JP2018002092A - キャブの底面部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】着座シートの後方に広いスペースを設けた車両のフロアパネルの剛性を確保する。
【解決手段】リアキャブマウントレール11は、左右のブラケット固定領域36を有し、キャブ2の後端下部で車幅方向に直線状に延びる。フロアパネル12の第1パネル部材16の傾斜床板部20の上部領域20bとベッド支持床板部21と第3パネル部材18とは、第2パネル部材17の前端縁部30の上面から上方に突出して、第2パネル部材17の左右に亘って車幅方向に直線状に延びる突出部25である。フロアアンダーフレーム15のフレーム後部35は、第2パネル部材17の前端縁部30とリアキャブマウントレール11のブラケット固定領域36との間で直線状に延びる。リアキャブマウントレール11とフロアパネル12の突出部25と左右のフレーム後部35とは、休憩スペース14の下方で井桁状に交叉して互いに固定される。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両のキャブの底面部構造に関する。
特許文献1には、キャブオーバ型トラックのキャブ構造が記載されている。キャブは、車室の床面を構成するフロアパネル、車室の後部を区画するバックパネルなどの各種のパネルを有している。またフロアパネルの下方には、キャブのほぼ前後方向に延びる複数のフロアフレームが配置され、これらのフロアフレームはフロアパネルの下側面に固着されている。さらに、フロアフレームの後端部には、キャブの幅方向に延びるリヤクロスメンバが設けられている。リヤクロスメンバは、フロアパネルの下側面にスポット溶接により固着され、図示していない中間部材を介して、シャシフレームに支持される。フロアパネルの後部は、各座席支持面よりも上方に突出し、各座席支持面は、後方へ向けて漸次高さを増大したフロアパネル傾斜部を介して、突出した後部に接続されている。
特開平10−297537号公報
ところで、トラックのキャブには、例えば、長距離用のトラックのキャブのように、座席(着座シート)の後方に広いスペースを設けて、該スペースにベッド等を搭載する場合がある。このように、着座シートの後方に広いスペースを設けるためには、着座シートよりも後方のフロアパネルを前後方向に長く確保するので、その分だけ、フロアパネルの剛性を確保することが難しくなるおそれがある。
そこで、本発明は、着座シートの後方に広いスペースを設けてもフロアパネルの剛性を確保することが可能なキャブの底面部構造の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、車室内の着座シートの後方に所定のスペースを有するキャブの底面部構造であって、マウントレールとフロアパネルと左右1対のアンダーフレームとを備える。マウントレールは、車体フレームに下方から支持される左右1対の被支持部を有し、キャブの後端下部で車幅方向に直線状に延びる。フロアパネルは、上記所定のスペースの下方でマウントレールから連続して前方へ延びるフロア後部と、フロア後部の前端縁部から上方へ突出してフロア後部の左右に亘って車幅方向に直線状に延び、フロア後部の前端縁部との間に閉断面を形成する突出部とを有し、車室の下方を区画する。左右のアンダーフレームは、マウントレールの左右の被支持部とフロア後部の前端縁部との間で直線状に延びてフロア後部を下方から支持するフレーム後部をそれぞれ有し、キャブの車幅方向両側でフロアパネルの下面に沿って前後方向に延びてフロアパネルに固定される。
上記構成では、マウントレールがキャブの後端下部で車幅方向に直線状に延び、フロア後部との間に閉断面を形成する突出部がフロア後部の左右に亘って車幅方向に直線状に延びる。また、左右のアンダーフレームのフレーム後部が、マウントレールの左右の被支持部とフロア後部の前端縁部との間で直線状に延びる。このように、フロア後部の補強部材として機能するマウントレール、フロアパネルの突出部、及び左右のアンダーフレームのフレーム後部の各々が、着座シートの後方の上記所定のスペースの下方で直線状に延びて井桁状に交叉した状態で、フロア後部を介して互いに固定されるので、フロア後部の剛性を確保することができ、着座シートの後方の上記所定のスペースが広くてもフロアパネルの剛性を確保することができる。
また、上記左右のアンダーフレームは、フレーム後部の前端から連続して前方へ延びるフレーム前部をそれぞれ有してもよく、フレーム後部の曲げ剛性は、フレーム前部の曲げ剛性よりも大きくてもよい。
