JPH0347508Y2 - - Google Patents
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- JPH0347508Y2 JPH0347508Y2 JP1986052653U JP5265386U JPH0347508Y2 JP H0347508 Y2 JPH0347508 Y2 JP H0347508Y2 JP 1986052653 U JP1986052653 U JP 1986052653U JP 5265386 U JP5265386 U JP 5265386U JP H0347508 Y2 JPH0347508 Y2 JP H0347508Y2
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- JP
- Japan
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- drag
- handle
- shaft
- traverse cam
- cam shaft
- Prior art date
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/02—Brake devices for reels
- A01K89/033—Brake devices for reels with a rotary drum, i.e. for reels with a rotating spool
- A01K89/057—Axially engaged
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
- A01K89/0183—Drive mechanism details
- A01K89/01912—Drive mechanism details with level winding
- A01K89/01916—Drive mechanism details with level winding the drive mechanism reciprocating the guide
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
- A01K89/0192—Frame details
- A01K89/0193—Frame details with bearing features
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/02—Brake devices for reels
- A01K89/033—Brake devices for reels with a rotary drum, i.e. for reels with a rotating spool
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/004—Alternate right or left side drives
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、スプールに釣糸を平均に巻き取る為
のレベルワインド機構を備え、かつ、必要に応じ
て右ハンドル、又は左ハンドルに付け替え可能と
したスタードラグハンドル形式の両軸受リールの
ドラグ機構に関する。
のレベルワインド機構を備え、かつ、必要に応じ
て右ハンドル、又は左ハンドルに付け替え可能と
したスタードラグハンドル形式の両軸受リールの
ドラグ機構に関する。
従来、ハンドルの装着位置を左右に変更できる
両軸受リールとしては、特開昭60−12925号公報
に開示されているもの等が知られている。
両軸受リールとしては、特開昭60−12925号公報
に開示されているもの等が知られている。
しかし、上記両軸受リールは、その構成上、右
ハンドル仕様時と、左ハンドル仕様時では、ドラ
グ締付方向（ドラグ力が増大する方向）が、ハン
ドルの正転方向と逆転方向といつたように相違す
る為、使用性及び操作性が悪い問題点がある。
ハンドル仕様時と、左ハンドル仕様時では、ドラ
グ締付方向（ドラグ力が増大する方向）が、ハン
ドルの正転方向と逆転方向といつたように相違す
る為、使用性及び操作性が悪い問題点がある。
本考案は上記問題点を解消しようとしたもの
で、ハンドルの取付位置を左右に変更可能とした
両軸受リールにおいて、一端にマスターギヤとド
