JP2018158469A - 集成材、集成材の製造方法及び手摺 - Google Patents

集成材、集成材の製造方法及び手摺 Download PDF

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【課題】低コスト化や歩留まりの向上を図った上で、曲げ強さ及び直線性の向上を図ることができる集成材、集成材の製造方法及び手摺を提供する。【解決手段】第1ラミナブロックから切り出された第1ラミナ片10a〜10c、及び第2ラミナブロックから切り出された第2ラミナ片11a〜11c同士がX方向に接合されて接合部25a,25bを有する竪継ぎ材21〜23を構成するとともに、複数の竪継ぎ材21〜23同士がY方向に接合され、少なくともY方向で隣り合う竪継ぎ材21〜23同士は、接合部25a,25bがX方向で互いにずれている。【選択図】図7

Description

本発明は、集成材、集成材の製造方法及び手摺に関するものである。
例えば階段の手摺等に使用される木製の内装部材には、集成材が用いられることがある(例えば、下記特許文献1参照)。集成材は、例えば原木から切り出された複数のラミナ片を長手方向に接合(竪継ぎ)して複数の竪継ぎ材を形成した後、竪継ぎ材同士を長手方向に直交する方向に接合(横接)して形成される。
特開2003−293542号公報
ところで、手摺のような長尺部材に集成材を採用する場合には、使用時に作用する荷重に対する曲げ強さや、膨張収縮に伴う反りの抑制(直線性)等が特に求められる。しかしながら、上述した従来技術にあっては、低コスト化や歩留まりの向上を図った上で、曲げ強さ及び直線性の向上を図る点で未だ改善の余地があった。
そこで、本発明は、上述した事情に考慮してなされたもので、低コスト化や歩留まりの向上を図った上で、曲げ強さ及び直線性の向上を図ることができる集成材、集成材の製造方法及び手摺の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
本発明の一態様に係る集成材は、第1ラミナブロックから切り出された第1ラミナ片、及び第2ラミナブロックから切り出された第2ラミナ片同士が第1方向に接合されて接合部を有する一方の竪継ぎ材を構成するとともに、複数の前記一方の竪継ぎ材同士が前記第1方向に直交する第2方向に並んで配置され、少なくとも前記第2方向で隣り合う前記一方の竪継ぎ材同士は、前記接合部が前記第1方向で互いにずれている。
本態様によれば、第2方向で隣り合う一方の竪継ぎ材間において、接合部を第1方向にずらすことで、接合部が第1方向で同じ位置に配置される場合に比べて集成材の曲げ強さを向上させることができる。すなわち、第1竪継ぎ材の接合部を、第1竪継ぎ材に隣接する第2竪継ぎ材のラミナ片により補強できるので、接合部を起点にして集成材が破断等するのを抑制できる。
特に、本態様の各竪継ぎ材は、何れも第1ラミナ片及び第2ラミナ片同士を接合して構成されている。そのため、各竪継ぎ材間において、第1方向で対応する位置にそれぞれ同種類(含水率や寸法等)のラミナ片が配列される。これにより、第1方向の長さが不均一なラミナ片同士で各一方の竪継ぎ材を構成したとしても、各一方の竪継ぎ材において、第1方向で隣り合う接合部間の間隔が一定になる。そのため、各一方の竪継ぎ材を第2方向に並べて配置する際に、各一方の竪継ぎ材間において全ての接合部を所定寸法だけずらすことが容易になる。これにより、製造効率の向上を図った上で、集成材の曲げ強さを確保できる。しかも、第1方向で隣り合う接合部間の間隔を揃えるために、例えば均一な長さのラミナ片同士を接合して竪継ぎ材を形成する場合に比べて低コスト化や歩留まりの向上を図ることができる。
また、一方の竪継ぎ材が、何れも第1ラミナ片及び第2ラミナ片同士を接合することで形成されているため、各一方の竪継ぎ材間において第1方向の任意の位置における第1方向に直交する断面での平衡含水率のばらつきを小さくできる。そのため、各一方の竪継ぎ材間での平衡含水率の違いによる集成材の反りを抑制して、直線性の高い集成材を提供できる。
