JP2016126511A - 入力処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
所与の画面が表示されるタッチパネルへのタッチ操作入力を受け付けるプログラムであって、
前記画面へのタッチ操作入力されていない状態からタッチ操作入力された状態への状態変化を検出する第1の検出処理と当該タッチ操作入力した位置を指示位置として検出する第2の検出処理とを実行するタッチ操作入力検出処理手段、
前記検出された指示位置に基づいて前記画面内に表示されている操作対象オブジェクトの操作制御を行う操作制御手段、及び、
前記操作対象オブジェクトに対する特定の操作制御をするための所与の条件が具備された場合に、当該特定の操作制御に関する処理を実行する指示を検出するためのタッチ操作入力オブジェクトマーカを、所与の状態から前記タッチ操作入力の指示位置に近接した前記画面上の近接位置に表示する表示制御処理を実行する操作入力オブジェクト表示制御手段、
としてコンピュータを機能させる、構成を有している。
(1)ユーザの指によるタッチパネル上への直接的なタッチ操作、
(2)ポインティングデバイスなどのデバイスを介して実行される間接的なタッチパネル上へのタッチ操作、及び、
(3)タッチパネルに直接的及び間接的にタッチ操作することによって操作入力を検出せずに、タッチパネル上への擬似的な操作(接触及び非接触を含む)を検出することによって認識するタッチ操作、
も含まれる。
(3A)赤外線などの光ビームをタッチパネル面と平行に当該タッチパネル面に近接した位置で照射し、当該タッチパネルの一端部に縦横方向に一定間隔に形成される複数の照射部と、各照射部と対を構成し、当該各照射部に対向するタッチパネルの他端部に設けられ、各照射された光ビームをそれぞれ受信する複数のセンサとによって、タッチパネルに接触又は近接した際に光ビームが遮断された縦横の座標を検出し、当該検出した座標に基づいて認識するタッチ操作、及び、
(3B)タッチパネルの表示面を撮像するカメラを設け、当該カメラによってユーザがタッチパネルに接触又は近接した位置座標を検出し、当該検出した位置座標に基づいて認識するタッチ操作又はスライド操作、
などタッチパネルとは別形状を有する検出手段を用いて実際にタッチパネルに接触することによって又は近接させることを検出することによって認識するタッチ操作を含む。
(A)一定時間のタッチ操作入力やそのときまでの操作入力によって所与のエネルギーなどのパラメータが蓄積されたこと、
(B)提供されている特定のアイテムを取得したこと、及び、
(C)操作中又はそのときまでに特定のイベントが発動しこと、
など、種々の操作入力中の操作や実行された制御に伴って表示されたタッチ操作入力オブジェクトマーカに基づく制御の開始条件又は当該制御を行う上での必要な条件が含まれる。
(1)特定の攻撃や防御を行うためのコマンドの発動、
(2)プレーヤキャラクタや味方キャラクタの各種のパラメータの回復、及び、
(3)特別なステージ又は特別なマップの提供や特別なアイテムの取得
などプレーヤキャラクタがゲーム上有利に働く操作制御、又は、敵キャラクタに対して不利に働く操作制御が含まれる。
(a)所与の状態である予め定められた基準位置に表示されているタッチ操作入力オブジェクトマーカを近接位置に移動させて表示させること(すなわち、移動表示)、
(b)所与の状態である非表示のタッチ操作入力オブジェクトマーカを近接位置に表示させること(すなわち、切り替え表示)、
(c)所与の状態である予め定められた位置に表示されているタッチ操作入力オブジェクトマーカの大きさや形状を変化させて近接位置に表示させること(すなわち、形状変化表示)、及び、
(d)所与の状態である指示位置に重なって表示されているタッチ操作入力オブジェクトマーカを当該指示位置に重ならない位置に移動させること、
などのタッチ操作入力オブジェクトマーカの各種の表示制御が含まれる。
前記操作入力オブジェクト表示制御手段が、
前記所与の状態として所与の位置に予め表示されている前記タッチ操作入力オブジェクトマーカを、前記近接位置に移動させることによって前記表示制御処理を実行する、構成を有している。
前記操作入力オブジェクト表示制御手段が、
