JP2020135444A - 運賃精算システム及び携帯情報端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯情報端末を利用した運賃精算システムで、車載の又は降車駅に設置した運賃精算装置側で即座に運賃額を算出して表示できるようにする。【解決手段】車両2の乗車口の近傍に設置される情報コード表示装置3に、乗車する位置を示す乗車位置情報を情報コードで表示し、利用客1が翳す携帯情報端末10に読み取らせる。携帯情報端末10は、読み取った情報コードの乗車位置情報と登録された決済対象の個人を特定する識別情報とを含む情報コードを生成して表示する。利用客が降車時にその携帯情報端末10を運賃精算装置5に翳すと、運賃精算装置5がその情報コードを読み取って、その乗車位置情報と降車する現在地を示す降車位置情報とに基づいて運賃額を算出して表示し、その運賃額と上記識別情報とをクラウドサーバ7に送信して決済可否の判断を要求し、決済可否の判断結果を受信すると、決済可の場合は運賃精算を完了し、決済否の場合はそれを報知する。【選択図】 図1

Description

この発明は、路線バスや鉄道などの交通機関による旅客輸送における運賃精算システム及びそれに使用する携帯情報端末に関する。
現在国内で運行されている路線バスには、全線定額運賃の路線と乗車距離に応じて運賃が変わる路線とがある。前者の場合は一般に、乗客の乗車時に定額運賃を運賃箱に投入してもらうか、プリペイドカード(ICカード)を運賃精算機にタッチしてもらって精算する方式がとられている。
後者の場合は、乗客の乗車時に、乗車口付近に設置した整理券発行機で乗車位置情報である停留所又は区間を示す番号を印刷した整理券を発行し、それを抜き取ってもらう。そして、車内の見やすい位置に設けた運賃額表示器に各番号に対応する運賃額を表示し、乗客に降車時に、整理券の番号に対応する運賃額を整理券と共に運転席の近傍に設置した運賃箱を投入してもらって精算する方式がとられている。
あるいは、乗客に乗車時に、乗車口付近に設置したカード処理器にプリペイドカードをタッチしてもらって、カード内に登録されている固有番号を読み取って運賃箱へ送信し、その固有番号をその時の現在地である乗車地情報と対応させて記憶させる。そして、乗客の降車に、運賃箱に併設した運賃精算機にそのプリペイドカードをタッチしてもらい、運賃精算機がそのカードの固有番号と残高金額を読み取り、その固有番号と対応して記憶している乗車地情報と現在地(降車地)情報から運賃額を算出してそれを表示すると共に、その金額を残高金額から差し引いた金額をプリペイドカードに書き込んで精算する方式も可能である。
運賃精算機が読み取った残高金額が算出した運賃額より少ない場合は、その旨を表示や音声で報知し、プリペイドカードに追加チャージをしてから再タッチしてもらうか、運賃額を現金で運賃箱に投入してもらう。
これらの精算は、バスの運転手が確認及び管理する。
鉄道の運賃に関しても、ワンマンカーの場合は上述した路線バスと同様な方法を採用できるが、一般には乗客に予め乗車駅から降車駅までの運賃を支払って乗車券を購入してもらうか、Suica(登録商標)やPASMO(登録商標)のようなプリペイドカード(ICカード)を使用して自動改札機で運賃精算する精算方法がとられている(例えば、特許文献1,2を参照)。
特開平3−252896号公報 特開平10−293867号公報
しかしながら、整理券や乗車券を使用するのは煩雑であるばかりか紛失し易く、紙資源のロスにもなる。また、プリペイドカードは残額不足が起こり易く、チャージが面倒という問題もある。
そして近年、殆どの人がスマートフォン等の携帯情報端末を所持するようになっているため、その携帯情報端末を利用したキャッシュレス決済が推奨され、商品販売やサービス提供など、種々の分野で採用されてきている。
そこで、前述したような問題を解消するため、交通機関の運賃精算にも、携帯情報端末を利用したキャッシュレス決済を導入する試みがなされている。
例えば、あるモノレール運行会社において、次のような運賃精算システムの実証実験が行われている。
乗客が乗車駅構内に入場する際に、所持する携帯情報端末に予め登録した決済対象の個人を特定するID情報を含む二次元コードを表示させ、それを乗車駅の改札ゲートに設置したリーダ部に読み取らせる。
そのリーダ部が読み取ったID情報とその乗車駅を示す乗車位置情報をクラウド環境のサーバへ送信する。乗客が駅構内に入場して車両に乗車した後も、携帯情報端末は降車時に乗車時と同じID情報を含む二次元コードを表示できる状態を保持する。
その乗客が降車して降車駅構内から退場する際に、上記携帯情報端末の画面に表示された二次元コードを、降車駅の改札ゲートに設置した運賃精算装置に読み取らせ、その読み取ったID情報と降車駅を示す降車位置情報を上記サーバへ送信し、運賃額の算出と決済可否の判断を要求する。
そのサーバは、そのID情報に対応して記憶している乗車位置情報と受信した降車位置情報から運賃額を算出し、上記ID情報に対応して登録されているクレジットカード情報又は銀行口座情報を確認し、運賃額を引き落とせる場合は引き落として決済し、OKの判断結果を、引き落せない場合はNGの判断結果を、算出した運賃額と共に上記運賃精算装置へ送信する。
上記運賃精算装置は、その運賃額を表示すると共に判断結果がOKであれば運賃精算を完了し、NGであればその旨を報知(警報とゲート閉じ等)する。それによって、駅員が運賃を現金又は他の方法で徴収する。
上記二次元コードとしては、QRコード(登録商標)が使用される。ID情報及びクレジットカード情報又は銀行口座情報は、利用者(乗客)が携帯情報端末の決済用アプリで予め上記サーバに登録しておく。
しかしながら、このような運賃精算システムでは、運賃額の算出をクラウド環境のサーバで行うため算出に時間がかかるばかりか、運賃精算装置とサーバとの通信が不能になった場合は、決済可否の判断結果ばかりか運賃額も受信できなくなる。そのため、運賃精算装置側では運賃額を表示することもできなくなるので、現金又は他の方法での運賃精算もできなくなる。
このようなシステムを路線バスの運賃精算システムに転用した場合にも、同様な問題が生じることになる。
