JP2009130879A - レベルシフト回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】高電圧電源VHに接続された出力回路における貫通電流を防止することで消費電力の削減とノイズを防止すると共に、高速動作を可能とする。
【解決手段】第1トランジスタであるPMOSトランジスタM1と、第2トランジスタであるNMOSトランジスタM2のゲートバイアス電圧を与える第1,2バイアス生成回路を、ダイオード接続したPMOSトランジスタM5とNMOSトランジスタM6、およびPMOSトランジスタM7とNMOSトランジスタM8を直列に接続して構成することで、コンデンサC1の電荷が高電圧電源VHへ放電されることをなくし、出力信号がハイレベルからローレベルに、逆にローレベルからハイレベルに移行するときの両方において貫通電流を防止でき、それに伴い省電力とノイズの低減を可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力された信号の電圧振幅を変えて出力するレベルシフト回路に係り、特に、電圧振幅の小さい入力信号から電圧振幅の大きい出力信号を効率的に生成するのに好適なレベルシフト回路に関するものである。
電子機器の多機能化が進むと共に省電力化が求めらている。このため、電子機器内部の回路では、その回路が動作する最低電圧で動作させることで省電力化を図るようになってきた。その結果、各回路間の信号レベルにはズレが生じるようになった。
例えば、2Vで動作している回路から、5Vで動作している回路にデジタル信号を送る場合、2Vで動作している回路のハイレベル信号は、5Vで動作している回路ではローレベル信号と判断してしまい正確な信号を送ることができない。
このような問題を解決するため、例えば、図7に示すような特許文献1等に記載のレベルシフト回路が開発されている。図7は、従来のレベルシフト回路の構成を示す回路図である。
このレベルシフト回路では、高電圧電源VHと接地電位GND間に、直列接続されたPMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2が接続されている。また、PMOSトランジスタM1のゲートとNMOSトランジスタM2のゲート間にはコンデンサCが接続されている。
さらに、高電圧電源VHとPMOSトランジスタM1のゲート間には、PMOSトランジスタM3とPMOSトランジスタM4をそれぞれダイオード接続した回路を直列に接続した回路が接続されている。
尚、高電圧電源VHとPMOSトランジスタM1のゲート間に接続されているダイオードDはPMOSトランジスタM3、M4の等価ダイオードを示している。
低電圧振幅の信号が入力される入力端子INはNMOSトランジスタM2のゲートに接続されている。また、高電圧振幅の出力信号はPMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2の接続ノードから出力端子OUTに出力される。
図8は、図7における従来のレベルシフト回路の動作例を示すタイミングチャートである。本図8では、図7のレベルシフト回路におけるPMOSトランジスタM1のゲート電圧Aと、NMOSトランジスタM2のゲート電圧Bで、しかも入力電圧でもある電圧Bの変化と、それに伴うPMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2のオン/オフ動作を示している。
尚、図8中の「Vth1〜4」は、それぞれ、PMOSトランジスタM1〜M4の閾値電圧であり、「1〜4」はMOSトランジスタM1〜M4に合わせてある。また、図8中の「Vf」は等価ダイオードDの順方向電圧である。
以下、図8のタイミングチャートを参照しながら図7のレベルシフト回路の動作を説明する。
入力端子INにおける入力電圧Bがローレベル(0V)のとき、NMOSトランジスタM2はオフとなる。この状態では、コンデンサCは、高電圧電源VHからダイオード接続されているPMOSトランジスタM3とM4を介して充電され、PMOSトランジスタM1のゲート電圧Aは、「VH−(Vth3+Vth4)」となるので、PMOSトランジスタM1はオンとなる。
その後、入力電圧Bが上昇を始め、この入力電圧Bが、NMOSトランジスタM2の閾値電圧Vth2を超えると、NMOSトランジスタM2がオンになる。このとき、PMOSトランジスタM1のゲート電圧Aも、コンデンサCの働きで、入力電圧Bと同じ傾斜で上昇しているので、PMOSトランジスタM1のゲート電圧Aは、「VH−(Vth3+Vth4)+Vth2」となる。
仮に、PMOSトランジスタM1,M3,M4とNMOSトランジスタM2のそれぞれの閾値電圧が全て同じとすると、PMOSトランジスタM1のゲート電圧Aは、「VH−Vth1」となるので、PMOSトランジスタM1はオフとなる。
すなわち、NMOSトランジスタM2がオンとなるのとほぼ同時に、PMOSトランジスタM1はオフとなるので、PMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2による貫通電流はほとんど流れない。
入力電圧Bが更に上昇すると、PMOSトランジスタM1のゲート電圧Aも上昇するが、等価ダイオードDの効果で、VH+Vf電圧でクランプされてしまうので、コンデンサCに蓄えられていた電荷が高電圧電源VHに放電され、コンデンサCの両端の電圧は低下してしまう。
この状態から入力電圧Bが低下すると、PMOSトランジスタM1のゲート電圧Aも同じ傾斜で降下を始める。
PMOSトランジスタM1のゲート電圧Aが「VH−Vth1」まで低下すると、PMOSトランジスタM1はオンとなる。
しかし、このときの入力電圧Bは、まだ、NMOSトランジスタM2の閾値電圧Vth2よりかなり高い電圧なので、NMOSトランジスタM2はオンのままである。
その結果、さらに入力電圧Bが低下して、NMOSトランジスタM2の閾値電圧Vth2以下になるまで、PMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2が共にオンとなり、大きな貫通電流が発生してしまう。
また、ここでは、MOSトランジスタM1〜M4のそれぞれの閾値電圧がすべて同じという仮定で説明したが、実際のMOSトランジスタの閾値電圧は、製造プロセスの変動を受けて変化することが知られている。
