JP2016100509A - 固体撮像装置およびその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】浮遊拡散層の容量を小さくしつつ、フォトダイオードの最大蓄積電荷量が少なくなることを抑制する。【解決手段】本発明に係る固体撮像装置100は、第1導電型ウェル20と、第1導電型ウェル20に設けられ、光が照射されてキャリアを発生する第1の第2導電型拡散層30と、第1導電型ウェル20に設けられ、第1の第2導電型拡散層30で発生したキャリアが転送されて蓄積される第2の第2導電型拡散層34と、第2の第2導電型拡散層34の下に設けられた第1の第1導電型拡散層40と、を含み、第2の第2導電型拡散層34の不純物濃度は、第1の第2導電型拡散層30の不純物濃度よりも高く、第1の第1導電型拡散層40の不純物濃度は、第1導電型ウェルの不純物濃度20よりも低い。【選択図】図2

Description

本発明は、固体撮像装置およびその製造方法に関する。
従来、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像機能を備えた電子機器においては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサーなどの固体撮像装置が用いられている。
例えばCMOSイメージセンサーは、受光素子(フォトダイオード)を含む画素からの電荷を浮遊拡散層(フローティングディフュージョン)に転送するとともに、浮遊拡散層の電位を、ソースフォロワ回路を用いて読み出す構成が用いられている。
例えば特許文献1には、Pウェルに対して十分に不純物濃度が低いP型不純物層を設けることにより、PN接合による空乏層の厚さを大きくして、浮遊拡散層の容量を小さくすることが記載されている。そして、特許文献1には、浮遊拡散層の容量を小さくすることにより、浮遊拡散層の電位変動を大きくし、電荷検出感度を高くすることが記載されている。
特開平8−316460号公報
フォトダイオードと浮遊拡散層とを同一基板に形成する固体撮像装置では、フォトダイオードにおいて、光が照射されることにより発生した電荷は一時蓄積される。フォトダイオードにおいて蓄積することができる電荷量(最大蓄積電荷量)は、多い方が好ましい。フォトダイオードの最大蓄積電荷量が少なくなると、照射された光に対する、ソースフォロア回路によって読み出すことができる最大の信号量が小さくなり、ダイナミックレンジの低下を招く場合がある。
本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、浮遊拡散層の容量を小さくしつつ、フォトダイオードの最大蓄積電荷量が少なくなることを抑制することができる固体撮像装置を提供することにある。また、本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、上記固体撮像装置の製造方法を提供することにある。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現することができる。
[適用例1]
本発明に係る固体撮像装置の一態様は、
第1導電型ウェルと、
前記第1導電型ウェルに設けられ、光が照射されてキャリアを発生する第1の第2導電型拡散層と、
前記第1導電型ウェルに設けられ、前記第1の第2導電型拡散層で発生したキャリアが
転送されて蓄積される第2の第2導電型拡散層と、
前記第2の第2導電型拡散層の下に設けられた第1の第1導電型拡散層と、
を含み、
前記第2の第2導電型拡散層の不純物濃度は、前記第1の第2導電型拡散層の不純物濃度よりも高く、
前記第1の第1導電型拡散層の不純物濃度は、前記第1導電型ウェルの不純物濃度よりも低い。
このような固体撮像装置では、空乏層の厚さを大きくすることができ、浮遊拡散層の容量を小さくすることができる。これにより、このような固体撮像装置では、浮遊拡散層のキャリアが転送された場合の電位変動(変換ゲイン)を大きくすることができ、電荷検出感度を高くすることができる。さらに、このような固体撮像装置では、第1の第2導電型拡散層におけるキャリアの最大蓄積可能量(最大蓄積電荷量)が減少することを抑制することができる。
[適用例2]
適用例1において、
前記第1の第2導電型拡散層および前記第2の第2導電型拡散層の周囲に設けられた第1導電型素子分離領域と、
前記第1導電型素子分離領域と前記第2の第2導電型拡散層との間に設けられた第2の第1導電型拡散層と、
を含み、
前記第1導電型素子分離領域の不純物濃度は、前記第1導電型ウェルの不純物濃度よりも高く、
前記第2の第1導電型拡散層の不純物濃度は、前記第1導電型ウェルの不純物濃度よりも低くてもよい。
このような固体撮像装置では、空乏層を横方向に延ばすことができ、浮遊拡散層の容量を、より小さくすることができる。
[適用例3]
適用例2において、
前記第1の第1導電型拡散層は、平面視において、前記第2の第2導電型拡散層および前記第2の第1導電型拡散層と重なっていてもよい。
このような固体撮像装置では、第1の第1導電型拡散層、第2の第1導電型拡散層、および第2の第2導電型拡散層をそれぞれ別々のレジスト層をマスクにして形成する場合に比べて、製造工程を削減することができる。
[適用例4]
適用例1ないし3のいずれか1例において、
前記第1導電型ウェルに設けられ、前記第1の第2導電型拡散層と前記第2の第2導電型拡散層との間に位置し、前記第1の第2導電型拡散層で発生したキャリアが転送されて蓄積される第3の第2導電型拡散層を含み、
前記第3の第2導電型拡散層の不純物濃度は、前記第1の第2導電型拡散層の不純物濃度よりも高く、かつ前記第2の第2導電型拡散層の不純物濃度よりも低く、
前記第2の第2導電型拡散層には、前記第3の第2導電型拡散層を介して、前記第1の第2導電型拡散層で発生したキャリアが転送されてもよい。
このような固体撮像装置では、第3の第2導電型拡散層でキャリアを一時蓄積すること
ができるので、ソースフォロア回路で読み出し処理を行う時間を稼ぐことができる。
[適用例5]
適用例1ないし4のいずれか1例において、
前記第1の第2導電型拡散層と前記第2の第2導電型拡散層との間の前記第1導電型ウェル上に設けられた第1絶縁層と、