この発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、携帯情報端末を利用して運賃をキャッレス精算する運賃精算システムにおいて、車載又は降車駅に設置した運賃精算装置側で即座に運賃額を算出して表示できるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、利用客を乗せて運ぶ車両の乗車口の近傍に設置される情報コード表示装置と、該車両の降車通路の近傍に設置される運賃精算装置とを備えた運賃精算システムを提供する。
上記情報コード表示装置は、利用客が乗車する位置を示す乗車位置情報を情報コードで表示して、利用客が乗車時に翳す携帯情報端末に読み取らせる情報コード表示手段を有する。
上記運賃精算装置は、利用客が降車時に翳す上記携帯情報端末が表示する、上記乗車位置情報と登録された決済対象の個人を特定する識別情報とを含む情報コードを読み取る情報コード読取手段と、その情報コード読取手段が読み取った情報コードに含まれる上記乗車位置情報と、利用客が降車する現在地を示す降車位置情報とに基づいて運賃額を算出する運賃額算出手段と、その運賃額算出手段が算出した運賃額を表示する運賃額表示手段と、その運賃額と、上記読み取った情報コードに含まれる識別情報とをサーバに送信して決済可否の判断を要求する決済可否判断要求手段と、上記サーバからの決済可否の判断結果を受信して、その判断結果が決済可の場合は運賃精算を完了し、その判断結果が決済否の場合はそれを報知する運賃精算手段とを有することを特徴とする。
上記運賃精算装置は、従来から路線バスに設置されている運賃箱に設けることができる。
また、いずれも駅に設置され、利用客が車両に乗車する前に通過する入場ゲートに設けられる情報コード表示装置と、利用客が車両から降車した後に通過する退場ゲートに設けられる運賃精算装置とを備えた運賃精算システムも提供する。
上記情報コード表示装置は、上記入場ゲートが設置されている駅を示す乗車駅情報を情報コードで表示して、利用客が入場時に翳す携帯情報端末に読み取らせる情報コード表示手段を有する。
上記運賃精算装置は、利用客が上記退場ゲートを通過する際に翳す上記携帯情報端末が表示する、上記乗車位置情報と登録された決済対象の個人を特定する識別情報とを含む情報コードを読み取る情報コード読取手段と、その情報コード読取手段が読み取った情報コードに含まれる上記乗車位置情報と、上記退場ゲートが設置されている駅を示す降車位置情報とに基づいて運賃額を算出する運賃額算出手段と、上述したシステムの運賃精算装置と同様な運賃額表示手段、決済可否判断要求手段、および運賃精算手段とを有することを特徴とする。
上記入場ゲートと退場ゲートとは一体のユニットとして構成され得る。
これらの運賃精算システムに使用される携帯情報端末は、決済対象の個人を特定する識別情報を登録する識別情報登録手段と、上記情報コード表示装置が表示する情報コードを読み取る情報コード読取手段と、その情報コード読取手段が読み取った情報コードによる上記乗車位置情報と上記識別情報登録手段によって登録された識別情報とを含む新たな情報コードを生成する情報コード生成手段と、その情報コード生成手段が生成した情報コードを表示する情報コード表示手段とを有することを特徴とする。
この発明による運賃精算システムによれば、携帯情報端末を利用して運賃をキャッシュレス精算することができる。しかも、乗車距離によって異なる運賃額を車載又は降車駅に設置した運賃精算装置側で即座に算出して表示できるので、乗客が降車時又は退場ゲート(改札機)を通過しようとしたときに運賃額がすぐに分かり、万一、運賃精算装置とサーバとの通信が不能になった場合でも、現金又は他の方法での運賃精算を行うことができる。
運賃精算装置での運賃額の算出は、現在路線バスに搭載されている運賃箱や駅の自動改札機で使用されているソフトウエアを殆どそのまま利用できるので、開発費用を軽減することができ、運賃改定や路線変更などにも従来と同様に容易に対応することができる。
乗客の携帯情報端末に乗車した停留所又は駅名を表示することも可能であり、利便性が向上する。
さらに、運賃精算装置内に、各乗客の乗車位置情報と降車位置情報及び運賃額等の乗降データを蓄積記憶することができるので、それをすぐに運行の効率化等に利用することが可能である。
この発明による運賃精算システムを路線バスに適用した場合の一実施形態を示す概要図である。 図1における情報コード表示装置3のハード構成例を示すブロック図である。 同じく情報コード表示装置3の機能構成例を示すブロック図である。 情報コードの一例として二次元コードであるQRコードの例を示す図である。 図3に示した情報コード表示手段30の機能を実現するために図2に示したCPU301が実行する処理の例を示すフロー図である。 図1における運賃精算装置5のハード構成例を示すブロック図である。 同じく運賃精算装置5の機能構成例を示すブロック図である。 図7に示した運賃精算装置5の各手段の機能を実現するために図6に示したCPU501が実行する処理の例を示すフロー図である。 図1における携帯情報端末10のハード構成例を示すブロック図である。 同じく携帯情報端末10のこの発明に関わる機能構成例を示すブロック図である。 図10に示した携帯情報端末10の各手段の機能を実現するために図9に示したCPU101が実行する処理の例を示すフロー図である。 この発明による運賃精算システムを鉄道に適用した場合の一実施形態を示す概要図である。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
この発明による運賃精算システムは、乗車券(切符)や整理券、あるいはプリペイドカード等を使用せず、利用客が所持する携帯情報端末に整理券の機能を持たせ、降車時に車載の運賃箱側又は降車駅の駅務機(改札ゲート等)側で運賃額を直ちに算出して、表示できるようにするものである。
ここで、この明細書中で使用する用語の定義をしておく。
「情報コード」は各種の情報を光学的に読み取り可能な画像パターンによるシンボルで表すものであり、光反射率が異なる白モジュールと黒モジュールを一次元に配列したバーコードと、二次元に配列した二次元コードが普及している。二次元コードとしては、図4に示すようなQRコード(登録商標)が多用されている。QRコードはコード化できる情報量が多く、しかも高速で読み取りが可能である。
