JP2009172642A - 線状体矯正装置及び線状体製造装置 - Google Patents

線状体矯正装置及び線状体製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 線状体を適正にセットできたか、更に、矯正ローラが適切に線状体を押圧しているかどうかを検出できる線状体矯正装置を提供する。
【解決手段】線状体矯正装置11は、矯正ローラ21と、上支持体22と、制御ユニット51と、を備える。矯正ローラ21は、電線10を押圧して矯正するものであり、前記上支持体22に支持される。制御ユニット51は上支持体22の位置を制御するものであり、駆動部23と、制御部30と、ロードセル24と、を備える。駆動部23は、所定位置に上支持体22を移動させるように、制御部30によって制御される。電線10に掛かる荷重はロードセル24によって検出される。制御部30はロードセル24の検出値を監視し、当該検出値が所定の許容範囲から外れている場合は異常と判定し、搬送を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は線状体矯正装置に関するものであり、詳細には、線状体の曲がり癖や巻き癖等を矯正ローラによって除去する線状体矯正装置に関するものである。
端子圧着装置等の線状体加工機に線状体を供給する際には、従来から、線状体の曲がり癖や巻き癖等を線状体矯正装置によって予め除去することが行われている。このような線状体矯正装置として、上下に配置される矯正ローラの間に線状体を通過させ、矯正ローラによって線状体を押圧することで線状体を矯正する構成が知られている。
矯正ローラを使用した線状体矯正装置として、例えば特許文献1に開示されるものがある。特許文献1の電線癖除去装置は、前記電線の進行方向上流側に配置され外径寸法の大きい矯正ローラを有し前記電線を大きく屈曲させてしごく第1の電線癖除去装置を備える。また、この電線癖除去装置は、前記第1の電線癖除去装置の下流側に配置され外径寸法の小さい矯正ローラを有し、前記第1の電線癖除去装置の大きい矯正ローラで前記電線についた変形を矯正する第2の電線癖除去装置を備える。特許文献1はこの構成によって、太い電線から細い電線まで幅広く電線癖を除去できるとする。
特開2007−229745号公報
近年、製品のコンパクト化、電気回路の複雑化等の事情により、線径が細い線状体の加工が要請されることも多い。線径が細い線状体は、矯正ローラと線状体の位置決めを正確に行わなければ、矯正ローラの線状体に対する押圧が強過ぎたり弱過ぎたりして矯正を適切に行うことができない。従って、近年は、線状体の種類に応じた矯正ローラの精密な調整が特に求められている。
しかしながら、特許文献1の構成において押圧力を調整するには、ネジやナットでその都度調整作業を行う必要があった。従って、矯正ローラの位置を決める作業が非常に手間の掛かるものとなっていた。
また、矯正ローラの位置が適正に設定されていたとしても、線状体のセット作業が適切に行われなかったり、線状体矯正装置内で線状体がもつれたりした場合等には、結局のところ押圧が正常に行われず矯正が十分にできないことになる。また、矯正ローラがベアリングの寿命等によって円滑に回転しなくなることも考えられ、この場合は線状体に過剰な負荷が掛かってしまうことになる。しかし、特許文献1の線状体矯正装置は装置内の異常を検出する手段を備えていないため、十分に矯正されない状態の線状体が下流工程に搬送されたり、線状体が損傷したりすることになり、歩留まりの低下を招いていた。
本発明は以上の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、線状体のセット作業が適正になされたか、更に、矯正ローラが適切に線状体を押圧しているかどうかを検出できる線状体矯正装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、矯正ローラの押圧によって線状体を矯正する線状体矯正装置の以下の構成が提供される。即ち、この線状体矯正装置は、前記矯正ローラを支持する支持体と、前記支持体の位置を制御する制御ユニットと、を備える。前記制御ユニットは、前記支持体を移動させる駆動部と、前記線状体に掛かる荷重を検出するための荷重検出部と、前記支持体を所定位置へ移動させるように前記駆動部を制御する制御部と、を備える。