前記指示位置と前記タッチ操作入力オブジェクトマーカが表示されている前記所与の位置とが予め定められた条件を具備した場合に、前記所与の位置に表示されている前記タッチ操作入力オブジェクトマーカを、前記近接位置に移動させることによって前記表示制御処理を実行する、構成を有している。
前記操作入力オブジェクト表示制御手段が、
前記所与の状態として非表示になっている前記タッチ操作入力オブジェクトマーカを前記近接位置に表示させることによって前記表示制御処理を実行する、構成を有している。
前記操作入力オブジェクト表示制御手段が、
前記所与の状態として所与の位置に予め表示されている前記タッチ操作入力オブジェクトマーカの色又は形状を、前記現指示位置に近接する近接位置に接するまで変化させるこ
とによって前記表示制御処理を実行する、構成を有している。
前記操作入力オブジェクト表示制御手段が
前記所与の条件を具備した際に、
当該タイミングで前記特定の処理に関する処理が実行可能な場合には、前記表示制御処理の対象としてタッチ操作入力オブジェクトマーカを前記近接位置に表示し、
当該タイミングで前記特定の処理に関する処理が実行不能な場合には、前記表示制御処理の非対象としてタッチ操作入力オブジェクトマーカを前記近接位置に非表示にする、構成を有している。
前記操作入力オブジェクト表示制御手段が、
前記指示位置に指示位置入力オブジェクトマーカを表示させる、構成を有している。
特定の処理に対する所与の条件が具備されて前記近接位置に表示される際に、前記表示制御処理には、他のタッチ操作入力オブジェクトマーカから識別するための識別表示を含む、構成を有している。
前記操作入力オブジェクト表示制御手段が、
前記所与の条件を具備した際に、当該タイミングで前記特定の処理に関する処理が実行可能な複数のタッチ操作入力オブジェクトマーカがある場合には、当該複数のタッチ操作入力オブジェクトマーカのそれぞれを前記識別表示しつつ、関連付けて表示する前記表示制御処理を実行する、構成を有している。
止することができるとともに、ユーザの視認性及び当該ユーザの操作性を向上させることができる。
前記操作入力オブジェクト表示制御手段が、
前記タッチ操作入力検出処理手段によって、前記スライド操作入力中に、前記画面へのタッチ操作入力されていない状態を検出した場合には、当該状態を検出してから予め定められた期間、前記現指示位置に近接する近接位置に前記タッチ操作入力オブジェクトマーカを継続して表示する、構成を有している。
前記タッチ操作入力オブジェクトマーカが前記現指示位置に接触した場合に、当該タッチ操作入力オブジェクトマーカに対応する操作指示コマンドを実行するコマンド制御手段として前記コンピュータを機能させる、構成を有している。
前記タッチ操作入力オブジェクトマーカを前記所与の画面における予めタッチ操作入力を検出した位置に設定する設定手段として前記コンピュータを機能させる構成を有している。
所与の画面が表示されるタッチパネルへのスライド操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に伴って所与の操作を受け付けるためのタッチ操作入力オブジェクトを前記画面上に表示する入力処理装置であって、
前記画面へのタッチ操作入力されていない状態からタッチ操作入力された状態への状態変化を検出する第1の検出処理を行うとともに、当該状態変化の検出後であって当該状態変化を検出した際のタッチ操作入力が継続されてスライド操作入力されている場合に、当該スライド操作入力の位置を指示位置として検出する第2の検出処理を行うタッチ操作入力検出処理手段と、
前記スライド操作入力の継続中に当該スライド操作入力に基づいて所与の条件を具備した際に、当該スライド操作入力によって変化する指示位置の現在位置を示す現指示位置に近接する近接位置に前記タッチ操作入力オブジェクトマーカを表示させる表示制御処理を
実行する操作入力オブジェクト表示制御手段と、
を備える、構成を有している。
まず、図1を用いて本実施形態のゲームシステム1の概要及び概要構成について説明する。なお、図1は、本実施形態のゲームシステム1の構成を示すシステム構成の一例を示す図である。
AN)、LANなどのネットワークを介してサーバ装置10に接続可能な装置である。なお、端末装置20とサーバ装置10との通信回線は、有線でもよいし無線でもよい。