上記構成では、フレーム後部の曲げ剛性が、フレーム前部の曲げ剛性よりも大きいので、フレーム後部によってフロア後部の剛性を向上させることができ、着座シートの後方の上記所定のスペースが広くてもフロアパネルの剛性を確保することができる。
本発明によれば、着座シートの後方に広いスペースを設けてもフロアパネルの剛性を確保することができる。
本発明に係るキャブの底面部構造を適用した車両の前部の外観斜視図である。 図1のキャブの概略断面図である。 キャブの後部の概略断面図である。 図1の車両のキャブの概略底面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において、FRは車両の前方を、UPは上方を、INは車幅方向内側をそれぞれ示す。また、以下の説明において、左右方向は車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。
図1及び図2に示すように、本発明に係るキャブの底面部構造は、例えば、キャブ2が概ねエンジン(図示省略)の上方に配置されるキャブオーバ型のトラック(車両)1に適用される。トラック1のキャブ2は、キャブ前面部3、左右のキャブ側面部4、キャブ後面部5、キャブ上面部6、及びキャブ底面部(底面部)10によって箱状に形成され、その内部には、車室7が区画される。キャブ2の前端下部は、フロントキャブマウント39を介してトラック1の車体フレーム37の前端部に回転自在に支持される。キャブ2の後端下部は、車体フレーム37に対して固定されたリアキャブマウント38を介して車体フレーム37に下方から支持される。なお、図2では、ドアや車室7の前方の各種装置(ステアリング等)や後述する着座シート13等を省略した状態のキャブ2が図示されている。
図3に示すように、キャブ2の車室7には、乗員が着座する着座シート13が左右両側(運転席側及び助手席側)に配置される。キャブ2の着座シート13よりも後方の領域には、乗員が休憩可能な休憩スペース(所定のスペース)14が設けられ、休憩スペース14には、略矩形板状に形成されたベッド33が設置されている。
図2〜図4に示すように、キャブ底面部10は、キャブ底面部10の後端縁部で車幅方向に延びるリアキャブマウントレール(マウントレール)11と、リアキャブマウントレール11から前方へ延びるフロアパネル12と、フロアパネル12の下面12aに固定される左右1対のフロアアンダーフレーム(アンダーフレーム)15とを有し、車室7の下方を区画する。
リアキャブマウントレール11は、金属製のパネル部材を上方へ突出するように曲折して形成され、キャブ2の後端下部で車幅方向に直線状に延び、キャブ底面部10の後端縁部の剛性を確保する。リアキャブマウントレール11は、前板部11aと、前板部11aの上端縁から曲折して後方へ延びる上板部11bと、上板部11bの後端縁から曲折して下方へ延びる後板部11cとによって構成され、下方へ開放する開断面状に形成されて車幅方向に延び、その内側に空間8を区画する。後板部11cには、キャブ後面部5の下端縁部が固定される。リアキャブマウントレール11の下方の空間8には、左右1対のリアキャブマウントブラケット9が配置され、左右のリアキャブマウントブラケット9が、リアキャブマウントレール11の前板部11a、及び上板部11bに対して固定される。リアキャブマウントレール11のうち左右のリアキャブマウントブラケット9が固定される左右1対のブラケット固定領域(被支持部)36は、左右のリアキャブマウントブラケット9及びリアキャブマウント38を介して車体フレーム37に下方から支持される。左右のブラケット固定領域36は、リアキャブマウントレール11の車幅方向の所定の範囲内の領域であり、車体フレーム37側からの支持力が他の領域よりも比較的強い領域である。上板部11bの上面には、ベッド33の後端縁部33bが載置され、上板部11bがベッド33の後端縁部33bを下方から支持する。なお、図3では、分かり易くするために、リアキャブマウントレール11の上板部11bとベッド33の後端縁部33bとを僅かに離間させているが、実際には、ベッド33の後端縁部33bがリアキャブマウントレール11の上板部11bに載置され、ベッド33とリアキャブマウントレール11とが当接している。
フロアパネル12は、キャブ2の前方側の第1パネル部材16、キャブの後方側の第2パネル部材(フロア後部)17、及び第3パネル部材18の3つのパネル部材16,17,18を接合することによって構成されて車室7の床面を形成する。
