JP5954874B2 - 魚釣用リール - Google Patents
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Description
ハンドルの連結部は、例えば、ねじの締め付けを利用した螺合構造や回り止め構造によってリール本体のハンドル軸に取り付けられる。
このような海水、水、異物等の浸入を防止する技術として、ハンドル軸とリール本体のハウジングとの間にシール部材を配設するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
なお、このようなシール部材を用いた防水技術は、リール本体の他の軸受部分にも採用することができる。
また、ハンドル軸の周面にシール部材のリップ部が弾接するので、仮に、支軸と軸周り部材との間に芯ずれが生じていたとしても、これを吸収することができ、防水防塵性能を安定化することができる。
図1に示すように、本実施形態の魚釣用リールは、魚釣用スピニングリールとして形成してあり、魚釣用スピニングリールは、図示しない釣竿に装着するための脚部1aが形成されたリール本体1と、リール本体1の前方に回転可能に設けられたロータ2と、ロータ2の回転運動と同期して前後方向に往復動可能に設けられたスプール3とを備えている。
ハンドル軸4には、ロータ2を巻き取り駆動するための内歯6aが形成された駆動機構を構成するドライブギャ6が一体的に固定されている。なお、ドライブギャ6は、ハンドル軸4に一体形成されていてもよい。
ピニオン8は、内部に軸方向に延出する空洞部を有しており、この空洞部には、スプール3を支持するスプール軸9が挿通されている。スプール軸9の後端には、公知のオシレーティング機構10が係合されている。
スプール軸9は、このようなオシレーティング機構10により、ハンドル5の巻き取り操作に伴って前後方向に往復駆動(進退動)される。
なお、釣糸を放出する場合には、ベール支持部材2cを、図1に示す釣糸巻取位置から図示しない釣糸放出位置に反転操作し、釣糸を釣糸案内部2eから外すとともに図示しない釣竿を振り下ろす操作を行う。これにより、スプール3から釣糸が放出される。
ハンドル軸4は、前記したように、一対の軸受4aを介して回転可能に支持されており、ハンドル軸4の両側には、ハンドル5の後記する連結軸51が螺合により着脱可能に装着されるようになっている。ここで、ハンドル5が装着されない側のハンドル軸4の端部は、リール本体1に対応して形成される取付開口1b(図2参照)にキャップ(閉塞部材)7を被着することで閉塞された状態になる。すなわち、ハンドル5は、リール本体1の左右いずれの側にも装着可能となっている(ハンドル軸4に対する着脱によってハンドル5をリール本体1の左右で付け替え可能となっている)。
なお、ハンドル軸4の左端部42の内穴の内周面には、その開口端部から順に、ハンドル5の連結軸51の大径雄ねじ部51aが螺合可能な図示しない大径雌ねじ部と、ハンドル5の連結軸51の小径雄ねじ部51bが内側に挿通配置可能な図示しない小径部(雌ねじを有さない小径部)とが形成されている。
延出部32は、取付部31に連続して設けられており、ハンドル軸4の軸方向に沿って円筒部12の側方へ延出している。
ここで、湾曲部33bは、ハンドル軸4の軸線を法線とする面のうち、先端部33b1の接触点(作用点B1)を通る面を基準面L1としたときに、この基準面L1よりも左側に(リール本体1の内方に)膨出して湾曲する形状とされている。本実施形態では、湾曲部33bの少なくとも一部の外面33b2が、基準面L1よりもリール本体1の内方に位置しており、リール本体1の内方へ向けて湾曲状に凹んだ形状とされている。
つまり、シール部材30は、隙間S2等を有する分、柔軟に変形することが可能となっている。これにより、シール部材30は、延出部32、折返し部33aおよび湾曲部33bの有する弾力性を利用しつつ、延出部32と折返し部33aとの角部A1や、折返し部33aと湾曲部33bとの角部A2等を支点として、先端部33b1(リップ部33)がハンドル軸4の周面に好適に弾接することが可能となっている。
また、湾曲部33bの基端部33b3を円筒部12の先端部に当接させて配置することにより、ハンドル軸4の径方向に湾曲部33bが拡がるのを規制することができるので、このように構成しない場合に比べて、湾曲部33bの先端部33b1をハンドル軸4の周面に、より強く弾接させることができる。
また、ハンドル軸4の周面にシール部材30のリップ部33(主として先端部33b1)が弾接するので、仮に、ハンドル軸4とハウジング11との間に芯ずれが生じていたとしても、これを湾曲部33bの径方向の変形により好適に吸収することができ、防水防塵性能を安定化することができる。
この場合、ハンドル軸4とハウジング11(円筒部12)との間は、軸受4a(図2参照)が介在しているだけであるので、シール部材30に関わる介在部品が少なく、これらの間に芯ずれが生じ難くなっており、湾曲部33bを有するリップ部33の弾力性と相俟って高い防水防塵性能を発揮することができる。
