JPH1156182A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

魚釣用スピニングリール

Info

Publication number
JPH1156182A
JPH1156182A JP22384697A JP22384697A JPH1156182A JP H1156182 A JPH1156182 A JP H1156182A JP 22384697 A JP22384697 A JP 22384697A JP 22384697 A JP22384697 A JP 22384697A JP H1156182 A JPH1156182 A JP H1156182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
braking force
fishing
brake
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22384697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3515883B2 (ja
Inventor
Muneaki Chikuhichi
宗彰 築比地
Yuji Otake
有司 大竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Seiko Co Ltd filed Critical Daiwa Seiko Co Ltd
Priority to JP22384697A priority Critical patent/JP3515883B2/ja
Publication of JPH1156182A publication Critical patent/JPH1156182A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3515883B2 publication Critical patent/JP3515883B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】ロータに対する制動力の調節を可能にすると共
に、ロータに対する強制動の維持・解除を容易に行える
制動機構を備えた魚釣用スピニングリールを提供するこ
と。 【解決手段】本発明の魚釣用スピニングリールは、リー
ル本体1に支持されたスプール10に釣糸を巻回案内す
るロータ8と、このロータ8をハンドル2を介して巻取
駆動する釣糸巻取駆動機構と、ロータ8の釣糸繰出し方
向への回転に制動力を付与すると共に、この制動力を調
節する制動力調節機構とを備え、この制動力調節機構
に、強制動状態の維持・解除を可能にする切換手段を設
けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、魚釣用スピニン
グリールに関し、詳細には、ロータに対して制動力を付
与可能に構成される魚釣用スピニングリールに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、魚釣用スピニングリールには、ロ
ータの釣糸繰出し方向への回転を防止する逆転防止装置
が設けられており、この逆転防止装置は、切換機構を操
作することによって、作動状態(ロータ逆回転防止状
態;ON)と非作動状態(ロータ逆回転可能状態;OF
F)とに切り換えられるように構成されている。
【0003】ところで、このような魚釣用スピニングリ
ールを用いて釣りを行う場合、特定の対象魚によって
は、逆転防止装置をOFFにして釣る方法、すなわち、
ロータを釣糸放出方向にフリー回転状態(逆回転可能状
態)とし、魚が掛かった際に魚を走らせながら釣る方法
がある。このような釣方法において、実際に魚が掛かる
と、その魚は、沖や根に向かって走るため、ハンドルや
ロータが高速で逆回転し、うかつに手を出すことができ
ず、直ちに巻取動作に移行することができない。また、
掛かった魚が急に停止すると、ロータがオーバーランし
て、バックラッシュ現象(糸ふけ)等が生じる。
【0004】このため、魚釣用スピニングリールの中に
は、上記したようなロータの逆回転に対して制動力を付
与する制動機構が設けられているものがあり、例えば、
実開昭54−135392号に開示されているような構
成が知られている。このような制動機構によれば、魚が
掛かってロータが逆回転した際、制動機構の操作部材を
操作してロータの回転に制動力を付与することが可能と
なるものの、釣糸繰出し時のロータの制動力を変化させ
ることができず、また、突然大きい魚が掛かったときに
制動力を瞬時に緩めることが難しい、等の不具合があ
る。
【0005】このような不具合を改善するために、実開
昭56−175072号には、リール取付脚に釣糸放出
方向に延出するレバー状のブレーキを取り付けて、釣竿
を把持した手の指で制動力の調節を行い易くした構成が
開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記実開昭5
6−175072号に開示された技術には、以下のよう
な問題がある。上記した制動機構は、ロータが逆回転可
能状態で使用するため、魚を取り込む際、レバーを握り
込んでロータに制動力を付与しておかないと、魚の取り
込み操作をうまく行うことができない。すなわち、魚を
取り込む際には、釣竿を握持している手でレバーを握り
込んだ状態を維持するため、手が疲れてしまう。また、
魚の取り込みの際、手が疲れるのを防止するために、逆
転防止装置をONにしたいが、通常、魚を取り込むと
