JP2017113312A - 医用画像診断装置および医用画像診断プログラム - Google Patents

医用画像診断装置および医用画像診断プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自装置で生成された医用画像に対して自装置とは異なるモダリティで生成された医用画像データの解析により得られた情報を重畳することによりユーザが医用画像を容易に理解することができるよう支援することができる医用画像診断装置および医用画像診断プログラムを提供する。
【解決手段】医用画像診断装置は、自装置とは異なるモダリティである他の医用画像診断装置で生成された被検体の医用画像データの解析により得られた少なくとも1つの解析情報を取得する取得部63と、少なくとも1つの解析情報を示す画像と、自装置で生成した前記被検体の第1医用画像と、を重畳した重畳画像を生成してディスプレイ30に表示させる重畳画像生成部64と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、医用画像診断装置および医用画像診断プログラムに関する。
被検体を撮像して画像診断を行う医用画像診断装置には、超音波診断装置、磁気共鳴イメージング(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置、X線CT(Computed Tomography)装置、SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)装置やPET(Positron Emission Tomography)装置などの核医学診断装置などがある。
超音波診断装置により撮像される超音波画像は、CT画像やMRI画像と比べ、Probeを当てる位置やProbeの向き、呼吸の状態により同一臓器であっても画像として描出される臓器の見え方が大きく変化する。このため、超音波画像特有の空間的な位置関係を理解するためには、ユーザにある程度の熟練が要求されてしまう。その一方で、近年の医学教育の中ではCT画像やMRI画像などを用いた読影教育がなされており、超音波検査で一般的な撮像断面での教育は不十分であるということも耳にする。したがって、医用画像を利用するユーザには、たとえばCT画像やMRI画像は容易に確認できる一方で超音波画像を苦手とし、超音波画像の理解に時間を要してしまうユーザが存在する。
医用画像診断装置のモダリティが異なると、生成される医用画像および当該医用画像を解析することにより得られる情報は異なる意味をもつことが多い。それらの情報をより簡便に使用できることは、総合的な視点でより正確な診断を行う上で有益であると考えられている。
特開2007−244575号公報
本発明が解決しようとする課題は、自装置で生成された医用画像に対して自装置とは異なるモダリティで生成された医用画像データの解析により得られた情報を重畳することによりユーザが医用画像を容易に理解することができるよう支援することができる医用画像診断装置および医用画像診断プログラムを提供することである。
本発明の一実施形態に係る医用画像診断装置は、上述した課題を解決するために、自装置とは異なるモダリティである他の医用画像診断装置で生成された被検体の医用画像データの解析により得られた少なくとも1つの解析情報を取得する取得部と、前記少なくとも1つの解析情報を示す画像と、自装置で生成した前記被検体の第1医用画像と、を重畳した重畳画像を生成してディスプレイに表示させる重畳画像生成部と、を備えたものである。
本発明の第1実施形態に係る超音波診断装置の一構成例を示すブロック図。 処理回路のプロセッサによる実現機能例を示す概略的なブロック図。 第1医用画像としての超音波画像と第2医用画像としてのCT画像とが並列表示された従来の並列画像の一例を示す説明図。 処理回路のプロセッサにより、自装置とは異なるモダリティで生成された医用画像データの解析により得られた解析情報と自装置で生成された第1医用画像とを重畳した重畳画像を生成してディスプレイに表示させる際の概略的な手順の一例を示すフローチャート。 第1医用画像と第2医用画像とで、同じ臓器には同じ色付けを施す場合の重畳画像および並列画像の一例を示す説明図。 第1医用画像に対して臓器の輪郭線を重畳した重畳画像の一例を示す説明図。 第1医用画像に対して穿刺針の刺入計画線の位置を示す画像を重畳した重畳画像の一例を示す説明図。 腫瘍の最大断面を与える2次元超音波画像を容易に把握するための重畳画像の一例を示す説明図。 がん焼灼治療における処理回路のプロセッサの動作の一例を示す説明図。 自装置がX線CT装置であり、他の医用画像診断装置が超音波診断装置である場合における重畳画像および並列画像の一例を示す説明図。
本発明に係る医用画像診断装置および医用画像診断プログラムの実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態に係る医用画像診断装置は、自装置とは異なるモダリティで生成された医用画像の解析により得られた情報を取得し、この情報を示す画像を自装置で生成された医用画像に対して重畳するものである。
(全体構成)
図1は、本発明の第1実施形態に係る超音波診断装置10の一構成例を示すブロック図である。なお、本実施形態では、本発明に係る医用画像診断装置として、超音波診断装置10を用いる場合の例について説明する。また、医用画像診断装置は、自装置とは異なるモダリティで生成された医用画像の解析により得られた情報を取得し、この情報を示す画像を自装置で生成された医用画像に対して重畳する医用画像診断装置であれば超音波診断装置に限られず、たとえばMRI装置、X線CT装置、核医学診断装置などでもよい。
超音波診断装置10は、図1に示すように、超音波プローブ11、位置情報取得装置12、操作パネル20、ディスプレイ30および装置本体40を有する。
超音波プローブ11は、複数の超音波振動子(圧電振動子)を有する。これら複数の超音波振動子は、装置本体40から供給される駆動信号にもとづいて超音波を発生させる。超音波プローブ11は、複数の超音波振動子から発生する超音波を集束させることでビーム状の超音波(超音波ビーム)を被検体Oの体内へ送信し、さらに、被検体Oからのエコー信号を受信して電気信号に変換する。また、超音波プローブ11は、圧電振動子に設けられる整合層と、圧電振動子から後方への超音波の伝播を防止するバッキング材などを有する。
超音波プローブ11から被検体Oに超音波ビームが送信されると、送信された超音波ビームは、被検体Oの体内組織における音響インピーダンスの不連続面で次々と反射され、反射波がエコー信号として複数の超音波振動子にて受信される。受信されるエコー信号の振幅は、超音波ビームが反射される不連続面における音響インピーダンスの差に依存する。なお、送信された超音波パルスが移動している血流や心臓壁などの表面で反射された場合の反射波信号は、ドプラ効果により、移動体の超音波送信方向に対する速度成分に依存して、周波数偏移を受ける。
