JP2009159953A - 魚釣り用リール - Google Patents

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Abstract

【課題】釣り糸に取り付けた仕掛けをゆっくりと沈ませることができる制動器を備えている魚釣り用リールを提供する。
【解決手段】釣り糸の繰出しに、釣り糸に加わる予定仕掛けの重力より小である弱制動力を加える弱制動器400を備え、釣り糸の繰出しを減少させることができることを特徴とする魚釣り用リールを提供する。この魚釣り用リールは、釣り糸が巻きつけられ、正転されると釣り糸の繰戻しを行い、逆転されると釣り糸の繰出しを行うスプール500が取り付けられている軸棒200と、使用者の操作により軸棒200に係合または離脱され、係合状態では釣り糸に破断をもたらす力量より小さい所定の強制動力を軸棒200に与えることができる強制動器300とを備え、強制動器300が軸棒200に係合されると、釣り糸が強制動力より大きい力量で引っ張られた場合にしか釣り糸が繰り出されないものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、魚釣り用リールに関し、特に、特殊な釣り方法に適用する魚釣り用リールに関する。
魚釣り用リールには、釣り糸の破断を防ぐために、仕掛けに引っ掛った魚の張力に応じて釣り糸を少しずつ繰り出し、釣り糸に加わる過大な引張力を一時的に解消するようにスプールを制御する制動器を備えるのが通常である。
一方、かご釣りでは仕掛けをゆっくりと沈ませながら、仕掛けを揺らして魚を誘う技法がある。しかし、従来の制動器では、その制動力が魚の動きに対抗するものであるため、如何に調整しても、対抗するもの(負荷)が魚を誘う仕掛けの僅少な重力だけでは、釣り糸の繰り出しがきつく止められているので、釣り糸を少しずつ繰り出して仕掛けをゆっくりと沈ませることができない。よって、この技法を使う使用者はやむをえず、指で意図的に釣り糸の繰り出し量を調整しながら仕掛けを揺らすしかない。
しかし、この技法は、何回も行わなければならないことがあるので、指で釣り糸の繰り出しを調整する作業を何回も繰り返す必要があり、そのルーチン作業が極めて不便である。しかも、指で釣り糸を調整している際に、魚が突然仕掛けに引っ掛ると、手をリールの制御に戻すタイミングを逃す恐れがあるうえ、急に引張力が加わった釣り糸で指が切れて怪我する恐れがある。
従って、本発明は、釣り糸に取り付けた仕掛けをゆっくりと沈ませることができる制動器を備えている魚釣り用リールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、釣り糸の繰出しに、該釣り糸に加わる予定仕掛けの重力より小さい弱制動力を加えることが可能な弱制動器を備え、釣り糸の繰出しを減少させることができることを特徴とする魚釣り用リールを提供する。
具体的には、本発明は、釣り糸が巻きつけられ、正転されると釣り糸の繰戻しを行い、逆転されると釣り糸の繰出しを行うスプールが取り付けられている軸棒と、使用者の操作により前記軸棒に係合または離脱され、係合状態では釣り糸に破断をもたらす力量より小さい所定の強制動力を前記軸棒に与えることができる強制動器とを備え、前記強制動器が前記軸棒に係合されると、釣り糸が前記強制動力より大きい力量で引っ張られた場合にしか釣り糸が繰り出されない魚釣り用リールにおいて、使用者の操作により前記軸棒に係合または離脱され、係合状態では、釣り糸に加わる予定仕掛けの重力より小さい弱制動力を前記軸棒に与える弱制動器を設け、前記弱制動器が前記軸棒に係合されると、釣り糸の前記予定仕掛けの重力による繰出しを減少させることができることを特徴とする魚釣り用リールを提供する。
本発明の魚釣り用リールは、釣り糸の予定仕掛けの重力による繰出しを減少させることができる弱制動器を備えているので、釣り糸を指で直接調整することない。よって、少しずつ釣り糸を繰り出して仕掛けをゆっくりと沈ませながら魚を誘う技法を実行可能な魚釣り用リールを提供することができる。
以下は図面を参照しながら、本発明の魚釣り用リールについて詳しく説明する。
図1は本発明の魚釣り用リールの正面図であり、図2はその側面図であり、図3は図2におけるIII−III線断面図である。