これにより、制御部による駆動部の制御によって、矯正ローラの位置を精度良く調整することができる。従って、矯正ローラの精密な位置調整が可能となる。また、支持体の移動が駆動部によって行われるので、調整作業を短時間で行うことができ、作業効率も向上する。また、支持体の位置は制御部で制御されるので、手作業による位置の調整が不要になり、人為的ミスによる支持体の位置ズレを防止できる。更に、線条体に異常な荷重が掛かっている場合でも、荷重検出部によって異常を検出できる。
前記の線状体矯正装置においては、以下のように構成されることが好ましい。即ち、この線状体矯正装置は、前記支持体を移動させる目標位置を前記線状体の種類ごとに記憶可能な記憶部を備える。そして、線状体が装置にセットされるときに、前記制御部は、前記記憶部から読み出した目標位置に前記支持体を移動させる。
これにより、線状体の種類ごとに適切な位置を予め記憶させておくことで、線状体の種類が変わっても、それに応じて矯正ローラを好適な位置まで容易に移動させることができる。従って、線状体のセット作業でのミスをより確実に防止できる。
前記の線状体矯正装置においては、線状体が装置にセットされるときに、前記制御部は、前記荷重検出部による荷重の検出値が所定の範囲を外れた場合に異常と判定し、線状体の加工が停止されるように制御することが好ましい。
これにより、線状体矯正装置に線状体が適切にセットされていない場合等を検出し、線状体の加工を停止させることができる。従って、線状体の癖が十分に矯正されないまま下流の加工工程に送られることを防止し、歩留まりを向上させることができる。
前記の線状体矯正装置においては、線状体の搬送時に、前記制御部は、前記荷重検出部による荷重の検出値が所定の範囲を満たしているかを監視し、前記検出値が所定の範囲から外れている場合は線状体の搬送が停止されるように制御する。
これにより、検出値の継続的な監視が実現され、もつれ等の線状体の異常を線状体矯正装置側で早期に検出できる。従って、異常対応作業を素早く開始することができ、装置の稼動効率を向上させることができる。また、線状体に過剰な負荷が掛かっている状態も異常として検出できるので、線状体の損傷を防止でき、製品品質の向上に寄与することができる。更に、異常と判断された場合は搬送を停止するので、搬送中に生じた異常によって癖が十分に矯正されないまま、線状体が下流工程に搬送される事態を防止できる。
前記の線状体矯正装置においては、以下のように構成されることが好ましい。即ち、この線状体矯正装置は、前記荷重検出部の検出値が満たすべき範囲を前記線状体の種類ごとに記憶可能な記憶部を備える。線状体の搬送時に、前記制御部は、前記記憶部から読み出した前記範囲を前記荷重検出部の検出値が満たしているかを判断し、前記検出値が前記範囲から外れている場合はNG信号を送信する。
これにより、線状体の種類に応じて判定基準を異ならせつつ、荷重検出部の検出値が正常か異常かを判定することができる。従って、様々な種類の線状体について、異常検出を柔軟かつ的確に行うことができる。
前記の線状体矯正装置においては、前記制御部は、前記荷重検出部の検出値に基づいて前記支持体の位置を調整するように前記駆動部を制御することが好ましい。
これにより、矯正ローラの取付位置の誤差や線状体の径の誤差があったとしても、制御部が荷重検出部の検出値に基づいて矯正ローラを適切な位置に調整できる。また、線状体の負荷を荷重検出部によって検出して矯正ローラの位置を決定するので、線状体の過剰な負荷を確実に防止できる。
本発明の第2の観点によれば、前記線状体矯正装置と、前記線状体矯正装置の下流側に配置される線状体加工機と、を備える線状体製造装置の以下の構成が提供される。前記線状体加工機は、前記線状体を搬送するための搬送部と、前記制御部の信号を受信する加工機制御部と、を備える。前記線状体矯正装置によって異常が判定されたことに基づく信号を前記加工機制御部が受信すると、前記搬送部による前記線状体の搬送を停止させる。
これにより、線状体矯正装置が異常と判定すると搬送部による搬送が停止されるので、十分に矯正されていない線状体が線状体加工機へ搬送されるのを確実に防止できる。
本発明の第3の観点によれば、支持体に取り付けた矯正ローラで線状体の癖を除去する線状体癖除去方法において、以下の方法が提供される。即ち、この線状体癖除去方法は、駆動部によって前記支持体を移動させて矯正ローラで線状体を押圧するステップと、前記線状体に掛かる荷重を検出するステップと、検出された荷重が正常か異常かを判定するステップと、を含む。
これにより、荷重の異常を検出することによって、線状体が適切にセットされているかを判断できる。従って、線状体の矯正を確実に行うことができる。