前記第1絶縁層上に設けられ、前記第1の第2導電型拡散層で発生したキャリアを前記第2の第2導電型拡散層に転送するための第1電極と、
を含んでもよい。
このような固体撮像装置では、第1の第2導電型拡散層で発生したキャリアを、第1電極によって第2の第2導電型拡散層に転送することができる。
[適用例6]
適用例1ないし5のいずれか1例において、
前記第2の第2導電型拡散層上に設けられた第2絶縁層と、
前記第2絶縁層上に設けられ、前記第2の第2導電型拡散層に蓄積されたキャリアを排出するための第2電極と、
を含んでもよい。
このような固体撮像装置では、第2の第2導電型拡散層に蓄積されたキャリアを、第2電極によって排除(リセット)することができる。
[適用例7]
適用例1ないし6のいずれか1例において、
前記第2の第2導電型拡散層の表面に設けられた第1導電型表面拡散層を含んでもよい。
このような固体撮像装置では、空乏層を横方向に延ばすことができ、浮遊拡散層の容量を、より小さくすることができる。
[適用例8]
適用例1ないし7のいずれか1例において、
前記第2の第2導電型拡散層は、浮遊拡散層を構成してもよい。
このような固体撮像装置では、浮遊拡散層の容量を小さくしつつ、フォトダイオードの最大蓄積電荷量が少なくなることを抑制することができる。
[適用例9]
本発明に係る固体撮像装置の一態様は、
第1導電型ウェルと、
前記第1導電型ウェルに設けられ、光が照射されてキャリアを発生する第1の第2導電型拡散層と、
前記第1導電型ウェルに設けられ、前記第1の第2導電型拡散層と電気的に接続された第2の第2導電型拡散層と、
前記第2の第2導電型拡散層の下に設けられた第1の第1導電型拡散層と、
を含み、
前記第2の第2導電型拡散層の不純物濃度は、前記第1の第2導電型拡散層の不純物濃度よりも高く、
前記第1の第1導電型拡散層の不純物濃度は、前記第1導電型ウェルの不純物濃度より
も低い。
このような固体撮像装置では、浮遊拡散層の容量を小さくしつつ、フォトダイオードの最大蓄積電荷量が少なくなることを抑制することができる。
[適用例10]
本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一態様は、
基板に第1導電型ウェルを形成する工程と、
前記第1導電型ウェルに、第1の第2導電型拡散層を形成する工程と、
前記第1導電型ウェルに、第2の第2導電型拡散層を形成する工程と、
前記第1導電型ウェルに、第1導電型拡散層を形成する工程と、
を含み、
前記第1導電型拡散層は、前記第2の第2導電型拡散層の下に形成され、
前記第2の第2導電型拡散層の不純物濃度は、前記第1の第2導電型拡散層の不純物濃度よりも高く、
前記第1導電型拡散層の不純物濃度は、前記第1導電型ウェルの不純物濃度よりも低く、
前記第1の第2導電型拡散層は、光が照射されてキャリアを発生し、
前記第2の第2導電型拡散層には、前記第1の第2導電型拡散層で発生したキャリアが転送されて蓄積される。
このような固体撮像装置の製造方法では、浮遊拡散層の容量を小さくしつつ、フォトダイオードの最大蓄積電荷量が少なくなることを抑制することができる固体撮像装置を製造することができる。
[適用例11]
適用例10において、
前記第2の第2導電型拡散層と前記第1導電型拡散層とは、共通のレジスト層をマスクにしてイオン注入することにより形成されてもよい。
このような固体撮像装置の製造方法では、第1の第1導電型拡散層、第2の第1導電型拡散層、および第2の第2導電型拡散層をそれぞれ別々のレジスト層をマスクにして形成する場合に比べて、製造工程を削減することができる。
本実施形態に係る固体撮像装置を模式的に示す平面図。 本実施形態に係る固体撮像装置を模式的に示す断面図。 本実施形態に係る固体撮像装置を模式的に示す断面図。 本実施形態に係る固体撮像装置の電荷転送動作を説明するための図。 本実施形態に係る固体撮像装置の電荷転送動作を説明するための図。 本実施形態に係る固体撮像装置の電荷転送動作を説明するための図。 本実施形態に係る固体撮像装置の電荷転送動作を説明するための駆動シーケンスを模式的に示す図。 比較例に係る固体撮像装置を模式的に示す断面図。 本実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を説明するためのフローチャート。 本実施形態に係る固体撮像装置の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施形態に係る固体撮像装置の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施形態に係る固体撮像装置の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施形態に係る固体撮像装置の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施形態に係る固体撮像装置の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施形態に係る固体撮像装置の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施形態に係る固体撮像装置の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施形態に係る固体撮像装置の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施形態に係る固体撮像装置の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施形態に係る固体撮像装置の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施形態の第1変形例に係る固体撮像装置を模式的に示す平面図。 本実施形態の第1変形例に係る固体撮像装置を模式的に示す断面図。 本実施形態の第2変形例に係る固体撮像装置を模式的に示す平面図。 本実施形態の第2変形例に係る固体撮像装置を模式的に示す断面図。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1. 固体撮像装置