なお、本実施形態は、複数の圧電振動子が格子状に2次元で配置された2次元超音波プローブである超音波プローブ11により、被検体Oを3次元でスキャンする場合であっても、複数の圧電振動子が一列で配置された1次元超音波プローブである超音波プローブ11により、被検体Oを2次元でスキャンする又はこれら複数の超音波振動子を回転させることで被検体Oを3次元でスキャンする場合であっても、1次元超音波プローブの複数の圧電振動子を機械的に揺動する超音波プローブ11であっても、適用可能である。以下の説明では、超音波プローブ11が、たとえば48個×50個など、複数の圧電振動子が格子状に2次元で配置された2次元超音波プローブである場合の例について示す。
超音波プローブ11は、被検体Oの任意の断面および3次元の超音波画像データを撮像する。
位置情報取得装置12は、超音波プローブ11の位置情報を取得する。位置情報取得部は、たとえば磁気センサ、赤外線センサ、光学センサ、または加速度センサなどを用いて構成することができる。また、位置情報取得装置12は、超音波プローブ11の筐体にマーカが設けられている場合、このマーカを複数のカメラにより撮像した複数方向からの画像にもとづいて、超音波プローブ11の位置情報を求めてもよい。この場合、あらかじめ、マーカと振動子配列面または超音波プローブ11の筐体の所定位置との距離がオフセット情報として記憶回路56に記憶されているとよい。
操作パネル20は、タッチパネル21およびハードキー22を有する。タッチパネル21は、タッチコマンドスクリーンとして機能し、ディスプレイ23と、ディスプレイ23の近傍に設けられたタッチ入力回路24とを有する。タッチパネル21のディスプレイ23は、たとえば液晶ディスプレイやOLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイなどの一般的な表示出力装置により構成される。タッチ入力回路24は、ユーザによるタッチ入力回路上の指示位置の情報を装置本体40に与える。ハードキー22は、キーボード、マウス、フットスイッチ、トラックボール、各種ボタン等である。
タッチパネル21のタッチ入力回路24およびハードキー22は入力回路を構成し、それぞれ、超音波診断装置10のユーザからの各種指示を受け付け、インターフェース回路55を介して装置本体40に対して受け付けた各種指示を転送する。具体的には、タッチ入力回路24およびハードキー22は、たとえばユーザから位置合わせ開始指示や位置合わせ確定指示などを受け付け、ユーザの操作に対応した操作入力信号を装置本体40に出力する。
ディスプレイ30は、たとえば液晶ディスプレイやOLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイなどの一般的な表示出力装置により構成され、装置本体40において生成された超音波画像を表示する。また、ディスプレイ30は、たとえば超音波診断装置10のユーザが操作パネル20を用いて各種指示を入力するための画像を表示する。
装置本体40は、超音波プローブ11が受信した被検体Oからのエコー信号にもとづいて超音波画像を生成する。装置本体40は、2次元の信号にもとづいて2次元の超音波画像を生成可能であり、また3次元のエコー信号にもとづいて3次元の超音波画像を生成可能である。
装置本体40は、図1に示すように、送受信回路50、Bモード処理回路51、ドプラ処理回路52、画像生成回路53、画像メモリ54、インターフェース回路55、記憶回路56、処理回路57および表示制御回路58を有する。
送受信回路50は、送信回路50aおよび受信回路50bを有し、超音波の送受信における送信指向性と受信指向性とを制御する。
送信回路50aは、パルス発生器、送信遅延回路およびパルサ回路などを有し、超音波プローブ11に駆動信号を供給する。パルス発生器は、所定のレート周波数で、送信超音波を形成するためのレートパルスを繰り返し発生する。送信遅延回路は、超音波プローブ11から発生される超音波をビーム状に集束して送信指向性を決定するために必要な圧電振動子ごとの遅延時間を、パルス発生器が発生する各レートパルスに対し与える。また、パルサ回路は、レートパルスにもとづくタイミングで、超音波プローブ11に駆動パルスを印加する。送信遅延回路は、各レートパルスに対し与える遅延時間を変化させることで、圧電振動子面から送信される超音波ビームの送信方向を任意に調整する。
また、送信回路50aは、処理回路57に制御されて、所定のスキャンシーケンスを実行するために、送信周波数、送信駆動電圧などを瞬時に変更可能な機能を有する。送信駆動電圧の変更機能は、瞬間にその値を切り替え可能なリニアアンプ型の発信回路、または、複数の電源ユニットを電気的に切り替える機構によって実現される。
受信回路50bは、アンプ回路、A/D変換器、加算器などを有し、超音波プローブ11が受信したエコー信号を受け、このエコー信号に対して各種処理を行なって反射波データを生成する。アンプ回路は、エコー信号をチャンネルごとに増幅してゲイン補正処理を行なう。A/D変換器は、ゲイン補正された反射波信号をA/D変換し、デジタルデータに受信指向性を決定するのに必要な遅延時間を与える。加算器は、A/D変換器によって処理されたエコー信号の加算処理を行なって反射波データを生成する。加算器の加算処理により、エコー信号の受信指向性に応じた方向からの反射成分が強調される。
本実施形態では、超音波プローブ11は3次元走査可能に構成される場合の例について説明する。この場合、送信回路50aは、超音波プローブ11から被検体Oに対して3次元の超音波ビームを送信させることができる。また、受信回路50bは、超音波プローブ11が受信した3次元の反射波信号から3次元の反射波データを生成することができる。
Bモード処理回路51は、受信回路50bから反射波データを受信し、対数増幅、包絡線検波処理などを行なって、信号強度が輝度の明るさで表現されるデータ(Bモードデータ)を生成する。
ドプラ処理回路52は、受信回路50bから受信した反射波データから速度情報を周波数解析し、ドプラ効果による血流や組織、造影剤エコー成分を抽出し、平均速度、分散、パワーなどの移動体情報を多点について抽出したデータ(ドプラデータ)を生成する。
なお、本実施形態に係るBモード処理回路51およびドプラ処理回路52は、2次元の反射波データおよび3次元の反射波データの両方について処理可能である。すなわち、Bモード処理回路51は、2次元の反射波データから2次元のBモードデータを生成可能であるとともに、3次元の反射波データから3次元のBモードデータを生成することも可能である。また、ドプラ処理回路52は、2次元の反射波データから2次元のドプラデータを生成することも可能であるし、3次元の反射波データから3次元のドプラデータを生成することも可能である。