「携帯情報端末」は、利用者が携帯可能なコンピュータ機能を有する端末装置であり、スマートフォン等の携帯電話、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)などを総称する。
〔路線バスに適用した場合の概要説明〕
まず、この発明による運賃精算システムを路線バスに適用した場合の一実施形態の概要を図1によって説明する。この場合の運賃は路線内均一料金ではなく、乗車距離に応じて運賃額が増加する。この運賃精算システムは、路線バスに限らず、路面電車やローカル鉄道などでも、乗車距離又は区間に応じた運賃を車両内で精算する必要がある場合には同様に適用できる。
この運賃精算システムを使用する際の、図1に示す各タイミングにおける動作を順次説明する。
〔1〕乗車前準備
利用客1は、自分が所持するスマートフォン等の携帯情報端末10で、このシステムを利用するためのアプリを立ち上げて情報コードを読み取る準備をする。
〔2〕乗車時
利用客を乗せて運ぶバス等の車両2の乗車口の近傍に設置した情報コード表示装置3の表示部306に、利用客が乗車する位置を示す乗車位置情報を情報コードで表示し、それを利用客1が乗車時に翳す携帯情報端末10に読み取らせる。しかし、乗車する利用客に対しては何のチェックもせずに乗車させる。
路線バスの場合、「利用客が乗車する位置」は予め路線内に設定された「停留所」であり、「乗車位置情報」は、停留所(複数の停留所を含む区間でもよい)を識別できる情報、例えば停留所名又はその番号あるいは区間番号などである。
図示の例では、乗車位置情報の情報コードをQRコードで表示する。この情報コードには、路線番号や日付及び時間、運行会社の社名等の情報を含めることもできる。
なお、停留所の設備にも情報コード表示装置3を設けて、利用客がバスに乗車する前に、携帯情報端末10で乗車位置情報を読み取れるようにすることも可能である。
〔3〕乗車中
上記携帯情報端末10は、読み取った情報コードによる乗車位置情報と予めその端末に登録されている決済対象の個人を特定する識別情報(ID情報)とを含む情報コード(図示の例ではQRコード)を生成して表示する。併せて読み取った乗車位置情報が示す停留所名を表示することも可能である。
読み取った情報コードに路線番号や日付及び時間等の情報が含まれている場合は、それらの情報も含む情報コードを生成して表示することもできる。
〔4〕降車時
降車する利用客1が、車両(バス)2の降車通路の近傍に設置した運賃精算装置5の情報コード読取部51に携帯情報端末10の情報コードが表示された画面を翳すと、その情報コードを情報コード読取部51が読み取る。その読み取った情報コードに含まれる乗車位置情報と、利用客が降車する現在地(現在停車する停留所)を示す降車位置情報とに基づいて、運賃精算装置5が運賃額を算出して表示部52に表示する。同時に、その運賃額と読み取った情報コードに含まれる識別情報とをクラウド環境のサーバ(以下「クラウドサーバ」と称する)7へ送信して送信して決済可否の判断を要求する。このクラウドサーバ7は所定の(予め定められた)サーバである。
ここでの「降車位置情報」も上述した「乗車位置情報」と同様であり、利用客が降車する位置の情報である。車両2が利用客を乗降させるために停車する停留所は、ここで乗車する利用客の乗車位置と同じであるから、利用客が乗降中における「降車位置情報」は情報コード表示装置3に表示される「乗車位置情報」と同じである。
クラウドサーバ7は、受信した識別情報に対応して登録されているクレジットカード情報や銀行口座情報、利用限度額等を確認して、その運賃額の決済の可否を判断し、その判断結果を運賃精算装置5へ送信する。
この例では、無線機6及びインタネットを介して運賃精算装置5とクラウドサーバ7との間の決済可否判断要求及びその判断結果等の送受信を行う。
この無線機6とは別に案内放送装置も備えており、送りスイッチのボタン操作によって、予め記憶されている案内データにより次の停留所名等の案内放送を行う。また、乗務員が付属のマイクを使って肉声で案内放送を行うこともできる。
クラウドサーバ7の機能は、LINE Pay(登録商標)や楽天ペイ(登録商標)など現在利用可能なキャッシュレス決済を行う各種システムで使用するサーバの場合と同様である。複数のバス会社でクラウドサーバ7を共用する場合は、運賃精算装置5がクラウドサーバ7に決済可否の判断を要求する際に会社の識別情報も送信し、クラウドサーバ7が決済した運賃額を会社ごとに集計して会社間で精算できるようにする。
車載の運賃精算装置5は、クラウドサーバ7からの決済可否の判断結果を受信して、その判断結果が決済可の場合は運賃精算を完了し、決済否の場合はそれを表示及び/又は音声で報知して現金又はプリペイドカード等の他の方法での運賃支払いを求める。その場合は乗務員が運賃徴収の対応をする。この例では、運賃精算装置5が従来から路線バスの運転席の近傍に搭載されている運賃箱を兼ねており、運賃投入口53や両替器を備えている。
運賃精算装置5は、各利用客の乗車位置情報及び降車位置情報と運賃額を含む乗降データを、内臓のHDD等のメモリに蓄積記憶することができる。
クラウドサーバは一例であり、シンクラサーバ、VPS(Virtual Private Server)、ホストサーバ、その他の共用サーバ等の各種サーバを利用可能である。
この運賃精算システムは、車両をワンマン運転や無人運転し、車内で運賃を精算する鉄道や新交通システム、ロープウエイなどにも適用でき、その場合の無人駅又は改札が無い駅等も「停留所」に含めることができる。さらに、コミユニティーバスなどで利用客が所望の場所で乗降できるような場合には、その乗降場所を停留所と見做すこともできる。その場合の乗車位置及び降車位置はGPS情報と地図情報から特定することができる。
この運賃精算システムは、バス等の車両2内の乗車口の近傍に設置される情報コード表示装置3と、その車両2の降車通路の近傍に設置される運賃精算装置5とを備えている。これらについてさらに詳細に説明する。
〔情報コード表示装置〕
情報コード表示装置3の構成例を図2及び図3によって説明する。
図2は情報コード表示装置3のハード構成例を示すブロック図であり、図3はその機能構成例を示すブロック図である。
