JP2018195114A - プログラム及び入出場方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない費用で係員などの手間を軽減するプログラム及び入出場方法を提供する。【解決手段】プログラムは、取得したコードから入場コード又は出場コードを判定するようにコンピューターを機能させる。また、プログラムは、前記入場コードに対応する入場証明画像又は前記出場コードに対応する出場証明画像を表示部へ表示することを制御するようにコンピューターを機能させる。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、プログラム及び入出場方法に関する。
電車などの交通機関は、自動改札機などの機械を用いて自動で入場又は出場の管理を行うもの、及び係員などにより手動で当該管理を行うものなどが知られている。このうち、手動で当該管理を行う場合、自動の場合と比べて係員などの手間が大きい。しかしながら、自動で当該管理を行う場合、機械の設置などが必要となるため、手動の場合と比べて多額の費用がかかるという問題がある。
特開2006−276940号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、少ない費用で係員などの手間を軽減するプログラム及び入出場方法を提供することである。
実施形態のプログラムは、取得したコードから入場コード又は出場コードを判定するようにコンピューターを機能させる。また、実施形態のプログラムは、前記入場コードに対応する入場証明画像又は前記出場コードに対応する出場証明画像を表示部へ表示することを制御するようにコンピューターを機能させる。
第1実施形態に係る運賃収受システムの概要及び当該運賃収受システムに含まれる装置のそれぞれの要部回路構成を示すブロック図。 図1中のユーザー端末が備えるプロセッサーによる、第1実施形態〜第3実施形態に係る制御処理を示すフローチャート。 図1中のユーザー端末が備えるプロセッサーによる、第1実施形態に係る制御処理を示すフローチャート。 図1中のユーザー端末が備えるプロセッサーによる、第1実施形態に係る制御処理を示すフローチャート。 駅の概要及び入場時の処理の流れを説明するための図。 駅の概要及び出場時の処理の流れを説明するための図。 図1中の車内制御装置が備えるプロセッサーによる、第1実施形態にかかる制御処理を示すフローチャート。 図1中のユーザー端末が備えるプロセッサーによる、第2実施形態に係る制御処理を示すフローチャート。 図1中のユーザー端末が備えるプロセッサーによる、第3実施形態に係る制御処理を示すフローチャート。 第4実施形態に係る運賃収受システムの概要及び当該運賃収受システムに含まれる装置のそれぞれの要部回路構成を示すブロック図。
以下、いくつかの実施形態に係る運賃収受システムについて図面を用いて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態に係る運賃収受システム1の概要及び運賃収受システム1に含まれる装置のそれぞれの要部回路構成を示すブロック図である。運賃収受システム1は、バス又は電車などの交通機関における運賃(運送料金)を、当該交通機関の利用者から収受する。運賃収受システム1は、ユーザー端末10、管理サーバー20、決済サーバー30、電子マネーサーバー31、車内制御装置C1、入場用表示装置D1、出場用表示装置D2、入場用表示器IN11,IN21,……、及び出場用表示器IN12,IN22,……を含む。ユーザー端末10、管理サーバー20、決済サーバー30及び電子マネーサーバー31は、ネットワークNWに接続されている。ネットワークNWは、典型的にはインターネットを含む通信網である。ネットワークNWは、公衆交換電話網、公衆携帯電話網、イントラネット又はその他の通信網を含む通信網であっても良い。
ユーザー端末10は、例えば、スマートホン、携帯電話、タブレットPC(personal computer)又は携帯型ゲーム機などの携帯情報端末である。ユーザー端末10は、一例として、プロセッサー11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13、通信インターフェース14、通信インターフェース14、タッチパネル15、カメラ16及びバス17を含む。ユーザー端末10は、第2の情報処理装置の一例である。なお、図1には、ユーザー端末10を1台のみ示すが、典型的には複数のユーザー端末10が存在する。
プロセッサー11は、ユーザー端末10の動作に必要な処理及び制御を行うコンピューターの中枢部分に相当する。プロセッサー11は、メインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶されたオペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて、ユーザー端末10の各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサー11は、例えば、CPU(central processing unit)、MPU(micro processing unit)、SoC(system on a chip)、DSP(digital signal processor)又はGPU(graphics processing unit)などである。あるいは、プロセッサー11は、これらの組み合わせである。
メインメモリ12は、プロセッサー11を中枢とするコンピューターの主記憶部分に相当する。メインメモリ12は、オペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する場合がある。また、メインメモリ12は、プロセッサー11が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアなどとして利用される。
補助記憶デバイス13は、プロセッサー11を中枢とするコンピューターの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス13は、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disk drive)又はSSD(solid state drive)などである。補助記憶デバイス13は、上記のオペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する場合がある。また、補助記憶デバイス13は、プロセッサー11が各種の処理を行う上で使用するデータ、プロセッサー11での処理によって生成されたデータ又は各種の設定値などを保存する。なお、ユーザー端末10は、補助記憶デバイス13に代えて、あるいは補助記憶デバイス13に加えて、メモリカードなどの記憶媒体を挿入可能なカードスロットなどのインターフェースを備えてもよい。当該メモリカードは、プロセッサー11を中枢とするコンピューターの補助記憶部分に相当する。
また、補助記憶デバイス13は、パラメーターenteredを記憶する。パラメーターenteredは、True又はFalseの値をとるフラグである。パラメーターenteredの値がTrueの場合、パラメーターenteredは、入場記録があることを示す。パラメーターenteredの値がFalseの場合、パラメーターenteredは、入場記録がないことを示す。なお、本明細書中におけるパラメーターの名称は一例であり、当該名称を制限するものではない。
メインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶されるプログラムは、後述する制御処理に関して記述した運賃アプリケーションプログラム(以下「運賃アプリ」という。)を含む。一例として、ユーザー端末10は、運賃アプリがメインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶されない状態でユーザー端末10の管理者などへと譲渡される。そして、別途に当該管理者などへと譲渡された運賃アプリが、当該管理者などによる操作の下に補助記憶デバイス13などへと書き込まれる。しかしながら、ユーザー端末10は、運賃アプリがメインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶された状態で当該管理者などへと譲渡されても良い。上述の運賃アプリの譲渡は、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク又は半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークNWなどを介したダウンロードにより実現できる。
通信インターフェース14は、ユーザー端末10がネットワークNWなどを介して他の機器などと通信するためのインターフェースである。
タッチパネル15は、ユーザー端末10の操作者に各種情報を通知するための画面を表示する表示デバイスとして機能する。また、タッチパネル15は、当該操作者によるタッチ操作を受け付ける入力デバイスとして機能する。タッチパネル15は、表示部の一例である。
カメラ16は、例えば、画像又は動画を撮影する。
バス17は、アドレスバス及びデータバスなどを含み、ユーザー端末10の各部で授受される信号を伝送する。
管理サーバー20は、運賃収受システム1のメンテナンスなどを行う。管理サーバー20は、一例として、プロセッサー21、メインメモリ22、補助記憶デバイス23、通信インターフェース24及びバス25を含む。
プロセッサー21は、管理サーバー20の動作に必要な処理及び制御を行うコンピューターの中枢部分に相当する。プロセッサー21は、メインメモリ22又は補助記憶デバイス23に記憶されたオペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて、管理サーバー20の各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサー21は、例えば、CPU、MPU、SoC、DSP又はGPUなどである。あるいは、プロセッサー21は、これらの組み合わせである。
メインメモリ22は、プロセッサー21を中枢とするコンピューターの主記憶部分に相当する。メインメモリ22は、オペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する場合がある。また、メインメモリ22は、プロセッサー21が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアなどとして利用される。
補助記憶デバイス23は、プロセッサー21を中枢とするコンピューターの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス23は、例えばEEPROM、HDD又はSSDなどである。補助記憶デバイス23は、上記のオペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する場合がある。また、補助記憶デバイス23は、プロセッサー21が各種の処理を行う上で使用するデータ、プロセッサー21での処理によって生成されたデータ又は各種の設定値などを保存する。
メインメモリ22又は補助記憶デバイス23に記憶されるプログラムは、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。一例として、管理サーバー20は、制御プログラムがメインメモリ22又は補助記憶デバイス23に記憶された状態で管理サーバー20の管理者などへと譲渡される。しかしながら、管理サーバー20は、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムがメインメモリ22又は補助記憶デバイス23に記憶されない状態で当該管理者などに譲渡されても良い。また、管理サーバー20は、別の制御プログラムがメインメモリ22又は補助記憶デバイス23に記憶された状態で当該管理者などに譲渡されても良い。そして、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムが別途に当該管理者などへと譲渡され、当該管理者又はサービスマンなどによる操作の下にメインメモリ22又は補助記憶デバイス23へと書き込まれても良い。このときの制御プログラムの譲渡は、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク又は半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。
通信インターフェース24は、管理サーバー20がネットワークなどを介して通信するためのインターフェースである。
バス25は、アドレスバス及びデータバスなどを含み、管理サーバー20の各部で授受される信号を伝送する。
