JP2016016692A - 車両下部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】インストルメントパネル周りの設計の自由度を確保しつつ、ダッシュクロスメンバへ衝撃荷重が入力された際に当該衝撃荷重を効率良くトンネル部側へ伝達させることができる車両下部構造を提供する。【解決手段】ダッシュクロスメンバ50が、トンネル部28で分断されているため、トンネル部28の上方でダッシュクロスメンバ50が車室18側へ突出することはない。このため、インストルメントパネルに配設される装置の配置などにおいて、設計の自由度が向上する。また、ダッシュクロスメンバ50の前端部とトンネル下リインフォースメント34の前端部とが対向した状態でフロアパネル24に接合される。このため、微小ラップ等の前面衝突に対して、荷重伝達ロスが抑制された状態で、ダッシュクロスメンバ50に伝達された衝撃荷重を効率よくトンネル下リインフォースメント34へ伝達することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、車両下部構造に関する。
例えば、下記の特許文献1には、フロアパネルの車両幅方向の中央部に設けられたトンネル部を跨ぐようにしてダッシュボードクロスメンバ(ダッシュクロスメンバ)が左右のロッカ間に連結された構造が開示されている。このロッカとフロントサイドフレームの後端部との間には、車両幅方向に沿ってアウトリガが配設されており、フロントサイドフレームの後端部とトンネル部の間には横方向フレームが車両幅方向に沿って配設されている。
この先行技術では、ダッシュボードクロスメンバがアウトリガ及び横方向フレームに接合されることによって、ダッシュボードクロスメンバの車両幅方向の外側へ衝突荷重が入力される形態において、当該衝突荷重を支持することができるようになっている。なお、上記特許文献1と同様に下記の特許文献2、3においても、ダッシュクロスメンバがフロアパネルのトンネル部を跨ぐようにして左右のロッカ間に連結された構造が開示されている。
特開2013−169806号公報 特開2013−166435号公報 特開2014−43133号公報
しかしながら、これらの先行技術では、ダッシュクロスメンバがトンネル部を跨いでいるため、トンネル部の上方側でダッシュクロスメンバが車室側へ突出した構造となる。このため、車室内の空間が狭くなり、インストルメントパネルに配設される装置の配置などにおいて設計の自由度が低下するため、この点において改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮し、インストルメントパネル周りの設計の自由度を確保しつつ、ダッシュクロスメンバへ衝撃荷重が入力された際に当該衝撃荷重を効率良くトンネル部側へ伝達させることができる車両下部構造を得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明の車両下部構造は、車室の床部の車両幅方向外側において車両前後方向に沿って延在されたロッカと、前記床部の車両幅方向の中央部において車両前後方向に延在され車両上下方向の上方側へ突設されたトンネル部と、前記床部の車両前後方向の前部に設けられたダッシュパネルの下方側において車両幅方向に沿って延在され、前記トンネル部で分断されて前記ロッカと当該トンネル部とを連結する一対のダッシュクロスメンバと、前記床部の車両上下方向の下方側で、かつ当該トンネル部の車両幅方向の外側に配置され、車両前後方向に延在するトンネルリインフォースメントと、を備え、前記ダッシュクロスメンバの車両前後方向の前端部に形成され、前記ダッシュパネル又は前記床部に接合された第1前フランジ部と、前記トンネルリインフォースメントの車両前後方向の前端部に形成され、前記ダッシュパネル又は前記床部を間に挟んで前記第1前フランジ部との対向位置で前記ダッシュパネル又は前記床部に接合された第2前フランジ部と、を有している。
請求項1に記載する本発明の車両下部構造では、車室の床部の車両幅方向の外側にロッカが車両前後方向に沿って延在されており、当該床部の車両幅方向の中央部に車両上下方向の上方側へ突設されてトンネル部が車両前後方向に延在されている。また、床部の車両前後方向の前部に設けられたダッシュパネルの下方側には、トンネル部で分断されてロッカと当該トンネル部とを連結する一対のダッシュクロスメンバが車両幅方向に沿って延在されている。
