JP2017108717A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リール本体1と、リール本体1の側部に設けられた側部開口部13を閉塞する蓋部材30と、リール本体1と蓋部材30とで回転可能に支持されるハンドル軸5と、ハンドル軸5により回転駆動されるドライブギャ6と、前端側に釣糸が巻回されるスプール3が装着されるスプール軸8と、スプール軸8の後端側を支持し、ドライブギャ6の駆動に伴ってスプール軸8を前後方向に往復駆動させるスプール往復動装置70と、を備え、リール本体1と別体に形成され、スプール往復動装置70を構成する構成部材の少なくとも一部を支持する支持部材21を備え、支持部材21は、リール本体1の内側部または外側部に設けられた取付部20に対して取付可能に構成した。
【選択図】図4
Description
魚釣用スピニングリールとしては、特許文献1に開示されるように、リール本体の側部に側部開口部が形成されているものが知られている。側部開口部は、蓋部材で閉塞されている。リールを駆動するためのハンドルが取り付けられたハンドル軸は、リール本体と蓋部材とで回転可能に支持されている。
しかしながら、連動歯車は、リール本体に一体に設けられたボス部に回転可能に支持される構成であるため、仕様変更に際してボス部の位置を変更する等、リール本体の設計変更が必要であり、コストがかかるという課題があった。
図1に示すように、主として、魚釣用スピニングリール100は、リール本体1と、リール本体1の前側に回転可能に設けられたロータ2と、ロータ2の回転運動と同期して前後方向移動可能に設けられたスプール3と、を備える。
ボディ10の後部には、シール部材50を介して保護カバー40が装着されている。
なお、図2では蓋部材30の側面形状を簡略化している。
なお、収容空間S1は、少なくともボディ10の内周壁10f(図8(a)参照)で仕切られている。
ドライブギャ6は、ハンドル軸5の左側に固定されているとともに、前側でピニオンギャ7aに噛合している。軸筒6aは、ハンドル軸5の右側に固定されているとともに、後側で連動歯車74に噛合している。
このため、ハンドル5dの巻き取り操作が行われると、巻き取り操作による駆動力がハンドル軸5、ドライブギャ6、ピニオンギャ7aを介して駆動軸筒7に伝達し、駆動軸筒7とともにロータ2が回転する。また、これとともにスプール3がスプール軸8やスプール往復動装置70を介して前後往復動される。これにより、釣糸は、ロータ2(図1参照)の図示しない釣糸案内部を介してスプール3の巻回胴部3a(図1参照)に均等に巻回される。
なお、図4に示すように、ハンドル軸5の右端側は、軸受5bを介してボディ10に設けられたハンドル支持部10eに支持されている。
なお、当接面33bは、側部開口部13の内周面13aに対して周方向に間隔を空けて部分的に当接するように構成してもよい。
また、インロー嵌合によって、嵌合部37の側方への突出量が抑えられている。これにより、リール操作時等に釣糸が解れた場合にも、解れた釣糸が蓋部材30の外周縁部に引っ掛かり難くなっている。
なお、同様に、嵌合受部17や嵌合部37に対してグリスやオイル等の潤滑剤を塗布してもよい。
なお、架橋部14は、側部開口部13と同芯円状に形成されたものを示したが、これに限られることはなく、側部開口部13の中心(ハンドル軸5の中心)に対して前側または後側に偏芯したものであってもよい。また、架橋部14は、側面視で外形状が直線状部分を含むものであってもよい。
また、リール本体1(ボディ10)の後部の後方に配置することができるので、リール本体1(ボディ10)の小型化を図ることができる。また、リール本体1(ボディ10)の後部の後方のスペースを有効利用してスプール往復動装置70の前後ストロークを好適に確保することができる。
スプール軸8およびスプール往復動装置70の各部材は、後記するように、後部開口部15を通じてリール本体1の後方から組み付けられる。
固定部材24は、支持部材21を抜け止め固定する部材であり、ボディ10のハンドル支持部10eに螺合により取り付けられている。固定部材24を締め付けることで、環状部24aが支持部材21の内周部22bに当接し、支持部材21が取付部20に固定される。固定部材24の先端部24bには、螺合によりハンドルキャップ25が取り付けられている。
保護カバー40は、図2に示すように、側面視で略三日月形に形成されている。保護カバー40は、図6(b)に示すように、後面視でスプール軸8(図3参照)を通る中心線O2を基準として、中心線O2の左側よりも右側が幅広な形状に形成されている。保護カバー40は、図4に示すように、横断面が凹状に形成されており、ボディ10の収容空間S1に連通する空間部S2を形成している。空間部S2は、保護カバー40の内側の上下方向の略全体に亘って形成されている。保護カバー40は、図8(a)に示すように、その上端部および下端部に設けられたねじ孔40a,40bに挿通した固定ねじ40cを、カバー装着部18の上部ボス部10cおよび下部ホス部10dに締め付けることによってカバー装着部18に取り付けられる。
以上により、後部開口部15を通じてスプール軸8およびスプール往復動装置70を収容空間S1に組み付けることができる。なお、上記組み付け順は一例を示すものであり、適宜状況に応じて変更可能である。
図9を参照して本発明の第2実施形態に係る魚釣用スピニングリールについて説明する。本実施形態の魚釣用スピニングリールが前記第1実施形態と異なるところは、ボディ10(リール本体1)の内側部に設けられた取付部60に対して支持部材61が取り付けられる点である。
本実施形態においても、支持部材61の仕様を変更することによって、ハンドル軸5(図9では不図示)と連動歯車74の軸との軸間距離を異なる距離に変更して外径の異なる連動歯車74を支持することができるので、スプール軸8(図9では不図示)のストローク長を容易に変更することができる。
例えば、支持部材21は、カム形状の外形を備えるものを示したが、これに限られることはなく、円形状、楕円形状、三角形状、四角形状、多角形状等、種々の形状を採用することができる。
また、支持部材21は、ハンドル軸5の周りに取り付けられるものに限られることはなく、ボディ10の右側部に固定されるものであればよい。
さらにまた、前記実施形態では、スプール軸8の後部8aに連結固定した摺動子72を、ハンドル軸5に連動回転する連動歯車74(構成部材)の偏芯突部75に係合させ、ハンドル軸5の回転をスプール軸8の前後往復動に変換させるスプール往復動装置で説明したが、これに限られることはなく、例えば、ピニオンギャ7aを有する駆動軸筒7に連動回転する公知の螺軸(構成部材)に摺動子72を係合させてなるスプール往復動装置に実施してもよい。
3 スプール
5 ハンドル軸
6 ドライブギャ
6a 軸筒(歯車)
8 スプール軸
13 側部開口部
15 後部開口部
20 取付部
21 支持部材
30 蓋部材
60 取付部
61 支持部材
70 スプール往復動装置
71 ガイド軸
72 摺動子
74 連動歯車(構成部材)
75 偏芯突部
S1 収容空間
Claims (6)
- リール本体と、前記リール本体の側部に設けられた側部開口部を閉塞する蓋部材と、前記リール本体と前記蓋部材とで回転可能に支持されるハンドル軸と、前記ハンドル軸により回転駆動されるドライブギャと、前端側に釣糸が巻回されるスプールが装着されるスプール軸と、前記スプール軸の後端側を支持し、前記ドライブギャの駆動に伴って前記スプール軸を前後方向に往復駆動させるスプール往復動装置と、を備えた魚釣用スピニングリールであって、
前記リール本体と別体に形成され、前記スプール往復動装置を構成する構成部材の少なくとも一部を支持する支持部材を備え、
前記支持部材は、前記リール本体の内側部または外側部に設けられた取付部に対して取付可能であることを特徴とする魚釣用スピニングリール。 - 前記リール本体の後部に設けられた後部開口部を備え、
前記構成部材は、前記後部開口部を通じて前記リール本体に組み付けられるものであることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。 - 前記支持部材は、前記構成部材とともに前記後部開口部を通じて前記リール本体に挿入され、前記リール本体の内側部に設けられた前記取付部に対して取り付けられるものであることを特徴とする請求項2に記載の魚釣用スピニングリール。
- 前記構成部材の少なくとも一部は、前記後部開口部を通じて前記リール本体の後部から突出することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の魚釣用スピニングリール。
- 前記スプール往復動装置は、前記ハンドル軸に設けられた歯車に噛合して回転する連動歯車と、前記スプール軸の後端部に取り付けられ、前記連動歯車の回転中心から偏芯して設けられた偏芯突部に係合する摺動子と、を備え、
前記支持部材は、前記連動歯車を回転可能に支持することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の魚釣用スピニングリール。 - 前記側部開口部および前記蓋部材は円形であり、前記蓋部材は前記側部開口部に対して螺合により装着されるものであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の魚釣用スピニングリール。
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