JPH08191650A - スピニングリール - Google Patents

スピニングリール

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JPH08191650A
JPH08191650A JP26396495A JP26396495A JPH08191650A JP H08191650 A JPH08191650 A JP H08191650A JP 26396495 A JP26396495 A JP 26396495A JP 26396495 A JP26396495 A JP 26396495A JP H08191650 A JPH08191650 A JP H08191650A
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JP
Japan
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oscillating gear
main body
spinning reel
body casing
shaft
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JP26396495A
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English (en)
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Atsuto Aoki
厚人 青木
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Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプールの移動をスムーズにすることがで
き、各部品の耐久性を向上させることができる。 【解決手段】 ハンドル軸2には連結歯車4が固着され
ている。連結歯車4には本体ケーシング1の内壁部に形
成されたボス部1aに回転可能に保持されたオシレート
歯車7と噛合している。オシレート歯車7には回転体8
が回転可能に設けられている。回転体8には第一突部8
aと、第二突部8bとが形成されており、第一突部8a
は本体ケーシング1に形成されたカム溝1bに係合して
いる。第二突部8bはオシレータ9に形成された長溝9
aに摺動可能に係合されている。このオシレータ9はス
プール軸10の一端にねじ21で固定されており、スプ
ール軸10の他端にはスプール11がドラグノブ12に
よって固着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスピニングリールに
係り、特にスプール軸の軸方向移動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、回転枠を回転させるとともに、
スプールを回転枠の回転軸方向に往復移動させて釣糸を
巻き上げるスピニングリールが広く知られている。
【0003】図18はこのような従来のスピニングリー
ルを示す断面図である。図中符号101は本体ケーシン
グであり、この本体ケーシング101にはハンドル軸1
02が回転可能に設けられている。このハンドル軸10
2には連結歯車103が固着されている。この連結歯車
103は本体ケーシング101に回転可能に設けられた
オシレート歯車104と噛合している。このオシレート
歯車104にはピン105が設けられている。このピン
105はオシレータ106の長溝106aに係合されて
いる。さらに、このオシレータ106にはスプール軸1
07が固着されている。スプール軸107の先端部には
スプール108が固着されている。
【0004】しかして、ハンドル109を操作してハン
ドル軸102が回転すると、連結歯車103も回転し、
オシレート歯車104が回転する。すると、ピン105
が長溝106aに沿って移動する。これにより、オシレ
ータ106、ひいてはスプール軸107が図中左右方向
に往復動する。
【0005】しかしながら、上述のような構造では、ス
プール軸107の往復動は等速運動ではなく、この状態
で釣糸を捲回すると、図19に示すように均一となら
ず、崩れ易く、糸が絡むおそれがある。
【0006】そのため、従来スプール軸の往復動がほぼ
等速運動となるようにした構造が提案されている(特公
平2−60295号)。図20はこの従来のスピニング
リールを示す断面図である。図中符号201は本体ケー
シングであり、この本体ケーシング201にはハンドル
軸202が回転可能に設けられている。このハンドル軸
202には連結歯車203が固着されている。この連結
歯車203は本体ケーシング201に回転可能に設けら
れたオシレート歯車204と噛合している。このオシレ
ート歯車204には半径方向に延びる長孔204aが形
成されており、この長孔204aに従動ピン205が貫