図2に示す情報コード表示装置3は、CPU301、ROM302、RAM303、通信I/F(インタフェース)304、不揮発性メモリ305、および表示部306を備え、これらをシステムバス307によって接続して構成している。
そして、CPU301が、RAM303をワークエリアとしてROM302に格納されたプログラムを実行することにより、この情報コード表示装置3全体を制御して、図3を用いて後述する機能を実現する。
情報コード表示装置3は、利用客が乗車する位置(停留所)を示す乗車位置情報を情報コードで表示して、利用客が乗車時にかざす携帯情報端末に読み取らせる装置であり、図3に示す情報コード表示手段30を有する。
その情報コード表示手段30は、乗車位置情報出力部31と情報コード生成部32と情報コード表示部33からなる。
乗車位置情報出力部31は、路線ごとの各停留所名又はその番号を図2に示した不揮発性メモリ305に順番に記憶しており、次の停留所に到着する前に、乗車位置情報切換信号の入力によって、次の停留所又は駅の乗車位置情報を出力する。
乗車位置情報切換信号は、例えば運転席で乗務員がボタン操作することにより、案内放送装置が次の停留所又は駅の案内放送を開始するのに連動して自動的に入力される。このときの乗車位置情報は、運賃精算装置5で使用する降車位置情報と同じであるから、案内放送装置又は運賃精算装置5等から直接入力するようにしてもよい。
情報コード生成部32は、乗車位置情報出力部31から出力された乗車位置情報を取得してコード化し、情報コード(この例ではQRコード)を生成する。
情報コード表示部33は、情報コード生成部32が生成した情報コードを、図2に示した表示部306の液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の表示器に表示する。
この情報コード表示手段30の機能を実現するために、図2に示したCPU301が実行する処理を図5に示すフロー図によって説明する。
この図5の処理は、乗務員がバスの運行を開始する際に、路線を措定してこの運賃精算システムを起動させたときにスタートする。
CPU301はまず、ステップS11で乗車位置情報として始発停留所番号を取得する。
そして、ステップS12で乗車位置情報の情報コードを生成し、その生成した乗車位置(この場合は始発停留所)の情報コードをステップS13で表示する。
CPU301は、ステップS14で乗車位置情報切換信号が入力したと判断するまで、同じ情報コードを表示し続け、乗車位置情報切換信号が入力したと判断したら、ステップS15へ進んで次の停留所番号を取得する。
そして、ステップS16で、その取得した停留所番号が終着の停留所番号か否かを判断し、そうでなければステップS12へ戻り、それ以降の各ステップの処理を繰り返す。すなわち、次の停留所の情報コードを生成して表示し、乗車位置情報切換信号の入力を待つ。
したがって、次の乗車位置情報切換信号が入力するまでは、同じ乗車位置の情報コードを表示し続け、それを利用客が乗車する際に携帯情報端末で読み取らせる。
乗降客が居ない停留所をバスが停車せずに通過する場合は、通過後に乗務員がバスを走行させながらボタン操作して次の停留所の案内放送を開始する際に、乗車位置情報切換信号が入力される。それによって、CPU301が次の停留所番号を取得し、次の乗車位置(停留所)の情報コードを生成して表示する。
停留所で停車してバスのドアを開き、利用客を乗車させた場合は、ドアを閉じて発車した後、乗務員がボタン操作して次の停留所の案内放送を開始すると、乗車位置情報切換信号が入力される。それによって、次の乗車位置(停留所)の情報コードを表示して、次の停留所での利用客の乗車に備える。
上記の説明では、乗車位置情報を利用客が乗車する停留所の番号としたが、停留所名又は各停留所に対応する識別コード、あるいは複数の停留所を含む区間のコードなどでもよい。
〔運賃精算装置〕
図6は運賃精算装置5のハード構成例を示すブロック図であり、図7はその機能構成例を示すブロック図である。この実施形態の運賃精算装置5は、従来からワンマンバスの運転席の近傍に設置されている運賃箱を兼ねているが、運賃箱に特有な部分の構成については図示及び説明を省略する。
図6に示す運賃精算装置5は、CPU501、ROM502、RAM503、通信部504、大容量の不揮発性メモリであるHDD(ハードディスクドライブ)505、情報コード読取部51および表示部52を備え、これらをシステムバス506によって接続して構成している。
そして、CPU501が、RAM503をワークエリアとしてROM502に格納されたプログラムを実行することにより、この運賃精算装置5全体を制御して、図7を用いて後述する機能を実現する。
通信部504は、図1に示した無線機6と通信し、その無線機6を介してクラウドサーバ7に決済可否判断要求を送り、その判断結果を受信する。
HDD505は、路線ごとの各停留所の名称や番号(コード)を順に記憶し、その各路線ごとの乗車位置情報と降車位置情報の組み合わせに対する運賃額を示す三角表データを記憶する。また、精算した各利用者ごとの乗車位置情報と降車位置情報及び運賃額、あるいはさらに精算日時等の乗降データを蓄積記録することもできる。
情報コード読取部51は、利用者が降車前に翳す携帯情報端末に表示されている情報コードを読み取る部分であり、一般的なQRコード読取器と同様な光学レンズや撮像センサ、照明用の発光ダイオードなどを備えている。
表示部52は、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の表示器を備え、運賃額やメッセージ等を表示する。この他に電子音や音声を発生する音響発生部も備えるとよい。
この運賃精算装置5の機能は図7に示すように、情報コード読取手段511、降車位置情報出力部512、運賃額算出手段513、運賃額表示手段514、決済可否判断要求手段515、および運賃精算手段516を有する。運賃精算手段516には表示や電子音又は音声などで、自動決済できないことを利用客に知らせる報知手段517を含む。
情報コード読取手段511は、利用客が降車時に翳す携帯情報端末10が表示する、乗車位置情報と登録されている決済対象の個人を特定する識別情報とを含む情報コードを、図6に示した情報コード読取部51で光学的に読み取り、そのコードデータをデコードして乗車位置情報及び識別情報を取得する。
