JP4729393B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主回路スイッチング素子の少なくとも一方にFETが使用され、誘導性負荷に電力を供給する電力変換装置に関する。
近年、スーパージャンクションMOSFETのようにON抵抗が小さいことにより効率の良いMOSFETが開発されている。また従来、誘導性負荷を駆動する電力変換装置内のインバータ回路に設けられたスイッチング素子としてMOSFETを使用する電力変換装置が提案されている(特許文献1参照)。
この提案における電力変換装置では、スイッチング素子であるMOSFETのON、OFFに従ってMOSFETに逆並列接続された寄生ダイオード(MOSFETの構造上、自然に回路上に作成されてしまうダイオード)に生じる逆方向電流による損失を低減するために逆電圧印加回路を設けている。すなわち、この逆電圧印加回路によって一方のMOSFETがONからOFFに変化した場合に、そのMOSFETと対になる他方のFETのONタイミング前に寄生ダイオードへ逆電圧を印加する。印加される逆電圧は、三角波信号と基準周波数及び基準電圧に基づく基準信号とを比較して生成されたPWM(Pulse Wide Modulation:パルス幅変調)基本信号及び逆電圧を印加するMOSFETのOFF信号を組み合わせて生成される駆動信号を基にしている。
特開平10−327585号公報
ここで、上記特許文献1では、PWM基本信号を加工した信号と、スイッチング素子の同時ONを防止するための遅延後のスイッチング信号とを逆電圧印加のための駆動信号の生成のために用いている。
しかしながら、一般に、PWM基本信号のパルス幅と遅延回路の遅延時間との関係から逆電圧を印加するための駆動信号をうまく生成できない場合が生じる。
その状況を具体的に説明すると、図13は基準信号及び三角波信号から生成されたPWM基本信号に基づいて生成される各信号のON又はOFFの状態を示すタイムチャートである。PWM基本信号の各パルスには「t1」から「t6」までの符号が付されている。このタイムチャートにおいては、一対の主回路スイッチング素子をそれぞれ「上アーム」、「下アーム」と表記しており、「上アームスイッチング信号」及び「下アームスイッチング信号」は、スイッチング素子である各MOSFETを駆動するために出力される信号である。また、「上アーム逆電圧印加信号」及び「下アーム逆電圧印加信号」は、逆電圧印加回路に設けられ、各寄生ダイオードに逆電圧を印加するスイッチング素子(以下、「逆電圧印加スイッチング素子」という。)に逆電圧の印加を指示するために出力される信号である。
図13のタイムチャートの一番上に示すようなPWM基本信号が生成された場合に、上アームのMOSFETを駆動する上アームスイッチング信号がONからOFFに変化した後、若干の遅延を設けた後、実線aに示すように上アームのMOSFETの寄生ダイオードに逆電圧が印加される(上アーム逆電圧印加信号がONとなる)。また、同様に、下アームのMOSFETを駆動する下アームスイッチング信号がONからOFFに変化した後、実線bに示すように下アームのMOSFETの寄生ダイオードに逆電圧が印加される(下アーム逆電圧印加信号がONとなる)。
通常、上下アームに設けられた一対のMOSFETに同時にON信号が印加されると短絡してしまうことから、上下アームのそれぞれに対して印加されるON信号のタイミングをずらすために、遅延回路によってPWM基本信号から実際のMOSFETのON信号は所定の時間遅延される(この時間を以下、「デッドタイム」或いは「遅延時間」と言い、その時間幅を「td」と表記する。)。図13の点線cに示すように、このデッドタイムの時間幅tdよりもPWM基本信号のパルス幅が小さくなると(PWM基本信号における「t5」のパルス参照)、下アームを駆動するためのON信号が生成されない。ところが、通常、逆電圧印加のための信号は基本的に遅延後のスイッチング素子のONからOFFへの変化タイミングがベースに用いられる。従って、下アームスイッチング信号がOFFのままでは、ONからOFFになったことを条件に出力されるはずの下アーム逆電圧印加信号が生成されず(図13の「下アーム逆電圧印加信号」において点線で表示)、下アームのMOSFETの寄生ダイオードに逆電圧が印加されない。このため、このタイミングで生じる寄生ダイオードに流れる逆電流を制御することができなくなる。
なお、上記特許文献1に記載のシステムでは、PWM基本信号を加工(遅延)した信号と遅延後のスイッチング素子のスイッチング信号を用いて逆電圧印加のための信号を生成しているが、同文献においては加工されたPWM基本信号をどのように生成するのか不明なため、上記のようなスイッチング素子のスイッチング信号が出力されない状況に対処できるかどうか明らかではない。
また、上述したPWM基本信号のパルス幅と遅延回路の遅延時間との関係から逆電圧を印加するためのスイッチング信号をうまく生成できないという問題点の他、さらに以下のような問題点も指摘される。
例えば、PWM基本信号のデューティー比が0%近くなった場合、逆電圧印加スイッチング素子のON時間が主回路スイッチング素子(FET)のON時間よりも長くなってしまい、無駄な逆電流が流れてしまうことが起きる。
