JP2011176998A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 モータ及び当該モータを制御するコントローラを一体化した駆動装置において、その体格を可及的に小さくするとともに、各駆動系統が同時期に故障することを防止する。
【解決手段】 ヒートシンク50が2つの放熱ブロック51を有する。放熱ブロック51は、幅広の柱状を呈する。放熱ブロック51は、その両端に、接続部54、55を有している。接続部54、55には、モータ2の軸方向に貫通する孔が形成されている。一方の接続部54には、ねじ56が挿通され、モータケース10に螺着される。また、他方の接続部55には、ねじ57が挿通され、カバー110とともにモータケース10に螺着される。そして、各放熱ブロック51に、2つの系統の各インバータをそれぞれ構成する2つのパワーモジュール60が1つずつ配置されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、モータと当該モータを制御するコントローラとを一体にした駆動装置に関する。
近年、車両のステアリングの取り回しを補助する機構として、電動式でトルクを発生させる電動パワーステアリングシステム(以下「EPSシステム」という。)が注目されている。EPSシステムでは、油圧式のシステムと異なり、運転者のステアリング操作があったときにだけアシストが行われる。そのため、低燃費の実現などメリットが多い。
このEPSシステムのトルク発生源としてのモータには、例えば三相交流を印加することで回転駆動されるブラシレスモータが用いられる。このようなブラシレスモータを用いる場合、複数相(例えば三相)の巻線へ位相の異なる巻線電流を供給するため、所定電圧(例えば12V)の直流出力から位相がずれた交流出力を作り出す必要がある。したがって、巻線電流を切り換えるためのコントローラが必要となってくる。このコントローラには、スイッチング機能を実現する半導体モジュールが含まれる。
従来の駆動装置を見ると、コントローラをモータの近傍に配置したものが開示されている(例えば、特許文献1〜4参照)。このとき、コントローラに含まれる半導体モジュールは大電流によって発熱するため、ヒートシンク等との配置関係が工夫されている。
特開2002−120739号公報 特開平10−234158号公報 特開平10−322973号公報 特開2004−159454号公報
ところで、複数相(例えば三相)の巻線へ位相の異なる巻線電流を供給することは既に述べたが、モータが複数系統で制御される場合がある。この場合、各系統に対して「複数相の巻線」が設けられ、これら「複数相の巻線」に対してそれぞれインバータが設けられる。このインバータを構成するのが、上述した半導体モジュールである。複数系統で制御すれば、一方の巻線を制御するためのインバータ(半導体モジュール)が故障しても、他方の巻線が正常に制御されることでモータの制御を継続できる。
ところが、特許文献1では、一枚の金属基板に半導体モジュールを実装するため、複数系統のインバータが構成される場合、別の系統に属する半導体モジュールが熱的な干渉を起こしてしまう。結果として、複数の系統が同時期に故障する虞がある。
同様に、特許文献2では、半導体モジュールがヒートシンクの開口部分にまとめて配置されている。また、特許文献3でも、モータ内に形成される一つの室内に半導体モジュールを収容している。したがって、複数の系統が同時期に故障する虞がある。
一方、特許文献4では、半導体モジュールがモータを構成するステータの周囲に配置されているものの、モータの径方向の体格が大きくなるという問題がある。しかも、ここに用いられている平滑用コンデンサは平型のものであるが、例えば円筒状のコンデンサを使用しなければならない状況下では、径方向の体格が一層大きくなるものと思われる。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、モータ及び当該モータを制御するコントローラを一体化した駆動装置において、その体格を可及的に小さくすると共に、各駆動系統が同時期に故障することを防止することにある。
上述した目的を達成するためになされた請求項1に記載の駆動装置は、外郭を形成する筒状のモータケースを備えている。また、ステータが、モータケースの径方向内側に配置される。このステータには、複数相を構成する巻線が巻回されている。さらにまた、ステータの径方向内側には、ロータが、回転可能に支持される。このロータと共に回転するのがシャフトであり、シャフトは軸方向に延びている。
本発明では、ヒートシンクが、モータケースの軸方向に配置され、相互に離間する複数の柱状部を有している。巻線に流れる巻線電流を切り換える複数の半導体モジュールが、ヒートシンクの柱状部に配置されている。つまり、本発明では、ヒートシンク及び半導体モジュールをモータケースの軸方向に配置することにより、駆動装置の径方向の体格を小さくしている。
また特に、半導体モジュールは、複数の駆動系統に対応するよう設けられ、一つの柱状部に対し一つの駆動系統が対応するように柱状部に配置されている。つまり、本発明では、各駆動系統に属する半導体モジュールを互いに離間させるように、離間して設けられた柱状部に配置するようにしたのである。これにより、半導体モジュールで発生する熱をバランス良く分散させることができる。また、各駆動系統に属する半導体モジュールを異なる柱状部に配置したため、同一箇所にまとめて配置する構成と異なり、各駆動系統が同時期に故障することを防止できる。
ところで、上記柱状部は、請求項2に示すように、径方向に所定の厚みを有する厚肉板状を呈していることとしてもよい。板状とすることにより、半導体モジュールを配置するスペースが確保されるためである。
また、請求項3に示すように、柱状部が、その端部に、軸方向に貫通するネジ穴が形成された接続部を有することとしてもよい。このようにすれば、モータケースなどに対して柱状部、すなわちヒートシンクを簡単に固定することができる。なお、各柱状部が別体となっていてヒートシンクを構成してもよいし、請求項4に示すように、各柱状部が互いに連結されて単一のヒートシンクを構成してもよい。
ヒートシンクは、例えば請求項5に示すように、第1駆動系統に対応する半導体モジュールが設けられる第1柱状部及び、第2駆動系統に対応する半導体モジュールが設けられる第2柱状部を有することが考えられる。このようにすれば、第1及び第2の2つの駆動系統に属する半導体モジュール同士が熱的に干渉することを防止でき、2つの駆動系統が同時期に故障することを防止できる。
なお、2つの柱状部は、例えば請求項6に示すように、シャフトの中心を基準にして対称となるよう設けることが考えられる。ここでいう「対称」は、厳密な意味での対称でなくてもよい。このように左右対称の柱状部とすれば、半導体モジュールの配置設計や取り付け作業に要する時間が短縮される。
このとき、半導体モジュールは、例えば請求項7に示すように、各柱状部の一つの面に配置される単一のモジュールとすることが考えられる。このように各柱状部に単一のモジュールを配置する場合、請求項8に示すように、軸方向に突出する端子の配列が、当該軸方向に視てシャフトの中心を基準にして線対称となるようにすることが考えられる。この場合、2つの半導体モジュールの端子が軸方向に視て同じ順序で並ぶため、配線の取り回しが容易になるという点で有利である。また、請求項9に示すように、軸方向に突出する端子の配列が、当該軸方向に視てシャフトの中心を基準にして点対称となるようにすることが考えられる。この場合、2つの半導体モジュールの端子が軸方向に視て逆の順序で並ぶことになるが、全く同一規格の半導体モジュールを利用でき、2つの半導体モジュールを区別する必要がないという点で有利である。
また、半導体モジュールは、例えば請求項10に示すように、各柱状部の隣り合う2つの面に接触するモジュールとすることが考えられる。