本発明の第4の観点によれば、矯正ローラで線状体の癖を除去する線状体癖除去方法において以下の方法が提供される。即ち、この線状体癖除去方法は、前記線状体の搬送時において、前記線状体に掛かる荷重を監視するステップと、前記線状体に掛かる荷重が正常か異常かを判定するステップと、前記線状体に掛かる荷重が異常と判定されると、線状体の搬送を停止させるステップと、を含む。
これにより、搬送中に線状体に異常が発生した場合等でも、搬送中に線状体の異常を検出できる。従って、線状体が十分な矯正がされないまま矯正工程を終えることを防止できる。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態に係る線状体矯正装置の概略的な構成図である。図2は制御部の電気的構成の一部を示したブロック図である。なお、本実施形態において「上流側」及び「下流側」とは、電線(線状体)10の搬送方向の上流側及び下流側を意味するものとする。
図1に示す線状体矯正装置11は、上流側から送られる電線10を所定の経路に沿って走行させながら、その曲がり癖等を除去し、下流側の端子圧着装置(線状体加工機)12へ送るものである。この線状体矯正装置11及び端子圧着装置12等により、所定の長さの電線を製造する電線製造装置(線状体製造装置)55が構成されている。図1に示すように、線状体矯正装置11は、下支持体42と、上支持体22と、を備える。上支持体22は下支持体42の上側で対面するように配置されている。上支持体22及び下支持体42は、電線10の搬送方向(横方向)に沿って細長く形成されている。
下支持体42には複数のボトム矯正ローラ41が支持され、上支持体22には複数の矯正ローラ21が支持されている。ボトム矯正ローラ41は、電線10の搬送方向に適宜の間隔をあけて並べて配置されるとともに、それぞれ回転可能に構成されている。同様に、矯正ローラ21も適宜の間隔をあけて横方向に並べて配置されるとともに、それぞれ回転可能に構成されている。また、ボトム矯正ローラ41及び矯正ローラ21の外周面には、前記電線10を保持するための図略の凹溝が形成されている。
前記ボトム矯正ローラ41及び前記矯正ローラ21は、その軸方向が電線10に対して直角になるように配置される。ボトム矯正ローラ41及び矯正ローラ21は、電線10の搬送方向に対して上下に互い違いとなるように千鳥状に配置される。
下支持体42の上面にはガイド軸26が上方に向けて突設されている。このガイド軸26は下支持体42の長手方向の両端に配置される。前記上支持体22には、前記ガイド軸26に対応する位置に貫通状のガイド孔が形成されている。ガイド孔は上下方向に細長く形成され、このガイド孔に前記ガイド軸26が挿通されている。この構成により、前記上支持体22は前記ガイド軸26に沿って上下に昇降可能に構成されている。また、2本のガイド軸26の上端部は、上支持体22の上方に配置される固定部25によって相互に連結されている。
前記固定部25の上方には駆動部23が配置されている。駆動部23が備えるハウジングの下面には摺動孔28が備えられており、この摺動孔28から棒状の出力ロッド27が下方向に延出している。この出力ロッド27は、前記固定部25に形成された貫通孔を通過するように延びて、その先端が上支持体22の長手方向中央部に固定されている。駆動部23は図略のサーボモータによって構成され、出力ロッド27を上下に昇降させるように駆動することができる。
この構成で、駆動部23が駆動されると、出力ロッド27の先端に連結された上支持体22をガイド軸26に沿って上下方向にスライドできるようになっている。これにより、矯正ローラ21が電線10に対して適切に押圧できる位置まで上支持体22を移動させることができる。
また、出力ロッド27にはロードセル(荷重センサ)24が配置されており、このロードセル24によって、前記矯正ローラ21により押圧された電線10の反力を検出することができる。図1に示すように、ロードセル24は、出力ロッド27の中途部であって摺動孔28近傍に配置される。このロードセル24は歪みゲージを有し、出力ロッド27の中途に設置された起歪体の歪み量を前記歪みゲージで検出することで、電線10に付与されている押圧力(荷重)の大きさを検知することができる。
この構成で、電線10が線状体矯正装置11にセットされた状態で矯正ローラ21が電線10に接触すると、当該矯正ローラ21が電線10から受ける反力が出力ロッド27に伝わり、この反力がロードセル24の起歪体を変形させて歪みが生じる。ロードセル24は、これによって生じる前記歪みゲージの抵抗の変化を読み取ることにより、電線10が矯正ローラ21によって押圧されている力の大きさを検出することができる。