降車位置情報出力部512は、利用客が降車する停留所を示す番号又はコードを降車位置情報として出力する。この降車位置情報も降車位置情報切換信号の入力によって前述した乗車位置情報と同時に次の停留所を示す番号に切り換わる。乗車位置情報切換信号と降車位置情報切換信号は同じ信号であり、車両2が次の停留所に停車する前に切り換わる。その降車位置情報出力部512が出力する降車位置情報と前述した情報コード表示装置3の乗車位置情報出力部31が出力する乗車位置情報とは同じ(同じ停留所を示す番号又はコード)である。
運賃額算出手段513は、情報コード読取手段511が読み取った情報コードに含まれる乗車位置情報(利用客が乗車した停留所を示す情報)と、降車位置情報出力部512から出力される降車位置情報(利用客が降車する停留所を示す情報)とに基づいて、前述した三角表データによって運賃額を算出する。
運賃額表示手段514は、運賃額算出手段513が算出した運賃額を図6に示した表示部52に表示する。
決済可否判断要求手段は、その運賃額と、情報コード読取手段511が読み取った情報コードに含まれる識別情報とを、図1に示した無線機6を介してクラウドサーバ7へ送信して決済可否の判断を要求する。
運賃精算手段516は、クラウドサーバ7からの決済可否の判断結果を無線機6を介して受信して、その判断結果が決済可の場合は運賃精算を完了する。このとき表示部52に精算済などの表示をしたり、「ピンポーン」等の電子音を発生してもよい。もし、判断結果が決済否の場合は、報知手段517によって運賃額表示を赤色の点滅表示に変えたり、電子音や「残高不足です」等の音声で、現金又は他の方法(プリペイドカード等)での運賃支払いを求める報知を行う。それによって、乗務員がその乗客に対して現金又は他の方法で、表示部52に表示されている額の運賃徴収を行う。
クラウドサーバ7では運賃計算を行う必要がないので、その機能は、物品販売やサービス提供の代金を携帯情報端末を使用してキャッシュスレス決済するための従来の各種システムで使用されているサーバと同様であるから、説明を省略する。
この運賃精算装置5の各機能を実現するために、図6に示したCPU501が実行する処理を図8に示すフロー図によって説明する。
この図8の処理は、乗務員がバスの運行を開始する際に、路線を措定してこの運賃精算システムを起動させたときにスタートする。
CPU501はまず、ステップS201で降車位置情報として始発停留所番号を取得する。CPU501は次に、ステップS202で降車位置情報切換信号が入力されたか否かを判断し、入力されなければステップS204へ進んで情報コードの検知を判断する。そして、利用者が持つ携帯情報端末10の情報コードが表示された画面が図1に示したように情報コード読取部51に翳されると、その情報コードを検知して、ステップS205でその情報コードを読み取る。
しかし、始発停留所では通常は利用客が降車することはないので、携帯情報端末10が翳されることもないはずであるから、ステップS204からステップS202へ戻り、降車位置情報切換信号が入力されるまで、ステップS202とステップS204の判断を繰り返すことになる。
但し、利用客が路線を間違えて乗車してしまい、そのまま降車するような場合に、もし携帯情報端末10の情報コードが表示された画面が情報コード読取部51に翳されると、CPU501はステップS204で情報コードを検知し、ステップS205でその情報コードを読み取ることになる。
そうするとステップS206で、ステップS205で読み取った情報コードに含まれる乗車位置情報と現在取得している降車位置情報とによって運賃額表データに基づいて運賃額を算出し、ステップS207でその運賃額を表示する。しかし、この場合は、乗車位置情報も降車位置情報も始発停留所の番号で同じであるため、表示する運賃額は0円になる。
そこで、CPU501はステップS208で運賃額が0円か否かを判断し、0円の場合はステップS214へ進んで運行終了か否かを判断し、運行終了でなければステップS202へ戻って上述の処理を繰り返す。
車両が発車した後、降車位置情報切換信号が入力されると、CPU501はステップS202でそれを判断し、ステップS203へ進んで降車位置情報として次の停留所番号を取得する。そして、車両が次の停留所で停車して乗客が降車するため、所有する携帯情報端末10の情報コードが表示された画面を情報コード読取部51に翳すと、CPU501はステップS204でそれを検知し、ステップS205でそのコード情報を読み取る。
次いでステップS206で、ステップS205で読み取った情報コードに含まれる乗車位置情報と現在取得している降車位置情報とによって運賃額表データに基づいて運賃額を算出し、ステップS207でその運賃額を表示する。この場合は、乗車位置情報は始発停留所番号で、降車位置情報は次の停留所番号であるから算出される運賃額はその両停留所間の距離に応じて予め定められた金額になり、0円ではないから、CPU501はステップS208で否(N)と判断し、ステップS209以降の処理へ進む。
ステップS209では、ステップS206で算出した運賃額と、ステップS205で読み取った情報コードに含まれる識別情報とを、図1に示した無線機6を介してクラウドサーバ7に送信して決済可否の判断を要求する。
そして、CPU501はステップS210でクラウドサーバ7からの判断結果の受信を待ち、受信するとステップS211でその判断結果が決済可か否かを判断し、決済可であればステップS212へ進んで運賃精算を完了し、その乗降データを図6に示したHDD505に蓄積記憶させる。このとき、表示部52の運賃額表示を精算済などの表示に変えるとよい。
ステップS211で決済可でない(不可)と判断した場合は、ステップS213へ進んでそれを報知する。例えば、運賃額表示を赤色の点滅表示にしたり、電子音や音声などを発して、現金又は他の方法(プリペイドカード等)での運賃支払いを求める。それによって、乗務員がその乗客に対して現金又は他の方法で表示されている額の運賃を徴収する。
その後CPU501は、ステップS214で乗務員から運行終了の指示を受けたと判断するまで、ステップS202へ戻って以後の処理を繰り返す。運行終了の指示を受けたときは、このフローの処理を終了する。