フロアパネル12の第1パネル部材16は、キャブ前方床板部19と傾斜床板部20とベッド支持床板部21とを一体的に有し、キャブ2の前端下部から着座シート13よりも後方まで延びる。第1パネル部材16の前端縁は、フロアパネル12の前端縁である。
第1パネル部材16のキャブ前方床板部19は、上方に突出した状態で前後方向に延びる車幅方向中央部のセンタートンネル22と、センタートンネル22の左右両側の前方床板部23とを有し、キャブ2の前端下部から後方へ延びる。キャブ前方床板部19は、前後方向に直交する断面形状が略ハット状になるように、センタートンネル22と左右の前方床板部23とによって形成される。センタートンネル22の下方の空間40には、ラジエータ(図示省略)やエンジン(図示省略)、それらに関わる補機類(図示省略)が配置される。左右の前方床板部23は、着座シート13が固定されて着座シート13を下方から支持する支持領域23aを後部に有し、センタートンネル22の左右両側に配置されてキャブ2の前端下部から後方へ延びる。着座シート13は、着座シート13の下端部で前後方向に延びて着座シート13を前後方向にスライド移動可能な左右のスライドレール(図示省略)を有し、左右のスライドレールを介してキャブ前方床板部19の左右の前方床板部23の支持領域23aに固定される。なお、着座シート13を、キャブ前方床板部19に対して上記スライドレールを介することなく直接的に固定してもよい。
第1パネル部材16の傾斜床板部20は、左右の前方床板部23の後端縁から曲折して後上方へ延びる左右の下部領域20a(図2及び図3には、車幅方向右側の下部領域20aのみが示されている)と、下部領域20aの上端縁及びセンタートンネル22の後端縁から連続して後上方へ延びる上部領域20bとを有し、着座シート13の後方近傍に配置される。傾斜床板部20の上部領域20bは、キャブ2の左右に亘って車幅方向に延びる。傾斜床板部20の上部領域20bの上端縁部は、リアキャブマウントレール11の前板部11aの上端縁部と略同じ高さ位置に配置される。
第1パネル部材16のベッド支持床板部21は、傾斜床板部20の上部領域20bの上端縁から曲折して後方へ略水平に延び、リアキャブマウントレール11の上板部11bと略同じ高さ位置に配置される。ベッド支持床板部21の上面には、ベッド33の前端縁部33aが載置され、ベッド支持床板部21がベッド33の前端縁部33aを下方から支持する。なお、図3では、分かり易くするために、ベッド支持床板部21とベッド33の前端縁部33aとを僅かに離間させているが、実際には、ベッド33の前端縁部33aがベッド支持床板部21に載置され、ベッド33とベッド支持床板部21とが当接している。
フロアパネル12の第2パネル部材17は、着座シート13よりも後方に配置され、車幅方向に長尺の略矩形状に形成されてキャブ2の左右に亘って延びる。第2パネル部材17の前端縁は、第1パネル部材16の傾斜床板部20の後面24に固定され、第2パネル部材17の後端縁は、リアキャブマウントレール11の前板部11aの下端縁に連続する。第2パネル部材17は、第1パネル部材16の左右の前方床板部23よりも上方に配置され、着座シート13の後方の休憩スペース14の下方を区画する。すなわち、第2パネル部材17は、休憩スペース14の下方でリアキャブマウントレール11から連続して前方の着座シート13の後方近傍まで延びる。
フロアパネル12の第3パネル部材18は、車幅方向に長尺の略矩形状に形成され、第1パネル部材16のベッド支持床板部21の後端縁部と第2パネル部材17の上面との間を略鉛直方向に沿って延びて連結する。第3パネル部材18の上端縁部は、第1パネル部材16のベッド支持床板部21の後端縁部に固定される。第3パネル部材18の下端縁部は、第2パネル部材17の上面のうち第1パネル部材16の傾斜床板部20の後面24から後方へ離間した位置に固定される。
第1パネル部材16の傾斜床板部20の上部領域20bと、第1パネル部材16のベッド支持床板部21と、第3パネル部材18とは、第2パネル部材17の前端縁部30の上面から上方に突出して、第2パネル部材17の左右に亘って車幅方向に直線状に延び、第2パネル部材17の前端縁部30との間に閉断面を形成する突出部25である。突出部25は、フロアパネル12のうちリアキャブマウントレール11から前方に離間し、且つ着座シート13の後方近傍に配置され、ベッド33の前端縁部33aを下方から支持する。
