JP2000259869A - 無線式記録媒体と改札システムと取引システム - Google Patents

無線式記録媒体と改札システムと取引システム

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JP2000259869A
JP2000259869A JP6459299A JP6459299A JP2000259869A JP 2000259869 A JP2000259869 A JP 2000259869A JP 6459299 A JP6459299 A JP 6459299A JP 6459299 A JP6459299 A JP 6459299A JP 2000259869 A JP2000259869 A JP 2000259869A
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    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
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    • G07B15/06Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems
    • G07B15/063Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems using wireless information transmission between the vehicle and a fixed station
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】無線カード100の所持者が自動改札装置1を
利用した場合に、利用した内容を簡単に認知できるよう
にする。 【解決手段】自動改札装置1により改札処理を行った際
に、利用内容、つまり処理内容を無線カード100上の
表示部116に表示するようにしたものである。又、こ
の無線カードを使って、物品の購入を行っなった場合も
同様に必要内容を表示するようにしたものであり、この
ことにより利用した内容を簡単に認知することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、鉄道の
駅などの改札口に設置される自動改札装置と無線式記録
媒体とからなる改札システムと、上記無線式記録媒体
と、この無線式記録媒体の金額情報に基いて物品の取引
を行う料金処理装置とからなる取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道などの交通機関の駅には、乗
車券の自動改札処理をする自動改札装置が設置されてい
る。このような自動改札装置では、投入された乗車券に
記録されている磁気等の情報を読取り、通行の可否を判
断するとともに、必要に応じて穿孔・印刷等の処理を施
している。
【0003】また、磁気により情報が記録される磁気式
の乗車券)に代わり、無線通信を利用した非接触型のカ
ード若しくは無線機器(以下、無線カードとする)によ
り改札処理を行う自動改札装置がある。このような自動
改札装置では、無線カードと無線通信を行うことにより
無線カードに記録される情報の読取りおよび書込みを行
う。また、無線カードとの無線通信により無線カードに
記録されている情報を読取ると、自動改札装置は通行の
許可不許可を判断する。この判断により通行の許可が判
断されれば、そのまま通過が可能であるが、通行の不許
可が判断された場合は、自動改札装置に設けられている
扉を閉めて利用者の通行を阻止するとともに、表示部や
音声などにより通行が不許可である旨を案内して利用者
に認識させる。
【0004】しかしながら、無線カードに対応する自動
改札装置において、無線カードの所持者(利用者)が自
動改札装置を利用した場合、利用者に無線カードを利用
したことを認知させる機能がないため、利用者は、正し
く利用できているかどうかの判断ができない。
【0005】また、自動改札装置に直接投入して処理さ
れるプリペイドカード(SFカード;stored f
are)が利用された場合、SFカードに残額等の利用
情報を印刷することにより利用者に利用内容を確認させ
ている。しかし、SFカードとしての機能を有する無線
カードが利用された場合、利用内容を確認するには駅等
に設置された専用の機器を利用して確認する必要があ
り、利用時にすぐに無線カードから利用内容を確認する
ことはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、無線
式記録媒体により改札処理を行った場合に、利用者が利
用内容を簡単に確認できないという欠点を除去したもの
で、無線式記録媒体の利用内容を簡単に確認することが
できる無線式記録媒体と改札システムと取引システムを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の無線式記録媒
体は、改札情報が記録される無線式記録媒体と、この無
線式記録媒体との無線通信により改札処理を行う自動改
札装置とからなり、上記自動改札装置が、無線式記録媒
体との無線通信を行う通信手段、この通信手段により無
線式記録媒体からの改札情報に基づいて、改札処理を行
う第1の処理手段、およびこの第1の処理手段により改
札処理を実行した後に、処理内容を示す情報を上記通信
手段により無線式記録媒体に送信する第2の処理手段と
を備えた改札システムに使用され、上記自動改札装置の
第2の処理手段により送信された情報を受信した際に、
受信した処理内容を示す情報に基づいて上記自動改札装
置の利用内容を表示する表示手段から構成されている。
【0008】この発明の無線式記録媒体は、複数の機能
を有する改札情報が記録される無線式記録媒体と、この
無線式記録媒体との無線通信により改札処理を行う自動
改札装置とからなり、上記自動改札装置が、無線式記録
媒体との無線通信を行う通信手段、この通信手段により
無線式記録媒体から改札情報を受信し、受信した改札情
報に基いて、複数の機能のうち少なくとも1つの機能に
より改札処理を行う第1の処理手段、およびこの第1の
処理手段により改札処理を実行した後に、改札処理を行
った機能を示す情報を上記通信手段により無線式記録媒
体に送信する第2の処理手段を備えた改札システムに使
用され、上記自動改札装置の第2の処理手段により送信
された情報を受信した際に、受信した情報に基いて上記
自動改札装置にて利用した機能が何かを区別して表示す
る表示手段から構成されている。
【0009】この発明の無線式記録媒体は、定期乗車情
報と金額情報とからなる改札情報が記録される無線式記
録媒体と、この無線式記録媒体との無線通信により改札
処理を行う自動改札装置とからなり、上記自動改札装置
が、無線式記録媒体との無線通信を行う通信手段、この
通信手段により無線式記録媒体から改札情報を受信し、
定期乗車情報、あるいは金額情報に基づいて改札処理を
行う第1の処理手段、およびこの第1の処理手段により
処理を実行した後に、処理内容を示す情報を上記通信手
段により無線式記録媒体に送信する第2の処理手段とを
備えた改札システムに使用され、上記自動改札装置の第
2の処理手段により送信された情報を受信した際に、受
信した情報に基づいて上記自動改札装置の利用内容が定
期乗車情報の利用か、金額情報の利用かを判断する判断
手段、この判断手段により定期乗車情報の利用と判断し
た場合、定期乗車情報の利用内容を表示する第1の表示
手段、および上記判断手段により金額情報の利用と判断
した場合、金額情報の利用内容を表示する第2の表示手
段から構成されている。
【0010】この発明の無線式記録媒体は、改札情報が
記録される無線式記録媒体と、この無線式記録媒体との
無線通信により改札処理を行う自動改札装置とからな
り、上記自動改札装置が、無線式記録媒体との無線通信
を行う通信手段、この通信手段により無線式記録媒体か
らの改札情報に基づいて、改札処理を行う第1の処理手
段、およびこの第1の処理手段により改札処理を実行し
た後に、処理内容を示す情報を上記通信手段により無線
式記録媒体に送信する第2の処理手段とを備えた改札シ
ステムに使用され、上記自動改札装置の第2の処理手段
により送信された情報を受信した際に、受信した処理内
容を示す情報に基づいて上記自動改札装置の利用内容を
表示する表示手段、およびこの表示手段により利用内容
を表示してから所定時間経過後に、上記表示手段による
利用内容の表示を消す第3の処理手段から構成されてい
る。
【0011】この発明の無線式記録媒体は、改札情報が
記録される無線式記録媒体と、この無線式記録媒体との
無線通信により改札処理を行う自動改札装置とからな
り、上記自動改札装置が、無線式記録媒体との無線通信
を行う通信手段、この通信手段により無線式記録媒体か
らの改札情報に基づいて、改札処理を行う第1の処理手
段、およびこの第1の処理手段により改札処理を実行し
た後に、処理内容を示す情報を上記通信手段により無線
式記録媒体に送信する第2の処理手段とを備えた改札シ
ステムに使用され、上記自動改札装置の第2の処理手段
により送信された情報を受信した際に、受信した処理内
容を示す情報を蓄積して記録する記録手段、上記無線式
記録媒体による利用内容の履歴の表示を指示する指示手
段、およびこの指示手段により利用内容の履歴の表示が
指示された際に、上記記録手段から蓄積されている処理
内容を示す情報を読出して、利用内容の履歴を表示する
表示手段から構成されている。
【0012】この発明の改札システムは、改札情報が記
録される無線式記録媒体と、この無線式記録媒体との無
線通信により改札処理を行う自動改札装置とからなるも
のにおいて、上記自動改札装置が、無線式記録媒体との
無線通信を行う通信手段、この通信手段により無線式記
録媒体からの改札情報に基づいて、改札処理を行う第1
の処理手段、およびこの第1の処理手段により改札処理
を実行した際に、無線式記録媒体が不正利用されている
場合、不正利用の内容を示す情報を上記通信手段により
無線式記録媒体に送信する第2の処理手段からなり、上
記無線式記録媒体が、上記自動改札装置の第2の処理手
段により送信された情報を受信した際に、受信した不正
利用の内容を示す情報を蓄積して記録する記録手段、上
記無線式記録媒体による不正利用の履歴の表示を指示す
る指示手段、およびこの指示手段により不正利用の履歴
の表示が指示された際に、上記記録手段から蓄積されて
いる不正利用の内容を示す情報を読出して、不正利用の
履歴を表示する表示手段からなることを特徴とする。
【0013】この発明の改札システムは、改札情報が記
録される無線式記録媒体と、この無線式記録媒体との無
線通信により改札処理を行う自動改札装置とからなるも
のにおいて、上記自動改札装置が、無線式記録媒体との
無線通信を行う通信手段、この通信手段手段により無線
式記録媒体からの改札情報に基づいて、改札処理を行う
第1の処理手段、およびこの第1の処理手段により処理
を実行した後に、予め設定される無線記録媒体の所持者
への案内の表示データを送信する第2の処理手段からな
り、上記無線式記録媒体が、上記自動改札装置の第2の