決済サーバー30は、電子マネーのチャージのための決済などを行う。決済サーバー30は、例えば、銀行などの口座を管理するサーバーである。
電子マネーサーバー31は、電子マネーを用いた決済などを行う。
車内制御装置C1は、例えば、電車又はバスなどの車両CAに設置されるコンピューターである。車内制御装置C1は、入場用表示装置D1及び出場用表示装置D2に表示される画面の内容を制御する。なお、車内制御装置C1は、入場用表示装置D1及び出場用表示装置D2のそれぞれに対して1台ずつ設置され、それぞれの車内制御装置C1が入場用表示装置D1又は出場用表示装置D2に表示される画面の内容を制御しても良い。車内制御装置C1は、コードを出力する第1の情報処理装置の一例である。車内制御装置C1は、一例として、プロセッサー41、メインメモリ42、補助記憶デバイス43、表示インターフェース44及びバス45を含む。
プロセッサー41は、車内制御装置C1の動作に必要な処理及び制御を行うコンピューターの中枢部分に相当する。プロセッサー41は、メインメモリ42又は補助記憶デバイス43に記憶されたオペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて、車内制御装置C1の各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサー41は、例えば、CPU、MPU、SoC、DSP又はGPUなどである。あるいは、プロセッサー41は、これらの組み合わせである。
メインメモリ42は、プロセッサー41を中枢とするコンピューターの主記憶部分に相当する。メインメモリ42は、オペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する場合がある。また、メインメモリ42は、プロセッサー41が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアなどとして利用される。
補助記憶デバイス43は、プロセッサー41を中枢とするコンピューターの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス43は、例えばEEPROM、HDD又はSSDなどである。補助記憶デバイス43は、上記のオペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する場合がある。また、補助記憶デバイス43は、プロセッサー41が各種の処理を行う上で使用するデータ、プロセッサー41での処理によって生成されたデータ又は各種の設定値などを保存する。なお、車内制御装置C1は、補助記憶デバイス43に代えて、あるいは補助記憶デバイス43に加えて、メモリカードなどの記憶媒体を挿入可能なカードスロットなどのインターフェースを備えてもよい。当該メモリカードは、プロセッサー41を中枢とするコンピューターの補助記憶部分に相当する。
メインメモリ42又は補助記憶デバイス43に記憶されるプログラムは、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。一例として、車内制御装置C1は、制御プログラムがメインメモリ42又は補助記憶デバイス43に記憶された状態で車内制御装置C1の管理者などへと譲渡される。しかしながら、車内制御装置C1は、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムがメインメモリ42又は補助記憶デバイス43に記憶されない状態で当該管理者などに譲渡されても良い。また、車内制御装置C1は、別の制御プログラムがメインメモリ42又は補助記憶デバイス43に記憶された状態で当該管理者などに譲渡されても良い。そして、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムが別途に当該管理者などへと譲渡され、当該管理者又はサービスマンなどによる操作の下にメインメモリ42又は補助記憶デバイス43へと書き込まれても良い。このときの制御プログラムの譲渡は、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク又は半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。
表示インターフェース44は、入場用表示装置D1及び出場用表示装置D2に映像データなどを送信する。
バス45は、アドレスバス及びデータバスなどを含み、車内制御装置C1の各部で授受される信号を伝送する。
入場用表示装置D1及び出場用表示装置D2は、例えば、液晶ディスプレイ若しくは有機ELディスプレイなどのディスプレイ又はその他の表示装置である。なお、車内制御装置C1と入場用表示装置D1とは一体となっていても良い。また、車内制御装置C1と出場用表示装置D2とは一体となっていても良い
入場用表示装置D1は、電車又はバスなどの利用者が乗車する場合に見やすい位置に設置される。入場用表示装置D1は、例えば、車両の入口付近に設置される。
入場用表示装置D1は、例えば、電車又はバスなどの利用者が降車する場合に見やすい位置に設置される。出場用表示装置D2は、例えば、車両の出口付近に設置される。あるいは、出場用表示装置D2は、電車又はバスなどの利用者が乗車中に見やすい位置に設置される。
入場用表示装置D1及び出場用表示装置D2の少なくとも一方は、整理券を用いて運賃を決定するための既存の運賃表示器と兼用であっても良い。すなわち、兼用の表示装置は、入場用表示装置D1又は出場用表示装置D2としての表示に加えて、整理券ごとの運賃なども表示する。また、入場用表示装置D1及び出場用表示装置D2は、既存の運賃表示器などと同様に車内放送用の音声合成放送装置などと連動していても良い。
入場用表示装置D1及び出場用表示装置D2は、コードを出力する第1の情報処理装置の一例である。
なお、図1には車両を1台のみ示すが、1台に限るものではなく、典型的には複数の車両が存在する。
入場用表示器IN11,IN21,……は、それぞれ駅ST1,ST2,……に設置される。なお、駅ST1,ST2,……を総称して駅STというものとする。なお、停留所も駅の一種であるとみなす。また、駅STに設置される入場用表示器IN11,IN21,……を総称して入場用表示器IN1というものとする。入場用表示器IN1は、駅の改札外に設置されることが好ましい。
出場用表示器IN12,IN22,……は、それぞれ駅ST1,ST2,……に設置される。駅STに設置される出場用表示器IN12,IN22,……を総称して出場用表示器IN2というものとする。出場用表示器IN2は、駅の改札内に設置されることが好ましい。
入場用表示器IN1及び出場用表示器IN2は、例えば、掲示物、ステッカー若しくはポスターなどのシート状の紙若しくは樹脂;看板、掲示板若しくは案内板などの板;液晶ディスプレイ若しくは有機ELディスプレイなどのディスプレイ;又はその他の表示器である。入場用表示器IN1及び出場用表示器IN2は、駅STの利用者などに情報を通知するための印刷画像又は画面などを表示する。
なお、図1には、1つの駅STに1つの入場用表示器IN1があるように示すが、1つの駅STに複数の入場用表示器IN1があっても良い。また、図1には、1つの駅STに1つの出場用表示器IN2があるように示すが、1つの駅STに複数の出場用表示器IN2があっても良い。
以下、第1実施形態に係る運賃収受システム1の動作を図2〜図7に基づいて説明する。なお、以下の動作説明における処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。図2〜図4は、ユーザー端末10のプロセッサー11による制御処理のフローチャートである。プロセッサー11は、メインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶された制御プログラムに基づいてこの制御処理を実行する。
プロセッサー11は、一例として、ユーザー端末10の操作者による操作に基づいて運賃アプリを起動する。プロセッサー11は、運賃アプリの起動に伴い、図2〜図4に示す制御処理を開始する。なお、以下の説明では、一例として、ユーザー端末10の操作者が、駅ST1の有人改札から入場して、駅ST2の有人改札から出場する場合について述べる。図5は、駅ST1の概要及び入場時の処理の流れを説明するための図である。また、図6は、駅ST2の概要及び出場時の処理の流れを説明するための図である。
図2のステップS1においてユーザー端末10のプロセッサー11は、メニュー画面に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するようにタッチパネル15に対して指示する。この指示を受けてタッチパネル15は、メニュー画面を表示する。メニュー画面は、一例として、第1のメニューボタン、第2のメニューボタン及び第3のメニューボタンなどの各種ボタンを含む。第1のメニューボタンは、電子マネーのチャージを指示する場合に操作するボタンである。第2のメニューボタンは、画面の再表示を指示する場合に操作するボタンである。第3のメニューボタンは、コードの読み取りの開始を指示する場合に操作するボタンである。当該各種ボタンのそれぞれの役割などについては、後述する。プロセッサー11は、ステップS1の処理の後、ステップS2へと進む。
図2のステップS2においてプロセッサー11は、電子マネーのチャージを指示する操作が行われたか否かを確認する。すなわち、プロセッサー11は、メニュー画面に表示された第1のメニューボタンを操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを確認する。プロセッサー11は、電子マネーのチャージを行うよう指示する操作が行われないならば、ステップS2においてNoと判定してステップS3へと進む。
ステップS3においてプロセッサー11は、画面の再表示を指示する操作が行われたか否かを確認する。すなわち、プロセッサー11は、メニュー画面に表示された第2のメニューボタンを操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを確認する。プロセッサー11は、画面の再表示を指示する操作が行われないならば、ステップS3においてNoと判定してステップS4へと進む。
ステップS4においてプロセッサー11は、コードの読み取りの開始を指示する操作が行われたか否かを確認する。すなわち、プロセッサー11は、メニュー画面に表示された第3のメニューボタンを操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを確認する。プロセッサー11は、コードの読み取りの開始を指示する操作が行われないならば、ステップS4においてNoと判定してステップS2へと戻る。かくして、プロセッサー11は、電子マネーのチャージを指示する操作か、画面の再表示を指示する操作か、コードの読み取りの開始を指示する操作が行われるまでステップS2〜ステップS4を繰り返す。
ユーザー端末10の操作者は、電子マネーの残高を引き上げたい場合、一例として、メニュー画面に表示された第1のメニューボタンを操作する。
プロセッサー11は、ステップS2〜ステップS4の待受状態にあるときに、電子マネーのチャージを指示する操作が行われたならば、ステップS2においてYesと判定してステップS5へと進む。
ステップS5においてプロセッサー11は、電子マネーのチャージを行うための処理をする。すなわち、例えば、プロセッサー11は、ユーザー端末10の操作者による操作に基づいて、電子マネーの残高を引きあげるチャージ処理を行う。このとき、決済サーバー30は、当該チャージ処理に係る決済処理を行う。チャージ処理及び決済処理については、周知の方法を用いることができるので、説明を省略する。プロセッサー11は、ステップS5の処理の後、ステップS1へと戻る。
ユーザー端末10の操作者は、電車又はバスに乗車したい場合、一例として、メニュー画面に表示された第3のメニューボタンを操作することで、ユーザー端末10にコードの読み取りを開始させる。
プロセッサー11は、ステップS2〜ステップS4の待受状態にあるときに、コードの読み取りの開始を指示する操作が行われたならば、ステップS4においてYesと判定してステップS6へと進む。
ステップS6においてプロセッサー11は、カメラ16を起動させる。また、プロセッサー11は、タッチパネル15をカメラのライブビューとして動作させる。プロセッサー11は、ステップS6の処理の後、ステップS7へと進む。
ステップS7においてプロセッサー11は、2次元バーコードがカメラ16によって読み取られるのを待ち受けている。