本発明の一態様に係る集成材の製造方法は、第1ラミナブロック及び第2ラミナブロックを第1方向に接合して竪継ぎブロックを形成する竪継ぎ工程と、前記竪継ぎブロックを前記第1方向と直交する第2方向に分割して、第1ラミナ片及び第2ラミナ片同士が前記第1方向に接合された接合部を有する一方の竪継ぎ材を複数形成する分割工程と、複数の前記一方の竪継ぎ材同士を、少なくとも前記第2方向で隣り合う前記一方の竪継ぎ材同士の間で前記接合部を前記第1方向にずらした状態で前記第2方向に接合する横接工程と、を有している。
本態様によれば、分割工程において、ラミナブロックが第1方向で接合された一方の竪継ぎブロックを第2方向に分割して、複数の一方の竪継ぎ材を形成する。そのため、上述した作用効果に加え、ラミナ片同士を接合して一方の竪継ぎ材を複数形成する場合に比べて、全ての接合部が同一位置にある一方の竪継ぎ材を確実に製造することができる。これにより、低コスト化や歩留まりの向上を図ることができる。
上記態様に係る集成材において、前記第2方向で隣り合う前記一方の竪継ぎ材同士が前記第2方向で接合されていてもよい。
本態様によれば、一方の竪継ぎ材同士を第2方向に接合することで、各一方の竪継ぎ材間において全ての接合部が所定寸法だけずれた集成材を提供できる。
上記態様に係る集成材において、第3ラミナブロックから切り出された第3ラミナ片、及び第4ラミナブロックから切り出された第4ラミナ片同士が第1方向に接合されて接合部を有する他方の竪継ぎ材を有し、隣り合う前記一方の竪継ぎ材同士は、前記他方の竪継ぎ材を間に挟んで接合されていてもよい。
本態様によれば、例えば他方の竪継ぎ材に曲げ強さの高い材料を選択した上で、一方の竪継ぎ材と他方の竪継ぎ材とを例えば第2方向で接合する。これにより、一方の竪継ぎ材を他方の竪継ぎ材により補強することができるので、一方の竪継ぎ材に曲げ強さの低い材料を選択した場合であっても、集成材としての曲げ強さを確保できる。
上記態様に係る集成材において、前記他方の竪継ぎ材が前記第2方向に2つ以上配置され、前記第2方向で隣り合う前記他方の竪継ぎ材同士は、前記接合部が前記第1方向で互いにずれていてもよい。
この構成によれば、第2方向で隣り合う他方の竪継ぎ材間において、接合部を第1方向にずらすことで、接合部が第1方向で同じ位置に配置される場合に比べて集成材の曲げ強さを向上させることができる。
上記態様に係る集成材において、前記一方の竪継ぎ材が前記第2方向に3つ以上配置され、全ての前記一方の竪継ぎ材の間で前記接合部が前記第1方向で互いにずれていてもよい。
本態様によれば、全ての各一方の竪継ぎ材間で隣り合う全ての接合部が第1方向に所定寸法で互いにずれているので、曲げ強さを確実に向上させることができる。
上記態様に係る集成材において、前記第1ラミナ片及び前記第2ラミナ片は、前記第1方向の長さが互いに異なっていてもよい。
本態様によれば、第1方向で隣り合う接合部間の間隔や各一方の竪継ぎ材の平衡含水率を揃えるために、例えば均一な長さのラミナ片同士を接合して一方の竪継ぎ材を形成する場合等に比べて低コスト化や歩留まりの向上を図ることができる。
本発明の一態様に係る手摺は、上記態様の集成材により形成されている。
本態様によれば、上述した集成材により形成されているため、曲げ強さや直線性に優れた手摺を低コストで提供できる。
本発明の一態様によれば、低コスト化や歩留まりの向上を図った上で、曲げ強さ及び直線性の向上を図ることができる。
実施形態に係る集成材の製造方法を説明するためのフローチャートである。 実施形態に係る集成材の製造方法を説明するための工程図である。 実施形態に係る集成材の製造方法を説明するための工程図である。 実施形態に係る集成材の製造方法を説明するための工程図である。 実施形態に係る集成材の製造方法を説明するための工程図である。 実施形態に係る集成材の製造方法を説明するための工程図である。 実施形態に係る集成材の斜視図である。 実施形態に係る手摺の断面図である。 実施形態の他の構成に係る集成材をZ方向から見た側面図である。 実施形態の他の構成に係る集成材をZ方向から見た側面図である。 実施形態の他の構成に係る集成材の斜視図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[集成材の製造方法]