次に、図2を用いて本実施形態のサーバ装置10について説明する。なお、図2は、本実施形態のサーバ装置10の機能ブロックを示す図である。また、本実施形態のサーバ装置10は図2の構成要素(各部)の一部を省略した構成としてもよい。
ーザ情報146、及び、その他ゲーム演算に必要な各種の情報が記憶される。
次に、図3及び図4を用いて本実施形態の端末装置20について説明する。なお、図3は、本実施形態における端末装置の構成を示す機能ブロック図の一例であり、図4は、本
実施形態における端末装置の外観構成を示す図の一例である。また、本実施形態の端末装置20は図3の構成要素(各部)の一部を省略した構成としてもよい。
(1)赤外線などの光ビームをタッチパネル面と平行に当該タッチパネル面に近接した位置で照射し、当該タッチパネル12の一端部に縦横方向に一定間隔に形成される複数の照射部と、各照射部と対を構成し、当該各照射部に対向するタッチパネルの他端部に設けられ、各照射された光ビームをそれぞれ受信する複数のセンサとによって、タッチパネル12に接触又は近接した際に光ビームが遮断された縦横の座標を検出し、当該検出した座標に基づいて認識するタッチ操作又はスライド操作、及び、
(2)タッチパネル12の表示面を撮像するカメラを設け、当該カメラによってユーザがタッチパネル12に接触又は近接した位置座標を検出し、当該検出した位置座標に基づいて認識するタッチ操作又はスライド操作、
などタッチパネル12に実際に接触することによって又は近接させて検出することによって認識するタッチ操作又はスライド操作を含む。
クトなどのオブジェクトを配置する処理、オブジェクトを表示する処理、ゲーム結果を演算する処理、或いはゲーム終了条件が満たされた場合にゲームを終了する処理などが含まれる。
いう。)を検出する接触検出領域(タッチパネル)における接触位置(2次元の接触位置座標)を指示位置として取得する。すなわち、タッチ検出処理部211は、プレーヤが指でタッチパネル12にタッチ(以下、「タッチ操作入力」という。)し、そのまま指を移動して最後にタッチパネル12から離す操作(以下、「スライド操作」という。)を行う期間に相当する接触操作期間中(スライド操作期間中)における接触位置(指示位置)を取得する。
(1)画面へのタッチ操作入力されていない状態(以下、「無接触状態」という。)からタッチ操作入力された状態(以下、「接触状態」という。)への第1の変化(以下、「状態変化」という。)を検出するとともに、当該状態変化が実行された検出位置(以下、「基準位置」ともいう。)を検出する第1の検出処理、及び、
(2)第1の変化の検出後であって当該第1の変化を検出した際(すなわち、無接触状態から接触状態に状態変化した際)のタッチ操作入力が継続されて(すなわち、接触状態が継続されて)スライド操作による入力(以下、「スライド操作入力」という。)が実行されている場合に、当該スライド操作入力の変化(すなわち、指示位置及び当該指示位置の変化)を第2の変化として検出する第2の検出処理、
(3)スライド操作入力中に、画面へのタッチ操作入力がされていない状態(すなわち、スライド操作入力が終了して無接触状態となった場合)を検出する第3の検出処理
を実行する。
(1)スライド操作入力の起点となる基準位置に起点操作入力オブジェクトマーカ(以下、「起点マーカ」という。)を表示させる表示制御、
(2)基準位置を基準に指示位置の変化に応じてスライド操作入力中のスライド操作方向を視認させるためのスライド操作入力オブジェクトマーカ(以下、「スライド操作マーカ」という。)を表示させる表示制御、
(3)スライド操作入力中の指示位置に、スライド操作マーカとは異なる第2の操作入力オブジェクトマーカ(以下、「指示位置マーカ」という。)を表示させる表示制御、
(4)ユーザの指示(タッチ操作入力及びスライド操作入力)に基づいて表示画面内に配置された所定の操作コマンドを表示する表示制御、及び、
(5)スライド操作入力中に表示された起点マーカをスライド操作に従って追従させ、当該追従している起点マーカを表示する追従表示制御、
を実行する。
(1)起点マーカが表示されている基準位置を基準に、スライド操作入力によって変化する指示位置に伴って所与の画面内に表示されている操作対象オブジェクト(すなわち、オブジェクト空間に配置されている操作対象オブジェクト)の操作制御、