まず、本実施形態に係る固体撮像装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る固体撮像装置100を模式的に示す平面図である。図2は、本実施形態に係る固体撮像装置100を模式的に示す図1のII−II線断面図である。図3は、本実施形態に係る固体撮像装置100を模式的に示す図1のIII−III線断面図である。
固体撮像装置100は、図1〜図3に示すように、n型基板10と、p型ウェル20と、n型拡散層30,32,34と、n型高濃度拡散層36,38と、p型拡散層40,42と、p型素子分離領域50と、素子分離絶縁層52と、絶縁層60,62,64,66と、電極70,72,74,76と、を含む。
n型基板10は、例えば、シリコンにリンなどの不純物が添加されたn型半導体基板(n型シリコン基板)である。
p型ウェル(第1導電型ウェル)20は、n型基板10に設けられている。p型ウェル20は、例えば、シリコンにボロンなどの不純物が添加されたp型半導体からなる領域である。p型ウェル20の不純物濃度は、例えば、1E16/cm以上1E18/cm以下である。
ここで、p型ウェル(p型拡散層)の不純物濃度とは、該拡散層にp型を形成する不純物とn型を形成する不純物とが混入している場合は、p型を形成する不純物の濃度(数)から、n型を形成する不純物を差し引き、残ったp型を形成する不純物の濃度のことをいう。同様に、n型拡散層の不純物濃度とは、該拡散層にn型を形成する不純物とp型を形成する不純物とが混入している場合は、n型を形成する不純物の濃度から、p型を形成する不純物の濃度を差し引き、残ったn型を形成する不純物の濃度のことをいう。
第1n型拡散層(第1の第2導電型拡散層)30は、第1p型ウェル20に設けられている。第1n型拡散層30は、例えば、シリコンにリンなどの不純物が添加されたn型半導体からなる領域である。第1n型拡散層30の深さは、p型ウェル20の深さよりも小さい。第1n型拡散層30は、光電変換素子(フォトダイオード)を構成している。第1n型拡散層30の不純物濃度は、例えば、1E15/cm以上1E17/cm以下である。第1n型拡散層30は、光が照射されてキャリア(電子、正孔)を発生させ、かつ
該キャリアを蓄積させる。
第2n型拡散層(第3の第2導電型拡散層)32は、n型拡散層30,34と離間して、第1p型ウェル20に設けられている。第2n型拡散層32は、第1n型拡散層30と第3n型拡散層34との間に位置している。第2n型拡散層32は、例えば、シリコンにリンなどの不純物が添加されたn型半導体からなる領域である。図示の例では、第2n型拡散層32の深さは、第1n型拡散層30の深さと同じである。第2n型拡散層32の不純物濃度は、第1n型拡散層30の不純物濃度よりも高く、かつ第3n型拡散層34の不純物濃度よりも低い。第2n型拡散層32の不純物濃度は、例えば、1E15/cm以上1E17/cm以下である。
絶縁層(第1絶縁層)60は、第1n型拡散層30と第2n型拡散層32との間のp型ウェル20上に設けられている。絶縁層60は、さらに、第1n型拡散層30の一部および第2n型拡散層32の一部を覆って設けられている。絶縁層60の材質は、例えば、酸化シリコンである。
第1転送電極(第1転送ゲート電極、第1電極)70は、絶縁層60上に設けられている。第1転送電極70の材質は、例えば、導電性が付与されたポリシリコンである。第1転送電極70、絶縁層60、およびn型拡散層30,32は、第1転送トランジスターを構成している。第1転送トランジスターによって(第1転送電極70によって)、第1n型拡散層30で発生し第1n型拡散層30に蓄積されているキャリア(電荷)は、第2n型拡散層32に転送される。第2n型拡散層32は、第1n型拡散層30で発生したキャリアを一時的に蓄積する。
第3n型拡散層(第2の第2導電型拡散層)34は、n型拡散層30,32と離間して、p型ウェル20に設けられている。第3n型拡散層34は、例えば、シリコンにリンなどの不純物が添加されたn型半導体からなる領域である。図示の例では、第3n型拡散層34の深さは、第2n型拡散層32の深さと同じである。第3n型拡散層34の不純物濃度は、n型拡散層30,32の不純物濃度よりも高い。第3n型拡散層34の不純物濃度は、例えば、1E15/cm以上1E17/cm以下である。
第3n型拡散層34は、p型半導体によって囲まれている。具体的には、第3n型拡散層34は、下方において第1p型拡散層40と接し、側方においてp型ウェル20および第2p型拡散層42と接している。第3n型拡散層34とp型半導体との境界において、pn接合による空乏層2が形成される。図示の例では、空乏層2は、n型基板10に到達している。さらに、空乏層2は、素子分離絶縁層52の下にも形成されている。空乏層2によって囲まれた第3n型拡散層34の領域は、浮遊拡散層(フローティングディフュージョン)35となる。すなわち、第3n型拡散層34は、浮遊拡散層35を構成している。浮遊拡散層35は、所定の電圧に固定されていない領域である。
絶縁層62は、第2n型拡散層32と第3n型拡散層34との間のp型ウェル20上に設けられている。絶縁層62は、さらに、第2n型拡散層32の一部および第3n型拡散層34の一部を覆って設けられている。絶縁層62の材質は、例えば、酸化シリコンである。
第2転送電極(第2転送ゲート電極)72は、絶縁層62上に設けられている。第2転送電極72の材質は、例えば、導電性が付与されたポリシリコンである。第2転送電極72、絶縁層62、およびn型拡散層32,34は、第2転送トランジスターを構成している。第2転送トランジスターによって(第2転送電極72によって)、第2n型拡散層32に蓄積されたキャリアは、第3n型拡散層34の浮遊拡散層35に転送される。したが
って、浮遊拡散層35には、第2n型拡散層32を介して、第1n型拡散層30で発生したキャリアが転送される。転送電極70,72は、第1n型拡散層30で発生したキャリアを、第2n型拡散層32を介して、浮遊拡散層35に転送するための電極である。浮遊拡散層35は、第1n型拡散層30で発生したキャリアを一時蓄積する。