図1は、集成材50の製造方法を説明するためのフローチャートである。図2〜図6は、集成材50の製造方法を説明するための工程図である。
図1に示すように、本実施形態の集成材50(図6参照)の製造方法は、粗切り工程S1、乾燥工程S2、ブロック切出工程S3、竪継ぎ工程S4、分割工程S5、横接工程S6及び仕上げ工程S7を主に有している。
図1に示すように、粗切り工程S1では、原木を所定寸法ごとに裁断して、製材品(ラフカット品)を形成する。この際、欠陥部(例えば、節や腐敗部等)を除去するように原木を裁断する。なお、本実施形態において、原木には、ゴムの木が好適に用いられている。但し、原木は、ゴムの木以外の他の木材(例えば、ユーカリやファルカタ、ポプラ、スギ、カラマツビーチ、オーク、チーク、ハードメープル、チェリー、ウォールナット、ホワイトアッシュ等)であっても構わない。
続いて、乾燥工程S2において、粗切り工程S1で加工された製材品を乾燥させる。なお、乾燥工程S2は、自然乾燥であっても、人工乾燥であっても構わない。
図1、図2に示すブロック切出工程S3では、上述した製材品から複数のラミナブロック(第1ラミナブロック10、第2ラミナブロック11及び第3ラミナブロック12)を切り出す。各ラミナブロック10〜12は、一方向を長手方向とする直方体形状に形成されている。以下の説明では、ラミナブロック10〜12の長手方向を単にX方向(第1方向)といい、X方向に直交する方向をそれぞれY方向(第2方向)及びZ方向(第2方向)という。図2において、X方向は紙面左右方向であり、Y方向は紙面上下方向であり、Z方向は紙面垂直方向である。また、本実施形態では、3つのラミナブロック10〜12を用いて集成材50を製造する場合について説明するが、これに限られない。すなわち、集成材50を構成するラミナブロック10〜12は2つや4つ以上の複数であっても構わない。なお、各ラミナブロック10〜12は、同一の製材品から加工してもよく、異なる製材品から加工してもよい。また、異なる製材品から加工する場合、製材品は同種材料であっても異種材料であっても構わない。
本実施形態において、ブロック切出工程S3で切り出されたラミナブロック10〜12は、YZ平面に沿う断面形状が互いに等しく、X方向における長さが互いに異なっている。本実施形態において、各ラミナブロック10〜12の長さは、例えば200mm〜600mm程度になっている。なお、各ラミナブロック10〜12は、少なくとも断面形状が等しければ構わない。すなわち、各ラミナブロック10〜12は、長さが等しくても構わない。また、各ラミナブロック10〜12の含水率は、互いに異なっていても構わない。
図1、図3に示すように、竪継ぎ工程S4では、上述した各ラミナブロック10〜12をX方向に一列に繋ぎ合わせる。具体的に、竪継ぎ工程S4では、まず各ラミナブロック10〜12におけるX方向を向く端面のうち、少なくとも一方の端面に接着剤を塗布する。続いて、X方向で隣り合う各ラミナブロック10〜12のX方向における端面同士を突き合わせた状態で、各ラミナブロック10〜12同士をX方向に加圧しながら保持する。これにより、X方向で隣り合うラミナブロック10〜12同士が接合され、各ラミナブロック10〜12がX方向に並んだ竪継ぎブロック20が形成される。なお、竪継ぎ工程S4の前段において、各ラミナブロック10〜12におけるX方向を向く端面にフィンガージョイント加工(図7に示すフィンガージョイント部51)を施しても構わない。
図1、図4に示すように、分割工程S5では、竪継ぎブロック20をX方向に沿って裁断する。これにより、竪継ぎブロック20が複数(例えば、3枚)の竪継ぎ材21〜23にY方向で等間隔に分割される。その後、各竪継ぎ材21〜23の表面を削る。なお、竪継ぎブロック20の分割枚数は、3枚に限らず、適宜変更が可能である。