この閾値電圧の変化は、同じ導電型トランジスタ同士では同じ方向に変化するが、異なる導電型トランジスタの場合の変化方向は必ずしも一致しない。
すなわち、NMOSトランジスタ同士、PMOSトランジスタ同士ならトランジスタの閾値電圧は比較的同じ電圧となるが、NMOSトランジスタとPMOSトランジスタとでは閾値電圧は異なる場合がある。
例えば、NMOSトランジスタの閾値電圧が高くなったのに、PMOSトランジスタは逆に低くなる場合や、その逆の場合もある。
仮に、NMOSトランジスタの閾値電圧が小さくなり、PMOSトランジスタの閾値電圧が大きくなった場合に、従来のレベルシフト回路の入力電圧Bがローレベルからハイレベルに立ち上がる時の状態を考察してみる。
入力電圧Bがローレベル時のPMOSトランジスタM1のゲート電圧Aは、「VH−(Vth3+Vth4)」である。
入力電圧Bが上昇してNMOSトランジスタM2の閾値電圧Vth2に達したときのPMOSトランジスタM1のゲート電圧Aは、「VH−(Vth3+Vth4)+Vth2」である。
前述の条件から、「Vth1=Vth3=Vth4>Vth2」であるから、このときPMOSトランジスタM1のゲート電圧Aは、「VH−Vth1」より低い電圧である。
すなわち、NMOSトランジスタM2がオンしても、PMOSトランジスタM1は、まだオンのままであり、高電圧電源VHからPMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2を介して大きな貫通電流が流れてしまう。
このように、従来のレベルシフト回路では、製造プロセスの変動によって、入力電圧Bがローレベルからハイレベルに反転する際にも貫通電流が発生してしまう恐れがある。
また、ダイオード接続されているPMOSトランジスタM3とPMOSトランジスタM4の電圧降下は、これらの素子に供給するバイアス電流によっても変動する。すなわち、PMOSトランジスタM1がオフ時のゲート電圧Aは、PMOSトランジスタM3とPMOSトランジスタM4に供給するバイアス電流によっても変動するので、バイアス電流値を適当に設定しないと、貫通電流が流れる時間がさらに増える可能性がある。
しかし、従来技術においては、PMOSトランジスタM3とPMOSトランジスタM4に供給するバイアス電流に関しては触れていない。
特開平11−68534号公報
解決しようとする問題点は、従来の技術では、入力電圧Bがハイレベルからローレベルに反転する際に、PMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2が共にオンとなる時間が発生し、大きな貫通電流が発生してしまう点である。
本発明の目的は、従来技術の課題を解決し、高電圧電源VHに接続された出力回路における貫通電流を防止することで消費電力の削減とノイズを防止すると共に、高速動作を可能とすることである。
上記目的を達成するため、本発明の、低電圧振幅の入力信号から高電圧電源に接続された回路により高電圧振幅の出力信号を生成するレベルシフト回路は、(1)高電圧電源と接地電位間に直列接続された相補型の第1および第2トランジスタと、第1および第2トランジスタの制御電極間に接続されたコンデンサと、高電圧電源と第1トランジスタの制御電極間に第1バイアス電圧を与える第1バイアス生成回路と、接地電位と第2トランジスタの制御電極間に第2バイアス電圧を与える第2バイアス生成回路を備え、高電圧振幅の出力信号を第1および第2トランジスタの接続ノードから出力するようにし、低電圧振幅の入力信号に応じてオン/オフし、出力信号がハイレベルの間、第1バイアス生成回路へ給電を行い、出力信号がローレベルの間、第1バイアス生成回路への給電を停止する第1スイッチ回路と、低電圧振幅の入力信号に応じてオン/オフし、出力信号がハイレベルの間、第2バイアス生成回路への給電を停止し、出力信号がローレベルの間、第2バイアス生成回路への給電を行う第2スイッチ回路を備えることにより、製造プロセスの変動でMOSトランジスタの閾値電圧が変動しても、出力信号が反転する際に貫通電流を無くすことができ、さらに、コンデンサの電荷の放電も無くなり、小振幅の信号で第1および第2トランジスタをオン/オフできるので、高速動作も可能となったことを特徴とする。(2)また、第1および第2バイアス電圧は、同電圧で、且つ、第1トランジスタと第2トランジスタの閾値電圧の和電圧に等しいかやや小さい電圧とすることで、貫通電流を抑えることができ、さらに、閾値電圧の和をやや小さくした場合は、貫通電流を完全に除去することができ、省電力とノイズの低減が可能となったことを特徴とする。(3)また、第1バイアス生成回路は、高電圧電源と第1トランジスタの制御電極間に接続された、第1および第2トランジスタと同特性のトランジスタをそれぞれダイオード接続した状態で直列接続した回路と、この回路に第1バイアス電流を供給する第1バイアス電流生成回路で構成し、第2バイアス生成回路は、第2トランジスタの制御電極と接地電位間に接続された、第1および第2トランジスタと同特性のトランジスタをそれぞれダイオード接続した状態で直列接続した回路と、この回路に第2バイアス電流を供給する第2バイアス電流生成回路で構成したことを特徴とする。(4)また、閾値電圧の和をやや小さくするために、上記(3)におけるトランジスタをそれぞれダイオード接続した状態で直列接続した回路の内、少なくとも一方のトランジスタの閾値電圧を、このトランジスタと同導電型の第1または第2トランジスタの閾値電圧より小さくしたことを特徴とする。より詳細には、第1および第2電圧制限回路を構成する、第1トランジスタと同導電型のトランジスタおよび第2トランジスタと同導電型のトランジスタの少なくともいずれか一方の閾値電圧を、当該トランジスタと同導電型の第1または第2トランジスタの閾値電圧より予め定められた値だけ小さくしたことを特徴とする。(5)また、上記(3),(4)において、第1バイアス電流生成回路は、第1トランジスタの制御電極に一端を接続した第1電流制限回路と、この第1電流制限回路の他端と接地電位間に接続された第1スイッチ回路により構成し、第1スイッチ回路によって第1バイアス回路の作動/停止を制御できるようにしたことを特徴とする。