図1〜図3に示すように、本発明の魚釣り用リールは、リールケース100と、釣り糸が巻きつけるスプール500が取り付けられた軸棒200と、釣り糸に強制動力を与える強制動器300と、釣り糸に弱制動力を与える弱制動器400とを備えている。軸棒200は、正転や逆転により、スプール500からの釣り糸の図1中X方向の繰戻しや繰出しを行うもので、軸線Lに沿って延伸してなる。強制動器300は、使用者の操作により軸棒200に掛けられる(係合する)ことができ、且つ、掛けられると、釣り糸が破断する力量より小さい所定の強制動力を軸棒200に与えるものである。弱制動器400は、同様に使用者の操作により軸棒200に掛けられる(係合する)ことができ、且つ、掛けられると、釣り糸に加わる予定仕掛け(図示せず)の重力より小さい弱制動力を軸棒200に与えるものである。
魚釣りの時、使用者が強制動器300を使用すると、仕掛けに引っ掛った魚から強制動力より大きい力量で引っ張られた場合のみ、釣り糸を繰り出すように軸棒200を制御する。これにより、仕掛けに引っ掛った魚と対抗しながら、釣り糸の破断を防ぐことができる。また、弱制動器400を使用すると、釣り糸の仕掛けの重力による繰出しスピードを減速させることができる。
なお、ここでの仕掛けというのは、釣り糸の先端近傍に取り付けられ、魚を誘うための釣りかごや餌などを指している。
続いて、図3〜図6を用いて弱制動器400の構成について詳しく説明する。図4は図2におけるIV−IV線に沿って切断した断面を示すもう一つの断面図であり、図5および図6はそれぞれ違う視点から見た分解斜視図である。
弱制動器400は、使用時に軸棒200と共に回転する第1の制動手段11と、第1の制動手段11と軸棒200との連動回転を減速(減少)させる第2の制動手段12と、第1の制動手段11と軸棒200との係合および離脱を制御する係合手段30と、弱制動力の強さを調整する整手段20と、これらをリールケース100内に収容する収容手段29と、係合手段30を操作するためのスイッチ手段50とを有している。具体的には、第1の制動手段11は、係合手段30によって軸棒200に掛けられる(係合された)時だけ、軸棒200と共に回転できるように構成されている。第2の制動手段12は、第1の制動手段11と対応する部分に制動ゴム121が設けられ、軸棒200と連動する第1の制動手段11に対して摩擦により弱制動力を生じさせ、この弱制動力で第1の制動手段11と軸棒200との連動回転を減速させるように構成されている。係合手段30は、第1の制動手段11と軸棒200の間に介在するように配設され、第1の制動手段11の軸棒200への掛け/外し(係合および離脱)を制御するものである。調整手段20は、第2の制動手段12と第1の制動手段11との間の摩擦力を調整することにより、弱制動力の強さを調整するものである。収容手段29は、軸棒200の一端(ハンドルと逆側)、第1,第2の制動手段11,12、係合手段30、そして調整手段20の一部をリールケース100内の所定の位置に収容するためのものである。スイッチ手段50は、係合手段30の作動を、使用者により直接に制御できるようにするためのものである。
更に詳しく説明すると、係合手段30は、軸受け38と、第1の係合部33と、第2の係合部34と、キャップ部35と、戻しばね37と、緩衝ばね36と、操作部32と、を備えている。軸受け38は、軸棒200の軸線Lの方向に沿って移動することができるうえ、釣り糸の繰出しを行う逆転時のみ軸棒200と共に回転するように構成されるもので、軸棒200の一端部の外周面に取り付けられている。第1の係合部33は、外周縁に多数の歯331を有する歯車として形成されている。この第1の係合部33は、軸受け38の外周面に固定され、軸受け38の移動に従って係合位置と解除(離脱)位置との間を移動することができる。第2の係合部34は、内周縁に多数の歯341を有する内歯歯車として形成されている。この第2の係合部34は、第1の制動手段11に固定され、第1の係合部33が係合位置に移動されると、第1の係合部33に対応して係合し、第1の係合部33および軸受け38と共に回転するようになる。また、第1の係合部33が解除位置に移動されると、第1の係合部33との係合が解除され、第1の係合部33および軸受け38と共に回転しないようになる。キャップ部35は、第2の係合部34から軸棒200の他端(ハンドルの側)の方向へ延伸し、軸棒200の一端部を囲むものである。