このように、ダッシュクロスメンバをトンネル部で分断させることによって、ダッシュクロスメンバによってトンネル部の上方側が車室へ向かって突出するということはないため、車室内の空間に影響を及ぼすことはない。したがって、インストルメントパネルに配設される装置の配置などにおいて、設計の自由度が向上する。
また、床部の車両上下方向の下方側で、かつ当該トンネル部の車両幅方向の外側には、トンネルリインフォースメントが車両前後方向に延在している。トンネルリインフォースメントの車両前後方向の前端部には、第2前フランジ部が形成されている。一方、ダッシュクロスメンバの車両前後方向の前端部には、第1前フランジ部が形成されている。トンネルリインフォースメントの第2前フランジ部は、ダッシュパネル又は床部を間に挟んで当該第1前フランジ部との対向位置で当該ダッシュパネル又は床部に接合されている。
ここで、例えば、ダッシュクロスメンバの前端部とトンネルリインフォースメントの前端部とが車両前後方向でずれて配置されているとする。この場合、フロントサイドメンバに対する車両幅方向の外側への衝突、いわゆる微小ラップ衝突や斜め衝突(オブリーク衝突)により車両が前面衝突すると、ダッシュクロスメンバに伝達された衝撃荷重をトンネルリインフォースメントへ伝達する際にタイムラグが生じる、又はダッシュクロスメンバから伝達された衝撃荷重がトンネルリインフォースメントにおいて集中する箇所が発生する可能性がある。
このため、本発明では、ダッシュパネル又は床部を間に挟んで、トンネルリインフォースメントの前端部(第2前フランジ部)がダッシュクロスメンバの前端部(第1前フランジ部)と対向した状態でダッシュパネル又は床部に接合されている。これにより、当該前面衝突に対して、ダッシュクロスメンバに伝達された衝撃荷重を、荷重伝達ロスが抑制された状態で効率よくトンネルリインフォースメントへ伝達することができる。
したがって、ダッシュクロスメンバをトンネル部で分断させる構成を採用しても、ダッシュクロスメンバからトンネル部側への荷重伝達経路を確保することができる。これにより、本発明によれば、ダッシュクロスメンバへ入力された衝撃荷重を少なくともロッカ及びトンネル部へ分散させることができる。
請求項2に記載する本発明の車両下部構造は、請求項1に記載する本発明の車両下部構造において、前記床部の車両前後方向の前方側において前記トンネル部の車両幅方向の外側に配置され、車両前後方向に沿って延在されたサイドメンバと、前記サイドメンバと前記トンネルリインフォースメントの間に車両前後方向の後方側へ向かうにつれて車両幅方向の内側へ傾斜して配置され、前端部は当該サイドメンバの車両前後方向の後方側かつ車両幅方向の内側に接合され、後端部は前記トンネルリインフォースメントに接合されたインナトルクボックスと、をさらに備えている。
請求項2に記載する本発明の車両下部構造では、床部の車両前後方向の前方側においてトンネル部の車両幅方向の外側にサイドメンバが配置され、当該サイドメンバは車両前後方向に沿って延在されている。このサイドメンバとトンネルリインフォースメントの間には、車両前後方向の後方側へ向かうにつれて車両幅方向の内側へ傾斜してインナトルクボックスが配置されている。当該インナトルクボックスの前端部は、サイドメンバの車両前後方向の後方側かつ車両幅方向の内側に接合されており、インナトルクボックスの後端部は、トンネルリインフォースメントに接合されている。
本発明では、サイドメンバとトンネルリインフォースメントの間にインナトルクボックスが配設される。このため、特にオブリーク衝突の場合、ダッシュクロスメンバを介してサイドメンバに伝達された衝撃荷重によって当該サイドメンバが車両幅方向の内側へ折れる、いわゆる内折れ変形を抑制することができる。
また、オブリーク衝突の場合、インナトルクボックスはダッシュクロスメンバに伝達された衝撃荷重の入力方向に略沿った状態で配設されることになる。したがって、ダッシュクロスメンバへ伝達された衝撃荷重に対して、当該インナトルクボックスを介してサイドメンバからトンネルリインフォースメントへ伝達される荷重伝達経路を得ることができる。
請求項3に記載する本発明の車両下部構造は、請求項2に記載する本発明の車両下部構造において、前記インナトルクボックスにおける車両前後方向の前端部に、前記ダッシュパネル又は前記床部を間に挟んで前記第1前フランジ部との対向位置で前記ダッシュパネル又は前記床部に接合された第3前フランジ部が形成されている。