第3パネル部材18と、第2パネル部材17のうち第3パネル部材18よりも後方の領域と、リアキャブマウントレール11の前板部11aとは、上方へ開口する凹空間26を区画形成する。第1パネル部材16のベッド支持床板部21及びリアキャブマウントレール11の上板部11bにベッド33を載置した状態で、凹空間26の上方は、ベッド33によって塞がれる。また、ベッド33の前端縁部33a又は後端縁部33bの少なくとも一方を上方へ移動した状態で、凹空間26の上方は、解放される。
左右のフロアアンダーフレーム15は、上方へ開放する断面略ハット状に形成され、フロアパネル12の下方の左右両側に配置されて前後方向に延び、フロアパネル12を下方から支持する。左右のフロアアンダーフレーム15は、フロアパネル12の前端部から着座シート13の後方へ延びるフレーム前部34と、フレーム前部34の後端から連続してフロアパネル12の後端部まで略水平に延びるフレーム後部35とを有する。左右のフロアアンダーフレーム15は、フロアパネル12の下面に当接した状態で、その当接部分を溶接等することによりフロアパネル12に対して固定される。
左右のフロアアンダーフレーム15のフレーム前部34は、フロアパネル12の前端部から第1パネル部材16の左右の前方床板部23及び傾斜床板部20の左右の下部領域20aの下面に沿って後方へ下部領域20aの後端部(上端部)まで延び、第1パネル部材16を下方から支持する。すなわち、フレーム前部34の後端部は、第1パネル部材16の傾斜床板部20の左右の下部領域20aの下面に沿って傾斜している。フレーム前部34の前端部は、フロントキャブマウント39を介して車体フレーム37に回転自在に支持される。フレーム前部34の後端29は、車幅方向同一側のリアキャブマウントブラケット9よりも車幅方向外側に配置される。すなわち、左右のフレーム前部34の後端同士の距離は、左右のリアキャブマウントブラケット9間の距離よりも長い。フレーム前部34は、左右1対の縦板部27と横板部28とをそれぞれ有し、第1パネル部材16の左右の前方床板部23の車幅方向内端縁部の下面、及び傾斜床板部20の左右の下部領域20aの車幅方向内端縁部の下面に固定される。フレーム前部34は、第1パネル部材16との間に閉断面を形成する。左右の縦板部27は、互いに車幅方向に離間して配置され、第1パネル部材16の下面に固定されて下方へ延びる。横板部28は、左右の縦板部27の下端縁同士を連結する。フロアパネル12に対して直交する方向(以下、高さ方向という)のフレーム前部34の長さL1は、フレーム前部34の前後に亘って、所定の長さに設定される。横板部28の車幅方向の長さL2は、フレーム前部34の前後に亘って、第1パネル部材16に対して固定される左右の縦板部27の上端縁部同士の離間距離と略同じ長さに設定される。フレーム前部34と第1パネル部材16との間の断面形状は、略矩形状(長方形)である。
左右のフロアアンダーフレーム15のフレーム後部35は、左右1対の縦板部31と横板部32とをそれぞれ有し、フレーム前部34と略同じ肉厚の板体によって形成されて第2パネル部材17の下面に固定され、第2パネル部材17を下方から支持する。左右のフレーム後部35は、フレーム前部34の後端29から連続してリアキャブマウントレール11の左右のブラケット固定領域36の下方へ向かって、互いの間隔が後方に向かうにつれて徐々に短くなるように、互いに近接する方向へ延びる。フレーム後部35の前端部35aは、第2パネル部材17の前端縁部30の下面に固定されることによって、第2パネル部材17の前端縁部30を介して突出部25に固定される。フレーム後部35の後端部35bは、リアキャブマウントブラケット9に固定されることによって、リアキャブマウントブラケット9を介してリアキャブマウントレール11の左右のブラケット固定領域36に固定される。フレーム後部35は、第2パネル部材17の前端縁部30とリアキャブマウントレール11の左右のブラケット固定領域36との間で直線状に延びる。フレーム後部35は、フレーム前部34が第1パネル部材16との間に形成する閉断面よりも大きな閉断面を、第2パネル部材17との間に形成する。すなわち、フレーム後部35は、その外形をフレーム前部34の後端29から車幅方向及び上下方向に拡大して後方へ延びる。左右の縦板部31は、互いに車幅方向に離間して配置された状態で、第2パネル部材17の下面に固定され、フレーム前部34の左右の縦板部29の後端から連続して後方へ延びる。第2パネル部材17に対して固定される左右の縦板部31の上端縁部同士の離間距離L5は、第1パネル部材16に対して固定されるフレーム前部34の左右の縦板部29の上端縁部同士の離間距離よりも長い。左右の縦板部31は、第2パネル部材17の下面から下方の互いに近接する方向へ延びる。