ところで、駆動装置の体格を小型化する場合、請求項11に示すように、柱状部の径方向内側に、ノイズを除去可能な部品群を配置するとよい。このようにすれば、径方向の体格を小さくすることができる。
第1実施形態のパワーステアリング装置の構成を説明する概略構成図である。 第1実施形態の駆動装置の断面図である。 第1実施形態の駆動装置の平面図である。 カバーを取り外した状態の図3のIV方向矢視図である。 第1実施形態の駆動装置の分解斜視図である。 第1実施形態の駆動装置の分解斜視図である。 第1実施形態のコントローラの平面図である。 図7のVIII方向矢視図である。 図7のIX方向矢視図である。 図7のX方向矢視図である。 第1実施形態のコントローラの斜視図である。 第1実施形態のヒートシンクにパワーモジュールを組み付けた状態の平面図である。 図12のXIII方向矢視図である。 図12のXIV方向矢視図である。 第1実施形態のヒートシンクにパワーモジュールを組み付けた状態の斜視図である。 第1実施形態のパワーユニットの平面図である。 図16のXVII方向矢視図である。 第1実施形態のパワーユニットの斜視図である。 第2実施形態の駆動装置の分解斜視図である。 第2実施形態のヒートシンクにパワーモジュールを組み付けた状態の斜視図である。 第3実施形態の駆動装置の平面図である。 第3実施形態の駆動装置の側面図である。 図23のIV−IV線断面図である。 第3実施形態の駆動装置の斜視図である。 第3実施形態の駆動装置の分解斜視図である。 第4実施形態の駆動装置の平面図である。 第4実施形態の駆動装置の側面図である。 第4実施形態の駆動装置の斜視図である。
以下、実施形態としての駆動装置を図面に基づいて説明する。
なお、以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付し、その構成についての説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態の駆動装置を図1〜図17に示す。駆動装置1は、電動パワーステアリングシステム(以下、「EPS」という。)を構成し、モータ2及びコントローラ3を備える。コントローラ3は、図2に示すように、制御基板40、ヒートシンク50、パワーモジュール60(図5等参照)、パワー基板70等から構成されている。
最初に、EPSの電気的構成を図1に基づいて説明する。ここで説明する電気的構成は、以下の実施形態にも共通する。
図1に示すように、駆動装置1は、車両のステアリング5の回転軸たるコラム軸6に取り付けられたギア7を介しコラム軸6に回転トルクを発生させ、ステアリング5による操舵をアシストする。具体的には、ステアリング5が運転者によって操作されると、当該操作によってコラム軸6に生じる操舵トルクをトルクセンサ8によって検出し、また、車速情報を図示しないCAN(Controller Area Network)から取得して、運転者のステアリング5による操舵をアシストする。もちろん、このような機構を利用すれば、制御手法によっては、操舵のアシストのみでなく、高速道路における車線キープ、駐車場における駐車スペースへの誘導など、ステアリング5の操作を自動制御することも可能である。
モータ2は、ギア7を正逆回転させるブラシレスモータである。モータ2は、コントローラ3の制御により、電流が供給されて駆動される。コントローラ3は、駆動電流を切り換えるためのパワー部100、及び、駆動電流の切り換えを制御する制御部90から構成される。
パワー部100は、電源75からの電源ラインに介在するチョークコイル76、平滑コンデンサ77、及び、二組のインバータ80,89を有している。インバータ80とインバータ89とは、同様の構成であるので、ここでは一方のインバータ80について説明する。
インバータ80は、電界効果トランジスタの一種であるMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor、以下、「MOS」という。)81〜86を有している。MOS81〜86は、ゲート電位により、ソース−ドレイン間がON(導通)またはOFF(遮断)される。
MOS81は、ドレインが電源ライン側に接続され、ソースがMOS84のドレインに接続されている。MOS84のソースは、グランドに接続されている。MOS81とMOS84との接続点は、モータ2のU相コイルに接続されている。
MOS82は、ドレインが電源ライン側に接続され、ソースがMOS85のドレインに接続されている。MOS85のソースは、グランドに接続されている。MOS82とMOS85との接続点は、モータ2のV相コイルに接続されている。
MOS83は、ドレインが電源ラインに接続され、ソースがMOS86のドレインに接続されている。MOS86のソースは、グランドに接続されている。MOS83とMOS86との接続点は、モータ2のW相コイルに接続されている。
また、インバータ80は、電源リレー87、88を有している。電源リレー87、88は、MOS81〜86と同様のMOSFETにより構成される。電源リレー87、88は、MOS81〜83と電源75との間に設けられ、異常時にMOS81〜86を経由してモータ2側へ電流が流れるのを遮断可能である。
シャント抵抗99は、MOS84〜86とグランドとの間に電気的に接続される。シャント抵抗99に印加される電圧または電流を検出することにより、U相コイル、V相コイル、W相コイルに通電される電流を検出する。
チョークコイル76は、電源75と電源リレー87との間に電気的に接続されている。また、平滑コンデンサ77は、電源75とグランドとの間に接続されている。チョークコイル76及び平滑コンデンサ77は、フィルタ回路を構成し、電源75を共有する他の装置から伝わるノイズを低減する。また、電源75を共有する他の装置へ駆動装置1から伝わるノイズを低減する。
電解コンデンサ78は、電源ライン側に設けられるMOS81〜86の電源側と、グランド側に設けられるMOS84〜86のグランド側と、の間に電気的に接続されている。電解コンデンサ78は、電荷を蓄えることで、MOS81〜86への電力供給を補助したり、サージ電圧などのノイズ成分を抑制したりする。
制御部90は、プリドライバ91、カスタムIC92、回転検出部としての位置センサ93、及び、マイコン94を備えている。カスタムIC92は、レギュレータ部95、位置センサ信号増幅部96、及び、検出電圧増幅部97として機能する。
レギュレータ部95は、電源を安定化する安定化回路である。レギュレータ部95は、各部へ供給される電源の安定化を行う。例えばマイコン94は、このレギュレータ部95により、安定した所定電圧(例えば5V)で動作することになる。
位置センサ信号増幅部96には、位置センサ93からの信号が入力される。位置センサ93は、モータ2の回転位置信号を検出し、検出された回転位置信号は、位置センサ信号増幅部96に送られる。位置センサ信号増幅部96は、回転位置信号を増幅してマイコン94へ出力する。
検出電圧増幅部97は、シャント抵抗99の両端電圧を検出し、当該両端電圧を増幅してマイコン94へ出力する。
マイコン94には、モータ2の回転位置信号、及び、シャント抵抗99の両端電圧が入力される。また、マイコン94には、コラム軸6に取り付けられたトルクセンサ8から操舵トルク信号が入力される。さらにまた、マイコン94には、CANを経由して車速情報が入力される。マイコン94は、操舵トルク信号及び車速情報が入力されると、ステアリング5による操舵を車速に応じてアシストするように、回転位置信号に合わせてプリドライバ91を介してインバータ80を制御する。具体的には、マイコン94は、プリドライバ91を介してMOS81〜86のON/OFFを切り替えることにより、インバータ80を制御する。つまり、6つのMOS81〜86のゲートがプリドライバ91の6つの出力端子に接続されているため、プリドライバ91によりゲート電圧を変化させることにより、MOS81〜86のON/OFFを切り換える。