き、片手は釣竿、反対の手はタモ網を持っているため、
素早くONにすることが難しい。
【0007】また、逆転防止装置がON状態で魚がかか
った際、ロータをフリー回転状態にして魚が走るのを止
めたいが、ロータをフリー回転状態にすべく逆転防止装
置をOFFに切換える操作が煩わしく、片手による迅速
な操作が行いづらい。さらに、逆転防止装置がONの状
態で魚がかかった際、ドラグ設定値が適切でないと、糸
を切られてしまう。
【0008】この発明は、ロータに対する制動力の調節
を可能にすると共に、ロータに対して強制動の維持・解
除を容易に行える制動機構を備えた魚釣用スピニングリ
ールを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の魚釣用スピニングリールは、リール本体に
支持されたスプールに釣糸を巻回案内するロータと、こ
のロータをハンドルを介して巻取駆動する釣糸巻取駆動
機構と、前記ロータの釣糸繰出し方向への回転に制動力
を付与すると共に、この制動力を調節する制動力調節機
構とを有しており、前記制動力調節機構に、強制動状態
の維持・解除を可能にする切換手段を設けたことを特徴
とする。
【0010】上記した構成において、ロータの釣糸繰出
し方向への回転に対する制動力は、制動力調節機構によ
って調節される。そして、この制動力調節機構には、強
制動状態の維持・解除を行う切換手段が設けられてお
り、ロータが逆回転可能な状態において、実際に魚を取
り込むときは、上記強制動状態を容易に維持しておくこ
とができる。このため、ロータの逆回転を防止した状態
での、魚の取り込み操作を容易に行える。また、このよ
うな強制動状態は、必要に応じて容易に解除することが
可能であり、さらには、必要に応じて制動維持状態を調
節するように構成することも可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に沿って具体的に説明する。図1乃至図4は、本発
明の第1の実施の形態を示す図である。これらの図にお
いて、図1は、スピニングリールの内部構造を示す図、
図2は、図1のA−A線に沿った断面図であって、
(a)はロータとブレーキロータが一体回転可能な状態
を示す図、(b)はロータのみが回転する状態を示す
図、図3は、図1の要部を拡大して示す図、そして、図
4は、図3のC−C線に沿った断面図である。
【0012】リール本体1には、回転可能に支持された
ハンドル軸2aに対してハンドル2が固定支持されてい
る。ハンドル軸2aには、ドライブギヤ3が取り付けら
れており、このドライブギヤ3には、ハンドル軸2aに
対して直交する方向に延出し、軸受け4を介して回転可
能に支持されたピニオンギヤ5が噛合している。ピニオ
ンギヤ5の先端部には、ベール6および釣糸案内装置7
を備えたロータ8が一体回転するように取り付けられて
いる。
【0013】また、前記ハンドル軸2aには、オシレー
ティング機構(図示せず)が設けられており、ハンドル
軸2aがハンドル2の回転操作によって回転されたと
き、ハンドル軸2aと直交する方向に摺動可能に支持さ
れたスプール軸9を軸方向に沿って往復駆動する。この
スプール軸9は、前記ピニオンギヤ5の内部に挿通され
ており、その先端部に釣糸を巻回するスプール10が取
り付けられている。
【0014】この結果、ハンドル2を回転操作すると、
前記オシレーティング機構を介してスプール10が前後
に往復動し、かつロータ8がドライブギヤ3およびピニ
オンギヤ5を介して回転駆動するため、スプール10に
は、釣糸案内装置7を介して釣糸が均等に巻回される。
【0015】また、リール本体1には、リール取付脚1
aが一体的に形成されており、リール本体1を図示して
いない釣竿のリール取付部に取付け可能に構成してい
る。本実施の形態では、このリール取付脚1aに、ロー
タ8の釣糸繰出し方向への回転に制動力を付与すると共
に、この制動力を調節する制動力調節機構を操作する操
作部材12を設けている。この操作部材12は、取り付
けられる釣竿に沿って延出し、釣竿を握持した側の手の
指で容易に操作できるようレバー状に構成されており、
一端側に指によって操作される操作部12aが、他端側
に制動力調節機構のブレーキシューを押圧する押圧部1
2bが形成され、リール取付脚部1aの略中間部に支軸
12cを中心に回動可能に支持されている。また、操作
部材12とリール取付脚部1aとの間には、上記支軸1
2cの上方側の近傍にバネ13が取り付けられており、
操作部材12の位置を維持すると共に、操作部材12を
指の操作によって矢印B方向に回動可能に保持してい
る。
【0016】次に、上記制動力調節機構の構成について
説明する。制動力調節機構は、ロータ8が逆回転したと
きのみに、ロータ8に対して制動力を付与するように構
成されており、前記ピニオンギヤ5に対してカラーを介
して回転自在に配されたブレーキロータ20と、このブ
レーキロータ20と一体回転するように連結された輪帯
状の制動板(ブレーキディスク)21と、この制動板2
1を挟持するように配され、リール本体のフレームに支
持された圧接片23aおよび圧接片に向けて摺動可能に
支持されたブレーキシュー23bとを備えている。な
お、前記ブレーキロータ20とロータ8の裏面との間に
は、バネ26が介在されており、ブレーキロータ20を
軸方向に移動可能にしている。前記ブレーキシュー23
bは、前記操作部材12の押圧部12bによって摺動で
きるように支持されており、操作部12aをバネ13の
付勢力に抗して矢印B方向へ回動操作することによって
圧接片23aに向けて摺動される。このとき制動板21
は、摺動されたブレーキシュー23bと圧接片23aと