画像生成回路53は、超音波プローブ11が受信した反射波にもとづいて超音波画像を生成する。すなわち、画像生成回路53は、Bモード処理回路51およびドプラ処理回路52が生成したデータから超音波画像を生成する。たとえば、画像生成回路53は、Bモード処理回路51が生成した2次元のBモードデータから反射波の強度を輝度にて表した2次元Bモード画像を生成する。また、画像生成回路53は、ドプラ処理回路52が生成した2次元のドプラデータから移動体情報を表す平均速度画像、分散画像、パワー画像、または、これらの組み合わせ画像としての2次元のカラードプラ画像を生成する。以下の説明では、2次元のBモード画像および2次元のカラードプラ画像などの2次元超音波画像を、適宜第1医用画像という。
ここで、画像生成回路53は、一般的には、超音波走査の走査線信号列を、テレビなどに代表されるビデオフォーマットの走査線信号列に変換(スキャンコンバート)し、表示用の2次元超音波画像を生成する。具体的には、画像生成回路53は、超音波プローブ11による超音波の走査形態に応じて座標変換を行なうことで、表示用の2次元超音波画像を生成する。
また、画像生成回路53は、Bモード処理回路51が生成した3次元のBモードデータにもとづいて任意断面の2次元Bモード画像を生成してもよい。また、画像生成回路53は、ドプラ処理回路52が生成した3次元のドプラデータにもとづいて2次元のカラードプラ画像を生成してもよい。以下の説明では、3次元のBモードデータおよび3次元のカラードプラデータなどの3次元超音波画像データを、適宜第1ボリュームデータという。第1ボリュームデータは、たとえば記憶回路56に記憶される。
また、画像生成回路53は、処理回路57に制御されて、第1ボリュームデータにもとづいて第1医用画像、すなわち2次元超音波画像を生成して、画像メモリ54に記憶させる。
画像メモリ54は、画像生成回路53が生成した2次元超音波画像を記憶する記憶回路である。たとえば、画像メモリ54は、Bモード処理回路51やドプラ処理回路52が生成した2次元超音波画像を記憶してもよい。
インターフェース回路55は、処理回路57と、位置情報取得装置12、ネットワーク100、および光ディスクなどの可搬型記憶媒体102などと、の間でのデータ送受信を制御するインターフェースである。たとえば、位置情報取得装置12は、超音波プローブ11の位置情報を取得し、インターフェース回路55を介してこの位置情報を処理回路57に与える。
記憶回路56は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、プロセッサにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有する。これら記憶媒体内のプログラムおよびデータの一部または全部は電子ネットワークを介した通信によりダウンロードされるように構成してもよい。
また、記憶回路56は、3次元のBモードデータおよび3次元のカラードプラデータなどの3次元超音波画像データを記憶する。また、記憶回路56は、超音波診断装置10とは異なるモダリティである他の医用画像診断装置101で生成されたボリュームデータの解析により得られた解析情報を少なくとも記憶する。このとき、解析情報は、複数種類取得されて記憶回路56に記憶されてもよい。
たとえば医用画像診断装置が超音波診断装置10である場合は、他の医用画像診断装置101は、たとえばMRI装置、X線CT装置、核医学診断装置などであり、解析情報はMRI画像、CT画像、核医学診断画像を解析して得られる情報である。以下の説明では、他の医用画像診断装置101で生成されたボリュームデータを、適宜第2ボリュームデータという。
また、記憶回路56は、他の医用画像診断装置101で生成されたボリュームデータを記憶してもよい。この場合、画像生成回路53は、この第2ボリュームデータにもとづいて任意断面の2次元医用画像を生成してもよい。以下の説明では、第2ボリュームデータにもとづいて生成される2次元医用画像を適宜第2医用画像という。第2医用画像は、たとえば参照画像として第1医用画像とともにディスプレイ30に並列表示されてもよい。
たとえば他の医用画像診断装置101がX線CT装置である場合、画像生成回路53は、処理回路57に制御されて、第2ボリュームデータにもとづいて、たとえば2次元超音波画像と同一位置の断面の2次元CT画像を生成して画像メモリ54に記憶させる。
なお、解析情報および第2ボリュームデータは、他の医用画像診断装置101からネットワーク100およびインターフェース回路55を介して取得されてもよいし、可搬型記憶媒体102からインターフェース回路55を介して取得されてもよい。また、解析情報および第2ボリュームデータは、たとえば他の医用画像診断装置101で生成されたあと、ネットワーク100上の図示しない画像サーバに蓄積されていてもよい。この場合、解析情報および第2ボリュームデータは、画像サーバからネットワーク100およびインターフェース回路55を介して取得されてもよい。
処理回路57は、記憶回路56に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、自装置とは異なるモダリティである他の医用画像診断装置101で生成された医用画像データの解析により得られた情報を自装置で生成された第1医用画像に対して重畳した重畳画像を生成してディスプレイ30に表示させることにより、ユーザが第1医用画像を容易に理解することができるよう支援するための処理を実行するプロセッサである。
本実施形態では、自装置が超音波診断装置10である場合の例について説明する。この場合、処理回路57は、他の医用画像診断装置101で生成された医用画像データの解析により得られた情報を自装置で生成された2次元超音波画像に対して重畳した重畳画像を生成してディスプレイ30に表示させることにより、ユーザが2次元超音波画像を容易に理解することができるよう支援する。また、処理回路57は、超音波診断装置10の処理全体を制御する。
表示制御回路58は、GPU(Graphics Processing Unit)およびVRAM(Video RAM)などを含み、処理回路57により制御されて、ディスプレイ30の表示領域を必要に応じて分割し、処理回路57から表示出力要求のあった画像を表示させる。
なお、表示制御回路58は、ディスプレイ30に表示される画像と同等の画像を操作パネル20のディスプレイ23に表示させてもよい。
(処理回路57の実現機能)
