JP2015199500A - 収容体 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収性物品の容積が減った場合に収容体全体の容積を減らすことができる収容体を提供する。【解決手段】収容体は、吸収性物品を複数収容する六面体の包装体50を備える。包装体には、開口部と蓋部が形成される。開口部及び蓋部は、吸収性物品の側面と対向する第1面と、吸収性物品の平面と対向し、第1面に隣接する第2面52とに跨がっている。蓋部は、第2面に設けられた基端部を基点として開閉可能に構成されている。包装体の前記第2面には、第1面から第2面に延出したシート、第1面と隣接しかつ第2面と隣接する第3面から第2面に延出したシート、第1面と対向する第4面から前記第2面に延出したシートが接合された接合部652が設けられている。【選択図】図8

Description

本発明は、吸収性物品と複数の吸収性物品を収容する包装体とを備える収容体に関する。
近年、持ち運び易い収容体が好まれており、より持ち運びし易くするために、紐等で開口部を開閉することができる収容体が提供されている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、吸収性物品と、複数の吸収性物品を収容する包装体と、を備える収容体が開示されている。特許文献1の包装体は、上面に吸収性物品を出し入れする開口部が形成される。包装体には、引き抜き紐が設けられている。使用者が引き出し紐を緩めたり引っ張ったりすることにより、開口部が開閉されるように構成されている。
米国特許出願公開第2007/0065052号公報
また、より持ち運び易い収容体として、コンパクトなサイズの収容体が好まれている。収容体は、使用前の状態で複数の吸収性物品が収容されており、吸収性物品を使用すると、包装体内の吸収性物品の個数が減る。そのため、吸収性物品を使用することによって、吸収性物品の容積は少なくなる。しかし、特許文献1の収容体は、開口部を閉じる引き出し紐の位置が一定であり、包装体の容積がほとんど変化しない。そのため、吸収性物品の個数が減った場合であっても、収容体全体の容積が減り難く、コンパクトなサイズにできなかった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、包装体内に複数の吸収性物品を収容した収容体であって、吸収性物品の容積が減った場合に収容体全体の容積を減らすことができる収容体を提供することを目的とする。
本開示に係る収容体は、吸収体を有する吸収性物品(吸収性物品1)と、前記吸収性物品を複数収容する包装体(包装体50)と、を備える収容体(収容体100)であって、前記吸収性物品は、前記吸収体の縦方向に直交しかつ前記吸収体の横方向に直交する厚み方向において積層された状態で、前記包装体内に収容されており、前記包装体は、可撓性を有するシートからなり、第1〜第6面を有して隣接する面が直交した六面体であり、前記包装体には、前記シートを破断する開封部(開封部61)が形成され、前記開封部を介して前記シートが破断されることにより、前記吸収性物品を出し入れする開口部と前記開口部を塞ぐ蓋部が形成されるように構成されており、前記開口部及び前記蓋部は、前記吸収性物品の側面と対向する第1面(第1面51)と、前記吸収性物品の平面と対向し、かつ前記第1面に隣接する第2面(第2面52)とに跨がっており、前記蓋部は、前記第2面に設けられた基端部を基点として前記開口部を開閉可能に構成されており、前記包装体の前記第2面には、前記第1面から前記第2面に延出した前記シート、前記第1面と隣接しかつ前記第2面と隣接する第3面から前記第2面に延出した前記シート、前記第1面と対向する第4面から前記第2面に延出した前記シートが接合された接合部(接合部652)が設けられており、前記接合部は、前記第1面の横方向である第1方向に沿った直線状に延びていることを要旨とする。
包装体内に複数の吸収性物品を収容した収容体であって、吸収性物品の容積が減った場合に収容体全体の容積を減らすことができる収容体を提供することができる。
実施形態に係る収容体の斜視図である。 吸収性物品の斜視図である。 図2に示す吸収性物品を展開した展開平面図である。 図2に示す吸収性物品を展開した展開背面図である。 図3に示すA−A断面の断面図である。 吸収性物品の折り畳み工程を模式的に示した斜視図である。 図1に示す包装体の開口部が開放された状態の収容体の斜視図である。 図1に示す収容体の開封部部分の拡大図である。 第1面の開封部の拡大平面図である。 包装体内の吸収性物品の一部を取り出した状態の収容体の斜視図である。 包装体の製造工程を模式的に示した図である。
図面を参照して、実施形態に係る収容体100について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
図1は、収容体の斜視図である。収容体100は、吸収性物品1と、吸収性物品1を複数収容する包装体50と、を有する。吸収性物品1は、複数折り畳まれた状態で、包装体内に収容されている。
(1)吸収性物品の構成
まず、吸収性物品1について説明する。図2は、包装体50に収容された吸収性物品の斜視図である。図3は、吸収性物品を展開した展開平面図であり、図4は、吸収性物品の展開した展開背面図である。図5は、図1に示すA−A断面の断面図である。図6は、吸収性物品の折り畳み工程を模式的に示した斜視図である。
吸収性物品1は、物品本体10と、この物品本体10を個別に包装する包装シート20と、を有する。本実施形態に係る吸収性物品1は、例えば、生理用ナプキンである。
吸収性物品1は、包装シート20上に物品本体10が配置された状態で包装シート20と物品本体10とが折り畳まれることにより、物品本体10が個別に包装されている。図3及び図4は、包装シート20によって物品本体10を個別に包装した後、物品本体10及び包装シート20を開いた状態を示している。吸収性物品1は、包装シート20によって吸収性物品1が個別に包装された状態で、包装体50内に収容されている。
物品本体10は、液体を透過する液透過性の表面シート11と、液体を透過しない液不透過性の裏面シート12と、吸収体13とを有する。吸収体13は、表面シート11と裏面シート12との間に配設される。従って、吸収体13は、図3等において破線で示される。吸収体13は、物品本体10の縦方向L及び横方向Wにおける中央部分に配設される。また、物品本体10は、図3に示す平面視にて、吸収体13よりも横方向外側に延びるウイング部16を備える。更に、物品本体10は、吸収体13の外側縁及び表面シートの外側縁を覆うサイドシート15を備える。