請求項3に記載する本発明の車両下部構造では、インナトルクボックスにおける車両前後方向の前端部には第3前フランジ部が形成されている。この第3前フランジ部は、ダッシュパネル又は床部を間に挟んで、ダッシュクロスメンバの車両前後方向の前端部に形成された第1前フランジ部の対向位置でダッシュパネル又は床部に接合されている。このため、微小ラップ衝突やオブリーク衝突に対して、荷重伝達ロスが抑制された状態で、ダッシュクロスメンバに伝達された衝撃荷重を効率よくインナトルクボックスからトンネルリインフォースメントへ伝達することができる。
以上、説明したように、請求項1に係る車両下部構造は、インストルメントパネル周りの設計の自由度を確保しつつ、ダッシュクロスメンバへ衝撃荷重が入力された際に当該衝撃荷重を効率良くトンネル部側へ伝達させることができる、という優れた効果を有する。
請求項2に係る車両下部構造は、ダッシュクロスメンバに伝達された衝撃荷重をサイドメンバ、インナトルクボックス、トンネルリインフォースメントへ伝達する荷重伝達経路を確保することができる、という優れた効果を有する。
請求項3に係る車両下部構造は、ダッシュクロスメンバに伝達された衝撃荷重をインナトルクボックスを介してトンネルリインフォースメントへ効果的にさせることができる、という優れた効果を有する。
本実施の形態に係る車両下部構造を示す車両前部左側の斜視図である。 本実施の形態に係る車両下部構造を示す平面図である。 図1の3−3線に沿った断面図である。 図2の4−4線に沿った断面図である。 図2の5−5線に沿った断面図である。 微小ラップ衝突における本実施の形態に係る車両下部構造の作用を示す図2に対応する平面図である。 オブリーク衝突における本実施の形態に係る車両下部構造の作用を示す図2に対応する平面図である。
本発明の実施形態に係る車両下部構造について図面に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印RH、及び矢印LHは、それぞれ本発明の一実施形態に係る車両下部構造10が適用された車両の前方向、上方向、右方向及び左方向を示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、前方向を向いた場合の左右を示すものとする。
(車両下部構造の構成)
まず、本実施の形態に係る車両下部構造の構成について説明する。図2には、本実施形態に係る車両下部構造10の平面図が示されており、図4には、図2の4−4線に沿った断面図が示されている。
図2及び図4に示されるように、車両前部12にはエンジンルーム14が設けられており、当該エンジンルーム14はダッシュパネル16によって車室18と区画されている。例えば、ダッシュパネル16の下端部17の後面16Aには、車室18の床部22の一部を構成するフロアパネル24の前端部25が溶接等で接合されており、ダッシュパネル16とフロアパネル24とは一体化されている。
フロアパネル24は車両26の左右で分割され、一対のフロアパネル24の車両幅方向の中央部に車両前後方向に沿ってトンネル部28が延在している。ここで、図1には、車両下部構造10を示す左側の斜視図が示されており、図3には、図1の3−3線に沿った断面図が示されている。図3に示されるように、トンネル部28は、床部22の他の一部を構成しており、車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が下方側に開口する略逆U字状を成し、上壁部30と当該上壁部30の左右に位置する一対の側壁部32とを備えている。
一対の側壁部32は、上壁部30の車両幅方向の外側の端部から下方側へ向けて車両幅方向の外側に傾斜した傾斜壁部とされている。側壁部32の下端部からは、車両幅方向の外側へ向かって折れ曲がる外フランジ部32Aがそれぞれ延出されており、当該外フランジ部32Aは、フロアパネル24の下面24Aにそれぞれ溶接等により接合されている。これにより、フロアパネル24とトンネル部28とが一体化される。なお、フロアパネル24とトンネル部28とを一体に形成してもよい。
また、図1に示されるように、トンネル部28の前端部28Aには、側壁部32及び外フランジ部32Aからはトンネル部28の長手方向に対して略直交する方向に沿って外側へ折れ曲がる外フランジ部32Bが延出されており、外フランジ部32Bはダッシュパネル16の後面16Aに溶接等により接合されている。
トンネル部28において車両前後方向に沿って形成された外フランジ部32Aの下方側には、トンネル下リインフォースメント34が当該外フランジ部32Aの車両前後方向に沿ってそれぞれ延在されている。当該トンネル下リインフォースメント34は、車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が上方側に開口する略U字状を成しており、下壁部36と当該下壁部36の左右に位置する側壁部38、40とを備えている。
