JP2006263779A - 熱間圧延設備のサイドガイド制御方法 - Google Patents

熱間圧延設備のサイドガイド制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】鋼材幅方向端部の疵や折れの発生を防止することができる熱間圧延設備のサイドガイド制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】仕上圧延された鋼材を巻き取る直前に設置したピンチロールの直前に設置したサイドガイドにより前記鋼材の蛇行を防止する熱間圧延設備のサイドガイド制御方法において、前記ピンチロールの駆動側と反駆動側の開度差または荷重差より前記鋼材の蛇行量を求め、該蛇行量に基づいて前記サイドガイドの開度を修正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱間圧延設備の巻取装置直前に設置されたサイドガイドの制御を行う熱間圧延設備のサイドガイド制御方法に関するものである。
熱間圧延設備では、鋼材の曲がりや蛇行によって鋼材の幅方向の飛び出しが発生し、この飛び出した鋼材が巻取装置直前に設置されたサイドガイドと接触することにより発生する、鋼材の幅方向端部の疵や折れが問題であった。この防止技術として、例えば特許文献1に開示されている技術がある。この技術は、鋼材の蛇行あるいは曲がりによってサイドガイドが受ける荷重を監視し、その荷重の増大に伴いサイドガイドを開放するというものである。
また、鋼材の蛇行量を減少させる技術として、特許文献2に開示されている技術がある。この技術は、サイドガイドの上流側に設置された幅計または仕上圧延機出側に設置された蛇行検出器により検出された鋼材の蛇行量を基に、ピンチロールのレベリング量または仕上圧延機のレベリング量を鋼材の蛇行量が減少させるように制御するというものである。
特開平6−262260号公報 特開2004−290990号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、荷重の増大に伴いサイドガイドを開放するというものの、開放時点ではサイドガイドと鋼材が既に接触しているため幅方向端部の疵や折れは皆無にはできないという問題がある。
また、特許文献2に開示された技術では、ピンチロールあるいは巻取機に起因する蛇行を検出し制御するのは不可能であるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、上記課題を解決して、鋼材幅方向端部の疵や折れの発生を防止することができる熱間圧延設備のサイドガイド制御方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る発明は、仕上圧延された鋼材を巻き取る直前に設置したピンチロールの直前に設置したサイドガイドにより前記鋼材の蛇行を防止する熱間圧延設備のサイドガイド制御方法において、前記ピンチロールの駆動側と反駆動側の開度差または荷重差より前記鋼材の蛇行量を求め、該蛇行量に基づいて前記サイドガイドの開度を修正することを特徴とする熱間圧延設備のサイドガイド制御方法である。
本発明によれば、サイドガイドの下流側直近に設置されているピンチロールの駆動側と反駆動側の開度差もしくは荷重差より求めた鋼材の蛇行量を基にサイドガイドの開度を修正するようにしたので、仕上圧延機出側に設置された蛇行検出器やサイドガイド上流側の幅計では検出できないピンチロールや巻取機に起因する蛇行が検出できるようになり、その蛇行量によりサイドガイドの開度を逐次修正することで、サイドガイドの押付力が増大することを未然に防げるため鋼材幅方向端部の疵や折れの発生を防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。図2は、熱間圧延設備の機器配置図の一例を示す図である。図中、1は巻取機、2はピンチロール、3はサイドガイド、4は幅計、5は鋼材、6は蛇行検出器、および7は仕上圧延機群をそれぞれ表す。
仕上圧延機群7により仕上圧延された鋼材5は、サイドガイド3でセンタリングされ、ピンチロール2で拘束されて巻取機1で巻き取られコイル状になる。このとき幅計4で検出された蛇行量でサイドガイド3の開度を補正する方法や、仕上圧延機群7の後に設置した蛇行検出器6によって検出された蛇行量によってピンチロール2のレベリングを調整する方法が従来実施されている。本発明は、上記幅計4および蛇行検出器6を用いることなく蛇行量を求め、サイドガイド3の開度を補正するものである。
図1は本発明のシステム構成図の一例である。図中、2、3および5は図1と同じであり、8はピンチロール駆動用電動機、9は駆動側開度検出器あるいは荷重検出器、10は反駆動側開度検出器あるいは荷重検出器、11は開度設定器、12は蛇行量演算器、13は位置制御器、14は駆動側シリンダ、15は反駆動側シリンダ、および16は開度補正器をそれぞれ表す。
ピンチロール2の上流側直近には鋼材5のセンタリングを目的としたサイドガイド3が設置されており、このサイドガイド3は通常は鋼材5の両サイドをガイドする平行ガイド部とこの平行ガイド部の入側に所定の開き角度を持って連結された導入ガイド部とから成っている。このようにして、サイドガイド3は鋼材5の巻取機への導入ならびに鋼材5のエッジ揃えなどの巻き姿の調整を行っている。
ピンチロール2には、駆動用のピンチロール駆動用電動機8が設置され、設置サイドを駆動側さらに反対側を反駆動側と呼び、それぞれに駆動側開度検出器あるいは荷重検出器9および反駆動側開度検出器あるいは荷重検出器10の検出器が設置されている。なお、ここでいう開度検出器は、上下ピンチロールのギャップを検出するものである。
蛇行量演算器12では、まずピンチロール2の幅方向の開度差あるいは荷重差を、駆動側開度検出器あるいは荷重検出器9および反駆動側開度検出器あるいは荷重検出器10で検出されたそれぞれの開度あるいは荷重から求め、この結果より蛇行量を演算する。
開度補正器16では、開度設定器11からの設定値に対して蛇行量演算器12で求めた蛇行量に応じた補正量を演算し、位置制御器13に指令を出力する。位置制御器13はその指令に従って駆動側シリンダ14あるいは反駆動側シリンダ15を操作する。なお、サイドガイド3を開放しすぎることにより、巻き取った鋼材5がテレスコープ構造になるのを抑制するために、開度補正器16からの出力にはリミット値を設けるようにすると良い。
本発明のシステム構成図の一例である。 熱間圧延設備の機器配置図の一例を示す図である。
符号の説明
1 巻取機
2 ピンチロール
3 サイドガイド
4 幅計
5 鋼材
6 蛇行検出器
7 仕上圧延機群
8 ピンチロール駆動用電動機
9 駆動側開度検出器あるいは荷重検出器
10 反駆動側開度検出器あるいは荷重検出器
11 開度設定器
12 蛇行量演算器
13 位置制御器
14 駆動側シリンダ
15 反駆動側シリンダ
16 開度補正器

Claims (1)

  1. 仕上圧延された鋼材を巻き取る直前に設置したピンチロールの直前に設置したサイドガイドにより前記鋼材の蛇行を防止する熱間圧延設備のサイドガイド制御方法において、
    前記ピンチロールの駆動側と反駆動側の開度差または荷重差より前記鋼材の蛇行量を求め、該蛇行量に基づいて前記サイドガイドの開度を修正することを特徴とする熱間圧延設備のサイドガイド制御方法。
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