第1n型高濃度拡散層36は、第3n型拡散層34に設けられている。第1n型高濃度拡散層36は、例えば、シリコンにリンなどの不純物が添加されたn型半導体からなる領域である。第1n型高濃度拡散層36の不純物濃度は、第3n型拡散層34の不純物濃度よりも高い。第1n型高濃度拡散層36の深さは、第3n型拡散層34の深さよりも小さい。第1n型高濃度拡散層36は、浮遊拡散層35を構成している。第1n型高濃度拡散層36には、ソースフォロア回路4が電気的に接続されている。ソースフォロア回路4は、第3n型拡散層34に蓄積されたキャリアの電荷(第3n型拡散層34の電位変化量)を読み出して増幅し、出力信号として出力する。ソースフォロア回路4は、トランジスター等によって構成されている。なお、便宜上、図1では、ソースフォロア回路4の図示を省略している。
第2n型高濃度拡散層38は、第1n型高濃度拡散層36と離間して、第3n型拡散層34に設けられている。第2n型高濃度拡散層38は、例えば、シリコンにリンなどの不純物が添加されたn型半導体からなる領域である。第2n型高濃度拡散層38と第2n型拡散層32との間に、第1n型高濃度拡散層36が設けられている。第2n型高濃度拡散層38の不純物濃度は、第3n型拡散層34の不純物濃度よりも高い。図示の例では、第2n型高濃度拡散層38の深さは、第1n型高濃度拡散層36の深さと同じである。第2n型高濃度拡散層38は、図示せぬ電源回路に電気的に接続されている。該電源回路によって、第2n型高濃度拡散層38は、所定の電位(リセット電位)に固定されており、第3n型拡散層34の電位をリセット(蓄積されたキャリアを排除)することができる。
絶縁層64は、第1n型高濃度拡散層36と第2n型拡散層32との間の第3n型拡散層34上に設けられている。絶縁層64の材質は、例えば、酸化シリコンである。
障壁電極74は、絶縁層64上に設けられている。障壁電極74の材質は、例えば、導電性が付与されたポリシリコンである。障壁電極74は、接地電位(GND)に固定されている。障壁電極74は、第2n型拡散層32に一時蓄積されたキャリアを第2転送電極72によって第3n型拡散層34に転送する際の障壁を作ることができる。具体的には、障壁電極74によってポテンシャル障壁を形成することができ、第2転送電極72と第3n型拡散層34とのオーバーラップ領域(平面視において重なる領域)を、ポテンシャルの谷にすることができる。これにより、ソースフォロア回路4におけるキャリアの電荷の読み出し時間を短くすることができる。
絶縁層(第2絶縁層)66は、第1n型高濃度拡散層36と第2n型高濃度拡散層38との間の第3n型拡散層34上に設けられている。絶縁層66の材質は、例えば、酸化シリコンである。
リセット電極(リセットゲート電極、第2電極)76は、絶縁層66上に設けられている。リセット電極76の材質は、例えば、導電性が付与されたポリシリコンである。リセット電極76、絶縁層66、浮遊拡散層35、および第2n型高濃度拡散層38は、リセットトランジスターを構成している。リセットトランジスターによって(リセット電極76によって)、浮遊拡散層35に蓄積されたキャリアは、第2n型高濃度拡散層38を介して図示せぬ電源回路に放出(排出)される。すなわち、リセット電極76は、浮遊拡散層35に蓄積されたキャリアを排出するための電極である。
第1p型拡散層(第1の第1導電型拡散層)40は、p型ウェル20に設けられている。第1p型拡散層40は、第3n型拡散層34に接して、第3n型拡散層34の下に設けられている。図示の例では、第1p型拡散層40は、n型基板10に接して設けられている。第1p型拡散層40の不純物濃度は、p型ウェル20の不純物濃度よりも低い。第1p型拡散層40の不純物濃度は、例えば、1E15/cm以上1E17/cm以下である。
第1p型拡散層40の側面40aは、図2に示すように、第3n型拡散層34の側面34aと連続している。側面34a,40aは、それぞれ、拡散層34,40の、第2転送電極72の下方に位置する側面である。第1p型拡散層40は、平面視において(n型基板10の厚さ方向からみて)、第3n型拡散層34および第2p型拡散層42と重なっている。例えば平面視において、第1p型拡散層40の面積は、第3n型拡散層34の面積と第2p型拡散層42の面積との和と、同じである。
第2p型拡散層42は、p型ウェル20に設けられている。第2p型拡散層42は、p型素子分離領域50と第3n型拡散層34との間に設けられている。第2p型拡散層42は、例えば、シリコンにボロンなどの不純物が添加されたp型半導体からなる領域である。第2p型拡散層42は、第3n型拡散層34に接して設けられている。図示の例では、第2p型拡散層42の深さは、第3n型拡散層34の深さと同じである。第2p型拡散層42の不純物濃度は、p型ウェル20の不純物濃度よりも低い。第2p型拡散層42の不純物濃度は、例えば、第1p型拡散層40の不純物濃度よりも高い。第2p型拡散層42の不純物濃度は、例えば、1E16/cm以上1E18/cm以下である。
p型表面拡散層(第1導電型表面拡散層)44は、図2に示すように、n型拡散層30,32の表面に設けられている。p型表面拡散層44は、例えば、シリコンにボロンなどの不純物が添加されたp型半導体からなる領域である。p型表面拡散層44の深さは、n型拡散層30,32の深さよりも小さい。p型表面拡散層44の不純物濃度は、p型ウェル20の不純物濃度よりも高く、かつp型素子分離領域50の不純物濃度よりも低い。p型表面拡散層44の不純物濃度は、例えば、1E17/cm以上1E19/cm以下である。p型表面拡散層44は、n型拡散層30,32において光によらない熱励起のキャリアによって生じる暗電流を抑制するピニング層として機能することができる。
p型表面拡散層44は、さらに、図3に示すように、第3n型拡散層34の表面に設けられている。p型表面拡散層44は、第1n型高濃度拡散層36と離間して設けられている。図1に示すように平面視において、p型表面拡散層44は、障壁電極74からリセット電極76に向かう方向と直交する方向において、第1n型高濃度拡散層36を挟むように設けられている。