ここで、本実施形態の竪継ぎ材(一方の竪継ぎ材)21〜23は、上述したように同一の竪継ぎブロック20から切り出されたものである。したがって、各竪継ぎ材21〜23における少なくともX方向での長さ及びYZ平面での断面寸法は、互いに等しくなっている。各竪継ぎ材21〜23の含水率(竪継ぎ材21〜23それぞれでの含水率の平均値)は、それぞれ同等になっている。なお、各竪継ぎ材21〜23において、Y方向での厚さは、互いに異なっていても構わない。
具体的に、竪継ぎ材21〜23は、各ラミナブロック10〜12から切り出されたラミナ片(第1ラミナ片10a〜10c、第2ラミナ片11a〜11c及び第3ラミナ片12a〜12c)のうち、ラミナ片10a,11a,12a同士、ラミナ片10b,11b,12b同士及びラミナ片10c,11c,12c同士がそれぞれ接合されて構成されている。この場合、各竪継ぎ材21〜23のうち、ラミナ片10a,11a同士、ラミナ片10b,11b同士、及びラミナ片10c,11c同士は、それぞれ接合部25aを介して接合されている。また、各竪継ぎ材21〜23のうち、ラミナ片11a,12a同士、ラミナ片11b,12b同士、及びラミナ片11c,12c同士は、それぞれ接合部25bを介して接合されている。なお、以下の説明では、各竪継ぎ材21〜23のうち、ラミナ片10a,11a,12a同士が接合されたものを第1竪継ぎ材21、ラミナ片10b,11b,12b同士が接合されたものを第2竪継ぎ材22、ラミナ片10c,11c,12c同士が接合されたものを第3竪継ぎ材23という場合がある。
このように、各竪継ぎ材21〜23は、第1ラミナ片10a〜10cの何れかと、第2ラミナ片11a〜11cの何れかと、第3ラミナ片12a〜12cの何れかと、がX方向に一列に接合されてそれぞれ構成されている。また、各竪継ぎ材21〜23を構成する各ラミナ片10a〜10c,11a〜11c,12a〜12cは、何れも第1ラミナ片、第2ラミナ片及び第3ラミナ片の順に並んでいる。すなわち、各竪継ぎ材21〜23において、X方向で対応する位置(同じ位置)に配置されたラミナ片10a〜10c,11a〜11c,12a〜12cは、それぞれ同一のラミナブロック10〜12から切り出されたものである。なお、X方向で対応する位置に配置されたラミナ片10a〜10c,11a〜11c,12a〜12cが、それぞれ同一のラミナブロック10〜12から切り出されたことは、ラミナ片10a〜10c,11a〜11c,12a〜12cの木目から類推できる。
図1、図5に示すように、横接工程S6では、各竪継ぎ材21〜23をY方向に接合する。具体的に、横接工程S6では、まず各竪継ぎ材21〜23におけるY方向を向く面のうち、少なくとも一方の面に接着剤を塗布する。続いて、Y方向で隣り合う各竪継ぎ材21〜23のY方向を向く面同士を重ね合わせる。その後、各竪継ぎ材21〜23同士をY方向に加圧しながら保持することで、Y方向で隣り合う竪継ぎ材21〜23同士が接合された横接体30が形成される。なお、本実施形態では、第1竪継ぎ材21、第2竪継ぎ材22及び第3竪継ぎ材23がY方向で順番に並ぶように(上述した分割工程S5での切断面同士が重なるように)各竪継ぎ材21〜23を接合している。但し、第1竪継ぎ材21、第2竪継ぎ材22及び第3竪継ぎ材23のY方向での順番は、適宜変更が可能である。また、各竪継ぎ材21〜23のうち、何れかの各竪継ぎ材21〜23をY方向で反転して接合しても構わない。
ここで、横接工程S6では、全ての竪継ぎ材21〜23における接合部25a,25bが、必ず意図した寸法にX方向に互いにずれるように(各接合部25a,25bのX方向での位置が揃わないように)、各竪継ぎ材21〜23をY方向に接合する。横接工程S6では、例えば第1竪継ぎ材21を基準にして、第2竪継ぎ材22及び第3竪継ぎ材23をX方向の一方にそれぞれずらしている。すなわち、Y方向で隣り合う竪継ぎ材21〜23のうち、一の竪継ぎ材における接合部25a,25bの間に、他の竪継ぎ材の接合部25aが配置される。本実施形態において、各竪継ぎ材21〜23間におけるX方向でのずれ量は、互いに等しくなっている(例えば50mm〜60mm程度)。
図1、図6に示すように、仕上げ工程S7では、横接体30におけるX方向の両端部を切断する。これにより、横接体30におけるX方向の両端面が平滑面(各竪継ぎ材21〜23におけるX方向の両端面が面一)となる。さらに、横接体30の表面を削ることで、集成材50が完成する。