トンネル下リインフォースメント34におけるトンネル部28の内側に位置する側壁部40は、トンネル部28の外側に位置する側壁部38よりも長く形成されており、トンネル部28の側壁部32の内面32Cと対向し、トンネル部28の側壁部32に溶接等により接合されている。
トンネル下リインフォースメント34の側壁部38の上端部からは、トンネル部28の外フランジ部32Aと対向して外側へ折れ曲がる外フランジ38Aが延出されており、外フランジ38Aは、外フランジ部32Aに溶接等により接合されている。これにより、当該トンネル下リインフォースメント34は、トンネル部28の外フランジ部32Aとの間で閉断面部33が形成される。
また、図4に示されるように、トンネル下リインフォースメント34の前端部には、前壁部35が設けられており、前壁部35の上端部からは前方側へ向かって、第2前フランジ部としての前フランジ部35Aが延出されている。そして、トンネル下リインフォースメント34の前フランジ部35Aは、フロアパネル24の下面24Aに溶接等により接合されている。
一方、図2に示されるように、左右のフロアパネル24の車両幅方向の外側には、ロッカ42が車両前後方向に沿ってそれぞれ延在されている。各ロッカ42は、車両幅方向の外側に配置されたロッカアウタパネル44と、車両幅方向の内側に配置されたロッカインナパネル46と、を含んで構成されている。
ロッカアウタパネル44及びロッカインナパネル46は、互いに向き合う側が開放された断面略ハット状に形成されており、上下一対のフランジ部44A、46A同士が溶接で接合されることで、車両前後方向に延在する閉断面を形成している。また、ロッカインナパネル46の車両幅方向の内側の側面46Bには、図示はしないが、フロアパネル24の車両幅方向の外縁部から上方側へ向かって折れ曲げられた上フランジ部が溶接等により接合されている。
図1及び図2に示されるように、左右のフロアパネル24の前端部25(図4参照) 側には、車両幅方向に沿ってダッシュクロスメンバ50が、トンネル部28で分断された状態でロッカ42のロッカインナパネル46とトンネル部28の側壁部32の下部との間にそれぞれ架け渡されている。
図5に示されるように、当該ダッシュクロスメンバ50は、車両前後方向に沿って切断したときの断面形状は、下方側に開口する略逆U字状を成しており、上壁部52と当該上壁部52の前後に位置する前壁部54、後壁部56とを備えている。
当該前壁部54の下端部からは前方へ向かって折れ曲がる、第1前フランジ部としての前フランジ部54Aが延出されており、後壁部56の下端部からは後方へ向かって折れ曲がる後フランジ部56Aが延出されている。そして、前フランジ部54A及び後フランジ部56Aは、フロアパネル24の上面24Bにそれぞれ溶接等により接合されている。これにより、当該ダッシュクロスメンバ50は、フロアパネル24との間で閉断面部51が形成される。
ここで、前述したトンネル下リインフォースメント34の前フランジ部35Aは、フロアパネル24を間に挟んで、当該前フランジ部54Aの対向位置でフロアパネル24の下面24Aに溶接等により接合されている。
また、図1及び図2に示されるように、ダッシュクロスメンバ50におけるロッカ42側では、車両幅方向の外側へ向かうにつれて後方側へ向かって湾曲すると共に、前壁部54及び後壁部56の高さが低くなり、ロッカインナパネル46の車両幅方向の内側の側面46Bを覆うようにして溶接等により接合されている。
一方、ダッシュクロスメンバ50におけるトンネル部28側では、上壁部52、前壁部54及び後壁部56の外端部から当該ダッシュクロスメンバ50の長手方向に対して略直交する方向に沿って外側へ折れ曲がる外フランジ部50Aが延出されている。この外フランジ部50Aは、ダッシュクロスメンバ50の長手方向から見て略逆U字状を成しており、トンネル部28の側壁部32に溶接等により接合されている。
また、ダッシュクロスメンバ50の後方側には、車両幅方向に沿ってフロアクロスメンバ58が延在されている。当該フロアクロスメンバ58は、車両前後方向に沿って切断したときの断面形状が下方側に開口する略逆U字状を成しており、上壁部60と当該上壁部60の前後に位置する前壁部62、後壁部64とを備えている。