通されている。この従動ピン205の一端部は本体ケー
シング201に形成されたカム溝201aに係合されて
いる。一方、従動ピン205の他端部はオシレータ20
6の長溝206aに係合されている。さらに、このオシ
レータ206にはスプール軸207の一端部が固着され
ている。スプール軸207の他端部にはスプール208
が固着されている。なお、カム溝201aはスプール2
08がほぼ等速運動しうる形状となっている。
【0007】しかして、ハンドル209を操作してハン
ドル軸202が回転すると、連結歯車203も回転し、
オシレート歯車204が回転する。すると、長孔204
aを貫通している従動ピン205がカム溝201aおよ
び長溝206aに沿って移動する。これにより、オシレ
ータ206、ひいてはスプール208が図中左右方向に
ほぼ等速状態で往復動する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構造では、従動ピンが傾くことによりスプールの移動
にガタ付きが生じ、スムーズな移動が行なわれない。ま
た、従動ピンが傾くことにより、長孔、カム溝、従動ピ
ンが摩耗し易いといった問題点がある。さらに、落下等
のショックによりスプール軸方向の衝撃を受けた際に、
長孔、カム溝、従動ピンが破損し易いといった問題点が
ある。また、従動ピンの傾きにより、回転枠の回転がス
ムーズでないといった問題点がある。
【0009】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、スプールがほぼ等速運動するととも
に、スプールの移動をスムーズにすることができ、各部
品の耐久性を向上させることのできるスピニングリール
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体ケーシン
グと、この本体ケーシングに回転可能に設けられた回転
枠と、この回転枠の回転軸方向に移動可能に上記本体ケ
ーシングに設けられたスプール軸と、このスプール軸の
一端に設けられたスプールとを備えたスピニングリール
において、上記本体ケーシングに設けられるとともに、
ハンドル軸の回転により回転されるオシレート歯車と、
このオシレート歯車に回転可能に設けられた回転体と、
上記本体ケーシングの内面に形成されるとともに、上記
回転体の第一突部が係合するカム溝と、上記スプール軸
の他端に固着されるとともに、上記回転体の第二突部が
係合されたオシレータ機構部とを備えていること;本体
ケーシングに挿着されたオシレート歯車軸にオシレート
歯車が回転可能に設けられ、上記オシレート歯車軸に
は、該オシレート歯車軸に直交する方向にフランジ部が
形成されていること;本体ケーシングに一体形成された
ボス部にオシレート歯車が回転可能に設けられ、上記ボ
ス部内には金属製の軸部材が挿着されていること;回転
体の軸方向一端外周にはフランジ部が形成され、オシレ
ート歯車には上記フランジ部が収納される凹部が形成さ
れていること;回転体には、この回転体のオシレート歯
車からの脱落を防止するプレート部材が固定されている
こと;オシレート歯車には、回転体の上記オシレート歯
車からの脱落を防止するプレート部材が固定されている
こと;回転体に形成された第一突部または第二突部の少
なくとも一方の一部がオシレート歯車の歯底円よりも外
方に位置せしめられていることを特徴とする。
【0011】このような構成において、ハンドル軸が回
転すると、これに伴ないオシレート歯車が回転する。こ
のオシレート歯車の回転により回転体もまたオシレート
歯車の回転中心回りに回転する。また、回転体の第二突
部がオシレータ機構部と係合しているために、回転体の
回転によりオシレータ機構部が往復動する。このオシレ
ータ機構部の往復動によりスプールを一端に固着したス
プール軸が軸方向に往復動する。また、回転体は第一突
部がカム溝に係合していることから、回転体の自転が規
制され、ひいてはオシレートの往復移動速度が均一とな
り、糸巻き状態を均一にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施例について説明する。図1は本発明におけるス
ピニングリールの正面図、図2は底面図である。図2中
符号1は本体ケーシングであり、この本体ケーシング1
内にはハンドル軸2が回転可能に保持されている。この
ハンドル軸2にはマスター歯車3および連結歯車4が固
着されている。マスター歯車3は回転枠5と接続された
ピニオン6と噛合しており、マスター歯車3の回転によ
り回転枠5が回転しうるように構成されている。また、
連結歯車4は本体ケーシング1の内壁部に形成されたボ
ス部1aに回転可能に保持されたオシレート歯車7と噛
合している。オシレート歯車7には回転体8が回転可能
に設けられている。回転体8の本体ケーシング1と対向
する一面には第一突部8aが、他面には第二突部8b
が、図3に示すように角度θずらした状態でそれぞれ形