また、上述の特許文献1等のように逆電圧印加回路をマイクロコンピュータを介さずロジック回路として構成していると、短絡確認等を行った場合、主回路スイッチング素子の異常か逆電圧印加回路の異常かを切り分けて判断することは困難である。また、これらを切り分けて判断しようとすると新たな回路の追加を必要とし、実用的でない。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、デッドタイムよりもPWM基本信号のパルス幅が小さくなった場合でも、確実に逆電圧印加回路を動作させることができるようにする電力変換装置を提供することにある。また、主回路スイッチング素子の駆動信号がOFFになっているにも拘わらず寄生ダイオードに印加される信号がONのままとなり無駄な電流が流れてしまうことを防止することを可能とする電力変換装置を提供することである。さらに、インバータ回路の起動時に主回路スイッチング素子と逆電圧印加回路とを別個に異常診断することを可能とする電力変換装置を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、電力変換装置において、直流電圧源に接続され、ON、OFF駆動により誘導性負荷に電力を供給する少なくとも一方がFETからなる一対の主回路スイッチング素子と、一対の主回路スイッチング素子のそれぞれに逆並列接続されたダイオードと、FETに逆並列接続されたダイオードに前記直流電源の電圧より低い逆電圧を印加する逆電圧印加手段と、一対の主回路スイッチング素子をON、OFF駆動するための第1のPWM基本信号を生成する第1のPWM基本信号生成手段と、第1のPWM基本信号に対して位相を進めた第2のPWM基本信号を生成する第2のPWM基本信号生成手段と、第2のPWM基本信号に基づき逆電圧印加手段を所定の期間駆動する逆電圧印加信号を生成するワンショットパルス生成手段とを備える。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、電力変換装置において、直流電圧源に接続され、ON、OFF駆動により誘導性負荷に電力を供給する少なくとも一方がFETからなる一対の主回路スイッチング素子と、一対の主回路スイッチング素子のそれぞれに逆並列接続されたダイオードと、FETに逆並列接続されたダイオードに前記直流電源の電圧より低い逆電圧を印加する逆電圧印加手段と、一対の主回路スイッチング素子をON、OFF駆動するためにPWM基本信号に基づき一対の主回路スイッチング素子のスイッチング信号を生成するスイッチング信号生成手段と、所定のタイミングで逆電圧印加手段を動作させるための逆電圧印加信号を生成するワンショットパルス生成手段と、逆電圧印加信号及びその逆電圧印加信号に基づき逆電圧が印加されるFETに対するスイッチング信号が入力され、スイッチング信号がOFF時には入力された逆電圧印加信号をそのまま出力し、スイッチング信号がON時には入力された逆電圧印加信号をOFFとする信号補正手段とを備える。
本発明によれば、デッドタイムよりもPWM基本信号のパルス幅が小さくなり、主回路スイッチング素子の駆動のためのスイッチング信号が出力されない場合においても、確実に逆並列接続されたダイオードに逆電圧を印加することができる。
また、本発明によれば、対となる主回路スイッチング素子がOFFになっているにも拘わらず寄生ダイオードに印加される信号がONのままとなり、無駄な電流が流れてしまうことを防止する電力変換装置を提供することができる。さらには、インバータ回路の起動時に主回路スイッチング素子と逆電圧印加回路とを別個に異常診断することを可能とする電力変換装置を提供する。
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る電力変換装置1においては、直流電圧源2の電源ラインに直列にインバータ回路3が接続され、このインバータ回路3の出力側には、例えばモータなどの誘導性負荷4が接続されている。
このインバータ回路3には、主回路スイッチング素子である上側素子MOSFET5uないし5w及び下側素子MOSFET5xないし5zが三相ブリッジ接続される。ここではMOSFET5u及び5x、MOSFET5v及び5y、MOSFET5w及び5zがそれぞれ一対の主回路スイッチング素子を構成している。これらのMOSFET5は、スーパージャンクションMOSFETからなる。MOSFET5uないし5w及び5xないし5zのソース及びドレイン間には、ダイオード(寄生ダイオード)6uないし6w及び6xないし6zが逆並列に接続される。なお、これらのスイッチング素子は低ON抵抗MOSFETで構成されているが、いずれか一対の主回路スイッチング素子の一方のMOSFETをIGBTとしてもよく、その場合、上側素子をIGBTに、下側素子をMOSFETにすることが好ましい。
各主回路スイッチング素子5のゲートにはドライブ手段16uないし16zが各々設けられ、各主回路スイッチング素子5は、マイクロコンピュータ13からそれぞれに対して出力されるスイッチング信号に基づくドライブ手段16の出力によってON、OFF駆動される。
ダイオード6uないし6w及び6xないし6zには、それぞれ逆電圧印加手段としての逆電圧印加回路7uないし7w及び7xないし7zが接続されている。これら各逆電圧印加回路7は、直流電圧源2よりも電圧が低い低電圧直流電圧源8を有し、逆電圧印加回路7xないし7zにおいては低電圧直流電圧源8xを共用している。MOSFET5uないし5w及び5xないし5zのソース及びドレイン間に低電圧直流電圧源8がそれぞれ接続されている。
逆電圧印加回路7の低電圧直流電圧源8と直列に抵抗9uないし9w及び9xないし9zが設けられ、さらにコンデンサ10uないし10w及び10xないし10zが並列に接続されている。抵抗9は、コンデンサ10のチャージに伴う突入電流を防止するために設けられている。また、逆電圧印加スイッチング素子11uないし11w及び11xないし11z、電流の逆流を防ぐダイオード12uないし12w及び12xないし12zが低電圧直流電圧源8の電源ライン上に接続されている。ここで逆電圧印加スイッチング素子11には、電力消費の少ないMOSFETが好適に使用される。
マイクロコンピュータ13から出力されるスイッチング信号は、ワンショットパルス生成手段14uないし14w及び14xないし14z、ゲート駆動手段15uないし15w及び15xないし15zを介して逆電圧印加回路7に供給される。このワンショットパルス生成手段14及びゲート駆動手段15は、スイッチング信号がONからOFFに変化した時点から若干遅延して逆電圧印加スイッチング素子11にON信号を供給し、所定の短時間ONを継続し、その後、OFFするものである。この結果、逆電圧印加スイッチング素子11は、対応するMOSFETと対になるMOSFETのOFFからONへ移行する前後の期間にわたって(寄生)ダイオード6に対して逆電圧を印加することができる。この結果、MOSFETに逆並列接続された(寄生)ダイオードに流れる逆電流を抑制できる。