図2は、処理回路57のプロセッサによる実現機能例を示す概略的なブロック図である。図2に示すように、処理回路57のプロセッサは、位置合わせ機能60を実現する。位置合わせ機能60は、断層像生成機能61および関連付け機能62を有する。また、処理回路57のプロセッサは、解析情報取得機能63、重畳画像生成機能64および表示画像生成機能65を実現する。これらの各機能60−65は、それぞれプログラムの形態で記憶回路56に記憶されている。
(位置合わせ)
超音波診断装置10は、2次元超音波画像と第2ボリュームデータとを位置合わせし、リアルタイムに取得される2次元超音波画像と同一断面の断層像を第2ボリュームデータから抽出することが好ましい。そこで、まず、第1医用画像の一例としての2次元超音波画像と第2ボリュームデータとの位置合わせについて説明する。
位置情報取得装置12は、たとえば、トランスミッタ、磁気センサ、および制御装置を有し、インターフェース回路55を介して処理回路57に接続される。
トランスミッタは、基準信号を送信する。具体的には、トランスミッタは、任意の位置に配置され、トランスミッタを中心として外側に向かって磁場を形成する。磁気センサは、基準信号を受信することにより、3次元空間上の位置情報を取得する。具体的には、磁気センサは、超音波プローブ11の表面に装着され、トランスミッタによって形成された3次元の磁場を検出して、検出した磁場の情報を信号に変換して、制御装置に出力する。
制御装置は、磁気センサから受信した信号にもとづいて、トランスミッタを原点とする3次元座標における磁気センサの座標および向きを算出し、算出した座標および向きを超音波プローブ11の位置情報として処理回路57に出力する。被検体Oは、超音波プローブ11に装着された磁気センサが、トランスミッタの出力磁場を正確に検出することが可能な範囲内に位置するとよい。
位置合わせ機能60は、位置情報取得装置12から超音波プローブ11の位置情報を取得し、他の医用画像診断装置101で生成された第2ボリュームデータと、自装置で生成した第1医用画像の一例としての2次元超音波画像と、の位置合わせを行なう。
まず、位置合わせ機能60は、タッチパネル21のタッチ入力回路24およびハードキー22により構成される入力回路から、ユーザにより位置合わせ開始指示を受け付ける。位置合わせ開始指示を受け付けると、位置合わせ機能60は、初期位置合わせ処理を開始する。初期位置合わせ処理では、位置合わせ機能60は、トランスミッタを原点とする3次元座標と、他の医用画像診断装置101で生成された第2ボリュームデータの3次元座標と、を関連付ける。
具体的には、断層像生成機能61は、位置情報取得装置12から超音波プローブ11の位置情報を取得する。このとき、超音波プローブ11が複数の2次元超音波データから画像生成回路53により構築された、または超音波プローブ11により直接撮像された被検体Oの3次元超音波画像データ(第1ボリュームデータ)は、トランスミッタを原点とする3次元座標と関連付けられて記憶回路56に記憶される。
断層像生成機能61は、初期位置合わせ処理において、3次元超音波データにもとづいて任意の断面の第1医用画像を作成する。この任意の断面の第1医用画像は、たとえば直交三断面像など、あらかじめ設定された断面の断層像である。これらの第1医用画像は、画像メモリ54に記憶され、表示制御回路58を介してディスプレイ30に表示される。ユーザは、ディスプレイ30に表示された第1医用画像を観察しながら、入力回路を介して各第1医用画像の断面を移動させ、あるいは回転させることができる。断層像生成機能61は、このユーザ操作に応じて変化する断面に応じた第1医用画像を変更させてディスプレイ30に表示させる。
一方、ユーザにより、ユーザが参照したいと所望する解析情報の元となる第2ボリュームデータが選択されると、断層像生成機能61は、この第2ボリュームデータにもとづいて任意の断面の第2医用画像を生成し、画像メモリ54に記憶させる。なお、この第2ボリュームデータおよび解析情報は、初期位置合わせ処理の開始前に記憶回路56にあらかじめ記憶されているとよい。
この任意の断面の第2医用画像は、たとえば直交三断面像など、あらかじめ設定された断面の断層像である。これらの第2医用画像もまた、第1医用画像と同様に、画像メモリ54に記憶され、表示制御回路58を介してディスプレイ30に表示される。また、ユーザは、ディスプレイ30に表示された第2医用画像を観察しながら、入力回路を介して各第2医用画像の断面を移動させ、あるいは回転させることができる。断層像生成機能61は、このユーザ操作に応じて変化する断面に応じた第2医用画像を変更させてディスプレイ30に表示させる。
すなわち、ディスプレイ30には、たとえば3次元超音波データから生成された直交三断面像と、第2ボリュームデータから得られた直交三断面像とが表示される。これら互いに対応する断層像において、その断面を変化させることにより、それぞれの断層像の断面の一致を確認できる。
ユーザは、ディスプレイ30を確認しながら、それぞれの断層像の断面の一致が確認できた場合、入力回路を介して位置合わせ確定指示を入力する。
関連付け機能62は、位置合わせ確定指示を受けると、この指示を受けた時点での第1医用画像および第2医用画像の情報にもとづいて、第1ボリュームデータの3次元座標、すなわちトランスミッタを原点とする3次元超音波データの3次元座標と、第2ボリュームデータの3次元座標と、を一義的に関連付け、初期位置合わせ処理は終了となる。
初期位置合わせ処理の終了以降は、たとえば被検体Oの任意の部位において超音波プローブ11を当接させてリアルタイムに第1医用画像が取得されるごとに、位置情報取得装置12から与えられる位置情報にもとづいて、断層像生成機能61は、この第1医用画像と同一の断面における第2医用画像を的確に第2ボリュームデータから抽出することができる。
(第1医用画像と解析情報の重畳画像の生成動作)
次に、ユーザが2次元超音波画像を容易に理解することができるよう生成される、他の医用画像診断装置101で生成された医用画像データの解析により得られた情報を2次元超音波画像に重畳した重畳画像について説明する。
図3は、第1医用画像としての超音波画像と第2医用画像としてのCT画像とが並列表示された従来の並列画像の一例を示す説明図である。
図3に示すように、従来から、2次元超音波画像と、超音波診断装置とは異なるモダリティで得られた画像と、を並列表示させる、いわゆるフュージョン表示が行われている。
超音波画像は、CT画像やMRI画像と比べると、時間分解能、空間分解能ともに高い、という特徴がある。しかしながら、超音波画像は、構造物(腫瘍や臓器など)の境界視認性はCT画像やMRI画像と比べると劣る傾向にある。また、超音波画像には、Probeと観察対象の間にガスや骨があるとアーチファクトが発生し、対象物がクリアに描出できないという原理的な制約が存在する。このため、たとえばCT画像などの診断画像や解析結果を超音波画像と並列表示することが、超音波画像の理解の一助となる。
