JP5382702B2 - ドライバ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ等を駆動するためのドライバ回路に関するものである。
モータなどを駆動するドライブ回路として、フルブリッジ接続やハーフブリッジ接続などの駆動回路が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1においては、消費電力を低く抑えるためのドライバ回路が検討されている。この文献に記載されたプリドライバ回路は、ハイサイドのMOSトランジスタとローサイドのMOSトランジスタとの接続ノードを出力端子とする駆動回路において、ハイサイドのMOSトランジスタのトップゲートに接続される。そして、プリドライバ回路は、入力端子と、トップゲートに接続された定電流源とを備える。入力端子に入力された信号に基づいて定電流源を駆動し、ハイサイドのMOSトランジスタがオンされたときの寄生容量に蓄積された電荷による電圧を、接続ノードの電圧に加算してトップゲートに印加する。
特開2005−354586号公報(第1頁、図1)
また、出力電圧をモニタしながらハイサイドを駆動するプリドライバを用いる場合もある。特に、モータドライバのハイサイドのトランジスタのゲート・ソースの耐圧が低い場合には、ソース端子電圧をモニタしながら、ゲート端子に制御電圧を印加する必要がある。このようなドライバ回路DC1を、図3、4を用いて説明する。
(構成)
モータM1に対して、電力を供給するドライバ回路DC1は、モータドライバ11及びプリドライバ10から構成される。
このモータドライバ11は、ハイサイドのトランジスタ111、ローサイドのトランジスタ112を備えている。トランジスタ111のドレイン端子には、電圧V1が供給される。トランジスタ111のソース端子は、トランジスタ112のドレイン端子に接続され、ソース端子は接地ラインに接続される。
そして、トランジスタ111のソース端子とトランジスタ112のドレイン端子との接続ノードに外部端子TM1が設けられており、この外部端子TM1から電圧V2がモータM1に供給される。
トランジスタ111のゲート端子には、プリドライバ10からハイサイド制御電圧V5が供給される。
また、外部端子TM1における電圧V2は、プリドライバ10にフィードバックされて、電圧モニタとして利用される。
プリドライバ10は、バッファ12,13,14、トランジスタ131〜138、抵抗15、レギュレータ16を備える。
このプリドライバ10は、モータドライバ11を制御するための入力信号S1を取得する。この入力信号S1の反転信号S2がバッファ13に供給される。そして、トランジス
タ112のゲート端子に供給される。
レギュレータ16は、抵抗15を介して電圧V2を取得する。そして、トランジスタ131〜138を駆動するための電圧V4に昇圧する。
この電圧V4の供給ラインは、トランジスタ131,132のソース端子に接続される。
トランジスタ131のゲート端子は、トランジスタ132のドレイン端子に接続され、トランジスタ132のゲート端子は、トランジスタ131のドレイン端子に接続される。更に、トランジスタ131,132のドレイン端子は、それぞれトランジスタ133,134のソース端子に接続される。また、トランジスタ132のドレイン端子は、バッファ12の入力端子に接続され、入力信号S1の変換電圧を供給する。
トランジスタ133,134のゲート端子は、抵抗15を介して外部端子TM1に接続されて、電圧V2が供給される。更に、トランジスタ133,134のドレイン端子は、それぞれトランジスタ135,136のドレイン端子に接続される。トランジスタ135,136のゲート端子には電圧V3が供給される。
トランジスタ133,134のソース端子は、それぞれトランジスタ137,138のドレイン端子に接続される。
外部から供給された入力信号S1は、電圧V3によって駆動されるバッファ14及びトランジスタ137のゲート端子に供給される。バッファ14は、入力信号S1の反転信号をトランジスタ138に供給する。トランジスタ137,138のソース端子は接地ラインに接続される。
(動作)
次に、図4を用いて、ドライバ回路DC1の動作を説明する。ここでは、入力信号S1や負荷電流I2を擬似的に生成してシミュレーションを行なった。
図4(a)は、入力信号S1のタイムチャートを示している。ここで、時刻t11〜t13,t15〜t17は、Highレベルの信号が供給されている。