図4を参照して第2実施形態の魚釣用リールについて説明する。
本実施形態は、ハンドル軸4に対するハンドル5の取付構造が第1実施形態のものと異なっており、シール部材30がハウジング11の円筒部12とハンドル5のハンドルスタンド54との間に配設されている。なお、シール部材30は、第1実施形態のものと同様である。また、左右両端部におけるハンドル軸4の構造、およびハンドル軸4の左右両端部周りにおけるリール本体1のハウジング構造は、左右で略同様の構造となっているので、以下では、図4に示すように、ハンドル軸4の右端部の構造、およびハンドル軸4の右端部周りにおけるリール本体1のハウジング構造を例にとって説明し、リール本体1の右側に(ハンドル軸4の右端部に)ハンドル5が装着される例について説明する。
一方、ハンドル軸4の右側大径端部44aの外周面には、軸部56の大径雌ねじ部56aと螺合可能な大径雄ねじ部44が形成されるとともに、ハンドル軸4の図示しない左側大径端部の外周面には、軸部56の小径雌ねじ部56bと螺合可能な図示しない小径雄ねじ部が形成されている。
図5,図6を参照して参考例の魚釣用リールについて説明する。
本参考例が前記第1,第2実施形態と異なるところは、ピニオン(軸周り部材)8とスプール軸(支軸)9との間をシール部材30Aでシールするように構成した点である。なお、スプール軸9に支持されるリール構成要素は、ロータ2やスプール3である。
延出部32は、取付部31に連続して設けられており、スプール軸9の軸方向に沿ってピニオン8の前方へ延出している。
ここで、リップ部33は、スプール軸9の軸線を法線とする面のうち、先端部33b1の接触点(作用点B2)を通る面を基準面L2としたときに、この基準面L2よりも後側に(リール本体1の内方に)向けて凹状に湾曲する形状とされている。本参考例では、リップ部33の少なくとも一部の外面(凹面)33b2が、基準面L2よりもリール本体1の内方(後方)に位置しており、リール本体1の内方(後方)へ向けて湾曲状に凹んだ形状とされている。なお、本参考例では、基準面L2上に、リップ部33の支点となる延出部32とリップ部33との角部A3が位置している。つまり、リップ部33(湾曲部33b)の少なくとも一部の外面(凹面)33b2が、作用点B2と角部A3(支点)とを結ぶ直線(基準面L2)よりもリール本体1の内方(後方)に位置している。
特に、スプール軸9はリール本体1の前後方向に往復動する部材であり、かつピニオン8は、スプール軸9周りに回転する部材であるので、これら2つの異なる動作に対してリップ部33を好適に追従させてスプール軸9に弾接させることができる。
つまり、シール部材30Aは、前記隙間S3を有する分、柔軟に変形することが可能であり、延出部32およびリップ部33の有する弾力性を利用しつつ、延出部32とリップ部33との角部A3等を支点として、リップ部33がスプール軸9の周面に弾接可能である。
また、リップ部33がリール本体1の内方へ向けて凹状に湾曲しているものにおいて、リップ部33の湾曲形状は、少なくとも一部の外面33b2が基準面L1(L2)よりもリール本体1の内方に位置していればよく、任意の形状とすることができる。
4 ハンドル軸(支軸)
8 ピニオン(軸周り部材)
9 スプール軸(支軸)
11 ハウジング(軸周り部材)
31 取付部
32 延出部
33 リップ部
30 シール部材
30A シール部材
Claims (2)
- リール本体に設けられ、リール構成要素を支持する支軸と、
前記支軸の周面と間隔を空けて前記支軸周りに配置された軸周り部材と、を備え、前記支軸と前記軸周り部材との一方が他方に対して前記支軸の軸周りに回動するように設けられた魚釣用リールであって、
前記軸周り部材に取り付けられ、前記支軸に向けて延設されるリップ部を有するシール部材を備え、
前記リップ部は、前記支軸の軸方向に膨出しており、前記支軸の周面に弾接しており、
前記シール部材は、前記軸周り部材に取り付けられる取付部と、前記取付部から延出される延出部と、を備え、前記延出部に連続して前記リップ部が設けられており、
前記リップ部は、前記延出部の延出端から支軸側に向けて折り返され、前記軸周り部材の先端面に対向する折返し部と、前記折返し部に連続して前記リール本体の内方へ向けて凹状に湾曲し、前記支軸の周面と前記軸周り部材の内面との間に形成される空間部に少なくとも一部が侵入する湾曲部と、を備えており、
前記折返し部は、前記軸周り部材の先端面との間に隙間を有して配置されていることを特徴とする魚釣用リール。 - 前記支軸はハンドル軸であり、前記軸周り部材は前記ハンドル軸の周りに配置されたハウジングであり、
前記シール部材は前記ハウジングに取り付けられ、前記リップ部は前記ハンドル軸の周面に弾接することを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。
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