p型素子分離領域50は、p型ウェル20に設けられている。p型素子分離領域50は、n型拡散層30,32,34の周囲に設けられている。すなわち、平面視において、p型素子分離領域50の内側に、n型拡散層30,32,34が設けられている。p型素子分離領域50は、例えば、シリコンにボロンなどの不純物が添加されたp型半導体からなる領域である。p型素子分離領域50の不純物濃度は、p型ウェル20の不純物濃度よりも高い。p型素子分離領域50は、平面視においてp型素子分離領域50の外側に素子(例えば素子を構成する不純物領域)が設けられている場合、該素子とn型拡散層30,32,34とを電気的に分離することができる。
素子分離絶縁層52は、p型素子分離領域50に設けられている。図示の例では、素子分離絶縁層52は、LOCOS(local oxidation of silicon)絶縁層であるが、素子分離絶縁層52は、セミリセスLOCOS絶縁層、STI(s
hallow trench isolation)絶縁層であってもよい。素子分離絶縁層52は、平面視において素子分離絶縁層52の外側に素子が設けられている場合、該素子とn型拡散層30,32,34とを電気的に分離することができる。
次に、固体撮像装置100の動作について、図面を参照しながら説明する。図4〜図6は、固体撮像装置100の電荷転送動作(キャリア転送動作)を説明するための図である。図7は、固体撮像装置100の電荷転送動作を説明するための駆動シーケンスを模式的に示す図である。なお、図4〜図6では、(a)において、固体撮像装置100の断面図を模式的に示し、(b−1)〜(b−7)において、(a)に示す断面図に対応するポテンシャルエネルギー(電位)を模式的に示している。また、図4〜図6では、(b−1)〜(b−7)においてキャリアを模式的に斜線で示している。
図4に示すように、n型拡散層30,32および浮遊拡散層35に電荷(キャリア)が蓄積されている(b−1)。
次に、浮遊拡散層35に蓄積されたキャリアを、リセット電極76を(リセットトランジスターを)Onして、浮遊拡散層35に蓄積されているキャリアの一部を第2n型高濃度拡散層38に転送する(b−2)。その後、リセット電極76をOffする。これが図7に示す1画素目のリセット動作に相当する。
次に、第2n型拡散層32に蓄積されたキャリアを、第2転送電極72を(第2転送トランジスターを)Onすることで第2転送電極72と第3n型拡散層34とのオーバーラップ領域に転送する(b−3)。これが図7に示す1画素目の第2転送動作に相当する。
図5に示すように、第2転送電極72をOnのままで、浮遊拡散層35の電位レベルをソースフォロア回路4で読み出してNoiseレベルの読み出しを行う(b−4)。これが図7に示す1画素目のNoise読み出しに相当する。
次に、第2転送電極72と第3n型拡散層34とのオーバーラップ領域のキャリアを、第2転送電極72をOffすることで、浮遊拡散層35に転送する(b−5)。これが図7に示す1画素目の第3転送動作に相当する。障壁電極74は、GND固定でOn/Offさせなくてもよい。
次に、第2転送電極72をOffしたままで、浮遊拡散層35の電位レベルをソースフォロア回路4で読み出してSignalレベルの読み出しを行う(b−6)。これば図7に示す1画素目のSignal読み出しに相当する。
図6に示すように、第1n型拡散層30に蓄積されたキャリアを、第1転送電極70を(第1転送トランジスターを)Onすることで、第2n型拡散層32に転送する(b−7)。その後、第1転送電極70をOffにする。
次に、第1n型拡散層30に光照射されて、第1n型拡散層30にキャリアが発生する(b−1)。発生したキャリアは、第1n型拡散層30に一時蓄積させる。以上のステップが繰り返される。
固体撮像装置100は、例えば、以下の特徴を有する。
固体撮像装置100では、p型ウェル20に設けられ、光が照射されてキャリアを発生させる第1n型拡散層30と、p型ウェル20に設けられ、第1n型拡散層30で発生したキャリアが転送されて蓄積される第3n型拡散層34と、第3n型拡散層34の下に設
けられた第1p型拡散層40と、を含み、第1p型拡散層40の不純物濃度は、p型ウェル20の不純物濃度よりも低い。そのため、固体撮像装置100では、第1p型拡散層40を設けない場合に比べて、空乏層2の厚さを大きくすることができ、浮遊拡散層35の容量を小さくすることができる。これにより、固体撮像装置100では、浮遊拡散層35のキャリアが転送された場合の電位変動(変換ゲイン)を大きくすることができ、電荷検出感度を高くすることができる。
例えば、図8に示すように、第3n型拡散層34の下に第1p型拡散層40を設けない固体撮像装置1000に比べて、本実施形態に係る固体撮像装置100は、空乏層2の厚さを大きくすることができる。なお、図8は、比較例に係る固体撮像装置1000を模式的に示す断面図であって、図8(a)は図2に示す断面に対応し、図8(b)は図3に示す断面に対応している。
さらに、固体撮像装置100では、フォトダイオードを構成する第1n型拡散層30の下には、第1p型拡散層40は設けられておらず、第1n型拡散層30は、例えば下方においてp型ウェル20と接している。そのため、固体撮像装置100では、第1n型拡散層30におけるキャリアの最大蓄積可能量(最大蓄積電荷量)が減少することを抑制することができ、さらに、フォトダイオードの感度の製造ばらつきを小さくすることができる。
例えば、フォトダイオードを構成するn型拡散層の下に低濃度のp型拡散層が設けられた場合、pn接合におけるポテンシャル障壁が低くなり、n型拡散層に一時的に蓄積することができるキャリア量が減少する場合がある。そのため、照射された光に対する、ソースフォロア回路によって読み出すことができる最大の信号量が小さくなり、ダイナミックレンジの低下を招く場合がある。さらに、フォトダイオードの感度の製造ばらつきが大きくなる場合がある。
以上のように、固体撮像装置100は、浮遊拡散層35の容量を小さくしつつ、フォトダイオードの最大蓄積電荷量が少なくなることを抑制することができる。