これに対して、図4(b)に示す負荷電流I2が発生している場合を想定する。ここで、正の負荷電流I2は、ドライバ回路DC1からモータM1に電流が供給されている場合を示している。一方、負の負荷電流I2は、モータM1において逆起電力が生じ、負荷電流I2の逆流が生じていることを示している。
入力信号S1がHighレベルの場合、トランジスタ137がONになり、トランジスタ138がOFFになる。この場合、トランジスタ135のソース端子が接地レベルとなるため、トランジスタ135がONになる。
トランジスタ133,134は、トランジスタ131,132のゲート端子を保護するためのクランプ回路である。このクランプ回路のソース端子(トランジスタ133,134のソース端子)は、〔電圧V2+閾値電圧Vt〕より下がらないように動作する。これにより、トランジスタ131,132のゲート端子のゲート・ソース間電圧が、最大許容電圧(MaxVgs)を超えないように維持される。
また、トランジスタ135,136はトランジスタ137,138のドレイン電圧が電圧V3を超えないように保護するためのクランプ回路である。このクランプ回路のソース端子(トランジスタ135,136のソース端子)は、〔電圧V3−閾値電圧Vt〕より上がらないように動作する。これにより、トランジスタ137,138のドレイン・ソー
ス間電圧が最大許容電圧(MaxVds)を超えないように維持される。
ここで、電圧V2が低く、トランジスタ133のソース端子(トランジスタ132のゲート端子)の電圧が低くなるため、トランジスタ132がONになる。
この場合、トランジスタ131のゲート端子には、トランジスタ132のドレイン端子を介して電圧V4が供給されるため、トランジスタ131はOFFになる。そして、トランジスタ132のドレイン端子の電圧は、バッファ12に供給される。
バッファ12はハイサイド制御電圧V5を出力し、トランジスタ111のゲート端子に供給されて、トランジスタ111がONになる。この結果、電圧V1がモータM1に供給されることになる。図4(c)に示すように、比較的小さな時間遅延D11の後でハイサイド制御電圧V5が立ち上がることになる。
一方、入力信号S1がLowレベルの場合、トランジスタ138がONになり、トランジスタ137がOFFになる。この場合、トランジスタ136のソース端子が接地レベルとなるため、トランジスタ136がONになる。このときトランジスタ134のドレインが接地レベルとなり、ソース端子は〔電圧V2+閾値電圧Vt〕にクランプされる。トランジスタ132のドレイン端子が〔電圧V2+閾値電圧Vt〕となり、バッファ12の入力端子はLowレベルになる。従って、トランジスタ111のゲート端子に供給されるハイサイド制御電圧V5もLowレベルになる。この場合には、トランジスタ111がOFFになり、電圧V1はモータM1に供給されない。
この場合、トランジスタ131のゲート端子の電圧は低くなり、トランジスタ131はON、トランジスタ132はOFFになる。
ところが、モータM1において逆起電力が生じて、モータM1から電流が逆流することがある。図4(a)において、時刻t15においては、負の負荷電流I2が生じている。
この場合には、外部端子TM1から電流が供給される。この逆流電流の大部分はトランジスタ111のボディダイオードを介して流れるが、一部はプリドライバ10に還流される。
この電流は、バッファ12、レギュレータ16に供給される。この場合、バッファ12は、High出力を行なうことができない。従って、バッファ12に入力信号S1に対応するハイサイド制御電圧V5を供給することができない。
そして、逆起電力が消滅し、電流の逆流が無くなった場合に電圧V2が低くなる。ここで、トランジスタ133,134がONになり、入力信号S1に対応する電圧を供給する。このため、図4(b)に示すように、逆起電力は消失し、正の負荷電流I2になってから、図4(c)に示すように、ハイサイド制御電圧V5が立ち上がるため、比較的大きな時間遅延D12が生じる。
この場合、逆起電力がなくなった時には、トランジスタ111はONになっていないため、モータドライバ11は電力を供給することができない。このため、図4(d)に示すようにグリッチG1が生じる。そして、トランジスタ111がONになるとともに、電圧V2が回復する。