸30(後述)の装着部分を中心に軸方向外方に膨出している。
【0016】
連結部材12は、両側板10,11の外周に沿う形状で両側板10,11と一体で形成された板状の部材であり、たとえばリール本体1の後部と下部と上部との3か所で1対の側板10,11を連結している。このように側板10,11と複数の連結部材12とを一体で形成することで、リール本体1に大きな荷重が作用しても撓み等の変形が生じがたく、巻上げ効率の低下が抑制される。この連結部材12の外周部と側板10,11とは一体で、第1カバー13と同様に機械加工されている。
【0017】
下部の連結部材12には竿取付脚4が固定されている。竿取付脚4は、フレーム5の側板10,11間の中心位置に沿って配置されている。この中心位置は、スプール15の糸巻取部の中心位置でもある。
【0018】
ハンドル組立体2は、図1に示すように、ハンドル軸30の先端に回転不能に装着されたクランクアーム6と、クランクアーム6の一端にクランクアーム6の一端部と直交する軸回りに回転自在に装着されたハンドル把手7と、クランクアーム6の他端に装着されたバランス部材8とを有している。クランクアーム6は、ハンドル把手7側がリール本体1に接近するように途中で折れ曲がっている。
【0019】
スプール15は、図2に示すように、1対の側板10,11間に回転自在に配置されている。スプール15は、糸巻胴部15aと、糸巻胴部15aの両端に一体で形成された1対のフランジ部15bとを有している。スプール15の中心にはスプール軸17が貫通して固定されている。スプール軸17は第1カバー13及び機構装着板16に軸受18a,18bを介して回転自在に支持されている。
【0020】
機構装着板16と第2カバー14の間の空間には、ハンドル組立体2からのトルクをスプール15に伝えるための第1回転伝達機構20と、第1回転伝達機構20の途中に設けられたクラッチ機構21と、クラッチ機構21をオンオフ操作するためのクラッチ操作機構22とが配置されている。また、スプール15の前方にはスプール15に釣り糸を均一に巻き付けるためのレベルワインド機構23が配置されている。さらに、第1カバー13と側板10との間には、スプール15の回転をレベルワインド機構23に伝達する第2回転伝達機構24と、スプール15の回転により発音するスプール発音機構25とが配置されている。
【0021】
第1回転伝達機構20は、スプール15からハンドル組立体2側にトルクが逆に伝達された場合のトルクを規制するための回転制御機構26を含んでいる。
【0022】
第1回転伝達機構20は、一端にハンドル組立体2が固定されたハンドル軸30と、ハンドル軸30の他端に回転制御機構26を介して連結されたメインギア31と、メインギア31に噛み合うピニオンギア32とを有している。
【0023】
ハンドル軸30は、スプール軸17と平行に配置されており、一端側が機構装着板16に回転自在に支持されている。メインギア31は、ハンドル軸30に対して回転自在に装着されており、ハンドル軸30の一端側に回転制御機構26を介して相対回転不能に連結することが可能である。このような構成では、クラッチ機構21がオンされた状態では、ハンドル組立体2からのトルクがメインギア31及びピニオンギア32を介してスプール15に直接伝達される。
【0024】
クラッチ機構21は、スプール軸17の外周部にスライド自在に装着された筒状のピニオンギア32と、ピニオンギア32の一部に配置された係合溝32aとスプール軸17に配置されたピン33とを有している。スプール軸17に沿ってピニオンギア32を摺動させて、係合溝32aをピン33と係合すれば、スプール軸17とピニオンギア32との間で回転力が伝達される。この状態が連結状態(クラッチオン状態)である。係合溝32aとピン33の係合を外せば、スプール軸17とピニオンギア32との間で回転力は伝達されない。この状態が遮断状態(クラッチオフ状態)である。クラッチオフ状態では、スプール15は自由に回転する。ピニオンギア32は、クラッチ操作機構22により係合溝32aとピン33とが係合する方向すなわちクラッチオン状態に付勢されている。クラッチ操作機構22は、リール本体1の第2カバー14に連結姿勢と遮断姿勢との間で揺動自在に装着されたクラッチレバー35を備えている。
【0025】
回転制御機構26は、ハンドル軸30を糸巻取方向にのみ回転させる(糸繰り出し方向の回転を禁止する)ローラ型のワンウェイクラッチ機構40と、スプール15の糸繰り出し方向の回転に対して設定したドラグ力を作用させるためのドラグ機構42と、ハンドル軸30を糸巻取方向にのみ回転させる爪式のラチェット機構44とを有している。