当該前壁部62の下端部からは前方へ向かって折れ曲がる前フランジ部62Aが延出されており、後壁部64の下端部からは後方へ向かって折れ曲がる後フランジ部64Aが延出されている。そして、前フランジ部62A及び後フランジ部64Aは、フロアパネル24の上面24Bにそれぞれ溶接等により接合されている。これにより、当該フロアクロスメンバ58は、フロアパネル24との間で閉断面部59が形成される。
また、フロアクロスメンバ58におけるロッカ42側では、上壁部60、前壁部62及び後壁部64の外端部から当該フロアクロスメンバ58の長手方向に対して略直交する方向に沿って外側へ折れ曲がる外フランジ部58Aが延出されている。この外フランジ部58Aは、フロアクロスメンバ58の長手方向から見て略逆U字状を成しており、ロッカインナパネル46の車両幅方向の内側の側面46Bに溶接等により接合されている。
一方、フロアクロスメンバ58におけるトンネル部28側では、上壁部60、前壁部62及び後壁部64の外端部から当該フロアクロスメンバ58の長手方向に対して略直交する方向に沿って外側へ折れ曲がる外フランジ部58Bが延出されている。この外フランジ部58Bは、フロアクロスメンバ58の長手方向から見て略逆U字状を成しており、トンネル部28の側壁部32に溶接等により接合されている。
車両前部12における車両幅方向でロッカ42とトンネル部28との間には、フロントサイドメンバ66が車両前後方向に延在している。当該フロントサイドメンバ66は、車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が略矩形状を成しており、ダッシュパネル16の前面16Bに沿って傾斜し、さらにフロアパネル24の下面24A側まで延びている。以下、フロントサイドメンバ66におけるダッシュパネル16の前面16Bまでの部分をフロントサイドメンバ66といい、ダッシュパネル16の前面16Bの後方側の部分はサイドメンバ68という。
フロントサイドメンバ66は、上壁部70、下壁部72及び一対の側壁部74を含んで構成されている。フロントサイドメンバ66の上壁部70における後端部からは上方へ向かって折り曲げられた上フランジ部70Aが延出されている。また、フロントサイドメンバ66の側壁部74における後端部からは、車両幅方向に沿って外側へ向かって折れ曲がる外フランジ部74Aがそれぞれ延出されている。そして、上フランジ部70A及び外フランジ部74Aは、ダッシュパネル16の前面16Bに溶接等により接合されている。
一方、サイドメンバ68は、車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が上方側に開口する略U字状を成しており、当該サイドメンバ68は、下壁部76及び一対の側壁部78を含んで構成されている。サイドメンバ68の側壁部78における上端部からは、車両幅方向の外側へ向かって折れ曲がる外フランジ部78Aがそれぞれ延出されている。この外フランジ部78Aはフロアパネル24の下面24A(図3参照)にそれぞれ溶接等により接合されている。これにより、当該サイドメンバ68は、フロアパネル24との間で閉断面部69が形成される。
また、サイドメンバ68は、後方側に向かうにつれて側壁部78の高さが低くなるように形成されており、サイドメンバ68の後端部には後フランジ部78Bが形成されている。なお、ここでは、当該後フランジ部78Bは、フロアパネル24を間に挟んで、フロアクロスメンバ58の後フランジ部64Aの対向位置でフロアパネル24の下面24Aに溶接等により接合されている。
また、サイドメンバ68の長手方向の略中央部とロッカ42の前端側との間には、車両幅方向に沿ってアウタトルクボックス80が延在されている。当該アウタトルクボックス80は、車両前後方向に沿って切断したときの断面形状が上方側に開口する略U字状を成しており、下壁部82と当該下壁部82の前後に位置する前壁部84と後壁部86とを備えている。
当該前壁部84の上端部からは、前方へ向かって折れ曲がる前フランジ部84Aが延出されている。この前フランジ部84Aは、ダッシュパネル16の後面16Aと対向するように形成されており、当該ダッシュパネル16の後面16Aに溶接等により接合されている。
一方、後壁部86の上端部からは後方へ向かって折れ曲がる後フランジ部86Aが延出されている。この後フランジ部86Aは、フロアパネル24の下面24A(図3参照)と対向するように形成されており、当該フロアパネル24の下面24Aに溶接等により接合されている。これにより、アウタトルクボックス80は、フロアパネル24との間で閉断面部81が形成される。