戻しばね37は、両端がそれぞれキャップ部35と第1の係合部33に当接し、第1の係合部33を前記係合位置へ押圧するように付勢するものである。緩衝ばね36は、軸受け38の外周に巻かれていて、一端が第1の係合部33に固定されている。この緩衝ばね36の付勢力は、戻しばね37の付勢力より強く設定されている。操作部32は、リールケース100内に差込んだ状態で配設され、ネジからなる外端面31がリールケース100外に露出した状態で配設される。この操作部32は、軸棒200の外周面に沿って延伸し、内端面が緩衝ばね36の他端に固定されている。そして、外端面31が使用者の操作により軸棒200の他端方向(ハンドルの方向)へ押し込まれると、緩衝ばね36の付勢力が戻しばね37より強いため、第1の係合部33を係合位置から解除位置に押し込むことができる。
調整手段20については、図3〜図6の他に、図11および図12をも合わせて参照して説明する。図11は図1におけるXI−XI線に沿って切断した断面図であり、図12は図3に対応し、第2の制動手段12の第1の制動手段11との間の摩擦力が最も弱く調整された状態を示している。
調整手段20は、取付台25と、カム24と、調整ノブ22と、カムばね28とを備えている。取付台25は、軸棒200の軸線L方向に沿って移動可能にリールケース100内に取り付けられている。この取付台25には、軸棒200の一端側に位置する一端面に突起251が設けられている。また、取付台25は、突起251と反対側の他端面が圧縮コイルばねからなる制動調整ばね27を介して第2の制動手段12に当接されている。そして、軸棒200の軸線L方向に沿う位置の変位により、制動調整ばね27によって第2の制動手段12を第1の制動手段11へ押し付ける付勢力を調整できるように構成している。カム24は、軸棒200と同軸に回動可能で、且つ、取付台25の一端面側に配置されるように、リールケース100内に取り付けられている。このカム24には、取付台25と対向する一側面に突起251に対応するカム面245を有する凹陥部243が形成されている。また、外周縁の一部には、一連の歯244が形成されている。これにより、カム24の回動中に、カム面245によって制動調整ばね27の付勢力に抗しながら突起251を押動できるように構成されている。そして、その回動により取付台25を軸棒200の軸線L方向に沿って移動させるように構成している。調整ノブ22は、カム24の周縁に形成されている歯244と噛み合う歯車222が形成されている。カムばね28は、両端がそれぞれ第1の制動手段11と取付台25に当接され、取付台25をカム24へ押し付けるものである。
この構成により、使用者は調整ノブ22によって歯車222を正逆回動させることにより、カム24を正逆回動させ、取付台25を軸棒200の軸方向に沿って往復移動させて、制動調整ばね27の第2の制動手段12への付勢力を調整することができる。具体的には、取付台25を第1の制動手段11へ移動させると、制動調整ばね27は圧縮されて第2の制動手段12を第1の制動手段11に強く押し付けて摩擦力を強くする。一方、図12に示すように、取付台25を第1の制動手段11から離れるように移動させると、制動調整ばね27は圧縮が緩まれて第2の制動手段12を第1の制動手段11に弱く押し付けて摩擦力を弱くすることができる。
収容手段29は、取付台25とカム24の間に配置されている。そして、この収容手段29は、突起251が貫通される孔294が設けられているプレート部291と、プレート部291の取付台25に面する一面に、同心円状に突設される内、外フェンス部292,293とを有している。内フェンス部292は、軸棒200の一端を囲むとともに、第2の係合部34が固定ナット295によって固定されている。そして、内、外フェンス部292,293の間には、取付台25と、制動調整ばね27と、第2の制動手段12とが配置されている。また、取付台25と、制動調整ばね27と、第2の制動手段12とは、圧縮コイルばねである制動調整ばね27を貫通する締め釘(リベット)290により連結されている。