表面シート11は、少なくとも吸収体13の表面を覆う。表面シート11は、不織布、織布、有孔プラスチックシート、メッシュシート等、液体を透過する構造のシート状の材料であれば、特に限定されない。織布や不織布の素材としては、天然繊維、化学繊維のいずれも使用できる。
また、本実施の形態に係る表面シート11は、1つ又はそれ以上の材料から形成することができる。例えば織布、不織布、ポリマーフィルム、フィルム不織布ラミネートなど、並びにこれらの組み合わせを含むことができる。
裏面シート12は、表面シート11の長さと略同一の長さを有する。裏面シート12は、ポリマーフィルム、織布、不織布など、並びにこれらの組み合わせ又は構成材などを用いることができる。ポリマーフィルムは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルなど、並びにこれらの組み合わせから構成することができる。さらに、ポリマーフィルムは、マイクロエンボス加工することができ、印刷されたデザイン、消費者への印刷されたメッセージをもつようにし、及び/又は少なくとも部分的に着色することができる。
吸収体13は、親水性繊維、パルプを含む。吸収体13は、下層吸収体13Aと、下層吸収体13A上に積層された上層吸収体13Bと、によって構成されている。上層吸収体13Bは、下層吸収体13Aよりも縦方向L及び横方向Wにおいて小さい。なお、下層吸収体13Aと上層吸収体13Bとは、別個に構成されていてもよいし、一体化されていてもよい。また、下層吸収体13Aと上層吸収体13Bとは、ホットメルト型接着剤によって貼り合わされている。
下層吸収体13A及び上層吸収体13Bからなる吸収体13は、経血などの体液を吸収可能な材料によって形成される。吸収体13に適した材料は、例えば、セルロース、木材パルプフラフ、レーヨン、綿、及び、ポリエステル、ポリプロピレン又はコフォームのようなメルトブローン・ポリマーを含む。
サイドシート15は、表面シート11と同様の材料から選ぶことができる。但し、サイドシート15は、物品本体10の横方向外側へ経血の漏れを防止するために、疎水性又は撥水性を有することが好ましい。具体的には、スパンボンド不織布やSMS不織布などが挙げられる。サイドシート15は、肌との当接面を構成する。そのため、肌への擦れ刺激を低減するためには、エアスルー不織布を用いることが好ましい。
サイドシート15は、表面シート11の両側に配設される。サイドシート15は、吸収体13の側縁の一部及びウイング部16を覆う。物品本体10では、表面シート11、サイドシート15、及び裏面シート12の周縁が接合されて、吸収体13が内封される。表面シート11と裏面シート12との接合方法としては、ヒートエンボス加工、超音波、又はホットメルト型接着剤のいずれか一つ、又は複数を組み合わせることが可能である。
裏面シート12において、下着と接触する表面には、粘着剤17が塗布されている(図4参照)。粘着剤17は、裏面シート12の非肌当接面上に粘着剤を塗布するか、全面を剥離処理した包装シート20に粘着剤を塗布した後、裏面シート12の非肌当接面上に転写することによって形成される。粘着剤17は、吸収性物品の横方向における中央において縦方向Lに延びるストライプ状に複数配置されている。
粘着剤17は、ウイング部16において、下着と接触する表面にも設けられる。使用前の状態では、粘着剤17は、包装シート20に接しており、包装シート20によって使用前に粘着剤が劣化するのを防止している。そして、使用時に着用者によって包装シート20が剥離される。なお、包装シート20以外の紙等からなる剥離シートによって使用前に粘着剤が劣化するのを防止するように構成してもよい。なお、粘着剤は、例えば、ホットメルト型接着剤を用いることができる。
包装シート20は、物品本体10を個別に包装する。包装シート20は、物品本体10の裏面シート12と対向して配置される面である裏面21と、物品本体10と対向して配置されない面であり、かつ物品本体10を収容した状態で外側に位置する表面22と、を有する。
包装シート20の材質は、特に限定されるものではなく、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエステル等のプラスチックフィルムやナイロンフィルムなどの各種フィルム、硫酸バリウムなどのフィラーを入れて延伸させた通気性フィルム、不織布をラミネートさせたフィルム等が挙げられる。更に、包装シート20の裏面には、粘着剤の粘着力を低下させることなく剥離可能にする処理が施されている。
次いで、吸収性物品1の折り畳み方法を説明する。図6は、吸収性物品1の折り畳み工程を模式的に示した斜視図である。吸収性物品1の折り畳み工程は、物品本体載置工程と、第1折り工程と、第2折り工程と、接合工程と、第3折り工程と、を有する。
物品本体載置工程では、包装シート20上に物品本体10が配置される。包装シート20と物品本体10の裏面シート12とが対向する。なお、1個の物品本体10を個別に包装する寸法の包装シート20上に物品本体10を配置してもよいし、例えば、搬送方向に沿って連続する包装シート上に、所定間隔を空けて複数の吸収性物品を配置するように構成してもよい。本実施形態では、説明の便宜上、1個の吸収性物品を包装する吸収性物品を用いて折り畳み方法を説明する。
第1折り工程では、図6(a)に示すように、吸収性物品(包装シート20と物品本体10)の一方の外側縁が、縦方向Lに沿った第1長手折り目(図3参照)FL1を基点に内側に折り返される。第2折り工程では、図6(b)に示すように、吸収性物品(包装シート20と物品本体10)の他方の外側縁が、縦方向Lに沿った第2長手折り目FL2(図3参照)を基点に内側に折り返される。
次いで、接合工程は、第2長手折り目FL2を基点に折り返された包装シートの外側縁を、ホットメルト型粘着剤を介して包装シート20に対して接着する。ホットメルト型粘着剤は、包装シートの裏面における外側縁部を、包装シートの表面22に接着できるように配置されていればよい。
なお、本実施形態では、第1長手折り目FL1及び第2長手折り目FL2を基点に折り返された包装シート20の外側縁を、ホットメルト型粘着剤を介して接着しているが、包装シート20の外側縁を接着しなくてもよい。また、包装シート20の外側縁の接着方法は、熱溶着、圧着又は超音波溶着によって接着してもよい。
第3折り工程では、図6(c)に示すように、吸収性物品1の外端縁が、横方向Wに沿った第1幅折り目FW1及び第2幅折り目FW2(図3参照)を基点に内側に折り返される。上述した工程が実行されることによって、吸収性物品1は、折り畳まれて小型化される。