マイクロコンピュータ13は、U相ないしW相及びX相ないしZ相の各主回路スイッチング素子5に印加するスイッチング信号を出力する出力端子xA、uA、vC、yC、wE、zEと、U相ないしW相及びX相ないしZ相のワンショットパルス生成手段14、ゲート駆動手段15を介して逆電圧印加回路7を駆動する信号を出力する出力端子xB、uB、yD、vD、zF、wFとを介して、インバータ回路3と接続されている。
図2に示すように、マイクロコンピュータ13は、主回路スイッチング素子に印加するスイッチング信号を生成するために、基準信号を生成する基準信号生成手段13aと、所定周期の三角波信号を生成する第1の三角波信号生成手段13baと、基準信号生成手段13aの出力と第1の三角波信号生成手段13baの出力とを入力し、スイッチング信号を生成するための基本となるPWM基本信号(以下、「第1のPWM基本信号」という。)を生成する第1のPWM基本信号生成手段13cと、この第1のPWM基本信号が入力される反転手段13ecと、遅延手段13ea、ebとを備えている。この最終段の遅延手段13ea、ebの出力が主回路スイッチング素子を駆動するためのスイッチング信号となる。
さらにマイクロコンピュータ13は、逆電圧印加スイッチング素子11に印加する逆電圧印加信号のトリガーとなるPWM基本信号(以下、「第2のPWM基本信号」という。)を生成するために、第1の三角波信号生成手段13baの出力する三角波と同一周期で、所定時間だけ進んだ位相の三角波を出力する第2の三角波信号生成手段13bbと、基準信号生成手段13aの出力する基準信号と第2の三角波信号生成手段13bbの出力する三角波信号との大小比較結果を出力する第2のPWM基本信号生成手段13dと、この第2のPWM基本信号が入力される反転手段13fcと、遅延手段13fa、13fbとを備えている。そして最終段の遅延手段13fa、fbの出力が逆電圧印加信号のトリガーとなる。なお、説明を簡単にするために図2ではU相とX相に対応する駆動信号生成部分のみを記載しているが、その他のV,Y相、W,Z相にも基準信号生成手段13aの出力位相が異なるのみで、同様の構成が設けられる。
反転手段13ec,13fcは、それぞれ入力される各PWM基本信号を反転させるインバータ回路で構成される。遅延手段13ea、13ebは、主回路スイッチング素子を駆動する際に、上下一対のスイッチング素子の両者に同時にONとなるスイッチング信号(以下、「ON信号」という。)が印加されることにより生じる短絡を防止するために、入力されるPWM基本信号のONタイミングのみを所定時間(デッドタイム)だけ遅延させる回路である。この所定時間(デッドタイム)は、効率面から、短絡を防止できる範囲で極力短い方が(例えば、2ないし3μs程度)望ましい。より具体的には遅延手段13eは、ON信号の開始を遅延させるが、その場合も主回路スイッチング素子をOFFさせるスイッチング信号(以下、「OFF信号」という。)が優先される。すなわち、入力されたON信号を遅延している間に入力信号がONからOFFに変化すると、その場合にはOFFが優先されるため、ON信号の出力はマスクされ、遅延手段13eの出力はOFFのまま継続される。このため、従来技術において説明したようにPWM基本信号としてはON状態があるにもかかわらず、主回路スイッチング素子のONが生じないという状況が生じる。
遅延手段13fa、13fbは、出力端子uB、xB(yD、vD、zF、wF)から後述するワンショットパルス生成手段を介して逆電圧印加スイッチング素子を駆動して逆電圧印加回路7を介して寄生ダイオードに逆電圧を印加するスイッチング信号を出力するためのもので、遅延手段13ea、13ebと同じ遅延回路で構成される。第1の実施の形態ではすべての遅延手段に同じ遅延時間が設定されている。基準信号生成手段13aと第1の三角波信号生成手段13baは、それぞれ第1のPWM基本信号の基となる基準信号と第1の三角波信号を生成する。第1の実施の形態においては、これら基準信号生成手段13aと第1の三角波信号生成手段13baは、マイクロコンピュータ13内に設けた構成としているが、マイクロコンピュータ13の外に設けられていてもよい。
第1のPWM基本信号生成手段13cは、基準信号と三角波信号との大小比較に基づき、主回路スイッチング素子に印加するスイッチング信号の基となる第1のPWM基本信号を生成する。すなわち、前述した図13に示すように、PWM基本信号は基準信号と三角波信号との大小比較の結果を基準にON又はOFFを行うように生成される。
第2のPWM基本信号生成手段13dは、基本的に第1のPWM基本信号生成手段13cと同じ機能を有し、基準信号及び第2の三角波信号から第2のPWM基本信号を生成する。この第2のPWM基本信号は、上述した遅延手段13fa,13fb、反転手段13fc及び出力端子uB、xBを介してワンショットパルス生成手段14に印加され、後述する逆電圧印加信号のトリガー信号としての役割を果たす。第1の実施の形態においては、第1の三角波信号と第2の三角波信号との位相差が180度未満の小さな値が設定されており、この場合、第2のPWM基本信号生成手段13dから遅延手段13faを経由して出力される非反転出力が、第1のPWM基本信号生成手段13cから反転して出力されるスイッチング信号が供給される主回路スイッチング素子5xに対応する逆電圧印加回路7xの逆電圧印加スイッチング素子11xを駆動する逆電圧印加信号のトリガーとなる。一方第2のPWM基本信号生成手段13dから反転手段13fc、遅延手段13fbを経由して出力される反転出力が、第1のPWM基本信号生成手段13cから非反転して出力されるスイッチング信号が供給される主回路スイッチング素子5uに対応する逆電圧印加回路7uの逆電圧印加スイッチング素子11uを駆動する逆電圧印加信号のトリガーとなる。
なお、第1の三角波信号と第2の三角波信号との位相差を180度以上(360度未満)に設定すれば、第2のPWM基本信号生成手段13dからの非反転出力を、主回路スイッチング素子5uに対応する逆電圧印加スイッチング素子11uを駆動する逆電圧印加信号とし、逆に第2のPWM基本信号生成手段13dからの反転出力を主回路スイッチング素子5xに対応する逆電圧印加スイッチング素子11xの逆電圧印加信号のトリガーとすることも可能である。