(6)また、上記(5)において、第1電流制限回路は、抵抗または定電流源としたことを特徴とする。(7)また、上記(3)〜(6)において、第2バイアス電流生成回路は、第2トランジスタの制御電極に一端を接続した第2電流制限回路からなり、かつ、この第2電流制限回路の他端を、高電圧電源、もしくは、この高電圧電源より低電圧の電源に接続したことを特徴とする。(8)また、上記(7)において、第2電流制限回路の他端と、高電圧電源より低電圧の電源との間に、低電圧振幅の入力信号に応じてオン/オフ制御される第3スイッチ回路を備え、第2バイアス回路が停止している間に第2電流制限回路への給電を停止できるようにすることで、省電力が可能となったことを特徴とする。(9)また、上記(8)において、第3スイッチ回路は、低電圧振幅の入力信号に応じてオン/オフ制御され、出力信号がハイレベルの間オフし、ローレベルの間オンするようにしたことを特徴とする。(10)また、上記(7)〜(9)において、第2電流制限回路は、抵抗または定電流源としたことを特徴とする。(11)また、上記(1)〜(10)において、第2スイッチ回路を、第2トランジスタの制御電極と、接地電位間に接続することで、第2スイッチ回路によって第2バイアス回路の作動/停止を制御できるようにしたことを特徴とする。(12)また、上記(1)〜(11)において、第1スイッチ回路は、低電圧振幅の入力信号に応じてオン/オフ制御され、出力信号がハイレベルの間オンし、ローレベルの間オフするようにしたことを特徴とする。(13)また、上記(1)〜(12)において、第2スイッチ回路は、低電圧振幅の入力信号に応じてオン/オフ制御され、出力信号がハイレベルの間オンし、ローレベルの間オフするようにしたことを特徴とする。(14)また、上記(1)〜(13)において、第1スイッチ回路と第2スイッチ回路は、第2トランジスタと同特性のトランジスタからなり、その制御電極には、同位相の低電圧振幅の入力信号を印加し、入力信号に応じて第1スイッチ回路と第2スイッチ回路がオンからオフに移行する際、第1スイッチ回路が先にオフするようにすることで、コンデンサに蓄えられた電荷を確実に保存できるようにしたことを特徴とする。(15)また、上記(14)において、第1スイッチ回路と接地電位の間に、第3バイアス電圧を生成する第3バイアス生成回路を備えることにより、確実に、第1スイッチ回路を先にオフすることができるようにしたことを特徴とする。(16)また、上記(15)において、第3バイアス生成回路は、ダイオード接続したトランジスタを1つ乃至複数個直列接続して構成したことを特徴とする。(17)また、上記(15)において、第3バイアス生成回路を抵抗で構成したことを特徴とする。
本発明によれば、図1に示すように、(イ)第1トランジスタであるPMOSトランジスタM1と、第2トランジスタであるNMOSトランジスタM2のゲートバイアス電圧を与える第1,2バイアス生成回路を、ダイオード接続したPMOSトランジスタM5とNMOSトランジスタM6、およびPMOSトランジスタM7とNMOSトランジスタM8を直列に接続して構成したので、コンデンサC1の電荷が高電圧電源VHへ放電されることがなくなり、出力信号がハイレベルからローレベルに、逆にローレベルからハイレベルに移行するときの両方において貫通電流を防止することが可能となった。また、それに伴い省電力とノイズの低減が可能となった。(ロ)また、製造プロセスの変動によって、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタの閾値電圧が互いに異なる方向、あるいは同一方向に変動しても互いに補正するので、製造プロセスの変動に対しても貫通電流を防止することが可能となった。(ハ)さらに、第1トランジスタM1の閾値電圧に対し、バイアス電圧を生成するPMOSトランジスタM5とPMOSトランジスタM7の閾値電圧を予め定められた値だけやや小さめにするか、第2トランジスタM2の閾値電圧に対し、バイアス電圧を生成するM6とM8の閾値電圧を予め定められた値だけやや小さめにするか、もしくは上記の両方を行うことによって、貫通電流を完全に無くすことが可能となった。(ニ)しかも、PMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2のゲート信号の振幅が同じで、しかも小さくなったので従来回路に比べ更に高速動作が可能となった。
以下、図を用いて本発明を実施するための最良の形態例を説明する。図1は、本発明に係るレベルシフト回路の第1の構成例を示す回路図である。
本例のレベルシフト回路は、PMOSトランジスタM1,M5,M7とNMOSトランジスタM2,M3,M4,M6,M8、および、コンデンサC1と、抵抗R1,R2、さらに、バイアス電圧Vb3で構成され、低電圧電源端子VL、高電圧電源端子VH、接地端子GND、入力端子IN、および出力端子OUTを備えている。
第1トランジスタであるPMOSトランジスタM1のソースは、高電圧電源端子VHに接続され、ドレインは、第2トランジスタであるNMOSトランジスタM2のドレインに接続されている。
NMOSトランジスタM2のソースは接地電位GNDに接続されている。PMOSトランジスタM1のゲートとNMOSトランジスタM2のゲート間にはコンデンサC1が接続されている。
また、接続されたPMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2のドレインは出力端子OUTに接続されている。
ダイオード接続したPMOSトランジスタM5とNMOSトランジスタM6をさらに直列接続した回路(第1電圧制限回路)が高電圧電源端子VHとPMOSトランジスタM1のゲート間に接続されている。
さらに、PMOSトランジスタM1のゲートは抵抗R1の一端に接続され、抵抗R1の他端は第1スイッチ手段であるNMOSトランジスタM3のドレインに接続されている。このNMOSトランジスタM3のソースと接地電位GND間には第3バイアス電圧Vb3が接続されている。また、NMOSトランジスタM3のゲートは入力端子INに接続されている。
また、ダイオード接続したPMOSトランジスタM7とNMOSトランジスタM8をさらに直列接続した回路(第2電圧制限回路)が、NMOSトランジスタM2のゲートと接地電位GND間に接続されている。このNMOSトランジスタM2のゲートは、抵抗R2の一端と第2スイッチ手段であるNMOSトランジスタM4のドレインに接続されている。そして、抵抗R2の他端は低電圧電源端子VLに接続されている。