(2)タッチ操作入力された操作コマンドに基づいて、操作対象オブジェクトやその他のオブジェクトやゲームの進行に係わる操作制御、及び、
(3)スライド操作入力における移動量や移動速度など、スライド操作入力における起点位置から指示位置までの長さを示す操作量及び指示位置に基づく入力速度又は入力ベクトルを示すスライド操作入力における単位時間当たりの変化(すなわち、スライド操作入力における操作量(以下、「スライド操作量」ともいう。))を補正する補正処理、
を実行する。
像生成処理を行う時間の単位である。そして、本実施形態では、フレームレートは、固定としてもよいし、処理負荷に応じて可変としてもよい。
(1)スライド操作入力における操作方向に操作対象オブジェクトを移動させる処理、
(2)スライド操作入力におけるスライド操作量に応じて操作対象オブジェクトを移動させる処理、及び、
(3)操作コマンドに応じて操作対象オブジェクトを移動させる処理、
を実行する。
の干渉状況が発生する場合には、仮想カメラの位置、向き、及び、画角の少なくともいずれか一方を制御し、操作対象オブジェクトの視認性を確保するカメラ制御を実行する。
[4.1]仮想コントローラの表示制御
まずは、本実施形態の手法においては、その基準となる仮想コントローラの表示制御について説明する。
次に、図5を用いて本実施形態の手法(仮想コントローラの表示制御)の概要について説明する。なお、図5は、本実施形態の仮想コントローラの表示制御について説明するための図である。
(1)無接触状態から接触状態への第1の変化を検出する第1の検出処理を行うとともに、当該第1の変化の検出後であって当該第1の変化を検出した際のタッチ操作入力が継続されてスライド操作入力されている場合に、当該スライド操作入力の変化を第2の変化として検出し、
(2)第1の変化が検出された場合には、検出された基準位置(又はそれに関連付けられ
た所定位置)に仮想コントローラの一部を構成する起点マーカを表示する処理を実行し、第2の変化の検出に伴って、起点マーカの表示位置と、スライド操作入力によって変化するタッチ操作入力の現在の指示位置(以下、「現指示位置(又は、それに関連付けられた所定位置)という。)と、の間にスライド操作方向を視認させるための仮想コントローラの一部を構成するスライド操作マーカを表示制御する処理を実行し、
(3)スライド操作マーカの表示エリアと、表示コンテンツの表示エリアと、の干渉状況を判定し、
(4)干渉状況が発生する場合には、仮想コントローラ(具体的には、スライド操作マーカ)の表示を制御して表示コンテンツの視認性を確保する非干渉処理を行う、
構成を有している。
次に、図6〜図8を用いて本実施形態に用いる仮想コントローラについて説明する。なお、図6は、本実施形態に用いる起点マーカ、スライド操作マーカを含む仮想コントローラの一例であり、図7は、本実施形態における仮想コントローラのリセットを説明するための図である。また、図8は、本実施形態における仮想コントローラの起点マーカの追従について説明するための図である。
仮想コントローラ制御部212は、図6(A)に示すように、第1の変化(すなわち、無接触状態から接触状態への状態変化)が検出された場合には、検出位置(基準位置)にスライド操作入力の起点となる起点マーカを表示する処理を実行する。
ネル12上がスライド操作マーカで埋まってしまうため、スライド操作中であっても、表示から所定の時間経過後のスライド操作マーカの部分を画面から順次削除してもよいし、後述するように、起点マーカをスライド操作入力の現指示位置に追従させてもよい。
仮想コントローラ制御部212は、所与の条件に基づき、操作入力マーカがスライド操作入力によって変化するタッチ操作入力の現在位置に向けて、起点マーカを追従移動させてもよい。
するスライド操作であっても的確な入力を行うことができるようになっている。
次に、本実施形態において実行される干渉状況判定処理について説明する。
(1)判定エリアを大きくし(具体的には、スライド操作入力オブジェクトマーカの表示エリアを越えた部分まで大きくし)、他のキャラクタとの攻撃が開始されること明確にすること、
(2)判定エリアを小さくし、干渉しない状態よりは視認性や操作性が劣る状況において他のキャラクタとの攻撃の機会を減少させて難しい操作を実行しなければならない状況を回避すること、及び、