ここで、図3に示すタイムチャートは、一対の主回路スイッチング素子、例えば5u、5xを対象とした各部の出力信号(ON及びOFF)を示すものであり、2本の横点線を境として大きく上段、中段、下段に分かれている。なお、このタイムチャートでは、ローアクティブ、すなわち、上がOFFを表し、下がONとして表わされている。これは最終段のドライブ手段16及びゲート駆動手段15の回路をローアクティブに構成したためであり、これらすべてを反転したハイアクティブで構成することも容易に可能である。
図3の最上段には、基準信号生成手段13aにおいて生成される基本信号と、第1の三角波信号生成手段13ba、第2の三角波信号波形13bbにおいて生成される基準信号及び第1の三角波信号c1と、第2の三角波信号c2との各々の波形が表わされている。第1の三角波信号c1と第2の三角波信号c2は第2の三角波信号c2が第1の三角波信号c1に対し位相のみがt1(例えば、1μs)時間分だけ進んでいる点が相違する。
続いて、図3の中段は、第1のPWM基本信号を基に生成される信号を示している。ここで、一対の主回路スイッチング素子のうち、逆電圧が印加される(寄生)ダイオードを有する主回路スイッチング素子を自素子、この自素子と対になる主回路スイッチング素子の他方を相補素子として説明する。なお、一対の主回路スイッチング素子の両方をFETで構成すれば、自素子と相補素子の関係は、相対的なものとなる。
第1のPWM基本信号の原信号α1は基準信号よりも第1の三角波信号が大きいときにON(ロー)となる(図3のA点参照)。この原信号α1を基に、遅延手段13eaでt2時間(デッドタイム。例えば、3μs)分遅延されてスイッチング信号α1’が生成され、自素子に供給される。一方、相補素子には、原信号α1を反転手段13ecで反転した信号α2を遅延手段13ebでt2時間分遅延したスイッチング信号α2’が供給される。
図3の下段は、第2のPWM基本信号を基に生成される信号を示している。第2のPWM基本信号は、第1のPWM基本信号と比べてt1時間位相が進んでいるので、第2のPWM基本信号の原信号β1がONとなるのも第1のPWM基本信号の原信号α1よりt1時間早くなっている。
この原信号の反転信号β2は、遅延手段13fbでt2時間分遅延され反転信号β2’となり、ワンショットパルス生成手段14に供給され、所定のON時間幅tcを有する自素子の逆電圧印加スイッチング素子11に印加される信号(逆電圧印加信号)β2″が生成される。一方、相補素子の逆電圧印加スイッチング素子11には、第2のPWM基本信号生成手段13dからの原信号β1に遅延手段13faでt2時間分遅延された信号β1’がワンショットパルス生成手段14で所定のON時間幅tcを有する逆電圧印加信号β1″となり、これが駆動回路15Xを経由して供給される。なお、ワンショットパルス生成手段14でのβ1″信号生成は、遅延手段13eの遅延時間に比べ極めて短時間で完了するため、この部分における遅延時間は無視しうる。
第1のPWM基本信号生成手段13c及び第2のPWM基本信号生成手段13dにおいて生成される第1及び第2のPWM基本信号は同じ周波数、同じ指令値の下で生成されるが、第2のPWM基本信号は、第1のPWM基本信号を生成する第1の三角波信号よりもt1時間分位相を進めた第2の三角波信号を用いるため、第2のPWM基本信号及びそれを基にした各種の信号は、それぞれ第1のPWM基本信号及びそれを基にした各種の信号に対し、t1時間だけ位相(時間)が進んでいる。
その結果、自素子の逆電圧印加信号のONタイミングは、第1のPWM基本信号の反転出力に対しt1時間分だけ早めに出力された上で、遅延時間t2だけ遅延された相補素子をONするタイミングに対し、図3に示すように、t1時間分だけ早いものとなり、相補素子がONする前に自素子のダイオードに対して逆電圧を印加することができる。ここで、逆電圧印加信号のON時間幅tcをt1よりも大きく設定しておくことで自素子の逆電圧印加信号のON期間は、相補素子のONタイミングよりもt1時間だけ早めに開始し、相補素子のONタイミングよりもtb(=tc−t1)時間だけ遅れて終了することになる。この結果、相補素子のONした後の短期間(tb時間)は、自素子と逆並列接続されたダイオードに対して逆電圧が印加する時間が確保できるため、確実にそのダイオードの逆電流を抑制することができる。たとえば、t1=1μsec、tc=2μsecに設定すれば、tbとして1μsecが確保できる。
以上のように位相の異なる2つのPWM基本信号を用い、一方のPWM基本信号から逆電圧が印加される寄生ダイオードを有するMOSFETからなる主回路スイッチング素子のスイッチング信号を生成し、位相の進んだ他方のPWM基本信号からこの寄生ダイオードに逆電圧を印加する逆電圧印加信号を生成することで、自素子側のPWM基本信号のパルス幅がデッドタイムよりも小さくなった場合に、寄生ダイオードに逆方向電流が流れる状況にあるにもかかわらず逆電圧印加回路が動作しないという状況が発生することを防止して、必要な場合は必ず寄生ダイオードに逆方向電流が流れることを抑制し、消費電力やノイズの低減を図ることができる電力変換装置を得ることができる。また、逆に相補素子側のPWM基本信号のパルス幅がデッドタイムよりも小さくなった場合に、不必要に逆電圧印加回路が動作するという状況を発生することを防止して、無駄な電力消費を抑えることができる。
なお、上記実施例においては、遅延手段13eの遅延時間をすべて同一に設定したが、各遅延手段13eの遅延時間を若干の範囲で変更することも可能である。この場合、両PWM基本信号における位相差に加え、遅延手段での遅延時間の差の両方を用いて逆電圧印加信号のONタイミングを調整することが可能となる。但し、遅延時間を異ならせると、自素子へのON信号がマスクされた時にも、相補素子の逆電圧印加回路7が動作して無駄な逆電圧印加を行なったり、タイミングによっては逆電圧印加動作が行なわれないケースが生じたり、さらに自素子がON中にその逆電圧印加回路7が動作したりするため、少なくとも各主回路スイッチング素子5に対応する遅延手段とその素子の逆電圧印加回路7に対応した1組の遅延手段、たとえば13eaと13fb、13ebと13faの遅延時間を同じに設定しておくことが望ましい。