そこで、本実施形態に係る超音波診断装置10の処理回路57は、他の医用画像診断装置101で生成された医用画像データの解析により得られた情報を2次元超音波画像に重畳した重畳画像をディスプレイ30に表示させることにより、ユーザが2次元超音波画像を容易に理解することができるよう支援する。
具体的には、解析情報取得機能63は、大きくは、自装置とは異なるモダリティである他の医用画像診断装置101で生成された被検体Oの医用画像データの解析により得られた少なくとも1つの解析情報を記憶回路56から取得する。
重畳画像生成機能64は、大きくは、少なくとも1つの解析情報を示す画像と、自装置で生成した被検体Oの第1医用画像としての2次元超音波画像と、を重畳した重畳画像を生成して、表示画像生成機能65に与える。なお、超音波診断装置10は、表示画像生成機能65を備えずともよい。超音波診断装置10が表示画像生成機能65を備えない場合、重畳画像生成機能64は、生成した重畳画像を表示制御回路58を介してディスプレイ30に表示させる。
表示画像生成機能65は、大きくは、第1医用画像と、他の医用画像診断装置101で生成された医用画像データにもとづく第2医用画像と、を並べた並列画像を生成して、表示制御回路58を介してディスプレイ30に表示させる。
図4は、処理回路57のプロセッサにより、自装置とは異なるモダリティ101で生成された医用画像データの解析により得られた解析情報と自装置で生成された第1医用画像とを重畳した重畳画像を生成してディスプレイ30に表示させる際の概略的な手順の一例を示すフローチャートである。図4において、Sに数字を付した符号はフローチャートの各ステップを示す。なお、この手順は、ユーザが参照したいと所望する解析情報の元となる第2医用画像データ(第2ボリュームデータ)および解析情報が、記憶回路56にあらかじめ記憶されてスタートとなる。
まず、ステップS1において、解析情報取得機能63は、他の医用画像診断装置101で生成された医用画像データの解析により得られた少なくとも1つの解析情報を記憶回路56から1つ取得する。たとえば、自装置が超音波診断装置10であり、他の医用画像診断装置101がX線CT装置である場合は、解析情報取得機能63は、CTボリュームデータの解析により得られた少なくとも1つの解析情報を記憶回路56から1つ取得する。
なお、医用画像データは、複数種類の解析を施すことにより複数種類の解析情報を導出されてもよい。この場合、複数種類の解析情報があらかじめ記憶回路56に記憶され、解析情報取得機能63に取得される。
次に、ステップS2において、重畳画像生成機能64は、解析情報を示す画像と自装置で生成した第1医用画像とを重畳した重畳画像を生成する。たとえば、自装置が超音波診断装置10であり、他の医用画像診断装置101がX線CT装置である場合は、重畳画像生成機能64は、解析情報を示す画像と2次元超音波画像とを重畳した重畳画像を生成する。
また、複数種類の解析情報が取得された場合は、重畳画像生成機能64は、複数種類の解析情報を示す画像と第1医用画像とを重畳した重畳画像を生成してもよい。この場合、ユーザはより多くの情報を利用することができ、第1医用画像をより容易に理解することができる。
また、位置合わせ機能60により第1ボリュームデータの3次元座標と第2ボリュームデータの3次元座標とが関連付けられている場合は、断層像生成機能61は、リアルタイムに第1医用画像が取得されるごとに、現在の第1医用画像の位置に対応する第2医用画像を第2ボリュームデータから抽出する。そして、重畳画像生成機能64は、第1医用画像が取得されるごとに、位置合わせ機能60に抽出された第2医用画像に対応する解析情報を示す画像を重畳して重畳画像を生成する。
次に、ステップS3において、表示画像生成機能65は、重畳画像と第2医用画像とを並べた並列画像を生成してディスプレイ30に表示する。自装置が超音波診断装置10であり、他の医用画像診断装置101がX線CT装置である場合は、表示画像生成機能65は、重畳画像とCT断層像とを並べた並列画像を生成してディスプレイ30に表示する。
以上の手順により、自装置とは異なるモダリティである他の医用画像診断装置101で生成された医用画像データの解析により得られた情報を自装置で生成された第1医用画像に対して重畳した重畳画像を生成してディスプレイ30に表示させることにより、ユーザが第1医用画像を容易に理解することができるよう支援することができる。
次に、図4のステップS2で生成される重畳画像およびステップS3で生成される並列画像について図5−図8を用いて具体的に説明する。なお、図5−図8には、自装置が超音波診断装置10であり、他の医用画像診断装置101がX線CT装置である場合の例を示した。
図5は、第1医用画像と第2医用画像とで、同じ臓器には同じ色付けを施す場合の重畳画像および並列画像の一例を示す説明図である。
他の医用画像診断装置101は、生成したボリュームデータから臓器を抽出する処理を行い、ボリュームデータの各ボクセルに対し、各ボクセルが属する臓器ごとに互いに異なる色を関連付けた情報(以下、臓器色情報という)を生成することができる。この場合、解析情報取得機能63が取得する解析情報には、臓器色情報が含まれる。
このとき、重畳画像生成機能64は、臓器色情報にもとづいて、自装置で生成した第1医用画像に含まれる少なくとも1つの臓器のそれぞれを色付けするための画像と、第1医用画像と、を重畳して重畳画像を生成してディスプレイ30に表示させるとよい(図5の右図参照)。超音波画像に臓器ごとに異なる色付けをするための画像を重畳することにより、ユーザが超音波画像を理解するために要する時間を短縮することができる。
また、第1医用画像の視認性を確保するよう、重畳画像生成機能64は、自装置で生成した前記第1医用画像に含まれる前記少なくとも1つの臓器のそれぞれを色付けするための画像が所定の透過度よりも低い透過度を有するように重畳画像を生成するとよい(図5の右図参照)。2次元超音波画像に重畳する色付けの透過度を低くすることにより、ユーザが2次元超音波画像を理解するために要する時間をより短縮することができる。
さらに、このとき、重畳画像生成機能64は、臓器色情報と同一の色で色付けするための画像と、第1医用画像と、を重畳して重畳画像を生成することにより、第1医用画像と第2医用画像とで、臓器ごとに色付けを揃えることができる。図5には、リアルタイムに生成される2次元超音波画像と、2次元超音波画像と同一断面のCT画像と、を並列表示させるとともに、臓器ごとに色付けを揃える場合の例を示した。この場合、ユーザは、超音波画像特有の空間的な位置関係をより容易かつ的確に理解することができる。このため、ユーザが2次元超音波画像を理解するために要する時間をさらに短縮することができる。