横板部32は、フレーム前部34の横板部28の後端から連続して後方へ延び、左右の縦板部31の下端縁同士を連結する。フレーム後部35と第2パネル部材17との間の断面形状は、上底の長さ(L5)が下底の長さ(L4)よりも長い台形状である。フレーム後部35は、その断面二次モーメントがフレーム前部34よりも大きくなる形状に形成され、フレーム後部35の曲げ剛性(上下方向の荷重が作用した際の長手方向に沿った曲げ剛性:以下、単に曲げ剛性という)が、フレーム前部34の曲げ剛性よりも大きく設定されている。本実施形態では、フレーム後部35の高さ方向の長さL3を、フレーム後部35の前後に亘って、フレーム前部34の高さ方向の長さL1よりも長く設定し、フレーム後部35の横板部32の車幅方向の長さL4を、フレーム後部35の前後に亘って、フレーム前部34の横板部28の車幅方向の長さL2よりも長く設定し、フレーム後部35の断面積を、フレーム前部34の断面積よりも大きく設定している。なお、フレーム前部34に対するフレーム後部35の外形の大きさ(高さ方向の長さや車幅方向の長さ等)は、上記に限定されるものではなく、例えば、フレーム後部35の横板部32の車幅方向の長さL4を、フレーム前部34の横板部28の車幅方向の長さL2と略同じ長さに設定して、フレーム後部35の高さ方向の長さL3のみを、フレーム前部34の高さ方向の長さL1よりも長く設定してもよい。
図2及び図4に示すように、リアキャブマウントレール11と、フロアパネル12の突出部25とは、互いに前後に離間して略平行に車幅方向に直線状に延びる。左右のフロアアンダーフレーム15のフレーム後部35は、第2パネル部材17の前端縁部30とリアキャブマウントレール11の左右のブラケット固定領域36との間で直線状に延びる。リアキャブマウントレール11と、フロアパネル12の突出部25と、左右のフロアアンダーフレーム15のフレーム後部35とは、底面視で台形を形成するように、休憩スペース14(図2参照)の下方で井桁状に交叉して互いに固定される。なお、本発明において井桁状に交叉するとは、菱形状に交叉する場合や、互いに直角に井筒状に交叉する場合に限定されず、上記のように台形状に交叉する場合を含む意味で使用している。
上記のように構成されたキャブ2のキャブ底面部10では、リアキャブマウントレール11、及びフロアパネル12の突出部25が車幅方向に延びるので、車幅方向からの荷重に対する第2パネル部材17の剛性を、リアキャブマウントレール11、及びフロアパネル12の突出部25によって確保することができる。また、リアキャブマウントレール11、及びフロアパネル12の突出部25が直線状に延びるので、リアキャブマウントレール11、及びフロアパネル12の突出部25が曲折部を有する場合とは異なり、車幅方向からの荷重が入力した際の所定箇所(例えば、前記曲折部)への応力集中を抑制することができる。
また、左右のフロアアンダーフレーム15のフレーム後部35が、第2パネル部材17の前端縁部30とリアキャブマウントレール11の左右のブラケット固定領域36との間で前後方向に延びるので、前後方向からの荷重に対する第2パネル部材17の剛性を、左右のフロアアンダーフレーム15のフレーム後部35によって確保することができる。また、左右のフロアアンダーフレーム15のフレーム後部35が、直線状に延びるので、左右のフロアアンダーフレーム15のフレーム後部35が曲折部を有する場合とは異なり、前後方向からの荷重が入力した際の所定箇所(例えば、前記曲折部)への応力集中を抑制することができる。
また、リアキャブマウントレール11、フロアパネル12の突出部25、及び左右のフロアアンダーフレーム15のフレーム後部35の各々が、着座シート13の後方の休憩スペース14の下方で井桁状に交叉して互いに固定されるので、リアキャブマウントレール11、フロアパネル12の突出部25、及び左右のフロアアンダーフレーム15のフレーム後部35が相互に補強されて、それぞれの剛性が高まる。このため、第2パネル部材17の剛性を十分に確保することができ、着座シート13の後方の休憩スペース14が前後方向に広くてもフロアパネル12の剛性を十分に確保することができる。
また、フレーム後部35の曲げ剛性が、フレーム前部34の曲げ剛性よりも大きい。このように、フレーム前部34よりも大きい曲げ剛性のフレーム後部35を設けるので、例えば、フレーム前部34と同じ曲げ剛性のフレーム後部35を設けた場合に比べて第2パネル部材17の剛性を向上させることができ、着座シート13の後方の休憩スペース14が前後方向に広くてもフロアパネル12の剛性を十分に確保することができる。