アウタトルクボックス80におけるロッカ42側では、下壁部82の外端部から当該アウタトルクボックス80の長手方向に沿って外フランジ部82Aが延出されている。この外フランジ部82Aはロッカインナパネル46の内側の下面(図示省略)に溶接等により接合されている。また、アウタトルクボックス80の前壁部84の外端部からは、アウタトルクボックス80の長手方向に沿って外フランジ部84Bが延出されており、当該外フランジ部84Bはロッカインナパネル46の前端部に溶接等により接合されている。
さらに、アウタトルクボックス80におけるサイドメンバ68側では、下壁部82の外端部から当該アウタトルクボックス80の長手方向に沿って外フランジ部82Bが延出されている。また、前壁部84及び後壁部86の外端部から前方側、後方側へ向かって折れ曲がる外フランジ部84C、86Bがそれぞれ延出されている。そして、外フランジ部84C、86Bはサイドメンバ68の側壁部78に溶接等により接合され、外フランジ部82Bはサイドメンバ68の下壁部76に溶接等により接合されている。
当該サイドメンバ68の前部側とトンネル下リインフォースメント34の前部側との間には、インナトルクボックス88が配置されている。このインナトルクボックス88は、アウタトルクボックス80よりも前方側に配置されており、サイドメンバ68側からトンネル下リインフォースメント34側へ向かうにつれて後方側へ傾斜した状態で配設されている。
また、インナトルクボックス88は、車両前後方向に沿って切断したときの断面形状が上方側に開口する略U字状を成しており、下壁部90と当該下壁部90の前後に位置する前壁部92と後壁部94とを備えている。前壁部92は、車両幅方向に沿って形成された横壁部96と、サイドメンバ68側からトンネル下リインフォースメント34側へ向かうにつれて後方側へ傾斜する傾斜部98と、で構成されている。そして、後壁部94は傾斜部98と略平行に形成されている。
横壁部96、傾斜部98の上端部からは前方へ向かって折れ曲がる前フランジ部96A、98Aがそれぞれ延出されており、後壁部94の上端部からは後方へ向かって折れ曲がる後フランジ部94Aが延出されている。前フランジ部96A、98A及び後フランジ部94は、フロアパネル24の下面24A(図5参照)にそれぞれ溶接等により接合されており、これにより、インナトルクボックス88は、フロアパネル24との間で閉断面部89が形成される。
ここで、図5に示されるように、当該前フランジ部96Aは、フロアパネル24を間に挟んで、ダッシュクロスメンバ50の前フランジ部54Aの対向位置でフロアパネル24の下面24Aに溶接等により接合されている。
また、図1に示されるように、インナトルクボックス88におけるサイドメンバ68側では、横壁部96、後壁部94の外端部から前方側、後方側へ向かって折れ曲がる外フランジ部96B、94Bがそれぞれ延出されている。そして、当該外フランジ部96B、94Bはサイドメンバ68の側壁部78に溶接等により接合されている。
また、インナトルクボックス88におけるサイドメンバ68側では、下壁部90の外端部からは、当該インナトルクボックス88の長手方向に沿って外フランジ部90Aが延出されている。そして、この外フランジ部90Aはサイドメンバ68の下壁部76に溶接等により接合されている。
さらに、インナトルクボックス88におけるトンネル下リインフォースメント34側では、前壁部92及び後壁部94の外端部から前方側、後方側へ向かって折れ曲がる外フランジ部92C、94Cがそれぞれ延出されている。そして、当該外フランジ部92C、94Cはトンネル下リインフォースメント34の側壁部38に溶接等により接合されている。
また、インナトルクボックス88におけるトンネル下リインフォースメント34側では、下壁部90の外端部からインナトルクボックス88の長手方向に沿って外フランジ部90Bが延出されている。そして、この外フランジ部90Bはトンネル下リインフォースメント34の下壁部36に溶接等により接合されている。
(車両下部構造の作用・効果)
次に、本実施の形態に係る車両下部構造10の作用及び効果について説明する。
図1及び図2に示されるように、本実施形態では、フロアパネル24の前端部25側において車両幅方向に沿って配設されるダッシュクロスメンバ50が、トンネル部28で分断されている。これにより、トンネル部28の上方でダッシュクロスメンバ50が車室18側へ突出することはないため、車室18内の空間に影響を及ぼすことはない。したがって、インストルメントパネル(図示省略)に配設される装置の配置などにおいて、設計の自由度が向上する。