図6は、第1医用画像に対して臓器の輪郭線を重畳した重畳画像の一例を示す説明図である。図6に示す例においても、図5に示す例と同様に第1医用画像と第2医用画像とを並列表示してもよい。
重畳画像生成機能64は、臓器色情報にもとづいて、図5に示すように第1医用画像の臓器のそれぞれの領域を所定の透過度以下の透過度で着色してもよいし、図6に示すように臓器のそれぞれの輪郭を示す輪郭線と第1医用画像とを重畳して重畳画像を生成してもよい。2次元超音波画像に輪郭線を重畳することによっても、ユーザが2次元超音波画像を理解するために要する時間を短縮することができる。このとき、臓器のそれぞれの輪郭を互いに異なる表示態様にすると、ユーザが2次元超音波画像を理解するために要する時間をより短縮することができる。また、図5に示した臓器のそれぞれを色付けするための画像と輪郭線とを、同時に第1医用画像に重畳して重畳画像を生成してもよい。
また、解析情報に腫瘍の領域の情報が含まれている場合は、第1医用画像の腫瘍の領域を所定の透過度以下の透過度で着色してもよいし、腫瘍の領域の輪郭線を第1医用画像に重畳してもよい。
図7は、第1医用画像に対して穿刺針の刺入計画線の位置を示す画像を重畳した重畳画像の一例を示す説明図である。図7に示す例においても、図5に示す例と同様に第1医用画像と第2医用画像とを並列表示してもよい。
解析情報に穿刺針の刺入計画線の位置情報が含まれている場合、重畳画像生成機能64は、腫瘍などの治療対象となる注目部位に対する穿刺針の刺入計画線の位置情報と、現在の2次元超音波画像の断面位置とにもとづいて、刺入計画線の位置を示す画像と、2次元超音波画像とを重畳して重畳画像を生成してもよい。
この場合、刺入計画線が現在表示されている2次元超音波画像の断面に一致し断面の面内に位置する場合は、刺入計画線の位置を示す画像として、刺入計画線を直線で示す画像を2次元超音波画像に重畳するとよい(図7の下図参照)。一方、刺入計画線が現在表示されている2次元超音波画像の断面に一致しない場合は、刺入計画線と2次元超音波画像との交点の位置を示す画像を2次元超音波画像に重畳するとよい(図7の上図の丸印参照)。また、図7に破線でしめすように、穿刺針による焼灼対象となる関心領域(ROI:Region Of Interest)の位置を示す画像を第1医用画像および第2医用画像にさらに重畳してもよい。このように、刺入計画線が現在表示されている2次元超音波画像の断面に一致する場合と不一致の場合で刺入計画線の位置を示す画像の表示態様を異ならせることにより、ユーザは超音波プローブ11を動かしながら刺入計画線に一致する2次元超音波画像を容易に探すことができる。
図8は、腫瘍の最大断面を与える2次元超音波画像を容易に把握するための重畳画像の一例を示す説明図である。
たとえば、腫瘍の最大断面を与える位置および腫瘍を3次元的に囲む球形のROIが解析情報に含まれている場合、現在表示されている2次元超音波画像の断面におけるROIの位置および輪郭を示す円形画像と2次元超音波画像とを重畳して重畳画像を生成してもよい。
この場合、腫瘍の最大断面を与える断面と現在表示されている2次元超音波画像の断面とが一致した場合は、最大サイズの円形画像を表示するとともに、ROIの中心に印を表示するなどの強調表示を行なうとよい(図8の下図のX印参照)。一方、現在表示されている2次元超音波画像の断面が腫瘍の最大断面を与える断面に一致しない場合は、強調表示を非表示とするとよい(図8の上図参照)。このように、腫瘍の最大断面を与える断面や各種特徴量の計測を実施した断面など、所定の断面と現在表示されている2次元超音波画像の断面とが一致する場合と不一致の場合とで強調表示の有無を切り替えることにより、ユーザは超音波プローブ11を動かしながら所定の断面に一致する2次元超音波画像を容易に探すことができる。
このように図5−図8を用いて説明した他にも、図4のステップS2で生成される重畳画像およびステップS3で生成される並列画像としては、様々な態様が考えられる。たとえば、第1医用画像に重畳する解析情報を示す画像としては、第1医用画像がたとえば2次元のカラードプラ画像などの血管を識別しやすい画像であれば、心臓の冠動脈の部位を表す血管セグメント番号を示す画像、血管経を示す画像、血管の走行位置を示す画像、血管の分岐位置を示す画像などを用いることができる。
他にも、肝がんRFA(Radio Frequency Ablation)治療の焼灼計画域を示す画像や、他の医用画像診断装置101で自動的に付与されたアノテーション(Auto Annotation)を示す画像、腫瘍と血管の位置関係を距離の数値や方向を示す矢印などを用いてもよい。
これらの解析情報を示す画像の少なくとも1つを2次元超音波画像に重畳してディスプレイ30に表示させることにより、ユーザが超音波特有の空間的な位置関係を理解することを支援することができる。このため、超音波診断装置10によれば、ユーザは、たとえば並列表示時などに目的のプローブをあてる場所を探し当てる時間を短縮することができる。また、並列表示時に、第2医用画像と超音波画像との間で臓器の色付けを揃える場合、ユーザは、おおまかな位置合わせを行った後、容易に正確な位置合わせを行なうことができる。
次に、超音波診断装置10の動作について、図4に示した手順よりもさらに具体的な例を用いて説明する。
図9は、がん焼灼治療における処理回路57のプロセッサの動作の一例を示す説明図である。図9において、Sに数字を付した符号はフローチャートの各ステップを示す。
以下、自装置が超音波診断装置10であり、他の医用画像診断装置101がX線CT装置である場合の例について説明する。この手順は、臓器色情報およびCTボリュームデータが、記憶回路56にあらかじめ記憶されてスタートとなる。
なお、臓器色情報は、1シリーズのデータとして保存されているものとする。また、CTボリュームデータは、1シリーズに白黒データおよびカラーデータ(臓器色情報で各ボクセルが色付けされたデータ)の両データを含むものとする。
まず、ステップS11において、ユーザは、入力回路を介して処理回路57に超音波検査の開始を指示する。次に、ステップS12において、ユーザは、入力回路を介して記憶回路56に記憶されたデータから第2医用画像としてのCT画像を選択する。この結果、選択されたCT画像の元となるCTボリュームデータおよびこのボリュームデータを解析して得られた解析情報に含まれる臓器色情報が特定される。
次に、ステップS13において、位置合わせ機能60は、初期位置合わせ処理を実行し、トランスミッタを原点とする超音波ボリュームデータの3次元座標と、CTボリュームデータの3次元座標と、を関連付ける。