ラグ部を支持して一対の側枠間に回転自在に架設
したトラバースカム軸に非回転に、かつ、その一
端、又は他端に付け替え可能に挿通されるハンド
ル軸のハンドルを付設した基端部側に右ネジ部を
設けてドラグハンドルを螺装し、一方、上記トラ
バースカム軸にあつて、ドラグ部と反対側に右ネ
ジ部を上記右ネジ部よりもピツチを大きく設け
て、該右ネジ部に、上記ドラグハンドルと非回転
にして、かつ軸方向へ移動自在に嵌合可能に設け
たドラツグコントロールネジを螺装し、上記ドラ
グ部、ドラグカラー、マスターギヤー、トラバー
スカム軸、ドラグコントロールネジを、上記ハン
ドル軸の先端部に螺装した止めネジとハンドルと
の間に挾装して構成したことによつて、右ハンド
ル仕様、左ハンドル仕様何れの場合も、ドラグ力
を増大する為のドラグ部締付方向がハンドルの正
転方向となるようにして操作性を向上できるよう
にすると共に、ハンドルの交換も容易であるよう
にしたのが、その目的である。
で、ハンドルの取付位置を左右に変更可能とした
両軸受リールにおいて、一端にマスターギヤとド
ラグ部を支持して一対の側枠間に回転自在に架設
したトラバースカム軸に非回転に、かつ、その一
端、又は他端に付け替え可能に挿通されるハンド
ル軸のハンドルを付設した基端部側に右ネジ部を
設けてドラグハンドルを螺装し、一方、上記トラ
バースカム軸にあつて、ドラグ部と反対側に右ネ
ジ部を上記右ネジ部よりもピツチを大きく設け
て、該右ネジ部に、上記ドラグハンドルと非回転
にして、かつ軸方向へ移動自在に嵌合可能に設け
たドラツグコントロールネジを螺装し、上記ドラ
グ部、ドラグカラー、マスターギヤー、トラバー
スカム軸、ドラグコントロールネジを、上記ハン
ドル軸の先端部に螺装した止めネジとハンドルと
の間に挾装して構成したことによつて、右ハンド
ル仕様、左ハンドル仕様何れの場合も、ドラグ力
を増大する為のドラグ部締付方向がハンドルの正
転方向となるようにして操作性を向上できるよう
にすると共に、ハンドルの交換も容易であるよう
にしたのが、その目的である。
即ち本考案は、一対の側枠２，２′間及び側蓋
３，３′間に架設したスプール５にドラグ部１８、
駆動機構１７、を介して伝達可能に設けたレベル
ワインド機構付き両軸受リールにおいて、一端に
上記駆動機構のマスターギヤー１７ａとドラグ部
を支持してレベルワインド機構のトラバースカム
軸９を、その左右両側端部が上記側蓋の左右両開
口部３ａ，３ｂに臨装された状態で、上記側枠に
回転自在に架設し、該トラバースカム軸に設けた
貫通する中央孔９ｆにハンドル軸２１を非回転に
挿通し、かつその一端のドラグ部装着側からも
又、その他端側であるドラグコントロールネジ２
５装着側のいづれの方向からでもハンドル軸は付
け替え可能に挿通して取付け構成すると共に、該
ハンドル軸のハンドルを付設した基端部側に右ネ
ジ部２１ｂを設けてドラグハンドル２４を螺装
し、一方トラバースカム軸の上記ドラグ部の他端
側に右ネジ部９ｅを上記右ネジ部２１ｂよりもピ
ツチの大きい右ネジを設け、該右ネジ部９ｅのド
ラグハンドルとの接触面をドラグハンドルと非回
転かつ軸方向には移動自在に装着可能に形成す
る。又、トラバースカム軸に設けた右ネジ部９ｅ
にドラグコントロールネジを螺合する。そして、
右ハンドル使用時は前記ハンドル軸とドラグハン
ドルとでドラグ調整力を出力し、左ハンドル使用
時にはトラバースカム軸とドラグコントロールネ
ジとによりドラグ調整力を出すよう構成し、上記
問題点を解決したのである。
３，３′間に架設したスプール５にドラグ部１８、
駆動機構１７、を介して伝達可能に設けたレベル
ワインド機構付き両軸受リールにおいて、一端に
上記駆動機構のマスターギヤー１７ａとドラグ部
を支持してレベルワインド機構のトラバースカム
軸９を、その左右両側端部が上記側蓋の左右両開
口部３ａ，３ｂに臨装された状態で、上記側枠に
回転自在に架設し、該トラバースカム軸に設けた
貫通する中央孔９ｆにハンドル軸２１を非回転に
挿通し、かつその一端のドラグ部装着側からも
又、その他端側であるドラグコントロールネジ２
５装着側のいづれの方向からでもハンドル軸は付
け替え可能に挿通して取付け構成すると共に、該
ハンドル軸のハンドルを付設した基端部側に右ネ
ジ部２１ｂを設けてドラグハンドル２４を螺装
し、一方トラバースカム軸の上記ドラグ部の他端
側に右ネジ部９ｅを上記右ネジ部２１ｂよりもピ
ツチの大きい右ネジを設け、該右ネジ部９ｅのド
ラグハンドルとの接触面をドラグハンドルと非回
転かつ軸方向には移動自在に装着可能に形成す
る。又、トラバースカム軸に設けた右ネジ部９ｅ
にドラグコントロールネジを螺合する。そして、
右ハンドル使用時は前記ハンドル軸とドラグハン
ドルとでドラグ調整力を出力し、左ハンドル使用
時にはトラバースカム軸とドラグコントロールネ
ジとによりドラグ調整力を出すよう構成し、上記
問題点を解決したのである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述すれ
ば、第１図ないし第４図に示したように、リール
本体１は、左右一対の側枠２，２′を所定間隔に
枠組みし、該両側枠２，２′の外側に夫々側蓋３，
３′がビス止めされて形成され、上記両側枠２，
２′に軸受４，４′を介在してスプール５がスプー
ル軸６にて回転自在に架設されている。
ば、第１図ないし第４図に示したように、リール
本体１は、左右一対の側枠２，２′を所定間隔に
枠組みし、該両側枠２，２′の外側に夫々側蓋３，
３′がビス止めされて形成され、上記両側枠２，
２′に軸受４，４′を介在してスプール５がスプー
ル軸６にて回転自在に架設されている。
又、上記両側枠２，２′には、軸受７，７′を介
在してレベルワインド機構８のトラバースカム軸
９が上記スプール軸６と平行に回転自在に架設さ
れていて、その一端部９ａ側に設けたフランジ９
ｃと、他端部９ｂ側の溝部９ｄに係嵌した止め輪
１０が上記各軸受７，７′の外側面に夫々当接さ
れていることにより、該トラバースカム軸９は軸
方向移動が阻止されていると共に、その一端部９
ａと、他端部９ｂは中央部よりも径小に形成され
て夫々外側へ延出され、上記両側蓋３，３′の開
口部３ａ，３ｂに臨装させてあり、該開口部３
ａ，３ｂから後述するハンドル軸２１を挿入する
ことによりハンドル２０を左右に付け替え可能と
してある。又、上記両開口部３ａ，３ｂは、同一
内径のネジ孔に形成されていて、その一方は共通
なネジ蓋１１にて閉鎖させてある。
在してレベルワインド機構８のトラバースカム軸
９が上記スプール軸６と平行に回転自在に架設さ
れていて、その一端部９ａ側に設けたフランジ９
ｃと、他端部９ｂ側の溝部９ｄに係嵌した止め輪
１０が上記各軸受７，７′の外側面に夫々当接さ
れていることにより、該トラバースカム軸９は軸
方向移動が阻止されていると共に、その一端部９
ａと、他端部９ｂは中央部よりも径小に形成され
て夫々外側へ延出され、上記両側蓋３，３′の開
口部３ａ，３ｂに臨装させてあり、該開口部３
ａ，３ｂから後述するハンドル軸２１を挿入する
ことによりハンドル２０を左右に付け替え可能と
してある。又、上記両開口部３ａ，３ｂは、同一
内径のネジ孔に形成されていて、その一方は共通
なネジ蓋１１にて閉鎖させてある。
上記レベルワインド機構８は、上記側枠２，
２′に、上記トラバースカム軸９と平行にネジ１
２，１２′止めにて架設したガイド杆１３と、上
記トラバースカム軸９に外装した保護筒１４とに
ラインガイドホルダー１５が軸方向へ摺動自在に
嵌挿され、上記トラバースカム軸９に周設した図
示しないカム溝と摺動自在に係嵌されていること
により、トラバースカム軸９の回転により上記ラ
インガイドホルダー１５は左右方向へ往復摺動
し、図示しない釣糸をスプール５に平均に巻き取
り得るよう形成させてある。
２′に、上記トラバースカム軸９と平行にネジ１
２，１２′止めにて架設したガイド杆１３と、上
記トラバースカム軸９に外装した保護筒１４とに
ラインガイドホルダー１５が軸方向へ摺動自在に
嵌挿され、上記トラバースカム軸９に周設した図
示しないカム溝と摺動自在に係嵌されていること
により、トラバースカム軸９の回転により上記ラ
インガイドホルダー１５は左右方向へ往復摺動
し、図示しない釣糸をスプール５に平均に巻き取
り得るよう形成させてある。
又、上記トラバースカム軸９の一端部９ａに
は、内側へワツシヤー１６を介在して駆動機構１
７のマスターギヤー１７ａが回転・かつ軸方向へ
摺動自在に外装させてあると共に、その一端部９
ａを横断面略小判形状等に形成してドラグ部１８
とドラグカラー１９が非回転にして、かつ軸方向
へ摺動自在に外装させてあり、又他端部９ｂには
右ネジ部９ｅを周設してドラグコントロールネジ
２５が軸方向へ移動可能に螺装させてある。
は、内側へワツシヤー１６を介在して駆動機構１
７のマスターギヤー１７ａが回転・かつ軸方向へ
摺動自在に外装させてあると共に、その一端部９
ａを横断面略小判形状等に形成してドラグ部１８
とドラグカラー１９が非回転にして、かつ軸方向
へ摺動自在に外装させてあり、又他端部９ｂには
右ネジ部９ｅを周設してドラグコントロールネジ
２５が軸方向へ移動可能に螺装させてある。
上記駆動機構１７は、上記マスターギヤー１７
ａと、スプール軸６に設けたピニオン６ａとの間
にアイドルギヤ１７ｂ，１７ｃを噛合介在させる
ことにより形成させてある。又、上記ドラグ部１
８は、摺動板１８ａと、複数枚のドラグワツシヤ
ー及びバネ部材１８ｂ…等からなつて、上記ドラ
グカラー１９が第１図において左方向へ押圧移動
されることによりドラグ部１８は締め付けられて
ドラグ力が増大するよう形成されている。
ａと、スプール軸６に設けたピニオン６ａとの間
にアイドルギヤ１７ｂ，１７ｃを噛合介在させる
ことにより形成させてある。又、上記ドラグ部１
８は、摺動板１８ａと、複数枚のドラグワツシヤ
ー及びバネ部材１８ｂ…等からなつて、上記ドラ
グカラー１９が第１図において左方向へ押圧移動
されることによりドラグ部１８は締め付けられて
ドラグ力が増大するよう形成されている。
又、上記トラバースカム軸９は中空に形成され
ていて、その中心孔９ｆに、基端部へハンドル２
０をネジ２２にて固定したハンドル軸２１が、左
側、又は右側へ付け替え可能なるよう軸方向へ脱
着可能に、かつ非回転に挿通されて、その先端部
軸芯に突設した径小のネジ杆部２１ａに脱着自在
に止めネジ２３を螺装することにより、該止めネ
ジ２３が上記トラバースカム軸９とドラグコント
ロールネジ２５の外側端面と当接して当該ハンド
ル軸２１は軸方向へ離脱されることなく保持され
ている。
ていて、その中心孔９ｆに、基端部へハンドル２
０をネジ２２にて固定したハンドル軸２１が、左
側、又は右側へ付け替え可能なるよう軸方向へ脱
着可能に、かつ非回転に挿通されて、その先端部
軸芯に突設した径小のネジ杆部２１ａに脱着自在
に止めネジ２３を螺装することにより、該止めネ
ジ２３が上記トラバースカム軸９とドラグコント
ロールネジ２５の外側端面と当接して当該ハンド
ル軸２１は軸方向へ離脱されることなく保持され
ている。
又、上記ハンドル軸２１のハンドル２０が付設
されている基端部側外周には右ネジ部２１ｂを刻
設してドラグハンドル２４を軸方向へ螺進退自在
に螺装させてあり、これにより、上記ドラグカラ
ー１９、ドラグ部１８、マスターギヤー１７ａ、
ドラグコントロールネジ２５、トラバースカム軸
９を軸方向において、上記止めネジ２３とハンド
ル２０との間に挾装させたサンドイツチ構造に構
成させてある。
されている基端部側外周には右ネジ部２１ｂを刻
設してドラグハンドル２４を軸方向へ螺進退自在
に螺装させてあり、これにより、上記ドラグカラ
ー１９、ドラグ部１８、マスターギヤー１７ａ、
ドラグコントロールネジ２５、トラバースカム軸
９を軸方向において、上記止めネジ２３とハンド
ル２０との間に挾装させたサンドイツチ構造に構
成させてある。
又、上記トラバースカム軸９とハンドル軸２１
との回り止め手段としては、第２図のように、ト
ラバースカム軸９の中心孔９ｆとハンドル軸２１
を横断面略小判形状に夫々適合して形成すること
により両者が一体的に回転されるよう形成しても
よく、又は第３図のように、トラバースカム軸９
の一端に開口させて係合溝２５を設け、一方、ハ
ンドル軸２１にピン２６を軸方向と直角方向へ設
けて上記係合溝２５に係嵌する構成、その他公知
の手段を採用すればよい。
との回り止め手段としては、第２図のように、ト
ラバースカム軸９の中心孔９ｆとハンドル軸２１
を横断面略小判形状に夫々適合して形成すること
により両者が一体的に回転されるよう形成しても
よく、又は第３図のように、トラバースカム軸９
の一端に開口させて係合溝２５を設け、一方、ハ
ンドル軸２１にピン２６を軸方向と直角方向へ設
けて上記係合溝２５に係嵌する構成、その他公知
の手段を採用すればよい。
更に、上記ドラグコントロールネジ２０と、上
記ドラグハンドル２４は、非回転にして、かつ軸
方向へ摺動自在に嵌合可能なるよう、該ドラグコ
ントロールネジ２５の外形と、ドラグハンドル２
４の内側端に設けられる凹孔２４ａは、横断面略
小判形状、又は任意の多角形状に適合して形成さ
せてあり、第４図に示した如く、左ハンドル仕様
時に、上記ドラグコントロールネジ２５に上記ド
ラグハンドル２４を非回転に嵌合可能としてあ
る。
記ドラグハンドル２４は、非回転にして、かつ軸
方向へ摺動自在に嵌合可能なるよう、該ドラグコ
ントロールネジ２５の外形と、ドラグハンドル２
４の内側端に設けられる凹孔２４ａは、横断面略
小判形状、又は任意の多角形状に適合して形成さ
せてあり、第４図に示した如く、左ハンドル仕様
時に、上記ドラグコントロールネジ２５に上記ド
ラグハンドル２４を非回転に嵌合可能としてあ
る。
而して上記構成において、第１図に示す右ハン
ドル仕様では、ドラグハンドル２４を、ハンドル
２０の正転方向に回転させると、ハンドル軸２１
の右ネジ部２１ｂによりドラグハンドル２４は図
において左方向へ移動し、ドラグカラー１９を介
してドラグ部１８及びマスターギヤー１７ａをフ
ランジ９ｃとの間に締め付けるので、ドラグ力は
増大する。
ドル仕様では、ドラグハンドル２４を、ハンドル
２０の正転方向に回転させると、ハンドル軸２１
の右ネジ部２１ｂによりドラグハンドル２４は図
において左方向へ移動し、ドラグカラー１９を介
してドラグ部１８及びマスターギヤー１７ａをフ
ランジ９ｃとの間に締め付けるので、ドラグ力は
増大する。
上記右ハンドル仕様から第４図の左ハンドル仕
様にハンドルを付け替える時は、先ずネジ蓋１１
を取り外した後、止めネジ２３を取り外し、ハン
ドル軸２１を第１図において右方向へ抜き取る。
この際、ドラグハンドル２４もハンドル軸２１と
一体的にトラバースカム軸９から抜き取られる。
様にハンドルを付け替える時は、先ずネジ蓋１１
を取り外した後、止めネジ２３を取り外し、ハン
ドル軸２１を第１図において右方向へ抜き取る。
この際、ドラグハンドル２４もハンドル軸２１と
一体的にトラバースカム軸９から抜き取られる。
次いで、ハンドル軸２１を、その先端部側から
側蓋３の開口部３ａへ挿入し、トラバースカム軸
９の中心孔９ｆに挿通したならば、先端のネジ杆
２１ａに止めネジ２３を螺着し、ドラグハンドル
２４の凹孔２４ａにドラグコントロールネジ２５
を非回転に嵌合することにより左ハンドル仕様と
することができる。
側蓋３の開口部３ａへ挿入し、トラバースカム軸
９の中心孔９ｆに挿通したならば、先端のネジ杆
２１ａに止めネジ２３を螺着し、ドラグハンドル
２４の凹孔２４ａにドラグコントロールネジ２５
を非回転に嵌合することにより左ハンドル仕様と
することができる。
上記左ハンドル仕様において、ドラグハンドル
２４をハンドル２０の正転方向に回転すると、ド
ラグハンドル２４は第４図において左側に移動
し、上述サンドイツチ構造により、全体の軸方向
の長さは長くなり、ドラグ部１８は緩む方向とな
るが、この時、ドラグハンドル２４によりドラグ
コントロールネジ２５も同時に回転され、又、該
ドラグコントロールネジ２５が螺合されているト
ラバースカム軸９の右ネジ部９ｂは、ドラグハン
ドル２４が螺合されているハンドル軸２１の右ネ
ジ部２１ｂよりもピツチが大きく設けてある為、
ハンドル軸２１全体が図において左方向へ移動
し、これにより止めネジ２３によりドラグカラー
１９を介してドラグ部１８は締め付けられ、ドラ
グ力は増大する。
２４をハンドル２０の正転方向に回転すると、ド
ラグハンドル２４は第４図において左側に移動
し、上述サンドイツチ構造により、全体の軸方向
の長さは長くなり、ドラグ部１８は緩む方向とな
るが、この時、ドラグハンドル２４によりドラグ
コントロールネジ２５も同時に回転され、又、該
ドラグコントロールネジ２５が螺合されているト
ラバースカム軸９の右ネジ部９ｂは、ドラグハン
ドル２４が螺合されているハンドル軸２１の右ネ
ジ部２１ｂよりもピツチが大きく設けてある為、
ハンドル軸２１全体が図において左方向へ移動
し、これにより止めネジ２３によりドラグカラー
１９を介してドラグ部１８は締め付けられ、ドラ
グ力は増大する。
又、ドラグ力を小さくする為、右ハンドル仕
様、左ハンドル仕様、何れの場合もドラグハンド
ル２４をハンドル２０の逆転方向に回転すればよ
いことはもとよりである。
様、左ハンドル仕様、何れの場合もドラグハンド
ル２４をハンドル２０の逆転方向に回転すればよ
いことはもとよりである。
以上説明したように本考案に係る両軸受リール
のドラグ機構は構成されたものであるから、左右
両用ハンドルタイプの両軸受リールにおけるスタ
ーハンドル使用のドラグ機構において、右ハンド
ル仕様、左ハンドル仕様に交換する場合、ドラグ
コントロールネジ２５をトラバースカム軸８に螺
装させたまゝの状態であつて、これを取り外す必
要はなく、止めネジ２３だけを外して、ハンドル
軸２１をトラバースカム軸８の一端、又は他端か
ら挿入するだけの容易な操作によつてハンドル２
０の付け替えを行なうことができ、又右ハンドル
仕様、左ハンドル仕様何れの仕様時も、ドラグハ
ンドル２４によるドラグ部１８締め付け方向はハ
ンドル２０の正転方向となるから、この種リール
におけるドラグ機構の使用性及び操作性を向上で
き、更に、トラバースカム軸９には、その一端部
９ａにマスターギヤー１７ａ、ドラグ部１８を、
他端部９ｂにドラグコントロールネジ２０を夫々
支持するようにしたので、これらを片側に支持す
るものに比べてリール全体の左右のバランスが良
くなると共に、構造的にも簡単であるから低価格
に提供できる等の効果がある。
のドラグ機構は構成されたものであるから、左右
両用ハンドルタイプの両軸受リールにおけるスタ
ーハンドル使用のドラグ機構において、右ハンド
ル仕様、左ハンドル仕様に交換する場合、ドラグ
コントロールネジ２５をトラバースカム軸８に螺
装させたまゝの状態であつて、これを取り外す必
要はなく、止めネジ２３だけを外して、ハンドル
軸２１をトラバースカム軸８の一端、又は他端か
ら挿入するだけの容易な操作によつてハンドル２
０の付け替えを行なうことができ、又右ハンドル
仕様、左ハンドル仕様何れの仕様時も、ドラグハ
ンドル２４によるドラグ部１８締め付け方向はハ
ンドル２０の正転方向となるから、この種リール
におけるドラグ機構の使用性及び操作性を向上で
き、更に、トラバースカム軸９には、その一端部
９ａにマスターギヤー１７ａ、ドラグ部１８を、
他端部９ｂにドラグコントロールネジ２０を夫々
支持するようにしたので、これらを片側に支持す
るものに比べてリール全体の左右のバランスが良
くなると共に、構造的にも簡単であるから低価格
に提供できる等の効果がある。
第１図は本考案に係る両軸受リールのドラグ機
構の実施例を示す縦断平面図、第２図は第１図に
おける−線矢視横断面図、第３図は同実施例
におけるトラバースカム軸とハンドル軸との回転
阻止手段の他の実施例を示す一部の平面図、第４
図は同実施例の左ハンドル仕様を示す一部の縦断
平面図である。 ２，２′……一対の側壁、３ａ，３ｂ……開口
部、５……スプール、９……トラバースカム軸、
９ｅ，２１ｂ……右ネジ部、１７……駆動機構、
１７ａ……マスターギヤー、１８……ドラグ部、
１９……ドラグカラー、２０……ハンドル、２１
……ハンドル軸、２３……止めネジ。
構の実施例を示す縦断平面図、第２図は第１図に
おける−線矢視横断面図、第３図は同実施例
におけるトラバースカム軸とハンドル軸との回転
阻止手段の他の実施例を示す一部の平面図、第４
図は同実施例の左ハンドル仕様を示す一部の縦断
平面図である。 ２，２′……一対の側壁、３ａ，３ｂ……開口
部、５……スプール、９……トラバースカム軸、
９ｅ，２１ｂ……右ネジ部、１７……駆動機構、
１７ａ……マスターギヤー、１８……ドラグ部、
１９……ドラグカラー、２０……ハンドル、２１
……ハンドル軸、２３……止めネジ。
Claims (1)
- 一対の側枠２，２′間及び側蓋３，３′間に架設
したスプール５にドラグ部１８、駆動機構１７を
介して伝達可能に設けたレベルワインド機構付き
両軸受リールにおいて、一端に上記駆動機構のマ
スターギヤー１７ａとドラグ部を支持してレベル
ワインド機構のトラバースカム軸９を、その左右
両側端部が上記側蓋の左右両開口部３ａ，３ｂに
臨装された状態で、上記側枠に回転自在に架設
し、該トラバースカム軸に設けた貫通する中央孔
９ｆにハンドル軸２１を非回転に挿通し、かつそ
の一端のドラグ部装着側からも又、その他端側で
あるドラグコントロールネジ２５装着側のいづれ
の方向からでもハンドル軸は付け替え可能に挿通
して取付け構成すると共に、該ハンドル軸のハン
ドルを付設した基端部側に右ネジ部２１ｂを設け
てドラグハンドル２４を螺装し、一方トラバース
カム軸の上記ドラグ部の他端側に右ネジ部９ｅを
上記右ネジ部２１ｂよりもピツチの大きい右ネジ
を設け、該右ネジ部９ｅのドラグハンドルとの接
触面をドラグハンドルと非回転かつ軸方向には移
動自在に装着可能に形成する。又、トラバースカ
ム軸に設けた右ネジ部９ｅにドラグコントロール
ネジを螺合する。そして、右ハンドル使用時は前
記ハンドル軸とドラグハンドルとでドラグ調整力
を出力し、左ハンドル使用時にはトラバースカム
軸とドラグコントロールネジとによりドラグ調整
力を出すよう構成したことを特徴とする両軸受リ
ールのドラグ機構。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986052653U JPH0347508Y2 (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 | |
| US07/033,748 US4775113A (en) | 1986-04-07 | 1987-04-03 | Drag mechanism in double-bearing reel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986052653U JPH0347508Y2 (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62162969U JPS62162969U (ja) | 1987-10-16 |
| JPH0347508Y2 true JPH0347508Y2 (ja) | 1991-10-09 |
Family
ID=12920814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986052653U Expired JPH0347508Y2 (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4775113A (ja) |
| JP (1) | JPH0347508Y2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06952Y2 (ja) * | 1987-11-26 | 1994-01-12 | リョービ株式会社 | 魚釣用リールのブレーキ機構 |
| GB2246691B (en) * | 1990-08-07 | 1993-12-01 | Shimano Kk | Casting reel |
| US5547141A (en) * | 1994-01-28 | 1996-08-20 | Yeh; Shih-Yuan | Fishhing reel with an ambidextrous handle |
| EP0698343A3 (en) * | 1994-08-23 | 1996-06-05 | Daiwa Seiko Inc | Double bearing fishing reel |
| JP3147215B2 (ja) * | 1995-08-08 | 2001-03-19 | ダイワ精工株式会社 | 両軸受型リール |
| JPH09140302A (ja) * | 1995-11-20 | 1997-06-03 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用両軸受型リール |
| JP4045167B2 (ja) * | 2002-05-01 | 2008-02-13 | 株式会社シマノ | スピニングリールのハンドル組立体 |
| US9992984B2 (en) | 2011-02-14 | 2018-06-12 | Arribe Manufacturing, Llc | Fishing reel |
| KR102083429B1 (ko) * | 2017-10-26 | 2020-03-02 | 유한책임회사 도요엔지니어링 | 프론트커버의 탈착이 편리한 낚시 릴 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3104850A (en) * | 1963-09-24 | Free spool casting reel | ||
| US3612437A (en) * | 1969-07-14 | 1971-10-12 | Shakespeare Co | Free spool mechanism |
| JPS6012925A (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-23 | 株式会社シマノ | 両軸受リ−ル |
-
1986
- 1986-04-07 JP JP1986052653U patent/JPH0347508Y2/ja not_active Expired
-
1987
- 1987-04-03 US US07/033,748 patent/US4775113A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4775113A (en) | 1988-10-04 |
| JPS62162969U (ja) | 1987-10-16 |
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