また、マイコン94は、検出電圧増幅部97から入力されるシャント抵抗99の両端電圧に基づき、モータ2へ供給する電流を正弦波に近づけるべくインバータ80を制御する。なお、マイコン94は、他方のインバータ89についても一方のインバータ80と同様に制御する。
次に、駆動装置1の構造について、図2〜図17に基づいて説明する。図2〜図6は、駆動装置1の全体を示した図であり、図7〜11は、コントローラ3を示した図であり、図12〜15は、ヒートシンク50及びパワーモジュール60を示した図であり、図16〜図18は、パワーユニット105を示した図である。
本実施形態の駆動装置1は、モータ2の軸方向の一方の端部にコントローラ3が設けられており、モータ2とコントローラ3とが積層構造になっている。
まず、モータ2について説明する。モータ2は、モータケース10、ステータ20、ロータ30、シャフト35等を備えている。
モータケース10は、鉄等により筒状に形成される。モータケース10のコントローラ3と反対側の端部には、アルミにより形成されるフレームエンド14がねじ等により固定される。モータケース10のコントローラ3側の端部の軸中心には、開口11が設けられている。開口11には、シャフト35が挿通される。
モータケース10のコントローラ3側の端部には、樹脂ガイド16が設けられる。樹脂ガイド16は、略環状に形成され、中央部が開口している。また、樹脂ガイド16には、6つの孔が設けられる。
モータケース10の径方向内側には、ステータ20が配置される。ステータ20は、モータケース10の径方向内側に突出する12個の突極を有している。突極は、モータケース10の周方向に所定間隔で設けられている。突極は、磁性材料の薄板を積層してなる積層鉄心、及び積層鉄心の軸方向外側に嵌合するインシュレータを有している。インシュレータには、巻線26が巻回されている。巻線26は、U相、V相、及びW相の三層巻線を構成している。
モータ線27は、巻線26の6箇所から引き出されている。モータ線27は、樹脂ガイド16に設けられる6つの孔に挿通される。これにより、モータ線27は、樹脂ガイド16により位置決めされるとともに、モータケース10との絶縁が確保される。また、モータ線27は、コントローラ3側へ引き出され、制御基板40、パワーモジュール60の径方向外側を通ってパワー基板70に接続される。すなわち、モータ2の軸方向から見たとき、モータ線27は、パワーモジュール60よりも径方向外側に配置される。
ステータ20の径方向内側には、ロータ30がステータ20に対して相対回転可能に設けられる。ロータ30は、例えば鉄等の磁性体から筒状に形成される。ロータ30は、ロータコア31と、ロータコア31の径方向外側に設けられる永久磁石32を有している。永久磁石32は、N極とS極とが周方向に交互に配列されている。
シャフト35は、ロータコア31の軸中心に形成された軸穴33に固定されている。シャフト35は、モータケース10に設けられる軸受12及びフレームエンドに設けられる軸受15によって回転可能に支持される。これにより、シャフト35は、ステータ20に対し、ロータ30とともに回転可能となっている。
シャフト35は、コントローラ3側の端部にマグネット36を有している。シャフト35のコントローラ3側は、モータケース10の開口11に挿通されているので、シャフト35のコントローラ3側の端部に設けられるマグネット36は、コントローラ3側に露出している。また、本実施形態では、シャフト35は、制御基板40を貫通しておらず、マグネット36は、制御基板40のモータ2側の端面41の近傍であって、端面41と対向する位置に配置される。
また、シャフト35は、コントローラ3の反対側の端部に出力端37を有している。
次に、コントローラ3について説明する。
コントローラ3は、モータケース10を軸方向に投影した領域であるモータケース領域に収まるように設けられている。コントローラ3は、軸方向において、モータ2側から、制御基板40、ヒートシンク50及びパワーモジュール60、パワー基板70がこの順で配列されている。
制御基板40は、例えばガラスエポキシ基板により形成される4層基板であって、モータケース領域に収まる略長方形の板状に形成される。制御基板40の四隅は、ヒートシンク50をモータケース10に組み付けるための逃がしとして、切欠42(図5等参照)が形成されている。また、制御基板40は、モータ2側からねじ47によってヒートシンク50に螺着される。
制御基板40には、制御部90を構成する各種電子部品が実装されている。制御基板40のモータ2側の端面には、図1に示したプリドライバ91、カスタムIC92、位置センサ93、マイコン94が実装されている。位置センサ93は、制御基板40の略中心に設けられ、シャフト35のマグネット36と対向している。これにより、シャフト35とともに回転するマグネット36による磁界の変化を検出することにより、シャフト35の回転を検出する。また、制御基板40には、長手側の外縁に沿って、パワーモジュール60の制御端子64と接続するためのスルーホール43が形成されている(図5等参照)。また、制御基板40のモータ2と反対側であって、短手側の一側に、制御コネクタ45が接続されている。制御コネクタ45は、モータ2の径方向外側から配線を接続可能に設けられ、各種センサからのセンサ情報を入力する。
図5等に示すように、ヒートシンク50は、2つの放熱ブロック51、及び、2つの放熱ブロック51の間に設けられる連結部52を有している。2つの放熱ブロック51及び連結部52は、熱伝導性のよい材料(例えばアルミニウム)により一体に形成されている。本実施形態では、放熱ブロック51は、シャフト35の軸線を延長した仮想線である中心線よりもモータ2の径方向外側に設けられる。
ヒートシンク50は、図14に示すように、側面、すなわち図12のIXV方向からみたとき、全体として側面視H字状に形成されている。また、ヒートシンク50は、モータ2の軸方向から見たとき、図12に示すように、コ字状に形成されている。2つの放熱ブロック51は、シャフト35の中心を基準にして対称に配置されている。放熱ブロック51の径方向内側の面と連結部52とで形成される凹部53には、図10等に示すように、制御コネクタ45が嵌り込む。
図5等に示すように、放熱ブロック51は、幅広の柱状に形成される。放熱ブロック51の両端には、接続部54、55を有している。接続部54、55には、モータ2の軸方向に貫通する孔が形成される。一方の接続部54には、ねじ56が挿通され、モータケース10に螺着される。また、他方の接続部55には、ねじ57が挿通され、後述するカバー110とともにモータケース10に螺着される。一方の放熱ブロック51の接続部54と他方の放熱ブロック51の接続部54とは、シャフト35の中心線に対して対称となるように配置される。また同様に、一方の放熱ブロック51の接続部55と他方の放熱ブロック51の接続部55とは、シャフト35の中心線に対し対称となるように配置される。
また、放熱ブロック51は、モータケース10の径方向外側となる側の面であって、接続部55の間に形成される幅広面である受熱面59を有している。受熱面59は、モータケース10の軸方向の端面から立ち上がる方向に形成されている。本実施形態では、受熱面59は、モータケース10の軸方向における端面13と略垂直に形成されている。
ヒートシンク50のモータ2における径方向外側には、パワーモジュール60が配置される。パワーモジュール60は、2つの放熱ブロック51に対して1つずつ配置される。
パワーモジュール60は、スイッチング素子または電源リレーであるMOSを構成する図示しない半導体チップ、半導体チップをモールドするモールド部61、モールド部61から突出する制御端子64及びパワー端子65を有する(図8等参照)。