物品本体10及び包装シート20が折り畳まれた状態で、包装シート20の一方の外端縁が包装シート20に貼着される。包装シート20の一方の外端縁は、粘着テープ25によって包装シート20の一部と貼着される。粘着テープ25を形成する材料としては、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルムなどの単層フィルムで形成されており、または複数種の樹脂フィルムがラミネートされた多層フィルムで形成されている。
なお、吸収性物品1の両方の外端縁から縦方向に折る際は、一方の外端縁側から片方ずつ折るように構成してもよいし、両方の外端縁を一遍に折るように構成してもよい。
このように折り畳むことにより、物品本体10を包装シート20によってコンパクトに個別に包装することができる。物品本体10を小型化することにより、小物入れ、ポシェット等のバッグに収納する場合、バッグの収納スペースを大きく占有する事がなく、簡便な携帯を可能とする。また、物品本体10をコンパクトに個別に包装することにより、使用時にトイレ等に携帯する際に、折り返さない状態でも手の中に配置し、他人から見えないように保持する事が可能となる。
(2)包装体50の構成
次に、包装体50について説明する。包装体50は、複数の吸収性物品1を収容する。包装体50内に収容される吸収性物品1は、厚み方向Tに積層されている。具体的には、吸収性物品1は、包装体50内において、吸収性物品の横方向W及び縦方向Lに並べられてなく、厚み方向Tのみに重ねられている。
包装体50は、吸収性物品1を複数収容できるように構成されていればよく、本実施の形態のようにウィケット袋であってもよいし、平袋であってもよい。包装体50は、可撓性を有するシートからなる。本実施の形態の包装体の材質は、高分子樹脂フィルムである。包装体の材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテフタレートを例示できる。包装体の材質は、高分子樹脂フィルムに限定されない。
包装体50内には、10個の吸収性物品が収容されている。包装体50は、10個の吸収性物品1を収容した状態(図1に示す状態)において、第1面51、第2面52、第3面53、第4面54、及び第5面55、及び第6面56(図1参照)を有して隣接する面が直交した六面体を形成する。
包装体50の第1面51は、吸収性物品の側面1L(図2参照)と対向する。吸収性物品の側面とは、折り畳まれた状態の吸収性物品の平面視において、吸収性物品の外側縁及び吸収性物品の外端縁となる面である。本実施の形態の第1面は、吸収性物品の第1長手折り目FL1又は第2長手折り目FL2に沿った外側縁に対向する面である。
包装体の第2面52は、吸収性物品1の平面1P(図2参照)と対向する。吸収性物品の平面とは、折り畳まれた状態の吸収性物品の側面1Lによって囲まれる面である。第2面52は、第1面51に隣接している。包装体の第3面53は、吸収性物品1の側面1Lと対向する。第3面53は、第1面51と隣接しかつ第2面52と隣接している。第3面と対向する吸収性物品の側面1Lは、第4面54から第1面51に向かう方向に沿っている。第4面54から第1面51に向かう方向とは、後述する包装体50の第3方向D3である。換言すると、第4面54から第1面51に向かう方向は、第3面53の横方向である。
包装体の第4面54は、第1面51と対向する面である。第1面51と第4面54は、6面体において平行に配置される面である。包装体の第5面55は、第2面52と対向する面である。第2面52と第5面55は、6面体において平行に配置される面である。包装体の第6面56は、第3面53と対向する面である。第3面53と第6面56は、6面体において平行に配置される面である。
このように構成された包装体50において、包装体50の第1面51の横方向を第1方向D1とし、包装体50の第1面51の縦方向を第2方向D2とし、第1方向D1及び第2方向D2と直交する方向を第3方向D3とする。包装体50の方向は、包装体50の第1面51を正面に配置するとともに、第2面52を上面に配置し、第5面55を底面に配置した状態において、第1面51を正面から視認した状態における方向である。
包装体50には、包装体50を構成するシートを破断する開封部61が形成されている。開封部61を介してシートが破断されることにより、包装体50に、吸収性物品1を出し入れするための開口部62と開口部62を塞ぐ蓋部63が形成される。図7は、包装体の開口部62が開放された状態の収容体の斜視図である。
当該蓋部63の先端には、シール部材64が付されている。シール部材64は、包装体50の外表面から剥離し、かつ包装体50の外表面に再接着可能に構成されている。よって、包装体50の蓋部63を開いて開口部62を開放した状態と、蓋部63を閉じて開口部62を塞ぐ状態と、を実現できる。開封部61は、第1面51と第2面52に跨がっており、開口部62及び蓋部63は、第1面51と第2面52に跨がって形成される。開封部61、開口部62及び蓋部63は、第1面51及び第2面52のみに設けられ、第3面53、第4面54、第5面55、及び第6面に設けられない。
次いで、開封部61について詳細に説明する。図8は、図1に示す開封部部分の拡大図である。開封部61は、第1面51の第1方向の中心を通り、第2方向に沿った第1面中心線51CLを中心とした線対称である。開封部61は、当該第1面中心線51CLから第1方向外側に延びる第1開封部61Aと、第1開封部61Aに連続する第2開封部61Bと、第2開封部61Bに連続する第3開封部61Cと、第3開封部61Cに連続する第4開封部61Dと、第4開封部61Dに連続する第5開封部61Eと、第5開封部61Eに連続する第6開封部61Fと、を有する。
第1開封部61Aは、当該第1面中心線51CLから第1方向外側の両方に延びる。第1開封部61Aは、第1方向に沿っている。第2開封部61Bは、第1開封部61Aの外側縁から第1方向内側に延びる。第2開封部は、第1方向内側に向かうに連れて第2面側に延びている。よって、第2開封部は、第1方向及び第2方向に対して傾斜している。第1開封部61A及び第2開封部61Bは、第1面51内に設けられている。
第3開封部61Cは、第2開封部61Bの内側縁から第1方向外側に延びる。第3開封部61Cは、第1方向外側に向かうに連れて第2面側に延びている。よって、第3開封部61Cは、第1方向及び第2方向に対して傾斜している。第3開封部61Cは、第1面51と第2面52に跨がって設けられている。
第4開封部61Dは、第3開封部61Cの外端縁から第3方向内側に延びる。第4開封部61Dは、第3方向D3に沿っている。第4開封部61Dは、第2面52における開封部の外側縁を構成し、第3方向D3に沿った直線状に延びている。更に、第4開封部61Dは、開封部61を介してシートを破断する際のシートの引張方向BDに沿っている。