また、NMOSトランジスタM4は、そのソースが接地電位GNDに接続され、ゲートは入力端子INに接続されている。
尚、図1では、抵抗R2の他端を、低電圧電源端子VLに接続した構成としているが、高電圧電源端子VHに接続した構成としても構わない。
このような構成のレベルシフト回路の動作説明を図2を用いて行う。図2は、図1におけるレベルシフト回路の動作例を示すタイミングチャートである。
本図2においては、図1のレベルシフト回路に示す入力端子INに入力される入力電圧Vin、PMOSトランジスタM1のゲート電圧A、NMOSトランジスタM2のゲート電圧Bの電圧変化と、それに伴うPMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2、M3、M4のオン/オフ動作を示している。
尚、図2中のVth1〜8は、MOSトランジスタM1〜M8のそれぞれの閾値電圧であり、Vth1〜8における各数字「1〜8」はMOSトランジスタM1〜M8の各数字「1〜8」と合わせてある。
入力電圧Vinがハイレベルの場合は、NMOSトランジスタM3とM4は共にオンとなる。NMOSトランジスタM4がオンなので、NMOSトランジスタM2のゲート電圧Bはローレベルになり、NMOSトランジスタM2はオフになる。
また、NMOSトランジスタM3がオンなので、ダイオード接続でかつ直列接続されているPMOSトランジスタM5とNMOSトランジスタM6には、高電圧電源VHから抵抗R1を介してバイアス電流が流れ、PMOSトランジスタM5とNMOSトランジスタM6の閾値電圧(Vth5とVth6)分の電圧降下を発生する。
このため、PMOSトランジスタM1のゲート電圧Aは、高電圧電源VHからPMOSトランジスタM6とNMOSトランジスタM7の閾値電圧の和(Vth5+Vth6)だけ下がった電圧「VH−(Vth5+Vth6)」となるのでPMOSトランジスタM1はオンとなる。
この結果、出力信号はハイレベルとなる。
入力電圧Vinが、低下して、NMOSトランジスタM3の閾値電圧Vth3と第3バイアス電圧Vb3の和(Vth3+Vb3)まで低下すると、NMOSトランジスタM3がオフとなり、PMOSトランジスタM5とNMOSトランジスタM6へのバイアス電流の供給を停止する。
しかし、PMOSトランジスタM1のゲート電圧AはコンデンサC1によって維持されるため変動しない。
さらに入力電圧Vinが、低下して、NMOSトランジスタM4の閾値電圧Vth4以下になると、NMOSトランジスタM4がオフとなる。
すると、NMOSトランジスタM2のゲートと接地電位GND間に接続されている、ダイオード接続でかつ直列接続されているPMOSトランジスタM7とNMOSトランジスタM8には、低電圧電源VLから抵抗R2を介してバイアス電流が供給されるので、NMOSトランジスタM2のゲート電圧Bが上昇する。
このときコンデンサC1の働きで、PMOSトランジスタM1のゲート電圧Aも同じ傾斜で上昇する。
ゲート電圧BがNMOSトランジスタM2の閾値電圧Vth2まで上昇すると、ゲート電圧Aはゲート電圧A=VH−(Vth5+Vth6)+Vth2 …(式1)となる。
ここで、NMOSトランジスタM2とM6の閾値電圧Vth2とVth6が等しく、PMOSトランジスタM1とM5の閾値電圧Vth1とVth5が等しいとすると、式1のゲート電圧Aは、ゲート電圧A=VH−(Vth5+Vth6)+Vth2=VH−Vth1…(式2)となるので、ゲート電圧BがNMOSトランジスタM2の閾値電圧Vth2まで上昇しNMOSトランジスタM2がオンすると同時に、PMOSトランジスタM1がオフすることになり、貫通電流がほとんど流れることなく出力信号はハイレベルからローレベルに移行する。
ゲート電圧Bは、ダイオード接続で直列接続されているPMOSトランジスタM7とNMOSトランジスタM8によってクランプされ、両トランジスタの閾値電圧の和(Vth7+Vth8)までしか上昇しない。
PMOSトランジスタM5とPMOSトランジスタM7、NMOSトランジスタM6とNMOSトランジスタM8の閾値電圧が同じとすると、Vth5+Vth6=Vth7+Vth8となるので、ゲート電圧Aは高電圧電源VHと同じ電圧までしか上昇しないので、従来技術で説明したMOSトランジスタの寄生ダイオードなどによってコンデンサC1の電荷が高電圧電源VHに放電されることがないので、コンデンサC1の端子電圧の低下を防ぐことができる。
上記説明で、NMOSトランジスタM3がNMOSトランジスタM4より先にオフさせた理由を説明する。
分かり易く説明するため、NMOSトランジスタM4がNMOSトランジスタM3より先にオフした場合を説明する。
NMOSトランジスタM4がオフしてゲート電圧Bが上昇すると、ゲート電圧Aも同じ傾斜で上昇する。
ゲート電圧Aが上昇すると、PMOSトランジスタM5とNMOSトランジスタM6のドレイン電流は急速に減少するので、このとき、まだNMOSトランジスタM3がオンしていると、コンデンサC1の電荷は抵抗R1を介して放電し、コンデンサC1の両端の電圧が減少してしまう。するとゲート電圧Aに十分な振幅を与えられなくなってしまう。
これを防ぐために、NMOSトランジスタM3が先にオフするように、第3バイアス電圧Vb3をNMOSトランジスタM3のソースと接地電位GND間に設け、NMOSトランジスタM3がオフする入力電圧VinをNMOSトランジスタM4の閾値電圧Vth4より高くしている。
入力電圧Vinがローレベルから上昇しNMOSトランジスタM4の閾値電圧Vth4を超えると、NMOSトランジスタM4がオンとなり、ゲート電圧Bを引き下げる。
ゲート電圧Bが下がると、コンデンサC1の働きで同じ傾斜でゲート電圧Aも低下する。
ゲート電圧BがNMOSトランジスタM2の閾値電圧Vth2まで低下したときのゲート電圧Aは、「ゲート電圧A=VH−(Vth7+Vth8)+Vth2」…(式3)となる。
PMOSトランジスタM1とPMOSトランジスタM7、NMOSトランジスタM2とNMOSトランジスタM8の閾値電圧が同じとすると、Vth7=Vth1、Vth8=Vth2であるから、式3は、ゲート電圧A=VH−(Vth7+Vth8)+Vth2=VH−Vth1…(式4)となり、高電圧電源VHからPMOSトランジスタM1の閾値電圧Vth1まで低下する。