終着停留所ですべての利用者(乗客)が降車したことを乗務員が確認した後、スイッチ操作等によって運行終了を指示する。
CPU501は、降車位置情報切換信号(前述した乗車位置情報切換信号と同じ)の入力があるまでは、同じ降車位置情報を維持したままステップS204以降の処理を行う。降車位置情報切換信号が入力すると、ステップS202でそれを判断してステップS203へ進み、降車位置情報として次の停留所番号を取得した後ステップS204以降の処理を行う。
車両が往路と同じ経路を逆に走行する復路の運行を開始する場合は、CPU501は図8の処理を開始するとまず、ステップS201で降車位置情報として始発停留所番号を取得するが、それは前述の終着停留所の番号である。その後、降車位置情報切換信号が入力する度に、ステップS203では降車位置情報として、往路の終着停留所番号から逆に戻るように次の停留所番号を取得する。
〔携帯情報端末〕
次に、この運賃精算システムで使用する携帯情報端末10について説明する。それは市販の各種の携帯情報端末を使用することができるが、スマートフォン(登録商標)が使用しやすい。
図9は、図1における携帯情報端末10のハード構成例を示すブロック図であり、図10はこの発明に関わる機能構成例を示すブロック図である。
図9に示す携帯情報端末10は、CPU101、ROM102、RAM103、不揮発性メモリ104、通信部105、操作部106、表示部107、およびカメラ部108を備え、これらをシステムバス109によって接続して構成している。
そして、CPU101が、RAM103をワークエリアとしてROM102に格納されたプログラムを実行することにより、この携帯情報端末10全体を制御して、図10を用いて後述する機能を実現する。
不揮発性メモリ104は、予め登録される決済対象の個人を特定する識別情報、すなわちクレジットカード番号や銀行口座番号等と紐づけられたID情報を記憶する。
通信部105は、電話通信、電子メール通信、インタネット通信等の各種通信を行うための通信部である。
操作部106は、使用者が各種入力及び指示・選択等の操作を行うためのキースイッチ等、あるいは表示部107の液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の表示器の画面上に重ねて配置したタッチパネルである。
カメラ部108は、写真や動画撮影を行うための光学レンズと撮像センサ等を備えたデバイスであり、この発明における情報コードの読み取りにも使用する。
この携帯情報端末10のこの発明に関する機能は図10に示すように、識別情報登録手段111、情報コード読取手段112、情報コード生成手段113、および情報コード表示手段114を有している。この機能は、図9に示したCPU101が、この運賃精算用のアプリケーションプログラムを実行することにより実現される。
識別情報登録手段111は、利用者(所有者)がキャッシュレス決済を可能にするために、決済対象の個人を特定する識別情報としてクレジットカードや銀行口座と紐づけられたID情報を、予めクラウドサーバ及び自機のメモリに登録する手段である。これは、現在キャッシュレス決済サービスを実施している各社のアプリでの登録機能と同様であるから、詳細な説明は省略する。
情報コード読取手段112は、利用客が乗車時に携帯情報端末10のカメラ部108を、図1に示した情報コード表示装置3の表示部306に向けて翳した際に、そこに表示されている情報コードを検知して読み取る手段であり、撮像した情報コードをデコードして、乗車位置情報(乗車停留所番号)及びその他の情報(路線名、日時、社名等)があればそれも読み取る。情報コード読取手段112が情報コード表示装置3の表示部306に表示されている情報コードを読み取る際に、その情報コードの画像を表示部107の画面にモニタ表示することができる。
情報コード生成手段113は、少なくとも識別情報登録手段111に登録されている識別情報と情報コード読取手段112が読み取った乗車位置情報とを含む新たな情報コード(この例ではQRコード)を生成する。他の情報も読み取った場合は、それらも含む情報コードを生成する。
なお、各種の情報を入力して、QRコードやバーコード等の情報コードを生成する手段(プログラム)は従来から種々提供されている。
情報コード表示手段114は、情報コード生成手段113が生成した情報コードを図9に示した表示部107に表示する。情報コード読取手段112が乗車停留所名を読み取っている場合は、情報コードと共にその乗車停留所名を表示することもできる。その場合停留所名や駅名を直接読み取らなくても、コード化された情報から予め登録されているリストを参照して停留所名や駅名を表示することができる。
この情報コード等の表示は、省エネルギーのために、一定時間が経過すると消えてスリープ状態となり、利用者が何らかのキー操作をするかタッチパネルにタッチしたときに表示状態に戻るようにするとよい。
この携帯情報端末10の各手段の機能を実現するために、図9に示したCPU101が実行する処理を図11に示すフロー図によって説明する。この処理には、識別情報登録手段111の機能は含まれていない。
この図11の処理は、携帯情報端末10を持つ利用者がこの運賃精算システムを利用するためのアプリを立ち上げるとスタートする。
CPU101はこの処理をスタートすると、ステップS31で図1に示した情報コード表示装置3が表示する情報コードを検知するのを待つ。利用客が乗車時に情報コード表示装置3の表示器306に携帯情報端末10のカメラ部108を近付けると、そこに表示されている情報コードを検知して、ステップS32へ進んでその情報コードを読み取る。そして、少なくともその情報コードに含まれている乗車位置情報(乗車停留所番号)を取得する。その際、携帯情報端末10の表示部107をモニタとし、読み取る情報コードを表示させることができる。
次いでCPU101はステップS33で、少なくとも登録されている識別情報とステップS32で読み取った乗車位置情報とを含む新たな情報コード(この例ではQRコード)を生成する。他の情報も読み取った場合は、それらも含む情報コードを生成する。