第4開封部61Dの直線状に延びる長さは、1個の吸収性物品1の厚み以上であることが好ましい。左右の第4開封部61D間の距離は、左右の開封部間の距離としても最も長く、第4開封部61Dによって形成された開口部62の幅は、広い。第4開封部61Dの直線状に延びる長さが吸収性物品の厚み以上であることにより、当該第4開封部によって形成された開口部62を介して、吸収性物品を容易に取り出すことができる。
第5開封部61Eは、第4開封部61Dの第3方向における端縁から第1方向内側に延びる。第5開封部は、開封部の第3方向における端縁であり、平面視にて円弧形状である。開封部の端縁が円弧形状であるため、蓋部63を開閉した際に力が掛かっても、当該力を分散させて意図しない方向にシートが裂けることを防止できる。開封部の端縁は、曲線形状であればよいが、力を効果的に分散させるために、中心角が90度以上の円弧が好ましく、中心角が180度以上の円弧がより好ましい。
第6開封部61Fは、第5開封部61Eの内側縁から第3方向外側に延びる。第5開封部61Eの第3方向における内端縁は、第1面51と第2面52の境界よりも第3方向内側に位置する。第5開封部61Eの第3方向における内端縁は、蓋部63の基端部63Eとなる。蓋部63は、第2面52に設けられた基端部63Eを基点として開口部62を開閉可能に構成されている。より、詳細には、蓋部63は、左右の基端部63Eを繋いだ仮想線EL1を基点に開かれる。また、第4開封部61D、第5開封部61E及び第6開封部61Fは、第2面内に設けられている。
シール部材64は、第1開封部61Aと、第2開封部61Bと、第3開封部61Cの一部を覆っている。シール部材64によって覆われた部分の開封部(第1開封部61Aと、第2開封部61Bと、第3開封部61Cの一部)は、間隔を空けて切断されたミシン目ではなく、連続して切断されている。
シール部材64は、平面視における形状が略矩形である。シール部材64の一部は、包装体の表面に接着しない非接着部分である。シール部材に非接着部分が設けられているため、使用者がシール部材64を把持する際に、当該非接着部分を容易に掴むことができる。シール部材64の接着強度を高めても使用者が非接着部分を容易に掴んで開封作業を行うことができるため、シール部材64の接着強度を高めることができる。シール部材64の接着強度を高めることにより、一旦開封した後も開口部62を塞いだ状態を維持でき、確実に閉じた状態で持ち運びができる。
また、使用者がシール部材64の掴む部分を容易に把握できるために、シール部材64の非接着部分の色と接着部分の色が異なっていてもよい。使用者は、色の違いによりシール部材を掴む部分を把握することができ、開封作業がより容易となる。使用者がシール部材64の掴む部分を容易に把握できるための他の構成として、シール部材64の非接着部分の剛性と接着部分の剛性が異なル構成や、非接着部分が折り曲げられた構成を例示できる。
このように構成された包装体において、開封部を介してシートを破断する際は、使用者がシール部材64を把持して、シール部材64を包装体表面から剥離させる。シール部材64が接着された第1開封部61A、第2開封部61B、及び第3開封部61Cの一部が同時に立ち上がり、せん断方向に力がかかる。
次いで、使用者がシール部材64を第1開封部側から蓋部63の基端部63Eに向けて引っ張ることにより、第3開封部61Cが分離し、シートが破断される。シール部材64の引張方向は、蓋部63の先端部63Aから左右の基端部63Eを繋いだ仮想線EL1に向かう方向である。図9(b)において、引張方向BDを示す。第1面51における引張方向は、第2方向D2に沿っており、第2面52における引張方向は、第3方向D3に沿っている。よって、第1開封部側が引張方向BDの上流側となり、第5開封部側が引張方向BDの下流側となる。
そして、使用者がシール部材64を引張方向下流側に引っ張ることにより、第3開封部61Cの全体が分離し、次いで、第4開封部61D、第5開封部61E、及び第6開封部61Fが分離される。このように包装体50の開封部61全体が分離することにより、蓋部63と開口部62が形成される。第4開封部61D、第5開封部61E、及び第6開封部61Fは、平面視にて、引張方向BD下流側から引張方向BD上流側に向かって折り返された折返し領域を構成する。
次いで、開封部61を構成する孔部610について、図9に基づいて詳細に説明する。図9は、第1面51の開封部の拡大平面図である。図9(a)は、開封部を介してシートが破断する前の状態であり、図9(b)は、開封部の一部(第1開封部61A、第2開封部61B、第3開封部の一部)が破断した状態である。図9(a)において、X部分を拡大した図を示す。
開封部61は、シートの引張方向BDと交差する方向に並んだ複数の孔部610によって構成されている。説明の便宜上、第3開封部を構成する孔部の並び方向ADを示す。本実施の形態の開口部62は、開封部が一直線状ではなく複数の方向に延びているため、孔部の並び方向ADも複数の方向となる。
孔部610同士は、孔部610が並ぶ方向において間隔を空けて設けられている。各孔部610は、孔部が並ぶ方向に延びる第1領域R1と、第1領域R1に対して傾斜する第2領域R2と、を有する。第1領域R1と第2領域R2は、連なっている。孔部の第2領域R2は、当該孔部と隣接する他の孔部から引張方向BDに延びる延長線上に配置されている。
より詳細には、引張方向下流側に位置する孔部と、引張方向上流側に位置する孔部と、の関係においては、引張方向上流側に位置する孔部の第1領域の引張方向下流側に、引張方向下流側に位置する孔部の第2領域が配置されている。よって、並び方向において間隔を空けて配置された孔部は、少なくとも一部が引張方向において重なっている。使用者が、開封部を破断するために引張方向にシートを引っ張ると、並び方向に隣接した孔部に順々に力が掛かり、順々にシートが破断される。よって、シートの破断方向は、孔部の並び方向となる。
より好ましい構成としては、引張方向上流側に位置する孔部の引張方向下流端を中心として当該孔部に対して45度の角度をなす線上に、引張方向下流側に位置する孔部が配置されていることが望ましい。
次いで、蓋部63の先端部63Aの形状について説明する。先端部63Aは、シール部材64によって覆われた部分である。蓋部63には、第1方向内側に括れた括れ部63Bが形成されている。括れ部63Bは、第2開封部61Bと第3開封部61Cの境界に対応する位置である。括れ部63Bは、引張方向BDと直交する方向に括れている。