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、出力トランジスタの立ち上がりを円滑にし、電圧の低下を抑制するためのドライバ回路を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明は、ハイサイドトランジスタとローサイドトランジスタとの接続ノードに設けられたドライバ出力端子と、前記出力端子に接続され、出力電圧に対して昇圧したフローティング電圧を供給するフローティング電源部と、前記ハイサイドトランジスタのゲート端子に出力端子が接続され、前記フローティング電圧により動作するバッファと、前記フローティング電圧が供給され、入力信号の電圧を変換した変換電圧を前記バッファの入力端子に供給するレベルシフタと、前記ドライバ出力端子にゲート端子が接続され、前記フローティング電圧がドレイン端子に供給され、ソース端子が前記バッファの入力端子に接続された補助トランジスタと、前記補助トランジスタに、入力信号が低電位の場合に低電位ラインに接続される制御素子とを設けたことを要旨とする。これにより、逆流電流が生じた場合にも、補助トランジスタによりバッファの動作を補助することができる。
また、本発明は、前記レベルシフタは、前記フローティング電圧がソース端子に供給される第1トランジスタ及び第2トランジスタを備え、前記第1トランジスタのゲート端子は前記第2トランジスタのドレイン端子に接続され、前記第2トランジスタのゲート端子は前記第1トランジスタのドレイン端子に接続され、前記第1トランジスタ、第2トランジスタのドレイン端子には、それぞれ第3トランジスタ、第4トランジスタのドレイン端子に接続され、前記第3トランジスタ、第4トランジスタのソース端子は低電位ラインに接続され、前記第3トランジスタのゲート端子には入力信号が供給され、前記第4トランジスタのゲート端子には入力信号の反転信号が供給されるように接続したことを要旨とする。これにより、トラジスタを用いてレベルシフタを構成することができる。
また、本発明は、前記補助トランジスタのドレイン端子を、前記第4トランジスタのドレイン端子に接続したことを要旨とする。これにより、レベルシフタの動作に合わせて、補助トランジタの出力をバッファに供給することができる。
また、本発明は、前記第1トランジスタ、第2トランジスタのドレイン端子は、それぞれ第5トランジスタ、第6トランジスタを介して第3トランジスタ、第4トランジスタのドレイン端子に接続され、前記第5トランジスタ、第6トランジスタのゲート端子は、前記ドライバ出力端子に接続したことを要旨とする。これにより、第1トランジスタ、第2トランジスタのゲート端子には、第5トランジスタ、第6トランジスタによって決まる電圧しか印加されないので、第1トランジスタ、第2トランジスタを保護することができる。
また、本発明は、前記第1トランジスタ、第2トランジスタのドレイン端子は、それぞれ第7トランジスタ、第8トランジスタを介して第3トランジスタ、第4トランジスタのドレイン端子に接続され、前記第5トランジスタ、第6トランジスタのゲート端子は、電源電圧を供給することを要旨とする。これにより、第3トランジスタ、第4トランジスタのドレイン・ソース間には第7トランジスタ、第8トランジスタによって決まる電圧しか印加されないので、第3トランジスタ、第4トランジスタを保護することができる。
本発明によれば、出力トランジスタの立ち上がりを円滑にし、電圧の低下を抑制するためのドライバ回路を提供することができる。
本実施形態のドライバ回路の構成の説明図。 本実施形態のドライバ回路の電気的特性のタイムチャートであって、(a)はドライバ回路への入力信号、(b)はドライバ回路の負荷電流、(c)はバッファから出力されるハイサイド制御電圧、(d)はドライバ回路の出力電圧の説明図。 従来のドライバ回路の構成の説明図。 従来のドライバ回路の電気的特性のタイムチャートであって、(a)はドライバ回路への入力信号、(b)はドライバ回路の負荷電流、(c)はバッファから出力されるハイサイド制御電圧、(d)はドライバ回路の出力電圧の説明図。
以下、本発明を具体化したドライバ回路の実施形態を図1、2に従って説明する。本願発明では、ハーフブリッジ構成において、モータに電力を供給するドライバ回路DC2を用いて説明する。
(回路構成)
本実施形態のドライバ回路DC2は、モータM1に対して、電力を供給するモータドライバ11及びプリドライバ20から構成される。
このモータドライバ11は、トランジスタ111,112を備えている。本実施形態では、これらのトランジスタ111,112をn型MOSトランジスタにより構成する。トランジスタ111はハイサイドトランジスタとして機能し、トランジスタ112はローサイドトランジスタとして機能する。
トランジスタ111のドレイン端子には、電圧V1が供給される。トランジスタ111のソース端子は、トランジスタ112のドレイン端子に接続され、ソース端子は低電位ライン(本実施形態では接地ライン)に接続される。