すなわち、NMOSトランジスタM2のオフとPMOSトランジスタM1のオンが同時に行われるので、出力信号がローレベルからハイレベルに移行するときにも、貫通電流はほとんど流れることはない。
さらに入力信号Vinが、上昇し、NMOSトランジスタM3の閾値電圧Vth3とバイアス電圧Vb3の和(Vth3+Vb3)以上になると、NMOSトランジスタM3がオンとなり、ダイオード接続されているPMOSトランジスタM6とNMOSトランジスタM7へのバイアス電流の供給を再開する。
以上、述べたように、本例によれば、PMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2のゲートバイアス電圧を、ダイオード接続したPMOSトランジスタM5とNMOSトランジスタM6、およびPMOSトランジスタM7とNMOSトランジスタM8を直列に接続して構成したので、コンデンサC1の電荷が高電圧電源VHへ放電されることがなくなり、出力信号がハイレベルからローレベルに、逆にローレベルからハイレベルに移行するときの両方において、貫通電流を防止することが可能となった。
さらに、製造プロセスの変動によって、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタの閾値電圧が互いに異なる方向、あるいは同一方向に変動しても互いに補正するので、製造プロセスの変動に対しても、貫通電流を防止することが可能となった。
さらに、PMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2のゲート信号の振幅が同じで、しかも小さくなったので、従来回路に比べ更に高速動作が可能となった。
図3は、本発明に係るレベルシフト回路の第2の構成例を示す回路図である。
本図3に示すレベルシフト回路と図1におけるレベルシフト回路との異なる点は、抵抗R2と低電圧電源端子VLの間に第3スイッチ手段であるPMOSトランジスタM9を設けたことである。
尚、本図3に示す構成のレベルシフト回路の例では、PMOSトランジスタM9のソースは高電圧電源VHへは接続できない。
以下、このような図3に示す構成のレベルシフト回路の動作の説明を、図1におけるレベルシフト回路と異なる動作の部分に限定して行う。
入力電圧Vinがハイレベルの場合は、PMOSトランジスタM9はオフしているので、抵抗R2とPMOSトランジスタM7およびNMOSトランジスタM8で構成された第2バイアス生成回路への電流供給を完全に停止する。
入力電圧Vinが、低下して、低電圧電源VLからPMOSトランジスタM9の閾値電圧Vth9を引いた電圧(VL−Vth9)以下になると、PMOSトランジスタM9がオンとなり、第2バイアス生成回路への給電が可能となるが、NMOSトランジスタM4がオンしている間は、抵抗R2を流れてきた電流はNMOSトランジスタM4でバイパスされるので、ゲート電圧Bの電位は上昇しない。
さらに入力電圧Vinが低下したときの動作は、図1におけるレベルシフト回路の場合と同様であるので省略する。
図4は、本発明に係るレベルシフト回路の第3の構成例を示す回路図である。
本図4に示すレベルシフト回路と図3におけるレベルシフト回路との異なる点は、抵抗R1と抵抗R2を定電流源I1と定電流源I2に置き換え、第3バイアス電圧Vb3を抵抗R3に置き換えたところである。
本図4に示すレベルシフト回路の動作は、図3のレベルシフト回路の動作と全く同じであるが、本図4に示すレベルシフト回路では、抵抗R1と抵抗R2を定電流電源I1と定電流電源I2で構成したことにより、消費電流が少なくても動作速度を向上させることができる。
また、第3バイアス電圧Vb3の代わりに抵抗R3を用いたので、この抵抗で生成されるバイアス電圧Vb3は、電流源I1と抵抗R3の積(R3×I1)となる。
尚、本図4に示すレベルシフト回路では、抵抗R1と抵抗R2の両方を電流源I1と電流源I2に置き換えたが、どちらか一方だけを置き換えてもよいし、図1に示すレベルシフト回路のように、PMOSトランジスタM9を無くして、電流源I2の一端を低電圧電源VLまたは高電圧電源VHに接続した構成としても構わない。
図5は、本発明に係るレベルシフト回路の第4の構成例を示す回路図である。
本図5に示すレベルシフト回路と図3におけるレベルシフト回路との異なる点は、抵抗R1を定電流源I1に置き換え、バイアス電圧Vb3をダイオード接続したNMOSトランジスタM10に置き換えた点である。
本図5に示すレベルシフト回路の動作は、図4におけるレベルシフト回路と同様、図3のレベルシフト回路の動作と全く同じであるが、抵抗R1を定電流電源I1で構成したことにより、消費電流が少なくても動作速度を向上させることができる。
また、バイアス電圧VbをNMOSトランジスタM10のダイオード接続で構成したことにより、簡単な回路構成とすることができる。
しかも、このトランジスタを複数直列に接続することで、バイアス電圧を適当な値に設定することも可能である。
以上の例では、PMOSトランジスタM1,M5,M7の各閾値電圧が同じで、NMOSトランジスタM2,M6,M8の各閾値電圧が同じ場合について説明してきたが、PMOSトランジスタM1の閾値電圧に対し、第1バイアス電圧を生成するPMOSトランジスタM5とPMOSトランジスタM7の閾値電圧を予め定められた値だけやや小さめにするか、NMOSトランジスタM2の閾値電圧に対し、第2バイアス電圧を生成するNMOSトランジスタM6とNMOSトランジスタM8の閾値電圧を予め定められた値だけやや小さめにしても良い。
さらに、上記の両方を行っても構わない。ただし、第1バイアス電圧および第2バイアス電圧を小さくし過ぎると、PMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2が十分オンしなくなるので、どのくらい小さくするかはPMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2の特性を考慮して決める必要がある。
図6は、本発明に係るレベルシフト回路の動作例を示すタイミングチャートである。