ユーザー端末10の操作者が、駅ST1の利用客として、駅ST1の有人改札から入場する場合についての一例を、図5を併用して説明する。図5に示すように、駅ST1は、駅構内と駅構外とに分かれている。駅ST1の駅構内と駅構外とは、改札口W1を通じて出入りが可能である。駅ST1の利用客USは、改札口W1を通って駅構外から駅構内へ入場する場合、及び改札口W1を通って駅構内から駅構外へ出場する場合、駅ST1の改札係員TE1に許可を貰う必要がある。また、駅ST1の駅構外には入場用表示器IN11が設置されている。入場用表示器IN11には、入場用バーコードEN1及び駅ST1の駅名「XX駅」が表示されている。なお、入場用表示器IN11は、駅構内からは入場用バーコードEN1が見えないように設置されることが好ましい。また、駅ST1の駅構内には出場用表示器IN12が設置されている。出場用表示器IN12には、出場用バーコードEX1及び駅ST1の駅名「XX駅」が表示されている。なお、出場用表示器IN12は、駅構内からは出場用バーコードEX1が見えないように設置されることが好ましい。以上、駅ST1について説明したが、駅ST2,駅ST3,……についても、有人駅であれば同様である。なお、入場用バーコードEN1,EN2,……を総称して入場用バーコードENという。また、出場用バーコードEX1,EX2,……を総称して出場用バーコードEXという。
入場用バーコードEN及び出場用バーコードEXは、例えば、QRコード(登録商標)、Data Matrix、PDF417、又はAztec Codeなどの2次元バーコードである。入場用バーコードENは、入場用コードを記憶する。入場用コードは、駅名、駅名を識別するユニークな識別情報、入場用コードであることを示すパラメーター、及び入場用コードの有効期限などを含む。入場用コードは、入場に用いるための情報である入場コードの一例である。出場用バーコードEXは、出場用コードを記録する。出場用コードは、駅名、駅名を識別するユニークな識別情報、出場用コードであることを示すパラメーター、及び出場用コードの有効期限などを含む。出場用コードは、出場に用いるための情報である出場コードの一例である。
入場用コードは、入場用コードに含まれる有効期限を過ぎると使用できなくなる。したがって、入場用表示器IN1に表示される入場用バーコードENは、定期的に更新する必要がある。
入場用表示器IN1が、シート状の紙若しくは樹脂、又は板などである場合など、入場用バーコードENが印刷されたものである場合などは、次のように表示が更新される。例えば、駅STに設置されたコンピューターなどは、管理サーバー20から送信される入場用バーコードENを取得する。あるいは、当該コンピューターは、予め定められた法則に基づいて入場用バーコードENを生成する。入場用バーコードENの生成には、例えば、時間同期ワンタイムパスワードの生成と同様の仕組みを用いることができる。そして、駅STの係員などは、当該入場用バーコードENを印刷するように当該コンピューターに指示する。これに応じて、当該コンピューターは、接続されたプリンターなどを制御して入場用バーコードENを紙などに印刷する。したがって、当該コンピューターは、入場用コードを出力する第1の情報処理装置の一例である。また、当該プリンターなどは、入場用コードを出力する第1の情報処理装置の一例である。その後、当該係員などは、当該印刷された紙などを、新たな入場用表示器IN1として設置する。
入場用表示器IN1が、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどのディスプレイである場合には、例えば、次のように表示が更新される。当該ディスプレイを制御するコンピューターは、管理サーバー20から、入場用バーコードENを定期的に取得する。あるいは、管理サーバー20は、当該ディスプレイを制御するコンピューターに対して定期的に入場用バーコードENを送信する。またあるいは、当該ディスプレイを制御するコンピューターは、予め定められた法則に基づいて定期的に入場用バーコードENを生成する。入場用バーコードENの生成には、例えば、時間同期ワンタイムパスワードの生成と同様の仕組みを用いることができる。当該ディスプレイを制御するコンピューターは、以上のいずれかのようにして取得した入場用バーコードENを入場用表示器IN1に表示させる。なお、管理サーバー20のプロセッサー21は、入場用バーコードENを送信する処理を、補助記憶デバイス23に記憶された制御プログラムに基づいて実行する。入場用コードの有効期限が切れるまでの時間は、入場用表示器IN1がディスプレイなどである場合には、例えば、数分間〜10分間とする。あるいは、入場用バーコードENが印刷されたものである場合には、当該時間は例えば数時間又は1日間とする。以上より、入場用コードは時間変化する情報である。また、以上より、ディスプレイである入場用表示器IN1は、入場用コードを出力する第1の情報処理装置の一例である。また、入場用バーコードENを送信する管理サーバー20は、入場用コードを出力する第1の情報処理装置の一例である。
なお、入場用コードは、有効期限を含んでいなくても良い。この場合、入場用コードは、半永久的に使用可能である。また、表示の更新も不要である。
以上、入場用コードの有効期限について説明したが、出場用コードについても同様である。したがって、出場用コードは時間変化する情報である。また、接続されたプリンターなどを制御して出場用バーコードEXを紙などに印刷するコンピューターは、出場用コードを出力する第1の情報処理装置の一例である。また、当該プリンターなどは、出場用コードを出力する第1の情報処理装置の一例である。また、ディスプレイである出場用表示器IN2は、出場用コードを出力する第1の情報処理装置の一例である。また、出場用バーコードEXを送信する管理サーバー20は、出場用コードを出力する第1の情報処理装置の一例である。
図5のステップS101に示すように、ユーザー端末10の操作者は、駅ST1に入場したい場合、タッチパネル15に表示された画像を見ながら、入場用バーコードEN1を、カメラ16を用いて読み取らせる。ここで読み取られた入場用バーコードEN1に記憶された情報は、第1のコードの一例である。
プロセッサー11は、入場用バーコードEN1などの2次元バーコードが読み取られたならば、図2のステップS7においてYesと判定してステップS8へと進む。
ステップS8においてプロセッサー11は、カメラ16の動作を停止させる。また、プロセッサー11は、タッチパネル15のライブビューとしての動作を停止させる。プロセッサー11は、ステップS8の処理の後、ステップS9へと進む。
ステップS9においてプロセッサー11は、読み取られた2次元バーコードに含まれる情報をコードとして取得する。
ステップS10においてプロセッサー11は、カメラ16の駆動を停止する。さらに、プロセッサー11は、確認画面に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するようタッチパネル15に対して指示する。この指示を受けてタッチパネル15は、確認画面を表示する。確認画面は、ステップS7で読み取られた2次元バーコードが示す内容を含む。当該内容は、例えば、駅名、当該コードが入場用のコードであるか出場用のコードであるか、及びコードの有効期限などを含む。さらに、確認画面は、やり直しボタン及び確認ボタンを含む。やり直しボタンは、2次元バーコードの読み取りのやり直しを指示する場合に操作するボタンである。確認ボタンは、確認画面に表示された、2次元バーコードが示す内容を確認した場合に操作するボタンである。プロセッサー11は、ステップS10の処理の後、ステップS11へと進む。
ステップS11においてプロセッサー11は、2次元バーコードの読み取りのやり直しを指示する操作が行われたか否かを確認する。すなわち、プロセッサー11は、確認画面に表示されたやり直しボタンを操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを確認する。プロセッサー11は、2次元バーコードの読み取りのやり直しを指示する操作が行われないならば、ステップS11においてNoと判定してステップS12へと進む。
ステップS12においてプロセッサー11は、内容を確認したことを示す操作が行われたか否かを確認する。すなわち、プロセッサー11は、確認画面に表示された確認ボタンを操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを確認する。プロセッサー11は、内容を確認したことを示す操作が行われないならば、ステップS12においてNoと判定してステップS11へと戻る。かくして、プロセッサー11は、2次元バーコードの読み取りのやり直しを指示する操作が行われるか、内容を確認したことを示す操作が行われるまでステップS11及びステップS12を繰り返す。
ユーザー端末10の操作者は、確認画面に表示された、読み取った2次元バーコードが示す内容を見て、所望の内容でないならば、確認画面に表示されたやり直しボタンを操作する。なお、確認画面に表示された当該内容が所望の内容とならない理由としては、例えば、誤った2次元バーコードが読み取られた場合、又は2次元バーコードが示す内容が何らかの異常などによって正しく読み取られなかった場合などが挙げられる。
プロセッサー11は、ステップS11及びステップS12の待受状態にあるときに、2次元バーコードの読み取りのやり直しを指示する操作が行われたならば、ステップS11においてYesと判定してステップS6へと戻る。
一方、ユーザー端末10の操作者は、確認画面に表示された、読み取った2次元バーコードが示す内容を見て、問題が無ければ、確認画面に表示された確認ボタンを操作する。
プロセッサー11は、ステップS11及びステップS12の待受状態にあるときに、内容を確認したことを示す操作が行われたならば、ステップS12においてYesと判定して図3のステップS13へと進む。
図3のステップS13においてプロセッサー11は、図2のステップS7で読み取られた2次元バーコードが、入場用コードを含むか否かを確認する。プロセッサー11は、当該2次元バーコードが入場用コードを含まないならば、図3のステップS13においてYesと判定してステップS14へと進む。ステップS13の処理を行うことで、プロセッサー11を中枢とするコンピューターは、コードが入場用コードであることを判定するように機能する。
ステップS14においてプロセッサー11は、入場記録があるか否かを確認する。すなわち、プロセッサー11は、補助記憶デバイス13に記憶されたパラメーターenteredの値がTrueであるか否かを確認する。プロセッサー11は、入場記録があるならば、すなわちパラメーターenteredの値がTrueであるならば、ステップS14においてYesと判定してステップS15へと進む。
ステップS15においてプロセッサー11は、入場後に出場していないにもかかわらず再度入場しようとしたことを報知するための入場エラー画面に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するようにタッチパネル15に対して指示する。この指示を受けてタッチパネル15は、入場エラー画面を表示する。プロセッサー11は、ステップS15の処理の後、図2のステップS1へと戻る。
一方、プロセッサー11は、入場記録がないならば、すなわちパラメーターenteredの値がFalseであるならば、図3のステップS14においてNoと判定してステップS16へと進む。
ステップS16においてプロセッサー11は、図2のステップS7で読み取られた入場用バーコードENに記憶された入場用コードの期限が有効であるか否かを確認する。すなわち、プロセッサー11は、入場用コードに含まれる期限が、現在日時より後であるか否かを確認する。プロセッサー11は、入場用コードの期限が有効でないならば、図3のステップS16においてNoと判定してステップS17へと進む。
ステップS17においてプロセッサー11は、入場用コードの期限が切れていることを報知するための入場期限画面に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するようにタッチパネル15に対して指示する。この指示を受けてタッチパネル15は、入場期限画面を表示する。プロセッサー11は、ステップS17の処理の後、図2のステップS1へと戻る。
一方、プロセッサー11は、入場用コードの期限が有効であるならば、ステップS16においYesと判定してステップS18へと進む。
ステップS18においてプロセッサー11は、入場を記録する。すなわち、プロセッサー11は、パラメーターenteredの値をTrueにする。さらに、プロセッサー11は、図2のステップS7で読み取られた入場用バーコードENに記憶された入場用コードの内容、及び入場日時を記憶させる。入場日時は、例えば、当該入場用バーコードENが読み取られた日時(例えばステップS7の処理でYesと判定した日時)である。プロセッサー11は、図3のステップS18の処理の後、ステップS19へと進む。
ステップS19においてプロセッサー11は、入場画面に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するようにタッチパネル15に対して指示する。この指示を受けてタッチパネル15は、入場画面を表示する。なお、この処理は、図5では、ステップS102として示す。プロセッサー11は、ステップS19の処理の後、ステップS20へと進む。