なお、近年空気調和機において、圧縮機モータを駆動するためのインバータ装置と、送風機モータを駆動するためのインバータ装置の2つのインバータ装置を同時に動作させることができる2組の三相PWM出力を持つマイクロコンピュータが開発されており、このようなマイクロコンピュータを使用すれば、極めて容易に本実施例が構成可能となる。
(第2の実施の形態)
次に本発明における第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
第1の実施の形態と構成において相違するのは、第1の実施の形態におけるワンショットパルス生成手段14を組み込んだ逆電圧印加信号補正手段20を設けた点と、図2におけるマイクロコンピュータに逆電圧印加信号の出力/非出力を切換可能な切換手段13hを設けた点である。切換手段13hは逆電圧印加信号を許可する場合は「H」、許可しない場合は「L」出力を行なう。
図4に示すように、本発明の第2の実施の形態に係る電力変換装置1においては、インバータ回路3とマイクロコンピュータ13の間に逆電圧印加信号補正手段20が接続されている。
図5の破線に示されているように、マイクロコンピュータ13内には逆電圧印加信号β″の発生を止めるためのクリア信号Cmを生成する切換手段13hが設けられる。すなわち、逆電圧印加信号β″を出力させるか、出力させなくするかが切換可能になっている。一般にマイクロコンピュータ内のPWM基本信号生成手段は、その内部に設けられたロジック回路で構成されているため、6相分の全出力の入り切りは可能であるが、特定の主回路スイッチング素子に対応するPWM基本信号を出力させなくすることはできず、特定の逆電圧印加信号のみを動作させなくすることはできない。そこで、第2の実施の形態においては、マイクロコンピュータ13内部に切換手段13hを設け、図示しないマイクロコンピュータ内の制御プロラムに基づき個々の逆電圧印加信号β″に対してその出力/非出力を切換するための外部出力を可能にしている。
図6に逆電圧印加信号補正手段20内部の回路構成を示す。なお、説明を簡略化するため、図6には1つの主回路スイッチング素子5Uとそのスイッチング素子に対応した逆電圧印加回路7Uに関係する部分のみを抜粋して示している。実際には、主回路スイッチング素子5uないし5zごとにこの回路が設けられるため、三相インバータに対しては計6個必要となる。
逆電圧印加信号補正手段20内には、ラッチ回路20aと、ワンショットパルス生成手段20bと、切換手段13hからのクリア信号Cm及びラッチ回路20aからの信号を入力し、両信号のアンド出力をワンショットパルス生成手段20bに供給するアンド回路20cが設けられている。なお、この図においても基本的にアクティブ・ローで構成されている。
U相主回路スイッチング素子5uへの出力端子uAを介して出力されるスイッチング信号(ここでは便宜上「uA信号」という。図3及び図5におけるα1’)は、ラッチ回路20aに入力される。このラッチ回路20aは、いわゆるDラッチ回路と言われる回路であり、CLK端子にuA信号が入力され、uA信号の「L」ONの期間中は入力端子Dの値と同一の値がQ端子に与えられる回路である。一方、マイクロコンピュータ13から出力端子uBを介して出力される逆電圧印加信号(ここでは便宜上「uB信号」という。)はワンショットパルス生成手段となるワンショットパルス生成手段20bに印加される。ワンショットパルス生成手段20bは、逆電圧印加信号uBの「L」入力があれば、その時点から、図示しない外部端子に接続された抵抗とコンデンサのCR時定数で定まる期間だけQバー出力から「L」信号を出力する。このQバー出力は逆電圧印加スイッチング素子11uの動作を制御する逆電圧印加信号β2″となる。また、クリア信号Cmとラッチ回路20aのQ出力はアンド回路20cを経由してワンショットパルス生成手段20bのクリア端子(CLR)に入力されている。このクリア端子に「L」が入力されているとワンショットパルス生成手段20bはクリアされた状態、すなわち出力が「H」となる。したがって、アンド回路20cのいずれかの入力に「L」が入力されるとワンショットパルス生成手段20bのQバー端子が出力する逆電圧印加信号β2″は常に「H」となり、逆電圧印加動作は行なわれない。
ここで、クリア信号Cmは通常「H(許可)」出力となっているため、ワンショットパルス生成手段20bが通常動作を行なってQバーより所定期間の「L」の逆電圧印加信号β2″を出力している状態で、自素子5uを駆動するスイッチング信号uAがON(「H」から「L」)に変化するとラッチ回路20aはD端子に入力されるワンショットパルス生成手段20bのQバー端子から出力される逆電圧印加信号β2″の「L」出力をQ端子から出力する。そのため、アンド回路20cはそれまでの「H」出力から「L」に出力が変化し、ワンショットパルス生成手段20bはクリアされ、そのQバー端子の逆電圧印加信号β2″は「H」となり、逆電圧印加動作は停止される。そして、Qバー端子の出力はラッチ回路20aのD端子に入力されているため、ラッチ回路20aのQ端子は「L」から「H」に復帰し、ワンショットパルス生成手段20bのクリア状態は解除されるが、再び逆電圧印加信号β2″が「L」になるまでは「H」出力を維持したままとなる。
したがって、逆電圧印加信号補正手段20を設けたことで自素子5uを駆動するスイッチング信号uAがOFFからONになるタイミングがその素子に対応する逆電圧印加信号β2″のOFFとなるタイミングよりも早くなった場合、すなわち、ワンショットパルス生成手段20bで設定された逆電圧印加信号のON期間が長すぎて、自素子がONになっても逆電圧印加動作がOFFとならず、無駄な電流が流れたままとなる状態を生じなくさせることができる。
図7に示すタイミングチャートは、上から主回路スイッチング素子5uを駆動するスイッチング信号uA、マイクロコンピュータ13から出力される逆電圧印加信号補正手段20によって補正されていない逆電圧印加信号β2’、逆電圧印加信号補正手段20によって補正された逆電圧印加信号β2″をそれぞれ示すものである。なお、このタイミングチャートもアクティブ・ローの状態で記載されている。