本図6においては、PMOSトランジスタM1,M5,M7の閾値電圧(Vth1,Vth5,Vth7)は同じで、NMOSトランジスタM2の閾値電圧Vth2より、NMOSトランジスタM6とNMOSトランジスタM8の閾値電圧(Vth6とVth8)を小さくした場合の動作を示しており、各記号の名称は図2で示すものと同じである。
図6に示すように、ゲート電圧Bが上昇してNMOSトランジスタM2の閾値電圧Vth2に達した時のゲート電圧Aは、「ゲート電圧A=VH−(Vth5+Vth6)+Vth2」…(式5)となる。
前記した条件より、「Vth5=Vth1,Vth6<Vth2」であるから、ゲート電圧Aは、「ゲート電圧A=VH−Vth1+(Vth2−Vth6)」…(式6)となる。
上述の式6における「(Vth2−Vth6)」は正の電圧であるから、ゲート電圧BがNMOSトランジスタM2の閾値電圧Vth2に到達し、NMOSトランジスタM2がオンとなるときには、既にゲート電圧AはPMOSトランジスタM1がオフする電圧以上に上昇していることが分かる。
すなわち、出力信号がハイレベルからローレベルに移行する際に、PMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2が同時にオフとなる期間を経てオン/オフが切り換わるので、PMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2による貫通電流を完全に防止することができるようになる。
ゲート電圧Bが、「Vth7+Vth8」の電圧から接地電位(0V)まで低下する場合も、同様に、PMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2が両方オフする期間を通るので、出力信号がローレベルからハイレベルに移行する際にも、貫通電流を完全に防止することができる。
条件が変わって、NMOSトランジスタM2,M6,M8の閾値電圧(Vth2,Vth6,Vth8)は同じで、PMOSトランジスタM1の閾値電圧Vth1より、PMOSトランジスタM5とPMOSトランジスタM7の閾値電圧(Vth5とVth7)が小さくなった場合も、上記と同様、PMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2が同時にオフする期間が生じ、貫通電流を完全に防止することができる。
さらに、PMOSトランジスタM1の閾値電圧Vth1より、PMOSトランジスタM5とPMOSトランジスタM7の閾値電圧(Vth5とVth7)を予め定められた値だけ小さくし、NMOSトランジスタM2の閾値電圧Vth2より、NMOSトランジスタM6とNMOSトランジスタM8の閾値電圧(Vth6とVth8)を予め定められた値だけ小さくした場合も同様に貫通電流を無くすことが可能である。
MOSトランジスタの閾値電圧は、ゲート幅とゲート長の比(W:L)を変えることで実現できるので、PMOSトランジスタM1とPMOSトランジスタM5,M7の「W:L」、またはNMOSトランジスタM2とNMOSトランジスタM6,M8の「W:L」を変えることで異なる閾値電圧に設定することができる。
また、閾値電圧はドレイン電流によっても変化するので、バイアス生成回路に供給する電流を少なくすることでも上記の条件を実現できる。そのためには、図1,図3,図4,図5に示すレベルシフト回路における抵抗R1と抵抗R2の抵抗値、もしくは電流源I1と電流源I2の電流値を適当に設定すればよい。
以上、図1〜図6を用いて説明したように、本例のレベルシフト回路は、(1)高電圧電源と接地電位間に直列接続された相補型の第1および第2トランジスタと、第1および第2トランジスタの制御電極間に接続されたコンデンサと、高電圧電源と第1トランジスタの制御電極間に第1バイアス電圧を与える第1バイアス生成回路と、接地電位と第2トランジスタの制御電極間に第2バイアス電圧を与える第2バイアス生成回路を備え、高電圧振幅の出力信号を第1および第2トランジスタの接続ノードから出力するようにし、低電圧振幅の入力信号に応じてオン/オフし、出力信号がハイレベルの間、第1バイアス生成回路へ給電を行い、出力信号がローレベルの間、第1バイアス生成回路への給電を停止する第1スイッチ回路と、低電圧振幅の入力信号に応じてオン/オフし、出力信号がハイレベルの間、第2バイアス生成回路への給電を停止し、出力信号がローレベルの間、第2バイアス生成回路への給電を行う第2スイッチ回路を備える。これにより、製造プロセスの変動でMOSトランジスタの閾値電圧が変動しても、出力信号が反転する際に貫通電流を無くすことができ、さらに、コンデンサの電荷の放電も無くなり、小振幅の信号で第1および第2トランジスタをオン/オフできるので、高速動作も可能である。
また、(2)第1および第2バイアス電圧は、同電圧で、且つ、第1トランジスタと第2トランジスタの閾値電圧の和電圧に等しいかやや小さい電圧とすることで、貫通電流を抑えることができ、さらに、閾値電圧の和をやや小さくした場合は、貫通電流を完全に除去することができ、省電力とノイズの低減が可能である。
また、(3)第1バイアス生成回路は、高電圧電源と第1トランジスタの制御電極間に接続された、第1および第2トランジスタと同特性のトランジスタをそれぞれダイオード接続した状態で直列接続した回路と、この回路に第1バイアス電流を供給する第1バイアス電流生成回路で構成し、第2バイアス生成回路は、第2トランジスタの制御電極と接地電位間に接続された、第1および第2トランジスタと同特性のトランジスタをそれぞれダイオード接続した状態で直列接続した回路と、この回路に第2バイアス電流を供給する第2バイアス電流生成回路で構成する。
また、(4)閾値電圧の和をやや小さくするために、上記(3)におけるトランジスタをそれぞれダイオード接続した状態で直列接続した回路の内、少なくとも一方のトランジスタの閾値電圧を、このトランジスタと同導電型の第1または第2トランジスタの閾値電圧より小さくした。より詳細には、第1および第2電圧制限回路を構成する、第1トランジスタと同導電型のトランジスタおよび第2トランジスタと同導電型のトランジスタの少なくともいずれか一方の閾値電圧を、当該トランジスタと同導電型の第1または第2トランジスタの閾値電圧より予め定められた値だけ小さくした。