また、線状体矯正装置11はマイクロコンピュータ式の制御部30を備えており、この制御部30には前記ロードセル24及び駆動部23が接続されている。なお、駆動部23、ロードセル24及び制御部30により、上支持体22の位置を制御する制御ユニット51が構成されている。前記制御部30は、ロードセル24によって得られた検出値が所定の範囲内にあるか否かを判断することで、電線10に対する押圧が正常に行われているかどうかを判定することができる。また、制御部30は、前記端子圧着装置12が備える端子圧着制御部15に電気的に接続されており、各種の通信が可能となっている。なお、制御部30の構成の詳細は後述する。
図1に示すように、線状体矯正装置11の下流側には端子圧着装置12が備えられている。この端子圧着装置12は、電線10を端子圧着装置12側へと引き込むための引込ローラ(搬送部)13と、この引込ローラ13に対向して配置される従動ローラ14と、を備えている。電線10は、この引込ローラ13と従動ローラ14との間でニップされ、前記引込ローラ13の駆動によって端子圧着装置12内に引き込まれる。その後、端子圧着装置12は、引き込んだ電線10を所定の長さで切断するとともに、その端末に圧着端子を固定する等の加工作業を自動的に行う。
また、端子圧着装置12は端子圧着制御部15を備えており、この端子圧着制御部15は引込ローラ13の駆動のON/OFFを切換可能に構成される。更に、端子圧着制御部15は線状体矯正装置11の制御部30と適宜通信を行うことが可能に構成されており、例えば前記引込ローラ13による電線10の搬送開始や搬送停止を知らせる信号を制御部30に送信することができる。
この構成で、線状体矯正装置11において矯正ローラ21及びボトム矯正ローラ41に電線10をジグザグに掛けるようにセットする。そして、端子圧着装置12側の前記引込ローラ13を駆動すると、供給される電線10は下流へ引っ張られて走行し、矯正ローラ21及びボトム矯正ローラ41を順次通過する。この際、電線10は、上下に配置される矯正ローラ21及びボトム矯正ローラ41によって上下方向に押圧され、山折り及び谷折りを交互に繰り返すように屈曲される。この結果、電線10に付いていた曲がり癖や巻き癖等を除去し、直線状に整形することができる。
次に図2を参照して、前記駆動部23及びロードセル24が接続される制御部30の電気的構成について説明する。制御部30は、その全体を制御して各種データのやり取りや参照を行うためのCPU31と、各回路間で処理の同期をとるためのクロック32と、各種の設定値等を記憶可能な記憶部33と、を備える。クロック32及び記憶部33はCPU31に接続されている。
前記記憶部33はメモリ等からなり、上支持体22を移動させるべき位置(目標位置)及びロードセル24の検出値が満たすべき許容範囲を、電線の種類ごとに例えばテーブル形式で記憶可能に構成されている。なお、電線の種類とは、電線の材料及び径等に基づく種類のことである。そして、オペレータが図略の操作部を操作して電線の種類を選択すると、CPU31は、それに対応する上支持体22の目標位置及びロードセル24の検出値の許容範囲の情報を記憶部33から読み出し、制御に使用するように構成されている。
本実施形態において前記上支持体22の目標位置は、上支持体22の昇降ストロークの最上端位置を原点としたときに、当該原点からの下方への移動距離として表され、記憶部33に記憶される。なお、前記原点を検出するために、上支持体22の昇降ストロークの上端位置には、例えばリミットスイッチからなる図略の原点センサが配置されている。また、ロードセル24の検出値の許容範囲は、例えば、基準値(正常時における検出値として期待される値)の−10%〜+10%の範囲に設定される。
なお、上支持体22の位置及びロードセル24の検出値の許容範囲(下限値及び上限値)については、予め設定されている値(プリセット値)を、前記操作部を操作すること等によって随時変更することもできる。
また、駆動部23を制御するための駆動制御部34がCPU31に接続される。駆動制御部34は、CPU31の命令に従って駆動部23を制御することで上支持体22を目標位置に移動させることができる。なお、図略の操作部等でオペレータが位置を数値で直接指定することにより、上支持体22を所定の位置まで移動させることもできる。
また、前記CPU31にはロードセル24がA/Dコンバータ35を介して接続されている。このA/Dコンバータ35によって、ロードセル24が検出したアナログデータをデジタルデータへ変換する。CPU31は、このロードセル24の検出値に基づいて、駆動制御部34への命令や電線の状態の良否判定を行う。CPU31には良否判定出力回路36が接続されており、CPU31が行った電線の状態の良否の判定に応じて、良否判定出力回路36から適宜の信号を出力可能に構成されている。