[集成材]
次に、上述した製造方法により製造された集成材50について説明する。図7は、集成材50の斜視図である。
図6、図7に示す集成材50は、例えば四角柱形状に形成されている。具体的に、集成材50は、複数の竪継ぎ材21〜23がY方向に接合されて構成されている。
竪継ぎ材21〜23は、複数のラミナ片(ラミナ片10a,11a,12a同士、ラミナ片10b,11b,12b同士及びラミナ片10c,11c,12c同士)がX方向に接合されて構成されている。すなわち、各竪継ぎ材21〜23を構成するラミナ片10a〜10c,11a〜11c,12a〜12cは、何れも第1ラミナ片、第2ラミナ片及び第3ラミナ片の順に並んでいる。なお、X方向で隣り合うラミナ片同士の接合部25a,25bには、フィンガージョイント部51が形成されていても構わない。これにより、接合部25a,25bでの接合面積を確保し、接合強度を向上させることができる。但し、接合部25a,25bは、X方向に直交する平坦面同士で接合してもよく、X方向に対して傾斜する傾斜面同士で接合してもよい。また、接合部25a,25bは、フィンガージョイント部51以外の凹凸により接合してもよい。
ここで、本実施形態の集成材50では、Y方向で隣り合う竪継ぎ材21〜23間において、全ての接合部25a,25bがX方向に互いにずれるように各竪継ぎ材21〜23が接合されている。一方で、集成材50は、Y方向で隣り合う竪継ぎ材21〜23間において、同種類(含水率や寸法等)のラミナ片(同一のラミナブロック10〜12から切り出されたラミナ片10a〜10c,11a〜11c,12a〜12c)がX方向における一部で重なり合っている。
このように、本実施形態の集成材50は、Y方向で隣り合う竪継ぎ材21〜23が、接合部25a,25bをX方向にずらした状態で接合されている構成とした。
この構成によれば、Y方向で隣り合う竪継ぎ材21〜23間において、接合部25a,25bがX方向で同じ位置に配置される場合に比べて集成材50の曲げ強さを向上させることができる。すなわち、一の竪継ぎ材の接合部25a,25bを、一の竪継ぎ材に隣り合う他の竪継ぎ材のラミナ片により確実に補強できるので、接合部25a,25bを起点にして集成材50が破断等するのを抑制できる。
特に、本実施形態の各竪継ぎ材21〜23は、何れも第1ラミナ片10a〜10c、第2ラミナ片11a〜11c及び第3ラミナ片12a〜12c同士を接合して構成されている。
この構成によれば、各竪継ぎ材21〜23間において、X方向で対応する位置にそれぞれ同種類(含水率や寸法等)のラミナ片が配列される。これにより、X方向の長さが不均一なラミナ片同士で各竪継ぎ材21〜23を構成したとしても、各竪継ぎ材21〜23において、X方向で隣り合う接合部25a,25b間の間隔が一定になる。そのため、各竪継ぎ材21〜23をY方向に接合する際に、各竪継ぎ材21〜23間において全ての接合部25a,25bを所定寸法だけずらすことが容易になる。これにより、製造効率の向上を図った上で、集成材50の曲げ強さを確保できる。しかも、X方向で隣り合う接合部25a,25b間の間隔を揃えるために、例えば均一な長さのラミナ片同士を接合して竪継ぎ材を形成する場合に比べて低コスト化や歩留まりの向上を図ることができる。
さらに、竪継ぎ材21〜23が、同一のラミナブロック10〜12から切り出されたラミナ片10a〜10c,11a〜11c,12a〜12c同士を接合することで形成されているため、各竪継ぎ材21〜23間においてX方向の任意の位置におけるYZ断面での平衡含水率のばらつきを小さくできる。そのため、各竪継ぎ材21〜23間での平衡含水率の違いによる集成材50の反りを抑制して、直線性の高い集成材50を提供できる。
しかも、本実施形態では、ラミナブロック10〜12がX方向で接合された竪継ぎブロック20をY方向に分割して、複数の竪継ぎ材21〜23を形成する構成とした。
この構成によれば、ラミナ片同士を接合して竪継ぎ材を複数形成する場合に比べて、全ての接合部25a,25bが同一位置にある竪継ぎ材21〜23を確実に製造することができる。これにより、低コスト化や歩留まりの向上を図ることができる。