図9(b)に示すように蓋部63を引張方向BDに引っ張ると、蓋部63には、シール部材64及び蓋部63を引っ張る力と、シール部材64及び蓋部63が引っ張られる力(引張方向と反対方向の力)とが掛かる。そのため、シール部材64と蓋部63との間に2方向の力による剪断力が掛かり、シール部材64と蓋部63の先端部63Aとが剥離し難い。また、蓋部63の先端部63Aには、引張方向BDと直交する方向に括れる括れ部63Bが形成されているため、括れ部63Bがシール部材64に引っ掛かり、シール部材64と先端部63Aの接着状態を維持できる。
また、括れ部63Bから先端部63Aの外端縁63Cに延びる外側縁63Dと、孔部610の並び方向ADとの交差角度は、略90度である。蓋部63を開封しようとして引張方向BDに引っ張ると、孔部610の並び方向に沿って力が掛かる。そのため、孔部610の並び方向と先端部63Aの外側縁63Dとの交差角度が大きいと、先端部63Aの外側縁63Dがシール部材64から剥がれてしまうことがある。しかし、先端部63Aの外側縁63Dと孔部610の並び方向ADとの交差角度は、略90度であるため、先端部63Aの外側縁63Dがシール部材64から剥がれることを防止できる。
また、開封時に、シール部材64を第2方向D2に沿って引っ張らずに、シール部材64を第1方向D1に沿って引っ張ることが考えられる。このとき、本実施の形態の先端部63Aの外側縁63Dは、括れ部63Bよりも第1方向D1外側に延出しているため、シール部材64と先端部63Aが剥がれることを抑制できる。例えば、先端部63Aの外側縁63Dが第2方向D2に沿っている構成においては、シール部材64を第1方向D1に引っ張った際に、先端部63Aの外側縁63Dが引張方向に沿ってシール部材64から剥がれやすい。一方、本実施の形態のように、先端部63Aの外側縁63Dが括れ部63Bよりも第1方向外側に延出していることにより、当該括れ部63Bから延出した部分がシール部材と接着した状態を維持でき、先端部63Aの外側縁63Dがシール部材64から剥がれることを防止できる。
なお、開封部の破断強度は、1〜5Nであることが望ましい。開封部の破断強度が1N以下であると、製品の搬送中に意図せずに開封部が破断して、開口部62が露出してしまうおそれがある。また、開封部の破断強度が3N以上であると、使用者が開封し難く感じることができる。
また、シール部材64の接着強度は、開封部の破断強度よりも高い必要がある。具体的には、1N〜5Nであって、開封部の破断強度よりも高いことが望ましい。
(3)収容体の使用態様
次いで、収容体の使用態様について説明する。使用前の状態の収容体は、図1に示すように包装体50内に10個の吸収性物品1が収容されている。そして、吸収性物品1を使用すると、包装体50内の吸収性物品1の個数が減る。吸収性物品1が包装体50の第2方向D2に積層されているため、包装体50内の吸収性物品1の第2方向D2の容積が減る。
図10は、包装体内の吸収性物品の一部を取り出した状態の収容体の斜視図である。具体的には、図10は、図1に示す状態から、吸収性物品1を4個の取り出した状態の収容体を示している。包装体50内には、6個の吸収性物品1が収容されている。蓋部63の先端部63Aは、第1開封部の位置(吸収性物品を取り出す前の状態に配置されていた位置)よりも、蓋部63の基端部63Eから離れる側に止着されている。
例えば、吸収性物品を取り出した後に、吸収性物品を取り出す前の状態と同じ位置に蓋部63を配置すると、第2面52と吸収性物品1の間に余剰空間が形成される。しかし、図10に示すように、蓋部63を止めることにより、第2面52と吸収性物品との間の余剰空間を減らすことができる。そのため、個数が減った吸収性物品に沿って包装体を配置できる。よって、個数が減った包装体の容積を小さくでき、収容体全体の容積を減らすことができる。
(4)包装体の製造方法
次いで、包装体50の製造方法の一例について、図11に基づいて説明する。図11は、包装体の製造工程を模式的に示した図である。包装体50は、1枚のシートから構成されている。まず、第1工程S1として、包装体50を構成するシートSHを連続した状態で搬送し、開封部61を形成する。
次いで、第2工程S2として、シートの搬送方向MDに沿ってシートを折り畳む。より詳細には、シートの搬送方向と交差する交差方向CD中心を搬送方向に沿って谷折りにし、当該交差方向中心から交差方向両外側に位置する部分で、搬送方向に沿って山折りにする。シートSHは、断面視にてM字形状となる。当該2本の山折り線の間の領域は、包装体の第3面53を構成する。
次いで、第3工程S3として、該蓋部63の先端部63Aを覆うように、シール部材64を貼付する。そして、第4工程として、シートを交差方向に沿って溶着し、シート同士を接合した接合部を形成する。シートを溶着することにより、個々の包装体が区画される。第3工程によって形成された接合部は、第2面に設けられる接合部652と第5面に設けられる接合部655となる。
第5工程S5において、第4工程S4によって形成された接合部内で、シートを交差方向に沿って切断する。シートを切断することにより、個々の包装体50に分離される。第1〜第5工程を行うことにより、第6面が開放された状態の包装体となる。
第6工程S6において、包装体50の第6面側から吸収性物品1を収容する。なお、図面の都合上、図11における上段の模式図は、下段の模式図の包装体を180度回転させた状態で示している。
第7工程S7において、第2面52から第6面側に延出する部分、第5面55から第6面側に延出する部分、第1面51から第6面側に延出する部分、第4面54から第6面側に延出する部分、を折り畳み、当該延出した部分のシート同士を接合する。第6面56に設けられた接合部656は、第2方向D2に沿って直線状に延び、かつ第6面56の第2方向全域に設けられている。このように構成された収容体は、図1に示す形態となり、包装体50内に複数の吸収性物品が収容される。
第2面52に形成された接合部652は、第1面51から第2面52に延出したシート、第3面53から第2面52に延出したシート、及び第4面54から第2面52に延出したシートが接合されている。第5面55に形成された接合部655は、第1面51から第5面55に延出したシート、第3面53から第5面55に延出したシート、及び第4面54から第5面55に延出したシートが接合されている。第6面56に形成された接合部656は、第1面51から第6面56に延出したシート、第2面52から第6面56に延出したシート、第4面54から第6面56に延出したシート、及び第5面55から第6面56に延出したシートが接合されている。なお、一の面から他の面に延出したシートは、いずれも一枚のシートによって構成されており、折り畳まれることによって各面に配置されている。
(5)作用・効果