良否判定出力回路36は前記端子圧着装置12の端子圧着制御部15に接続されており、前記ロードセル24の検出値が許容範囲を外れている場合に、異常を表すNG信号を端子圧着制御部15に出力することができる。また、良否判定出力回路36は、線状体矯正装置11が備える図略の表示部にも接続されており、電線10に対する押圧が正常か異常かを前記表示部に表示することができるようになっている。
また、CPU31には動作入力回路37が接続されている。動作入力回路37は端子圧着装置12の端子圧着制御部15や図略の操作部等、外部装置に接続されている。そして、外部からの信号を前記動作入力回路37が受信すると、前記CPU31は当該信号に応じて各部を制御し、線状体矯正装置11に所定の動作を行わせる。例えば、動作入力回路37は、電線10のセット作業及び端子圧着装置12の準備作業が終わって搬送が開始された旨の信号を端子圧着制御部15又は図略の操作部等から受信することができ、CPU31は、この信号に基づいてロードセル24の検出値の監視を開始する。
また、制御部30は電源回路38を備えている。この電源回路38はロードセル24に接続されており、CPU31の指令に基づいて、前記ロードセル24に所定の電圧を印加できるように構成される。
この構成で、線状体矯正装置11は、電線10に対して矯正ローラ21の押圧が適正に行われているかどうかを判定する。具体的には、オペレータが電線10を適切にセットしなかった場合や、上流側で電線10がもつれた等の場合は、矯正ローラ21による電線10への押圧が不足するため、矯正ローラ21が受ける反力も小さくなり、ロードセル24の検出値が小さくなる。線状体矯正装置11の制御部30は、前記検出値が低下して前記許容範囲の下限値を下回ったことを検知した場合に異常と判定し、良否判定出力回路36が端子圧着装置12の端子圧着制御部15へNG信号を送信するように制御する。
一方、矯正ローラ21が円滑に回転できなくなり、電線10に過剰な負荷が掛かっている場合には、矯正ローラ21が受ける反力が大きくなり、ロードセル24の検出値が大きくなる。線状体矯正装置11の制御部30は、前記検出値が上昇して前記許容範囲の上限値を上回った場合に異常と判定し、良否判定出力回路36によりNG信号を端子圧着制御部15へ送信する。
端子圧着制御部15は、線状体矯正装置11側からのNG信号を受信した場合、引込ローラ13による電線10の引込みを中止し、端子の圧着加工作業を停止するように制御する。
次に図3を参照して線状体矯正装置11の制御について説明する。図3は線状体矯正装置11の制御を示すフローチャートである。制御フローが開始されると、CPU31は、電線10のセット作業のために、まず上支持体22を上端位置(原点)まで駆動部23によって上昇させ、矯正ローラ21を上方へ十分に退避させる(S101)。この状態で、オペレータは電線10をボトム矯正ローラ41の上側に掛け渡す。
電線10のボトム矯正ローラ41へのセットが終了すると、オペレータは図略の操作部を操作し、セット作業が終わった旨を入力するとともに、電線10の種類を指定する。この操作部からの信号を動作入力回路が受信する(S102)と、CPU31は、指定された電線の種類に対応する移動量を記憶部33から読み出すとともに、上支持体22を上端位置から当該移動量だけ下降させ、前記目標位置まで移動するように駆動部23を制御する(S103)。これにより、矯正ローラ21がボトム矯正ローラ41の間に差し込まれるように下降し、矯正ローラ21及びボトム矯正ローラ41に対し電線10がジグザグ状に掛けられた状態になる。
次に、CPU31は、指定された電線10の種類に対応する許容範囲を記憶部33から読み出すとともに(S104)、ロードセル24の検出値が当該許容範囲内に入っているかどうかを調べる(S105)。許容範囲内であれば、動作入力回路37が搬送開始の信号を受信するまで待機する(S107)。なお、前記搬送開始の信号は、本実施形態において端子圧着装置12が引込ローラ13の駆動を開始した時点で当該端子圧着装置12から出力されるが、オペレータが線状体矯正装置11又は端子圧着装置12の図略の操作部等を操作することにより搬送開始の信号を出力するようにしても良い。
S105の判断において、ロードセル24の検出値が許容範囲外であれば、良否判定出力回路36からNG信号を出力し(S106)、電線10の加工作業を中止させる。なお、S105の判断においてロードセル24の検出値が許容範囲内であれば、良否判定出力回路36がOK信号を外部に出力するようにしてもよい。