の間で挟持され、ロータ8に対して操作部材12の回動
量に応じた制動力を付与する。すなわち、操作部12a
に対する把持力を適宜変えることによって、ロータ8に
対して所望の制動力を付与することができる。そして、
操作部12aから指を離すと前記バネ13の付勢力によ
って、操作部材12は、図1に示す初期位置に戻され
る。
【0017】なお、この操作部材12の初期位置におい
ては、図に示すように、ブレーキシュー23bを制動板
21に対して完全に離間させ、ロータフリー状態にして
も良いし、あるいはブレーキシュー23bが制動板21
に対して僅かな押圧力を付与するように構成しても良
い。この押圧力は、制動板21を押圧する力が大き過ぎ
ることはなく、具体的には、実釣時において魚が掛かっ
て釣糸を繰り出すように走っても、ロータ8が十分に逆
回転でき、かつロータ8が過回転したとき、その回転を
抑制してバックラッシュの発生を抑制できる程度に設定
しておけば良い。
【0018】前記ブレーキロータ20とロータ8とは、
ロータ8が正回転したとき、互いにフリーの関係とな
り、ロータ8が逆回転したとき、ロータ8の逆回転と一
体的にブレーキロータ20も逆回転するように構成され
ている。すなわち、ロータ8が正回転しているとき、操
作部材12の操作部12aを矢印B方向に回動操作して
も制動板21に作用する制動力はロータ8に伝達され
ず、かつロータ8が逆回転しているとき、操作部材12
の操作部12aを矢印B方向に回動操作することで、制
動板21に作用する制動力がロータ8に伝達されるよう
に構成されている。
【0019】以下、このような作用を果たす機構(伝達
機構)の構成例を、図1及び図2を参照して説明する。
前記ブレーキロータ20の円周部には、所定間隔をおい
て、ロータ8の裏面に向けて係合突部30が突出形成さ
れている。図に示す構成では、円周部に8個形成されて
おり、各係合突部30間には、均等な隙間が形成されて
いる。また、各係合突部30には、ロータ8が矢印に示
す逆回転方向に回転したとき、以下に詳述する係合爪が
各隙間に入りやすいように、テーパ30aが形成される
と共に、その爪を当て付ける停止部30bが形成されて
いる。
【0020】一方、ロータ8には、ブレーキロータ20
側に向けて回動部材33がピン32を支軸として回動自
在に支持されており、その一端側に、前記各係合突部3
0間の隙間に係合できるように、係合爪33aが屈曲形
成されている。また、ロータ8には、ブレーキロータ2
0側に向けて、回動部材33の回動を規制するボス35
a,35bが突出形成されており、回動部材33が所定
範囲回動した際、その両端を当付けて回動を規制するよ
うに構成されている。さらに、前記回動部材33には、
U字状に切り込まれた溝33bが形成されており、この
溝33bに、ブレーキロータ20に抱き付くように巻回
保持されたリーフスプリング35の端部が固定されてい
る。
【0021】このように構成された伝達機構によれば、
ロータ8が矢印と反対の正回転方向に回転すると、ブレ
ーキロータ20は、前記バネ26の付勢力などによる摩
擦力によって一体的に正回転する。この状態で、操作部
材12の操作部12aを矢印B方向に回動操作してブレ
ーキロータ20の回転を停止しても、ロータ8の回転と
共に一体回転している回動部材33は、そのリーフスプ
リング35の作用によって、ピン32を中心に反時計方
向の力を受け、この結果、回動部材33の一端部が図2
(b)に示すようにボス35aに当付く。したがって、
回動部材33は何等規制されることはなく、フリー状態
となり、ブレーキロータ20の停止とは関係なくロータ
8のみが回転したままとなる。
【0022】これに対して、ロータ8が矢印で示す方向
に逆回転すると、ブレーキロータ20は、バネ26の付
勢力などによる摩擦力によって一体的に逆回転する。そ
して、この状態で、操作部材12の操作部12aを矢印
B方向に回動操作して、ブレーキロータ20の回転に制
動を掛けると、ロータ8の回転と共に一体回転している
回動部材33は、そのリーフスプリング35の作用によ
ってピン32を中心に時計方向の力を受け、この結果、
回動部材33の他端側が図2(a)に示すようにボス3
5bに当付く。このとき、反対側にある係合爪33a
は、係合突部30に形成されたテーパ30aに案内され
て係合突部30間の隙間に入り込むと共に、係合突部3
0の停止部30bに当付くため、ロータ8とブレーキロ
ータ20とは一体的に逆回転可能状態となる。したがっ
て、ブレーキロータ20に作用する制動力は、そのまま
ロータ8に作用する。
【0023】以上のように構成されている制動力調節機
構には、ロータ8に対して強制動の状態を維持させると
共に、これを解除可能にする切換手段が設けられてい
る。以下、この切換手段の具体的な構成を説明する。
【0024】本実施の形態の切換手段は、前記レバー状
の操作部材12に設けられている。操作部材12の中央
部には、延出方向に沿って長手溝12eが形成されてお
り、この内部に、上記強制動の状態を維持させると共
に、これを解除させる機能を果たすブレーキロックレバ
ー40が配されている。ブレーキロックレバー40は、
前記操作部材12と略同様な形状を成しており、支軸1
2cを中心に回動可能に支持されている。ブレーキロッ
クレバーの先端部には、その下方に向けて突出するよう
に操作部40aが形成されており、この操作部40a
は、その初期位置において、操作部材12の先端側裏面
に形成された孔12fから部分的に突出されている。ま
た、ブレーキロックレバーの基端部には、前記制動力調
節機構のブレーキシュー23bを押圧する押圧部40b
が形成されている。ブレーキロックレバー40は、その