本実施形態では、各竪継ぎ材21〜23間の全てで、Y方向で隣り合う全ての接合部25a,25bがX方向に所定寸法で互いにずれた状態で接合されているため、曲げ強さを確実に向上させることができる。
本実施形態では、X方向で隣り合うラミナ片の長さが互いに異なっている構成とした。
この構成によれば、X方向で隣り合う接合部25a,25b間の間隔や各竪継ぎ材21〜23の平衡含水率を揃えるために、例えば均一な長さのラミナ片同士を接合して竪継ぎ材を形成する場合等に比べて低コスト化や歩留まりの向上を図ることができる。
[手摺]
次に、上述した実施形態の集成材50を用いた手摺104について説明する。図8は、手摺ユニット100の概略断面図である。
図8に示す手摺ユニット100は、建物の内壁面102において、例えば階段(不図示)に沿って設けられている。本実施形態の手摺ユニット100は、居住者が把持する手摺104がブラケット105を介して内壁面102に固定されて構成されている。
ブラケット105は、階段(不図示)に沿って所定間隔毎に設けられている。ブラケット105は、内壁面102に固定された壁固定部110と、手摺104が固定された手摺固定部111と、壁固定部110及び手摺固定部111とを接続するアーム部112と、を有している。
壁固定部110は、板状に形成されている。壁固定部110は、例えばねじ等により内壁面102に取り付けられている。
アーム部112は、円弧状に形成されている。具体的に、アーム部112は、水平方向において内壁面102から離間するに従い、上方に向けて湾曲しながら延在している。
手摺固定部111は、アーム部112の上端部に接続されている。手摺固定部111は、下方に向けて凸の円弧状に形成されている。
手摺104は、上述した集成材50に対してYZ平面(図7参照)の断面形状を円形に加工することで構成されている。手摺104は、各ブラケット105の手摺固定部111間を架け渡している。具体的に、手摺104は、下部外周面が上述した手摺固定部111の上面に支持された状態で、各手摺固定部111にそれぞれねじ等により固定されている。なお、手摺104の断面形状は、円形に限らず、多角形等、適宜設計変更が可能である。
本実施形態の手摺104では、上述した集成材50を用いて製造されているため、曲げ強さや直線性に優れた手摺104を低コストで提供できる。
なお、本実施形態では、階段用の手摺104に上述した集成材50を用いた構成について説明したが、この構成に限らず、廊下用や玄関用の手摺に集成材50を用いても構わない。また。集成材50は、手摺に限らず、手摺以外の内装部材や、家具、木造建物の躯体(柱や梁等)等に採用することも可能である。
本発明の技術範囲は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば上述した実施形態では、各竪継ぎ材21〜23がY方向に直交する平坦面同士で接合(横接)されている構成について説明したが、この構成のみに限られない。例えば、各竪継ぎ材21〜23は、Y方向に対して傾斜する傾斜面同士を接合しても、凹凸面同士を接合しても構わない。
上述した実施形態では、各竪継ぎ材21〜23間におけるX方向でのずれ量を互いに等しく設定した場合について説明したが、この構成のみに限られない。例えば図9に示すように、各竪継ぎ材21〜23間におけるX方向でのずれ量l〜lを適宜異ならせても構わない。図9の例では、ラミナ片(例えば、ラミナ片11a〜11c)の長さをLで示している。第2竪継ぎ材22の接合部25aに対する第1竪継ぎ材21の接合部25aのずれ量をlで示し、第2竪継ぎ材22の接合部25aに対する接合部25bのずれ量をlで示している。第2竪継ぎ材22の接合部25aに対する第3竪継ぎ材23の接合部25aのずれ量をlで示し、第2竪継ぎ材22の接合部25aに対する接合部25bのずれ量をlで示している。この場合、第2竪継ぎ材22の接合部25aに対する第1竪継ぎ材21のずれ量l(ずれ量l)と、第2竪継ぎ材22の接合部25aに対する第3竪継ぎ材23のずれ量l(ずれ量l)と、は互いに異なっている。