処理手段により送信された表示データを受信した際に、
受信した表示データに従って案内を表示する表示手段な
らなることを特徴とする。
【0014】この発明の改札システムは、改札情報が記
録される無線式記録媒体と、この無線式記録媒体との無
線通信により改札処理を行う自動改札装置とからなるも
のにおいて、上記自動改札装置が、無線式記録媒体との
無線通信を行う通信手段、この通信手段手段により無線
式記録媒体からの改札情報に基づいて、改札処理を行う
第1の処理手段、およびこの第1の処理手段により処理
を実行した後に、予め設定される上記無線記録媒体の所
持者への案内のパターンに対応するコードデータを送信
する第2の処理手段からなり、上記無線式記録媒体が、
上記自動改札装置の第2の処理手段により送信されたコ
ードデータを受信し、受信したコードデータに対応する
表示パターンに従って案内を表示する表示手段からなる
ことを特徴とする。
【0015】この発明の改札システムは、改札情報が記
録される無線式記録媒体と、この無線式記録媒体との無
線通信により改札処理を行う自動改札装置とからなるも
のにおいて、上記自動改札装置が、無線式記録媒体との
無線通信を行う通信手段、この通信手段手段により無線
式記録媒体からの改札情報に基づいて、改札処理を行う
第1の処理手段、およびこの第1の処理手段により処理
を実行した後に、上記無線記録媒体の所持者への案内を
テキストデータで送信する第2の処理手段からなり、上
記無線式記録媒体が、上記自動改札装置の第2の処理手
段により送信されたテキストデータを受信し、受信した
テキストデータに従って案内を表示する表示手段からな
ることを特徴とする。
【0016】この発明の改札システムは、少なくともI
Dコードと改札情報とが記録されている無線式記録媒体
との無線通信により上記改札情報を受信して入場の許可
不許可を判断し、その結果を無線式記録媒体に送信する
入場処理を行う第1、第2の自動改札装置が通信回線を
介して接続されているものにおいて、上記第1の自動改
札装置が、第1の通信圏内の無線式記録媒体との無線通
信を行う第1の通信手段、この第1の通信手段により上
記第1の通信圏内の無線式記録媒体との無線通信により
上記無線式記録媒体から改札情報を受信し、受信した改
札情報に基いて入場が許可される場合に入場情報を無線
式記録媒体に送信する入場処理を行う第1の処理手段、
およびこの第1の処理手段により入場情報を送信した無
線式記録媒体のIDコードを上記通信回線を介して第2
の自動改札装置に送信する送信手段からなり、上記第2
の自動改札装置が、第2の通信圏内の無線式記録媒体と
の無線通信を行う第2の通信手段、この第2の通信手段
により上記第2の通信圏内の無線式記録媒体との無線通
信により上記無線式記録媒体に入場情報が記録されてい
た場合に、上記無線式記録媒体のIDコードが上記第1
の自動改札装置から送信されたIDコードと同一である
か否かを判断する判断手段、およびこの判断手段により
IDコードが同一であると判断した際に、上記第1の自
動改札装置の第1の処理手段による入場処理時に送信さ
れた入場情報を無視して、上記無線式記録媒体の改札情
報に基いて入場処理を行う第2の処理手段からなること
を特徴とする。
【0017】この発明の改札システムは、少なくともI
Dコードと改札情報とが記録されている無線式記録媒体
との無線通信により上記改札情報を受信して入場の許可
不許可を判断し、この判断結果を無線式記録媒体に送信
する入場処理を行う第1、第2の自動改札装置が通信回
線を介して接続されているものにおいて、上記第1の自
動改札装置が、第1の通信圏内の無線式記録媒体との無
線通信を行う第1の通信手段、この第1の通信手段によ
り上記第1の通信圏内の無線式記録媒体との無線通信に
より上記無線式記録媒体から改札情報を受信し、受信し
た改札情報に基いて入場が許可される場合に入場情報を
無線式記録媒体に送信する入場処理を行う第1の処理手
段、およびこの第1の処理手段により入場情報を送信し
た無線式記録媒体のIDコードを上記通信回線を介して
第2の自動改札装置に送信する送信手段からなり、上記
第2の自動改札装置が、第2の通信圏内の無線式記録媒
体との無線通信を行う第2の通信手段、この第2の通信
手段により上記第2の通信圏内の無線式記録媒体との無
線通信により上記無線式記録媒体に入場情報が記録され
ていた場合に、上記無線式記録媒体のIDコードが上記
第1の自動改札装置から送信されたIDコードと同一で
あるか否かを判断する第1の判断手段、この第1の判断
手段によりIDコードが同一であると判断した際に、上
記送信手段により送信されたから所定時間内か否かを判
断する第2の判断手段、この第2の判断手段により所定
時間であると判断した際に、上記第1の自動改札装置の
第1の処理手段による入場処理時に送信された入場情報
を無視して、上記無線式記録媒体の改札情報に基いて入
場処理を行う第2の処理手段、および上記第2の判断手
段により所定時間内でないと判断した際に、上記無線式
記録媒体による入場を不許可とする第3の処理手段から
なることを特徴とする。
【0018】この発明の改札システムは、少なくともI
Dコードと改札情報とが記録されている無線式記録媒体
との無線通信により上記改札情報を受信して入場の許可
不許可を判断し、この判断結果を無線式記録媒体に送信
する入場処理を行う第1、第2の自動改札装置が通信回
線を介して接続されているものにおいて、上記第1の自
動改札装置が、第1の通信圏内の無線式記録媒体との無
線通信を行う第1の通信手段、この第1の通信手段によ
り上記第1の通信圏内の無線式記録媒体との無線通信に
より上記無線式記録媒体から改札情報を受信し、受信し
た改札情報に基いて入場が許可される場合に入場情報を
無線式記録媒体に送信する入場処理を行う第1の処理手
段、およびこの第1の処理手段により入場情報を送信し
た無線式記録媒体のIDコードを上記通信回線を介して
第2の自動改札装置に送信する送信手段からなり、上記
第2の自動改札装置が、第2の通信圏内の無線式記録媒
体との無線通信を行う第2の通信手段、この第2の通信
手段により上記第2の通信圏内の無線式記録媒体との無
線通信により上記無線式記録媒体に入場情報が記録され
ていた場合に、上記無線式記録媒体のIDコードが上記
第1の自動改札装置から送信されたIDコードと同一で
あるか否かを判断する第1の判断手段、この第1の判断
手段によりIDコードが同一であると判断した際に、上
記送信手段により送信されたから所定時間内か否かを判
断する第2の判断手段、この第2の判断手段により所定
時間内であると判断した際に、第2の自動改札装置が上
記第1の自動改札装置に隣接するかあるいは同一の自動
改札装置であるか否かを判断する第3の判断手段、この
第3の判断手段により第2の自動改札装置が上記第1の
自動改札装置に隣接するかあるいは同一の自動改札装置
であると判断した際に、上記第1の自動改札装置の第1
の処理手段による入場処理時に送信された入場情報を無
視して、上記無線式記録媒体の改札情報に基いて入場処
理を行う第2の処理手段、および上記第2の判断手段に
より所定時間内でないと判断した際、あるいは上記第3
の判断手段により隣接あるいは同一の自動改札装置でな
いと判断した際、入場を不許可とする第3の処理手段か
らなることを特徴とする。
【0019】この発明の取引システムは、自動改札装置
により実行される改札処理に用いられ、少なくとも金額
情報を有する改札情報が記録される無線式記録媒体と、
この無線式記録媒体の金額情報に基いて物品の取引を行
う料金処理装置とからなるものにおいて、上記料金処理
装置が、物品の代金が入力される入力手段、無線式記録
媒体との無線通信を行う通信手段、この通信手段により
無線式記録媒体から金額情報を受信し、受信した金額情
報の残額から上記入力手段により入力された物品の代金
を引去った後の残額が所定金額以下か否かを判断する判
断手段、この判断手段により残額が所定金額以下である
と判断した際に、物品の取引を中止する中止手段、上記
判断手段により残額が所定金額以下であると判断した
際、物品の取引を許可する許可手段、およびこの許可手
段により物品の取引を許可した際に、少なくとも上記物
品の代金をを含む取引情報を上記無線通信手段により無
線式記録媒体に送信する第3の処理手段からなり、上記
無線式記録媒体が、上記料金処理装置の第3の処理手段
により送信された取引情報を受信した際に、受信した取
引情報に基づいて金額情報の残額を変更する変更手段か
らなることを特徴とする。
【0020】この発明の取引システムは、自動改札装置
により実行される改札処理に用いられ、少なくとも金額
情報を有する改札情報が記録される無線式記録媒体と、
この無線式記録媒体の金額情報に基いて物品の取引を行
う料金処理装置とからなるものにおいて、上記料金処理
装置が、物品の代金が入力される入力手段、無線式記録
媒体との無線通信を行う通信手段、この通信手段により
無線式記録媒体から金額情報を受信し、受信した金額情
報の残額から上記入力手段により入力された物品の代金
を引去った後の残額が所定金額以下か否かを判断する判
断手段、この判断手段により残額が所定金額以下である
と判断した際に、自動改札装置による出場時に残額が不
足する旨の案内を表示する表示手段、上記判断手段によ
り残額が所定金額以下であると判断した際、物品の取引
を許可する許可手段、およびこの許可手段により物品の
取引を許可した際に、少なくとも上記物品の代金をを含
む取引情報を上記無線通信手段により無線式記録媒体に
送信する第3の処理手段からなり、上記無線式記録媒体
が、上記料金処理装置の第3の処理手段により送信され
た取引情報を受信した際に、受信した取引情報に基づい
て金額情報の残額を変更する変更手段からなることを特
徴とする。
【0021】この発明の取引システムは、自動改札装置
により実行される改札処理に用いられ、少なくとも金額
情報を有する改札情報が記録される無線式記録媒体と、
この無線式記録媒体の金額情報に基いて物品の取引を行
う料金処理装置とからなるものにおいて、上記料金処理
装置が、物品の代金が入力される入力手段、無線式記録
媒体との無線通信を行う通信手段、この通信手段により
無線式記録媒体から金額情報を受信し、受信した金額情
報の残額から上記入力手段により入力された物品の代金
を引去った後の残額が所定金額以下か否かを判断する判
断手段、この判断手段により残額が所定金額以下である
と判断した際に、物品の取引を中止する中止手段、上記
判断手段により残額が所定金額以下であると判断した
際、物品の取引を許可する許可手段、およびこの許可手
段により物品の取引を許可した際に、少なくとも上記物
品の代金をを含む取引情報を上記無線通信手段により無
線式記録媒体に送信する第3の処理手段からなり、上記
無線式記録媒体が、上記料金処理装置の第3の処理手段
により送信された取引情報を受信した際に、受信した取
引情報に基づいて金額情報の残額を変更する変更手段、
および上記受信した取引情報に基づいて取引内容を表示
する表示手段からなることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0023】図1は、この実施の形態に係わる自動改札
