JP2017166340A - 電動ポンプ - Google Patents
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Abstract
Description
また、近年、車両の静粛性向上や燃費改善のために、車両の一時停止時にエンジンを一旦オフする、所謂アイドルストップ機能を備えた車両が増えてきている。
このようなアイドルストップ機能を備えた車両に搭載される車両用油圧回路としては、車両のエンジンにより駆動され、油圧装置にオイルを供給する機械式ポンプと、エンジンを停止させた際に機械式ポンプに代わって油圧装置にオイルを供給する電動ポンプと、を備えている。
以下、実施形態の電動ポンプを、図面を用いて説明する。
ミッション3は、車両に搭載された被駆動部である。
機械式ポンプ5及び電動ポンプ6は、オイルタンク4に貯留されたオイルをミッション3に供給する。
第1リターン油路(システムリターン油路)9は、ミッション3とオイルタンク4とを連結する。したがって、通常時において、エンジンが駆動することで機械式ポンプ5が駆動すると、第1吸入油路7を介してオイルタンク4から機械式ポンプ5にオイルが吸入され、このオイルが第1吐出油路8を介してミッション3に圧送される。ミッション3で使用されたオイルは、第1リターン油路9を介してオイルタンク4に戻される。
第2吸入油路10は、電動ポンプ6とオイルタンク4とを連結する。第2吐出油路11は、電動ポンプ6と第1吐出油路8とを連結する。
第2リターン油路12は、電動ポンプ6と第1リターン油路9とを連結する。
電動ポンプ6は、ポンプ部15、電動モータ14及び制御装置50を備える。
ポンプ本体21は、電動モータ14側に配置されており、電動モータ14の駆動によりオイルを吸入、吐出する。ブラケット22は、電動モータ14とは反対側に配置されており、接続部材2に電動ポンプ6を固定する。
ポンプ本体21は、電動モータ14及びブラケット22に挟持されるように固定されたポンプケース23を備えている。ポンプケース23は、例えばアルミダイキャストにより形成されている。ポンプケース23内には、略円筒状のポンプ室24が形成されており、ここに略リング状のアウタロータ25が回転自在に設けられている。
リリーフ孔34には、吐出ポート29に対して連通する第1連通孔35と、開放ポート37とを連通する第2連通孔36が形成されている。
弁体38は、リリーフ孔34内に設けられている。弁体38は、コイルバネ39に接続されている。弁体38は、吐出ポート29を通流するオイルの圧力が所定の圧力以上になった場合に、コイルバネ39のバネ力に抗してスライド移動する。これにより、第2連通孔36が開放されてオイルの圧力が開放される。以下、この開放されるオイルの圧力を開放圧と称する場合がある。上記所定の圧力(開放圧)とは、電動モータに流れる電流が所定の電流値を超えたときの吐出ポート29を通流するオイルの圧力である。例えば、所定の電流値とは、相電流の最大値である。
また、開放ポート37は、接続部材2にブラケット22を取り付けた状態で、接続部材2の第2リターン油路12と連結されるようになっている。
なお、第2リターン油路12は第1リターン油路9と連結されており、余剰オイルは、この第1リターン油路9を経由してオイルタンク4に戻されるようになっている。
制御装置50は、制御部51、インバータ回路52、シャント抵抗53、中性点生成回路54、ゲートドライバ回路56及び平滑コンデンサ57を備えている。
インバータ回路52は、電源装置90から供給される直流電力を交流電力に変換して電動モータ14に印加する。インバータ回路52は、図2に示すように、6つのスイッチング素子121UH、121UL、121VH、121VL、121WH、121WLを備えている。インバータ回路52は、スイッチング素子121UH〜121WLのオンとオフとを切り替えて直流電力を交流電力に変換する。なお、以下の説明において、スイッチング素子121UH〜121WLを総称して、スイッチング素子121と称する場合がある。
平滑コンデンサ57は、電源装置90の高電位側と接地電位との間に、インバータ回路52と並列に接続され、電動モータ14の駆動に伴い生じる電圧の変化を抑制する。
判定部116は、回転磁極位置検出部113から供給される回転速度に基づいて、電動モータ14がロック状態か否かを判定する。例えば、判定部116は、電動モータ14の駆動制御が行われている際に、回転磁極位置検出部113から供給される回転速度が所定の時間内に所定の閾値以下である場合には、電動モータ14がロック状態であると判定する。なお、本実施形態において、判定部116は、電動モータ14の駆動制御が行われていることを判定する方法には特に限定されないが、例えば、以下の3点の場合において、電動モータ14の駆動制御が行われていると判定する。
・上位ECU20からモータ駆動指令が供給されていることを検知した場合。
・モータ相電流推定部112から供給されるモータ相電流値が所定値を超えている場合。