入場画面は、入場にかかる処理である入場処理を行ったことを証明するための画面である。入場画面は、例えば、入場駅名及び入場日時などを含む。入場駅名は、図2のステップS7で読み取られた入場用バーコードENに対応する駅の駅名である。例えば、ステップS7で読み取られた入場用バーコードENが入場用バーコードEN1であれば、入場画面に含まれる駅名は、駅ST1の駅名である「XX駅」である。また、入場日時は、例えば、入場用バーコードENが読み取られた日時(例えばステップS7の処理でYesと判定した日時)である。また、入場画面は、入場終了ボタンを含む。入場終了ボタンは、入場画面の表示終了を指示する場合に操作するボタンである。入場画面は、入場用コードを適切に取得したことを証明するための入場証明画像の一例である。入場駅名は、入場場所の一例である。入場日時は、コードの取得に基づく日時の一例である。
ユーザー端末10の操作者は、改札口W1を通って駅ST1の駅構外から駅構内に入場したい場合、図5のステップS103に示すように、タッチパネル15に表示された入場画面を改札口W1にいる改札係員TE1などに見せる。改札係員TE1は、入場画面を見ることで、入場画面に表示された駅名が正しいか、及び入場画面に表示された日時が適切であるかなどを確認する。これにより、改札係員TE1は、入場処理が適切に行われていることを確認する。そして、改札係員TE1は、入場処理が適切に行われていることを確認したならば、ステップS104に示すように当該操作者が駅構内へ入場することを許可する。改札係員TE1から入場許可をもらった当該操作者は、駅構内へ入場することができる。対して、例えば、入場画面に表示された駅名が他の駅の駅名となっている、又は入場画面に表示された入場日時が現在日時と大きく異なる時間であるなど、おかしな点を見つけた場合、改札係員TE1は、入場処理が適切に行われていないと判断する。そして、改札係員TE1は、入場処理が適切に行われていないと判断したならば、当該操作者が駅構内へ入場することを許可しない。
ユーザー端末10の操作者は、入場画面を駅係員に見せ終わった場合などにおいて、入場終了ボタンを操作するなどして入場画面の表示を終了させる。
図3のステップS20においてプロセッサー11は、入場画面の表示を終了するか否かを確認する。そして、プロセッサー11は、入場画面の表示を終了すると判定するまでステップS20を繰り返す。プロセッサー11は、入場画面に表示された入場終了ボタンを操作するなどの予め定められた操作が行われた場合に、入場画面の表示を終了すると判定する。また、プロセッサー11は、入場時間から一定時間経過しているならば、入場画面の表示を終了すると判定する。プロセッサー11は、入場画面の表示を終了すると判定したならば、ステップS20においてYesと判定してステップS21へと進む。
ステップS21においてプロセッサー11は、入場画面を再表示できるようにするために必要なデータを、画面データとして補助記憶デバイス13などに記憶させる。なお、プロセッサー11は、補助記憶デバイス13に既に画面データが記憶されている場合には、画面データを上書きして記憶する。プロセッサー11は、ステップS21の処理の後、図2のステップS1へと戻る。
ユーザー端末10の操作者が、駅ST2の有人改札から出場する場合についての一例を、図6を併用して説明する。図6に示すように、駅ST2は、駅構内と駅構外とに分かれている。駅ST2の駅構内と駅構外とは、改札口W2を通じて出入りが可能である。駅ST2の利用客USは、改札口W2を通って駅構外から駅構内へ入場する場合、及び改札口W2を通って駅構内から駅構外へ出場する場合、駅ST2の改札係員TE2に許可を貰う必要がある。また、駅ST2の駅構外には入場用表示器IN21が設置されている。入場用表示器IN21には、入場用バーコードEN2及び駅ST2の駅名「YY駅」が表示されている。なお、入場用表示器IN21は、駅構内からは入場用バーコードEN2が見えないように設置されることが好ましい。そして、駅ST2の駅構内には出場用表示器IN22が設置されている。出場用表示器IN22には、出場用バーコードEX2及び駅ST2の駅名「YY駅」が表示されている。なお、出場用表示器IN22は、駅構外からは出場用バーコードEX1が見えないように設置されることが好ましい。
ユーザー端末10の操作者は、駅ST1から入場する場合と同様にユーザー端末10を操作して、ユーザー端末10のプロセッサー11を、図2のステップS7の処理まで進める。
そして、図6のステップS201に示すように、ユーザー端末10の操作者は、駅ST2から出場したい場合、タッチパネル15に表示された画像を見ながら、出場用バーコードEX2を、カメラ16を用いて読み取らせる。ここで読み取られた出場用バーコードEX2に記憶された情報は、第2のコードの一例である。
プロセッサー11は、出場用バーコードEX2などの2次元バーコードが読み取られたならば、図2のステップS7においてYesと判定してステップS10へと進む。プロセッサー11は、入場の場合と同様にステップS10〜ステップS13の処理を行う。そして、プロセッサー11は、ステップS7で読み取られた2次元バーコードが入場用コードを含まないならば、図3のステップS13においてNoと判定してステップS22へと進む。
ステップS22においてプロセッサー11は、図2のステップS7で読み取られた2次元バーコードが出場用コードを含むか否かを確認する。プロセッサー11は、当該バーコードが出場用コードを含まないならば、図3のステップS22においてNoと判定してステップS23へと進む。ステップS22の処理を行うことで、プロセッサー11を中枢とするコンピューターは、コードが出場用コードであることを判定するように機能する。
ステップS23においてプロセッサー11は、図2のステップS7で読み取られた2次元バーコードが入場用コードも出場用コードも含まないことを報知するためのコードエラー画面に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するようにタッチパネル15に対して指示する。この指示を受けてタッチパネル15は、コードエラー画面を表示する。プロセッサー11は、図3のステップS23の処理の後、図2のステップS1へと戻る。
図3のステップS24においてプロセッサー11は、入場記録があるか否かを確認する。すなわち、プロセッサー11は、補助記憶デバイス13に記憶されたパラメーターenteredの値がTrueであるか否かを確認する。プロセッサー11は、入場記録がないならば、すなわちパラメーターenteredの値がFalseであるならば、ステップS24においてNoと判定してステップS25へと進む。
ステップS25においてプロセッサー11は、入場記録が無いにもかかわらず出場しようとしたことを報知するための出場エラー画面に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するようにタッチパネル15に対して指示する。この指示を受けてタッチパネル15は、出場エラー画面を表示する。プロセッサー11は、ステップS25の処理の後、図2のステップS1へと戻る。
一方、プロセッサー11は、入場記録があるならば、すなわちパラメーターenteredの値がTrueであるならば、図3のステップS24においてYesと判定して図4のステップS26へと進む。
ステップS26においてプロセッサー11は、図2のステップS7で読み取られた出場用バーコードEXに記憶された出場用コードの期限が有効であるか否かを確認する。すなわち、プロセッサー11は、出場用コードに含まれる期限が、現在日時より後であり、且つ入場日時から現在日時までの経過時間が予め定められた時間以内である場合に出場コードの期限が有効であると判定する。プロセッサー11は、出場用コードの期限が有効でないならば、図4のステップS26においてNoと判定してステップS27へと進む。
ステップS27においてプロセッサー11は、出場用コードの期限が切れていることを報知するための出場期限画面に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するようにタッチパネル15に対して指示する。この指示を受けてタッチパネル15は、出場期限画面を表示する。プロセッサー11は、ステップS27の処理の後、図2のステップS1へと戻る。
一方、プロセッサー11は、図2のステップS7で読み取られた出場用バーコードEXに記憶された出場用コードの期限が有効であるならば、図4のステップS26でYesと判定してステップS28へと進む。
ステップS28においてプロセッサー11は、入場駅から出場駅までの運賃を取得する。プロセッサー11は、運賃の取得方法として、例えば、以下の(A)〜(C)のいずれかを用いる。なお、この処理は、図6では、ステップS202として示す。
(A)
ユーザー端末10は、2つの駅間の運賃を記載した補助記憶デバイス13などに、運賃の一覧である運賃表を記憶しておく。そして、プロセッサー11は、例えば、入場駅及び出場駅に基づき、運賃表を用いて運賃を取得する。なお、プロセッサー11は、入場駅として、例えば、入場用コードに含まれる駅を識別する識別情報又は駅名を用いる。また、プロセッサー11は、出場駅として、例えば、出場用コードに含まれる駅を識別する識別情報又は駅名を用いる。
(B)
ユーザー端末10は、駅それぞれについての起点からの距離である営業キロを記載した営業キロ表を補助記憶デバイス13などに記憶しておく。そして、プロセッサー11は、入場駅の営業キロと出場駅の営業キロとの差から、予め定められた算出式によって運賃を算出することで、運賃を取得する。
(C)
プロセッサー11は、入場駅を示す情報と出場駅を示す情報とを含む運賃コマンドを生成する。そして、プロセッサー11は、生成した当該運賃コマンドを管理サーバー20に送信するように通信インターフェース14に対して指示する。この指示を受けて通信インターフェース14は、当該運賃コマンドを管理サーバー20に送信する。送信された当該運賃コマンドは、管理サーバー20の通信インターフェース24によって受信される。運賃コマンドを受信した管理サーバー20は、運賃コマンドに含まれる入場駅を示す情報と出場駅を示す情報とから運賃を取得する。そして、管理サーバー20は、当該運賃を含む運賃情報をユーザー端末10に送信する。当該運賃情報は、管理サーバー20の通信インターフェース24によってユーザー端末10に送信される。そして、送信された当該運賃情報は、ユーザー端末10の通信インターフェース14によって受信される。これにより、プロセッサー11は、運賃を取得する。
プロセッサー11は、図4のステップS28の処理の後、ステップS29へと進む。
ステップS29においてプロセッサー11は、電子マネーの残高を取得する。すなわち例えば、プロセッサー11は、補助記憶デバイス13などに電子マネーの残高が記憶されているならば当該残高を取得する。あるいは、プロセッサー11は、電子マネーサーバー31から電子マネーの残高を取得する。プロセッサー11は、ステップS29の処理の後、ステップS30へと進む。
ステップS30においてプロセッサー11は、ステップS29で取得した電子マネーの残高が、ステップS28で取得した運賃に対して不足しているか否かを確認する。プロセッサー11は、電子マネーの残高が運賃に対して不足していないならば、ステップS30においてNoと判定してステップS31へと進む。
ステップS31においてプロセッサー11は、電子マネーを用いて運賃の決済を行うための処理を行う。すなわち、プロセッサー11は、電子マネーサーバー31と協働して電子マネーの残高から運賃に相当する金額を引き去る引去処理を行う。引去処理については、周知の方法を用いることができるので、説明を省略する。プロセッサー11は、ステップS31の処理の後、ステップS32へと進む。
ステップS32においてプロセッサー11は、出場を記録する。すなわち、プロセッサー11は、パラメーターenteredの値をFalseにする。さらに、プロセッサー11は、図2のステップS7で読み取られた出場用バーコードEXに記憶された出場用コードの内容、及び出場日時を記憶させる。出場日時は、例えば、当該出場用バーコードEXが読み取られた日時(例えばステップS7の処理でYesと判定した日時)である。プロセッサー11は、ステップS32の処理の後、ステップS33へと進む。
ステップS33においてプロセッサー11は、第1の出場画面に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するようにタッチパネル15に対して指示する。この指示を受けてタッチパネル15は、第1の出場画面を表示する。なお、この処理は、図6では、ステップS203として示す。プロセッサー11は、ステップS33の処理の後、ステップS34へと進む。