また、(5)上記(3),(4)において、第1バイアス電流生成回路は、第1トランジスタの制御電極に一端を接続した第1電流制限回路と、この第1電流制限回路の他端と接地電位間に接続された第1スイッチ回路により構成し、第1スイッチ回路によって第1バイアス回路の作動/停止を制御できるようにした。
また、(6)上記(5)において、第1電流制限回路は、抵抗または定電流源とした。
また、(7)上記(3)〜(6)において、第2バイアス電流生成回路は、第2トランジスタの制御電極に一端を接続した第2電流制限回路と、この第2電流制限回路の他端を、高電圧電源、もしくは、この高電圧電源より低電圧の電源に接続した。
また、(8)上記(7)において、第2電流制限回路の他端と、高電圧電源より低電圧の電源との間に、低電圧振幅の入力信号に応じてオン/オフ制御される第3スイッチ回路を備え、第2バイアス回路が停止している間に第2電流制限回路への給電を停止できるようにすることで、省電力を可能とした。
また、(9)上記(8)において、第3スイッチ回路は、低電圧振幅の入力信号に応じてオン/オフ制御され、出力信号がハイレベルの間オフし、ローレベルの間オンするようにした。
また、(10)上記(7)〜(9)において、第2電流制限回路は、抵抗または定電流源とした。
また、(11)上記(1)〜(10)において、第2スイッチ回路を、第2トランジスタの制御電極と、接地電位間に接続することで、第2スイッチ回路によって第2バイアス回路の作動/停止を制御できるようにした。
また、(12)上記(1)〜(11)において、第1スイッチ回路は、低電圧振幅の入力信号に応じてオン/オフ制御され、出力信号がハイレベルの間オンし、ローレベルの間オフするようにした。
また、(13)上記(1)〜(12)において、第2スイッチ回路は、低電圧振幅の入力信号に応じてオン/オフ制御され、出力信号がハイレベルの間オンし、ローレベルの間オフするようにした。
また、(14)上記(1)〜(13)において、第1スイッチ回路と第2スイッチ回路の制御電極には、同位相の低電圧振幅の入力信号を印加し、入力信号に応じて第1スイッチ回路と第2スイッチ回路がオンからオフに移行する際、第1スイッチ回路が先にオフするようにすることで、コンデンサに蓄えられた電荷を確実に保存できるようにした。
また、(15)上記(14)において、第1スイッチ回路と接地電位の間に、第3バイアス電圧を生成する第3バイアス生成回路を備えることにより、確実に、第1スイッチ回路を先にオフすることができるようにした。
また、(16)上記(15)において、第3バイアス生成回路は、ダイオード接続したトランジスタを1つ乃至複数個直列接続した構成とした。
また、(17)上記(15)において、第3バイアス生成回路を抵抗で構成した。
このように、(イ)第1トランジスタであるPMOSトランジスタM1と、第2トランジスタであるNMOSトランジスタM2のゲートバイアス電圧を与える第1,2バイアス生成回路を、ダイオード接続したPMOSトランジスタM5とNMOSトランジスタM6、およびPMOSトランジスタM7とNMOSトランジスタM8を直列に接続して構成したことにより、コンデンサC1の電荷が高電圧電源VHへ放電されることがなくなり、出力信号がハイレベルからローレベルに、逆にローレベルからハイレベルに移行するときの両方において貫通電流を防止することが可能となった。また、それに伴い省電力とノイズの低減が可能となった。(ロ)また、製造プロセスの変動によって、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタの閾値電圧が互いに異なる方向、あるいは同一方向に変動しても互いに補正するので、製造プロセスの変動に対しても貫通電流を防止することが可能となった。(ハ)さらに、第1トランジスタM1の閾値電圧に対し、バイアス電圧を生成するPMOSトランジスタM5とPMOSトランジスタM7の閾値電圧を予め定められた値だけやや小さめにするか、第2トランジスタM2の閾値電圧に対し、バイアス電圧を生成するM6とM8の閾値電圧を予め定められた値だけやや小さめにするか、もしくは上記の両方を行うことによって、貫通電流を完全に無くすことが可能となった。(ニ)しかも、PMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2のゲート信号の振幅が同じで、しかも小さくなったので従来回路に比べ更に高速動作が可能となった。
本発明に係るレベルシフト回路の第1の構成例を示す回路図である。 図1におけるレベルシフト回路の動作例を示すタイミングチャートである。 本発明に係るレベルシフト回路の第2の構成例を示す回路図である。 本発明に係るレベルシフト回路の第3の構成例を示す回路図である。 本発明に係るレベルシフト回路の第4の構成例を示す回路図である。 本発明に係るレベルシフト回路の動作例を示すタイミングチャートである。 従来のレベルシフト回路の構成を示す回路図である。 図7における従来のレベルシフト回路の動作例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
M1:PMOSトランジスタ(第1トランジスタ)、M2:NMOSトランジスタ(第2トランジスタ)、M3:NMOSトランジスタ(第1スイッチ手段)、M4:NMOSトランジスタ(第2スイッチ手段)、M5:PMOSトランジスタ(第1バイアス電圧用MOSトランジスタ)、M6:NMOSトランジスタ(第1バイアス電圧用MOSトランジスタ)、M7:PMOSトランジスタ(第2バイアス電圧用MOSトランジスタ)、M8:NMOSトランジスタ(第2バイアス電圧用MOSトランジスタ)、M9:PMOSトランジスタ(第3スイッチ手段)、M10:NMOSトランジスタ(ダイオード接続したNMOSトランジスタ)、C1:コンデンサ、R1:抵抗(第1バイアス電圧用電流制限抵抗)、R2:抵抗(第2バイアス電圧用電流制限抵抗)、R3:抵抗、I1:第1バイアス電圧用電流源、I2:第2バイアス電圧用電流源、Vb3:バイアス電圧(第3バイアス電圧)、VL:低電圧電源端子、VH:高電圧電源端子、GND:接地端子、IN:入力端子、OUT:出力端子。

Claims (17)

  1. 低電圧振幅の入力信号から高電圧振幅の出力信号を生成するレベルシフト回路であって、