なお、本実施形態では、フロアパネル12を、第1パネル部材16、第2パネル部材17、及び第3パネル部材18の3つのパネル部材16,17,18を接合することによって構成したが、フロアパネル12を構成するパネル部材の数は、これに限定されるものではない。また、3つのパネル部材16,17,18の相互間の接合箇所も、上記に限定されるものではない。すなわち、本実施形態では、第2パネル部材17をフロア後部としたが、これに限定されるものではなく、フロア後部は、フロアパネル12のうち休憩スペース14の下方でリアキャブマウントレール11から連続して前方へ延びる部分であればよい。また、本実施形態では、第2パネル部材(フロア後部)17の前端縁部30から上方へ突出する突出部25を、第1パネル部材16の傾斜床板部20の上部領域20bと、第1パネル部材16のベッド支持床板部21と、第3パネル部材18とによって構成したが、これに限定されるものではなく、フロア後部の前端縁部から上方へ突出する突出部であれば、他の構成であってもよい。
また、本実施形態では、キャブ2の着座シート13の後方に休憩スペース14を設けたが、これに限定されるものではなく、例えば、着座シート13の後方の所定のスペースは、荷物等の収納スペース等であってもよい。
また、フロアアンダーフレーム15のフレーム後部35の形状は、上記に限定されるものではない。例えば、フレーム後部35と第2パネル部材17との間の断面形状は、上底の長さ(L5)が下底の長さ(L4)よりも長い台形状に限定されず、フレーム前部34と第1パネル部材16との間の断面形状と同様に略矩形状であってもよい。
また、本実施形態では、フレーム後部35の断面二次モーメントをフレーム前部34よりも大きくして、フレーム後部35の曲げ剛性をフレーム前部34の曲げ剛性よりも大きくしたが、これに限定されるものではない。例えば、フレーム前部34よりもヤング率が大きな材料で形成されたフレーム後部35を設けることによって、フレーム後部35の曲げ剛性をフレーム前部34の曲げ剛性よりも大きくしてもよい。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、当然に本発明を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、本発明に係るキャブの底面部構造を、キャブオーバ型のトラック1に適用したが、これに限定されるものではなく、例えば、トレーラを牽引するトラクタ等のキャブなどに適用してもよい。
1:トラック(車両)
2:キャブ
7:車室
10:キャブ底面部(底面部)
11:リアキャブマウントレール(マウントレール)
12:フロアパネル
13:着座シート
14:休憩スペース(所定のスペース)
15:左右1対のフロアアンダーフレーム(アンダーフレーム)
17:第2パネル部材(フロア後部)
25:突出部
30:第2パネル部材の前端縁部(フロア後部の前端縁部)
34:フレーム前部
35:フレーム後部
36:左右1対のブラケット固定領域(被支持部)
37:車体フレーム

Claims (2)

  1. 車室内の着座シートの後方に所定のスペースを有するキャブの底面部構造であって、
    車体フレームに下方から支持される左右1対の被支持部を有し、前記キャブの後端下部で車幅方向に直線状に延びるマウントレールと、
    前記所定のスペースの下方で前記マウントレールから連続して前方へ延びるフロア後部と、前記フロア後部の前端縁部から上方へ突出して前記フロア後部の左右に亘って車幅方向に直線状に延び、前記フロア後部の前記前端縁部との間に閉断面を形成する突出部とを有し、前記車室の下方を区画するフロアパネルと、
    前記マウントレールの前記左右の被支持部と前記フロア後部の前記前端縁部との間で直線状に延びて前記フロア後部を下方から支持するフレーム後部をそれぞれ有し、前記キャブの車幅方向両側で前記フロアパネルの下面に沿って前後方向に延びて前記フロアパネルに固定される左右1対のアンダーフレームと、を備えた
    ことを特徴とするキャブの底面部構造。
  2. 請求項1に記載のキャブの底面部構造であって、
    前記左右のアンダーフレームは、前記フレーム後部の前端から連続して前方へ延びるフレーム前部をそれぞれ有し、
    前記フレーム後部の曲げ剛性は、前記フレーム前部の曲げ剛性よりも大きい
    ことを特徴とするキャブの底面部構造。
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