・励磁信号出力部114から駆動信号が出力されている場合。
通電パターン#1は、U相のコイルUからV相のコイルVに電流を流すUV通電を行う。U相がN極磁化され、V相がS極磁化される。
通電パターン#2は、U相のコイルUからW相のコイルWに電流を流すUW通電を行う。U相がN極磁化され、W相がS極磁化される。
通電パターン#3は、V相のコイルVからW相のコイルWに電流を流すVW通電を行う。V相がN極磁化され、W相がS極磁化される。
通電パターン#4は、V相のコイルVからU相のコイルUに電流を流すVU通電を行う。V相がN極磁化され、U相がS極磁化される。
通電パターン#5は、W相のコイルWからU相のコイルUに電流を流すWU通電を行う。W相がN極磁化され、U相がS極磁化される。
通電パターン#6は、W相のコイルWからV相のコイルVに電流を流すWV通電を行う。W相がN極磁化され、V相がS極磁化される。
図4に示すように、縦軸がスイッチング素子121の温度tを示し、横軸が時間Tを示す。例えば、駆動制御部117は、時間T=0において判定部116からモータ駆動信号が出力された場合、自装置内の第1タイマ(不図示)による第1所定時間T1の計時を開始する。この第1タイマの計時を実行している間、駆動制御部117は、電動モータ14の駆動制御を行っている。駆動制御部117は、第1タイマが第1所定時間T1の計時を実行している場合に、判定部116から通常状態信号が出力された場合には第1タイマによる計時を停止し、第1タイマの計時時間をリセットする。
制御部51は、エンジンが停止されると、上位ECU20からモータ駆動指令が出力される(ステップS101)。車両のミッション3を駆動させる場合、不図示のエンジンが駆動している間は、機械式ポンプ5が作動される。つまり、エンジンの動力が機械式ポンプ5に伝達されてこの機械式ポンプ5が駆動し、オイルタンク4から第1吸入油路7を介してオイルが吸入される。機械式ポンプ5に吸入されたオイルは、第1吐出油路8を介してミッション3に圧送される。ミッション3で使用されたオイルは、第1リターン油路9を介してオイルタンク4に戻される。
そして、吐出ポート29、第2吐出油路11にオイルが圧送され、その油圧により逆止弁13を開放させ、第1吐出油路8を介してミッション3にオイルが圧送される。ミッション3で使用されたオイルは、機械式ポンプ5の駆動時と同様、第1リターン油路9を介してオイルタンク4に戻される。
2 接続部材
3 ミッション
4 オイルタンク
5 機械式ポンプ
6 電動ポンプ
7 第1吸入油路
8 第1吐出油路
9 第1リターン油路
15 ポンプ部
14 電動モータ
50 制御装置
51 制御部
115 通電制御部
116 判定部
117 駆動制御部
Claims (5)
- 駆動源によって駆動されるポンプ部と、
流体が貯留される流体タンクから前記ポンプ部に前記流体を導くための吸入流路と、
前記ポンプ部から被駆動部に前記流体を供給する吐出流路と、
前記吐出流路と開放流路との間に設けられ、吐出流路側の前記流体の流圧が所定の圧力値以上となった際に、前記吸入流路の流体を前記開放流路に流すことで前記流圧を開放するリリーフ部と、
前記駆動源の回転駆動を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、外的負荷により駆動源の駆動が制限されてから第1所定時間が経過した後に前記駆動源の回転駆動を停止する電動ポンプ。 - 前記制御装置は、前記駆動源の回転駆動を停止してから第2所定時間を経過するまでは、前記駆動源の駆動を禁止する請求項1に記載の電動ポンプ。
- 前記制御装置は、前記駆動源の回転駆動を停止してから前記第2所定時間が経過した後に前記駆動源の駆動の禁止を解除する請求項2に記載の電動ポンプ。
- 前記所定の圧力値は、前記駆動源に流れる電流が所定の電流値を越えたときの前記吐出流路側の流圧である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電動ポンプ。
- 前記制御装置は、前記駆動源に電流を供給するスイッチング素子をさらに備え、
前記第1所定時間は、前記外的負荷により前記駆動源の駆動が制限されてから前記スイッチング素子の温度が動作限界温度に達するまでの時間である請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電動ポンプ。
Priority Applications (1)
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JP2016049868A JP2017166340A (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 電動ポンプ |
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-
2016
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