次に電線10の搬送時における制御について説明する。引込ローラ13の駆動が開始され、S107の判断で搬送開始の信号を受信したと判定されると、S105の処理と同じように、ロードセル24の検出値が前記許容範囲内にあるかが調べられる(S108)。なお、このS108の判断は、電線10の搬送終了の信号を図略の電線検知センサから受信するまで反復される(S110)。S108の判断において、ロードセル24の検出値が許容範囲外だった場合は、良否判定出力回路36からNG信号を端子圧着制御部15に出力する(S109)。NG信号を受信した端子圧着制御部15は引込ローラ13の搬送を停止するように制御し、電線10の加工作業が中止される。S110の判断で、電線10の搬送終了の信号を受信したと判断した場合は、S108、S110のループを抜けて、フローを終了する。
以上に示すように、本実施形態の線状体矯正装置11は、矯正ローラ21の押圧によって電線10を矯正するように構成される。また、この線状体矯正装置11は、矯正ローラ21を支持する上支持体22と、上支持体22の位置を制御する制御ユニット51と、を備える。この制御ユニット51は、上支持体22を移動させる駆動部23と、電線10に掛かる荷重を検出するためのロードセル24と、上支持体22を所定位置(前記目標位置)へ移動させるように駆動部23を制御する制御部30と、を備える。
この構成により、制御部30による駆動部23の制御によって、矯正ローラ21の位置を精度良く調整することができる。従って、矯正ローラ21の精密な位置調整が可能となる。また、上支持体22の移動が駆動部23によって行われるので、調整作業を短時間で行うことができ、作業効率も向上する。また、上支持体22の位置は制御部30(制御ユニット51)で自動的に制御されるので、オペレータの手作業による位置の調整が不要になり、人為的ミスによる上支持体22の位置ズレを防止できる。更に、電線10に異常な荷重が掛かっている場合でも、ロードセル24によって異常を検出できる。
また、本実施形態の線状体矯正装置11は、上支持体22を移動させる目標位置を電線10の種類ごとに記憶可能な記憶部33を備える。そして、電線10が線状体矯正装置11にセットされるときに、制御部30は、記憶部33から読み出した目標位置に上支持体22を移動させるように構成されている。
この構成により、電線10の種類ごとに適切な位置を予め記憶させておくことで、電線10の種類が変わっても、それに応じて矯正ローラ21を好適な位置まで容易に移動させ、曲がり癖等を効果的に除去することができる。従って、電線10が正しくセットされないミスを確実に防止できる。
また、本実施形態の線状体矯正装置11は、電線10に掛かる荷重を検出するためのロードセル24を備える。そして、電線10が線状体矯正装置11にセットされるときに、制御部30は、ロードセル24による荷重の検出値が所定の許容範囲を外れた場合に異常と判定し、電線10の加工が停止されるように制御する。
この構成により、線状体矯正装置11に電線10が適切にセットされていない場合を検出し、電線10の加工を停止させることができる。従って、電線10の癖が十分に矯正されない状態で(線状体矯正装置11の下流工程である)端子圧着装置12等に送られることを防止し、歩留まりを向上させることができる。
また、本実施形態の線状体矯正装置11は、電線10の搬送時に、制御部30はロードセル24による荷重の検出値が前記記憶部33に記憶された所定の許容範囲を満たしているかを監視し、前記検出値が所定の範囲から外れている場合は電線10の搬送が停止されるように制御する。
この構成により、検出値の継続的な監視が実現され、もつれ等の電線10の異常を線状体矯正装置11側で早期に検出できる。従って、電線10のもつれの除去等の異常対応作業を素早く開始することができ、装置の稼動効率を向上させることができる。更に、異常と判断された場合は搬送を停止するので、搬送中に生じた異常によって電線10の癖が十分に矯正されないまま下流工程に搬送される事態を防止できる。また、電線10に過剰な負荷が掛かっている状態も異常として検出できるので、電線10の損傷を防止でき、製品品質の向上に寄与することができる。例えば、装置の長期間の使用により、矯正ローラ21を支持するベアリングに寿命が到来し、矯正ローラ21が円滑に回転しなくなったために電線10に過剰な負荷が加わる場合がある。しかしながら本実施形態では、この場合にはロードセル24の検出値が許容範囲の上限値を超えることになるので、異常を的確に検出することができる。