そして、その新たに生成した情報コードをステップS34で図9に示した表示部107に表示する。ステップS32で乗車停留所名を読み取っている場合は、情報コードと共にその乗車停留所名を表示することもできる。
その後CPU101は、ステップS35で利用客が降車する際に運賃精算装置5による読み取りが完了するのを待ち、読み取りが完了したと判断するとステップS36へ進み、ステップS32で読み取った情報とステップS33で生成した情報コードをリセット(消去)して、処理を終了する。
〔鉄道に適用した場合の実施形態〕
図12は、この発明による運賃精算システムを鉄道に適用した場合の一実施形態を示す概要図である。
この実施形態も前述した路線バスに適用した実施形態とほぼ共通しているが、鉄道の各駅には、利用客が車両に乗車する前に通過する入場ゲート8と利用客が車両から降車した後に通過する退場ゲート9とが設置され、改札口を構成している。
すなわち、この実施形態における「駅」は、鉄道やモノレール、新交通システム等の交通機関において、車両が停車して利用客を乗降させるための固定施設であり、利用客が乗車前に通過する入場ゲートと、降車後に通過する退場ゲートを設置した施設を云う。
その入場ゲートと退場ゲートとは一般に扁平な一体のユニットとして構成されており、それが所定の間隔を置いて複数台並列に配置されて、一対のユニットによって改札ゲートが形成される。そして、各ユニットの利用客が入場する際に向き合う側が入場ゲート8、退場する際に向き合う側が退場ゲート9となる。
この実施形態における情報コード表示装置13はその入場ゲート8に設けられ、運賃精算装置15は退場ゲート9に設けられる。
この運賃精算システムを使用する際の、図12に示す各タイミングにおける動作を順次説明する。
〔1〕乗車前準備
利用客1は、駅舎11に入る際に自分が所持するスマートフォン等の携帯情報端末10のこのシステムを利用するためのアプリを立ち上げて、情報コードを読み取る準備をする。
〔2〕乗車時
利用客1は所望の路線の車両20に乗車するためには、駅に設置された入場ゲート8を通過しなければならない。その際、入場ゲート8に設けられた情報コード表示装置13は、乗車駅すなわちその入場ゲート8が設置されている駅を示す乗車位置情報を情報コード(この例ではQRコード)で表示している。
そこで、利用客1は入場時に携帯情報端末10をその情報コード表示装置13の表示部に翳して、そこに表示されている情報コードを読み取る。
利用客が入場ゲート8を通過する際には何のチェックもせずに通過させて乗車させる。
この情報コードには、路線番号や日付及び時間、鉄道会社の社名等の情報を含めることもできる。
〔3〕乗車中
上記携帯情報端末10は、読み取った乗車位置情報と予めその端末に登録されている決済対象の個人を特定する識別情報(ID情報)とを含む新たな情報コード(図示の例ではQRコード)を生成して表示する。併せて読み取った乗車位置情報が示す駅名を表示することも可能である。
読み取った情報コードに路線番号や日付及び時間等の情報が含まれている場合は、それらの情報も含む情報コードを生成して表示することもできる。
〔4〕降車時
降車した利用客が、降車駅の退場ゲート9を通過する際に、その退場ゲート9に設けられた運賃精算装置15の情報コード読み取り部に携帯情報端末10の情報コードが表示された画面を翳すと、その情報コードを運賃精算装置15の情報コード読取部が読み取る。
運賃精算装置15は、その読み取った情報コードに含まれる乗車位置情報と退場ゲート9が設置されている駅を示す降車位置情報とに基づいて運賃額を算出して表示部に表示する。そして、その運賃額と読み取った情報コードに含まれる識別情報とを、監視装置17を介してクラウドサーバ7へ送信して決済可否の判断を要求する。
監視装置17は同じ駅内に設置されている多数の入場ゲート8及び退場ゲート9を監視する装置であり、各運賃精算装置15及びクラウドサーバ7との通信機能も備えている。
クラウドサーバ7は、受信した識別情報に対応して登録されているクレジットカード情報や銀行口座情報を確認して、その運賃額の決済の可否を判断し、その判断結果を、監視装置17を介して決済可否の判断を要求した運賃精算装置15へ送信する。
この例では、監視装置17及びインタネットを介して、運賃精算装置15とクラウドサーバ7との間の決済可否判断要求及びその判断結果の送受信を行う。クラウドサーバ7の機能は、現在利用可能な各種のキャッシュレス決済を行うサーバと同様である。
退場ゲート9に設けられた運賃精算装置15は、クラウドサーバ7からの決済可否判断結果を受信して、その判断結果が決済可の場合は運賃精算を完了し、決済否の場合はそれを表示及び/又は電子音や音声で報知して、現金又は他の方法での運賃支払いを求める。その場合は駅務員が居る通路で運賃徴収をする。また、その場合はアーム又は扉を動作させて退場ゲート9の通路を閉じ、利用各の通過を阻止するようにするとよい。
各利用客の乗車位置情報及び降車位置情報と運賃額を含む乗降データを、運賃精算装置15内のメモリに蓄積記憶することができる。
この実施形態における情報コード表示装置13のハード及び機能構成は、図2及び図3によって説明した情報コード表示装置3のハード及び機能構成とほぼ同じである。しかし、情報コード表示装置13は駅に設置された入場ゲート8に設けられるので、乗車位置情報はその入場ゲート8が設置されている駅名又は駅番号(コード)であり、切り換える必要はない。
そのため、乗車位置情報切換信号の入力は不要であり、乗車位置情報出力部31は、常に自機が設置されている駅を示す乗車位置情報を出力するように設定され、その情報コードを情報コード生成部32が生成して、情報コード表示部33が表示する。
したがって、情報コード表示装置13が表示する情報コードは常に同じであるが、乗車位置情報の他に日時等の変化する情報を加えて、不正利用を防ぐようにすることができる。
勿論、異なる駅の入場ゲート8に設けられた情報コード表示装置13が表示する情報コードの乗車位置情報は異なる。
この実施形態における運賃精算装置15のハード及び機能構成は、図6及び図7によって説明した運賃精算装置5のハード及び機能構成とほぼ同じである。しかし、運賃精算装置15は駅に設置された退場ゲート9に設けられるので、降車位置情報はその退場ゲート9が設置されている駅名又は駅番号(コード)であり、切り換える必要はない。