図8に示すように、制御端子64は、モールド部61の幅広面に垂直な面である第1の面62に形成される。また、パワー端子65は、モールド部61の幅広面に垂直な面であって、第1の面62と対向する第2の面63に形成される。本実施形態では、パワーモジュール60は、制御端子64が形成される第1の面62が制御基板40側、パワー端子65が形成される第2の面63がパワー基板70側となるようにヒートシンク50の受熱面59に沿って配置される。すなわち、パワーモジュール60は、モータ2の径方向においてヒートシンク50の外側に縦配置される。また、パワーモジュール60の制御端子64及びパワー端子65は、軸方向に視ると、シャフト35の中心を基準にして点対称となっている。
制御端子64は、制御基板40のスルーホール43に挿通され、はんだ等により制御基板40と電気的に接続される。この制御端子64を介して、制御基板40からの制御信号がパワーモジュール60へ出力される。また、パワー端子65は、後述するパワー基板70に形成されるスルーホール73に挿通され、はんだ等によりパワー基板70と電気的に接続される。このパワー端子65を経由してモータ2を駆動する駆動電流が通電される。本実施形態では、制御基板40側には、モータ2の駆動制御に係る程度の小さい電流(例えば、2A)しか通電されない。一方、パワー基板70側には、モータ2を駆動するための大電流(例えば、80A)が通電される。そのため、パワー端子65は、制御端子64よりも太く形成されている。グランド端子66は、制御端子64と同等の太さに形成される。グランド端子66は、モールド部61を貫通して設けられて制御基板40及びパワー基板70と接続し、制御基板40側のグランドを構成している。
パワーモジュール60とヒートシンク50との間には、放熱シートが設けられる。パワーモジュール60は、放熱シートとともに、ねじ69によりヒートシンク50に螺着される。これにより、パワーモジュール60は、放熱シートを挟んでヒートシンク50に固定され、通電により発生する熱が放熱シートを介してヒートシンク50に放熱される。なお、図示はしていないが、パワーモジュール60のヒートシンク50側の面には、配線パターンの一部が金属放熱部としてモールド部61から一部露出しており、この金属放熱部が放熱シートを介してヒートシンク50に接触することにより、効率よく放熱することができる。放熱シートは、パワーモジュール60からの熱をヒートシンク50に伝えるとともに、パワーモジュール60とヒートシンク50との絶縁を確保している。
パワーモジュール60は、銅で形成された配線パターンに半導体チップ及びシャント抵抗99等が搭載され、樹脂で形成されるモールド部61によりモールドされている。本実施形態では、2つのパワーモジュール60を備えており、図1に示すインバータ80、89を構成している。
ここでパワーモジュール60と図1に示す電気回路との関係を言及しておくと、一方のパワーモジュール60がインバータ80に対応し、図1に示すMOS81〜86、電源リレー87、88、及びシャント抵抗99を有している。本実施形態では、MOS81〜86、電源リレー87、88、及びシャント抵抗99が1つのモジュールとして一体に樹脂モールドされている。また、他方のパワーモジュール60がインバータ89に対応し、インバータ89を構成するMOS、電源リレー、及びシャント抵抗を有している。すなわち本実施形態では、1つのパワーモジュール60が1系統のインバータ回路に対応している。すなわち本実施形態では、放熱ブロック51に対して、パワーモジュール60が系統毎に配置されている、といえる。
パワー基板70は、ガラスエポキシ基板から形成されるパターン銅箔が厚い4層基板であって、モータケース領域内に収まる略正方形の板状に形成される。パワー基板70の四隅は、ヒートシンク50の接続部55のスペースを確保すべく、切欠71が形成されている。また、パワー基板70は、モータ2の反対側からねじ72によってヒートシンク50に螺着されている。
パワー基板70には、モータ2を駆動する駆動電流が通電されるパワー配線が形成される。本実施形態では、U相のMOS81、V相のMOS82、W相のMOS83を電源ライン側で繋ぐ配線、U相のMOS84、V相のMOS85、W相のMOS86をグランド側で繋ぐ配線、電源リレー88とMOS81〜63とを繋ぐ配線、電源リレー87とチョークコイル76及び平滑コンデンサ77とを繋ぐ配線等がパワー基板70に形成されている。
パワー基板70には、パワーモジュール60のパワー端子65を挿通するスルーホール73が形成される。また、パワー基板70のスルーホール73の外側には、モータ線27が挿通されるスルーホール74が形成される。モータ線27は、スルーホール74に挿通され、はんだ等により、パワー基板70と電気的に接続される。これにより、モータ線27は、パワー基板70を介してパワーモジュール60と接続される。
パワー基板70のモータ2側の面には、チョークコイル76、平滑コンデンサ77、電解コンデンサ78、及びパワーコネクタ79が実装されており、パワーユニット105を構成している。また、パワーユニット105及びパワーモジュール60が、パワー部100を構成している。
ここで、パワーユニット105の配置を図16〜図18に基づいて説明する。
パワーユニット105を構成するチョークコイル76、平滑コンデンサ77及び電解コンデンサ78、パワーコネクタ79は、ヒートシンク50の連結部52とパワー基板70との間であって2つの放熱ブロック51の間に形成される空間に配置される。また、これらの電子部品は、制御基板40に接続される制御コネクタ45側から、チョークコイル76、平滑コンデンサ77及び電解コンデンサ78、パワーコネクタ79がこの順で直線的に配列される。
チョークコイル76は、軸方向の長さが径方向の長さよりも短い円筒状に形成される。チョークコイル76は、モータ2の軸方向から見たとき、シャフト35と重ならない位置に配置される。また、チョークコイル76は、その軸線が、シャフト35の中心線と垂直となるように縦配置される。
平滑コンデンサ77は、4つの電解コンデンサ78の略中心に配置される。4つの電解コンデンサ78は、平滑コンデンサ77を取り囲むように近接して配置される。電解コンデンサ78は、平滑コンデンサ77よりも電気的な容量が大きいものが用いられる。
パワーコネクタ79は、制御基板40と接続される制御コネクタ45と反対側に設けられている。パワーコネクタ79は、モータ2の径方向外側から配線を接続可能に設けられ、電源75と接続される。これにより、パワー基板70には、パワーコネクタ79を経由して電力が供給される。また、電源からの電力は、パワーコネクタ79、パワー基板70、パワーモジュール60、及びモータ線27を経由して、ステータ20に巻回された巻線26へ供給される。
コントローラ3は、カバー110の内部に収容される。カバー110は、鉄等の磁性材料によって形成され、コントローラ3側から外部へ電界が漏れるのを防ぐとともに、コントローラ3側へ埃等が入り込むのを防止する。カバー110は、モータケース10と略同等の径であって、モータ2側に開口する有底円筒状に形成される。カバー110は、ねじ57によりヒートシンク50とともにモータケース10に螺着される。カバー110には、制御コネクタ45及び79と対応する位置に切欠111が設けられている。この切欠111から制御コネクタ45、79が、径方向外側に向いて露出する。また、樹脂ガイド16のパワーコネクタ79側の切欠111と対応する位置には、凸部18が形成されている。なお、樹脂ガイド16には、段差部19が形成されており、カバー110と嵌り合うようになっている。
次に、駆動装置1の作動を説明する。
制御基板40上のマイコン94は、位置センサ93、トルクセンサ8、シャント抵抗99等からの信号に基づき、車速に応じてステアリング5の操舵をアシストするように、プリドライバ91を介してPWM制御により作出されたパルス信号を生成する。