装置1の概観を概略的に示す図である。
【0024】この自動改札装置1は、通常2台1組とし
て駅の改札口などに複数組が並べて設置され、両者の間
に利用者が通行する入場用あるいは出場用の通路が形成
されている。
【0025】自動改札装置本体1上にはトップカバ−2
が設けられている。この本体1の一端部には、磁気によ
り情報が記録される磁気式の乗車券(磁気券)の投入口
3が設けられ、複数枚の磁気券の一括または1枚ずつの
投入を受け付けることができる。また、他端部には、入
場時、または出場時に投入された磁気券を排出する排出
口(返却口)4が設けられている。
【0026】投入口3の近傍には、乗車券の投入を阻止
するためのシャッタ(図示しない)が設けられ、このシ
ャッタの働きにより無線式記録媒体としての無線カード
(無線機器)の誤投入を防止できるようになっている。
【0027】また、トッブカバー2上には、利用者が所
持する無線カードと無線通信を行うための無線アンテナ
5が設けられている。
【0028】上記排出口4の近傍のトップカバー2上に
は、利用者に対して、通行案内、通行不可時の案内など
を行う案内表示部6が設けられている。自動改札装置1
の通路側の側面には、通行が不許可の際に利用者の通行
を阻止するドア部7が設けられている。また、本体およ
びポール部には、異常発生時に点灯したり、小児券が投
入された際に点灯する異常/小児表示器8、および通路
内の人間を検知する人間検知器9、10が設けられてい
る。
【0029】図2は、自動改札装置1の制御系を概略的
に示すブロック図である。
【0030】自動改札装置1は、機器全体を統括制御す
るCPU20を有している。このCPU20には、RO
M22、RAM24、運賃メモリ26、無線通信制御部
28、装置センサ30、検知回路32、搬送制御回路3
4、メインモータ36、分離機構38、磁気券処理部4
0、通過検知回路42、ドア制御回路44、ドア開閉機
構46、表示制御回路48、表示器制御回路50、パン
チ処理制御回路52、パンチ処理部54、シャッタ制御
回路56、シャッタ58、一括プール制御回路60、一
括プール部62、振分け制御回路64、振分けゲート6
6、サーマルヘッド制御回路68、サーマルヘッド7
0、監視盤インターフェース72、監視盤74、通信部
76などが接続されている。
【0031】上記ROM22は、CPU100の制御プ
ログラムを記憶している。RAM104は、上記ROM
22と乗車券から読取った情報の記憶、予め選択可能に
作成された複数の表示パターンの記憶、及び制御プログ
ラムのバッファとしての情報を記憶する。上記運賃メモ
リ26は、乗車券の使用が開始された入場駅からこの自
動改札装置10の設置駅までの運賃情報を記憶してい
る。
【0032】上記装置センサ30は、装置内に投入口か
ら排出口まで設けられている図示しない搬送路上の各部
に設置されている。上記検知回路32は、装置センサ3
0で感知した磁気券の投入を検知する。上記搬送制御回
路34は、上記検知回路32の検知に基いてメインモー
タ36を駆動し、投入口3から投入された磁気券を装置
内の図示しない搬送路上を搬送させる制御を行う。上記
分離機構38は、搬送される磁気券が複数枚の場合、装
置センサ30および検知回路での検知結果に基いて1枚
ずつに分離して搬送する。
【0033】上記磁気券処理部40は、読取ヘッドを制
御する読取回路、書込ヘッドを制御する書込回路により
磁気券の記録内容の読取と書込みとを行うものである。
上記通過検知回路42は、人間検知センサの検知結果に
より通路内の利用者の通行状況を検知するものである。
上記ドア制御回路44は、CPU20による利用者の通
行の許可不許可の判断に基づいて、上記ドア開閉機構4
6によりドア部7の駆動させる。
【0034】上記表示制御回路48は、表示部16の表
示画面を制御する。上記通信部76は、通信回線により
ネットワークで接続される複数の自動改札装置などの機
器との通信を行うものである。
【0035】また、監視盤インターフェース72は、係
員が複数の自動改札装置1を一括して監視する監視盤7
4と接続するものである。
【0036】次に、図3は、無線カード100の内部構
成を示すブロック図である。すなわち、無線カード10
0は、CPU102、ROM104、RAM106、受
信部108、送信部110、受電部/電池部112、操
作部114、表示器116を備えている。
【0037】上記CPU102は、無線カード100の
各機器の動作を制御するものある。上記ROM104
は、種々の制御プログラム等が記憶される。上記RAM
106は、自動改札装置1との通信データや利用内容を
示すデータ等が記録される。また、ROM104または
RAM106の何れかに、無線カードごとに付与される
IDコードと改札情報とが記録される。例えば、無線カ
ードが定期券とSFカードとの両方の機能を具備するも
のである場合、改札情報は、定期乗車情報として定期券
の利用情報(利用区間、利用期間、購入日等の購入情
報)と、金額情報としてSFカードの利用情報(購入時
の金額、利用した区間、期日の情報、残額情報等の購入
/利用情報)とが記録される。
【0038】上記受信部108は、無線カード100に
対して自動改札装置1から無線データが送信されたと
き、そのデータを受信してCPU102、RAM106
等に供給する。また、上記送信部110は、CPU10
2等で処理したデータを介して自動改札装置1に送信す
る。上記受電部/電池部112は、無線カード100の
各部を動作させる電源として機能する。この受電部/電
池部112は、例えば、自動改札装置1などから送信さ
れる電磁波を受信し、これを受電部/電池部112で電
力に変換して各部に供給しても良いし、受電部/電池部
112に電池自体を内蔵させていても良い。
【0039】上記操作部114は、自動改札装置1との
無線通信を制御するための操作を行うものである。この
操作部114は、例えば、電源のオン/オフ、通信の可
否の設定、無線カードが定期券の情報とSFカードの情
報を有しているときにいずれか一方の機能を停止させる
(一方の機能のみのデータでの無線通信を可能にする)
などの操作を行う。
【0040】また、上記表示部116は、ROM104
及びRAM106に記憶されている情報などを表示させ
たり、上記操作部114の操作により選択されるデー
タ、若しくは自動改札装置1との通信による処理結果を
表示するものである。この表示部116は、受電部/電
池部112から供給される電源により駆動され、上記受
電部/電池部112に電池が内蔵される場合などにはそ
の電池からの電源供給により表示内容を表示する。ま
た、表示部116は、受電部/電池部112が自動改札
装置1などの処理装置から送信される電磁波を電力に変
換して供給する場合などには一旦表示した内容をそのま
ま保持する性質を有する表示器を用いても良い。
【0041】また、専用の読取端末を利用して無線カー
ド100のRAM106などに記録されている情報を表
示することもできる。この場合、専用の読取端末の形態
としては、駅等に設置するものから、簡易ICカード読
取装置の様に、携帯可能な携帯型の小型のもので利用者
が容易に利用できるものもある。このような読取端末を
利用する場合、記録内容や処理内容などの情報を読取端
末装置に設けられている表示部に表示したり、読取端末
装置により駆動する無線カード100の表示部116に
表示させるという表示方法がある。
【0042】次に、無線カード100の一例として定期
券の機能とSFカードの機能とを併せ持つ無線カード1
00について図4、図5、図6に示す外観図を参照して
説明する。
【0043】無線カード100の表示部116は、SF
カードの機能と定期券の機能とを持った無線カード10
0において利用状況に合わせて表示内容を変化させる。
この表示内容は、駅構内ヘの入場時あるいは出場時など
に自動改札装置1との無線通信を行った際に、通信内容
に基づく利用状況に合わせて表示を変化させる。つま
り、表示部116に表示する表示内容は自動改札装置1
との無線通信において、定期券の有効区間内の駅で使用
した場合に、定期券として利用していることを確認でき
る内容とし、定期券の有効区間外で使用した場合に、S
Fカードとして利用していることを確認できる内容とす
る。
【0044】図4に示す無線カード100の例では、無
線カード100に定期券情報(利用区間)及びSFカー
ド情報(3,000円分のSFカードを購入したこと)
を印刷しておく。そして、表示部116として、定期券
の区間およびSFカードを示す情報の右側にそれぞれド
ットタイプの表示器116a、116bを設ける。これ
らの表示器116a、116bは、入場時あるいは出場
時などに自動改札装置1との通信を行った際に、定期券
の区間での利用に対しては、定期券の区間の右側の表示
器116aを点灯させ、定期券の区間外でSFカードで
の利用に対しては、SFカードを示す情報の右側に設け
られた表示器116bを点灯させる。
【0045】また、無線カード100の表示部116
は、図5、図6に示すように、文字などを表示できるL
ED、ECD等で構成された表示器であっても良い。こ
の場合、例えば、定期券の有効区間内での利用の際に
は、図5に示すように、入場時あるいは出場時に自動改
札装置との通信により、定期券の利用区間、入場駅およ
び利用日時などを表示させる。
【0046】定期券の有効区間外の駅で利用の際には、
図6に示すように、SFカードの機能の利用として入場
駅(あるいは出場駅)名、利用日時、入場時引去額(出
場時引去額)、残額などを表示させる。
【0047】なお、無線カード100の表示部116に
利用内容を表示させる期間は、定期券の利用の場合、お
よびSFカードの利用の場合いずれの場合にも、利用者
が自動改札装置を通過した後、所定時間内であっても良
いし、自動改札装置1で入場してから出場するまでの間
であっても良い。
【0048】また、他の例として、図5、図6に示すよ
うに、無線カード100にスイッチ114aを設け、こ
のスイッチ114aが押下された際に、無線カード10
0の利用履歴を表示するようにしても良い。
【0049】この場合、利用履歴は、普段の利用時には
あまり必要のないデータなので、無線カード100上の
操作部114に表示を指示するスイッチ114aを設け
てスイッチ114aが押下された際に、表示部116に
表示させる。この表示部116に表示する利用履歴は、
例えば、スイッチ114aの押圧に応じて、順次過去の
利用履歴を表示させる。また、スイッチ114aの押下
パターンなどに応じて、定期券の利用履歴のみを表示し
たり、SFカードでの利用履歴のみを表示したり、ある
いは定期券およびSFカードの利用履歴の総てを混在さ
せた利用履歴を表示するようにしても良い。さらに、定
期券の利用履歴のみ、SFカードの利用履歴のみ、ある
いは全ての利用履歴のいずれかを選択するように予め設
定することもできる。これにより、利用者が無線カード
の利用履歴を簡単に確認できる。
【0050】さらに、利用履歴の他に、駅員の確認用
に、不正利用の履歴の表示も可能とするようにしても良
い。例えば、不正利用の例として、定期券の有効区間外
またはSFカードの残額不足などにより、通過が不許可
となったにもかかわらずに利用者が強行突破した場合、