第1の出場画面は、出場にかかる処理である出場処理を行い、運賃についての決済が完了したことを証明するための画面である。第1の出場画面は、例えば、入場駅名、出場駅名、入場日時、出場日時及び運賃の金額などを含む。出場駅名は、図2のステップS7で読み取られた出場用バーコードEXに対応する駅の駅名である。例えば、ステップS7で読み取られた出場用バーコードEXが駅ST2についての出場用バーコードEX2であれば、第1の出場画面に含まれる駅名は、駅ST2の駅名である「YY駅」である。また、出場日時は、例えば、出場用バーコードEXが読み取られた日時(例えばステップS7の処理でYesと判定した日時)である。また、第1の出場画面は、例えば、決済が完了していることを示す文字列などを含む。さらに、第1の出場画面は、第1の出場終了ボタンを含む。第1の出場終了ボタンは、第1の出場画面の表示終了を指示する場合に操作するボタンである。
第1の出場画面は、入場用コード及び出場用コードを適切に取得したことを証明するための出場証明画像の一例である。また、第1の出場画面は、料金を決済済みであることを示す。出場駅名は、出場場所の一例である。出場日時は、コードの取得に基づく日時の一例である。
ユーザー端末10の操作者は、改札口W2を通って駅ST2の駅構内から駅構外に出場したい場合、図6のステップS204に示すように、タッチパネル15に表示された第1の出場画面を改札口W2にいる改札係員TE2などに見せる。改札係員TE2は、第1の出場画面を見ることで、第1の出場画面に表示された出場駅名が正しいか、第1の出場画面に表示された日時が適切であるか、運賃は正しいか、及び決済が完了しているかなどを確認する。これにより、改札係員TE2は、出場処理及び決済が適切に行われていることを確認する。そして、改札係員TE2は、出場処理及び決済が適切に行われていることを確認したならば、ステップS205に示すように当該操作者が駅構外へ出場することを許可する。改札係員TE2から出場許可をもらった当該操作者は、駅構外へ出場することができる。対して、例えば、第1の出場画面に表示された出場駅名が他の駅の駅名となっている、第1の出場画面に表示された出場日時が現在日時と大きく異なる時間である、又は運賃が正しくないなど、おかしな点を見つけた場合、改札係員TE2は、出場処理又は決済が適切に行われていないと判断する。そして、改札係員TE2は、出場処理又は決済が適切に行われていないと判断したならば、当該操作者が駅構外へ出場することを許可しない。
ユーザー端末10の操作者は、第1の出場画面を駅係員に見せ終わった場合などにおいて、第1の出場終了ボタンを操作するなどして第1の出場画面の表示を終了させる。
図4のステップS34においてプロセッサー11は、第1の出場画面の表示を終了するか否かを確認する。そして、プロセッサー11は、第1の出場画面の表示を終了すると判定するまでステップS34を繰り返す。プロセッサー11は、第1の出場画面に表示された第1の出場終了ボタンを操作するなどの予め定められた操作が行われた場合に、第1の出場画面の表示を終了すると判定する。また、プロセッサー11は、出場時間から一定時間経過しているならば、第1の出場画面の表示を終了すると判定する。プロセッサー11は、第1の出場画面の表示を終了すると判定したならば、ステップS34においてYesと判定してステップS35へと進む。
ステップS35においてプロセッサー11は、第1の出場画面を再表示できるようにするために必要なデータを、画面データとして補助記憶デバイス13などに記憶させる。なお、プロセッサー11は、補助記憶デバイス13に既に画面データが記憶されている場合には、画面データを上書きして記憶する。プロセッサー11は、ステップS35の処理の後、図2のステップS1へと戻る。
一方、プロセッサー11は、電子マネーの残高が運賃に対して不足しているならば、ステップS30においてYesと判定してステップS36へと進む。
ステップS36においてプロセッサー11は、不足画面に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するようにタッチパネル15に対して指示する。この指示を受けてタッチパネル15は、不足画面を表示する。プロセッサー11は、ステップS36の処理の後、ステップS37へと進む。
不足画面は、一例として、チャージボタン及び決済ボタンを含む。チャージボタンは、電子マネーのチャージを指示する場合に操作するボタンである。決済ボタンは、運賃のうち、電子マネーの残高分だけ決済を行いたい場合に操作するボタンである。
ステップS37においてプロセッサー11は、電子マネーのチャージを指示する操作が行われたか否かを確認する。すなわち、プロセッサー11は、不足画面に表示されたチャージボタンを操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを確認する。プロセッサー11は、電子マネーのチャージを指示する操作が行われないならば、ステップS37においてNoと判定してステップS38へと進む。
ステップS38においてプロセッサー11は、電子マネーの残高分だけ決済を行うよう指示する操作が行われたか否かを確認する。すなわち、プロセッサー11は、不足画面に表示された決済ボタンを操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを確認する。プロセッサー11は、電子マネーの残高分だけ決済を行うよう指示する操作が行われないならば、ステップS38においてNoと判定してステップS37へと戻る。かくして、プロセッサー11は、電子マネーのチャージを指示する操作か、電子マネーの残高分だけ決済を行うように指示する操作が行われるまでステップS37及びステップS38を繰り返す。
プロセッサー11は、ステップS37及びステップS38の待受状態にあるときに、電子マネーのチャージを指示する操作が行われたならば、ステップS37においてYesと判定してステップS39へと進む。
ステップS39においてプロセッサー11は、ステップS5と同様にして、電子マネーのチャージを行うための処理をする。プロセッサー11は、ステップS39の処理の後、ステップS29へと戻る。
一方、プロセッサー11は、ステップS37及びステップS38の待受状態にあるときに、電子マネーの残高分だけ決済を行うよう指示する操作が行われたならば、ステップS38においてYesと判定してステップS40へと進む。
ステップS40においてプロセッサー11は、電子マネーサーバー31と協働して電子マネーの残高の全額を引き去る全額引去処理を行う。全額引去処理については、周知の方法を用いることができるので、説明を省略する。プロセッサー11は、ステップS40の処理の後、ステップS41へと進む。
ステップS41においてプロセッサー11は、ステップS32と同様にして出場を記録する。プロセッサー11は、ステップS41の処理の後、ステップS42へと進む。
ステップS42においてプロセッサー11は、第2の出場画面に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するようにタッチパネル15に対して指示する。この指示を受けてタッチパネル15は、第2の出場画面を表示する。プロセッサー11は、ステップS42の処理の後、ステップS43へと進む。
第2の出場画面は、出場処理を行ったが、運賃についての決済が完了していないことを証明するための画面である。第2の出場画面は、第1の出場画面と同様に、例えば、入場駅名、出場駅名、入場日時、出場日時、及び運賃の金額などを含む。さらに、第2の出場画面は、不足金額を含む。不足金額は、運賃からステップS38で決済を行った金額を減じた金額である。また、第2の出場画面は、例えば、決済が完了していないことを示す文字列などを含む。さらに、第2の出場画面は、第2の出場終了ボタンを含む。第2の出場終了ボタンは、第2の出場画面の表示終了を指示する場合に操作するボタンである。第2の出場画面は、出場証明画像の一例である。第2の出場画面は、料金の一部又は全部を決済していないことを示す画像の一例である。
ユーザー端末10の操作者は、改札口W2を通って駅ST2の駅構内から駅構外に出場したい場合、図6のステップS204に示すように、タッチパネル15に表示された第2の出場画面を改札口W2にいる改札係員TE2などに見せる。改札係員TE2は、第2の出場画面を見ることで、第2の出場画面に表示された出場駅名が正しいか、第2の出場画面に表示された日時が適切であるか、運賃は正しいかなどを確認する。これにより、改札係員TE2は、出場処理が適切に行われていることを確認する。そして、改札係員TE2は、出場処理が適切に行われていることを確認したならば、当該操作者に対して不足金額の支払を求める。不足金額の支払いを求められた当該操作者は、改札係員TE2に対して、不足金額を現金などによって支払う。不足金額の支払いを確認した改札係員TE2は、ステップS205に示すように当該操作者が駅構外へ出場することを許可する。改札係員TE2から出場許可をもらった当該操作者は、駅構外へ出場することができる。対して、例えば、第2の出場画面に表示された出場駅名が他の駅の駅名となっている、第2の出場画面に表示された出場日時が現在日時と大きく異なる時間である、又は運賃が正しくないなど、おかしな点を見つけた場合、改札係員TE2は、出場処理が適切に行われていないと判断する。そして、改札係員TE2は、出場処理が適切に行われていないと判断したならば、不足金額の支払いは求めずに、当該操作者が駅構外へ出場することを許可しない。
ユーザー端末10の操作者は、第2の出場画面を駅係員に見せ終わった場合などにおいて、第2の出場終了ボタンを操作するなどして第2の出場画面の表示を終了させる。
図4のステップS43においてプロセッサー11は、第2の出場画面の表示を終了するか否かを確認する。そして、プロセッサー11は、第2の出場画面の表示を終了すると判定するまでステップS43を繰り返す。プロセッサー11は、第2の出場画面に表示された第2の出場終了ボタンを操作するなどの予め定められた操作が行われた場合に、第2の出場画面の表示を終了すると判定する。また、プロセッサー11は、出場時間から一定時間経過しているならば、第2の出場画面の表示を終了すると判定する。プロセッサー11は、第2の出場画面の表示を終了すると判定したならば、ステップS43においてYesと判定してステップS44へと進む。
ステップS44においてプロセッサー11は、第2の出場画面を再表示できるようにするために必要なデータを、画面データとして補助記憶デバイス13などに記憶させる。なお、プロセッサー11は、補助記憶デバイス13に既に画面データが記憶されている場合には、画面データを上書きして記憶する。プロセッサー11は、ステップS44の処理の後、図2のステップS1へと戻る。
ユーザー端末10の操作者は、入場画面、第1の出場画面又は第2の出場画面を改札係員などに見せる前に表示を終了してしまった場合などにおいて、これらの画面を再表示させたいならば、例えば、第2のメニューボタンを操作する。
プロセッサー11は、ステップS2〜ステップS4の待受状態にあるときに、画面の再表示を指示する操作が行われたならば、ステップS3においてYesと判定してステップS45へと進む。
ステップS45においてプロセッサー11は、補助記憶デバイス13などに画面データが記憶されているか否かを確認する。そして、プロセッサー11は、画面データが記憶されているならば、当該画面データが有効であるか無効であるかを確認する。例えば、プロセッサー11は、入場日時から一定時間経過した入場画面の画面データを無効であると判定する。また、プロセッサー11は、出場日時から一定時間経過した第1の出場画面又は第2の出場画面の画面データを無効であると判定する。プロセッサー11は、有効な画面データがないならば、ステップS45においてNoと判定してステップS1へと戻る。そして、プロセッサー11は、有効な画面データがあるならば、ステップS45においてYesと判定してステップS46へと進む。
ステップS46においてプロセッサー11は、補助記憶デバイス13に記憶されている画面データが入場画面のものであるか否かを確認する。プロセッサー11は、画面データが入場画面のものであるならば、ステップS46においてYesと判定して図3のステップS19へと進む。そして、プロセッサー11は、ステップS19において、当該画面データを用いて入場画面を表示させる。
一方、プロセッサー11は、画面データが入場画面のものでないならば、図2のステップS46においてNoと判定してステップS47へと進む。
ステップS47においてプロセッサー11は、補助記憶デバイス13に記憶されている画面データが第1の出場画面であるか否かを確認する。プロセッサー11は、画面データが第1の出場画面のものであるならば、ステップS47においてYesと判定して図4のステップS33へと進む。そして、プロセッサー11は、ステップS33において、当該画面データを用いて第1の出場画面を表示させる。
一方、プロセッサー11は、画面データが第1の出場画面のものでないならば、すなわち、画面データが第2の出場画面のものであるならば、図2のステップS46においてNoと判定して図4のステップS42へと進む。そして、プロセッサー11は、ステップS42において第2の出場画面を表示させる。
次に、ユーザー端末10の操作者が、無人駅ST3から車両CAに乗車(入場)して、無人駅ST4で車両CAから降車(出場)する場合を想定して運賃収受システム1の動作を説明する。図7は、車内制御装置C1のプロセッサー41による制御処理のフローチャートである。
なお、無人駅には、入場用表示器IN1及び出場用表示器IN2を設置しなくても良い。
ステップS51においてプロセッサー41は、出場用表示装置D2の表示を更新して、次に到着する駅の出場用バーコードEXを表示させる。プロセッサー41は、ステップS51の処理の後、ステップS52へと進む。
ステップS52においてプロセッサー41は、車両CAが駅に到着するのを待ち受けている。プロセッサー41は、車両CAが駅に到着したならば、ステップS52においてYesと判定してステップS53へと進む。なお、降車する乗客がいないために停留所を通過する場合などにおいても、通過時に駅に到着したとみなすものとする。
ステップS53においてプロセッサー41は、入場用表示装置D1の表示を更新して、車両CAが到着した駅の入場用バーコードENを表示させる。プロセッサー41は、ステップS53の処理の後、ステップS54へと進む。
ステップS54においてプロセッサー41は、車両CAが駅を出発するのを待ち受けている。プロセッサー41は、駅を出発したならば、ステップS54においてYesと判定してステップS51へと戻る。なお、プロセッサー41は、降車する乗客がいないために車両CAが停留所を通過する場合などにおいても、通過時に駅を出発したものとみなす。
なお、プロセッサー41は、車両CAが駅に到着したこと、及び車両CAが駅を出発したことなどを、例えば以下のように判定を行う。例えば、プロセッサー41は、始発駅などからの走行距離情報から現在位置を算出することで当該判定を行う。あるいは、プロセッサー41は、GPS(Global Positioning System)などの位置測位システムを用いて現在位置情報を取得することで当該判定を行う。あるいは、運転士は、駅に到着したこと、出発したこと、又は通過したことを示す操作を行う。プロセッサー41は、当該操作に基づいて当該判定を行う。あるいは、プロセッサー41は、これら複数の方法を併用する。
以上の処理により、車両CAに乗車するとき、入場用表示装置D1には、乗車駅に対応する入場用バーコードENが表示された状態となる。また、車両CAから降車するとき、出場用表示装置D2には、降車駅に対応する出場用バーコードEXが表示された状態となる。したがって、例えば、無人駅ST3から車両CAに乗車するとき、入場用表示装置D1には、駅ST3に対応した入場用バーコードENである入場用バーコードEN3が表示される。そして、例えば、無人駅ST4で車両CAから降車するとき、出場用表示装置D2には、駅ST4に対応した出場用バーコードEXである出場用バーコードEX4が表示される。なお、有人改札を有する駅STであっても、入場用表示装置D1及び出場用表示装置D2に入場用バーコードEN及び出場用バーコードEXを表示させても良い。
なお、上記の処理は、入場用表示装置D1及び出場用表示装置D2の表示を更新する処理の一例である。入場用表示装置D1及び出場用表示装置D2の表示の更新には、例えば、従来の整理券式の運賃表示器と同様の仕組みを用いることが可能である。
駅ST3から車両CAに乗車する場合、ユーザー端末10の操作者は、駅ST1から入場する場合などと同様に、ユーザー端末10を操作して、ユーザー端末10のプロセッサー11を、図2のステップS7の処理まで進める。そして、当該操作者は、無人駅ST3から車両CAに乗車するとき、カメラ16を用いて、入場用表示装置D1に表示された入場用バーコードEN3を読み取らせる。なお、無人駅ST3に入場用表示器IN31が設置されている場合には、当該操作者は、入場用表示装置D1に表示された入場用バーコードEN3に代えて、入場用表示器IN31に表示された入場用バーコードEN3を読み取らせても良い。入場用バーコードEN3を読み取らせた後、当該操作者は、車両CAに乗車する。
駅ST4で車両CAから降車する場合、ユーザー端末10の操作者は、駅ST2から出場する場合などと同様に、ユーザー端末10を操作して、ユーザー端末10のプロセッサー11を、図2のステップS7の処理まで進める。そして、当該走者は、無人駅ST4で車両CAから降車するとき、カメラ16を用いて、出場用表示装置D2に表示された出場用バーコードEX4を読み取らせる。出場用バーコードEX4を読み取らせることで、駅ST2から出場する場合と同様に、タッチパネル15には第1の出場画面又は第2の出場画面が表示される。当該操作者は、駅ST4には改札係員はいないので、車両CAの運転士などに第1の出場画面又は第2の出場画面を見せる。車両CAの運転士は、改札係員と同様に、第1の出場画面又は第2の出場画面の確認、及び降車(出場)の許可などを行う。車両CAの運転士から降車(出場)の許可を貰った当該操作者は、車両CAから降車することができる。
以上のように、第1実施形態の運賃収受システム1によれば、有人改札を設置している駅と無人駅のどちらにも対応可能である。したがって、有人改札から入場して無人駅で出場すること、及び無人駅で入場して有人改札から降車することも可能である。また、時間帯などによって有人改札がある場合と、有人改札がない場合とに変化するような駅にも対応可能である。
第1実施形態の運賃収受システム1によれば、自動改札機などの、切符又はICカードなどを読み取る機能を有する装置を駅に備える必要が無い。駅には、2次元コードが表示された表示器を設置するだけで良い。したがって、運賃収受システム1を用いることで、入場、出場、又は入出場の管理を従来よりも安いコストで行うことができる。また、運賃収受システム1を用いることで、運賃の収受を従来よりも安いコストで行うことができる。
また、第1実施形態の運賃収受システム1によれば、改札係員などは、入場又は出場の許可を与えるために、ユーザー端末10に表示された入場画面、第1の出場画面又は第2の出場画面などの証明画面を見ておかしな点が無いか確認するだけで良い。したがって、運賃収受システム1を用いることで、従来の手動改札などよりも改札係員などの手間が軽減される。
証明画面には、入場駅名又は出場駅名が表示される。したがって、運賃収受システム1は、入場駅又は出場駅とは異なる駅でコードを取得することによってキセル乗車を行うなどの不正を防ぐことができる。
証明画面には、入場時間又は出場時間が表示される。したがって、運賃収受システム1は、以前に入場又は出場したときに用いた画面を使いまわすといった不正を防ぐことができる。
また、第1実施形態の運賃収受システム1によれば、ユーザー端末10は、運賃の決済の一部又は全部を行わなかった場合、不足金額を含む第2の出場画面を表示する。したがって、運賃収受システム1は、電子マネーの残高が不足している場合などにも対応可能である。
また、第1実施形態の運賃収受システム1は、入場用コードと出場用コードとの2種類のコードを用いる。したがって、運賃収受システム1は、改札内から入場用コードを見えないようにすることができる。このため、運賃収受システム1は、入場した駅とは異なる駅でコードを取得することによってキセル乗車を行うなどの不正を防ぐことができる。
また、第1実施形態の運賃収受システム1によれば、ユーザー端末10は、入場時間又は出場時間から一定時間が経過すると証明画面の表示を終了させる。また、ユーザー端末10は、一定時間が経過した後は、証明画面の再表示もできないようにする。したがって、運賃収受システム1は、以前に入場又は出場したときに用いた画面を使いまわすといった不正を防ぐことができる。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態に係る運賃収受システムについて説明する。
第2実施形態に係る運賃収受システム1bは、出場用表示装置D2及び出場用表示器IN2は不要である。その他の構成は、第1実施形態に係る運賃収受システム1と同様の構成で良い。
運賃収受システム1bは、距離に拘わらず運賃が一律であり、運賃先払いであるような交通機関に好適である。
以下、第2実施形態に係る運賃収受システム1bの動作を図2及び図8に基づいて説明する。なお、以下の動作説明における処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。図8は、ユーザー端末10のプロセッサー11による制御処理のフローチャートである。プロセッサー11は、メインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶された制御プログラムに基づいてこの制御処理を実行する。なお、図8において図3又は図4と同様の処理については、同一の符号を付している。また、第1実施形態と同様の処理については、説明を省略する場合がある。
第2実施形態では、プロセッサー11は、運賃アプリの起動に伴い、図2及び図8に示す制御処理を開始する。
プロセッサー11は、図2のステップS12においてYesと判定したならば、図8のステップS13へと進む。
プロセッサー11は、ステップS13においてNoと判定したならば、ステップS23へと進む。
プロセッサー11は、ステップS13においてYesと判定したならば、ステップS16へと進む。
プロセッサー11は、ステップS16においてYesと判定したならば、ステップS61へと進む。
ステップS61においてプロセッサー11は、運賃を取得する。すなわち、プロセッサー11は、例えば、補助記憶デバイス13などに記憶した運賃を読み出す。あるいは例えば、プロセッサー11は、管理サーバー20から運賃を取得する。プロセッサー11は、ステップS61の処理の後、ステップS29へと進む。
プロセッサー11は、ステップS31の処理の後、ステップS19へと進む。
プロセッサー11は、ステップS30においてYesと判定したならば、ステップS62へと進む。
ステップS62においてプロセッサー11は、第2の不足画面に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するようにタッチパネル15に対して指示する。この指示を受けてタッチパネル15は、第2の不足画面を表示する。プロセッサー11は、ステップS62の処理の後、ステップS37へと進む。
第2の不足画面は、一例として、チャージボタン及び中止ボタンを含む。チャージボタンは、不足画面のものと同様のボタンである。中止ボタンは、運賃アプリを用いた運賃の支払いを中止する場合に操作するボタンである。
プロセッサー11は、ステップS37においてNoと判定したならばステップS63へと進む。
ステップS63においてプロセッサー11は、運賃の支払いを中止する操作が行われたか否かを確認する。すなわち、プロセッサー11は、第2の不足画面に表示された中止ボタンを操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを確認する。プロセッサー11は、運賃の支払いを中止する操作が行われないならば、ステップS63においてNoと判定してステップS37へと戻る。かくして、プロセッサー11は、電子マネーのチャージを指示する操作か、運賃の支払いを中止する操作が行われるまでステップS37及びステップS63を繰り返す。
プロセッサー11は、ステップS37及びステップS63の待受状態にあるときに、電子マネーのチャージを指示する操作が行われたならば、ステップS37においてYesと判定してステップS39へと進む。ステップS37及びステップS63の待受状態にあるときに、運賃の支払いを中止する操作が行われたならば、ステップS63においてYesと判定して図2のステップS1へと戻る。
なお、第2実施形態では、プロセッサー11は、図2のステップS45においてYesと判定したならば、ステップS46の処理をスキップしてステップS19へと進む。
第1実施形態と同様に、車両CAの運転士又は改札係員は、ユーザー端末10に表示された入場画面を見て、ユーザー端末10の操作者に入場の許可を与える。第2実施形態では、出場時の画面の確認等は不要である。第2実施形態における入場画面は、入場証明画像の一例である。第2実施形態における入場画面は、料金を決済済みであることを示す。
第2実施形態の運賃収受システム1bによれば、出場用表示装置D2及び出場用表示器IN2は不要である。したがって、距離に拘わらず運賃が一律であり、運賃先払いであるような交通機関であれば、第1実施形態の運賃収受システム1よりも安価に運賃収受システム1bを構築することができる。
〔第3実施形態〕
以下、第3実施形態に係る運賃収受システムについて説明する。
第3実施形態に係る運賃収受システム1cは、入場用表示装置D1及び入場用表示器IN1は不要である。その他の構成は、第1実施形態に係る運賃収受システム1と同様の構成で良い。
運賃収受システム1cは、距離に拘わらず運賃が一律であり、運賃後払いであるような交通機関に好適である。
以下、第3実施形態に係る運賃収受システム1cの動作を図2及び図9に基づいて説明する。なお、以下の動作説明における処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。図9は、ユーザー端末10のプロセッサー11による制御処理のフローチャートである。プロセッサー11は、メインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶された制御プログラムに基づいてこの制御処理を実行する。なお、図9において図3、図4又は図8と同様の処理については、同一の符号を付している。また、第1実施形態又は第2実施形態と同様の処理については、説明を省略する場合がある。
第3実施形態では、プロセッサー11は、運賃アプリの起動に伴い、図2及び図9に示す制御処理を開始する。
プロセッサー11は、図2のステップS12においてYesと判定したならば、図9のステップS22へと進む。
プロセッサー11は、ステップS22においてYesと判定したならば、ステップS26へと進む。
プロセッサー11は、ステップS26においてYesと判定したならば、ステップS61へと進む。
プロセッサー11は、ステップS31の処理の後、ステップS33へと進む。
プロセッサー11は、ステップS30においてYesと判定したならば、ステップS62へと進む。ステップS62、37及びステップS63については第2実施形態と同様である。
なお、第3実施形態では、プロセッサー11は、図2のステップS45においてYesと判定したならば、ステップS46及びステップS47の処理をスキップしてステップS33へと進む。
第1実施形態と同様に、車両CAの運転士又は改札係員は、ユーザー端末10に表示された第1の出場画面を見て、ユーザー端末10の操作者に出場の許可を与える。第3実施形態では、入場時の画面の確認等は不要である。第3実施形態における第1の出場画面は、出場証明画像の一例である。第3実施形態における第1の出場画面は、料金を決済済みであることを示す。
第3実施形態の運賃収受システム1によれば、入場用表示装置D1及び入場用表示器IN1は不要である。したがって、距離に拘わらず運賃が一律であり、運賃後払いであるような交通機関であれば、第1実施形態の運賃収受システム1よりも安価に運賃収受システム1bを構築することができる。
〔第4実施形態〕
以下、第4実施形態に係る運賃収受システムについて説明する。
図10は、第4実施形態に係る運賃収受システム1dの概要及び運賃収受システム1dに含まれる装置のそれぞれの要部回路構成を示すブロック図である。なお、図10において図1と同様の構成については、同一の符号を付している。第4実施形態に係る運賃収受システム1dは、第1実施形態と同様の構成に加えて係員端末50を含む。なお、図10には、係員端末50を1台のみ示すが、典型的には複数の係員端末50が存在する。
係員端末50は、改札係員及び運転士のそれぞれが所持する。係員端末50は、例えば、PC、スマートホン、携帯電話、タブレットPCなどの情報端末である。係員端末50は、第3の情報処理装置の一例である。係員端末50は、プロセッサー51、メインメモリ52、補助記憶デバイス53、通信インターフェース54、表示デバイス55及びバス56を含む。
プロセッサー51は、係員端末50の動作に必要な処理及び制御を行うコンピューターの中枢部分に相当する。プロセッサー51は、メインメモリ52又は補助記憶デバイス53に記憶されたオペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて、係員端末50の各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサー51は、例えば、CPU、MPU、SoC、DSP又はGPUなどである。あるいは、プロセッサー51は、これらの組み合わせである。
メインメモリ52は、プロセッサー51を中枢とするコンピューターの主記憶部分に相当する。メインメモリ52は、オペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する場合がある。また、メインメモリ52は、プロセッサー51が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアなどとして利用される。
補助記憶デバイス53は、プロセッサー51を中枢とするコンピューターの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス53は、例えばEEPROM、HDD又はSSDなどである。補助記憶デバイス53は、上記のオペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する場合がある。また、補助記憶デバイス53は、プロセッサー51が各種の処理を行う上で使用するデータ、プロセッサー51での処理によって生成されたデータ又は各種の設定値などを保存する。なお、係員端末50は、補助記憶デバイス53に代えて、あるいは補助記憶デバイス53に加えて、メモリカードなどの記憶媒体を挿入可能なカードスロットなどのインターフェースを備えてもよい。当該メモリカードは、プロセッサー51を中枢とするコンピューターの補助記憶部分に相当する。
メインメモリ52又は補助記憶デバイス53に記憶されるプログラムは、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。一例として、係員端末50は、制御プログラムがメインメモリ52又は補助記憶デバイス53に記憶されない状態で係員端末50の管理者などへと譲渡される。そして、別途に当該管理者などへと譲渡された制御プログラムが、当該管理者などによる操作の下に補助記憶デバイス53へと書き込まれる。しかしながら、係員端末50は、制御プログラムがメインメモリ52又は補助記憶デバイス53に記憶された状態で当該管理者などへと譲渡されても良い。上述の制御プログラムの譲渡は、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク又は半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。
通信インターフェース54は、係員端末50がネットワークNWなどを介して通信するためのインターフェースである。
表示デバイス55は、係員端末50の操作者に各種情報を通知するための画面を表示する。表示デバイス55は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどのディスプレイである。
バス56は、アドレスバス及びデータバスなどを含み、係員端末50の各部で授受される信号を伝送する。
以下、第4実施形態に係る運賃収受システム1dの動作を説明する。なお、以下の動作説明における処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
電子マネーサーバー31は、図3のステップS31又はステップS40においてユーザー端末10と協働して引去処理又は全額引去処理を行ったならば、決済が行われたことを示す決済情報を出場駅の改札係員が操作する係員端末50に送信する。決済情報は、例えば、ユーザー端末10を特定する情報、決済日時、及び決済金額などを含む。
当該情報は、係員端末50の通信インターフェース54によって受信される。プロセッサー51は、当該情報が受信されたならば、ユーザー端末10によって決済が行われたことを報知する決済通知画面を生成する。プロセッサー51は、生成したこの画像を表示するように表示デバイス55に対して指示する。この指示を受けて表示デバイス55は、決済通知画面を表示する。決済通知画面は、例えば、ユーザー端末10を特定する情報、決済日時、及び決済金額などを含む。決済通知画面は、決済が行われたことを示す画像の一例である。
改札係員又は運転士は、第1の出場画面又は第2の出場画面を確認する場合、決済通知画面も確認して、第1の出場画面又は第2の出場画面におかしなところが無いか確認する。
第4実施形態に係る運賃収受システム1dによれば、ユーザー端末10によって決済が行われた場合、係員端末50にその旨が通知される。したがって、改札係員又は運転士は、当該通知を確認することで、決済を行っていないのに決済を行ったように装うなどの不正乗車を防止することができる。
上記の各実施形態は、以下のような変形も可能である。
運賃収受システム1は、GPS又はIMES(Indoor MEssaging System)などの位置測位システムを用いて現在位置情報を取得することで、入場用コード又は出場用コードが読み取られたときの位置に異常が無いか確認を行っても良い。すなわち、運賃収受システム1は、例えば、以下の(α)又は(β)のように動作する。
(α)
プロセッサー11は、図3のステップS13においてYesと判定したならば、現在位置情報を取得する。そして、プロセッサー11は、当該現在位置情報に基づいて、現在の位置が入場用コードで示される駅又はその近傍であるか否かを確認する。そして、プロセッサー11は、現在の位置が入場用コードで示される駅又はその近傍であるならばステップS14へと進む。対して、プロセッサー11は、現在の位置が入場用コードで示される駅又はその近傍でないならば、現在位置に異常があることを報知するための画面をタッチパネル15に表示させる。その後、プロセッサー11は、図2のステップS1へと戻る。一方、プロセッサー11は、図3のステップS22においてYesと判定したならば、現在位置情報を取得する。そして、プロセッサー11は、当該現在位置情報に基づいて、現在の位置が出場用コードで示される駅であるか否かを確認する。そして、プロセッサー11は、現在の位置が出場用コードで示される駅であるならばステップS24へと進む。対して、プロセッサー11は、現在の位置が入場用コードで示される駅でないならば、現在位置に異常があることを報知するための画面をタッチパネル15に表示させる。その後、プロセッサー11は、図2のステップS1へと戻る。以上のようにすることで、本来とは異なる位置で入場用コード又は出場用コードが読み取られるような不正などを防ぐことができる。
(β)
プロセッサー11は、図3のステップS13においてYesと判定したならば、現在位置情報を取得して記憶しておく。そして、プロセッサー11は、ステップS19において、入場画面内に当該位置情報が示す位置を表示させる。また、プロセッサー11は、図3のステップS22においてYesと判定したならば、現在位置情報を取得して記憶しておく。そして、プロセッサー11は、ステップS33又はステップS42において第1の出場画面又は第2の出場画面内に当該位置情報が示す位置を表示させる。改札係員などは、入場画面、第1の出場画面又は第2の出場画面を確認するとき、当該画面に表示された位置が、当該改札係員がいる駅又はその近傍であるか否かを確認する。以上のようにすることで、本来とは異なる位置で入場用コード又は出場用コードが読み取られるような不正などを防ぐことができる。
入場用コード及び出場用コードは、色についての情報を含んでも良い。この場合、プロセッサー11は、入場用画面の背景などを、入場用コードに含まれる色情報に基づいた色にする。そして、プロセッサー11は、第1の出場画面及び第2の出場画面の背景などを、出場用コードに含まれる色情報に基づいた色にする。なお、当該色情報については、入場用コード又は出場用コードの有効期限切れによる更新ごとに色が変更されるようにすることが好ましい。なお、改札係員及び運転士は、入場用コード及び出場用コードに含まれる色情報が現在何色を示すかを把握しておくものとする。第4実施形態のように、改札係員及び運転士が係員端末50を所持している場合には、係員端末50は、表示デバイス55に現在何色であるかを表示させても良い。現在何色であるかの情報については、例えば、管理サーバー20が係員端末50に対して送信する。改札係員は、入場用画面、第1の出場画面又は第2の出場画面を確認する際に、背景の色も確認することで、コードの偽造などの不正を防ぐことができる。上記のようにして入場用画面、第1の出場画面又は第2の出場画面に表示される色は、コードの取得に基づく日時に応じて変化する情報の一例である。
また、入場用コード及び出場用コードは、色情報に変えて特定のキーワードを含んでも良い。この場合、プロセッサー11は、入場用画面に、入場用コードに含まれる当該キーワードを表示させる。そして、プロセッサー11は、第1の出場画面及び第2の出場画面に、出場用コードに含まれる当該キーワードを表示させる。前述の色の場合と同様に、改札係員は、キーワードを確認することで同様の不正を防ぐことができる。上記のようにして入場用画面、第1の出場画面又は第2の出場画面に表示されるキーワードは、コードの取得に基づく日時に応じて変化する情報の一例である。