そして、トランジスタ111のソース端子とトランジスタ112のドレイン端子との接続ノードに外部端子TM1(ドライバ出力端子)が設けられており、この外部端子TM1から電圧V2がモータM1に供給される。
トランジスタ111のゲート端子には、プリドライバ20からハイサイド制御電圧V5が供給される。
また、出力端子における電圧V2は、プリドライバ20にフィードバックされて、電圧モニタとして利用される。
トランジスタ112のゲート端子には、ローサイドの制御信号が、バッファ23を介して供給される。
プリドライバ20は、ハイサイドとローサイドとを制御する。
プリドライバ20は、バッファ22,23,24、トランジスタ231〜238、抵抗25、レギュレータ26を備える。トランジスタ231,232,233,234はp型MOSトランジスタを用いて構成し、トランジスタ235,236,237,238はn型MOSトランジスタを用いて構成する。このトランジスタ231〜238は、レベルシフタとして機能する。
このプリドライバ20は、モータドライバ11を制御するための入力信号S1を取得する。この入力信号S1の反転信号S2がバッファ23に供給される。
フローティング電源部として機能するレギュレータ26は、抵抗25を介して電圧V2を取得する。そして、トランジスタ231〜238を駆動するための電圧V4に昇圧したフローティング電圧を供給する。
この電圧V4の供給ラインは、トランジスタ231(第1トランジスタ)、トランジスタ232(第2トランジスタ)のソース端子に接続される。
トランジスタ231のゲート端子は、トランジスタ232のドレイン端子に接続され、トランジスタ232のゲート端子は、トランジスタ231のドレイン端子に接続される。
更に、トランジスタ231、232のドレイン端子は、それぞれトランジスタ233(第5トランジスタ)、トランジスタ234(第6トランジスタ)のソース端子に接続される。また、トランジスタ232のドレイン端子は、バッファ22の入力端子に接続され、入力信号S1の変換電圧を供給する。
トランジスタ233,234のゲート端子は、抵抗25を介して外部端子TM1に接続されて、電圧V2が供給される。
更に、トランジスタ233,234のドレイン端子は、それぞれトランジスタ235(第7トランジスタ)、トランジスタ236(第8トランジスタ)のドレイン端子に接続される。
トランジスタ235,236のゲート端子には電圧V3(電源電圧)が供給される。
トランジスタ233,234のソース端子は、それぞれトランジスタ237(第3トランジスタ)、トランジスタ238(第4トランジスタ)のドレイン端子に接続される。
外部から供給された入力信号S1は、電圧V3によって駆動されるバッファ24及びトランジスタ237のゲート端子に供給される。バッファ24は、入力信号S1の反転信号をトランジスタ238に供給する。
トランジスタ237,238のソース端子は接地ラインに接続される。
更に、プリドライバ20には、補助トランジスタとしてのトランジスタ21が設けられている。このトランジスタ21のゲート端子は、抵抗15とレギュレータ26との接続ノードに接続される。トランジスタ21のドレイン端子には、レギュレータ26から電圧V4が供給される。また、ソース端子は、トランジスタ234,236のドレイン端子に接続される。
(動作)
次に、図2を用いて、ドライバ回路DC2の動作を説明する。図2と同様に、入力信号S1や負荷電流I2を擬似的に生成してシミュレーションを行なった。
電圧V2が低い場合、トランジスタ21がOFFになるので、従来のドライバ回路と同じ動作になる。
モータM1に逆起電力が発生し、モータM1から電流が逆流することにより電圧V2が高くなった場合、トランジスタ21がONになる。ここで、入力信号S1がLowレベルの場合、トランジスタ238がONしており、電圧V4は接地レベルになる。このとき、バッファ23はHighレベルを出力しているので、トランジスタ112がONとなり、外部端子TM1はLowレベルになる。
一方、入力信号S1がHighレベルの場合、トランジスタ238がOFFしており、電圧V4がトランジスタ232を介してバッファ22の入力端子に供給される。ただし、モータM1からの逆流電流によりレギュレータ26のドライブ能力が低下しているため、トランジスタ232が即座にONできない。ここで、トランジスタ21がONすることで、トランジスタ234のバックダイオードを介して、バッファ22の入力端子に〔電圧V4−電圧Vf〕を供給する。なお、電圧Vfは、トランジスタ234のバックダイオードの立ち上がり電圧である。従って、トランジスタ21がONすることにより、トランジスタ232のON動作を補助し、より早くバッファ22の入力端子に電圧V4を供給することができる。これにより、バッファ22の出力がHighレベルになる。