    前記高電圧電源と接地電位間に直列接続された相補型の第1および第2トランジスタと、
    前記第1および第2トランジスタの制御電極間に接続されたコンデンサと、
    前記高電圧電源と前記第1トランジスタの制御電極間に第1バイアス電圧を与える第1バイアス生成回路と、
    前記接地電位と前記第2トランジスタの制御電極間に第2バイアス電圧を与える第2バイアス生成回路を備え、
    前記高電圧振幅の出力信号を前記第1および第2トランジスタの接続ノードから出力するようにし、
    前記低電圧振幅の入力信号に応じてオン/オフし、前記出力信号がハイレベルの間、前記第1バイアス生成回路へ給電を行い、前記出力信号がローレベルの間、前記第1バイアス生成回路への給電を停止する第1のスイッチ手段と、
    前記低電圧振幅の入力信号に応じてオン/オフし、前記出力信号がハイレベルの間、前記第2バイアス生成回路への給電を停止し、前記出力信号がローレベルの間、前記第2バイアス生成回路への給電を行う第2スイッチ手段と
    を備えたことを特徴とするレベルシフト回路。
  2. 請求項1に記載のレベルシフト回路であって、
    前記第1および第2バイアス電圧は、同電圧で、且つ、前記第1トランジスタと前記第2トランジスタの閾値電圧の和電圧に等しい、もしくは該和電圧より予め定められた値だけ小さい電圧である
    ことを特徴とするレベルシフト回路。
  3. 請求項1もしくは請求項2のいずれかに記載のレベルシフト回路であって、
    前記第1バイアス生成回路は、
    前記高電圧電源と前記第1トランジスタの制御電極間に接続された、前記第1および第2トランジスタと同特性のトランジスタをそれぞれダイオード接続した状態で直列接続した第1電圧制限回路と、
    該第1電圧制限回路に第1バイアス電流を供給する第1バイアス電流生成回路で構成され、
    前記第2バイアス生成回路は、
    前記第2トランジスタの制御電極と前記接地電位間に接続された、前記第1および第2トランジスタと同特性のトランジスタをそれぞれダイオード接続した状態で直列接続した第2電圧制限回路と、
    該第2電圧制限回路に第2バイアス電流を供給する第2バイアス電流生成回路で構成された
    ことを特徴とするレベルシフト回路。
  4. 請求項3に記載のレベルシフト回路であって、
    前記第1および第2電圧制限回路を構成する、前記第1トランジスタと同導電型のトランジスタおよび前記第2トランジスタと同導電型のトランジスタの少なくともいずれか一方の閾値電圧を、当該トランジスタと同導電型の第1または第2トランジスタの閾値電圧より予め定められた値だけ小さくしたことを特徴とするレベルシフト回路。
  5. 請求項3もしくは請求項4のいずれかに記載のレベルシフト回路であって、
    前記第1バイアス電流生成回路は、
    前記第1トランジスタの制御電極に一端を接続した第1電流制限手段と、
    該第1電流制限手段の他端と前記接地電位間に接続された前記第1スイッチ手段
    により構成されたことを特徴とするレベルシフト回路。
  6. 請求項5に記載のレベルシフト回路であって、
    前記第1電流制限手段は、抵抗もしくは定電流源であることを特徴とするレベルシフト回路。
  7. 請求項3から請求項6のいずれかに記載のレベルシフト回路であって、
    前記第2バイアス電流生成回路は、
    一端を前記第2トランジスタの制御電極に接続し、
    他端を前記高電圧電源もしくは前記高電圧電源より低電圧の電源に接続した第2電流制限手段からなることを特徴とするレベルシフト回路。
  8. 請求項7に記載のレベルシフト回路であって、
    前記第2電流制限手段の他端と、前記高電圧電源より低電圧の電源との間に、前記低電圧振幅の入力信号に応じてオン/オフ制御される第3スイッチ手段を備えた
    ことを特徴とするレベルシフト回路。
  9. 請求項8に記載のレベルシフト回路であって、
    前記第3スイッチ手段は、前記出力信号がハイレベルの間オフし、ローレベルの間オンすることを特徴とするレベルシフト回路。
  10. 請求項7から請求項9のいずれかに記載のレベルシフト回路であって、
    前記第2電流制限手段は、抵抗もしくは定電流源であることを特徴とするレベルシフト回路。
  11. 請求項1から請求項10のいずれかに記載のレベルシフト回路であって、
    前記第2スイッチ手段を、前記第2トランジスタの制御電極と、前記接地電位間に接続したことを特徴とするレベルシフト回路。
  12. 請求項1から請求項11のいずれかに記載のレベルシフト回路であって、
    前記第1スイッチ手段は、前記出力信号がハイレベルの間オンし、ローレベルの間オフすることを特徴とするレベルシフト回路。
  13. 請求項1から請求項12のいずれかに記載のレベルシフト回路であって、
    前記第2スイッチ手段は、前記出力信号がハイレベルの間オンし、ローレベルの間オフすることを特徴とするレベルシフト回路。
  14. 請求項1から請求項13のいずれかに記載のレベルシフト回路であって、
    前記第1スイッチ手段と前記第2スイッチ手段は、前記第2トランジスタと同特性のトランジスタからなり、
    前記第1スイッチ手段と前記第2スイッチ手段の制御電極には同位相の前記低電圧振幅の入力信号を印加し、前記入力信号に応じて前記第1スイッチ手段と前記第2スイッチ手段がオンからオフに移行する際、第1スイッチ手段が先にオフするようにした
    ことを特徴とするレベルシフト回路。
  15. 請求項1から請求項14のいずれかに記載のレベルシフト回路であって、
    前記第1スイッチ手段と前記接地電位の間に、第3バイアス電圧を生成する第3バイアス生成回路を設けたことを特徴とするレベルシフト回路。
  16. 請求項15に記載のレベルシフト回路であって、
    前記第3バイアス生成回路は、ダイオード接続したトランジスタを1つもしくは複数個直列接続してなることを特徴とするレベルシフト回路。
  17. 請求項15に記載のレベルシフト回路であって、
    前記第3バイアス生成回路は、抵抗であることを特徴とするレベルシフト回路。
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