上述した実施形態の集成材50では、全ての竪継ぎ材21〜23間において、接合部25a,25bがX方向に互いにずれる構成について説明したが、この構成のみに限られない。少なくともY方向で隣り合う竪継ぎ材間においてX方向に接合部がずれていれば構わない。例えば図10に示す集成材150のように、6枚の竪継ぎ材151〜156において、一の竪継ぎ材を間に挟んでY方向の両側に位置する他の竪継ぎ材の接合部がX方向で互いに揃っていても構わない。この場合には、ラミナ片10a〜10f及びラミナ片11a〜11f同士を接合する接合部160同士、及びラミナ片11a〜11f及びラミナ片12a〜12f同士を接続する接合部161同士がそれぞれ互い違いに配置される。これにより、各竪継ぎ材151〜156間及びX方向で隣り合うラミナ片10a〜10f,11a〜11f,12a〜12f間での接合強度を確保できる。
例えば、上述した実施形態では、竪継ぎ材をY方向に接合した場合について説明したが、この構成に限らず、竪継ぎ材をY方向及びZ方向に接合しても構わない。例えば図11に示す集成材200では、複数の竪継ぎ材201がY方向及びZ方向に3つずつ接合されている。この場合、各竪継ぎ材201は、Y方向及びZ方向で隣り合う竪継ぎ材201同士で接合部210がX方向にずれている。但し、各竪継ぎ材201は、Y方向及びZ方向の少なくとも一方向において、接合部210がずれていれば構わない。
上述した実施形態では、異なるラミナブロックを構成するラミナ片のX方向における長さが異なっている構成について説明したが、この構成に限らず、全てのラミナ片の長さが等しくても構わない。
上述した実施形態では、一の材料(例えば、ファルカタ等)により形成された一方の竪継ぎ材(竪継ぎ材21〜23)同士をY方向で接合する構成について説明したが、この構成のみに限られない。例えば、隣り合う一方の竪継ぎ材が、一の材料と異なる他の材料(例えば、ユーカリ等)により形成された他方の竪継ぎ材を間に挟んでY方向に接合されていても構わない。すなわち、一方の竪継ぎ材は、接合部同士がX方向に互いにずれた状態で、Y方向に並んで配置されていれば構わない。
ここで、他方の竪継ぎ材は、一方の竪継ぎ材と同様に、ラミナブロック(第3ラミナブロック及び第4ラミナブロック)がX方向に接合されてなる竪継ぎブロックがX方向に切り出されて構成される。そして、3枚の竪継ぎ材により集成材を形成する場合には、2枚の一方の竪継ぎ材の間に、1枚の他方の竪継ぎ材を配置すればよい。
また、4枚以上の竪継ぎ材により集成材を形成する場合には、例えば一方の竪継ぎ材と他方の竪継ぎ材とを交互に配置すればよい。この場合、少なくとも一方の竪継ぎ材の接合部同士がX方向に意図した寸法ずれ、他方の竪継ぎ材の接合部同士がX方向に意図した寸法ずれていれば構わない。すなわち、一方の竪継ぎ材の接合部と、他方の竪継ぎ材の接合部と、のX方向での位置は、互いに一致若しくは近接していても構わない。このように、Y方向で隣り合う一方の竪継ぎ材間に加えて、Y方向で隣り合う他方の竪継ぎ材間において、接合部をX方向にずらすことで、接合部がX方向で同じ位置に配置される場合に比べて集成材の曲げ強さを向上させることができる。但し、全ての竪継ぎ材間において、接合部がずれていることが好ましい。
この構成によれば、例えば他方の竪継ぎ材に曲げ強さの高い材料を選択した上で、一方の竪継ぎ材と他方の竪継ぎ材とを例えばY方向に交互に接合する。これにより、一方の竪継ぎ材を他方の竪継ぎ材により補強することができるので、一方の竪継ぎ材に曲げ強さの低い材料を選択した場合であっても、集成材としての曲げ強さを確保できる。
なお、異種材料の竪継ぎ材を用いる場合、一方の竪継ぎ材と他方の竪継ぎ材とはX方向やY方向の長さが互いに異なっていても構わない。
また、上述の説明では、2種類の竪継ぎブロックから切り出された竪継ぎ材同士を接合した場合について説明したが、この構成のみに限らず、3種類以上の異種材料の竪継ぎブロックから切り出された竪継ぎ材同士をY方向に接合しても構わない。
また、Y方向で隣り合う一方の竪継ぎ材の間に、複数枚の他方の竪継ぎ材を配置しても構わない。同様に、Y方向で隣り合う他方の竪継ぎ材の間に、複数枚の一方の竪継ぎ材を配置しても構わない。