従って、図2(c)に示すように、逆流電流が生じている場合にも、遅延時間D22は、逆流電流が生じていない場合の遅延時間D21と同等であり、比較的小さい。また、図2(d)に示すように、逆流電流がなくなった時点で、既にトランジスタ111がONしており、モータM1に円滑に電力を供給することができるため、グリッチも生じない。
上記実施形態のドライバ回路によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、逆起電力が生じて電流が逆流している場合であっても、モータドライバ11のハイサイドのトランジスタ111をオンすることができる。
そして、逆流がなくなった場合にも、トランジスタ111から電力を供給することができるため、グリッチを抑制することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態では、フローティング電源部としてレギュレータ26を用いたが、出力電圧に対して昇圧したフローティング電圧を供給できる回路であれば、これに限定されるものではない。
○ 上記実施形態では、ドライバ回路DC2をモータM1に適用したが、これに限定されるものではなく、負荷電流の逆流が生じる可能性がある回路に提供することができる。
○ 上記実施形態では、トランジスタ231〜234においてp型MOSトランジスタ、トランジスタ235〜238においてn型MOSトランジスタを用いた。他の種類の制御素子を用いることも可能である。
10…モータドライバ、111,112…トランジスタ、20…プリドライバ、231〜238…トランジスタ、22,23,24…バッファ、25…抵抗、26…レギュレータ。

Claims (5)

  1. ハイサイドトランジスタとローサイドトランジスタとの接続ノードに設けられたドライバ出力端子と、
    前記出力端子に接続され、出力電圧に対して昇圧したフローティング電圧を供給するフローティング電源部と、
    前記ハイサイドトランジスタのゲート端子に出力端子が接続され、前記フローティング電圧により動作するバッファと、
    前記フローティング電圧が供給され、入力信号の電圧を変換した変換電圧を前記バッファの入力端子に供給するレベルシフタと、
    前記ドライバ出力端子にゲート端子が接続され、前記フローティング電圧がドレイン端子に供給され、ソース端子が前記バッファの入力端子に接続され、入力信号が高電位の場合にオンされると、前記フローティング電圧を前記バッファに供給する補助トランジスタと、
    力信号が低電位の場合に前記補助トランジスタを低電位ラインに接続する制御素子と
    を設けたことを特徴とするドライバ回路。
  2. 前記レベルシフタは、
    前記フローティング電圧がソース端子に供給される第1トランジスタ及び第2トランジスタを備え、
    前記第1トランジスタのゲート端子は前記第2トランジスタのドレイン端子に接続され、前記第2トランジスタのゲート端子は前記第1トランジスタのドレイン端子に接続され、
    前記第1トランジスタ、第2トランジスタのドレイン端子には、それぞれ第3トランジスタ、第4トランジスタのドレイン端子に接続され、
    前記第3トランジスタ、第4トランジスタのソース端子は低電位ラインに接続され、
    前記第3トランジスタのゲート端子には入力信号が供給され、前記第4トランジスタのゲート端子には入力信号の反転信号が供給されるように接続したことを特徴とする請求項1に記載のドライバ回路。
  3. 前記補助トランジスタのソース端子を、前記第4トランジスタのドレイン端子に接続したことを特徴とする請求項2に記載のドライバ回路。
  4. 前記第1トランジスタ、第2トランジスタのドレイン端子は、それぞれ第5トランジスタ、第6トランジスタを介して第3トランジスタ、第4トランジスタのドレイン端子に接続され、
    前記第5トランジスタ、第6トランジスタのゲート端子は、前記ドライバ出力端子に接続したことを特徴とする請求項2又は3に記載のドライバ回路。
  5. 前記第1トランジスタ、第2トランジスタのドレイン端子は、それぞれ第7トランジスタ、第8トランジスタを介して第3トランジスタ、第4トランジスタのドレイン端子に接続され、
    前記第トランジスタ、第トランジスタのゲート端子は、電源電圧を供給することを特徴とする請求項4に記載のドライバ回路。
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