ここで、図6に示されるように、フロントサイドメンバ66に対する車両幅方向外側への衝突(衝撃荷重;F)、いわゆる微小ラップ衝突により車両26が前面衝突する場合を想定して説明する。例えば、図示はしないが、ダッシュクロスメンバ50の前端部とトンネル下リインフォースメント34の前端部とが車両前後方向でずれて配置された場合、上記のような形態の前面衝突では、ダッシュクロスメンバ50に伝達された衝撃荷重(F)をトンネル下リインフォースメント34へ伝達する際にタイムラグが生じる、又はダッシュクロスメンバ50から伝達された衝撃荷重がトンネル下リインフォースメント34において集中する箇所が発生する可能性がある。
このため、本実施形態では、図4に示されるように、フロアパネル24を間に挟んでダッシュクロスメンバ50の前フランジ部54Aとトンネル下リインフォースメント34の前フランジ部35Aとを対向させた状態でそれぞれフロアパネル24に接合させている。これにより、当該前面衝突に対して、ダッシュクロスメンバ50に伝達された衝撃荷重(F)を、荷重伝達ロスが抑制された状態で効率よくトンネル下リインフォースメント34へ伝達することができる。
したがって、ダッシュクロスメンバ50をトンネル部28で分断させる構成を採用しても、ダッシュクロスメンバ50からトンネル部28側への荷重伝達経路を確保することができる。これにより、本実施形態によれば、ダッシュクロスメンバ50へ入力された衝撃荷重Fを、少なくともロッカ42(荷重;F11)、サイドメンバ68(荷重;F12)及びトンネル下リインフォースメント34(荷重;F13)を介してトンネル部28(荷重;F14)へ分散させることができる。
すなわち、車両下部に配設されたこれら骨格部材の変形を抑制し、ダッシュパネル16の車内18側への進入を抑制することができる。なお、トンネル部28で伝達された荷重の一部は、当該トンネル部28を介して衝突側とは反対側のダッシュクロスメンバ50を含む骨格部材へ伝達される。
また、本実施形態では、サイドメンバ68とトンネル下リインフォースメント34の間にインナトルクボックス88が配設されている。このため、トンネル下リインフォースメント34(荷重;F13)へ伝達される荷重(F13)の一部は、ダッシュクロスメンバ50からインナトルクボックス88へ伝達された荷重(F13)も含まれる。
一方、図7に示されるように、フロントサイドメンバ66に対する車両幅方向外側への斜め衝突(衝撃荷重;F)、いわゆるオブリーク衝突により車両26が前面衝突する場合を想定して説明する。本実施形態では、サイドメンバ68とトンネル下リインフォースメント34の間にインナトルクボックス88が配設される。このため、上記のような形態の前面衝突に対して、ダッシュクロスメンバ50を介してサイドメンバ68に伝達された荷重(F21)によって当該サイドメンバ68が車両幅方向の内側へ折れる、いわゆる内折れ変形を抑制することができる。
また、オブリーク衝突の場合、インナトルクボックス88はダッシュクロスメンバ50に伝達された衝撃荷重(F)の入力方向に略沿った状態で配設されることになる。したがって、ダッシュクロスメンバ50へ伝達された衝撃荷重(F)に対して、当該インナトルクボックス88を介してサイドメンバ68からトンネル下リインフォースメント34へ伝達される荷重伝達経路を得ることができる。
これにより、本実施形態によれば、ダッシュクロスメンバ50へ入力された衝撃荷重Fを、少なくともロッカ42(荷重;F22)、サイドメンバ68(荷重;F23)、及びインナトルクボックス88(荷重;F24)を介してトンネル下リインフォースメント34(荷重;F25)からトンネル部28(荷重;F26)へ分散させることができる。なお、トンネル部28で伝達された荷重の一部は、当該トンネル部28を介して衝突側とは反対側のダッシュクロスメンバ50を含む骨格部材へ伝達される。
以上のことから、本実施形態を適用させた車両下部構造10では、図示しないインストルメントパネル周りの設計の自由度を確保しつつ、ダッシュクロスメンバ50へ衝撃荷重(F)が入力された際に当該衝撃荷重(F)の一部を効率良くトンネル部28側へ伝達させることができる。
さらに、本実施形態では、図5に示されるように、フロアパネル24を間に挟んでインナトルクボックス88の前フランジ部96Aをダッシュクロスメンバ50の前フランジ部54Aと対向させた状態でそれぞれフロアパネル24に接合させている。すなわち、ダッシュクロスメンバ50の前端部(前フランジ部54A)とインナトルクボックス88の前端部(前フランジ部96A)とが対向した状態でフロアパネル24に接合される。