固体撮像装置100では、p型素子分離領域50と第3n型拡散層34との間に設けられた第2p型拡散層42を含み、第2p型拡散層42の不純物濃度は、p型ウェル20の不純物濃度よりも低い。そのため、固体撮像装置100では、例えば第2p型拡散層42が設けられず第3n型拡散層34が側方においてp型素子分離領域50と接している場合(図8に示す固体撮像装置1000参照)に比べて、空乏層2を横方向(n型基板10の厚さ方向と直交する方向)に延ばすことができる。これにより、固体撮像装置100では、浮遊拡散層35の容量を、より小さくすることができる。
固体撮像装置100では、第1p型拡散層40は、平面視において、第3n型拡散層34および第2p型拡散層42と重なっている。具体的には、平面視において、第1p型拡散層40の面積は、第3n型拡散層34の面積と第2p型拡散層42の面積との和と、同じである。したがって、固体撮像装置100では、拡散層34,40,42を、共通のレジスト層をマスクにしてイオン注入することにより形成することができる。その結果、固体撮像装置100では、拡散層34,40,42をそれぞれ別々のレジスト層をマスクにして形成する場合に比べて、製造工程を削減することができる。
固体撮像装置100では、p型ウェル20に設けられ、第1n型拡散層30と第3n型拡散層34との間に位置し、第1n型拡散層30で発生したキャリアが転送されて蓄積される第2n型拡散層32を含む。そのため、固体撮像装置100では、第2n型拡散層32でキャリアを一時蓄積することができるので、ソースフォロア回路4で読み出し処理を
行う時間を稼ぐことができる。
固体撮像装置100では、第3n型拡散層34の表面に設けられたp型表面拡散層44を含む。そのため、固体撮像装置100では、空乏層2を横方向に延ばすことができ、浮遊拡散層35の容量を、より小さくすることができる。
固体撮像装置100では、空乏層2は、n型基板10まで到達している。そのため、例えば、リセット電極76がOffしているときに、過剰な光が照射された場合でも、空乏層2は、浮遊拡散層35に流入する過剰キャリアを、n型基板10へ効率的に排出させることができ、オーバーフロードレインとして機能する。
なお、本発明に係る固体撮像装置では、上記に説明した半導体の導電性を逆にしてもよい。すなわち、本発明に係る固体撮像装置では、n型基板10をp型基板とし、p型ウェル20をn型ウェルとし、n型拡散層30,32,34をそれぞれp型拡散層とし、n型高濃度拡散層36,38をそれぞれp型高濃度拡散層とし、p型拡散層40,42をそれぞれn型拡散層とし、p型素子分離領域50をn型素子分離領域としてもよい。
2. 固体撮像装置の製造方法
次に、本実施形態に係る固体撮像装置100の製造方法について、図面を参照しながら説明する。図9は、本実施形態に係る固体撮像装置100の製造方法を説明するためのフローチャートである。図10〜図19は、本実施形態に係る固体撮像装置100の製造工程を模式的に示す断面図であって、図2に示す断面に対応している。
図10に示すように、n型基板10に素子分離絶縁層52を形成する(ステップS102)。素子分離絶縁層52は、例えば、LOCOS法により形成される。
図11に示すように、n型基板10にp型ウェル20を形成する(ステップS104)。p型ウェル20は、例えば、イオン注入によりボロンを注入することにより形成される。
図12に示すように、p型ウェル20にp型素子分離領域50を形成する(ステップS106)。具体的には、まず、フォトリソグラフィーにより、p型ウェル20上に所定形状の第1レジスト層81を形成する。次に、第1レジスト層81をマスクとして、例えば、イオン注入によりp型ウェル20にボロンを注入し、p型素子分離領域50を形成する。その後、第1レジスト層81を除去する。
図13に示すように、p型ウェル20に第1n型拡散層30を形成する(ステップS108)。具体的には、まず、フォトリソグラフィーにより、p型ウェル20上に所定形状の第2レジスト層82を形成する。次に、第2レジスト層82をマスクとして、例えば、イオン注入によりp型ウェル20にリンを注入し、第1n型拡散層30を形成する。その後、第2レジスト層82を除去する。
図14に示すように、p型ウェル20に第2n型拡散層32を形成する(ステップS110)。さらに、p型ウェル20に第1n型高濃度拡散層36を形成する(ステップS112)。拡散層32,36は、例えば、第1n型拡散層30と同様に、フォトリソグラフィー、およびイオン注入によるリンの注入によって形成される。
図15に示すように、p型ウェル20に、第3n型拡散層34およびp型拡散層40,42を形成する(ステップS114)。具体的には、まず、フォトリソグラフィーにより、p型ウェル20上に所定形状の第3レジスト層83を形成する。第3レジスト層83は
、p型素子分離領域50の表面の一部が露出するように形成される。次に、第3レジスト層83をマスクとして、例えば、イオン注入によりp型ウェル20にリンを注入し、第3n型拡散層34および第2p型拡散層42を形成する。p型素子分離領域50の不純物濃度は、p型ウェル20の不純物濃度よりも高い。そのため、p型素子分離領域50にn型を形成する不純物であるリンを注入してもn型にはならないが、p型素子分離領域50の一部の不純物濃度を低くすることができる。これにより、p型素子分離領域50の一部を第2p型拡散層42にすることができる。
次に、第3レジスト層83をマスクとして、例えば、イオン注入によりp型ウェル20にリンを注入し、第1p型拡散層40を形成する。本イオン注入よりp型ウェル20の一部の不純物濃度を低くすることができ、p型ウェル20の一部を第1p型拡散層40にすることができる。第1p型拡散層40を形成するためのイオン注入は、拡散層34,42を形成するためのイオン注入よりも、高い加速エネルギーで行われる。これにより、拡散層34,42の下に第1p型拡散層40を形成することができる。例えば、拡散層34,42を形成するためのイオン注入の加速エネルギーは、100keV以上5000keV以下であり、第1p型拡散層40を形成するためのイオン注入の加速エネルギーは、500keV以上2000keV以下である。
以上のように、拡散層34,40,42は、共通のレジスト層(第3レジスト層83)をマスクにしてイオン注入することにより形成される。これにより、第3n型拡散層34の側面34aと、第1p型拡散層40の側面40aとは、連続する。その後、第3レジスト層83を除去する。