スイッチ手段50は、リールケース100と一体的に形成される皿部140と、スイッチブロック51と、回転板52と、リングスイッチ53と、少なくとも2つの回転ばね54と、を備えている。皿部140は、リールケース100における操作部32が挿通される開口の周辺を囲む円環状の周壁を有するように形成されている。言い換えれば、皿部140は、リールケース100に対して円形状に窪むように設けた凹部からなり、その中心に操作部32を挿通させる開口が設けられている。スイッチブロック51は、操作部32の外端面31の近くに設けられるもので、大径部511と、大径部511から外端面31の方向へ突出するように形成される小径部512とを有し、これらによりリールケース100の外側に面する段差513が形成されている。本実施形態では、大径部511が操作部32に一体的に形成され、小径部512が別体の外端面31に一体的に形成されている。そして、操作部32に外端面31を組み付けることにより、一体的な大径部511と小径部512とが形成され、その境界部分に段差513が形成されている。回転板52は、略中心部にスイッチブロック51を挿通可能な通孔521が形成され、リールケース100の外側に面する表側に突起522が形成されたもので、皿部140内に収容されている。リングスイッチ53は、操作部32の外端面31を挿通でき、且つ、リールケース100の外側から皿部140を覆うことができるように円環状に形成されたものである。このリングスイッチ53には、皿部140に面する裏側に、突出する押動ブロック531が設けられるとともに、回転板52の突起522が差し込まれる円弧状のガイド溝532が設けられている。回転ばね54は、リングスイッチ53を所定の方向に回転させるように付勢するもので、一端が皿部140内に固定され、他端が押動ブロック531に固定されるように、皿部140内のばね収容部160に収容されている。
ちなみに、回転板52に形成する通孔521の面積は、スイッチブロック51の大径部511の断面より広く形成されている。そして、図4では、通孔521の内周縁が大径部511の外周面に当接している状態を示している。なお、リングスイッチ53と回転板52とは、直接接続するのではなく、円弧状のガイド溝532と突起522を介しているのは、リングスイッチ53の敏感度を下げることによって誤作動を減らす効果があるためである。
続いて、図4および図7〜図10を用いて弱制動器400の作動方法について詳しく説明する。図7は弱制動器400の効果が解除される状態を示す断面図で、図4に対応して同じ部分を切断した状態を示している。なお、図4に示す状態は、第1の係合部33が係合位置に移動した状態を示し、以下ではこの状態を係合状態と称する。また、図7に示す状態は、第1の係合部33が解除位置に移動した状態を示し、以下ではこの状態を解除状態と称する。図8〜図10は、スイッチ手段50の作動状態を示す説明図である。図8は図4に示す係合位置に対応し、図9は図7に示す解除位置に対応し、図10は解除位置から係合位置に戻す操作方法を示している。
図4に示す状態から、操作部32をリールケース100内に押し込んで図7に示す状態とすると、第1の係合部33と第2の係合部34の係合が解除される。これにより、第2の係合部34に取り付けられている第1の制動手段11は軸棒200と共に回転しなくなり、軸棒200は制動手段からの制動力を受けずに自由に回転することができる。
また、図4の係合状態から図7の解除状態に切り替えられると、操作部32がリールケース100内に進入するため、操作部32に取り付けられているスイッチブロック51も共にリールケース100内へ移動する。そのため、図8に示すように、スイッチブロック51の大径部511の外周に当接していた回転板52の通孔521の内周縁は、大径部511と当接できなくなる。また、回転ばね54の付勢力より動かされるリングスイッチ53の円弧状のガイド溝532と突起522の接触により、回転板52の通孔521の内周縁は、小径部512と当接して、図9に示す状態となる。この状態で、操作部32をリールケース100内に押し込む力が無くなると、操作部32は戻しばね37の付勢力によりリールケース100外へ押し戻されるが、スイッチブロック51のリールケース100の外側に面する段差513が回転板52の裏側に当接するため、操作部32が戻れなくなり、弱制動器400は図7の解除状態に維持される。
この弱制動器400を図7の解除状態から図4の係合状態の戻すには、図10に示すように、リングスイッチ53を回動操作によって行われる。具体的には、リングスイッチ53を回転ばね54の付勢力に抗して圧縮させるように回すと、回転板52は、円弧状のガイド溝532と突起522の接触により動かされる。そして、通孔521の内周縁と小径部512との当接、および、回転板52の裏側とスイッチブロック51の段差513との当接が図10に示すように解除されると、戻しばね37の付勢力を阻むものがなくなるため、操作部32はまた図4に示す位置に戻される。