(3)難しい操作を実行しなければならない状況での敵キャラクタの攻撃値や防御値の減少又はプレーヤキャラクタにおける攻撃値や防御値の増加など操作オブジェクトに対して有利に機能させること
などを実行する。
次に、図9〜図12を用いて本実施形態における非干渉処理について説明する。なお、図9は、本実施形態における非干渉処理として仮想コントローラを透明化する透明化処理について説明する図であり、図10は、本実施形態における非干渉処理として仮想コントローラを非表示化する非表示化処理について説明する図である。また、図11は、本実施形態における非干渉処理として仮想コントローラの形状を変形する変形処理について説明する図であり、図12は、本実施形態における指示位置マーカを有する仮想コントローラの一例である。
(A)操作入力マーカの一部又は全部を透明化する透明化処理、
(B)当該操作入力マーカの一部又は全体を非表示にする非表示処理、及び、
(C)当該操作入力マーカの一部又は全部の形状を変形する変形処理、
が含まれる。
仮想コントローラ制御部212は、図9(A)に示すように、スライド操作マーカの全体を透明化して仮想コントローラを表示し、又は、図9(B)に示すように、スライド操作マーカにおいてコンテンツ表示エリアと干渉(重畳)している一部のエリアのみ透明化して仮想コントローラを表示する。
(1)スライド操作マーカの外縁のみ表示してその他を透明(例えば、仮想コントローラに重畳している表示コンテンツの透過率が100%)又は半透明にすること、
(2)スライド操作マーカの全体又は一部の該当箇所を半透明にすること、
(3)スライド操作マーカの一部の該当箇所を透明(例えば、仮想コントローラに重畳している表示コンテンツの透過率が100%)にすること、
を含む。
仮想コントローラ制御部212は、図10(A)に示すように、スライド操作マーカの全体を非表示にして仮想コントローラを表示し、又は、図10(B)に示すように、スライド操作マーカにおいてコンテンツ表示エリアと干渉(重畳)している一部のエリアのみ非表示化して仮想コントローラを表示する。
(1)スライド操作マーカの全体を非表示にすること
(2)スライド操作マーカの一部の該当箇所を非表示にすること、
を含む。
仮想コントローラ制御部212は、図11(A)に示すように、スライド操作マーカの全体を変形にして仮想コントローラを表示し、又は、図11(B)に示すように、スライド操作マーカにおいてコンテンツ表示エリアと干渉(重畳)している一部のエリアのみ変形して仮想コントローラを表示する。
(1)スライド操作マーカの全体を細く又は小さくするなどその形状を変形すること、
(2)スライド操作マーカの一部の該当箇所の形状を細く又は小さくするなどその形状を変形すること、
(3)スライド操作マーカの一部又は全体を変形せずに、例えば、指示位置が頂点となる三角形状のマーカなど、そもそも、異なるスライド操作マーカなどの別オブジェクトに差し替えること、
が含まれる。
なお、スライド操作マーカを透明化、非表示化又は変形した場合に現指示位置に対する表示が無くなり、接触している位置によってのみ確認することになる場合がある。そこで、その場合であって、現指示位置の表示が必要な場合には、仮想コントローラ制御部212は、当該現指示位置を可視化するため、図12に示すように、スライド操作入力における現指示位置に、指示位置マーカを表示させてもよい。
次に、本実施形態における仮想コントローラのその他の処理について説明する。
形状を小さくしてもよい。
次に、本実施形態の手法におけるタッチ操作入力中(指示位置検出中)の操作コマンドの表示制御及び実行制御について説明する。なお、以下の説明においては、指示位置を検出するタッチ操作入力としてスライド操作入力を用いて説明する。
次に、図13を用いて本実施形態の手法(タッチ操作入力中の操作コマンドの表示位置制御)の概要について説明する。なお、図13は、本実施形態のタッチ操作入力中の操作コマンドの表示制御及び実行制御について説明するための図である。
(A)一定時間のタッチ操作入力やそのときまでの操作入力によって所与のエネルギーなどのパラメータが蓄積されたこと、
(B)特定のアイテムを取得したこと、及び、
(C)当該スライド操作中などの操作入力中に又はその操作入力までに特定のイベントが発動しこと、