このように、逆電圧が印加される寄生ダイオードを有する主回路スイッチング素子を駆動する信号がONになるタイミングをトリガーとして、逆電圧印加回路によって生成される寄生ダイオードに逆電圧を印加する信号をOFFとすることで、主回路スイッチング素子の駆動信号がONになっていたにも拘わらず逆電圧印加回路が動作し続けて無駄な電流が流れてしまうことを防止することができる。
なお、第2の実施の形態においては、自素子のスイッチング信号のON信号を基にその素子の逆電圧印加回路7の動作をOFFするように構成したが、この自素子のスイッチング信号のON信号よりも遅延時間だけ早い相補素子のスイッチング信号のOFFタイミングで自素子の逆電圧印加回路7の動作をOFFするように構成しても同様の効果を得ることができる。
また、クリア信号Cmを「L」出力として、逆電圧印加動作を非出力(禁止)を設定した場合、スイッチング信号uA、逆電圧印加信号uB(β2’)の状態にかかわらず、アンド回路20cの出力が常に「L」となるため、ワンショットパルス生成手段20bのQバー端子は常に「H」出力となって逆電圧印加回路7の動作を禁止(停止)できる。なお、この禁止動作は個々の逆電圧印加回路7ごとに設定可能である。
(第3の実施の形態)
次に本発明における第3の実施の形態について説明する。以下説明において、上述の第1或いは第2の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は省略する。
第3の実施の形態は、図8に示すように第1の実施の形態においてインバータ回路側に設けられていたワンショットパルス生成手段14をマイクロコンピュータ43内部に取り込んだものである。
図9に示すように、マイクロコンピュータ43内には、第1の実施の形態における第1のPWM基本信号生成手段とその後に接続されている遅延手段や反転手段を含めた第1PWM信号生成手段43cと、第1の実施の形態における第2のPWM基準信号生成手段とその後に接続されている遅延手段や反転手段を含めた第2PWM信号生成手段43dと、逆電圧印加信号を出力するワンショットパルス生成手段とが含まれている。なお、図9ないし図11のマイクロコンピュータを示すブロック図においては、基準信号生成手段13a、第1の三角波信号生成手段13ba、第2の三角波信号生成手段13bbを省略して示している。
第1PWM信号生成手段43cでは、マイクロコンピュータのU相ないしZ相の相ごとに設けられた出力ポートからU相ないしZ相の各主回路スイッチング素子のスイッチング信号α1’〜α6’が出力される。
第2PWM信号生成手段43dでは、生成された第2のPWM信号β1’〜β6’をそれぞれが対応する相のワンショットパルス生成手段43eのトリガー入力に入力される。
ワンショットパルス生成手段43eは、機能的には第1の実施の形態で説明したワンショットパルス生成手段14を6個並べたもので、各々6個のトリガー入力及び出力を有する。トリガー入力は第2PWM信号生成手段43dからの第2のPWM信号β1’〜β6’を受け、この第2のPWM信号をトリガー信号として所定時間のパルス幅を有する逆電圧印加信号β1″〜β6″を出力ポートから出力する。
このように、ワンショットパルス生成手段をマイクロコンピュータ43内に設けることにより、図8に示されるように外部回路を不要とし、インバータ回路3側に設けられていた回路を削減することができる。また、市販されているマイクロコンピュータには、ワンショットパルスの出力端子を有するものもあるが、このようなマイクロコンピュータでは、ワンショットパルスを出力するための元になる信号として外部トリガーを用いるため、外部トリガーのための入力端子が設けられている。第3の実施の形態によれば、そのような入力端子を設ける必要がなくなるとともに外部での配線も省略できマイクロコンピュータをコンパクトにするとともに、マイクロコンピュータ周辺に付加される回路等を削減することができる。
(第4の実施の形態)
次に本発明における第4の実施の形態について説明する。本実施の形態において、上述の第1ないし第3の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
第4の実施の形態は、図10に示すように、第2の実施の形態において独立して設けられていた逆電圧印加信号補正手段20をマイクロコンピュータの内部に組み込んだものである。なお、この場合のハード的なブロック構成は第3の実施の形態を表す図8と同じになる。
(第5の実施の形態)
次に本発明における第5の実施の形態について説明する。なお、第5の実施の形態において、上述の第1ないし第4の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
第5の実施の形態では、図8に示すように、インバータ回路3の主回路スイッチング素子と直列に接続された抵抗の両端間電圧を測定してスイッチング素子に流れる電流を検出する電流センサー50を設けて電流を計測し、主回路スイッチング素子及び逆電圧印加回路の異常診断を行う。
図11に示すように、マイクロコンピュータ43内には新たに電流検出手段13fと、診断手段13gと、判断・制御手段13iとが設けられている。電流検出手段13fは電流センサー50と接続され、電流の検出結果は診断手段13gに送られ、電流検出手段13fで検出された電流が過電流であるか否かを診断する。この診断手段13gはさらに判断・制御手段13iに接続されており、診断結果を送信する。判断・制御手段13iは、診断手段13gからの診断結果に基づいてさらにインバータ回路3の各部を診断すべく、診断フローを進めていく。そのため、診断フローに従って、第1PWM生成手段43c、切換手段13hに対して、各々の信号出力を許可、或いは不許可とする制御を行う。なお、ここでは第1PWM生成手段43cは、インバータの動作チェックのために各主回路スイッチング素子に供給するPWM信号を各素子ごとに独立して自由に出力できるようになっている。また、第2PWM生成手段43dは上記第1PWM生成手段43cの出力するPWM信号に対応した逆電圧印加信号が出力できるように構成されている。さらに前述したとおり、第2PWM生成手段43dの逆電圧印加信号の出力は切換手段43hの出力によって出力/非出力が切換可能になっている。