無線カード100に自動改札装置で不正利用を示す情報
の書込みをする様にし、後に、係員のみが指示できる指
示方法により不正利用の内容を確認できるようにする。
【0051】この場合、不正利用の内容(不正利用の履
歴)の表示は、利用者が表示させることができずに、駅
の係員のみが表示を指示できる手段を設ける。例えば、
利用履歴のスイッチ114aとは別に、利用者が操作で
きない係員のみが操作できるスイッチ114bを設け、
このスイッチ114bが指示された場合にのみ、不正利
用の内容を表示する。また、単独のスイッチ114a
で、利用者には知らせない係員のみが知ってる押下パタ
ーンにより不正利用の内容を表示するようにしても良
い。これにより、不正利用の内容を利用者が見ることが
できずに、係員のみが不正利用の履歴を確認することが
できる。
【0052】また、列車時刻、終電時刻案内、広告、駅
から利用案内、利用時の注意等の駅から利用者への特別
な情報提供が必要な場合、自動改札装置による処理後
に、無線カード100に表示データを送信し、この表示
データを受信した無線カード100が表示部116に表
示データに基づく案内を表示するようにしても良い。
【0053】この場合、例えば、自動改札装置1などの
無線カード100を処理する装置において、無線カード
100が利用された場合に、処理が終了した後に、駅か
ら提供される情報を無線カード100に表示データとし
て送信する。これに対して、無線カード100では、送
信された表示データのみを表示するようにしても良い
し、上記のような処理内容を表示してから所定時間後
に、送信された表示データを表示するようにしても良い
し、表示内容を切替えるスイッチ114aが押下された
際に表示するようにしても良い。
【0054】これにより、駅から利用者へ提供したい情
報を簡単、かつ確実に提供することができる。
【0055】また、上記のような無線カード100に送
信される表示用のデータによる表示方法としては、表示
内容を固定パターンとして予めカード内に記憶(内蔵)
しておき、それらの固定パターンに対応する特定コード
を受信して表示させる。
【0056】これにより、表示データとして送信するデ
ータ量を軽減することができ、処理の高速化を図ること
ができる。
【0057】また、自動改札装置1などの装置側から送
信する表示データを任意の内容としてテキストデータや
ビットマップデータなどを送信し、無線カード100が
表示データとして送信されたテキストデータやビットマ
ップデータにしたがって表示部116に案内を表示させ
るようにしても良い。
【0058】これにより、任意の案内を表示データとし
て送信し、無線カード上に表示して利用者に多様な情報
を案内として提供できる。
【0059】次に、入場時の入場処理について説明す
る。まず、駅構内への入場時における自動改札装置1の
動作について図7に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。
【0060】すなわち、自動改札装置1のCPU20
は、まず、無線通信制御部28によりアンテナ5を介し
て起動信号を送信する(ステップ1)。そして、CPU
20は、無線カード100からのIDコードを無線通信
制御部28により受信したか否かを判断する(ステップ
2)。この判断によりIDコードを受信したと判断した
際、無線通信制御部28によりアンテナ5を介して無線
カード100に対してデータ送信要求を送信する(ステ
ップ3)。
【0061】CPU20は、データ送信要求を送信して
から所定時間内に無線カード100からの定期券情報、
金額情報などの情報が受信できない場合(ステップ4、
5)、タイムオーバと判断して処理を上記ステップ1に
戻す。
【0062】また、データ送信要求に対して無線カード
100からの定期券情報、金額情報などの情報を受信し
た際(ステップ4)、CPU20は、受信した定期券情
報に基づいて定期券の有効区間内か否かを判断する(ス
テップ6)。この判断により定期券の有効区間内である
と判断した際、CPU20は、定期券の利用であること
を判断し、定期券を利用した乗車であることを示す情
報、入場駅、入場日時などの入場データを生成する(ス
テップ7)。CPU20は、この生成した入場データを
アンテナ5を介して無線通信制御部28により無線カー
ド100に送信する(ステップ8)。
【0063】また、上記ステップ6で、無線カードが定
期券の有効区間内でないと判断した際、CPU20は、
SFカードの利用であると判断し、所定の利用金額(初
乗り料金)を判断する。そして、CPU20は、無線カ
ードの残額が上記利用金額よりも大きいか否かを判断す
る(ステップ9)。この判断により残額が利用金額より
も大きいと判断した際、CPU20は、残額より利用金
額を引去って精算金額を算出する(ステップ10)。C
PU20は、利用金額を引去った残額、あるいは引去額
などを含む入場データを生成する(ステップ11)。C
PU20は、生成した入場データを無線通信制御部28
によりアンテナ5を介して無線カードへ送信する(ステ
ップ12)。
【0064】上記ステップ8、12で、入出場判定後の
処理内容を示すデータとして入場データを無線カード1
00に送信した後、CPU20は、無線カード100の
IDコード、処理状況(入場駅、日時、引去額、定期/
金額いずれの使用か)、処理結果として通行許可であっ
たことをRAM24などのメモリ、あるいは処理内容を
記録する外部装置としてのデータベース(図示しない)
などに記録する(ステップ13)。
【0065】そして、無線カード100からの終了デー
タを受信した際(ステップ14)、ゲート(ドア部)7
を開放して利用者の通行を許可する(ステップ15)。
所定時間内に終了データを受信できなかった際(ステッ
プ16)、ゲート7を閉じて利用者の通行を阻止する
(ステップ17)。
【0066】また、上記ステップ9で、残額が利用金額
よりも大きくないと判断した際、CPU20は、利用者
の入場の不許可を判断してゲート7を閉めて利用者の通
行を阻止する(ステップ18)。
【0067】この際、CPU20は、表示制御回路48
により案内表示部6に金額不足のため通行が不許可であ
る旨の案内を表示する(ステップ19)。そして、CP
U20は通過が不許可であることを示すデータを無線通
信制御部28により無線カード100に送信する(ステ
ップ20)。
【0068】そして、CPU20は、入出場判定後の処
理内容を示すデータを無線カード100に送信した後、
無線カード100のIDコード、処理状況(入場駅、日
時、引去額、定期/金額いずれの使用)、および処理結
果として通過不許可であったことをRAM24あるいは
図示しないデータベースに記録し(ステップ21)、処
理を終了する。
【0069】次に、上記自動改札装置1による入場処理
に対応する無線カード100における入場時の処理につ
いて図8に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0070】すなわち、自動改札装置1からの起動信号
を受信すると(ステップ31)、無線カード100のC
PU102は、無線カード100のIDコードを送信部
110により自動改札装置1に送信する(ステップ3
2)。これに対応して、自動改札装置1から所定時間内
にデータ送信要求を受けると(ステップ33)、CPU
102は、無線カード100の定期券としての定期乗車
情報とSFカードとしての金額情報とを読出し(ステッ
プ34)、自動改札装置1へ送信する(ステップ3
5)。この際、所定時間内に自動改札装置1からのデー
タ送信要求が受信できなかった際(ステップ33、3
4)、処理を終了する。
【0071】この後、自動改札装置により通行の許可あ
るいは不許可が判断され、入場データや通過不可を示す
データなどの処理内容を示すデータを受信すると(ステ
ップ37)、CPU102は、受信データをRAM10
6などのメモリに書込む(ステップ40)。
【0072】この際、所定時間内にデータを受信できな
かった場合(ステップ37、38)、所定時間内にデー
タ受信した旨の送信状況を示す情報をRAM106など
のメモリに記憶する(ステップ39)。
【0073】CPU102は、上記ステップ40で受信
データをRAM106に書込んだ後、書込み終了データ
を自動改札装置1へ送信する(ステップ41)。
【0074】CPU102は、処理内容が定期券の利用
か、SFカードの利用かを判断する(ステップ42)。
この判断により処理内容が定期券利用の場合、定期券の
利用であることを示す情報、あるいは定期券の利用区間
や利用日時などの利用内容を表示部116に表示する
(ステップ43)。また、SFカードの利用であると判
断した際、SFカードの利用であることを示す情報、あ
るいはSFカードとしての利用区間、利用日時、利用金
額、残額などの利用内容を表示部116に表示する(ス
テップ44)。
【0075】この表示から一定時間経過した後(ステッ
プ44)、CPU102は表示部116に表示している
表示内容を消去する(ステップ45)。また、上記表示
部116による表示を入場時から出場時まで表示させる
場合、出場処理が行われるまで表示したままとするよう
にしても良い。
【0076】さらに、表示内容が消去された後に利用者
が操作部114により再表示を指示する操作を行った際
に(ステップ46)、CPU102は利用内容を表示し
たり、利用履歴などを表示する。
【0077】次に、出場時の出場処理について説明す
る。まず、駅構内からの出場時における自動改札装置の
動作について図9に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。
【0078】すなわち、自動改札装置1のCPU20
は、まず、無線通信制御部28によりアンテナ5を介し
て起動信号を送信する(ステップ51)。そして、CP
U20は、無線カード100からのIDコードを無線通
信制御部28により受信したか否かを判断する(ステッ
プ52)。この判断によりIDコードを受信したと判断
した際、無線通信制御部28によりアンテナ5を介して
無線カード100に対してデータ送信要求を送信する
(ステップ53)。
【0079】CPU20は、データ送信要求を送信して
から所定時間内に無線カード100からの定期券情報、
金額情報、および入場データなどの情報が受信できない
場合(ステップ54、55)、タイムオーバと判断して
処理を上記ステップ1に戻す。
【0080】また、データ送信要求に対して無線カード
100からの定期券情報、金額情報、および入場データ
などの情報を受信した際(ステップ54)、CPU20
は、受信した入場データに基づいて定期券の有効区間内
で入場したか否かを判断する(ステップ56)。この判
断により定期券の有効区間内で入場したと判断した際、
さらに、CPU20は、無線カード100から受信した
定期券情報に基いて当駅(出場駅)が定期券の有効区間
内であるか否かを判断する(ステップ57)。
【0081】この判断により当駅が定期券の有効区間内
であると判断した際、CPU20は、定期券の有効区間
内における乗車と判断し、定期券を利用した乗車である
ことを示す情報、および出場駅、出場日時などの出場デ
ータを生成する(ステップ58)。CPU20は、この