など、種々の操作入力中の操作や実行された制御に伴って表示されたタッチ操作入力オブジェクトマーカに基づく制御の開始条件又は当該制御を行う上での必要な条件が含まれる。
(1)特定の攻撃や防御を行うためのコマンドの発動、
(2)プレーヤキャラクタや味方キャラクタの各種のパラメータの回復、及び、
(3)特別なステージ又は特別なマップの提供や特別なアイテムの取得
などプレーヤキャラクタがゲーム上有利に働く操作制御、又は、敵キャラクタに対して不利に働く操作制御が含まれる。
次に、図14〜図17を用いて本実施形態において実行されるスライド操作入力時の操作コマンド用マーカの表示制御処理について説明する。
(1)所与の状態として予め定められた基準位置に表示されている操作コマンド用マーカを近接位置に移動させて表示する表示制御処理(以下、「移動表示制御処理」という。)、
(2)所与の状態として非表示の操作コマンド用マーカを近接位置に表示させる表示制御処理(以下、「表示切替制御処理」という。)、
(3)所与の状態として予め定められた位置に表示されている操作コマンド用マーカの大きさ、形状及び色を変化させて近接位置に表示させる表示制御処理(以下、「形状変化表示制御処理」という。)、及び、
(4)所与の状態として現指示位置に重なって表示されている操作コマンド用マーカを当該現指示位置に重ならない位置に移動させる表示制御処理(以下、「重畳解消表示制御処理」という。)
を実行する。
仮想コントローラ制御部212は、スライド操作入力の継続中に、タッチ操作入力オブジェクトマーカの表示位置とスライド操作入力における指示位置(すなわち、現指示位置)との位置関係が一定の距離になった場合には、事前にユーザによって設定されたタッチパネル12上の位置などの所与の位置に予め表示されている操作コマンド用マーカを、ス
ライド操作入力中の現指示位置に近接する近接位置に移動させることによって、移動表示制御処理を実行する。
仮想コントローラ制御部212は、上記の所与の条件が具備された場合に、現指示位置に近接する近接位置に、非表示になっている操作コマンド用マーカを表示させる表示切替制御処理を実行する。特に、仮想コントローラ制御部212は、このような表示切替制御処理を実行する場合には、タッチパネル12上の位置などの所与の位置に事前に設定不能な操作コマンドを対象とし、又は、たとえ所与の位置に事前に設定されていたとしても無視して当該表示切替制御処理を実行する。
仮想コントローラ制御部212は、上記の所与の条件が具備された場合であって、事前にユーザによって設定されたタッチパネル12上の位置などの所与の位置に予め表示されている操作コマンド用マーカの形状を、現指示位置に近接する近接位置に接するまで変化させる形状変化表示処理を実行する。
が予め定められた一定の距離になった場合に、仮想コントローラ制御部212は、図16(B)に示すように、操作コマンド用マーカCMの形状を、現指示位置Bの近接位置Cに接するまで変化させる。
仮想コントローラ制御部212は、事前にユーザによって設定されたタッチパネル12上の位置などの所与の位置に予め表示されている操作コマンド用マーカが、スライド操作入力中の現指示位置と重なっている場合に、当該現指示位置と重ならない位置であって当該位置に近接する近接位置に移動させることによって、重畳解消表示制御処理を実行する。
仮想コントローラ制御部212は、上述のように、移動表示制御処理、表示切替制御処理、形状変化表示制御処理及び重畳解消表示制御処理によって操作コマンド用マーカが現指示位置の近接位置に表示された場合であって、その後にスライド操作入力が継続した場合には、スライド操作入力中の当該スライド操作入力の現指示位置の変化に従って表示された操作コマンド用マーカを追従させる。
仮想コントローラ制御部212は、スライド操作入力が終了してタッチ検出処理部211によって無接触状態が検出された場合には、無接触状態を検出してから予め定められた期間(例えば、2秒程度)、現指示位置に近接する近接位置に操作コマンド用マーカを継続して表示する。
め定められた期間(例えば、2秒程度)、現指示位置に近接する近接位置に操作コマンド用マーカを継続して表示するようになっている。
仮想コントローラ制御部212は、上述のような所与の条件を具備した際に、