図12に示すように、診断フローは、まずインバータ回路3の電源がONとなっているか否かを判断する(ST1)。電源がONとなっていなければ(ST1のN)診断は行われない。この診断フローは、インバータ回路3の起動時における主回路スイッチング素子及び逆電圧印加回路の異常診断を目的とする。
電源がONとなっている場合は(ST1のY)、まず、切換手段13hにおいて逆電圧印加信号の出力を禁止する(ST2)。なお、図4のように出力の切換がマイクロコンピュータの外部で行われるものでは、マイクロコンピュータから逆電圧印加信号補正手段20に逆電圧印加信号の出力を禁止する信号Cmが出力されることになる。このような制御を行うことで、最初に主回路スイッチング素子の異常診断を行うことができる。以下、ST23までは主回路スイッチング素子の異常診断フローとなる。
まず、下相であるX相、Y相及びZ相の異常診断である。判断・制御手段13iは、第1PWM生成手段43cにU相、V相、W相の主回路スイッチング素子5u,5v、5Wに対してPWM信号を短時間出力するよう制御を行い、主回路スイッチング素子5u、5v及び5wをONする(ST3)。そして、これらの素子に流れた電流を電流センサー50を介して電流検出手段13fで検出し、診断手段13gにおいて過電流であるか否かの診断(チェック)を行なう(ST4)。判断・制御手段13iは、この診断結果を受け取ると、主回路スイッチング素子5u、5v及び5wに対するPWM信号の出力をOFFにするよう、第1PWM生成手段43cを制御する(ST5)。この間、下相のスイッチング素子5x、5y及び5zは制御的にOFFしたままであるため、診断手段13gにおいて過電流が検出された場合は、下相のスイッチング素子5x、5yまたは5zのいずれかが勝手にONまたは短絡故障していると考えられる。
判断・制御手段13iは診断手段13gからの診断結果が過電流であるか否かを判断し(ST6)、過電流であることを検出した場合には(ST6のY)、下相の主回路スイッチング素子5x、5yあるいは5zが短絡している(破壊されている)可能性が高いと判断し(ST7)、以後、インバータ回路3の動作を禁止する(ST8)。
下相の主回路スイッチング素子5x、5yあるいは5zが短絡していない場合(ST6のN)には、同様に上相であるU相、V相、W相の異常診断を同じように行う。すなわち、主回路スイッチング素子5u、5v及び5wをOFFしたまま、主回路スイッチング素子5x、5y、及び5zを短時間ON状態にし(ST9)、この時に流れた電流が過電流であるか否かを診断(チェック)する(ST10)。その後、主回路スイッチング素子5x、5y及び5zをOFFするよう第1PWM生成手段43cを制御し(ST11)、診断手段13gからの診断結果が過電流であるか否かを判断し(ST12)、過電流であることを検出した場合には(ST12のY)、上相の主回路スイッチング素子5u、5v或いは5wが短絡している(破壊されている)可能性が高いと判断されることから(ST13)、この場合もインバータ回路3の動作を禁止する(ST8)。
この後、U相〜W相とX相〜Z相の各相間での短絡異常がないか否かを診断する。まずU相及びY相の間を診断する。判断・制御手段13iは、第1PWM生成手段43cにU相及びY相の主回路スイッチング素子5u及び5yに対して所定のPWM信号を短時間出力するよう制御を行い、主回路スイッチング素子5u及び5yをON状態にする(ST14)。そして、これらの素子に流れた電流を電流センサー50を介して診断(チェック)を行い(ST15)、その診断結果を受信する。判断・制御手段13iは、この診断結果を受信すると、U相及びY相の主回路スイッチング素子5u及び5yに対するPWM信号の出力をOFFにするよう、第1PWM生成手段43cを制御する(ST16)。
判断・制御手段13iは診断手段13gからの診断結果が過電流であるか否かを判断し(ST17)、過電流であることを検出した場合には(ST17のY)、本来モータ巻線を通じて流れるべき電流が、モータ巻線を経由していないで流れていることから主回路スイッチング素子5uと5yの間が短絡している可能性が高いと判断し(ST18)、この場合もインバータ回路3の動作を禁止する(ST8)。電流検出手段13fでの検出電流が、モータ巻線を経由した所定の低レベル電流が流れるのみで、診断手段13gにおいて過電流でないと診断された(主回路スイッチング素子5u及び5yの間が短絡していない)場合(ST17のN)は、フローチャートから詳細ステップは省略したが、次にU相〜W相とX相〜Z相の各相間での短絡異常が同様に診断される(ST19)。
以上の処理で異常が見つからなかった場合、次に、逆電圧印加回路の異常診断を行う。
まず切換手段13hに逆電圧印加信号の出力を許可する信号を送信し(ST20)、第1PWM生成手段43cにU相に対してデューティー比50%の第1PWM信号を短時間出力させる(ST21)。この際、X相に対してはU相への出力を反転した信号を供給させる。このU相、X相の主回路スイッチング素子の駆動に伴い各逆電圧印加信号も出力されている。そして、これらの素子が動作中の電流を電流センサー50を介して電流検出手段13fで検出し、診断手段13gにおいて過電流であるか否かの診断(チェック)を行う(ST22)。すなわち、各素子の逆電圧印加手段7が正常に動作していれば、逆並列接続されたダイオード6に大きな逆電流が流れることがないため、電流検出手段13fにおいて過電流は検出されない。一方、逆電圧印加手段7が故障している場合、相補素子のONタイミングで逆並列接続されたダイオード6に大きな逆電流が流れ、これが電流検出手段13fにおいて検出されることになる。過流電流チェックが終わると、一旦、U相及びX相に対する第1PWM信号の出力をOFFにするよう、第1PWM生成手段43cを制御する(ST23)。