初期位置から、操作部40aを図の矢印B方向に回動さ
せたときに、押圧部40bがブレーキシュー23bを押
圧するように配置されている。
【0025】ブレーキロックレバー40の先端部には、
延出方向と直交する方向に長穴40dが形成されてお
り、この穴内には、穴の入口に配された位置規制用のボ
ール41を操作部材12の内面に向けて押圧付勢する付
勢バネ42が収容されている。操作部材12には、ボー
ル41の位置決めを果たすように、ブレーキロックレバ
ー40の初期位置に対応する第1凹部12gと、ブレー
キロックレバー40を矢印B方向に回動させて、その位
置を維持する第2凹部12hが形成されている。この場
合、第2凹部12hは、ブレーキロックレバー40の押
圧部40bがブレーキシュー23bを押圧して、ロータ
8に対して強制動が作用する状態、すなわち魚を取り込
む際にロータ8が逆回転しない程度、となるような位置
に形成されている。
【0026】次に、上記したように構成された制動力調
節機構および切換手段を備えたスピニングリールの作用
について説明する。ロータ8は、常時、逆回転可能状態
となっており、操作部材12を操作しないと(初期状
態)、ロータ8には制動力が作用していない。そして、
この状態で魚が掛かると、釣糸の繰出しと共にロータ8
が逆回転される。このとき、操作部材12の操作部12
aを矢印B方向に操作して、ロータ8に対して所定の制
動力を付与しながら、ハンドルを巻き取って魚を引き寄
せ、魚の取り込み操作に移行する。
【0027】実際に魚を取り込む際には、操作部材12
の操作部12aを操作するようにブレーキロックレバー
40の操作部40aを矢印B方向に向けて押圧する。こ
の押圧操作により、ブレーキロックレバー40に設けら
れたボール41は、図4に示す第1凹部12gから第2
凹部12hに移動され、ブレーキロックレバー40は、
図5に示すような強制動状態で維持される。このとき、
ロータ8には、ブレーキロックレバー40の押圧部40
bおよびブレーキシュー23bを介して、所定の強制動
力が作用しており、ロータ8の逆回転が防止された状態
で魚の取り込み操作が行える。すなわち、従来のように
操作部材12を握り込みながら魚の取り込み操作を行う
必要性がなくなり、手が疲れるようなことはない。
【0028】そして、操作部材12を、操作部12aを
把持して図5の実線で示す位置から矢印B方向に回動さ
せることで、図6に示すように、ボール41は第2凹部
12hから外れて、第1凹部12gに移動される。これ
によって、ブレーキロックレバー40は初期位置に戻さ
れて、強制動状態は解除される。
【0029】以上のように、この実施の形態によれば、
ロータの逆回転釣りを行う場合、片手で操作できる位置
にあるブレーキロックレバー40を押圧する、という簡
単な操作を行うだけで、ロータ8に対して強制動状態を
維持しておくことが可能となり、容易に魚の取り込み操
作が行えるようになる。また、この取り込み操作におい
ては、操作部材やブレーキロックレバーを握り込まなく
ても良いので、手が疲れるようなこともない。
【0030】さらに、予めブレーキロックレバー40を
強制動が維持された状態にしてある場合において、魚が
掛かった際、操作部材12の操作部12aを握り込むと
いう簡単な操作だけで、迅速にロータ8をフリー回転状
態にすることが可能であるため、魚の急激な引きによっ
て生じる糸切れを未然に防止することができる。さらに
は、強制動が維持された状態でもロータ8は完全に逆回
転防止状態となっていないため、魚の急激な引きがあっ
た場合に、操作部12aを握り込んでブレーキロックレ
バー40を解除しなくても、ロータ8は逆回転方向に滑
ることができ、糸切れが発生しにくい。
【0031】以上のように、この実施の形態によれば、
片手の簡単な操作だけで、ロータ8を、強制動維持状
態、フリー回転状態、制動力調節状態とすることがで
き、その操作性の向上が図れる。
【0032】上記した実施の形態において、ロータ8の
逆転防止装置を設けることが好ましい。すなわち、例え
ば、図1に示すように、上記したピニオン5にラチェッ
ト47を形成すると共に、リール本体内にこれに係合可
能な爪48を設け、この爪48をリール本体1から突出
するように設けられた操作レバー49の操作によってラ
チェット47に係合/非係合するように構成すること
で、ロータ8が逆回転しない状態に維持することが可能
となる。このように逆転防止装置を別途設けることによ
って、ロータの逆回転釣りを行わない場合、仕掛けを付
けたまま竿を持ち運びする場合、あるいは仕掛けが根か
かりした場合など、ロータ8の逆回転を、完全にロック
した状態に維持できるので、さらに操作性の向上が図れ
る。
【0033】次に、図7および図8を参照して、上記し
た実施の形態の変形例について説明する。なお、この変
形例では、上記した実施の形態と異なる部分のみについ
て説明する。
【0034】上記した実施の形態におけるブレーキロッ
クレバー40の位置規制用のボール41が係合する凹部
は、操作部材12に多数形成しても良い。すなわち、こ
の変形例では、上記した実施の形態における操作部材1
2に形成した凹部12gと凹部12hとの間に、さらに
凹部12i,12j,12kを形成しており、これによ
ってブレーキロックレバー40の制動力維持状態を多段
階に調節できるように構成したものである。
【0035】ブレーキロックレバー40の操作部40a
を少しずつ押し込むことによって、その位置が各凹部に
よって位置決めされると共に、ロータ8に対して次第に
強い制動状態を維持しておくことが可能になる。そし
て、ブレーキロックレバー40による制動状態の解除