なお、上記では、まず拡散層34,42を形成し、次に第1p型拡散層40を形成する例について説明したが、拡散層34,42と第1p型拡散層40との形成順序は、特に限定されない。
また、第1n型拡散層30を形成する工程、第2n型拡散層32を形成する工程、拡散層34,40,42を形成する工程、および第1n型高濃度拡散層36を形成する工程の順序は、特に限定されない。
図16に示すように、n型基板10の表面(p型ウェル20の表面)に絶縁層6を形成する。絶縁層6は、例えば、熱酸化法により形成される。
図17に示すように、絶縁層6上に導電層(図示せず)を形成し、該導電層および絶縁層6をパターニングして、電極70,72,74,76および絶縁層60,62,64,66を形成する(ステップS116)。パターニングは、例えば、フォトリソグラフィーおよびエッチングによって行われる。
図18に示すように、n型拡散層30,32の表面にp型表面拡散層44を形成する(ステップS118)。さらに、図3に示すように、第3n型拡散層34の表面にp型表面拡散層44を形成する。具体的には、まず、フォトリソグラフィーにより、p型ウェル20上に所定形状の第4レジスト層84を形成する。次に、第4レジスト層84をマスクとして、例えば、イオン注入によりn型拡散層30,32,34にボロンを注入し、p型表面拡散層44を形成する。n型拡散層30,32の表面のp型表面拡散層44は、例えば、転送電極70,72のセルフアラインによって形成される。その後、第4レジスト層84を除去する。
図19に示すように、第3n型拡散層34に第2n型高濃度拡散層38を形成する(ステップS120)。具体的には、まず、フォトリソグラフィーにより、p型ウェル20上
に所定形状の第5レジスト層85を形成する。次に、第5レジスト層85をマスクとして、例えば、イオン注入により第3n型拡散層34にボロンを注入し、第2n型高濃度拡散層38を形成する。第2n型高濃度拡散層38は、例えば、リセット電極76のセルフアラインによって形成される。その後、第5レジスト層85を除去する。
以上の工程により、固体撮像装置100を製造することができる。
固体撮像装置100の製造方法は、例えば、以下の特徴を有する。
固体撮像装置100の製造方法では、浮遊拡散層35の容量を小さくしつつ、フォトダイオードの最大蓄積電荷量が少なくなることを抑制することができる固体撮像装置100を製造することができる。
固体撮像装置100の製造方法では、拡散層34,40,42は、共通のレジスト層(第3レジスト層83)をマスクにしてイオン注入することにより形成される。そのため、固体撮像装置100の製造方法では、拡散層34,40,42をそれぞれ別々のレジスト層をマスクにして形成する場合に比べて、製造工程を削減することができる。
3. 固体撮像装置の変形例
3.1. 第1変形例
次に、本実施形態の第1変形例に係る固体撮像装置について、図面を参照しながら説明する。図20は、本実施形態の第1変形例に係る固体撮像装置200を模式的に示す平面図である。図21は、本実施形態の第1変形例に係る固体撮像装置200を模式的に示す図20のXXI−XXI線断面図である。
以下、本実施形態の第1変形例に係る固体撮像装置200において、本実施形態に係る固体撮像装置200の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。このことは、以下に示す本実施形態の第2変形例に係る固体撮像装置についても同様である。
上述した固体撮像装置100では、図1および図2に示すように、第2n型拡散層32、絶縁層62,64、および電極72,74が設けられていた。これに対し、固体撮像装置200では、図20および図21に示すように、第2n型拡散層32、絶縁層62,64、および電極72,74は、設けられていない。固体撮像装置200では、第1n型拡散層30で発生したキャリアは、第2n型拡散層32を介さずに、第3n型拡散層34に転送される。
固体撮像装置200では、上記のように、第2n型拡散層32が設けられていないので、その分、小型化を図ることできる。
3.2. 第2変形例
次に、本実施形態の第2変形例に係る固体撮像装置について、図面を参照しながら説明する。図22は、本実施形態の第2変形例に係る固体撮像装置300を模式的に示す平面図である。図23は、本実施形態の第2変形例に係る固体撮像装置300を模式的に示す図22のXXIII−XXIII線断面図である。
上述した固体撮像装置100では、図1および図2に示すように、第2n型拡散層32、絶縁層60,62,64、および電極70,72,74が設けられていた。これに対し、固体撮像装置300では、図22および図23に示すように、第2n型拡散層32、絶縁層60,62,64、および電極70,72,74は、設けられていない。
固体撮像装置300では、第1n型拡散層30には、第3n型高濃度拡散層39が設けられている。第3n型高濃度拡散層39は、例えば、シリコンにリンなどの不純物が添加されたn型半導体からなる領域である。第3n型高濃度拡散層39の不純物濃度は、第1n型拡散層30の不純物濃度よりも高い。図示の例では、第3n型高濃度拡散層39の深さは、第1n型高濃度拡散層36の深さと同じである。
第1n型高濃度拡散層36と第3n型高濃度拡散層39とは、電気的に接続されている。これにより、第1n型拡散層30と第3n型拡散層34とは、電気的に接続されている。図示の例では、第3n型高濃度拡散層39と第1n型高濃度拡散層36とは、配線8によって接続されている。
固体撮像装置300では、光が照射されて第1n型拡散層30に発生したキャリア(電荷)を、配線8を介してソースフォロア回路4で読み出す。すなわち、第1n型拡散層30に発生したキャリアは、第3n型拡散層34に転送されない。
固体撮像装置300では、上記のように、光が照射されて第1n型拡散層30に発生したキャリア(電荷)を、第3n型拡散層34に転送することなく、ソースフォロア回路4で読み出すことができる。
上述した実施形態および変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。例えば、各実施形態および各変形例を適宜組み合わせることも可能である。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