包装体を開封した後において、蓋部63によって開口部62を適宜塞ぐことができるため、開封前のみならず開封後も吸収性物品の衛生状態を維持できる。よって、包装体50を一旦開封した後においても、収容体を鞄等に入れて容易に持ち運ぶことができる。
吸収性物品1を包装体50から取り出すと、第1面51の縦方向の長さが短くなる。よって、吸収性物品1を取り出した後に、吸収性物品1を取り出す前の状態と同じ位置に蓋部63を配置すると、吸収性物品1と第2面52の間に余剰空間が形成される。しかし、蓋部63の基端部63Eが第2面52にあり、蓋部63が第1面51と第2面52に跨がっているため、蓋部63の先端部63Aを第2面52から離れる方向に引っ張り、第2面52から離れた位置に蓋部63の先端部63Aを止めることにより、蓋部の基端部を第5面側に近づけ、第2面52と吸収性物品1の間に余剰空間を減らすことができる。すなわち、個数が減った吸収性物品に沿って包装体の第2面52を配置できる。よって、包装体内の余剰空間を減らし、収容体全体をコンパクトなサイズにできる。
また、蓋部63を引っ張ると、第2面52を引っ張ることができ、第2面52に設けられた接合部652も引っ張ることが出来る。第2面52に設けられた接合部652には、第4面54から延びたシートが接合されているため、第4面54も合わせて引っ張り、余剰空間を更に減らし、コンパクトなサイズにできる。また、第2面52に設けられた接合部652は、第1方向に沿って直線状に延びているため、蓋部を介して第2面を引っ張った際に、第2面を第1面側に引き寄せ易くなる。
加えて、第2面52に設けられた接合部652には、第3面53から延びたシートが接合されている。よって、蓋部63を第2面から離れる方向に引っ張った際に、接合部652とともに第3面53を引っ張ることができ、第3面53も巻き込んでコンパクトに折り畳むことができる。隣接する第1面51、第2面52、第3面53、及び第4面54を、個数が少なくなった吸収性物品に密着させて、収容体をコンパクトなサイズにできる。
また、第3面53から延出したシートは、第1面の横方向中央に向かうに連れて第3面の横方向外側から横方向内側に折られている。第3面の横方向外側から第3面の横方向内側に折られた部分は、袋のマチとなる部分である。袋にマチが形成されているため、包装体内の吸収性物品の個数が減った際に、袋を柔軟に変形させることができ、より吸収性物品に沿って包装体を配置できる。
吸収性物品は、包装シートの上に物品本体が配置された状態で、物品本体の両外側縁が横方向内側に折り畳まれ、かつ物品本体の両外端縁が縦方向内側に折り畳まれて、物品本体が包装シートによって個別に包装されている。吸収性物品の側面が、包装シート及び吸収性物品を折り畳んだ折り目であるため、当該側面の剛性が高く、吸収性物品の側面に沿って包装体を変形できる。
また、包装体50内の吸収性物品1の個数が減った際に蓋部63の先端部63Aを引っ張ることにより、包装体50の第4面54は、第1面51側に寄せられる。このとき、第1面51と第4面54の間の距離が短くなると、包装体50内に収容された吸収性物品1が変形してしまうおそれがある。しかし、本実施の形態の収容体100は、第3面53と対向する吸収性物品の側面1Lが、第4面54から第1面51に向かう第3方向D3に沿っているため、当該側面1Lによって第4面54と第1面51との距離を確保でき、吸収性物品1の変形を抑制できる。よって、吸収性物品の個々の形状を維持した状態で、収容体をコンパクトにできる。
第2面に設けられた接合部652は、第2面の第1方向全域に設けられている。よって、蓋部63を引っ張った際に、接合部を介して、第2面の第1方向全域及び、第2面に隣接する第4面の第1方向全域を第1面側に引っ張ることができる。よって、包装体内の吸収性物品の個数が減った場合においても、吸収性物品に沿って第2面及び第4面を配置でき、包装体内の余剰空間を減らすことができる。
第2面の開封部の外側縁を構成する第4開封部61Dは、シートの引張方向に沿って直線状に延びるため、シートの引張方向と孔部の並ぶ方向が一致し、引張方向に力を掛けることにより、開封部を介してシートを破断できる。
第6面に設けられた接合部656は、第2方向D2に沿って直線状に延び、かつ第6面の第2方向全域に設けられている。第6面に形成された接合部は、吸収性物品が積層された方向に沿っている。接合部は、シートが接合されて剛性が高いため、変形し難い部分である。よって、第6面に形成された接合部の位置や変形状態によって、包装体内の吸収性物品の大凡の個数を把握できる。
具体的には、例えば、少数の吸収性物品が取り出され、大多数の吸収性物品が残っている場合には、第1面の第2方向の長さが短くなるように折り畳まれた際に、第6面の接合部が元の状態を維持する。使用者は、吸収性物品の残り量が多いことを把握できる。
一方、大多数の吸収性物品が取り出され、少数の吸収性物品が残っている場合には、第1面の第2方向の長さが短くなるように折り畳まれた際に、第6面の接合部も一緒に折り畳まれる。使用者は、吸収性物品の残り量が少ないことを把握できる。
包装体を構成するシートによっては、裂けやすい方向があり、開封部を破断させようとシール部材64を引っ張った際に、シートが破断途中で予期しない方向に向かって破断してしまい、意図した形状の開口部62を形成できないことがある。特に、吸収性物品としての生理用ナプキンを使用する際は、使用者が漏れ等を気にして開封を急ぐことがあり、意図した形状の開口部62を形成できないことがある。また、本実施の形態に係る包装体のように、孔部の並び方向と引張方向とが一致しない構成においては、シートを引張方向に引っ張った際に、隣接する孔部に力がうまく伝達せず、シートを円滑に破断できなかったり、意図しない部分が破断したりすることがある。
本実施の形態の孔部の第2領域は、当該孔部と隣接する他の孔部からシートの引張方向に延びる延長線上に配置されている。隣接する孔部が、引張方向の延長線上に配置されているため、使用者が、開封部を破断するために引張方向にシートを引っ張ることにより、並び方向に隣接した孔部に順々に力が掛かり、意図した形状の開口部62を容易に設けることができる。
また、シール部材64が接着された開封部は、連続的に破断されているためシール部材64を引張方向に向けて引っ張ることにより、シール部材と共に立ち上がる。よって、開封部とシール部材の接着強度を高めることなく、開封部の先端を持ち上げることができる。シール部材の接着強度を高める必要がないため、開封時にシール部材を容易にシートから剥離させることができる。
また、テープ部材と蓋部の剪断強度は、テープ部材と蓋部が接触する面全体で作用するため、テープ部材の接着強度を高めずに、剪断強度を確保できる。そのため、開封部の切り離し強度を高くすることが出来る。よって、搬送中に意図しないときに切り離し部が破断してしまわず持ち運びやすい。