そして、このように構成した本発明の魚釣り用リールは、弱制動器400により釣り糸の予定仕掛けの重力による繰出しスピードを減速させることができる。よって、釣り糸を指で直接制御することなく、少しずつ繰り出して仕掛けをゆっくりと沈ませながら魚を誘う技法を実行することができる。即ち、弱制動器400の弱制動力は、仕掛けを水中に沈めた状態で加わる重力より小さく設定している。
本発明に係る実施形態の魚釣り用リールの正面図である。 図1の魚釣り用リールの側面図である。 図2におけるIII−III線断面図である。 図2におけるIV−IV線断面図である。 一つの視点から見た分解図である。 他の視点から見た分解図である。 弱制動器による制動が解除された状態を示す断面図である。 スイッチ手段の作動状態を示す概略図である。 スイッチ手段の作動状態を示す概略図である。 スイッチ手段の作動状態を示す概略図である。 図1におけるXI−XI線断面図である。 弱制動器による制動力が最も弱く調整された状態を示す断面図である。
符号の説明
100 リールケース
11 第1の制動手段
12 第2の制動手段
121 制動ゴム
140 皿部
160 ばね収容部
20 調整手段
200 軸棒
22 調整ボリューム
222 歯車
24 カム
243 凹陥部
244 歯
245 カム面
25 取付台
251 突起
27 制動調整ばね
28 カムばね
29 収容手段
290 締め釘
291 プレート部
292 内フェンス部
293 外フェンス部
294 孔
295 固定ナット
30 係合手段
300 強制動器
31 外端面
32 操作部
33 第1の係合部
331 歯
34 第2の係合部
341 歯
35 キャップ部
36 緩衝ばね
37 戻しばね
38 軸受け
400 弱制動器
50 スイッチ手段
500 スプール
51 スイッチブロック
511 大径部
512 小径部
513 段差
52 回転板
52 回転板
521 通孔
522 突起
53 リングスイッチ
531 押動ブロック
532 ガイド溝
54 回転ばね

Claims (8)

  1. 釣り糸の繰出しに、該釣り糸に加わる予定仕掛けの重力より小さい弱制動力を加えることが可能な弱制動器を備え、釣り糸の繰出しを減少させることができることを特徴とする魚釣り用リール。
  2. 釣り糸が巻きつけられ、正転されると釣り糸の繰戻しを行い、逆転されると釣り糸の繰出しを行うスプールが取り付けられている軸棒と、
    使用者の操作により前記軸棒に係合または離脱され、係合状態では釣り糸に破断をもたらす力量より小さい所定の強制動力を前記軸棒に与えることができる強制動器とを備え、
    前記強制動器が前記軸棒に係合されると、釣り糸が前記強制動力より大きい力量で引っ張られた場合にしか釣り糸が繰り出されない魚釣り用リールにおいて、
    使用者の操作により前記軸棒に係合または離脱され、係合状態では、釣り糸に加わる予定仕掛けの重力より小さい弱制動力を前記軸棒に与える弱制動器を設け、
    前記弱制動器が前記軸棒に係合されると、釣り糸の前記予定仕掛けの重力による繰出しを減少させることができることを特徴とする魚釣り用リール。
  3. 前記弱制動器は、使用者の操作により前記軸棒に係合されて前記軸棒と共に回転できるように設置されている第1の制動手段と、該第1の制動手段と摩擦により弱制動力を生じさせ、その弱制動力で前記第1の制動手段と前記軸棒との連動回転を減少させるように設置されている第2の制動手段とを備えていることを特徴とする請求項2に記載の魚釣り用リール。
  4. 前記第2の制動手段は、制動調整ばねの付勢により前記第1の制動手段に押圧していることを特徴とする請求項3に記載の魚釣り用リール。
  5. 一端面に突起が設けられており、他端面が前記制動調整ばねを介して前記第2の制動手段を前記第1の制動手段に押圧するように、前記軸棒の軸方向に沿って移動可能に取付けられている取付台と、
    一側面にカム面が形成されるとともに、周縁の一部に一連の歯が形成されており、且つ、前記軸棒と同軸で回動し、回動中に前記カム面で前記制動調整ばねに抗しながら前記突起を押動するように取り付けられていて、その回転により前記取付台を前記軸棒の軸方向に沿って移動させることができるカムと、