【0026】
なお、ハンドル軸30の逆転(糸繰り出し方向の回転)を禁止するだけであれば、ラチェット機構44のみを設けてワンウェイクラッチ機構40を省いてもよい。しかし、ラチェット機構44は、ラチェット爪がラチェットホイールに噛み合ったり外れたりする動作にある程度の時間がかかる。釣りの動作に要求される迅速で滑らかな逆転禁止動作を果たすには、前記のようなローラ型のワンウェイクラッチ機構40が好ましく、ワンウェイクラッチ機構40では負担できないような過大な力をラチェット機構44で負担することが有効である。
【0027】
ドラグ機構42は、ハンドル軸30に螺合するスタードラグ3の操作によりクラッチオン時にドラグ力を調整可能である。ドラグ機構42は、メインギア31と、ワンウェイクラッチ機構40に隣接して配置されたディスク部材45と、メインギア31とディスク部材45との間に配置された複数枚のドラグディスク46とを有している。ディスク部材45は、ワンウェイクラッチ機構40の内輪に回転不能に係止され、糸繰り出し方向の回転が禁止されている。このディスク部材45に複数枚のドラグディスク46を介してメインギア31を圧接することで、ドラグ機構42は、メインギア31を介してスプール15に糸繰り出し時にドラグ力を作用させる。
【0028】
レベルワインド機構23は、図2に示すように、スプール15の前方でスプール軸17と平行に配置された螺軸36は、螺軸36に係合する係合してスプール軸方向に往復移動する釣り糸案内部37とを備えている。螺軸36は、両側板10,11間に回転自在に装着されており、側板10側の端部に第2回転伝達機構24を構成する従動ギア38が装着されている。釣り糸案内部37は、螺軸36の回転によりスプール軸方向に往復移動して釣り糸をスプール15に案内する。
【0029】
第2回転伝達機構24は、図2及び図3に示すように、スプール軸17に回転不能に装着された駆動ギア47と、駆動ギア47に噛み合う第1中間ギア48と、第1中間ギア48に噛み合う第2中間ギア49と、第2中間ギア49に噛み合う従動ギア38とを有している。両中間ギア48,49は、第1カバー13の内側面に回転自在に装着されている。第2中間ギア49は、第1中間ギア48に噛み合う大径ギア49aと、螺軸36に装着された従動ギア38に噛み合う小径ギア49bとを有している。この第2回転伝達機構24は、スプール15を回転を位相がずれるように螺軸36に伝達して糸巻胴部15aの同じ位置に釣り糸が巻き付けられるのを防止している。
【0030】
スプール発音機構25は、図3から図6に示すように、スプール15の回転に応じて発音可能でありかつ発音可能な状態と発音不能な状態とに切換可能な機構である。スプール発音機構25は、スプール15と連動して回転する凹凸部材60と、第1カバー13に凹凸部材60と接離する方向に移動自在に装着された操作部材61と、操作部材61に揺動自在に装着された音出し部材62と、音出し部材62を付勢する第1及び第2付勢部材63,64とを有している。凹凸部材60は、スプール軸17に回転不能に装着され外周に周方向に間隔を隔てて多数の凸部60aが並べて形成された円板状の部材である。
【0031】
操作部材61は、図6Aに示す前側の発音可能位置と図6Bに示す後側の発音解除位置との2つの位置で移動自在に第1カバー13に装着されている。操作部材61は、第1カバー13を貫通して装着されている。操作部材61は、操作用の大径のつまみ部61aと、つまみ部61aと一体形成された軸部61bとを有している。軸部61bは、第1カバー13の内側部13bに形成された長円状の支持孔部13cに前後移動自在に支持されている。この軸部61bに音出し部材62が揺動自在に支持されており、操作部材61が発音可能位置に配置されると、スプール発音機構25は発音可能な状態になる。軸部61bは、トグル機構(位置保持手段の一例)72により発音可能位置と発音不能位置とに保持される。
【0032】
トグル機構72は、発音可能位置と発音不能位置との間に配置される保持部73と、保持部73を図6A下方に付勢するコイルばね74とを有している。保持部73は、支持孔部13cと連続して内側部13bに凹んで形成された装着凹部13dに支持孔部13cに接離する方向に移動自在に装着されている。保持部73は、先端が山形の棒状部材であり、操作部材61の移動中に、軸部61bが保持部73に接触すると上昇し、通過すると下降して軸部61bを移動後の位置に保持する。なお、装着凹部13dは、支持長孔13cと同形状の長孔75aが形成された蓋部材75により塞がれている。これにより、保持部73及びコイルばね74の脱落が防止されている。