このパルス信号は、制御端子64を経由して、パワーモジュール60により構成される2系統のインバータ回路に出力され、パワーモジュール60のMOのオン/オフの切り替え動作を制御する。これにより、巻線26の各相には、位相のずれた正弦波電流が通電され、回転磁界が生じる。この回転磁界を受けてロータ30及びシャフト35が一体となって回転する。そして、シャフト35の回転により、出力端37からコラム軸6のギア7に駆動力が出力され、運転者のステアリング5による操舵をアシストする。
パワーモジュール60のMOSをスイッチングする際に発生する熱は、放熱シートを介してヒートシンク50へ放熱され、パワーモジュール60の温度上昇による故障や誤動作が防止される。
なお、ステータ20、ロータ30等のサイズは、要求される出力に応じて設定可能である。
次に、本実施形態の駆動装置1が発揮する効果について説明する。
(1)本実施形態では、ヒートシンク50が2つの放熱ブロック51を有する。そして、各放熱ブロック51に、インバータ80,89を構成するパワーモジュール60が1つずつ配置されている。これにより、パワーモジュール60から、バランスよく放熱することができる。また、離間した2つの放熱ブロック51にそれぞれ配置するため、1つのパワーモジュール60が別のパワーモジュール60から熱による影響を受けることがない。さらに、同様箇所にパワーモジュール60を集めて配置する構成と比べ、別々の箇所にパワーモジュール60を配置することで、2つの系統が同時期に故障するという事態を抑制できる。また、本実施形態では、パワーモジュール60が、ヒートシンク50と共に、モータケース10の軸方向に配置される。これにより、径方向における体格を小型化することができる。
(2)また、本実施形態では、放熱ブロック51が、幅広の柱状に形成される。放熱ブロック51は、その両端に、接続部54、55を有している。接続部54、55には、モータ2の軸方向に貫通する孔が形成されている。一方の接続部54には、ねじ56が挿通され、モータケース10に螺着される。また、他方の接続部55には、ねじ57が挿通され、カバー110とともにモータケース10に螺着される。これにより、モータケース10に対してヒートシンク50を簡単に固定することができる。
(3)さらにまた、本実施形態では、2つの放熱ブロック51は、シャフト35の中心を基準にして対称に配置されている。このような放熱ブロック51としたことで、パワーモジュール60の配置設計や取り付け作業に要する時間が短縮される。
(4)また、本実施形態では、パワーモジュール60が、ヒートシンク50の受熱面59に沿って配置される。すなわち、パワーモジュール60は、モータ2の径方向においてヒートシンク50の外側に縦配置される。このとき、同一規格のパワーモジュール60を使用しており、パワーモジュール60の制御端子64及びパワー端子65は、軸方向に視ると、シャフト35の中心を基準にして点対称となっている。したがって、2つのパワーモジュール60を区別する必要がないという点で有利である。
これに対し、パワーモジュール60の制御端子64及びパワー端子65が、軸方向に視た場合に、シャフト35の中心を基準にして線対称となるようにしてもよい。この場合、2つの半導体モジュールの端子が軸方向に視て同じ順序で並ぶため、配線の取り回しが容易になるという点で有利である。
(5)チョークコイル76は、放熱ブロック51の間に形成される空間に配置されている。また、放熱ブロック51の間に形成される空間には、平滑コンデンサ77、電解コンデンサ78、制御コネクタ45、79といった比較的大型の電子部品が配置される。これにより、スペースを有効に利用することができ、装置全体の小型化に寄与する。
本実施形態におけるモータケース10が特許請求の範囲に記載の「モータケース」に相当し、ステータ20が「ステータ」に相当し、ロータ30が「ロータ」に相当し、シャフト35が「シャフト」に相当し、ヒートシンク50が「ヒートシンク」に相当し、放熱ブロック51が「柱状部」に相当し、パワーモジュール60が「半導体モジュール」に相当する。また、ヒートシンク50の接続部54,55が「接続部」に相当する。
(第2実施形態)
第2実施形態の駆動装置を図19及び図20に示す。図19は、駆動装置200の分解斜視図であり、図20は、ヒートシンク250にモジュールユニット260、270を組み付けた状態を示す斜視図である。
ヒートシンク250は、上記実施形態と同様、2つの放熱ブロック251、及び、2つの放熱ブロック251の間に設けられる連結部252を有している。2つの放熱ブロック251及び連結部252は、熱伝導性のよい材料(例えばアルミニウム)により一体に形成されている。
本実施形態では、1つの放熱ブロック251に対して2つのモジュールユニット260、270が配置されている。一方のモジュールユニット260は、パワー基板70側の面に配置されている。すなわち、モジュールユニット260は、モータケース10の軸方向における端面13に対して略水平に配置されている。もう一方のモジュールユニット270は、放熱ブロック251のモータケース10の軸方向における端面13から立ち上がる方向であって、モータ2の径方向外側に配置されている。すなわち、モジュールユニット270は、モータケース10の軸方向における端面13に対して縦配置されている。
モジュールユニット260は、4つの半導体モジュール261〜264及び配線基板265(アルミニウムの表面に樹脂層あり。絶縁。)を有している。半導体モジュール261〜264は、幅広面に垂直な1つの面にそれぞれ3本の端子266が設けられ、この端子266がモータ2の径方向外側を向くように配置される。半導体モジュール261〜264の端子266は、パワー基板70側に略直角に折り曲げられる。
また、モジュールユニット270は、4つの半導体モジュール271〜274及び配線基板275を有している。半導体モジュール271〜274は、幅広面に垂直な1つの面に3つの端子276が設けられ、この端子276がパワー基板70側となるように配置される。
半導体モジュール261〜264の端子266及び半導体モジュール271〜274の端子276は、パワー基板70に設けられたスルーホール277に挿通され、はんだ等によりパワー基板70と電気的に接続される。なお、端子266,276が「端子部」に対応している。
モジュールユニット260、270は、ねじ269によりヒートシンク250に螺着されている。放熱シートは、上記実施形態と同様、モジュールユニット260、270とヒートシンク250との絶縁を確保している。
なお、半導体モジュール261〜264、271〜274が「パワーモジュール」に対応している。
モジュールユニット260、270と、図1に示す回路構成との対応関係について言及しておく。一方の放熱ブロック251に径方向外側に縦配置されるモジュールユニット260、270がインバータ80と対応し、他方の放熱ブロック251に配置されるモジュールユニット260、270がインバータ80と対応している。上記実施形態と同様、インバータ80とインバータ89とは同様のものであるので、ここでは、インバータ80に対応するモジュールユニット260、270について説明する。
一方の放熱ブロック251のパワー基板70側の面に配置されるモジュールユニット260においては、半導体モジュール261が電源リレー87を有し、半導体モジュール262がMOS81を有し、半導体モジュール263がMOS82を有し、半導体モジュール264がMOS83を有している。すなわち、モジュールユニット260は、電源ライン側のMOS81〜83と1つの電源リレー87を有している。モジュールユニット260は、電源ライン側のMOS81〜83を有しており、「上流側ユニット」を構成している、ともいえる。
また、放熱ブロック251の径方向外側の面に縦配置されるモジュールユニット270においては、半導体モジュール271が電源リレー88を有し、半導体モジュール272がMOS84を有し、半導体モジュール273がMOS85を有し、半導体モジュール274がMOS86を有している。すなわち、モジュールユニット270は、グランド側のMOS84〜86と1つの電源リレー88を有している。モジュールユニット270は、グランド側のMOS84〜86を有しており、「下流側ユニット」を構成している、ともいえる。