判断・制御手段13iは診断手段13gからの診断結果が過電流であるか否かを判断し(ST24)、過電流であることを検出していた場合には(ST24のY)、U相及びX相の逆電圧印加回路に異常がある可能性が高いと判断されることから(ST25)、この場合はインバータ回路3の動作を禁止する(ST8)。
U相及びX相の逆電圧印加回路に異常がないと判断された場合には(ST24のN)、U相及びX相の逆電圧印加回路の異常診断と同じステップで、V相及びY相、W相及びZ相の逆電圧印加回路の異常診断を行う(ST26、詳細ステップは省略)。
以上のすべての動作で過電流が検出されない場合にはすべての回路において異常はないと判断されるので、インバータ回路3の起動動作を許可する(ST27)。以上でインバータ回路3の起動時における主回路スイッチング素子及び逆電圧印加回路の異常診断が終了する。
このように、逆電圧印加信号出力の許可又は不許可の制御が容易であることを利用して異常診断を行うことで、主回路スイッチング素子、逆電圧印加回路のいずれに異常があるのかを切り分けて診断することが可能となる。
なお、本発明の各実施の形態においては、モータを駆動する三相インバータを例としているが、モータに限らず誘導性負荷であれば本発明は適用可能である。また、単相インバータにも適用可能である。
また、この発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
第1の実施の形態における電力変換装置を示す全体構成図である。 第1の実施の形態におけるマイクロコンピュータの構成を示すブロック図である。 マイクロコンピュータ内で生成される信号の波形を示すタイムチャートである。 第2の実施の形態における電力変換装置を示す全体構成図である。 第2の実施の形態におけるマイクロコンピュータの構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における逆電圧印加信号補正手段の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における逆電圧印加信号補正手段による修正前後の逆電圧印加信号を示すタイムチャートである。 第3の実施の形態における電力変換装置を示す全体構成図である。 第3の実施の形態におけるマイクロコンピュータの一部の構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態におけるマイクロコンピュータの一部の構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態におけるマイクロコンピュータの一部の構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態における判定手法を示すフローチャートである。 従来の実施の形態において主回路スイッチング素子及び寄生ダイオ−ドに印加される信号を示すタイムチャートである。
符号の説明
1…電力変換装置、2…直流電圧源、3…インバータ回路、4…誘導性負荷、5…主回路スイッチング素子、6…寄生ダイオード、7…逆電圧印加回路、12…ダイオード、13…マイクロコンピュータ

Claims (4)

  1. 直流電圧源に接続され、ON、OFF駆動により誘導性負荷に電力を供給する少なくとも一方がFETからなる一対の主回路スイッチング素子と、
    前記一対の主回路スイッチング素子のそれぞれに逆並列接続されたダイオードと、
    前記FETに逆並列接続された前記ダイオードに前記直流電源の電圧より低い逆電圧を印加する逆電圧印加手段と、
    前記一対の主回路スイッチング素子をON、OFF駆動するための第1のPWM基本信号を生成する第1のPWM基本信号生成手段と、
    前記第1のPWM基本信号に対して位相を進めた第2のPWM基本信号を生成する第2のPWM基本信号生成手段と、
    前記第2のPWM基本信号に基づき前記逆電圧印加手段を所定の期間駆動する逆電圧印加信号を生成するワンショットパルス生成手段と、
    を備えることを特徴とする電力変換装置。
  2. 直流電圧源に接続され、ON、OFF駆動により誘導性負荷に電力を供給する少なくとも一方がFETからなる一対の主回路スイッチング素子と、
    前記一対の主回路スイッチング素子のそれぞれに逆並列接続されたダイオードと、
    前記FETに逆並列接続された前記ダイオードに前記直流電源の電圧より低い逆電圧を印加する逆電圧印加手段と、
    前記一対の主回路スイッチング素子をON、OFF駆動するためにPWM基本信号に基づき前記一対の主回路スイッチング素子のスイッチング信号を生成するスイッチング信号生成手段と、
    所定のタイミングで前記逆電圧印加手段を動作させるための逆電圧印加信号を生成するワンショットパルス生成手段と、
    前記逆電圧印加信号及びその逆電圧印加信号に基づき逆電圧が印加されるFETに対する前記スイッチング信号が入力され、前記スイッチング信号がOFF時には入力された前記逆電圧印加信号をそのまま出力し、前記スイッチング信号がON時には入力された前記逆電圧印加信号をOFFとする信号補正手段と、
    を備えることを特徴とする電力変換装置。
  3. 複数のPWM基本信号生成手段と、前記ワンショットパルス生成手段とをマイクロコンピュータ内に設けたことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  4. 前記誘導性負荷に流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出手段によって検出された電流が過電流であるかを診断する診断手段と、
    前記一対のスイッチング素子のON、OFFスイッチング信号と前記逆電圧印加信号の出力を許可又は不許可とする制御を行うとともに、前記診断手段によって診断された結果に基づいて前記一対の主回路スイッチング素子及び前記逆電圧印加手段に異常があるか否かを判断する判断・制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電力変換装置。




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