2…空乏層、4…ソースフォロア回路、6…絶縁層、8…配線、10…n型基板、20…p型ウェル、30…第1n型拡散層、32…第2n型拡散層、34…第3n型拡散層、34a…側面、35…浮遊拡散層、36…第1n型高濃度拡散層、38…第2n型高濃度拡散層、39…第3n型高濃度拡散層、40…第1p型拡散層、40a…側面、42…第2p型拡散層、44…p型表面拡散層、50…p型素子分離領域、52…素子分離絶縁層、60,62,64,66…絶縁層、70…第1転送電極、72…第2転送電極、74…障壁電極、76…リセット電極、81…第1レジスト層、82…第2レジスト層、83…第3レジスト層、84…第4レジスト層、85…第5レジスト層、100,200,300,1000…固体撮像装置

Claims (11)

  1. 第1導電型ウェルと、
    前記第1導電型ウェルに設けられ、光が照射されてキャリアを発生する第1の第2導電型拡散層と、
    前記第1導電型ウェルに設けられ、前記第1の第2導電型拡散層で発生したキャリアが転送されて蓄積される第2の第2導電型拡散層と、
    前記第2の第2導電型拡散層の下に設けられた第1の第1導電型拡散層と、
    を含み、
    前記第2の第2導電型拡散層の不純物濃度は、前記第1の第2導電型拡散層の不純物濃度よりも高く、
    前記第1の第1導電型拡散層の不純物濃度は、前記第1導電型ウェルの不純物濃度よりも低い、固体撮像装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1の第2導電型拡散層および前記第2の第2導電型拡散層の周囲に設けられた第1導電型素子分離領域と、
    前記第1導電型素子分離領域と前記第2の第2導電型拡散層との間に設けられた第2の第1導電型拡散層と、
    を含み、
    前記第1導電型素子分離領域の不純物濃度は、前記第1導電型ウェルの不純物濃度よりも高く、
    前記第2の第1導電型拡散層の不純物濃度は、前記第1導電型ウェルの不純物濃度よりも低い、固体撮像装置。
  3. 請求項2において、
    前記第1の第1導電型拡散層は、平面視において、前記第2の第2導電型拡散層および前記第2の第1導電型拡散層と重なっている、固体撮像装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、
    前記第1導電型ウェルに設けられ、前記第1の第2導電型拡散層と前記第2の第2導電型拡散層との間に位置し、前記第1の第2導電型拡散層で発生したキャリアが転送されて蓄積される第3の第2導電型拡散層を含み、
    前記第3の第2導電型拡散層の不純物濃度は、前記第1の第2導電型拡散層の不純物濃度よりも高く、かつ前記第2の第2導電型拡散層の不純物濃度よりも低く、
    前記第2の第2導電型拡散層には、前記第3の第2導電型拡散層を介して、前記第1の第2導電型拡散層で発生したキャリアが転送される、固体撮像装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、
    前記第1の第2導電型拡散層と前記第2の第2導電型拡散層との間の前記第1導電型ウェル上に設けられた第1絶縁層と、
    前記第1絶縁層上に設けられ、前記第1の第2導電型拡散層で発生したキャリアを前記第2の第2導電型拡散層に転送するための第1電極と、
    を含む、固体撮像装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項において、
    前記第2の第2導電型拡散層上に設けられた第2絶縁層と、
    前記第2絶縁層上に設けられ、前記第2の第2導電型拡散層に蓄積されたキャリアを排出するための第2電極と、
    を含む、固体撮像装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項において、
    前記第2の第2導電型拡散層の表面に設けられた第1導電型表面拡散層を含む、固体撮像装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項において、
    前記第2の第2導電型拡散層は、浮遊拡散層を構成する、固体撮像装置。
  9. 第1導電型ウェルと、
    前記第1導電型ウェルに設けられ、光が照射されてキャリアを発生する第1の第2導電型拡散層と、
    前記第1導電型ウェルに設けられ、前記第1の第2導電型拡散層と電気的に接続された第2の第2導電型拡散層と、
    前記第2の第2導電型拡散層の下に設けられた第1の第1導電型拡散層と、
    を含み、
    前記第2の第2導電型拡散層の不純物濃度は、前記第1の第2導電型拡散層の不純物濃度よりも高く、
    前記第1の第1導電型拡散層の不純物濃度は、前記第1導電型ウェルの不純物濃度よりも低い、固体撮像装置。
  10. 基板に第1導電型ウェルを形成する工程と、
    前記第1導電型ウェルに、第1の第2導電型拡散層を形成する工程と、
    前記第1導電型ウェルに、第2の第2導電型拡散層を形成する工程と、
    前記第1導電型ウェルに、第1導電型拡散層を形成する工程と、
    を含み、
    前記第1導電型拡散層は、前記第2の第2導電型拡散層の下に形成され、
    前記第2の第2導電型拡散層の不純物濃度は、前記第1の第2導電型拡散層の不純物濃度よりも高く、
    前記第1導電型拡散層の不純物濃度は、前記第1導電型ウェルの不純物濃度よりも低く、
    前記第1の第2導電型拡散層は、光が照射されてキャリアを発生し、
    前記第2の第2導電型拡散層には、前記第1の第2導電型拡散層で発生したキャリアが転送されて蓄積される、固体撮像装置の製造方法。
  11. 請求項10において、
    前記第2の第2導電型拡散層と前記第1導電型拡散層とは、共通のレジスト層をマスクにしてイオン注入することにより形成される、固体撮像装置の製造方法。
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