生成した出場データをアンテナ5を介して無線通信制御
部28により無線カード100に送信する(ステップ5
9)。CPU20は、出場処理の対象となった無線カー
ド100のIDコード、その処理状況(出場駅、日時、
定期/金額いずれの使用か、出場の許可)などの処理内
容をRAM24などのメモリ、あるいは図示しない外部
装置のデータベース(図示しない)などに記録する(ス
テップ60)。
【0082】そして、CPU20は、無線カード100
からの処理終了を示す終了データを受信すると(ステッ
プ61)、ゲート7を開放して利用者の出場を許可する
(ステップ62)。この際、無線カード100からの処
理終了を示す終了データが所定時間内に受信できない場
合(ステップ63)、ゲート7を閉鎖して利用者の出場
を不許可とする(ステップ64)。
【0083】また、上記ステップ56で、入場時に定期
券の有効区間内で入場していないと判断した際、さら
に、CPU20は、無線カード100から受信した定期
券情報に基いて当駅(出場駅)が定期券の有効区間内で
あるか否かを判断する(ステップ65)。
【0084】この判断により当駅(出場駅)が定期券の
有効区間内であると判断した際、CPU20は、すべて
SFカードの利用による乗車あると判断し、入場駅から
当駅までの利用料金を算出する(ステップ66)。つま
り、入場駅でSFカードで入場し、さらに出場駅が定期
券の有効区間外であるためSFカードで出場する場合、
入場駅から出場駅までがSFカードの利用であると判断
して利用料金を算出する。
【0085】また、上記ステップ65で、当駅が定期券
の有効区間内でないと判断した際、CPU20は、入場
駅から定期券の有効区間までがSFカードでの乗車であ
ると判断し、入場駅から定期券の有効区間までの利用料
金を算出する(ステップ67)。つまり、入場駅でSF
カードで入場し、さらに出場駅が定期券の有効区間内で
あるため定期券で出場する場合、入場駅から定期券の有
効区間までがSFカードの利用区間であると判断して利
用料金を算出する。
【0086】また、上記ステップ57で、当駅が定期券
の有効区間内でないと判断した際、CPU20は、定期
券の有効区間から当駅までがSFカードでの乗車である
と判断し、定期券の有効区間から当駅までの利用料金を
算出する(ステップ68)。つまり、入場駅で定期券で
入場し、さらに出場駅が定期券の有効区間外であるため
SFカードで出場する場合、定期券の有効区間から出場
駅までがSFカードの利用区間であると判断して利用料
金を算出する。
【0087】上記ステップ66、67、68でSFカー
ドの利用区間分の利用料金を算出した際、CPU20
は、無線カード100からの金額情報に基いて残額より
も利用料金が大きいか否かを判断する(ステップ6
9)。
【0088】この判断により利用料金が残額よりも大き
いと判断した際、CPU20は、ゲートを閉鎖して利用
者の出場を阻止し、表示制御回路48により案内表示部
6に金額不足のため出場が不許可である旨の案内を表示
する(ステップ71)。
【0089】そして、CPU20は、出場の不可を通知
するためのデータを作成して無線通信制御部28により
無線カード100に送信するとともに(ステップ7
2)、無線カード100のIDコード、処理状況などの
処理内容をRAM24あるいは図示しないデータベース
に記録する(ステップ73)。
【0090】また、上記ステップ69で、利用金額が残
額よりも大きくないと判断した際、上記ステップ58へ
進み、CPU20は残額から利用金額を引去った精算金
額を算出し、その引去り額を含む出場データを生成する
ことにより出場処理を実行する。
【0091】次に、上記自動改札装置1における出場処
理に対応する無線カード100における出場時の処理に
ついて図10に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。
【0092】すなわち、自動改札装置1からの起動信号
を受信すると(ステップ81)、無線カード100のC
PU102は、無線カード100のIDコードを送信部
110により自動改札装置1に送信する(ステップ8
2)。そして、自動改札装置1から所定時間内にデータ
送信要求を受けると(ステップ83)、CPU102
は、無線カード100の定期券情報と金額情報とを読み
出し(ステップ84)、自動改札装置1へ送信する(ス
テップ85)。この際、所定時間内に自動改札装置1か
らのデータ送信要求が受信できなかった際(ステップ8
6)、処理を終了する。
【0093】この後、自動改札装置1により出場の許可
あるいは不許可が判断され、自動改札装置1から出場デ
ータあるいは出場の不許可を示すデータを受信すると
(ステップ87)、CPU102は、受信したデータを
RAM106などのメモリに書込む(ステップ88)。
この際、所定時間内にデータを受信できなかった場合
(ステップ89)、所定時間内にデータを受信できなか
った旨の送信状況を示す情報をRAM106などのメモ
リに記憶する(ステップ90)。
【0094】CPU102は、上記ステップ89で受信
したデータをRAM106に書込んだ後、書込み終了を
示す終了データを自動改札装置1へ送信する(ステップ
91)。
【0095】さらに、CPU102は、処理内容が定期
券の利用か、SFカードの利用か、あるいは定期券とS
Fカードとの双方の利用かを判断する(ステップ9
2)。この判断により処理内容が定期券の利用の場合、
定期券の利用であることを示す情報、あるいは定期券の
利用区間や利用日時などの利用内容を表示部116に表
示する(ステップ93)。
【0096】また、SFカードの利用であると判断した
際、SFカードの利用であることを示す情報、あるいは
SFカードとしての利用区間、利用日時、利用金額、残
額などの利用内容を表示部116に表示する(ステップ
94)。
【0097】また、定期券とSFカードとの双方の利用
であると判断した際、定期券とSFカードとの両方の利
用であることを示す情報、あるいは定期券の利用区間と
SFカードの利用区間、利用日時、利用金額、残額など
の利用内容を表示部116に表示する(ステップ9
5)。
【0098】この場合、例えば、図4に示すように、定
期券の利用を示す表示器116aとSFカードの利用を
示す表示器116aとからなる表示部116の場合、両
方の表示器を点灯させる。また、図5、図6に示すよう
に、表示部116が文字などの情報を表示するものであ
る場合、定期券の利用区間、SFカードの利用区間、利
用金額、残額、および利用日時などを表示部116に表
示させる。
【0099】この表示から一定時間経過した後(ステッ
プ96)、CPU102は表示部116に表示している
表示内容を消去する(ステップ97)。また、上記表示
部116による表示を入場時から出場時まで表示させる
場合には、上記ステップ95で表示されている内容を消
すようにしても良い。
【0100】さらに、表示内容を消去後に利用者が操作
部114により再表示を指示する操作を行った際に(ス
テップ98)、CPU102は利用内容を表示したり、
利用履歴などを表示する。
【0101】上記のように、改札処理を行った際に、利
用内容、つまり処理内容を無線カード上の表示部に表示
するようにしたものである。これにより、無線カードの
所持者が自動改札装置を利用した場合に、利用した内容
を簡単に認知することが可能となる。
【0102】また、複数の機能を有する無線カードによ
り改札処理を行った際に、利用した機能を表示するよう
にしたものである。これにより、複数の機能を有する無
線カードを利用した際に、どの機能を利用したかを利用
者が認知しやすい。
【0103】また、利用内容を表示した際に、その表示
を所定時間後に消すか、あるいは出場時に消すようにし
たものである。これにより、内蔵している電源を無駄に
消費することなく、効率的に無線カードを利用できる。
【0104】次に、上記した図7、および図8に示す入
場処理では、1つの自動改札装置により入場処理につい
て説明したが、複数の自動改札装置1、…がならべて設
置されている改札口において、利用者の所持する無線カ
ード100が第1の自動改札装置1と無線通信よる入場
処理を行ったにもかかわらずにその第1の自動改札装置
1から入場せずに、他の自動改札装置1(第2の自動改
札装置1)から入場する場合の入場処理について説明す
る。
【0105】例えば、複数の自動改札装置により複数の
通路が形成されている改札口おいて、利用者が複数の自
動改札装置の内の1つの第1の自動改札装置に接近した
とする。この場合、利用者の所持する無線カード100
が第1の自動改札装置の通信圏内に入ってしまうと無線
通信が開始され、入場処理が実行される。
【0106】しかし、その後、利用者が第1の自動改札
装置が形成する通路から入場せずに、上記第1の自動改
札装置に隣接する第2の自動改札装置が形成する通路を
通過しようとした場合、第2の自動改札装置が無線通信
により受信する無線カード100には入場情報が記録さ
れている。
【0107】この場合、従来では、入場情報が記録され
ている無線カード100による第2の自動改札装置での
通過が不許可となってしまう。しかしながら、実際に
は、利用者は第1の自動改札装置の形成する通路から入
場していないため、不正を行っているとは言えない。
【0108】このため、上記のように、第1の自動改札
装置で入場状態が記録された無線カード100に対して
も、第1の自動改札装置で入場処理を実行してから所定
時間内に限って、第1の自動改札装置自体とその近傍に
設置されている自動改札装置での入場を許可する。これ
は、第1の自動改札装置で処理してから無制限で第2の
自動改札装置での入場を許可するようにすると、一旦入
場した後の構外にいる他の者に無線カードのみを渡して
その者が不正に入場するというような不正が行われる可
能性がある。このため、一旦入場処理された無線カード
に対して、入場処理した自動改札装置自体とその近傍に
設置されている自動改札装置で、かつ上記所定時間内に
限って、利用者の入場を許可するようにする。
【0109】まず、上記のような複数の自動改札装置
1、…が設置されている改札口において、利用者の所持
する無線カード100が第1の自動改札装置1と無線通
信を行ったにもかかわらずにそのまま第1の自動改札装
置1から入場せずに、他の自動改札装置1(第2の自動
改札装置)から入場しようとした場合の処理について図
11、および図12に示すフローチャートを参照しつつ
説明する。
【0110】すなわち、利用者が複数の自動改札装置に
より複数の通路が形成されてる改札口に接近し、その内
の1つの自動改札装置(第1の自動改札装置)の通信圏
内に利用者が所持している無線カード100が入ったと
する。この際、第1の自動改札装置は、起動信号を送信
しており(ステップ100)、IDコードの受信待ちと
なっているため、無線カード100からのIDコードを
受信すると(ステップ101)、無線カード100との
無線通信を開始して入場処理を実行する(ステップ10
2)。
【0111】つまり、第1の自動改札装置のCPU20
は、送信する起動信号に対応する無線カード100との
無線通信により、無線カード100に付与されているI
Dコードを受信すると(ステップ100、101)、第
1の自動改札装置のRAM24などのメモリにIDコー