蓋部63の基端部側の開封部には、平面視にて、引張方向下流側から引張方向上流側に向かって折り返された折返し領域が形成されているため、引張方向下流端に力が集中することを抑制でき、力を分散させて、引張方向下流端からシートが意図しない方向に破断することを防止できる。
包装体50を構成するシートの材質は、高分子樹脂フィルムである。よって、包装体50は、可撓性を有し、柔軟に変形できる。包装体50の内部に収容される吸収性物品1の個数は、使用に伴って変化するため、包装体50は、個数に応じた外形を形成する必要がある。包装体50を構成するシートが柔軟に変形できるため、吸収性物品1の個数が変化した場合であっても、当該個数に応じたコンパクトな外形を形成できる。また、高分子樹脂フィルムは、液不透過性を有するため、内部に収容された吸収性物品を水等から保護することができる。特に、吸収性物品としての生理用ナプキンは、水廻りであるトイレで使用するため、包装体が液体を透過させてしまうと、使用前に濡れてしまうおそれがある。しかし、包装体が液不透過性を有することにより、吸収性物品を防水し、使用前に濡れることを防止できる。
このように、本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
例えば、包装体に収容される吸収性物品は、生理用ナプキンに限られず、パンティライナー、使い捨ておむつ、尿取りパッド等の他の吸収性物品であってもよい。
また、変形例に係る収容体は、吸収性物品1に香料が付されていてもよい。香料は、物品本体10と包装シート20のうち、少なくともいずれかに付されていればよい。なお、包装シート20は賦香されているが、吸収性物品1は賦香されていないという構成であることが好ましい。香料は、物品本体10が包装シート20によって個別に包装された状態で、包装シート20に内封されている。香料が内封された状態とは、香料の周囲を包装シートによって囲んだ状態である。このように香料を包装シートに内封することにより、使用者の鞄の中に香りが付着することを抑制できる。また、開封前に香料が揮発することを抑制でき、使用時に香りを付与できる。
ここで、上述の香料の成分について特に制限はなく、従来公知の香料を特に制限なく用いることができるが、紙のような繊維物に含浸させやすいという観点では、かかる香料を吸収させた粒状物や粉状物を用いるよりは、かかる香料を含む液状物を用いることが好ましい。かかる香料の成分としては、当該技術分野において従来用いられてきたものと同様のものをも用いることができる。
例えば、かかる香料の成分としては、沸点が約250℃以下の高揮発性のもの、又は、沸点が約250〜約300℃の中揮発性のものが好ましく用いられる。
高揮発性香料成分としては、例えば、アニソール、ベンズアルデヒド、酢酸ベンジル、ベンジルアルコール、ギ酸ベンジル、酢酸イソボルニル、シトロネラール、シトロネロール、酢酸シトロネリル、パラシメン、デカナール、ジヒドロリナロール、ジヒドロミルセノール、ジメチルフェニルカルビノール、ユーカリプトール、l−カルボン、ゲラニアール、ゲラニオール、酢酸ゲラニ
ル、ゲラニルニトリル、ネロール、酢酸ネリル、酢酸ノニル、リナロール、酢酸リナリル、フェニルエチルアルコール、α-ピネン、β-ピネン、γ-ピネン、α-ヨノン、β-ヨノン、γ-ヨノン、α-テルピネオール、β-テルピネオール、酢酸テルピニル、テンタローム等が挙げられる。
また、中揮発性香料成分としては、例えば、アミルシンナムアルデヒド、ジヒドロジャスモン酸メチル、サリチル酸イソアミル、β-カリオフィレン、セドレン、セドリルメチルエーテル、桂皮アルコール、クマリン、ジメチルベンジルカルビニルアセテート、エチルバニリン、オイゲノール、イソオイゲノール、γ−メチルヨノン、ヘリオトロピン、サリチル酸ヘキシル、サリチル酸シス-3-ヘキセニル、フェニルヘキサノール、バニリン、ペンタライド等が挙げられる。
上述の香料の成分の他に、グリーンハーバル様香気を有する香料を含有した香料組成物を用いることもできる。
ここで、香料とは、後述するA群やB群に代表されるような単体の香料素材を指す。また、香料組成物とは、これら単体の香料素材、又は、天然精油や調合ベースのように複数の香料によって構成される香料素材によって組み合わされたもので、溶剤によって希釈、調整されたものを含む。
グリーンハーバル様香気を有する香料を含有する香料組成物を用いることで、かかる香料から生じるグリーンハーバル様香気の作用によって、月経随伴性症状の中でも特に精神的な不快症状を、身体に物理的刺激を与えること無く、また、経口投与にもよらず、安全かつ簡便に緩和させることが可能になる。これに加え、快適感も得られる。
グリーンハーバル様香気は、グリーン様香気(グリーンノート)又はハーバル様香気(ハーバルノート)を含む香調である。グリーン様香気とは、草や若葉のすがすがしい香調をいう。ハーバル様香気(ハーバルノート)とは、ハーブを用いた自然で、薬草的な香り立ちが特徴の香調をいう。
グリーンハーバル様香気を有する香料を含有する香料組成物は、シス-3-ヘキセノール、ギ酸シス-3-ヘキセニル、酢酸シス-3-ヘキセニル、プロピオン酸シス-3-ヘキセニル、酪酸シス-3-ヘキセニル、トランス-2-ヘキセナール、酢酸トランス-2-ヘキセニル、酢酸ヘキシル、酢酸スチラリル、2-メチル-3-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-プロパナール(IFF社名、ヘリオナール)、3(4)-(5-エチルビシクロ[2,2,1]ヘプチル-2)-シクロヘキサノール、2-ペンチロキシグリコール酸アリル(IFF社名、アリルアミルグリコレート)、4-メチル-3-デセン-5-オール(Givaudan社名、ウンデカベルトール)、ヘキシルアルデヒド、2,4-ジメチル-3-シクロヘキセニルカルボキシアルデヒド(IFF社名、トリプラール)及びフェニルアセトアルデヒドからなる群(以下、この群をA群という)より選択される1種又は2種以上の香料を含有することが好ましい。これらの香料として市販品を用いることもできる。A群に含まれる香料は、主として、グリーン様香気を生ずるものである。
グリーンハーバル様香気を有する香料を含有する香料組成物は、上述のA群の香料に加えて、更に、l-メントール、1,8-シネオール、サリチル酸メチル、シトロネラール、カンファー、ボルネオール、酢酸イソボルニル、酢酸ターピニル、オイゲノール、アネトール、4-メトキシベンジルアルコール及びエストラゴールからなる群(以下、この群をB群という)より選択される1種又は2種以上の香料を含有することが好ましい。B群に含まれる香料は、主として、ハーバル様香気を生ずるものである。