このため、図6及び図7に示されるように、微小ラップ衝突やオブリーク衝突のような形態の前面衝突に対して、荷重伝達ロスが抑制された状態で、ダッシュクロスメンバ50に伝達された衝撃荷重(F)を効率よくトンネル下リインフォースメント34へ伝達することができる。
また、上述のように、本実施形態では、図5に示されるように、インナトルクボックス88の前フランジ部96Aは、サイドメンバ68側に配置されダッシュクロスメンバ50の前フランジ部54Aと対向した状態でフロアパネル24に接合されている。これにより、例えば、インナトルクボックス88の前フランジ部96Aがトンネル下リインフォースメント34の前フランジ部35Aと対向した状態でフロアパネル24に接合された場合と比較して、斜め後方側への荷重伝達効率が上がる。
なお、本実施形態では、例えば、図4に示されるように、ダッシュクロスメンバ50の前フランジ部54Aとトンネル下リインフォースメント34の前フランジ部35Aとは、フロアパネル24を間に挟んで、互いに対向する位置でフロアパネル24に接合されている。しかし、当該フロアパネル24に代えてダッシュパネル16が間に挟まれた構成であってもよい。
また、本実施形態では、トンネル下リインフォースメント34とトンネル部28とは別体に形成されているが、両者は一体に形成されてもよく、さらには、トンネル下リインフォースメント34、トンネル部28及びフロアパネル24が一体に形成されるようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、フロアパネル24の車両幅方向の両側に本実施の形態に係る車両下部構造10が適用された例について説明したが、当該車両下部構造10はフロアパネル24の車両幅方向の片側だけに配設されてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 車両下部構造
16 ダッシュパネル
18 車室
22 床部
24 フロアパネル
26 車両
28 トンネル部
34 トンネル下リインフォースメント(トンネルリインフォースメント)
35 前壁部(トンネルリインフォースメントの車両前後方向の前端部)
35A 前フランジ部(第2前フランジ部)
42 ロッカ
50 ダッシュクロスメンバ
54 前壁部(ダッシュクロスメンバの車両前後方向の前端部)
54A 前フランジ部(第1前フランジ部)
68 サイドメンバ
88 インナトルクボックス
96 横壁部(インナトルクボックスにおける車両前後方向の前端部)
96A 前フランジ部(第3前フランジ部)

Claims (3)

  1. 車室の床部の車両幅方向外側において車両前後方向に沿って延在されたロッカと、
    前記床部の車両幅方向の中央部において車両前後方向に延在され車両上下方向の上方側へ突設されたトンネル部と、
    前記床部の車両前後方向の前部に設けられたダッシュパネルの下方側において車両幅方向に沿って延在され、前記トンネル部で分断されて前記ロッカと当該トンネル部とを連結する一対のダッシュクロスメンバと、
    前記床部の車両上下方向の下方側で、かつ当該トンネル部の車両幅方向の外側に配置され、車両前後方向に延在するトンネルリインフォースメントと、
    を備え、
    前記ダッシュクロスメンバの車両前後方向の前端部に形成され、前記ダッシュパネル又は前記床部に接合された第1前フランジ部と、
    前記トンネルリインフォースメントの車両前後方向の前端部に形成され、前記ダッシュパネル又は前記床部を間に挟んで前記第1前フランジ部との対向位置で前記ダッシュパネル又は前記床部に接合された第2前フランジ部と、
    を有する車両下部構造。
  2. 前記床部の車両前後方向の前方側において前記トンネル部の車両幅方向の外側に配置され、車両前後方向に沿って延在されたサイドメンバと、
    前記サイドメンバと前記トンネルリインフォースメントの間に車両前後方向の後方側へ向かうにつれて車両幅方向内側へ傾斜して配置され、前端部は当該サイドメンバの車両前後方向の後方側かつ車両幅方向の内側に接合され、後端部は前記トンネルリインフォースメントに接合されたインナトルクボックスと、
    をさらに備えている請求項1に記載の車両下部構造。
  3. 前記インナトルクボックスにおける車両前後方向の前端部において、前記ダッシュパネル又は前記床部を間に挟んで前記第1前フランジ部との対向位置で前記ダッシュパネル又は前記床部に接合された第3前フランジ部が形成されている請求項2に記載の車両下部構造。
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