ドを記録するとともに(ステップ103)、通信部76
によりネットワークを介して第1の自動改札装置に隣接
する他の自動改札装置(第2の自動改札装置)にIDコ
ードを送信する(ステップ104)。
【0112】また、この場合、第1の自動改札装置の入
場処理により無線カード100に対する入場が許可と判
定されると、無線カード100には入場状態であること
を示す入場情報が記録される。
【0113】一方、第2の自動改札装置のCPU20
は、図12に示すように、上記第1の自動改札装置から
送信されたIDコードを受信すると(ステップ11
1)、受信したIDコードをRAM24などのメモリに
記録する(ステップ112)。
【0114】この後、利用者が第1の自動改札装置が形
成する通路から入場せずに、第2の自動改札装置が形成
する通路へ進入して、上記第1の自動改札装置で入場処
理がなされた無線カード100を提示する。すると、第
2の自動改札装置のCPU20は、送信している起動信
号に対応する無線カード100との無線通信を開始して
無線カード100のIDコードを受信し(ステップ11
3、114)、無線カード100との無線通信により入
場処理を実行する(ステップ115)。
【0115】この際、第2の自動改札装置のCPU20
は、無線カード100が入場状態となっていない場合に
利用者の入場を許可し(ステップ116)、IDコード
をRAM24に記録するとともに(ステップ117)、
隣接する自動改札装置にIDコードを送信する(ステッ
プ118)。
【0116】また、無線カード100が入場状態となっ
ている場合、第2の自動改札装置のCPU20は、利用
者の入場を許可せずに(ステップ116)、無線カード
100から受信したIDコードとRAM24に記録して
いるIDコードとの照合を行う(ステップ119)。こ
の際、RAM24には、隣接する自動改札装置で入場処
理した無線カード100のIDコード、および第2の自
動改札装置自体が入場処理した無線カード100のID
コードが記録されている。
【0117】この照合処理によりCPU20は、無線カ
ード100から受信したIDコードと一致するIDコー
ドが存在するか否かを判断する(ステップ120)。こ
の判断により無線カード100から受信したIDコード
と一致するIDコードが存在しなかった際、第2の自動
改札装置のCPU20は利用者の入場を不許可とする
(ステップ121)。
【0118】また、無線カード100から受信したID
コードと一致するIDコードが存在すると判断した際、
さらに、第2の自動改札装置のCPU20は一致するI
Dコードの無線カードが処理された時間から所定時間以
内か否かを判断する(ステップ122)。この判断によ
り所定時間以内でないと判断した際、第2の自動改札装
置のCPU20は利用者の入場を不許可とする(ステッ
プ121)。
【0119】また、所定時間内であると判断した際、第
2の自動改札装置のCPU20は、第1の自動改札装置
による入場情報の記録を無視して入場処理を実行する
(ステップ123)。この結果、無線カード100の入
場の許可が判断されると、利用者は、第2の自動改札装
置の形成する通路からの入場することができる。
【0120】なお、上記例では、第1の自動改札装置で
一旦入場処理された無線カードで、第1の自動改札装置
に隣接する第2の自動改札装置で入場する場合の処理に
ついて説明したが、これに限らず、第1の自動改札装置
で一旦入場処理された無線カードを用いて、再び第1の
自動改札装置で入場する場合もRAM24に記憶したI
Dコードに基いて、上記同様に、所定時間内であれば利
用者の入場を許可する。
【0121】上記のように、利用者が入場していないに
もかかわらずに、一旦入場処理された無線カードを用い
て入場する場合に、入場処理されてから所定の時間内に
限って、その無線カードを用いた入場を許可するように
したものである。
【0122】これにより、不正を意図していないにもか
かわらずに、通過しようとしていない時に、自動改札装
置に入場処理された無線カードでの入場を許可すること
ができ、利用者に対する利便性を向上できる。
【0123】次に、駅などに設置されている売店などで
無線カード100に記録されている金額情報により物品
を取引する取引システムの実施の形態について説明す
る。
【0124】図13は、売店などに設置される取引シス
テムの料金処理装置120の構成を示すブロック図であ
る。
【0125】すなわち、図13に示すように、料金処理
装置120は、CPU121、ROM122、RAM1
23、無線通信部124、表示部125、操作部126
などにより構成される。
【0126】次に、無線カード100を用いて駅構内の
売店で商品を購入する際の料金処理装置120の動作に
ついて図14、図15に示すフローチャートを参照しつ
つ説明する。
【0127】すなわち、駅などの売店で物品を購入する
際に、利用者が物品の購入代金の代わりに、金額情報と
してSFカードの機能を有している無線カード100を
提示する。すると、売店では料金処理装置120に物品
の購入代金としての引去額を操作部126により入力す
る(ステップ131)。すると、料金処理装置120の
CPU121は、無線通信部124により起動信号を送
信する(ステップ132)。この起動信号に対応して無
線通信部124が無線カード100からのIDコードを
受信した際(ステップ133)、CPU121は、無線
通信部124によりデータ送信要求を送信する(ステッ
プ134)。
【0128】このデータ送信要求に対して、無線カード
100から送信されるデータを受信すると(ステップ1
35)、CPU121は、無線カード100が入場状態
か否かにより乗車中か否かを判断する(ステップ13
6)。この判断により乗車中であると判断した際、CP
U121は、定期券での乗車か否かを判断する(ステッ
プ137)。この判断により定期券での乗車であると判
断した際、CPU121はSFカードとしての金額情報
の残額が予め設定されている所定の一定金額以下か否か
を判断する(ステップ138)。この判断により所定の
一定金額以下であると判断した際、CPU121は残額
が少ないことによる取引中止を判断する(ステップ13
9)。そして、残額が所定の一定金額よりも少ないこと
による取引中止の旨を無線カード100に送信する(ス
テップ140)。上記ステップ138で、残額と比較さ
れる所定の一定金額とは、予め設定される金額か、ある
いは所定の初乗り金額を設定する。これにより、物品の
購入をしたためにSFカードの出場ができなくなってし
まうこと減らすことができる。
【0129】また、上記ステップ136で乗車中でない
と判断した場合、上記ステップ137で定期券の乗車で
あると判断した場合、あるいは上記ステップ138でS
Fカードとしての残額が所定の一定金額以上であると判
断した場合、CPU121は引去額(物品の購入金額)
と残額とを比較して取引が可能であるか否かを判断する
(ステップ141)。なお、乗車中でない無線カードを
取引中止し、物品の購入における無線カードの利用を乗
車中の無線カード、つまり駅構内での物品の購入にのみ
限定するようにしても良い。これにより、無線カードで
の物品購入の利用を制限することができる。
【0130】CPU121は、無線カード100の残額
に基いて取引が可能であると判断した際、無線カード1
00から受信した残額より引去額を引去り(ステップ1
42)、新たな残額(取引後の残額)を設定して購入し
た物品名、取引日時、残額などを処理内容として無線カ
ード100に送信する(ステップ144)。また、上記
ステップ141で無線カード100の残額が引去額より
も少ないために取引か不可能であると判断した際、CP
U121は、残額不足のため取引中止を判断し、残額不
足のため取引不可能である旨を無線カード100に送信
する(ステップ145)。
【0131】上記の処理に対応して、無線カード100
では、図15に示す処理が実行される。すなわち、無線
カード100のCPU102は、料金処理装置120か
らの起動信号を受信すると(ステップ151)、その応
答としてIDコードを送信する(ステップ152)。
【0132】さらに、料金処理装置120からのデータ
送信要求を受信すると(ステップ153)、CPU10
2は、無線カード100のデータとして定期券情報およ
び金額情報とともに、入場状態である場合には入場デー
タを読み出して、カードのデータとして料金処理装置1
20に送信する(ステップ154)。
【0133】その後、料金処理装置120からの処理結
果を受信すると(ステップ155)、CPU102は、
その取引内容に応じて、無線カード100の金額情報と
しての残額を変更し(ステップ156)、取引内容をR
AM106などのメモリに記録する。さらに、CPU1
02は、取引内容を表示部116に表示して取引処理を
終了する。
【0134】また、上記表示部116による表示は所定
時間後に消去されるようにしても良いし、次の無線カー
ド100に対する処理が実行された際に消去するように
しても良い。
【0135】また、上記のような取引内容を上記操作部
114の操作により利用履歴として表示部116に表示
するようにしても良い。この場合、利用履歴は、上記し
た改札処理の内容の履歴とともに、無線カードとしての
利用履歴として表示するように手も良いし、物品の取引
のみの利用履歴として表示するようにしても良い。
【0136】また、上記例では、入場処理をSFカード
の機能で行った場合には、物品購入時に物品購入後の残
額と、予め設定した一定金額との比較を行い、残額が一
定金額以下になるときには取引中止とするようにした
が、残額が一定金額以下となる場合であっても取引中止
とせずに、出場時に残額が不足する旨の案内表示を料金
処理装置120の表示部125、あるいは無線カードの
表示部116に表示するようにしても良い。また、取引
中止した場合にも、さらに、出場時に残額が不足する旨
の案内表示を料金処理装置120の表示部125、ある
いは無線カードの表示部116に表示するようにしても
良い。
【0137】また、定期券とSFカードの両方の機能を
有する無線カードに対して、SFカードでの入場時にS
Fカードの残額と比較される上記一定金額を、物品を購
入する売店の設置されている駅が入場駅の場合に、入場
駅から定期券の区間までの利用料金としても良い。これ
は、利用者が入場駅、出場駅、あるいは乗換え駅で売店
を利用することが多いため、利用者が定期券の区間外の
駅での入場した場合に、定期券の区間までのSFカード
の利用金額を一定金額として設定し、出場時における残
額不足を減らすことができる。
【0138】また、物品購入を行う売店の設置されてい
る駅が入場駅と異なる場合、その駅で出場すること予測
されるため、上記一定金額を入場駅からその売店が設置
されている駅で出場する場合の利用金額としても良い。
これにより、出場時における残額不足を減らすことがで
きる。
【0139】上記のように、SFカードの機能を有する
無線カードにより物品の購入を可能とした。これによ
り、乗車券として利用される無線カードの多様性、利便
性を向上することができる。
【0140】また、無線カードとしてのSFカードで物
品購入を行う場合に、無線カードが乗車中である場合