【0033】
音出し部材62は、途中で大きく鋭角で湾曲した板状の部材であり、操作部材61の移動に応じて先端部が凸部60aの間に配置される発音位置と凸部60aから離反する解除位置とに移動自在な部材である。音出し部材62は、操作部材61の軸部61bに揺動自在に支持される支持部62aと、支持部62aから径方向外方に延び先端に第1付勢部材63が係止される基端部としての係止部62bと、支持部62aから径方向外方に係止部62bと異なる方向に延び先端が先細りで凹凸部材60の凸部60a間に配置される先端部としての爪部62cとを有している。係止部62bと爪部62cとのなす角度は鋭角となっている。音出し部材62は、操作部材61の前後方向の移動により、凹凸部材60の凸部60a間に爪部62cが配置される発音位置と、凸部60aから離反する解除位置とに移動可能であり、発音位置に配置されたとき凹凸部材60の回転により凸部60aとの衝突を繰り返して振動し発音する。
【0034】
第1付勢部材63は、一端が第1カバー13に係止され他端が係止部62bに係止されたコイルばねである。第1付勢部材63は、音出し部材62が発音位置にあるとき音出し部材の爪部62cが凹凸部材60の回転中心に実質的に向くように音出し部材62を付勢する。言い換えれば、第1付勢部材63の自由長さのとき、音出し部材62の爪部62cと操作部材61の軸部61bの軸芯とを結ぶ直線がスプール軸芯に実質的に交わるように、音出し部材62の姿勢が維持されている。
【0035】
第2付勢部材64は、一端が音出し部材62の爪部62cに係止され他端が第1カバー13の内側部13bに係止され操作部材61の外周に巻回された捩じりコイルばねである。第2付勢部材64は、スプール15が糸繰り出し方向に回転したとき、凹凸部材60の回転により揺動する音出し部材62を揺動方向と逆方向に付勢する。具体的には、第2付勢部材64は、図6Aに示すように、スプール15が糸繰り出し方向に回転したとき、凹凸部材60の矢印で示す方向の回転により揺動する音出し部材62を揺動方向(図6A反時計回り)と逆方向(図6A時計回り)に付勢する。第2付勢部材64は、音出し部材62が図6Aに示す発音位置にあるとき音出し部材62の爪部62cに一端が接触し、図6Bに示す解除位置にあるとき一端が音出し部材62の爪部62cから離反する。これにより、解除位置に移動するときに操作部材61に対して付勢力を付与せず、操作部材61の操作に影響を与えなくなる。
【0036】
次に、リールの動作について説明する。
【0037】
たとえば生き餌を使った泳がせ釣りを行う前には、スタードラグ3を回転させて生き餌により釣り糸が繰り出されないようにドラグ機構42のドラグ力を強い値に調整する。
【0038】
ドラグ力を調整する場合には、クラッチ機構21をオンした状態でばね秤や目標とする魚と同程度の重さを有する重りを釣り糸の先端に連結する。そして、連結したはかりや重りを引っ張って所望のドラグ力が発生するようにスタードラグ3を回転させる。
【0039】
釣り糸を繰り出す時には、クラッチレバー35によりクラッチ機構21をクラッチオフ状態にする。また操作部材61を発音不能位置側に操作する。操作部材61を制動不能位置側に操作すると、図6Bに示すように音出し部材62が凹凸部材60から離反してスプール発音機構25が発音不能な状態になる。これによりスプール15が自由回転状態になり、仕掛けの自重によりスプール15が糸繰り出し方向に回転し、釣り糸がスプール15から繰り出される。
【0040】
仕掛けが所定の棚に到達しアタリを待つ際には、操作部材61を発音可能位置側に操作する。操作部材61を発音可能位置側に操作すると、図6Aに示すように音出し部材62が凹凸部材60に接触してスプール発音機構25が発音可能な状態になる。この結果、スプール15にスプール発音機構25により制動力が付与され、釣り糸の繰り出しが止まる。この状態で魚のアタリを待つ。
【0041】
魚がかかると、スプール15が糸繰り出し方向に回転して間隔が短い大きな音をスプール発音機構25が発する。このとき、音出し部材62は第1付勢部材63とともに第2付勢部材64によっても付勢されるので、糸巻取方向の回転に比べて大きな音を発する。すると、釣り人はクラッチレバー35を操作してクラッチ機構21をオン状態にしドラグ機構42を作動状態にする。そして、合わせを行い、操作部材61を発音不能位置側に操作して巻き上げ時の回転抵抗を少なくした状態でハンドル組立体2によりスプール15を糸巻取方向に回転させて魚を取り込む。