(1)当該所与の条件を具備したタイミングで特定の処理に関する処理が実行可能な場合には、上記の各種の表示制御処理の対象として操作コマンド用マーカを近接位置に表示し、
(2)当該タイミングで特定の処理に関する処理が実行不能な場合には、表示制御処理の非対象として操作コマンド用マーカを近接位置に非表示にする。
(1)格闘ゲームにおける対戦時の必殺技などの特定の攻撃や防御を行うためのコマンド、
(2)プレーヤキャラクタや味方キャラクタの各種のパラメータの回復を行うためのコマンド、又は
(3)特別なステージ又は特別なマップの提供や特別なアイテムの取得を行うコマンド
などをユーザに識別させるための識別表示を実行する。
次に、本実施形態の操作コマンド用マーカに関する仮想コントローラ制御部212におけるその他の処理について説明する。
次に、図18を用いて本実施形態の端末装置20によって実行されるスライド操作入力時の操作コマンド用マーカの表示制御処理の動作について説明する。なお、図18は、本実施形態の端末装置20によって実行されるスライド操作入力時の操作コマンド用マーカの表示制御処理の動作を示すフローチャートである。
本発明は、上記実施形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能である。例えば、明細書又は図面中の記載において広義や同義な用語として引用された用語は、明細書又は図面中の他の記載においても広義や同義な用語に置き換えることができる。
20 … 端末装置
200 … 処理部
101 … 通信制御部
102 … Web処理部
103 …ゲーム演算実行部
104 …ゲーム管理部
120 … 入力部
130 … 表示部
140 … 記憶部
142 … 主記憶部
144 … ゲーム情報
146 … ユーザ情報
148 … 自動演算情報
180 … 情報記憶媒体
196 … 通信部
200 … 処理部
210 … オブジェクト空間設定部
211 … タッチ検出処理部
212 … 仮想コントローラ制御部
213 … 操作制御部
214 … 移動処理部
215 … ゲーム演算部
216 … 仮想カメラ制御部
220 … 描画部
230 … 音処理部
270 … 記憶部
271 … 主記憶部
272 … 画像バッファ
260 … 入力部
262 … 検出部
280 … 情報記憶媒体
290 … 表示部
291 … 音出力部
Claims (13)
- 所与の画面が表示されるタッチパネルへのタッチ操作入力を受け付けるプログラムであって、
前記画面へのタッチ操作入力されていない状態からタッチ操作入力された状態への状態変化を検出する第1の検出処理と当該タッチ操作入力した位置を指示位置として検出する第2の検出処理とを実行するタッチ操作入力検出処理手段、
前記検出された指示位置に基づいて前記画面内に表示されている操作対象オブジェクトの操作制御を行う操作制御手段、及び、
前記操作対象オブジェクトに対する特定の操作制御をするための所与の条件が具備された場合に、当該特定の操作制御に関する処理を実行する指示を検出するためのタッチ操作入力オブジェクトマーカを、所与の状態から前記タッチ操作入力の指示位置に近接した前記画面上の近接位置に表示する表示制御処理を実行する操作入力オブジェクト表示制御手段、
としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記操作入力オブジェクト表示制御手段が、
前記所与の状態として所与の位置に予め表示されている前記タッチ操作入力オブジェクトマーカを、前記近接位置に移動させることによって前記表示制御処理を実行する、プログラム。 - 請求項2に記載のプログラムにおいて、
前記操作入力オブジェクト表示制御手段が、
前記指示位置と前記タッチ操作入力オブジェクトマーカが表示されている前記所与の位置とが予め定められた条件を具備した場合に、前記所与の位置に表示されている前記タッチ操作入力オブジェクトマーカを、前記近接位置に移動させることによって前記表示制御処理を実行する、プログラム。 - 請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記操作入力オブジェクト表示制御手段が、