すなわち、U相コイルに接続されるMOS81を有する半導体モジュール262と、U相コイルに接続されるMOS84を有する半導体モジュール272とは、放熱ブロック251のパワー基板70側であって径方向外側の辺を挟んで隣り合うように配置されている。同様に、V相コイルに接続されるMOS82を有する半導体モジュール263と、V相コイルに接続されるMOS85を有する半導体モジュール273とは、放熱ブロック251のパワー基板70側であって径方向外側の辺を挟んで隣り合うように配置されている。また、W相コイルに接続されるMOS83を有する半導体モジュール264と、W相コイルに接続されるMOS86を有する半導体モジュール274とは、放熱ブロック251のパワー基板70側であって径方向外側の辺を挟んで隣り合うように配置される。さらに、電源リレー87を有する半導体モジュール261と、電源リレー88を有する半導体モジュール271とは、放熱ブロック251のパワー基板70側であって径方向外側の辺を挟んで隣り合うように配置される。このように配置することにより、配線ロスを少なくすることができる。
本実施形態では、半導体モジュール261〜264、271〜274は、制御基板40と直接接続するための端子を有していない。そのため、制御基板40とパワー基板70とは、基板接続ターミナル278によって電気的に接続されている。また、制御基板40と半導体モジュール261〜264、271〜274とは、基板接続ターミナル278及びパワー基板70を介して電気的に接続している。制御基板40から出力される制御信号は、基板接続ターミナル278及びパワー基板70を経由して半導体モジュール261〜264、271〜274へ送られ、半導体モジュール261〜264、271〜274のMOSのオン/オフを制御している。これにより、上記第1実施形態と同様にモータ2の駆動が制御される。
本実施形態によれば、上記実施形態で説明した効果(1)〜(5)と同様の効果が奏される。
また、本実施形態では、上記実施形態と異なり、系統ごとに一体化されたモジュールではなく、MOSごとに樹脂モールドされた半導体モジュール261〜264、271〜274を用いている。半導体モジュール261〜264、271〜274は、ヒートシンク250のパワー基板70と対向する面に配置される。これにより、スペースを有効に利用することができ、装置全体の小型化に寄与する。
なお、本実施形態におけるモータケース10が特許請求の範囲に記載の「モータケース」に相当し、シャフト35が「シャフト」に相当し、ヒートシンク250が「ヒートシンク」に相当し、放熱ブロック251が「柱状部」に相当し、半導体モジュール261〜264,271〜274が「半導体モジュール」に相当する。
(第3実施形態)
第3実施形態の駆動装置1001の構造について説明する。図21は駆動装置1001の平面図であり、図22は図21の矢印K方向に見た側面図であり、図23は図22のIV−IV線断面図であり、図24は斜視図であり、図25は分解斜視図である。
最初に、図23に基づいて、駆動装置1001の可動部分の構造を説明しておく。
駆動装置1001は、その外郭として、円筒状のモータケース1101と、モータケース1101に対し出力端側に螺着されるフレームエンド1102と、電子回路部分を覆う有底円筒状のカバー1103とを備えている。
ここでモータ1030は、モータケース1101と、モータケース1101の径方向内側に配置されたステータ1201と、ステータ1201の径方向内側に配置されたロータ1301と、ロータ1301と共に回転するシャフト1401とを有している。
ステータ1201は、モータケース1101の径内方向に突出する12個の突極1202を有している。この突極1202は、モータケース1101の周方向に所定間隔で設けられている。突極1202は、磁性材料の薄板を積層してなる積層鉄心1203と、積層鉄心1203の軸方向外側に嵌合するインシュレータ1204とを有している。このインシュレータ1204には、巻線1205が巻回されている。巻線1205へ電流を供給するための取出線1206は、巻線1205の6箇所から引き出されている。巻線1205は、取出線1206への電流供給の態様によって、U相、V相、及び、W相の三相巻線として機能する。この意味で、巻線1205が、U相、V相、及び、W相の三相巻線を構成している。取出線1206は、モータケース1101の軸方向端部に設けられた6つの穴から電子回路側へ引き出されている。
ロータ1301は、例えば鉄等の磁性体から筒状に形成されている。ロータ1301は、ロータコア1302と、当該ロータコア1302の径方向外側に設けられた永久磁石1303とを有している。永久磁石1303は、N極とS極とを周方向に交互に有する。
シャフト1401は、ロータコア1302の軸中心に形成された軸穴1304に固定されている。また、シャフト1401は、モータケース1101の軸受け1104と、フレームエンド1102に設けられた軸受け1105とによって、回転可能に軸支されている。これにより、シャフト1401は、ステータ1201に対し、ロータ1301と共に回転可能となっている。なお、軸受け1104が設けられる部分は、電子回路(駆動制御部)とモータ(可動部)との境界であり、以下では、この境界壁部分を、モータケース1101の端部1106と称する。さらにまた、シャフト1401は、端部1106から電子回路側へ延び、電子回路側の先端に、回転位置を検出するためのマグネット1402を有している。シャフト1401の電子回路側の先端付近には、樹脂製のプリント基板1801が配置される。このプリント基板1801は、その中央に、位置センサを有している。これにより、マグネット1402の回転位置、すなわちシャフト1401の回転位置が、位置センサによって検出される。
次に、図21〜図25を参照しつつ、電子回路の構造を説明する。なお、図21、図22及び図24では、カバー1103及びプリント基板1801を省略して示している。
図21に示すように、駆動装置1001は、6つの半導体モジュール1501、1502、1503、1504、1505、1506を備えている。これら半導体モジュール1501〜1506を区別する場合、図21中の記号を用い、U1半導体モジュール1501、V1半導体モジュール1502、W1半導体モジュール1503、U2半導体モジュール1504、V2半導体モジュール1505、W2半導体モジュール1506と記述することとする。
U1〜W1の3つの半導体モジュール1501〜1503、及び、U2〜W2の3つの半導体モジュール1504〜1506は、バスバー1507で連結されてモジュールユニットを形成している。バスバー1507は、連結機能を有すると共に、モータケース1101に対し遠い側のバスバー1507aがグランドを兼ね、モータケース1101に近い側のバスバー1507bが電源ラインを兼ねる(図24参照)。すなわち、バスバー1507を経由して半導体モジュール1501〜1506へ電力が供給される。
このとき、U1〜W1の3つの半導体モジュール1501〜1503が一つのインバータを構成し、U2〜W2の3つの半導体モジュール1504〜1506がもう一つのインバータを構成している。したがって、駆動装置1001は、2つの駆動系統で動作する。
なお、図21〜図25は、半導体モジュール1501〜1506等の組み付け構造を示すものであり、電力供給構造については図示していない。この点、実際には、カバー1103にコネクタが取り付けられ、そのコネクタを経由してバスバー1507へ電力が供給される。
次に、半導体モジュール1501〜1506の配置について説明する。
半導体モジュール1501〜1506は、モータケース1101の端部1106からシャフト1401の中心線方向と同方向へ延設されたヒートシンク1601に対し取り付けられている。
そこでヒートシンク1601について説明しておく。
ヒートシンク1601は、図21に示すように、軸方向に垂直な断面における形状が略台形状の2つの柱状部材がシャフト1401の中心線を挟むよう並べられ、さらに、中心に円柱形状の空間が形成されるように所定半径部分を切り欠いた形状となっている。言い換えれば、ヒートシンク1601は、全体として見ると、厚肉の軸方向視八角形状の筒形状とも言える。もちろん、八角形状には限定されず、例えば軸方向視六角形状としてもよい。ヒートシンク1601は軸方向断面視略台形状の柱状部材を構成する側壁1602を有し、この側壁1602には、不連続部分を構成する切り欠き部1603、1604が設けられている。ここで、ヒートシンク1601は、モータケース1101と一体成形されている。
また、ヒートシンク1601の側壁1602は、径外方向へ向く側面のうち切り欠き部1603、1604に隣接する側面よりも幅広に形成された側壁面1605を有している。側壁面1605は、円周方向に計6つ形成されている。各側壁面1605の径内方向には、中心の円柱形状の空間に開口する収容部1606が形成されている。この収容部1606は、コンデンサの外形に合わせた円弧面を有している。また、収容部1606は、側壁面1605に対応する位置に形成されている。ヒートシンク1601において、収容部1606が形成された部位は薄肉となっているが、収容部1606からモータケース1101の端部1106までの間は、収容部1606が設けられていない部分と同様に肉厚の厚肉部1107となっている(図4参照)。
以上のように形成されたヒートシンク1601に対し、半導体モジュール1501〜1506は、径外方向を向く側壁面1605に一つずつ配置されている。半導体モジュール1501〜1506は、モールドされた半導体チップの面の方向に広がる板状であり、相対的に面積の大きな面の一方が放熱面となっている(以下の形態でも同様)。例えば、放熱面には、銅などの金属が露出しているという具合である。半導体モジュール1501〜1506は、その放熱面が側壁面1605に接触するように配置されている。このとき、側壁面1605は平面で構成されており、これに合わせて、半導体モジュール1501〜1506の放熱面も平面となっている。なお、半導体モジュール1501〜1506の放熱面とヒートシンク1601の側壁面1605との間に絶縁シートを介在させる構成であってもよい。この点については、以下の形態でも同様である。
半導体モジュール1501〜1506は、上述のごとくヒートシンク1601の側壁面1605に配置されることで、半導体チップ面の垂線がシャフト1401の中心線に垂直となっている(図5参照)。すなわち、本形態において半導体モジュール1501〜1506は、縦配置されている。
半導体モジュール1501〜1506は、モータケース1101側の端部に、巻線用端子1508を有している(図22等参照)。この巻線用端子1508は、径方向外側へ折り曲げられて形成されている。巻線1205へ電流を供給するための取出線1206がモータケース1101の端部1106に設けられた6つの穴から電子回路側へ引き出されていることは上述したが、この取出線1206は、半導体モジュール1501〜1506の径方向外側の空間に引き出されている。これにより、取出線1206と巻線用端子1508とは、半導体モジュール1501〜1506の径方向外側の空間において、取出線1206が巻線用端子1508に挟持されるようにして、電気的に接続されている。
また、半導体モジュール1501〜1506は、反モータケース1101側の端部に、6本の制御用端子1509と、2本のコンデンサ用端子1510とを有している。制御用端子1509は、プリント基板1801(図23参照)のスルーホールに挿通した状態で半田付けされる。これにより、半導体モジュール1501〜1506が、制御部に電気的に接続される。一方、コンデンサ用端子1510はそれぞれ、半導体モジュール1501〜1506の内部で電源ライン及びグランドから分岐している。そして、いずれのコンデンサ用端子1510も、径内方向へ折り曲げられている。このようにプリント基板1801は、ヒートシンク1601の先端部とカバー1103との間にできる離間スペースに配置される。
図21等に示すように、半導体モジュール1501〜1506に対し、ヒートシンク1601と同じ側に、つまり径方向内側に、6つのコンデンサ1701、1702、1703、1704、1705、1706が配置されている。これらコンデンサ1701〜1706を区別するため、図21中の記号を用い、U1コンデンサ1701、V1コンデンサ1702、W1コンデンサ1703、U2コンデンサ1704、V2コンデンサ1705、W2コンデンサ1706と記述する。
コンデンサ1701〜1706は、ヒートシンク1601の収容部1606に収容されて半導体モジュール1501〜1506に対して一つずつ、半導体モジュール1501〜1506の近傍に配置されている。コンデンサ1701〜1706は円柱形状を呈し、その軸がシャフト1401の中心線に平行となるように配置されている(図24参照)。また、半導体モジュール1501〜1506の有するコンデンサ用端子1510が径内方向へ折り曲げられていることで、この折り曲げられたコンデンサ用端子1510に対し、コンデンサ1701〜1706の端子が、直接的に接続されている。
また、シャフト1401が電子回路側へ延びていることは既に述べたが、図23等に示すように、このシャフト1401が貫通した状態で、チョークコイル1052が配置されている。チョークコイル1052は、ヒートシンク1601の中心に形成された円柱形状の空間に配置されている。チョークコイル1052はドーナツ状の鉄心にコイル線が巻回されてなり、コイル端は、ヒートシンク1601の一方の切り欠き部1603を通って、径外方向へ引き出されている(図21参照)。
なお、チョークコイル1052のコイル端は電源ラインに介在するように接続されるが、図21〜図25は、チョークコイル1052に対する電力供給構造については、図示していない。
本実施形態においても、上記実施形態の(1),(3),(5)の効果が奏される。なお、本実施形態におけるモータケース1101が「モータケース」に相当し、ステータ1201が「ステータ」に相当し、ロータ1301が「ロータ」に相当し、シャフト1401が「シャフト」に相当し、ヒートシンク1601が「ヒートシンク」に相当し、ヒートシンク1601の有する柱状部材が「柱状部」に相当し、半導体モジュール1501〜1506が「半導体モジュール」に相当する。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態の駆動装置1010について説明する。なお、上記形態と同様、パワー部の構成を中心として説明する。さらにまた、煩雑になることを避けるため、流用できる符号は、上記第3実施形態のものを流用する。
図26は駆動装置1010の平面図であり、図27は図26の矢印K方向に見た側面図であり、図28は斜視図である。なお、図中では、カバー及びプリント基板を省略した。
図26に示すように、駆動装置1010は、6つの半導体モジュール1531、1532、1533、1534、1535、1536を備えている。半導体モジュール1531〜1536は、モータケース1101の端部1106からシャフト1401の中心線方向と同方向へ延設されたヒートシンク1691に対し取り付けられている。
そこでヒートシンク1691について説明しておく。
ヒートシンク1691は、図26に示すように、軸方向に垂直な断面における形状が長方形状の2つの柱状部材がシャフト1401の中心線を挟むよう並べられた形状となっている。ヒートシンク1691は、シャフト1401の中心線の周りに側壁1692を有している。
また、ヒートシンク1691の側壁1692は、シャフト1401の中心線に垂直で、相互に平行な4つの側壁面1695を有している。