【0042】
ここでは、揺動方向と逆方向に付勢する第2付勢部材64を設けることにより、スプール15の回転方向が糸繰り出し方向のときに大きな回転抵抗を付与できるとともに大きな音を発生させることができる。このため、回転方向に応じて音や抵抗を容易に変化させることができるようになる。
【0043】
〔他の実施形態〕
(a)前記実施形態では、スプール発音機構25をスプール軸17に設けた凹凸部材に対して接触させることにより発音させたが、スプール発音機構25の構成は前記実施形態に限定されない。たとえば、スプール15に凹凸部材を設けて音出し部材を直接接触させて発音させてもよい。この場合、音出し部材をスプール15に接触する位置と離反する位置とに切り換えればよい。
【0044】
(b)前記実施形態では、第1付勢部材をコイルばねで構成し、第2付勢部材を捩じりコイルばねで構成したが、第1及び2付勢部材の構成はコイルばねや捩じりコイルばねに限定されず板ばねやその他の構成のばねでもよい。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、音出し部材を揺動方向と逆方向に付勢する第2付勢部材を設けることにより、スプールの回転方向が糸繰り出し方向のときに大きな回転抵抗を付与できるとともに大きな音を発生させることができる。このため、回転方向に応じて音や抵抗を容易に変化させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を採用した両軸受リールを背面側から見た斜視図。
【図2】 その断面図。
【図3】 リール左側部分の分解斜視図。
【図4】 リールの右側面図。
【図5】 第1カバーの内側から見た図。
【図6A】 発音可能位置に操作部材があるときの拡大図。
【図6B】 発音不能位置に操作部材があるときの拡大図。
【符号の説明】
1 リール本体
15 スプール
25 スプール発音機構
60 凹凸部材
61 操作部材
62 音出し部材
62a 支持部
62b 係止部
62c 爪部
63 第1付勢部材
64 第2付勢部材
72 トグル機構
Claims (5)
- 両軸受リールのリール本体に回転自在に装着された糸巻用のスプールの回転により発音する両軸受リールの発音装置であって、
スプールと連動して回転し、外周に周方向に間隔を隔てて多数の凸部が並べて形成された円板状の凹凸部材と、
前記リール本体に前記凹凸部材と接離する方向に移動自在に装着された操作部材と、
前記操作部材に揺動自在に装着され、前記操作部材の移動に応じて先端部が前記凸部の間に配置される発音位置と前記凸部から離反する解除位置とに移動自在な音出し部材と、
前記音出し部材が前記発音位置にあるとき前記音出し部材の先端が前記凹凸部材の回転中心に実質的に向くように前記音出し部材を付勢する第1付勢部材と、
前記スプールが糸繰り出し方向に回転したとき、前記凹凸部材の回転により揺動する前記音出し部材を揺動方向と逆方向に付勢する第2付勢部材と、を備え、
前記第2付勢部材は、前記操作部材が前記凹凸部材と接離する方向に移動するときに前記操作部材を付勢せず、
前記第2付勢部材は、一端が前記音出し部材に係止され他端が前記リール本体に係止され前記操作部材の外周に巻回された捩じりコイルばねであり、前記音出し部材が前記発音位置にあるとき前記音出し部材に一端が接触し、前記解除位置にあるとき前記一端が前記音出し部材から離反する、両軸受リールの発音装置。 - 前記操作部材に接触して前記音出し部材を前記発音位置と前記解除位置とに保持する位置保持手段をさらに備える、請求項1に記載の両軸受リールの発音装置。
- 前記第1付勢部材は一端が前記リール本体に係止され、他端が前記音出し部材に係止されたコイルばねである、請求項1又は2に記載の両軸受リールの発音装置。
- 前記音出し部材は、前記操作部材に揺動自在に支持される支持部と、前記支持部から径方向外方に延び先端に前記第1付勢部材が係止される係止部と、前記支持部から径方向外方に前記係止部と異なる方向に延び先端が先細りで凸部間に配置される爪部とを有する、請求項1から3のいずれかに記載の両軸受リールの発音装置。
- 前記係止部と前記爪部とのなす角度は鋭角である、請求項4に記載の両軸受リールの発音装置。
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