また、本実施形態の線状体矯正装置11は、前記ロードセル24の検出値が満たすべき許容範囲を電線10の種類ごとに記憶できる記憶部33を備える。そして、電線10の搬送時に、前記制御部30は、記憶部33から読み出した許容範囲をロードセル24の検出値が満たしているかを判断し、前記検出値が前記範囲から外れている場合はNG信号を送信する。
この構成により、電線10の種類に応じて判定基準を異ならせつつ、ロードセル24の検出値(即ち、矯正ローラ21の押圧力)が正常か異常かを判定できる。従って、様々な種類の電線10について、異常検出を柔軟かつ的確に行うことができる。
また、本実施形態において、電線製造装置55は線状体矯正装置11と端子圧着装置12を備えており、端子圧着装置12は線状体矯正装置11の下流側に配置されている。そして、前記端子圧着装置12は、電線10を搬送するための引込ローラ13と、線状体矯正装置11の制御部30の信号を受信する端子圧着制御部15と、を備える。そして前記端子圧着装置12は、線状体矯正装置11によって異常が判定されたことに基づくNG信号を端子圧着制御部15が受信すると、引込ローラ13による前記電線10の搬送を停止させる。
この構成により、線状体矯正装置11が異常と判定すると引込ローラ13による搬送が停止されるので、癖が十分に矯正されていない電線が線状体矯正装置11の下流工程に搬送されるのを確実に防止できる。
また、上記実施形態の制御に加えて、線状体矯正装置11は、制御部30が、ロードセル24の検出値に基づいて上支持体22の位置を調整するように駆動部23を制御する構成とすることもできる。具体的には、前記記憶部33に、ロードセル24の検出値の許容範囲(上限値及び下限値)のほか、前記基準値を記憶させるようにする。そして、電線10がセットされた時(電線10の走行時を含む)において、制御部30は、ロードセル24の検出値を、記憶部33から読み出した前記基準値と比較する。そして、検出値が基準値よりも小さかった場合は上支持体22を下降させ、基準値よりも大きかった場合には上支持体22を上昇させるように、駆動制御部34によって上支持体22を移動させる。
この構成により、矯正ローラ21の取付位置の誤差や電線10の径の誤差があったとしても、制御部30がロードセル24の検出値に基づいて矯正ローラ21を適切な位置に調整できる。また、電線10の負荷をロードセル24によって検出して矯正ローラ21の位置を決定するので、電線10の過剰な負荷を確実に防止できる。また、矯正ローラ21の押圧の強さと基準値とのズレをなくすように矯正ローラ21の位置を調整できるので、適正な押圧量を精度良く維持した状態で電線10を矯正できる。
以上に本発明の好適な実施形態を説明したが、上記の構成は更に以下のように変更することができる。
前記ロードセル24の配置箇所は、電線10の反力を検出できる場所であれば適宜変更でき、例えば矯正ローラ21の支軸の部分に配置することができる。また、上記実施形態では電線10に加える押圧力の大きさをロードセル24で検知しているが、荷重を検知できるものであれば適宜変更することができ、例えばロードセル24の代わりに圧電素子を用いることができる。また、上記実施形態のようにサーボモータを使用する場合、トルクによって変化する駆動電流を監視することで荷重の大きさを検出する構成とすることもできる。
また、上記実施形態では下支持体42を固定する一方で上支持体22を駆動部23によって移動させる構成であるが、この構成に代えて下支持体42だけを移動させるように変更することができ、また、上支持体22及び下支持体42の両方を移動させるように変更することもできる。
また、上記実施形態の駆動部23としては、前記サーボモータに代えて、エアシリンダ、ソレノイド、ステッピングモータ等、適宜の駆動源を用いることができる。例えばエアシリンダを用いる場合は、上支持体22の位置を検出するための位置検出センサと、エアシリンダに接続される電磁弁とによって、上支持体22の位置を任意に調整することができる。
また、上記実施形態では、電線10のセット作業時にいったん上支持体22を最上端まで自動的に上昇させた後に所定位置に移動させる構成であるが、上支持体22を最上端まで上昇させず、ある程度上昇させた状態で電線10をセットするように構成しても良い。また、例えば、上支持体22の位置を検出するための位置センサを線状体矯正装置11に備え、この位置センサによって位置を検出ながら上支持体22を所定位置に移動する構成とすることもできる。また、電線10のセット作業のための上支持体22の上昇は、自動的に行う構成に代えて、オペレータが手動で行うように変更することができる。