    前記カムの周縁に形成されている歯と噛み合っている歯車とを有し、
    使用者が前記歯車を正逆回動させることにより、前記取付台を前記軸棒の軸方向に沿って移動させて前記制動調整ばねの前記第2の制動手段への付勢力を調整できる調整手段を更に備えていることを特徴とする請求項4に記載の魚釣り用リール。
  6. 前記第1の制動手段と前記軸棒の間には、前記第1の制動手段を前記軸棒と共に回転させるように係合させるとともに、前記軸棒から離脱させることができる係合手段が介設されていることを特徴とする請求項4に記載の魚釣り用リール。
  7. 前記係合手段は、
    前記軸棒の軸線の方向に沿って移動することができるうえ、釣り糸の繰出しを行う逆転時のみ前記軸棒と共に回転するように構成され、前記軸棒の一端部の外周面に取り付けられている軸受けと、
    前記軸受けの外周面に固定されていて、前記軸受けの移動に従って係合位置と解除位置の間を移動することができる第1の係合部と、
    前記第1の制動手段に固定されていて、前記第1の係合部が前記係合位置に移動されると該第1の係合部と係合して、前記第1の係合部および前記軸受けと共に回転するようになり、前記第1の係合部が前記解除位置に移動されると該第1の係合部との係合が解除されて、前記第1の係合部および前記軸受けと共に回転しない第2の係合部と、
    前記第2の係合部から前記軸棒の他端の方向へ延伸するように、前記軸棒の一端部を囲むキャップ部と、
    両端がそれぞれ前記キャップ部と前記第1の係合部に当接し、前記第1の係合部を前記係合位置へ押圧するように付勢する戻しばねと、
    前記軸受けの外周に巻かれていて、一端が前記第1の係合部に固定され、付勢力が前記戻しばねより強い緩衝ばねと、
    外端面がリール外に露出した状態でリール内に差込まれ、前記軸棒の外周面に沿って延伸して内端面が前記緩衝ばねの他端に固定されており、前記外端面が使用者の操作により前記軸棒の他端方向へ押し込まれると、付勢力が前記戻しばねより強い前記緩衝ばねを介して、前記第1の係合部を係合位置から解除位置に押し込むことができる操作部と、
    を備えていることを特徴とする請求項6に記載の魚釣り用リール。
  8. 前記操作部が挿通される開口の周辺を囲む円環状の周壁を有するようにケースと一体的に形成される皿部と、
    前記操作部の前記外端面の近くに設けられ、大径部と、該大径部から前記外端面の方向へ突出するように形成される小径部とを有し、外側に段差が形成されているスイッチブロックと、
    略中心部に前記スイッチブロックが挿通可能な通孔が形成されるとともに、前記ケースの外側に面する表側に突起が形成され、前記皿部内に収容されている回転板と、
    前記操作部を挿通させることができるとともに、前記ケースの外側から前記皿部を覆うことができるように円環状に形成されるうえ、前記皿部に面する裏側に、突出する押動ブロックが設けられるとともに、前記回転板の突起が差し込まれる円弧状のガイド溝が設けられているリングスイッチと、
    一端が前記皿部内に固定され、他端が前記押動ブロックに固定されていて、前記リングスイッチを所定の方向に回転させるように付勢する少なくとも2つの回転ばねと、
    を備えているスイッチ手段を更に含み、
    前記第1の係合部を前記係合位置に押し込むまで前記操作部が押し込まれると、前記回転板が前記回転ばねの付勢力により動かされて、前記通孔の周縁が前記スイッチブロックの小径部に当接するとともに、該回転板の裏側が前記スイッチブロックの段差に当接して該スイッチブロックおよび前記操作部の前記ケース外への移動を阻止して、前記第1の係合部を前記解除位置に維持させることができ、
    この状態で使用者が前記リングスイッチを回すと、該リングスイッチの円弧状のガイド溝が前記突起に介して前記回転板を回転させて、該回転板の裏側と前記スイッチブロックの段差の当接を解除し、前記戻しばねの付勢力により前記操作部を該ケースの外側へ押し出すとともに、前記第1の係合部を係合位置に戻すことができるように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の魚釣り用リール。
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