また、他方の竪継ぎ材において、第3ラミナ片及び第4ラミナ片のX方向の長さが互いに異なっていても構わない。すなわち、第1ラミナ片〜第4ラミナ片は、X方向の長さが互いに異なっていても構わない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10…第1ラミナブロック(第1ラミナブロック、第2ラミナブロック)、10a〜10c…第1ラミナ片(第1ラミナ片、第2ラミナ片)、11…第2ラミナブロック(第1ラミナブロック、第2ラミナブロック)、11a〜11c…第2ラミナ片(第1ラミナ片、第2ラミナ片)、12…第3ラミナブロック(第1ラミナブロック、第2ラミナブロック)、12a〜12c…第3ラミナ片(第1ラミナ片、第2ラミナ片)、20…竪継ぎブロック、21…第1竪継ぎ材(一方の竪継ぎ材)、22…第2竪継ぎ材(一方の竪継ぎ材)、23…第3竪継ぎ材(一方の竪継ぎ材)、25a…接合部、25b…接合部、30…横接体、50…集成材、51…フィンガージョイント部、100…手摺ユニット、102…内壁面、104…手摺、105…ブラケット、110…壁固定部、111…手摺固定部、112…アーム部、150…集成材、151…竪継ぎ材、152…竪継ぎ材、153…竪継ぎ材、154…竪継ぎ材、155…竪継ぎ材、156…竪継ぎ材、160…接合部、161…接合部、200…集成材、201…竪継ぎ材、210…接合部

Claims (8)

  1. 第1ラミナブロックから切り出された第1ラミナ片、及び第2ラミナブロックから切り出された第2ラミナ片同士が第1方向に接合されて接合部を有する一方の竪継ぎ材を構成するとともに、複数の前記一方の竪継ぎ材同士が前記第1方向に直交する第2方向に並んで配置され、
    少なくとも前記第2方向で隣り合う前記一方の竪継ぎ材同士は、前記接合部が前記第1方向で互いにずれていることを特徴とする集成材。
  2. 前記第2方向で隣り合う前記一方の竪継ぎ材同士が前記第2方向で接合されていることを特徴とする請求項1に記載の集成材。
  3. 第3ラミナブロックから切り出された第3ラミナ片、及び第4ラミナブロックから切り出された第4ラミナ片同士が第1方向に接合されて接合部を有する他方の竪継ぎ材を有し、
    隣り合う前記一方の竪継ぎ材同士は、前記他方の竪継ぎ材を間に挟んで接合されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の集成材。
  4. 前記他方の竪継ぎ材が前記第2方向に2つ以上配置され、
    前記第2方向で隣り合う前記他方の竪継ぎ材同士は、前記接合部が前記第1方向で互いにずれていることを特徴とする請求項3に記載の集成材。
  5. 前記一方の竪継ぎ材が前記第2方向に3つ以上配置され、
    全ての前記一方の竪継ぎ材の間で前記接合部が前記第1方向で互いにずれていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の集成材。
  6. 前記第1ラミナ片及び前記第2ラミナ片は、前記第1方向の長さが互いに異なることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の集成材。
  7. 第1ラミナブロック及び第2ラミナブロックを第1方向に接合して竪継ぎブロックを形成する竪継ぎ工程と、
    前記竪継ぎブロックを前記第1方向と直交する第2方向に分割して、第1ラミナ片及び第2ラミナ片同士が前記第1方向に接合された接合部を有する一方の竪継ぎ材を複数形成する分割工程と、
    複数の前記一方の竪継ぎ材同士を、少なくとも前記第2方向で隣り合う前記一方の竪継ぎ材同士の間で前記接合部を前記第1方向にずらした状態で前記第2方向に接合する横接工程と、を有していることを特徴とする集成材の製造方法。
  8. 請求項1から請求項6の何れか1項に記載の集成材により形成されたことを特徴とする手摺。
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