は、操作部材12の操作部12aを連続して握り込むこ
とによって、順次弱めることが可能となる。
【0036】このような構成によれば、ロータ8に対す
る制動力の初期状態を多段階に調節しておくことが可能
となり、例えば、弱制動状態に維持しておけば、魚が掛
かって釣糸を繰り出すように走っても、ロータ8の過回
転が抑制されてバックラッシュの発生を抑制する状態に
しておくことができる。
【0037】次に、本発明の別の実施の形態について説
明する。なお、以下に説明する実施の形態は、ロータに
対する強制動状態の維持・解除を果たす切換手段の部分
に特徴を備えており、それ以外の部分については、上述
した実施の形態と同一であるため、その説明を省略もし
くは簡略する。
【0038】図9および図10は、本発明の第2の実施
の形態を示す図である。これらの図において、図9
(a)は、制動力調節機構および切換手段の部分を示す
図、図9(b)は、図9(a)の要部を拡大して示す
図、図10(a)は、ロータに対する強制動の維持状態
を示す図、図10(b)は、図10(a)の要部を拡大
して示す図である。
【0039】前記実施の形態と同様、リール取付脚1a
には、支軸52cを中心に操作部材52が回動可能に支
持されている。操作部材52の一端側には指によって操
作される操作部52aが、他端側には制動力調節機構の
ブレーキシュー23bを押圧する押圧部52bが形成さ
れている。操作部材52は、リール取付脚部1aとの間
に設けられたバネ53によって、その位置が維持される
と共に、支軸52cを中心として矢印B方向に回動可能
に付勢された状態で保持されている。
【0040】操作部材52には、延出方向に沿って長手
溝52eが形成されており、この内部に、ブレーキロッ
クレバー60が配されている。ブレーキロックレバー6
0は、操作部材52と略同様な形状を成しており、前記
支軸52cよりも下方側に設けられた支軸60cを中心
に回動可能に支持されると共に、リール取付脚1aとの
間に設けられたバネ63によって、その位置が維持され
て支軸60cを中心として矢印B方向に回動可能に付勢
された状態で保持されている。
【0041】また、ブレーキロックレバー60の先端部
には、その下方に向けて突出するように操作部60aが
形成されており、この操作部60aは、その初期位置に
おいて、操作部材52の先端側裏面に形成された孔52
fから部分的に突出されている。また、ブレーキロック
レバー60の基端部には、ブレーキシュー23bを押圧
する押圧部60bが形成されている。ブレーキロックレ
バー60は、その初期位置から、操作部60aを矢印B
方向に回動させたときに、押圧部60bがブレーキシュ
ー23bを押圧するように配置されている。
【0042】前記支軸60cには、ブレーキロックレバ
ー60と一体的に回動するように、ラチェット60dが
設けられている。このラチェット60dには後述する規
制爪55が係合可能となっており、ラチェット60dと
規制爪55とは、ラチェット60dが支軸60cを中心
として時計方向に回動でき、かつ反時計方向への回動を
規制するように構成されている。
【0043】前記規制爪55は、支軸52cに回動可能
に支持されており、支軸52cに巻回され一端がリール
取付脚に支持されたコイルバネ56の他端によって、ラ
チェット60dに係合するように付勢されている。ま
た、操作部材52の内面には、ブレーキロックレバー6
0に向けてボス57が突出形成されており、操作部材5
2の矢印B方向の回動操作によって、規制爪55に当接
し、規制爪55をラチェット60dから離間させるよう
になっている。
【0044】次に、上記したように構成された制動力調
節機構および切換手段の作用について説明する。ロータ
8は、常時、逆回転可能状態となっており、操作部材5
2を操作しないと(初期状態)、ロータ8には制動力が
作用していない。そして、この状態で魚が掛かると、釣
糸の繰出しと共にロータ8が逆回転される。このとき、
操作部材52の操作部52aを矢印B方向に操作して、
ロータ8に対して所定の制動力を付与しながら、ハンド
ルを巻き取って魚を引き寄せ、魚の取り込み操作に移行
する。
【0045】実際に魚を取り込む際には、図10(a)
に示すように、ブレーキロックレバー60の操作部60
aを操作部材52の操作部52aを操作するように矢印
B方向に向けて押圧する。この押圧操作により、ブレー
キロックレバー60は、バネ63の付勢力に抗して支軸
60cを中心に時計方向に回動する。そして、この回動
と共に、ラチェット60dも規制爪55に係合した状態
で、時計方向に回動する。この際、ブレーキロックレバ
ー60の回動位置は、ラチェット60dと規制爪55と
の係合関係により維持される。すなわち、ブレーキロッ
クレバー60は、その回動した位置で保持された状態と
なり、その回動量に応じた制動力が押圧部60bおよび
ブレーキシュー23bを介してロータ8に付与される。
この結果、ブレーキロックレバー60をある程度回動さ
せることにより、ロータ8に対して強制動状態を維持し
ておくことが可能となり、従来のように操作部材52を
握り込みながら魚の取り込み操作を行う必要性がなくな
る。
【0046】そして、操作部材52を、操作部52aを
把持して図10(a)の実線で示す位置から矢印B方向
に回動させると、それに取り付けられているボス57は
規制爪55を支軸52cを中心として反時計方向に回動
し、規制爪55をラチェット60dから離間させる。こ
れによって、ブレーキロックレバー60は、バネ63の
付勢力によって初期位置に戻され、強制動維持状態が解
除される。
【0047】以上のように、この実施の形態において