成されている。また、図4において、第一突部8aは本
体ケーシング1の内壁部に形成されたカム溝1bに係合
している。さらに、図1において、第二突部8bはオシ
レータ9に形成された長溝9aに摺動可能に係合してい
る。ここで、このオシレータ9はスプール軸10の一端
にねじ21によって固定されており、このスプール軸1
0の他端にはスプール11がドラグノブ12によって固
着されている。なお、回転枠5にはアーム部5a,5a
が突設されており、このアーム部5a,5a間にベール
アーム13が架設されている。また、図2において、ハ
ンドル軸2にはハンドル14が接続されている。
【0013】ここで、図5はカム溝1bのカム線図を示
したものである。このような形状としたことにより、ス
プール11(図1参照)の軸方向移動がほぼ等速運動と
なり、図6に示すように、釣糸15を平坦に巻付けるこ
とができる。なお、図5中破線で示した線図は図10に
示したスピニングリールの線図であり、このような場合
には図11に示すように釣糸15を平坦に均一に巻き付
けることができない。
【0014】このように構成されたスピニングリールの
作用について以下に説明する。釣糸を巻き付ける際に
は、ハンドル14を回転操作し、ハンドル軸2を回転さ
せる。すると、マスター歯車3、ピニオン6を介して回
転枠5が回転する。さらに、連結歯車4を介してオシレ
ート歯車7が回転する。このオシレート歯車7の回転に
より、回転体8がボス部1aを中心として公転するとと
もに、回転体8は第一突部8aおよびカム溝1bによっ
て規制された状態で自転する。さらに、回転体8の第二
突部8bはオシレータ9の長溝9aに沿って移動しつ
つ、回転体8の回転に伴ないオシレータ9を図2中左右
方向に移動せしめる。このオシレータ9の移動によりス
プール軸10を介してスプール11が軸方向に移動す
る。これにより、ベールアーム13によって巻き取られ
る釣糸をスプール11に順次巻回することができる。
【0015】なお、回転体8の第一突部8aと第二突部
8bとは角度θだけずらしたものであるが、図7に示す
ようにθ=0°として偏位させなくても良い。なお、角
度θは任意に設定することができるものであり、この角
度θの設定により、カム溝1bの形状は適宜変更される
ものである。すなわち、スプール11の往復運動がほぼ
等速運動となるように設定される。
【0016】図8は本発明におけるスピニングリールの
第二実施例の要部拡大図、図9は底部断面図である。な
お、上述した実施例と同一部材には同一符号を付し、詳
細な説明は省略する。
【0017】本実施例は上述した第一実施例(図2参
照)が回転体8の第二突部8bをオシレータ9に係合さ
せているのに対し、オシレータ9と回転体8との間にリ
ンク31を介在せしめたものである。すなわち、構造的
に必ずしも回転体8をオシレータ9に直接係合させる必
要はなく、リンク31を介在させて回転体8の移動がオ
シレータ9に伝達せしめられるような機構であれば良
い。
【0018】図10は本発明におけるスピニングリール
の第三実施例の断面図、図11は要部拡大図である。上
述各実施例と同一部材には同一符号を付し、詳細な説明
は省略する。本体ケーシング1にはフランジ部41aが
形成されたオシレート歯車軸41がビス42によって固
着されている。このオシレート歯車軸41にオシレート
歯車7が回転可能に設けられている。また、このオシレ
ート歯車7に設けられた回転体8はオシレート歯車7に
挿入される本体部8cと、この本体部8cの図中上方に
突設された第二突部8bと、本体部8cの図中下方に形
成されたフランジ部8dと、このフランジ部8dの下方
に突設された第一突部8aとで形成されており、上記フ
ランジ部8dはオシレート歯車7に形成された凹部7a
に係合され、回転体8の図中上方への移動が規制されて
いる(図11)。従来、強度を出すために本体とオシレ
ート歯車軸の嵌合長を長くしなければならず、本体ケー
シング1を厚くしたりオシレート歯車軸を太くする必要
があったが、オシレート歯車軸41にフランジ部41a
を形成したことにより、特に本体ケーシング1のオシレ
ート歯車軸41を取付ける箇所の肉厚を厚くする必要が
なく、設計上本体ケーシング1の大型化を防止すること
ができる。
【0019】図12は本発明におけるスピニングリール
の第四実施例の要部拡大断面図である。上述各実施例と
同一部材には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施例は回転体8の本体部8cの図中上面に本体部8
cよりも大径のプレート43がビス44によって固定さ
れ、このプレート43はオシレート歯車7に形成された
凹部7bに位置せしめられている。このように、フラン
ジ部8dとプレート43とにより、回転体8のガタ付き
をより確実に防止することができる。なお、本実施例に
あっては、ビス42をオシレート歯車軸41と同心状に
設けたことにより、フランジ部41aは必ずしも必要と
せず、無くても良い。また、オシレート歯車軸41の形
状は図12(b)に示すように二段の形状にしても良
い。
【0020】図13は本発明におけるスピニングリール
の第五実施例の要部拡大断面図、図14は図13中XI
V−XIV矢視図である。上述各実施例と同一部材には
同一符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施例は回
転体8のフランジ部8d側からプレート51をオシレー
ト歯車7に当接させ、ビス52で固定したものである。
また、本体ケーシング1のボス部1a内に同心状にビス
53を挿着せしめ、ボス部1aの強度の向上を図るよう
にしたものであり、特に本体ケーシング1を樹脂で成形
した場合にはより効果的である。なお、図14におい
て、設計上プレート51には回転体8の第一突部8aと
の干渉を防止するため、逃がし部51aが形成されてい
る。また、本実施例にあっては、フランジ部8dとプレ
ート51とは図中オシレート歯車7の下側に設けたがオ
シレート歯車7の図中上側に設けるようにしても良い。
【0021】図15は本発明におけるスピニングリール
の第六実施例の要部拡大断面図、図16は図15中XV
I−XVI矢視図である。上述各実施例と同一部材には
同一符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施例はフ
ランジ部8dの径を本体部8cの径と比較してある程度
大きくすることにより、フランジ部8dに形成される第
二突部8bの一部が図16に示すようにオシレート歯車
7の歯底円Sよりも外方に突出しうるように構成されて
いる。このため、オシレート歯車7の径を大きくするこ
となく、スプール軸10のストロークを長くとることが
できる。なお、上述説明にあっては、第二突部8bの一
部が歯底円Sよりも外方に突出しうるように構成として
いるが、本体部8cの図中下方にフランジ部8dと第一
突部8aを形成するようにしても良い。
【0022】図17は本発明におけるスピニングリール
の第七実施例の要部拡大断面図である。上述各実施例と
同一部材には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施例はオシレート歯車軸41を本体ケーシング1の
外側から挿入し、外側からビス54で固定するようにし
たものである。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の構成とすることにより、
回転体に形成された突起部によって、オシレート歯車の
回転がオシレータに伝達せしめられるので、回転体が傾
斜することがなく、スプールの軸方向移動の際のガタが
小さく、回転枠の回転がスムーズである。また、各部材
が常時正常位置で係合しあっているために各部材の摩耗
を小さくすることができ、ひいては耐久性の向上を図る
ことができる。さらに、落下等でスプール軸方向の衝撃
があった際にも部材が破損し難い。
【0024】また、請求項2記載の構成とすることによ
り、フランジ部によって、オシレート歯車軸を取付ける
際に、取付面に対する直角度を出しやすい。また、オシ
レート歯車軸を本体ケーシングとは別体で構成したた
め、オシレート歯車軸の強度をある程度高く保持するこ
とができ、耐久性を向上させることができる。また、オ
シレート歯車軸を安定した状態で保持するためには、本
体ケーシングと嵌合する長さを長くしなければならない
が、フランジ部を形成したことにより、本体ケーシング
とオシレート歯車軸とが嵌合する長さが長くする必要が
なく、ひいては、本体ケーシングの肉厚を厚くする必要
がない。
【0025】また、請求項3記載の構成とすることによ
り、オシレート歯車を保持するボス部の強度を強くする
ことができ、ひいては耐久性の向上を図ることができ
る。また、請求項4記載の構成とすることにより、回転
体のオシレート歯車からの脱落、および回転体のガタ付
きを防止することができる。
【0026】また、請求項5または請求項6記載の構成
とすることにより、回転体のオシレート歯車からの脱
落、および回転体のガタ付きをより確実に防止すること
ができる。
【0027】また、請求項7記載の構成とすることによ
り、オシレート歯車を大きくすることなく、スプール軸
のストロークを大きくとることができる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるスピニングリールの正面図であ
る。
【図2】本発明におけるスピニングリールの底面図であ
る。
【図3】本発明におけるスピニングリールに使用される
回転体の平面図である。
【図4】本発明におけるスピニングリールに使用される
オシレート歯車の平面図である。
【図5】本発明におけるスピニングリールのカム溝のカ
ム線図である。
【図6】本発明におけるスピニングリールでスプールに
釣糸が巻かれた状態を示す図である。
【図7】本発明におけるスピニングリールに使用される
回転体の他の実施例の平面図である。
【図8】本発明におけるスピニングリールの第二実施例
の要部拡大図である。
【図9】本発明におけるスピニングリールの第二実施例
の要部拡大図である。
【図10】本発明におけるスピニングリールの第三実施
例の底面図である。
【図11】本発明におけるスピニングリールの第三実施
例の要部拡大図である。
【図12】本発明におけるスピニングリールの第四実施
例の要部拡大図である。
【図13】本発明におけるスピニングリールの第五実施
例の要部拡大図である。
【図14】図13中XIV−XIV矢視図である。
【図15】本発明におけるスピニングリールの第六実施
例の要部拡大図である。
【図16】図15中XVI−XVI矢視図である。
【図17】本発明におけるスピニングリールの第七実施
例の要部拡大図である。
【図18】従来のスピニングリールの断面図である。
【図19】従来のスピニングリールでスプールに釣糸が
巻かれた状態を示す図である。
【図20】従来のスピニングリールの底面図である。
【符号の説明】
1…本体ケーシング 1b…カム溝 2…ハンドル軸 5…回転枠 7…オシレート歯車 8…回転体 8a…第一突部 8b…第二突部 9…オシレータ(オシレータ機構部) 10…スプール軸 11…スプール 31…リンク(オシレータ機構部)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケーシングと、この本体ケーシング
    に回転可能に設けられた回転枠と、この回転枠の回転軸
    方向に移動可能に上記本体ケーシングに設けられたスプ
    ール軸と、このスプール軸の一端に設けられたスプール
    とを備えたスピニングリールにおいて、上記本体ケーシ
    ングに設けられるとともに、ハンドル軸の回転により回
    転されるオシレート歯車と、このオシレート歯車に回転
    可能に設けられた回転体と、上記本体ケーシングの内面
    に形成されるとともに、上記回転体の第一突部が係合す
    るカム溝と、上記スプール軸の他端に固着されるととも
    に、上記回転体の第二突部が係合されたオシレータ機構
    部とを備えていることを特徴とするスピニングリール。
  2. 【請求項2】 本体ケーシングに挿着されたオシレート
    歯車軸にオシレート歯車が回転可能に設けられ、上記オ
    シレート歯車軸には、該オシレート歯車軸に直交する方
    向にフランジ部が形成されていることを特徴とする請求
    項1記載のスピニングリール。
  3. 【請求項3】 本体ケーシングに一体形成されたボス部
    にオシレート歯車が回転可能に設けられ、上記ボス部内
    には金属製の軸部材が挿着されていることを特徴とする
    請求項1記載のスピニングリール。
  4. 【請求項4】 回転体の軸方向一端外周にはフランジ部
    が形成され、オシレート歯車には上記フランジ部が収納
    される凹部が形成されていることを特徴とする請求項1
    乃至請求項3のいずれかに記載のスピニングリール。
  5. 【請求項5】 回転体には、この回転体のオシレート歯
    車からの脱落を防止するプレート部材が固定されている
    ことを特徴とする請求項4記載のスピニングリール。
  6. 【請求項6】 オシレート歯車には、回転体の上記オシ
    レート歯車からの脱落を防止するプレート部材が固定さ
    れていることを特徴とする請求項4記載のスピニングリ
    ール。
  7. 【請求項7】 回転体に形成された第一突部または第二
    突部の少なくとも一方の一部がオシレート歯車の歯底円
    よりも外方に位置せしめられていることを特徴とする請
    求項1乃至請求項6のいずれかに記載のスピニングリー
    ル。
JP26396495A 1994-11-18 1995-10-12 スピニングリール Pending JPH08191650A (ja)

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JP26396495A JPH08191650A (ja) 1994-11-18 1995-10-12 スピニングリール

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JP28491994 1994-11-18
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017104837A1 (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 グローブライド株式会社 魚釣用スピニングリール
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