に、物品購入後の無線カードの残額が所定の一定金額以
下となる場合に、取引を中止したり、出場時に残額が不
足する旨を案内するようにした。これにより、物品購入
により出場時に残額が不足することを減らすことができ
る。
【0141】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、利用者が無線式記録媒体の利用内容を簡単に確認で
きる無線式記録媒体と改札システムと取引システムを提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の改札システムに係わる自動改札装置
の外観構成を示す図。
【図2】自動改札装置の内部の制御系統の構成を示すブ
ロック図。
【図3】無線カードの内部の制御系統の構成を示すブロ
ック図。
【図4】無線カードの表示部の表示例を示す図。
【図5】無線カードの表示部の表示例を示す図。
【図6】無線カードの表示部の表示例を示す図。
【図7】自動改札装置における入場処理を説明するため
のフローチャート。
【図8】自動改札装置の入場処理に対応した無線カード
の動作を説明するためのフローチャート。
【図9】自動改札装置における出場処理を説明するため
のフローチャート。
【図10】自動改札装置の出場処理に対応する無線カー
ドの動作を説明するためのフローチャート。
【図11】第1の自動改札装置における入場処理を説明
するためのフローチャート。
【図12】第2の自動改札装置における入場処理を説明
するためのフローチャート。
【図13】取引システムに係わる料金処理装置の内部構
成を示すブロック図。
【図14】料金処理装置における物品の取引処理を説明
するためのフローチャート。
【図15】料金処理装置の物品の取引処理に対応する無
線カードの動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…自動改札装置 5…アンテナ 20…CPU 24…RAM 28…無線通信制御部 76…通信部 100…無線カード 102…CPU 104…ROM 106…RAM 108…受信部 110…送信部 112…受電部/電池部 114…操作部 114a…スイッチ 116…表示部 116a、b…表示器 120…料金処理装置 121…CPU 124…表示部 125…無線通信部 126…操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E027 BA04 BA09 CA06 CA07 CB10 5B035 BB09 BC00 CA06 CA23 5B049 BB11 BB32 CC16 CC39 DD04 EE01 FF04 FF08 GG03 GG04 GG06 GG07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 改札情報が記録される無線式記録媒体
    と、この無線式記録媒体との無線通信により改札処理を
    行う自動改札装置とからなり、 上記自動改札装置が、 無線式記録媒体との無線通信を行う通信手段と、 この通信手段により無線式記録媒体からの改札情報に基
    づいて、改札処理を行う第1の処理手段と、 この第1の処理手段により改札処理を実行した後に、処
    理内容を示す情報を上記通信手段により無線式記録媒体
    に送信する第2の処理手段とを備えた改札システムに使
    用され、 上記自動改札装置の第2の処理手段により送信された情
    報を受信した際に、受信した処理内容を示す情報に基づ
    いて上記自動改札装置の利用内容を表示する表示手段と
    を具備したことを特徴とする無線式記録媒体。
  2. 【請求項2】 複数の機能を有する改札情報が記録され
    る無線式記録媒体と、この無線式記録媒体との無線通信
    により改札処理を行う自動改札装置とからなり、 上記自動改札装置が、 無線式記録媒体との無線通信を行う通信手段と、 この通信手段により無線式記録媒体から改札情報を受信
    し、受信した改札情報に基いて、複数の機能のうち少な
    くとも1つの機能により改札処理を行う第1の処理手段
    と、 この第1の処理手段により改札処理を実行した後に、改
    札処理を行った機能を示す情報を上記通信手段により無
    線式記録媒体に送信する第2の処理手段を備えた改札シ
    ステムに使用され、 上記自動改札装置の第2の処理手段により送信された情
    報を受信した際に、受信した情報に基いて上記自動改札
    装置にて利用した機能が何かを区別して表示する表示手
    段を具備したことを特徴とする無線式記録媒体。
  3. 【請求項3】 定期乗車情報と金額情報とからなる改札
    情報が記録される無線式記録媒体と、この無線式記録媒
    体との無線通信により改札処理を行う自動改札装置とか
    らなり、 上記自動改札装置が、 無線式記録媒体との無線通信を行う通信手段と、 この通信手段により無線式記録媒体から改札情報を受信
    し、定期乗車情報、あるいは金額情報に基づいて改札処
    理を行う第1の処理手段と、 この第1の処理手段により処理を実行した後に、処理内
    容を示す情報を上記通信手段により無線式記録媒体に送
    信する第2の処理手段とを備えた改札システムに使用さ
    れ、 上記自動改札装置の第2の処理手段により送信された情
    報を受信した際に、受信した情報に基づいて上記自動改
    札装置の利用内容が定期乗車情報の利用か、金額情報の
    利用かを判断する判断手段と、 この判断手段により定期乗車情報の利用と判断した場
    合、定期乗車情報の利用内容を表示する第1の表示手段
    と、 上記判断手段により金額情報の利用と判断した場合、金
    額情報の利用内容を表示する第2の表示手段と、 を具備したことを特徴とする無線式記録媒体。
  4. 【請求項4】 改札情報が記録される無線式記録媒体
    と、この無線式記録媒体との無線通信により改札処理を
    行う自動改札装置とからなり、 上記自動改札装置が、 無線式記録媒体との無線通信を行う通信手段と、 この通信手段により無線式記録媒体からの改札情報に基
    づいて、改札処理を行う第1の処理手段と、 この第1の処理手段により改札処理を実行した後に、処
    理内容を示す情報を上記通信手段により無線式記録媒体
    に送信する第2の処理手段とを備えた改札システムに使
    用され、 上記自動改札装置の第2の処理手段により送信された情
    報を受信した際に、受信した処理内容を示す情報に基づ
    いて上記自動改札装置の利用内容を表示する表示手段
    と、 この表示手段により利用内容を表示してから所定時間経
    過後に、上記表示手段による利用内容の表示を消す第3
    の処理手段と、 を具備したことを特徴とする無線式記録媒体。
  5. 【請求項5】 改札情報が記録される無線式記録媒体
    と、この無線式記録媒体との無線通信により改札処理を
    行う自動改札装置とからなり、 上記自動改札装置が、 無線式記録媒体との無線通信を行う通信手段と、 この通信手段により無線式記録媒体からの改札情報に基
    づいて、改札処理を行う第1の処理手段と、 この第1の処理手段により改札処理を実行した後に、処
    理内容を示す情報を上記通信手段により無線式記録媒体
    に送信する第2の処理手段とを備えた改札システムに使
    用され、 上記自動改札装置の第2の処理手段により送信された情
    報を受信した際に、受信した処理内容を示す情報を蓄積
    して記録する記録手段と、 上記無線式記録媒体による利用内容の履歴の表示を指示
    する指示手段と、 この指示手段により利用内容の履歴の表示が指示された
    際に、上記記録手段から蓄積されている処理内容を示す
    情報を読出して、利用内容の履歴を表示する表示手段
    と、 を具備したことを特徴とする無線式記録媒体。
  6. 【請求項6】 改札情報が記録される無線式記録媒体
    と、この無線式記録媒体との無線通信により改札処理を
    行う自動改札装置とからなる改札システムにおいて、 上記自動改札装置が、 無線式記録媒体との無線通信を行う通信手段と、 この通信手段により無線式記録媒体からの改札情報に基
    づいて、改札処理を行う第1の処理手段と、 この第1の処理手段により改札処理を実行した際に、無
    線式記録媒体が不正利用されている場合、不正利用の内
    容を示す情報を上記通信手段により無線式記録媒体に送
    信する第2の処理手段と、からなり、 上記無線式記録媒体が、 上記自動改札装置の第2の処理手段により送信された情
    報を受信した際に、受信した不正利用の内容を示す情報
    を蓄積して記録する記録手段と、 上記無線式記録媒体による不正利用の履歴の表示を指示
    する指示手段と、 この指示手段により不正利用の履歴の表示が指示された
    際に、上記記録手段から蓄積されている不正利用の内容
    を示す情報を読出して、不正利用の履歴を表示する表示
    手段と、からなる、 ことを特徴とする改札システム。
  7. 【請求項7】 改札情報が記録される無線式記録媒体
    と、この無線式記録媒体との無線通信により改札処理を
    行う自動改札装置とからなる改札システムにおいて、 上記自動改札装置が、 無線式記録媒体との無線通信を行う通信手段と、 この通信手段手段により無線式記録媒体からの改札情報
    に基づいて、改札処理を行う第1の処理手段と、 この第1の処理手段により処理を実行した後に、予め設
    定される無線記録媒体の所持者への案内の表示データを
    送信する第2の処理手段と、からなり、 上記無線式記録媒体が、 上記自動改札装置の第2の処理手段により送信された表
    示データを受信した際に、受信した表示データに従って
    案内を表示する表示手段と、ならなる、 ことを特徴とする改札システム。
  8. 【請求項8】 改札情報が記録される無線式記録媒体
    と、この無線式記録媒体との無線通信により改札処理を
    行う自動改札装置とからなる改札システムにおいて、 上記自動改札装置が、 無線式記録媒体との無線通信を行う通信手段と、 この通信手段手段により無線式記録媒体からの改札情報
    に基づいて、改札処理を行う第1の処理手段と、 この第1の処理手段により処理を実行した後に、予め設
    定される上記無線記録媒体の所持者への案内のパターン
    に対応するコードデータを送信する第2の処理手段と、
    からなり、 上記無線式記録媒体が、 上記自動改札装置の第2の処理手段により送信されたコ
    ードデータを受信し、受信したコードデータに対応する
    表示パターンに従って案内を表示する表示手段と、から
    なる、 ことを特徴とする改札システム。
  9. 【請求項9】 改札情報が記録される無線式記録媒体
    と、この無線式記録媒体との無線通信により改札処理を
    行う自動改札装置とからなる改札システムにおいて、 上記自動改札装置が、 無線式記録媒体との無線通信を行う通信手段と、 この通信手段手段により無線式記録媒体からの改札情報
    に基づいて、改札処理を行う第1の処理手段と、 この第1の処理手段により処理を実行した後に、上記無
    線記録媒体の所持者への案内をテキストデータで送信す
    る第2の処理手段と、からなり、 上記無線式記録媒体が、 上記自動改札装置の第2の処理手段により送信されたテ
    キストデータを受信し、受信したテキストデータに従っ
    て案内を表示する表示手段からなる、 ことを特徴とする改札システム。
  10. 【請求項10】 少なくともIDコードと改札情報とが
    記録されている無線式記録媒体との無線通信により上記
    改札情報を受信して入場の許可不許可を判断し、その結
    果を無線式記録媒体に送信する入場処理を行う第1、第
    2の自動改札装置が通信回線を介して接続されている改
    札システムにおいて、 上記第1の自動改札装置が、 第1の通信圏内の無線式記録媒体との無線通信を行う第
    1の通信手段と、 この第1の通信手段により上記第1の通信圏内の無線式
    記録媒体との無線通信により上記無線式記録媒体から改
    札情報を受信し、受信した改札情報に基いて入場が許可
    される場合に入場情報を無線式記録媒体に送信する入場
    処理を行う第1の処理手段と、 この第1の処理手段により入場情報を送信した無線式記
    録媒体のIDコードを上記通信回線を介して第2の自動
    改札装置に送信する送信手段と、からなり、 上記第2の自動改札装置が、 第2の通信圏内の無線式記録媒体との無線通信を行う第
    2の通信手段と、 この第2の通信手段により上記第2の通信圏内の無線式
    記録媒体との無線通信により上記無線式記録媒体に入場
    情報が記録されていた場合に、上記無線式記録媒体のI
    Dコードが上記第1の自動改札装置から送信されたID
    コードと同一であるか否かを判断する判断手段と、 この判断手段によりIDコードが同一であると判断した
    際に、上記第1の自動改札装置の第1の処理手段による
    入場処理時に送信された入場情報を無視して、上記無線
    式記録媒体の改札情報に基いて入場処理を行う第2の処
    理手段と、からなる、 ことを特徴とする改札システム。
  11. 【請求項11】 少なくともIDコードと改札情報とが
    記録されている無線式記録媒体との無線通信により上記
    改札情報を受信して入場の許可不許可を判断し、この判
    断結果を無線式記録媒体に送信する入場処理を行う第
    1、第2の自動改札装置が通信回線を介して接続されて
    いる改札システムにおいて、 上記第1の自動改札装置が、 第1の通信圏内の無線式記録媒体との無線通信を行う第
    1の通信手段と、 この第1の通信手段により上記第1の通信圏内の無線式
    記録媒体との無線通信により上記無線式記録媒体から改
    札情報を受信し、受信した改札情報に基いて入場が許可
    される場合に入場情報を無線式記録媒体に送信する入場
    処理を行う第1の処理手段と、 この第1の処理手段により入場情報を送信した無線式記
    録媒体のIDコードを上記通信回線を介して第2の自動
    改札装置に送信する送信手段と、からなり、 上記第2の自動改札装置が、 第2の通信圏内の無線式記録媒体との無線通信を行う第
    2の通信手段と、 この第2の通信手段により上記第2の通信圏内の無線式
    記録媒体との無線通信により上記無線式記録媒体に入場
    情報が記録されていた場合に、上記無線式記録媒体のI
    Dコードが上記第1の自動改札装置から送信されたID
    コードと同一であるか否かを判断する第1の判断手段
    と、 この第1の判断手段によりIDコードが同一であると判
    断した際に、上記送信手段により送信されたから所定時
    間内か否かを判断する第2の判断手段と、 この第2の判断手段により所定時間であると判断した際
    に、上記第1の自動改札装置の第1の処理手段による入
    場処理時に送信された入場情報を無視して、上記無線式
    記録媒体の改札情報に基いて入場処理を行う第2の処理
    手段と、 上記第2の判断手段により所定時間内でないと判断した
    際に、上記無線式記録媒体による入場を不許可とする第
    3の処理手段と、からなる、 ことを特徴とする改札システム。
  12. 【請求項12】 少なくともIDコードと改札情報とが
    記録されている無線式記録媒体との無線通信により上記
    改札情報を受信して入場の許可不許可を判断し、この判
    断結果を無線式記録媒体に送信する入場処理を行う第
    1、第2の自動改札装置が通信回線を介して接続されて
    いる改札システムにおいて、 上記第1の自動改札装置が、 第1の通信圏内の無線式記録媒体との無線通信を行う第
    1の通信手段と、 この第1の通信手段により上記第1の通信圏内の無線式
    記録媒体との無線通信により上記無線式記録媒体から改
    札情報を受信し、受信した改札情報に基いて入場が許可
    される場合に入場情報を無線式記録媒体に送信する入場
    処理を行う第1の処理手段と、 この第1の処理手段により入場情報を送信した無線式記
    録媒体のIDコードを上記通信回線を介して第2の自動
    改札装置に送信する送信手段と、からなり、 上記第2の自動改札装置が、 第2の通信圏内の無線式記録媒体との無線通信を行う第
    2の通信手段と、 この第2の通信手段により上記第2の通信圏内の無線式
    記録媒体との無線通信により上記無線式記録媒体に入場
    情報が記録されていた場合に、上記無線式記録媒体のI
    Dコードが上記第1の自動改札装置から送信されたID
    コードと同一であるか否かを判断する第1の判断手段
    と、 この第1の判断手段によりIDコードが同一であると判
    断した際に、上記送信手段により送信されたから所定時
    間内か否かを判断する第2の判断手段と、 この第2の判断手段により所定時間内であると判断した
    際に、第2の自動改札装置が上記第1の自動改札装置に
    隣接するかあるいは同一の自動改札装置であるか否かを
    判断する第3の判断手段と、 この第3の判断手段により第2の自動改札装置が上記第
    1の自動改札装置に隣接するかあるいは同一の自動改札
    装置であると判断した際に、上記第1の自動改札装置の
    第1の処理手段による入場処理時に送信された入場情報
    を無視して、上記無線式記録媒体の改札情報に基いて入
    場処理を行う第2の処理手段と、 上記第2の判断手段により所定時間内でないと判断した
    際、あるいは上記第3の判断手段により隣接あるいは同
    一の自動改札装置でないと判断した際、入場を不許可と
    する第3の処理手段と、からなる、 ことを特徴とする改札システム。
  13. 【請求項13】 自動改札装置により実行される改札処
    理に用いられ、少なくとも金額情報を有する改札情報が
    記録される無線式記録媒体と、この無線式記録媒体の金
    額情報に基いて物品の取引を行う料金処理装置とからな
    る取引システムにおいて、 上記料金処理装置が、 物品の代金が入力される入力手段と、 無線式記録媒体との無線通信を行う通信手段と、 この通信手段により無線式記録媒体から金額情報を受信
    し、受信した金額情報の残額から上記入力手段により入
    力された物品の代金を引去った後の残額が所定金額以下
    か否かを判断する判断手段と、 この判断手段により残額が所定金額以下であると判断し
    た際に、物品の取引を中止する中止手段と、 上記判断手段により残額が所定金額以下であると判断し
    た際、物品の取引を許可する許可手段と、 この許可手段により物品の取引を許可した際に、少なく
    とも上記物品の代金をを含む取引情報を上記無線通信手
    段により無線式記録媒体に送信する第3の処理手段と、
    からなり、 上記無線式記録媒体が、 上記料金処理装置の第3の処理手段により送信された取
    引情報を受信した際に、受信した取引情報に基づいて金
    額情報の残額を変更する変更手段からなる、ことを特徴
    とする取引システム。
  14. 【請求項14】 自動改札装置により実行される改札処
    理に用いられ、少なくとも金額情報を有する改札情報が
    記録される無線式記録媒体と、この無線式記録媒体の金
    額情報に基いて物品の取引を行う料金処理装置とからな
    る取引システムにおいて、 上記料金処理装置が、 物品の代金が入力される入力手段と、 無線式記録媒体との無線通信を行う通信手段と、 この通信手段により無線式記録媒体から金額情報を受信
    し、受信した金額情報の残額から上記入力手段により入
    力された物品の代金を引去った後の残額が所定金額以下
    か否かを判断する判断手段と、 この判断手段により残額が所定金額以下であると判断し
    た際に、自動改札装置による出場時に残額が不足する旨
    の案内を表示する表示手段と、 上記判断手段により残額が所定金額以下であると判断し
    た際、物品の取引を許可する許可手段と、 この許可手段により物品の取引を許可した際に、少なく
    とも上記物品の代金をを含む取引情報を上記無線通信手
    段により無線式記録媒体に送信する第3の処理手段と、
    からなり、 上記無線式記録媒体が、 上記料金処理装置の第3の処理手段により送信された取
    引情報を受信した際に、受信した取引情報に基づいて金
    額情報の残額を変更する変更手段からなる、 ことを特徴とする取引システム。
  15. 【請求項15】 自動改札装置により実行される改札処
    理に用いられ、少なくとも金額情報を有する改札情報が
    記録される無線式記録媒体と、この無線式記録媒体の金
    額情報に基いて物品の取引を行う料金処理装置とからな
    る取引システムにおいて、 上記料金処理装置が、 物品の代金が入力される入力手段と、 無線式記録媒体との無線通信を行う通信手段と、 この通信手段により無線式記録媒体から金額情報を受信
    し、受信した金額情報の残額から上記入力手段により入
    力された物品の代金を引去った後の残額が所定金額以下
    か否かを判断する判断手段と、 この判断手段により残額が所定金額以下であると判断し
    た際に、物品の取引を中止する中止手段と、 上記判断手段により残額が所定金額以下であると判断し
    た際、物品の取引を許可する許可手段と、 この許可手段により物品の取引を許可した際に、少なく
    とも上記物品の代金をを含む取引情報を上記無線通信手
    段により無線式記録媒体に送信する第3の処理手段と、
    からなり、上記無線式記録媒体が、 上記料金処理装置の第3の処理手段により送信された取
    引情報を受信した際に、受信した取引情報に基づいて金
    額情報の残額を変更する変更手段と、 上記受信した取引情報に基づいて取引内容を表示する表
    示手段と、からなる、ことを特徴とする取引システム。
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