も、前記した実施の形態と同一の作用効果が得られ、さ
らに、この実施の形態のブレーキロックレバー60は、
規制爪55とラチェット60dとの係合により、その握
り込んだ位置で維持することができるため、制動維持状
態を任意に調節でき、操作性のより向上が図れる。
【0048】図11および図12は、本発明の第3の実
施の形態を示す図である。これらの図において、図11
(a)は、制動力調節機構および切換手段の部分を示す
図、図11(b)は、図11(a)のE−E線に沿った
断面図、そして、図12は、制動力調節機構および切換
手段の動作を示す図である。
【0049】リール取付脚1aには、支軸72cを中心
に操作部材72が回動可能に支持されている。操作部材
72の一端側には指によって操作される操作部72a
が、他端側には制動力調節機構のブレーキシュー23b
を押圧する押圧部72bが形成されている。操作部材7
2は、リール取付脚部1aとの間に設けられたバネ73
によって、その位置が維持されると共に支軸72cを中
心として矢印B1,B2方向に回動可能に保持されてい
る。なお、操作部材72は、その初期位置において、押
圧部72bがブレーキシュー23bを押圧しない位置と
なるように配されている。
【0050】支軸72cの下方部分の操作部材72は、
薄肉状に形成されており、この部分にブレーキロックレ
バー80が並列するように設けられている。ブレーキロ
ックレバー80は、リール取付脚1aに、支軸82を中
心に回動可能に支持されており、その一端側には、長孔
80aが形成されると共に、他端側には、ブレーキシュ
ー23bを押圧する押圧部80bが形成されている。前
記長孔80aには、操作部材72に形成されたボス72
eが配されており、操作部材72の回動動作により、ボ
ス72eおよび長孔80aを介して、ブレーキロックレ
バー80を支軸82を中心にして回動させるように構成
されている。
【0051】すなわち、操作部材72を、その初期位置
から矢印B1方向に回動させることによって、ブレーキ
ロックレバー80は、ボス72eおよび長孔80aを介
して、支軸82を中心として反時計方向に回動され、操
作部材72を、初期位置から矢印B2方向に回動させる
ことによって、ブレーキロックレバー80は、ボス72
eおよび長孔80aを介して、支軸82を中心として時
計方向に回動される。
【0052】操作部材72には、ブレーキロックレバー
80による強制動状態の維持・解除を果たすように、上
記第1の実施の形態と同様な位置規制用のボールを係合
させる凹部が形成されている。すなわち、リール取付脚
1aには、操作部材72の作動方向と直交するように長
穴1eが形成されており、この穴内には、入口に配され
た位置規制用のボール91を操作部材72の対向面に向
けて押圧付勢する付勢バネ92が収容されている。操作
部材72には、ボール91の位置決めを果たすように、
ブレーキロックレバー80の初期位置(制動OFF)に
対応する第1凹部72gと、ブレーキロックレバー80
が支軸82を中心に時計方向に回動されて、押圧部80
bがブレーキシュー23bを押圧したときの位置に対応
する第2凹部72hが形成されている。この場合、第2
凹部72hは、ブレーキロックレバーの押圧部80bが
ブレーキシュー23bを押圧して、ロータ8に対して強
制動維持状態、すなわち魚を取り込む際にロータ8が逆
回転しない程度、となるような位置に形成されている。
【0053】次に、上記したように構成された制動力調
節機構および切換手段の作用について説明する。ロータ
8は、常時、逆回転可能状態となっており、操作部材7
2を操作しないと(初期状態)、ロータ8には制動力が
作用していない。そして、この状態で魚が掛かると、釣
糸の繰出しと共にロータ8が逆回転される。このとき、
操作部材72の操作部72aを矢印B1方向に操作し
て、ロータ8に対して所定の制動力を付与しながら、ハ
ンドルを巻き取って魚を引き寄せ、魚の取り込み操作に
移行する。
【0054】実際に魚を取り込む際には、図12に示す
ように、操作部材72の操作部72aを矢印B2方向に
向けて押圧する。この押圧操作により、操作部材72
は、バネ73の付勢力に抗して支軸72cを中心に反時
計方向に回動する。そして、この回動と共に、ブレーキ
ロックレバー80は、ボス72eおよびブレーキロック
レバー80の長孔80aを介して支軸82を中心として
時計方向に回動される。この回動により、リール取付脚
1aに設けられたボール91は、操作部材72の第1凹
部72gから第2凹部72hに移動され、操作部材72
の位置は、図12に示すような位置で維持される。この
とき、ブレーキロックレバー80は、その回動した位置
で維持された状態となり、押圧部80bおよびブレーキ
シュー23bを介してロータ8には強制動が維持された
状態となる。この結果、従来のように操作部材72を握
り込みながら魚の取り込み操作を行う必要性がなくな
る。
【0055】そして、操作部材72を、操作部72aを
把持して図12の実線で示す位置から矢印B2方向に回
動させることで、ブレーキロックレバー80は、ボス7
2eおよびブレーキロックレバー80の長孔80aを介
して支軸82を中心として反時計方向に回動される。こ
の回動により、リール取付脚1aに設けられたボール9
1は、操作部材72の第2凹部72hから第1凹部72
gに移動され、操作部材72の位置は、図11に示す初
期位置に戻されて、強制動維持状態が解除される。
【0056】以上のように、この実施の形態において
も、前記した実施の形態と同一の作用効果が得られ、さ
らに、1つの操作部材を操作するだけで、ロータ8を、
強制動維持状態、フリー回転状態、制動力調節状態とす