矯正後の電線10は、端子圧着装置12に限らず、他の構成の加工機によって加工するように変更することができる。また、線状体矯正装置11は電線10の矯正に限定せず、他の線状体、例えば針金等の曲がり癖の矯正のために使用することができる。
本発明の一実施形態に係る線状体矯正装置の構成図。 制御部の電気的構成を示すブロック図。 線状体矯正装置の制御の様子を示すフローチャート。
符号の説明
10 電線(線状体)
11 線状体矯正装置
12 端子圧着装置(線状体加工機)
13 引込ローラ(搬送ローラ)
15 端子圧着制御部(加工機制御部)
21 矯正ローラ
22 上支持体
24 ロードセル(荷重センサ、荷重検出部)
30 制御部
33 記憶部
51 制御ユニット
55 電線製造装置(線状体製造装置)

Claims (9)

  1. 矯正ローラの押圧によって線状体を矯正する線状体矯正装置において、
    前記矯正ローラを支持する支持体と、
    前記支持体の位置を制御する制御ユニットと、
    を備え、
    前記制御ユニットは、
    前記支持体を移動させる駆動部と、
    前記線状体に掛かる荷重を検出するための荷重検出部と、
    前記支持体を所定位置へ移動させるように前記駆動部を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする線状体矯正装置。
  2. 請求項1に記載の線状体矯正装置であって、
    前記支持体を移動させる目標位置を前記線状体の種類ごとに記憶可能な記憶部を備え、
    線状体が装置にセットされるときに、前記制御部は、前記記憶部から読み出した目標位置に前記支持体を移動させることを特徴とする線状体矯正装置。
  3. 請求項1又は2に記載の線状体矯正装置であって、
    線状体が装置にセットされるときに、前記制御部は、前記荷重検出部による荷重の検出値が所定の範囲を外れた場合に異常と判定し、線状体の加工が停止されるように制御することを特徴とする線状体矯正装置。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の線状体矯正装置であって、
    線状体の搬送時に、前記制御部は、前記荷重検出部による荷重の検出値が所定の範囲を満たしているかを監視し、前記検出値が所定の範囲から外れている場合は線状体の搬送が停止されるように制御することを特徴とする線状体矯正装置。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の線状体矯正装置であって、
    前記荷重検出部による荷重の検出値が満たすべき範囲を前記線状体の種類ごとに記憶可能な記憶部を備え、
    線状体の搬送時に、前記制御部は、前記記憶部から読み出した前記範囲を前記荷重検出部の検出値が満たしているかを判断し、前記検出値が前記範囲から外れている場合はNG信号を送信することを特徴とする線状体矯正装置。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載の線状体矯正装置であって、
    前記制御部は、前記荷重検出部の検出値に基づいて前記支持体の位置を調整するように前記駆動部を制御することを特徴とする線状体矯正装置。
  7. 請求項1から6までの何れか一項に記載の線状体矯正装置と、前記線状体矯正装置の下流側に配置される線状体加工機と、を備える線状体製造装置であって、
    前記線状体加工機は、前記線状体を搬送するための搬送部と、前記制御部からの信号を受信可能な加工機制御部と、を備え、
    前記線状体矯正装置によって異常が判定されたことに基づく信号を前記加工機制御部が受信すると、前記搬送部による前記線状体の搬送を停止させることを特徴とする線状体製造装置。
  8. 支持体に取り付けた矯正ローラで線状体の癖を除去する線状体癖除去方法であって、
    駆動部によって前記支持体を移動させて矯正ローラで線状体を押圧するステップと、
    前記線状体に掛かる荷重を検出するステップと、
    検出された荷重が正常か異常かを判定するステップと、
    を含むことを特徴とする線状体癖除去方法。
  9. 矯正ローラで線状体の癖を除去する線状体癖除去方法であって、
    前記線状体の搬送時において、
    前記線状体に掛かる荷重を監視するステップと、
    前記線状体に掛かる荷重が正常か異常かを判定するステップと、
    前記荷重が異常であると判定された場合に前記線状体の搬送を停止させるステップと、
    を含むことを特徴とする線状体癖除去方法。
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