JP2010022550A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 股間部と、股間部の前側及び後側にそれぞれ延出する腹側部分及び背側部分とを有する支持部と、
   前記支持部の背側部分における幅方向両側部から突出された、前記支持部の腹側外面と着脱自在に連結される止着テープと、
   前記支持部の股間部を含む部分に配置された吸収体とを有する、テープ式使い捨ておむつにおいて；
   前記止着テープは、前記背側部分に接着剤により固定された固定部と、前記背側部分から突出する突出部とを有し、この突出部は、前記連結のための連結部が設けられた先端部と、この先端部よりも基端側の本体部とを有しており、
   前記止着テープのうち少なくとも前記固定部から本体部にかけての部分に弾性伸縮部材が固定されており、
   前記弾性伸縮部材における前記固定部に位置する部分及び前記本体部に位置する部分のうち、前記固定部に位置する部分は非伸張状態で前記止着テープに接着固定されており、前記本体部に位置する部分の一部又は全部は幅方向に伸張した状態で前記止着テープに接着固定されている、
   ことを特徴とするテープ式使い捨ておむつ。
2. 前記固定部における前記本体部側と反対側の端部には前記弾性伸縮部材が設けられていない、請求項１記載のテープ式使い捨ておむつ。
3. 前記止着テープにおける前記先端部の幅方向全体にわたり補強シートが貼り合わされるとともに、この補強シートの幅方向中間部に前記連結部が設けられており、
   前記弾性伸縮部材は、前記固定部から本体部を通り前記先端部まで延在しており、
   前記弾性伸縮部材における前記先端部に位置する部分は非伸張状態で前記止着テープに接着固定されている、請求項１又は２記載のテープ式使い捨ておむつ。
4. 前記弾性伸縮部材として、複数本の細長状弾性伸縮部材が上下方向に所定の間隔を空けて並設されており、
   前記弾性伸縮部材は第１のシートと第２のシートとの間に挟持されており、
   前記止着テープの本体部における前記第１のシート及び第２のシートは、幅方向に所定の間隔を空けて形成された、止着テープの上端から下端まで連続する縦縞状の接着部分により接着されており、且つ前記複数本の細長状弾性伸縮部材のうち前記本体部に位置する部分は前記縦縞状の接着部分により前記第１のシート及び第２のシートに接着固定され、これら接着部分間では第１のシート及び第２のシートに接着固定されていない、
   請求項１〜３のいずれか１項に記載のテープ式使い捨ておむつ。
5. 請求項１記載のテープ式使い捨ておむつの製造方法であって、
   全体を幅方向に引張った伸張状態の弾性伸縮部材を、その幅方向の両端部又は一端部は接着せずにそれ以外の部分を第１のシートに対して接着固定する第１接着工程と、
   この第１接着工程の後に、前記弾性伸縮部材の伸張を開放し、前記弾性伸縮部材の非接着部分を非伸張状態まで収縮させる収縮工程と、
   この収縮工程の後に、第１のシートにおける少なくとも前記弾性伸縮部材を有する部分に第２のシートを接着剤により貼り付け、前記弾性伸縮部材における前記伸張状態の部分及び非伸張状態の部分を第１のシートと第２のシートとの間に挟んで接着固定する第２接着工程と、
   第２接着工程により得られる積層体を用い、その積層体のうち前記第２接着工程で弾性伸縮部材が非伸張状態で固定された部分を前記固定部とし、前記第１接着工程で弾性伸縮部材が伸張状態で固定された部分を前記本体部の一部又は全部とする止着テープを形成する工程と、
   この止着テープを前記支持部に取り付ける工程と、
   を含むことを特徴とするテープ式使い捨ておむつの製造方法。