ることができ、操作性のより向上が図れる。この構成に
おいて、操作部材72の操作部72aは、矢印B1,B
2方向に操作されるため、例えば、二股状に構成してお
けば、その操作をより容易に行えるようになる。また、
この実施の形態においても、前記第1の実施の形態の変
形例のように、操作部材72に多段階に凹部を形成して
おけば、ブレーキロックレバー80の制動力維持状態を
多段階に調節することができる。
【0057】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、以下
のように、種々変形することが可能である。例えば、制
動力調節機構におけるロータに対して負荷を与える手段
は、制動板とブレーキシューによるものについて説明し
たが、磁性板と磁石による構成であっても良い。また、
ロータ8の逆転防止装置を設ける場合、図1に示したラ
チェットと爪による係合関係以外にも、一方向クラッチ
による構成であっても良い。また、上述した伝達機構
は、ロータ8とブレーキロータ21との間に一方向クラ
ッチを設けた構成であっても良い。また、制動力調節機
構における操作部材は、リール取付脚以外のリール本体
に設けても良いし、制動力調節機構に対して強制動状態
の維持・解除を果たす切換手段は片手で操作が可能であ
れば、制動力調節機構の操作部材以外の部分に設けても
良い。また、上記切換手段の操作部材(ブレーキロック
レバー)と、制動力調節機構における操作部材との配置
関係についても種々変形することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ロータに対する制動力の調節を可能にすると共に、ロー
タに対する強制動の維持・解除が容易に行えるようにな
り、魚の取り込み操作等を容易に行えるようになる。ま
た、実釣時に、片手の操作だけで、強制動維持状態を簡
単に解除することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、スピニング
リールの内部構造を示す図。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図であって、
(a)はロータとブレーキロータが一体回転可能な状態
を示す図、(b)はロータのみが回転する状態を示す
図。
【図3】図1の要部を拡大して示す図。
【図4】図3のC−C線に沿った断面図。
【図5】第1の実施の形態の動作を説明する図。
【図6】図5のC−C線に沿った断面図。
【図7】第1の実施の形態の変形例を示す図。
【図8】図8のC−C線に沿った断面図。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示す図であり、
(a)は、制動力調節機構および切換手段の部分を示す
図、(b)は、(a)の要部を拡大して示す図。
【図10】(a)は、ロータに対する強制動の維持状態
を示す図、(b)は、(a)の要部を拡大して示す図。
【図11】本発明の第3の実施の形態を示す図であり、
(a)は、制動力調節機構および切換手段の部分を示す
図、(b)は、(a)のE−E線に沿った断面図。
【図12】図11に示す実施の形態の動作を示す図。
【符号の説明】
1 リール本体 1a リール取付脚 2 ハンドル 8 ロータ 10 スプール 12,52,72 操作部材 21 制動板 23a 圧接板 23b ブレーキシュー 40,60,80 ブレーキロックレバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体に支持されたスプールに釣糸
    を巻回案内するロータと、このロータをハンドルを介し
    て巻取駆動する釣糸巻取駆動機構と、前記ロータの釣糸
    繰出し方向への回転に制動力を付与すると共に、この制
    動力を調節する制動力調節機構とを有する魚釣用スピニ
    ングリールにおいて、 前記制動力調節機構に、強制動状態の維持・解除を可能
    にする切換手段を設けたことを特徴とする魚釣用スピニ
    ングリール。
  2. 【請求項2】 前記リール本体を釣竿に取り付けるリー
    ル取付脚の前方に、前記制動力調節機構の操作部材を設
    け、この操作部材に、前記切換手段を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
  3. 【請求項3】 前記切換手段は、維持状態となる制動力
    を調節可能であることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の魚釣用スピニングリール。
JP22384697A 1997-08-20 1997-08-20 魚釣用スピニングリール Expired - Fee Related JP3515883B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22384697A JP3515883B2 (ja) 1997-08-20 1997-08-20 魚釣用スピニングリール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22384697A JP3515883B2 (ja) 1997-08-20 1997-08-20 魚釣用スピニングリール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1156182A true JPH1156182A (ja) 1999-03-02
JP3515883B2 JP3515883B2 (ja) 2004-04-05

Family