次に、ステップS14において、ユーザによる入力回路を介した指示に応じて、または自動的に、重畳画像の生成機能はONに変更される。
次に、ステップS15において、断層像生成機能61は、リアルタイムに2次元超音波画像が取得されるごとに、現在の2次元超音波画像の断面位置に対応するCT画像をCTボリュームデータから抽出する。このとき、断層像生成機能61は、カラーのCT画像、すなわち臓器色情報で臓器ごとに色付けされたCT画像を抽出する。重畳画像生成機能64は、臓器色情報と同一の色で色付けするための画像を現在の2次元超音波画像に重畳する。表示画像生成機能65は、臓器ごとに同一の色が付された重畳画像とCT画像とを並べた並列画像を生成してディスプレイ30に表示させる(図5参照)。
次に、ステップS16において、ユーザは並列画像を観察し、臓器位置および腫瘍位置を確認する。
次に、ステップS17において、ユーザは入力回路を介して重畳画像の生成機能をOFFに変更する。重畳画像の生成機能は、たとえば入力回路を介して手技の実施開始指示を受け付けると自動的にOFFとなってもよい。この結果、並列画像の重畳画像は2次元超音波画像に変更される。2次元超音波画像に重畳されていた色付けを取り除くことにより、並列画像はユーザが手技に集中しやすい画像となる。
また、このとき、並列画像のCT画像をカラーから白黒に切り替えてもよい(図3参照)。並列画像のCT画像をより高精細な画像とすることで、並列画像はさらにユーザが手技に集中しやすい画像となる。このように、検査の進捗に応じて第1医用画像にもとづく重畳画像と並列表示される第2医用画像の表示態様を切り替えてもよい。
次に、ステップS18において、ユーザは腫瘍に対する手技を実施する。次に、ステップS19において、表示画像生成機能65は、手技前の重畳画像と現在の2次元超音波画像の重畳画像とを並列表示させる。手技前の重畳画像と現在の2次元超音波画像の重畳画像とを並列表示させることにより、焼灼結果の確認、穿刺実施位置の確認、針生検箇所の確認などが用意となり、ユーザは計画通りに手技が行われたかを否かを容易に確認することができる。
次に、ステップS20において、処理回路57は一連の処理を終了してもよいかを判定する。たとえばユーザにより再度の手技を行う予定である旨の指示があるなど、終了すべきでない場合は、ステップS14に戻る。一方、ユーザから終了すべき旨の指示があった場合や所定時間入力指示がない場合など、一連の処理を終了してもよい場合は、一連の手順は終了となる。
以上の手順により、ユーザによる超音波画像特有の空間的な位置関係をより容易かつ的確に理解することができるよう支援することができる。また、手技前の重畳画像と現在の2次元超音波画像の重畳画像とを並列表示させることにより、ユーザは計画通りに手技が行われたかを否かを確認する時間を短縮できる。
(変形例)
上記実施形態では自装置が超音波診断装置である場合の例について示したが、上述のとおり、自装置は超音波診断装置に限られない。
図10は、自装置がX線CT装置であり、他の医用画像診断装置101が超音波診断装置である場合における重畳画像および並列画像の一例を示す説明図である。
他の医用画像診断装置101としての超音波診断装置は、たとえば、第2ボリュームデータとしての超音波ボリュームデータに含まれた被検体Oの心臓に対し、3次元壁運動解析(3D−WMT:three Dimensional - Wall Motion Tracking)を行なうことができる場合がある。この場合、自装置としてのX線CT装置の重畳画像生成機能64は、第1医用画像としてのCT画像に含まれた心臓の対応する位置に、3次元壁運動解析をして得られた解析情報を示す画像を重畳して重畳画像を生成するとよい(図10参照)。この解析情報を示す画像としては、たとえば壁運動の強度に応じた色付けや、壁運動の強度および向きに応じたベクトルのマッピング画像などを用いることができる。
また、このとき、第2医用画像としての超音波画像にも3次元壁運動解析結果を重畳し、CT画像にもとづく重畳画像と並列表示してもよい。図10に示す重畳画像および並列画像によれば、ユーザは、CT画像だけでは知り得ない、超音波ボリュームデータの解析により得られた解析情報を確認することができるため、CT画像をより容易に理解することができる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、自装置で生成された医用画像に対して自装置とは異なるモダリティで生成された医用画像データの解析により得られた情報を重畳することにより、ユーザが医用画像を容易に理解することができるよう支援することができる。
なお、本実施形態における処理回路57の位置合わせ機能60、解析情報取得機能63、重畳画像生成機能64および表示画像生成機能65は、特許請求の範囲における位置合わせ部、取得部、重畳画像生成部および表示画像生成部にそれぞれ対応する。また、本実施形態におけるタッチパネル21のタッチ入力回路24およびハードキー22は、特許請求の範囲における入力回路に対応する。
また、上記実施形態に係る「プロセッサ」という文言は、たとえば、専用または汎用のCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、あるいは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(たとえば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、およびフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。プロセッサは、記憶回路に保存されたプログラムを読み出して実行することにより、各種機能を実現する。
また、記憶回路にプログラムを保存するかわりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むよう構成してもよい。この場合、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出して実行することで各種機能を実現する。また、上記実施形態では単一の処理回路が各機能を実現する場合の例について示したが、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することにより各機能を実現してもよい。また、プロセッサが複数設けられる場合、プログラムを記憶する記憶媒体は、プロセッサごとに個別に設けられてもよいし、1つの記憶回路が全てのプロセッサの機能に対応するプログラムを一括して記憶してもよい。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…超音波診断装置
11…超音波プローブ
23…ディスプレイ
30…ディスプレイ
53…画像生成回路
56…記憶回路
57…処理回路
60…位置合わせ機能
63…解析情報取得機能
64…重畳画像生成機能
65…表示画像生成機能
100…ネットワーク
101…他の医用画像診断装置

Claims (14)

  1. 自装置とは異なるモダリティである他の医用画像診断装置で生成された被検体の医用画像データの解析により得られた少なくとも1つの解析情報を取得する取得部と、
    前記少なくとも1つの解析情報を示す画像と、自装置で生成した前記被検体の第1医用画像と、を重畳した重畳画像を生成してディスプレイに表示させる重畳画像生成部と、
    を備えた医用画像診断装置。
  2. 前記第1医用画像と、前記他の医用画像診断装置で生成された前記医用画像データにもとづく第2医用画像と、を並べた並列画像を生成して前記ディスプレイに表示させる表示画像生成部、
    をさらに備えた請求項1記載の医用画像診断装置。
  3. 前記少なくとも1つの解析情報は複数の解析情報であり、
    前記重畳画像生成部は、
    前記複数の解析情報を示す画像と、自装置で生成した前記被検体の第1医用画像と、を重畳して前記重畳画像を生成して前記
    ディスプレイに表示させる、
    請求項1または2に記載の医用画像診断装置。
  4. 前記取得部は、
    前記他の医用画像診断装置から前記医用画像データとしてのボリュームデータをさらに取得し、
    前記ボリュームデータと、自装置で生成した前記第1医用画像と、の位置合わせを行なう位置合わせ部、
    をさらに備えた請求項1ないし3のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  5. 前記位置合わせ部は、
    リアルタイムに取得される現在の第1医用画像の位置に対応する第2医用画像を前記ボリュームデータから抽出し、
    前記重畳画像生成部は、
    前記現在の第1医用画像に対し、前記位置合わせ部に抽出された前記第2医用画像に対応する解析情報を示す画像を重畳して前記重畳画像を生成して前記ディスプレイに表示させる、
    請求項4記載の医用画像診断装置。
  6. 前記解析情報は、
    前記他の医用画像診断装置で生成された前記ボリュームデータから抽出された少なくとも1つの臓器ごとに、異なる色を関連付けた臓器色情報を含み、
    前記重畳画像生成部は、
    前記臓器色情報にもとづいて、自装置で生成した前記第1医用画像に含まれる前記少なくとも1つの臓器のそれぞれを色付けするための画像と、前記第1医用画像と、を重畳して前記重畳画像を生成して前記ディスプレイに表示させる、
    請求項5記載の医用画像診断装置。
  7. 前記重畳画像生成部は、
    自装置で生成した前記第1医用画像に含まれる前記少なくとも1つの臓器のそれぞれを、前記臓器色情報と同一の色で色付けするための画像と、前記第1医用画像と、を重畳して前記重畳画像を生成し、
    前記重畳画像と、前記位置合わせ部に抽出された前記第2医用画像に含まれる前記少なくとも1つの臓器のそれぞれを前記臓器色情報で色付けした前記第2医用画像と、の並列画像を生成して前記ディスプレイに表示させる表示画像生成部、
    をさらに備えた請求項6記載の医用画像診断装置。
  8. 前記重畳画像生成部は、
    自装置で生成した前記第1医用画像に含まれる前記少なくとも1つの臓器のそれぞれを色付けするための画像が所定の透過度よりも低い透過度を有するように前記重畳画像を生成する、
    請求項6または7に記載の医用画像診断装置。
  9. 前記重畳画像生成部は、
    前記臓器色情報にもとづいて、自装置で生成した前記第1医用画像に含まれる前記少なくとも1つの臓器のそれぞれの輪郭を互いに異なる態様で示す輪郭線と、前記第1医用画像と、を重畳して前記重畳画像を生成して前記ディスプレイに表示させる、
    請求項6ないし8のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  10. 前記解析情報は、
    前記ボリュームデータに対して設定された前記被検体の注目部位に対する穿刺針の刺入計画線の情報を含み、
    前記重畳画像生成部は、
    前記第1医用画像における前記刺入計画線の位置を示す画像と、前記第1医用画像と、を重畳して前記重畳画像を生成して前記ディスプレイに表示させる、
    請求項4ないし9のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  11. 前記表示画像生成部は、
    入力回路を介したユーザ指示に応じて、または自装置の検査の進捗に応じて、前記重畳画像と前記並列画像において並列させる前記第2医用画像を、白黒の前記第2医用画像と、前記臓器色情報で色付けした前記第2医用画像と、で切り替える、
    請求項7記載の医用画像診断装置。
  12. 前記被検体に超音波を送信するとともに前記被検体からのエコー信号を受信する超音波プローブと、
    前記被検体からのエコー信号にもとづいて、前記第1医用画像としての超音波画像を生成する画像生成回路と、
    をさらに備えた請求項1ないし11のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  13. 前記他の医用画像診断装置は、超音波診断装置であり、
    前記解析情報は、
    前記超音波診断装置により生成された第2ボリュームデータに含まれる前記被検体の心臓に対して3次元壁運動解析をして得られた情報であり、
    前記重畳画像生成部は、
    前記第1医用画像に対し、前記第1医用画像における心臓の対応する位置に前記3次元壁運動解析をして得られた前記解析情報を示す画像を重畳して前記重畳画像を生成し、前記ディスプレイに表示させる、
    請求項1ないし11のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  14. コンピュータに、
    自装置とは異なるモダリティである他の医用画像診断装置で生成された被検体の医用画像データの解析により得られた少なくとも1つの解析情報を取得するステップと、
    前記少なくとも1つの解析情報を示す画像と、自装置で生成した前記被検体の第1医用画像と、を重畳した重畳画像を生成してディスプレイに表示させるステップと、
    を実行させるための医用画像診断プログラム。
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