ユーザー端末10が行う処理の一部を、管理サーバー20が行っても良い。例えば、ステップS13、ステップS14、ステップS16、ステップS22、ステップS24及びステップS26の処理を管理サーバー20が行う。この場合、ユーザー端末10は、ステップS13でYesと判定したならば、ステップS7で読み取られた2次元バーコードが記憶する情報を管理サーバー20へ送信する。そして、管理サーバー20は、ユーザー端末10から送信された当該情報に基づいてステップS13、ステップS14、ステップS16、ステップS22、ステップS24及びステップS26と同様の処理を行う。そして、管理サーバー20は、当該処理の結果を含むコマンドをユーザー端末10に送信する。ユーザー端末10は、当該コマンドを受信したならば、当該コマンドに基づいてステップS15、ステップS17、ステップS18、ステップS23、ステップS25、ステップS27又はステップS28へと進む。なお、以上のような処理を行うために、管理サーバー20は、ユーザー端末10ごとの入場記録などを記憶する。
入場用コードと出場用コードとを区別なく用いても良い。すなわち、運賃収受システム1は、入場用コードでもあり、出場用コードでもあるコードを用いても良い。この場合、一例として、メニュー画面は、第3のメニューボタンに代えて第4のメニューボタン及び第5のメニューボタンを備える。第4のメニューボタンは、入場用コードの読み取りの開始を指示する場合に操作するボタンである。第5のメニューボタンは、出場用コードの読み取りの開始を指示する場合に操作するボタンである。そして、第4のメニューボタン又は第5のメニューボタンが操作された場合、第3のメニューボタンが操作された場合と同様に、プロセッサー11は、ステップS6〜ステップS12と同様の処理を行う。ただし、プロセッサー11は、2次元バーコードが読み取られたならば、第4のメニューボタンが操作されていた場合には、当該2次元バーコードに含まれるコードを入場用コードとして扱う。すなわち、プロセッサー11は、図2のステップS12でYesと判定したならば、図3のステップS13へと進む。そして、ステップS13でNoと判定した場合には、ステップS23へと進む。一方、プロセッサー11は、第5のメニューボタンが操作されていた場合には、当該2次元バーコードに含まれるコードを出場用コードとして扱う。すなわち、プロセッサー11は、図2のステップS12でYesと判定したならば、図3のステップS22へと進む。以上のようにすることで、入場用表示装置D1と出場用表示装置D2とを共通化できる。さらに、入場用表示器IN1と出場用表示器IN2とを共通化できる。すなわち、コストを低減することができる。
入場用表示装置D1に代えて、あるいは入場用表示装置D1に加えて、入場用バーコードENを印刷した紙などを発行するバーコード発行機を車両CAに設置しても良い。バーコード発行機のハードウェア構成は、乗車駅を示す番号などを印刷した紙を発行するための、従来の整理券機と同様であっても良い。従来の整理券機は、乗車駅を示す番号などが印刷された紙を発行する。これに対して、バーコード発行機は、当該番号に代えて、あるいは当該番号に加えて入場用バーコードENが印刷された紙を発行する。
ユーザー端末10の操作者は、車両CAへの乗車時に、バーコード発行機によって発行された紙を、バーコード発行機の発行口などから取る。そして、当該操作者は、第1実施形態の場合と同様に、当該紙に印刷された入場用バーコードENをユーザー端末10に読み込ませる。
以上のようにすることで、今まで整理券を用いていた利用者にとっても使いやすい。また、整理券発行のシステムを流用できるので、コストを低減することができる。また、整理券番号と入場用バーコードENとを併記することで、今まで整理券を用いていた利用客に対して、運賃収受システムの存在を認知させやすい。また、入場用表示装置D1とバーコード発行機を併用する場合、どちらか一方だけを用いる場合に比べて、ユーザー端末10の操作者が入場用バーコードENを読み込ませることを忘れることが起こりにくいと考えられる。
上記の実施形態では、運賃収受システム1は入場用コード又は出場用コードを含む2次元バーコードを用いた。そして、ユーザー端末10は、2次元バーコードから入場用コード又は出場用コードを取得した。しかしながら、実施形態の運賃収受システムは、ユーザー端末10に入場用コード又は出場コードを取得させるために、2次元バーコード以外のものを用いても良い。
例えば、実施形態の運賃収受システムは、2次元バーコードに代えて1次元バーコードを用いても良い。
また、実施形態の運賃収受システムは、2次元バーコードに代えて電子透かしマークなどを用いても良い。この場合、ユーザー端末10は、入場用コード又は出場用コードが記憶された電子透かしマークを含む印刷物、画像又は動画などを読み込むことで、入場用コード又は出場用コードを取得する。
また、実施形態の運賃収受システムは、2次元バーコードに代えて、iBeaconなどのビーコンシステムを用いても良い。この場合、ユーザー端末10は、ビーコン発信源に接近することで、入場用コード又は出場用コードをビーコン発信源から取得する。ビーコン発信源は、コードを出力する第1の情報処理装置の一例である。
また、実施形態の運賃収受システムは、2次元バーコードに代えて、音声認識を用いても良い。この場合、車両CA及び駅STには、入場用表示装置D1、出場用表示装置D2、入場用表示器IN1及び出場用表示器IN2に代えてスピーカーが設置される。当該スピーカーは、入場用コード又は出場用コードを含むデータを音声化したものを出力する。そして、ユーザー端末10は、マイクなどにより当該音声を読み込むことで、入場用コード又は出場用コードを取得する。当該音声は、非可聴域であっても良い。当該スピーカーは、コードを出力する第1の情報処理装置の一例である。
また、実施形態の運賃収受システムは、2次元バーコードに代えて電子スタンプなどを用いても良い。電子スタンプは、コードを出力する第1の情報処理装置の一例である。
第1実施形態〜第3実施形態の運賃収受システム1,1b,1cは、運賃の支払いに電子マネーを用いた。しかしながら、運賃収受システム1,1b,1cは、支払い方法として、銀行決済、銀行口座引き落とし、クレジットカード決済、ポイント決済、又はその他の決済サービスなどを用いることもできる。
無人駅が無い路線などを運行する車両CAは、車内制御装置C1、入場用表示装置D1及び出場用表示装置D2が設置されていなくても良い。これら装置を設置しない場合、運賃収受システム1を構築するためにかかる費用を低減することができる。
ユーザー端末10は、確認画面を表示しなくても良い。すなわち、プロセッサー11は、ステップS10〜ステップS12の処理を行わなくても良い。この場合、確認画面が無い分、入場処理及び出場処理にかかる時間が短縮される。
ユーザー端末10は、カメラ16に代えて、2次元バーコードを読み込むことができるバーコードリーダーなどを備えていても良い。
実施形態の運賃収受システムの仕組みを用いて、運賃の計算、及び運賃の表示などを行うシステムを実現することも可能である。当該システムは、入出場システムの一例である。当該システムは、例えば、運賃収受システムから、運賃の支払いに関する処理及び決済サーバー30を除いたものである。
実施形態の運賃収受システムは、交通機関に限らず、その他のサービスなどにおける入場、出場又は入出場の管理及びかかる料金の収受などに用いることもできる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…運賃収受システム、10…ユーザー端末、11,21,41,51…プロセッサー、12,22,42,52…メインメモリ、13,23,43,53…補助記憶デバイス、14,24,54…通信インターフェース、15…タッチパネル、16…カメラ、17,25,45…バス、20…管理サーバー、30…決済サーバー、31…電子マネーサーバー、44…表示インターフェース、50…係員端末、55…表示デバイス、C1…車内制御装置、D1…入場用表示装置、D2…出場用表示装置、EN1,EN2…入場用バーコード、EX1,EX2…出場用バーコード、IN11,IN21…入場用表示器、IN12,IN22…出場用表示器

Claims (17)

  1. 取得したコードから入場コード又は出場コードを判定し、
    前記入場コードに対応する入場証明画像又は前記出場コードに対応する出場証明画像を表示部へ表示することを制御するようにコンピューターを機能させるプログラム。
  2. 取得したコードから判定される入場コード及び出場コードの少なくとも一方に基づいて料金を決定するようにコンピューターを機能させる、請求項1に記載のプログラム。
  3. 取得した第1のコードから判定される入場コード、及び取得した第2のコードから判定される出場コードに基づいて料金を決定するようにコンピューターを機能させる、請求項1又は請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記料金についての決済を制御するようにコンピューターを機能させる、請求項2又は請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記料金について決済が行われた場合、前記料金を決済済みであることを示す画像を前記表示部へ表示することを制御するようにコンピューターを機能させる、請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記料金の一部又は全部についての決済が行われていない場合、前記料金の一部又は全部の決済が行われていないことを示す画像を表示部へ表示することを制御するようにコンピューターを機能させる、請求項5に記載のプログラム。
  7. 入場場所又は出場場所を含む画像を表示部へ表示することを制御するようにコンピューターを機能させる、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のプログラム。
  8. 前記入場場所は入場駅名であり、前記出場場所は出場駅名である、請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記入場コード又は前記出場コードの取得に基づく日時を示す表示を含む画像を表示部へ表示することを制御するようにコンピューターを機能させる、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のプログラム。
  10. 前記コードの取得に基づく日時に応じて変化する情報を含む画像を表示部へ表示することを制御するようにコンピューターを機能させる、請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のプログラム。
  11. 前記コードを取得するときに位置情報を取得し、前記位置情報を含む画像を表示部へ表示することを制御するようにコンピューターを機能させる、請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のプログラム。
  12. 前記コードの取得に基づく日時から一定時間経過している場合、前記証明画像を表示できないようにする、請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載のプログラム。
  13. 前記コードを取得するときに位置情報を取得し、前記コードが適切に取得されたことを前記位置情報に基づいて判定する、請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載のプログラム。
  14. 前記入場コード又は出場コードは、2次元バーコードに記憶された情報である、請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載のプログラム。
  15. 前記入場コード又は出場コードは、時間変化する情報である、請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載のプログラム。
  16. 第1の情報処理装置が、
    入場コード及び出場コードの少なくとも一方を出力し、
    第2の情報処理装置が、
    取得したコードから前記入場コード又は前記出場コードを判定し、
    前記入場コードに対応する入場証明画像又は前記出場コードに対応する出場証明画像を表示する、入出場方法。
  17. 前記第2の情報処理装置が、
    入場又は出場にかかる料金について、サーバーと協働して決済を行い、
    第3の情報処理装置が、
    前記サーバーによって決済が行われたことを示す決済情報に基づいて、決済が行われたことを示す画像を表示する、請求項16に記載の入出場方法。
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