ID=16804646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22384697A Expired - Fee Related JP3515883B2 (ja) 1997-08-20 1997-08-20 魚釣用スピニングリール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3515883B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001292669A (ja) * 2000-04-10 2001-10-23 Shimano Inc スピニングリール
JP2003023935A (ja) * 2001-07-12 2003-01-28 Shimano Inc スピニングリールのロータ規制装置
CN100438756C (zh) * 2005-05-12 2008-12-03 大和精工株式会社 钓鱼用卷轴
KR100950203B1 (ko) 2002-07-31 2010-03-29 가부시키가이샤 시마노 스피닝 릴의 동작 장치

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3049381U (ja) 1997-07-23 1998-06-09 株式会社銀星社 ロータの逆転防止の解除装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001292669A (ja) * 2000-04-10 2001-10-23 Shimano Inc スピニングリール
JP2003023935A (ja) * 2001-07-12 2003-01-28 Shimano Inc スピニングリールのロータ規制装置
KR100950203B1 (ko) 2002-07-31 2010-03-29 가부시키가이샤 시마노 스피닝 릴의 동작 장치
CN100438756C (zh) * 2005-05-12 2008-12-03 大和精工株式会社 钓鱼用卷轴

Also Published As

Publication number Publication date
JP3515883B2 (ja) 2004-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7191969B2 (en) Fishing reel
US4470554A (en) Spinning reel with finger controlled drag
JPH1156182A (ja) 魚釣用スピニングリール
JP2005000103A (ja) スピニングリールのスプール支持構造
JP2009159953A (ja) 魚釣り用リール
JP3981325B2 (ja) スピニングリールのスプール支持構造
JP3587790B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP2002125547A (ja) 魚釣用スピニングリール
JP2647711B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JPH119159A (ja) 魚釣用スピニングリール
JP3578684B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP3894533B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
KR100574309B1 (ko) 낚시용 스피닝 릴
JP4462754B2 (ja) スピニングリール
JP3949279B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP2018113900A (ja) 魚釣り用リール
JP3542749B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP3566551B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP3515895B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP3857999B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP2001157534A (ja) 魚釣用スピニングリール
JPH119154A (ja) 魚釣用スピニングリール
JP2001157535A (ja) 魚釣用スピニングリール
JP2002171881A (ja) スピニングリール
JP2895728B2 (ja) 魚釣用スピニングリールにおけるドラグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040119

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080123

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090123

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090123

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100123

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees