JP2745714B2 - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JP2745714B2
JP2745714B2 JP1227712A JP22771289A JP2745714B2 JP 2745714 B2 JP2745714 B2 JP 2745714B2 JP 1227712 A JP1227712 A JP 1227712A JP 22771289 A JP22771289 A JP 22771289A JP 2745714 B2 JP2745714 B2 JP 2745714B2
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美恵子 丹羽
康宏 近藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車載用燃料タンク内蔵燃料供給用のブラシ
レスモータに関するものである。
従来の技術 以下に従来の燃料供給用モータについて説明する。
第9図は、従来の燃料供給用刷子付モータを示すもの
である。第9図は、従来の燃料供給用モータの要部構造
図であり、モータフレーム13内にブラシホルダ12が配置
固定されており、このブラシホルダ12に固定されるブラ
シ箱9の内部に、ブラシバネ10とカーボンブラシ8が移
動可能に収納され、前記ブラシバネ10により、カーボン
ブラシ8を整流子7に押圧付勢している。前記カーボン
ブラシ8には、可撓性の導電ピグティル11が固着され、
ブラシ箱9に供給される電源をカーボンブラシ8を通じ
整流子7に供給している。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の従来の構成では刷子付モータで
あるために長寿命を保証できず、また燃料がアルコール
におきかわった場合、モータがアルコール燃料に浸漬さ
れると、モータ内部のブラシ箱や整流子、またはピグテ
ィルの金属部分が電食され、モータの寿命を著しく低下
させるという問題を有していた。なお、ブラシレスモー
タをこのような内蔵燃料供給用に使用した際にも、電気
回路部の電食が発生する等の不都合があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、モー
タの高信頼性、長寿命を保証することができる回路一体
型のブラシレスモータを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のブラシレスモータ
は、多角筒状の放熱器と、この放熱器に取付けられたパ
ワー素子と、このパワー素子を接続したプリント配線基
板と、このプリント配線基板に設けた電子部品とから構
成される駆動回路を備え、この駆動回路はステータコア
と軸方向に積み重なる位置関係で、放熱器の内側部分を
除き、樹脂モールド成形したものである。
作用 この構成によって、刷子、整流子が存在していないた
め長寿命を保証でき、またモールド成形によって回路部
の外部燃料との完全な遮断ができる上、放熱効果を著し
く向上させることができ、また複雑な配線がないため高
い信頼性を誇ることのできるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図を参照しなが
ら説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例におけるブラシレス
モータの構造図である。第1図において、プリント配線
基板1の中央円形部に放熱器2が固定され、前記放熱器
2の外側多角形部側面に、パワー素子3のフィンが固着
されており、このパワー素子3はプリント配線基板1に
実装され、また位置検出素子4を含む信号処理回路電子
部品がプリント配線基板1に実装されて駆動回路部を構
成している。また、前記放熱器2の内側円柱部を除き、
モータ全体を樹脂加工して封止し、外部からの燃料の浸
入を完全に防ぐことができるため、燃料供給用モータと
してブラシレスモータを使用する場合問題であった回路
部と燃料との遮断ができモータの信頼性を向上できる。
前記放熱器2において、外側が多角形の筒状であるた
め、外側多角形の側面にパワー素子3を放熱性良く固定
できるので、回路全体が小型化でき、また内側円柱部は
燃料の通路とすることができ、燃料が耐えず流れ強制的
に冷却するので放熱効果を高めることができる。この放
熱器2の形状により回路部全体が小型化され、モータに
回路部を内蔵できるようになり、このことにより外部に
複雑な配線が必要でなくなり信頼性が向上する。また、
外部に位置検出信号線が出ていないためノイズの影響を
受けることなく、取り扱いが簡単で燃料タンク内に装着
しやすいブラシレスモータを構成することができる。
次に本発明の第2の実施例について第2図を参照しな
がら説明する。
第2図は放熱器の構造を示すものである。第2図にお
いて、放熱器2がモータに組込まれた時に、ステータコ
ア側に突起部2aが設けてあり、回路部の特に位置検出素
子とステータコアの位置を正確に合わせることができ、
また全体を樹脂加工する際に、回路部の固定が容易にで
きる。
次に本発明の第3の実施例について第3図を用いて説
明する。
第3図は、駆動回路部の構造部である。第3図におい
て、放熱器2を中心位置として反ステータ側位置に反ス
テータコア側プリント配線基板1aを接合させ、ステータ
側位置にステータ側プリント配線基板1bを接合させてい
る。この構造により、プリント配線基板を1枚のみ使用
した場合より多く電子部品を実装することが出来るた
め、プリント配線基板の径を小さく出来、従ってモータ
外形の小型化が可能となる。従ってコンパクトでしかも
信頼性の高いブラシレスモータを得ることができる。
次に本発明の第4の実施例について第4図,第5図に
て説明する。
第4図は放熱器の構造図で、第5図は駆動回路構造図
である。第4図において、放熱器2は反ステータコア側
に切り欠き2bを設け、段階状構造としている。第5図に
おいて、放熱器2の切り欠き部2bに反ステータコア側プ
リント配線基板1aを接合させ、ステータコア側にステー
タコア側プリント配線基板1bを接合させる。この構造に
より、反ステータコア側プリント配線基板1aとステータ
コア側プリント配線基板1bの内径が異なり、反ステータ
コア側プリント配線基板1aとステータコア側プリント配
線基板1bの区別が出来、回路を組立てる際に、反ステー
タコア側プリント配線基板1aとステータコア側プリント
配線基板1bを取り間違えることがない上、反ステータコ
ア側プリント配線基板1aを放熱器切り欠き部2bで固定す
ることができるので、作業性が良く組立てやすいブラシ
レスモータを得ることができる。
次に本発明の第5の実施例について第6図にて説明す
る。
第6図は駆動回路構成図である。第6図において、放
熱器2の反ステータコア側に反ステータコア側プリント
配線基板1aが接合し、前記プリント配線基板1aに、パワ
ー素子が放熱器2の外側側面にフィンを接合し実装して
おり、前記放熱器2のステータコア側にステータコア側
プリント配線基板1bが接合し、前記プリント配線基板1b
のステータコア側に、位置検出素子4を実装し、他信号
処理回路や電源回路の電子部品をステータコア側プリン
ト配線基板1bに実装し、パワー系回路と信号処理系回路
を分離する。この構造によって、駆動回路を検査する際
パワー系回路と信号処理系回路とに分けて検査でき、ま
た信号処理系回路がパワー系のスイッチングによるノイ
ズの影響を受けにくくなっている。従って、この構成に
より信頼性の高いブラシレスモータを得ることが出来
る。
次に本発明の第6の実施例について第7図にて説明す
る。
第7図は、駆動回路構成図である。第7図において、
内側円形で外側多角形の筒状の前記放熱器2を中心位置
として、ステータ側にプリント配線基板1を接合し、前
記放熱器2の内側円筒部の一部に、放熱器2を構成して
いる金属よりイオン化傾向の大きい金属の犠牲陽極材6
を配置させている。この構成により、燃料が導電性のも
のであった場合でも、放熱器に放熱器を構成している金
属よりイオン化傾向の大きな金属の犠牲陽極材6(マグ
ネシウム合金等)を設置することにより、放熱器を構成
している金属を防食できる。従って信頼性の高いブラシ
レスモータを提供することができる。
次に本発明の第7の実施例について第8図を用いて説
明する。
第8図は駆動回路構造図(5)である。第8図におい
て、ステータコア14上に位置する内側が円形で外側が6
〜8角形の放熱器2を中心部としてまわりにプリント配
線基板が接合し、前記プリント配線基板のステータコア
側に位置検出素子が実装され、反ステータコア側に前記
放熱器2の外形多角側面部に、パワー素子3と同等の寸
法の切り欠きを設け、パワー素子をうめ込み実装し、放
熱器2の中央円柱部を除き全体を樹脂加工している。
この構造により、放熱器の外側面部にパワー素子が組
み込まれるため、回路を組立てる際に組みやすい上、部
品を実装する部分が広くなりパターンが充分大きく取れ
安全設計となり、また回路部が小型化できる。
発明の効果 以上のように本発明は、ステータコアの上部に、外側
が多角形の筒状の放熱器の端面にプリント配線基板を接
合させ、前記プリント配線基板上に部品を実装した回路
部を配し、放熱器の内側部を除き全体を樹脂加工するこ
とによって、小型で組み易く、放熱効果の良い、安全設
計の回路を内蔵した、あらゆる燃料に浸漬されても腐食
されることのない、小型で複雑な配線を持たない取扱い
の極めて簡単な、信頼性の高いブラシレスモータを得ら
れる。
なお、モータ全体を樹脂加工されるものを述べてきた
が、回路部または電食されるような部分のみ樹脂加工す
る場合も同様な効果が得られることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけえるブラシレスモ
ータの断面図、第2図は本発明の第2の実施例における
放熱器の構造を示す図、第3図は本発明の第3の実施例
における駆動回路部分の構造を示す図、第4図は本発明
の第4図の実施例における放熱器の構造を示す図、第5
図は駆動回路部分の構造を示す図、第6図は本発明の第
5の実施例における駆動回路部分の構造を示す図、第7
図は本発明の第6の実施例における駆動回路部分の構造
を示す図、第8図は本発明の第7の実施例における駆動
回路部分の構造を示す図、第9図は従来の燃料供給用刷
子付モータの要部の構造を示す断面図である。 1……プリント配線基板、1a……反ステータコア側プリ
ント配線基板、1b……ステータコア側プリント配線基
板、2……放熱器、2a……放熱器突起部、2b……放熱器
切り欠き部、3……パワー素子部品、4……位置検出素
子部品、5……樹脂、6……犠牲陽極材、7……整流
子、8……カーボンブラシ、9……ブラシ箱、10……ブ
ラシバネ、11……ピグティル、12……ブラシホルダ、13
……モータフレーム。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多角筒状の放熱器と、この放熱器に取付け
    られたパワー素子と、前記パワー素子を接続したプリン
    ト配線基板と、このプリント配線基板に設けた電子部品
    とから構成される駆動回路を備え、この駆動回路はステ
    ータコアと軸方向に積み重なる位置関係で、放熱器の内
    側部分を除き、樹脂モールド成形されたブラシレスモー
    タ。
  2. 【請求項2】前記放熱器は、ステータコア側の端面に突
    起部を備えた請求項1記載のブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】前記放熱器のステータコア側と反ステータ
    コア側にプリント配線基板を配置した請求項1記載のブ
    ラシレスモータ。
  4. 【請求項4】前記放熱器は、反ステータコア側に切り欠
    き部を設けることにより、反ステータコア側のプリント
    配線基板を固定し、またステータコア側配置のプリント
    配線基板と、反ステータコア側配置のプリント配線基板
    のそれぞれの内径を異ならせた請求項3記載のブラシレ
    スモータ。
  5. 【請求項5】前記プリント配線基板は、反ステータコア
    側プリント配線基板にパワー素子電子部品、ステータコ
    ア側プリント配線基板に位置検出素子を含む信号処理用
    電子部品を実装した請求項3記載のブラシレスモータ。
  6. 【請求項6】上記放熱器は、内径部の一部に放熱器を構
    成している金属材質よりイオン化傾向の大きい金属片を
    配置させた請求項1記載のブラシレスモータ。
  7. 【請求項7】上記放熱器は、内径をステータコア内径と
    異ならせた請求項1記載のブラシレスモータ。
  8. 【請求項8】上記放熱器は、外形多角柱部に一ヶ所以上
    切り欠きを設けた請求項1記載のブラシレスモータ。
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