前記所与の状態として非表示になっている前記タッチ操作入力オブジェクトマーカを前記近接位置に表示させることによって前記表示制御処理を実行する、プログラム。 - 請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記操作入力オブジェクト表示制御手段が、
前記所与の状態として所与の位置に予め表示されている前記タッチ操作入力オブジェクトマーカの色又は形状を、前記現指示位置に近接する近接位置に接するまで変化させることによって前記表示制御処理を実行する、プログラム。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
前記操作入力オブジェクト表示制御手段が
前記所与の条件を具備した際に、
当該タイミングで前記特定の処理に関する処理が実行可能な場合には、前記表示制御処理の対象としてタッチ操作入力オブジェクトマーカを前記近接位置に表示し、
当該タイミングで前記特定の処理に関する処理が実行不能な場合には、前記表示制御処理の非対象としてタッチ操作入力オブジェクトマーカを前記近接位置に非表示にする、プログラム。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
前記操作入力オブジェクト表示制御手段が、
前記指示位置に指示位置入力オブジェクトマーカを表示させる、プログラム。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
特定の処理に対する所与の条件が具備されて前記近接位置に前記タッチ操作入力オブジェクトマーカが表示される際に、前記表示制御処理には、他のタッチ操作入力オブジェクトマーカから識別するための識別表示を含む、プログラム。 - 請求項8に記載のプログラムにおいて、
前記操作入力オブジェクト表示制御手段が
前記所与の条件を具備した際に、当該タイミングで前記特定の処理に関する処理が実行可能な複数のタッチ操作入力オブジェクトマーカがある場合には、当該複数のタッチ操作入力オブジェクトマーカのそれぞれを前記識別表示しつつ、関連付けて表示する前記表示制御処理を実行する、プログラム。 - 請求項1〜9のいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
前記操作入力オブジェクト表示制御手段が、
前記タッチ操作入力検出処理手段によって、前記スライド操作入力中に、前記画面へのタッチ操作入力されていない状態を検出した場合には、当該状態を検出してから予め定められた期間、前記現指示位置に近接する近接位置に前記タッチ操作入力オブジェクトマーカを継続して表示する、プログラム。 - 請求項1〜10のいずれか1項に記載のプログラムおいて、
前記タッチ操作入力オブジェクトマーカが前記現指示位置に接触した場合に、当該タッチ操作入力オブジェクトマーカに対応する操作指示コマンドを実行するコマンド制御手段として前記コンピュータを機能させるプログラム。 - 請求項1〜11のいずれか1項に記載のプログラムおいて、
前記タッチ操作入力オブジェクトマーカを前記所与の画面における予めタッチ操作入力を検出した位置に設定する設定手段として前記コンピュータを機能させるプログラム。 - 所与の画面が表示されるタッチパネルへのスライド操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に伴って所与の操作を受け付けるためのタッチ操作入力オブジェクトを前記画面上に表示する入力処理装置であって、
前記画面へのタッチ操作入力されていない状態からタッチ操作入力された状態への状態変化を検出する第1の検出処理を行うとともに、当該状態変化の検出後であって当該状態変化を検出した際のタッチ操作入力が継続されてスライド操作入力されている場合に、当該スライド操作入力の位置を指示位置として検出する第2の検出処理を行うタッチ操作入力検出処理手段と、
前記スライド操作入力の継続中に当該スライド操作入力に基づいて所与の条件を具備した際に、当該スライド操作入力によって変化する指示位置の現在位置を示す現指示位置に近接する近接位置に前記タッチ操作入力オブジェクトマーカを表示させる表示制御処理を実行する操作入力オブジェクト表示制御手段と、
を備えることを特徴とする入力処理装置。
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