このようなヒートシンク1691の側壁面1695に、上記6つの半導体モジュール1531〜1536が配置されている。具体的には、4つの側壁面1695のうち、内側の2つの側壁面1695にそれぞれ2つずつ計4つが配置され、外側の2つの側壁面1695にそれぞれ1つずつ計2つが配置されている。
このとき、一方の側壁1692に配置される半導体モジュール1531〜1533が一つのインバータを構成し、他方の側壁1692に配置される半導体モジュール1534〜1536がもう一つのインバータを構成する。
半導体モジュール1531〜1536は、その放熱面が側壁面1695に接触するように配置されている。このとき、側壁面1695は平面であり、これに合わせて、半導体モジュール1531〜1536の放熱面も平面となっている。また、放熱面同士が側壁1692を挟んで完全には対向しないように、半導体モジュール1531〜1536は、側壁1692の外側と内側とでずらして配置されている。
また、半導体モジュール1531〜1536は、モータケース1101側の端部に、巻線用端子1508を有している(図27、図28参照)。また、半導体モジュール1531〜1536は、反モータケース1101側の端部に、6本の制御用端子1509と、2本のコンデンサ用端子1510とを有している(図26参照)。これらの点については、上記形態と同様である。
図26等に示すように、半導体モジュール1531〜1536に対し、ヒートシンク1691の反対側に、6つのコンデンサ1701、1702、1703、1704、1705、1706が配置されている。
コンデンサ1701〜1706は、半導体モジュール1531〜1536に対して一つずつ、半導体モジュール1531〜1536の近傍に配置されている。コンデンサ1701〜1706は円柱形状を呈し、その軸がシャフト1401の中心線に平行となるように配置されている。また、半導体モジュール1531〜1536の有するコンデンサ用端子1510が側壁面1695の反対側へ折り曲げられていることで、この折り曲げられたコンデンサ用端子1510に対し、コンデンサ1701〜1706の端子が、直接的に接続されている。
次に、本形態の駆動装置1010が発揮する効果について説明する。
本形態の駆動装置1010によっても、上記形態で説明した効果(1),(3)と同様の効果が奏される。なお、本実施形態ではモータケース1101が「モータケース」に相当し、シャフト1401が「シャフト」に相当し、ヒートシンク1691が「ヒートシンク」に相当し、半導体モジュール1531〜1536が「半導体モジュール」に相当する。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
(イ)上記実施形態では、インバータが2系統の例を説明したが、インバータは3系統以上であってもよい。
(ロ)上記第1及び第2実施形態ではヒートシンクの放熱ブロックは連結部によって一体に形成されていたが、放熱ブロックを連結部で連結せずに、別々に形成してもよい。
(ハ)上記第1〜第4実施形態ではヒートシンクの側壁がシャフトの中心を基準にして対称に配置されていたが、このような対称配置に限定されるものではない。
1・・・駆動装置
2・・・モータ
3・・・コントローラ
5・・・ステアリング
6・・・コラム軸
7・・・ギア
8・・・トルクセンサ
10・・・モータケース
20・・・ステータ
30・・・ロータ
35・・・シャフト
36・・・マグネット
37・・・出力端
40・・・制御基板
45・・・制御コネクタ
50・・・ヒートシンク
51・・・放熱ブロック
52・・・連結部
54,55・・・接続部
60・・・パワーモジュール
61・・・モールド部
62,63・・・面
64・・・制御端子
65・・・パワー端子
66・・・グランド端子
70・・・パワー基板
75・・・電源
76・・・チョークコイル
77・・・平滑コンデンサ
78・・・電解コンデンサ
79・・・パワーコネクタ
80,89・・・インバータ
87・・・電源リレー
88・・・電源リレー
90・・・制御部
91・・・プリドライバ
93・・・位置センサ
94・・・マイコン
95・・・レギュレータ部
96・・・位置センサ信号増幅部
97・・・検出電圧増幅部
99・・・シャント抵抗
100・・・パワー部
105・・・パワーユニット
110・・・カバー
200・・・駆動装置
250・・・ヒートシンク
251・・・放熱ブロック
252・・・連結部
260,270・・・モジュールユニット
261〜264・・・半導体モジュール
271〜274・・・半導体モジュール
1001,1010・・・駆動装置
1030・・・モータ
1052・・・チョークコイル
1101・・・モータケース
1201・・・ステータ
1301・・・ロータ
1501〜1506・・・半導体モジュール
1531〜1536・・・半導体モジュール
1601,1691・・・ヒートシンク
1701〜1706・・・コンデンサ

Claims (11)

  1. 外郭を形成する筒状のモータケースと、
    前記モータケースの径方向内側に配置され、複数相を構成する巻線が巻回されたステータと、
    前記ステータの径方向内側に回転可能に支持されるロータと、
    前記ロータと共に回転し、軸方向に延びるシャフトと、
    前記モータケースの前記軸方向に配置され、相互に離間する複数の柱状部を有するヒートシンクと、
    前記巻線に流れる巻線電流を切り換える複数の半導体モジュールであって、複数の駆動系統に対応するよう設けられ、一つの柱状部に対し一つの駆動系統が対応するように前記柱状部に配置された半導体モジュールと、
    を備えていることを特徴とする駆動装置。
  2. 請求項1に記載の駆動装置において、
    前記柱状部は、径方向に所定の厚みを有する厚肉板状を呈していること
    を特徴とする駆動装置。
  3. 請求項2に記載の駆動装置において、
    前記柱状部は、その端部に、軸方向に貫通する固定用穴が形成された接続部を有していること
    を特徴とする駆動装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の駆動装置において、
    前記柱状部は、互いに連結されて、単一のヒートシンクを構成していること
    を特徴とする駆動装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の駆動装置において、
    前記ヒートシンクは、第1駆動系統に対応する前記半導体モジュールが設けられる第1柱状部及び、第2駆動系統に対応する前記半導体モジュールが設けられる第2柱状部を有すること
    を特徴とする駆動装置。
  6. 請求項5に記載の駆動装置において、
    前記柱状部は、前記シャフトの中心を基準にして対称となるよう設けられていること
    を特徴とする駆動装置。
  7. 請求項6に記載の駆動装置において、
    前記半導体モジュールは、前記各柱状部の一つの面に配置される単一のモジュールであること
    を特徴とする駆動装置。
  8. 請求項7に記載の駆動装置において、
    前記半導体モジュールは、軸方向に突出する端子の配列が当該軸方向に視て前記シャフトの中心を基準にして線対称となっていること
    を特徴とする駆動装置。
  9. 請求項8に記載の駆動装置において、
    前記半導体モジュールは、軸方向に突出する端子の配列が当該軸方向に視て前記シャフトの中心を基準にして点対称となっていること
    を特徴とする駆動装置。
  10. 請求項7に記載の駆動装置において、
    前記半導体モジュールは、前記各柱状部の隣り合う2つの面に接触するモジュールであること
    を特徴とする駆動装置。
  11. 請求項1〜10の何れか一項に記載の駆動装置において、
    前記柱状部の径方向内側に、コンデンサ及びコイルを配置したこと
    を特徴とする駆動装置。
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