A群の香料は、香料組成物中に0.5〜30重量%、特に、1〜20重量%含有されることが好ましい。B群の香料は、香料組成物中に、1〜30重量%、特に、5〜20重量%含有されることが好ましい。
上述のA群及びB群の香料は、例えば、適当な溶剤と調整されて香料組成物となされる。溶剤としては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ミリスチン酸イソプロピル、クエン酸トリエチル、1,3-ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、エタノール等が用いられる。
香料組成物の量は、心理的にポジティブな効果が充分に得られる量であればよく、吸収性物品1の大きさに応じて、1個の吸収性物品1に対して、好ましくは、0.3〜100mg、更に好ましくは、0.3〜20mg、一層好ましくは、0.3〜5mgの範囲から適宜選択すればよい。含有させる香料組成物の量を、かかる範囲内とすることによって、香料組成物自体の匂いや使用感が過度になることなく、不快感の緩和効果を充分なものとすることができる。
1 :吸収性物品
1L :側面
1P :平面
10 :物品本体
11 :表面シート
12 :裏面シート
13 :吸収体
13A :下層吸収体
13B :上層吸収体
15 :サイドシート
16 :ウイング部
17 :粘着剤
20 :包装シート
21 :裏面
22 :表面
25 :粘着テープ
50 :包装体
51 :第1面
52 :第2面
53 :第3面
54 :第4面
55 :第5面
56 :第6面
61 :開封部
61A :第1開封部
61B :第2開封部
61C :第3開封部
61D :第4開封部
61E :第5開封部
61F :第6開封部
610 :孔部
62 :開口部
63 :蓋部
63A :先端部
63B :括れ部
63C :外端縁
63D :外側縁
64 :シール部材
100 :収容体
D1 :第1方向
D2 :第2方向
D3 :第3方向
AD :孔部の並び方向
BD :シートの引張方向
R1 :第1領域
R2 :第2領域
FL1 :第1長手折り目
FL2 :第2長手折り目
FW1 :第1幅折り目
FW2 :第2幅折り目
L :縦方向
T :厚み方向
W :横方向

Claims (12)

  1. 吸収体を有する吸収性物品と、前記吸収性物品を複数収容する包装体と、を備える収容体であって、
    前記吸収性物品は、前記吸収体の縦方向に直交しかつ前記吸収体の横方向に直交する厚み方向において積層された状態で、前記包装体内に収容されており、
    前記包装体は、可撓性を有するシートからなり、第1〜第6面を有して隣接する面が直交した六面体であり、
    前記包装体には、前記シートを破断する開封部が形成され、前記開封部を介して前記シートが破断されることにより、前記吸収性物品を出し入れする開口部と前記開口部を塞ぐ蓋部が形成されるように構成されており、
    前記開口部及び前記蓋部は、前記吸収性物品の側面と対向する第1面と、前記吸収性物品の平面と対向し、かつ前記第1面に隣接する第2面とに跨がっており、
    前記蓋部は、前記第2面に設けられた基端部を基点として前記開口部を開閉可能に構成されており、
    前記包装体の前記第2面には、前記第1面から前記第2面に延出した前記シート、前記第1面と隣接しかつ前記第2面と隣接する第3面から前記第2面に延出した前記シート、前記第1面と対向する第4面から前記第2面に延出した前記シートが接合された接合部が設けられており、
    前記接合部は、前記第1面の横方向である第1方向に沿った直線状に延びている、収容体。
  2. 前記第3面から延出した前記シートは、前記第1方向内側に向かうに連れて前記第3面の横方向外側から横方向内側に折られ、前記接合部において接合されている、請求項1に記載の収容体。
  3. 前記吸収性物品は、表面シート、裏面シート、及び前記吸収体を有する物品本体と、前記物品本体を個別に包装する包装シートと、を有し、
    前記吸収性物品は、前記包装シートの上に前記物品本体が配置された状態で、前記物品本体の両外側縁が横方向内側に折り畳まれ、かつ前記物品本体の両外端縁が縦方向内側に折り畳まれて、前記物品本体が前記包装シートによって個別に包装されている、請求項1又は請求項2に記載の収容体。
  4. 前記第3面は、前記吸収性物品の側面と対向しており、
    前記第3面と対向する前記吸収性物品の側面は、前記第4面から前記第1面に向かう方向に沿う、請求項3に記載の収容体。
  5. 前記吸収性物品には、香料が塗布されており、
    前記香料は、前記物品本体が前記包装シートによって個別に包装された状態で、前記包装シートに内封されている、請求項3又は請求項4に記載の収容体。
  6. 前記接合部は、前記第2面の第1方向全域に設けられている、請求項1から請求項5のいずれかに記載の収容体。
  7. 前記第2面の前記開封部の外側縁は、前記開封部を介して前記シートを破断する際の前記シートの引張方向に沿って直線状に延びる、請求項1から請求項6のいずれかに記載の収容体。
  8. 前記第3面と対向する前記第6面には、前記第1面から前記第6面に延出したシートと前記第4面から前記第6面に延出したシートが接合された接合部が設けられており、
    前記第6面に設けられた接合部は、前記第1面の縦方向である第2方向に沿って直線状に延び、かつ前記第6面の第2方向全域に設けられている、請求項1から請求項7のいずれかに記載の収容体。
  9. 前記開封部は、前記開封部を介して前記シートを破断する際の前記シートの引張方向に対して交差する方向に並んだ複数の孔部によって構成されており、
    前記孔部は、前記孔部が並ぶ方向に延びる第1領域と、前記第1領域に対して傾斜する第2領域と、を有し、
    前記孔部の第2領域は、当該孔部と隣接する他の孔部からシートの引張方向に延びる延長線上に配置されている、請求項1から請求項8のいずれかに記載の収容体。
  10. 前記蓋部の先端部は、前記開封部を介して前記シートを破断する際の前記シートの引張方向と直交する直交方向に括れた括れ部が形成されている、請求項1から請求項9のいずれかに記載の収容体。
  11. 前記蓋部の基端部側の前記開封部には、平面視にて、前記引張方向下流側から前記引張方向上流側に向かって折り返された折返し領域が形成されている、請求項1から請求項10のいずれかに記載の収容体。
  12. 前記シートの材質は、高分子樹脂フィルムである、請求項1から請求項11のいずれかに記載の収容体。
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