そのため、降車位置情報切換信号の入力は不要であり、降車位置情報出力部512は、常に自機が設置されている駅を示す降車位置情報を出力するように設定され、常に同じ降車位置情報を運賃額算出手段513に出力する。勿論、異なる駅の退場ゲート9に設けられた運賃精算装置15の降車位置情報出力部512が出力する降車位置情報は異なる。
携帯情報端末10の構成及び機能に関しては、前述した実施形態と同じである。
この実施形態の運賃精算システムは、一般的な鉄道路線に限らず、地下鉄、モノレール、新交通システムなど、乗車距離に応じて運賃額が異なり、駅舎に設置したゲート(改札口)を利用客に通過させる各種の旅客輸送システムに適用できる。
この発明による運賃精算システムは、路線バスや鉄道等の交通機関による旅客輸送に際し、携帯情報端末を利用して運賃をキャッシュレス精算することができる。しかも、乗車距離によって異なる運賃額を車載の又は降車駅に設置した運賃精算装置で即座に算出して表示できるので、乗客が降車時又は退場ゲート(改札ゲート)を通過しようとしたときに運賃額がすぐ分かり、万一、運賃精算装置とサーバとの通信が不能になった場合でも、現金又は他の方法での運賃徴収を容易に行うことができる。
また、運賃計算ソフトは、従来から車載の運賃箱や駅に設置される自動改札機で使用されている運賃計算ソフトをほぼそのまま使用できるので、開発費用を低減でき、運賃改定などにも容易に対応できる。
利用客が乗車中に、携帯情報端末に乗車した停留所名又は駅名を表示することも可能であるから、利便性が向上する。
車載の又は降車駅に設置した運賃精算装置内に毎日の利用客の乗降データを蓄積記憶することができるので、それをすぐに営業分析やダイヤ改正などに活用することができる。
以上、この発明の実施形態について説明してきたが、その実施形態の各部の具体的な構成や処理の内容等は、そこに記載したものに限るものではない。
以上、この発明の実施形態について説明してきたが、その実施形態の各部の具体的な構成や処理の内容等は、そこに記載したものに限るものではない。
また、この発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に記載された技術的特徴を有する以外は、何ら限定されないことは言うまでもない。
さらに、以上説明してきた実施形態の構成例、動作例及び変形例等は、適宜変更又は追加あるいは一部を削除してもよく、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施することも可能である。
1:利用客 2:車両(バス) 3,13:情報コード表示装置
5,15:運賃精算装置 6:無線機 7:クラウドサーバ 8:入場ゲート
9:退場ゲート 10:携帯情報端末 11:駅舎 17:監視装置
20:車両(鉄道車両)

Claims (3)

  1. 利用客を乗せて運ぶ車両の乗車口の近傍に設置される情報コード表示装置と、該車両の降車通路の近傍に設置される運賃精算装置とを備えた運賃精算システムであって、
    前記情報コード表示装置は、
    利用客が乗車する位置を示す乗車位置情報を情報コードで表示して、利用客が乗車時に翳す携帯情報端末に読み取らせる情報コード表示手段を有し、
    前記運賃精算装置は、
    利用客が降車時に翳す前記携帯情報端末が表示する、前記乗車位置情報と登録された決済対象の個人を特定する識別情報とを含む情報コードを読み取る情報コード読取手段と、
    該情報コード読取手段が読み取った情報コードに含まれる前記乗車位置情報と、利用客が降車する現在地を示す降車位置情報とに基づいて運賃額を算出する運賃額算出手段と、
    該運賃額算出手段が算出した運賃額を表示する運賃額表示手段と、
    該運賃額と、前記読み取った情報コードに含まれる前記識別情報とを所定のサーバに送信して決済可否の判断を要求する決済可否判断要求手段と、
    前記サーバからの決済可否の判断結果を受信して、その判断結果が決済可の場合は運賃精算を完了し、前記判断結果が決済否の場合はそれを報知する運賃精算手段と、
    を有することを特徴とする運賃精算システム。
  2. いずれも駅に設置され、利用客が車両に乗車する前に通過する入場ゲートに設けられる情報コード表示装置と、利用客が車両から降車した後に通過する退場ゲートに設けられる運賃精算装置とを備えた運賃精算システムであって、
    前記情報コード表示装置は、
    前記入場ゲートが設置されている駅を示す乗車位置情報を情報コードで表示して、利用客が入場時に翳す携帯情報端末に読み取らせる情報コード表示手段を有し、
    前記運賃精算装置は、
    利用客が前記退場ゲートを通過する際に翳す前記携帯情報端末が表示する、前記乗位置情報と登録された決済対象の個人を特定する識別情報とを含む情報コードを読み取る情報コード読取手段と、
    該情報コード読取手段が読み取った情報コードに含まれる前記乗車位置情報と、前記退場ゲートが設置されている駅を示す降車位置情報とに基づいて運賃額を算出する運賃額算出手段と、
    該運賃額算出手段が算出した運賃額を表示する運賃額表示手段と、
    該運賃額と、前記読み取った情報コードに含まれる前記識別情報とを所定のサーバに送信して決済可否の判断を要求する決済可否判断要求手段と、
    前記サーバからの決済可否の判断結果を受信して、その判断結果が決済可の場合は運賃精算を完了し、前記判断結果が決済否の場合はそれを報知する運賃精算手段と、
    を有することを特徴とする運賃精算システム。
  3. 請求項1又は2に記載の運賃精算システムにおける運賃精算に使用される携帯情報端末であって、
    決済対象の個人を特定する識別情報を登録する識別情報登録手段と、前記情報コード表示装置が表示する前記情報コードを読み取る情報コード読取手段と、該情報コード読取手段が読み取った情報コードによる前記乗車位置情報と前記識別情報登録手段によって登録された前記識別情報とを含む新たな情報コードを生成する情報コード生成手段と、該情報コード生成手段が生成した情報コードを表示する情報コード表示手段とを有することを特徴とする携帯情報端末。


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