JP2008266635A5

JP2008266635A5 - 活性エネルギー線硬化型液体組成物、水性インク及び液体カートリッジ

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Publication number: JP2008266635A5
Application number: JP2008083877A
Authority: JP
Filing date: 2008-03-27
Publication date: 2011-05-12
Anticipated expiration: 2028-03-27

Description

上記の目的は以下の発明によって達成される。すなわち、本発明の第一の実施態様として、少なくとも、下記一般式（Ｖ）で表される活性エネルギー線重合性物質を含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化型液体組成物を提供する。

（上記一般式（Ｖ）中、［Ａ］は、下記一般式（II）で表される環状基であり、

該式（II）中の［Ｙ］は、カルボニル基と該カルボニル基の炭素原子に隣接した不飽和炭素結合を含む部位を有する環状連結基を示し、上記式（Ｖ）中のＥは、少なくとも１種のアミド結合と置換基を有していてもよい２価の有機基の少なくとも１種を含有する結合基を示し、ｊ１は１乃至６の範囲の数であり、ｍは０乃至２の範囲の数であり、ｎは０乃至２の範囲の数である。［Ｚ１］は２価乃至６価のポリオール残基を示し、［Ｄ］は、置換基を有していてもよいエチレンオキシド鎖、置換基を有していてもよいプロピレンオキシド鎖及び分岐していてもよい置換又は未置換のアルキレン鎖からなる群から選ばれる少なくとも１種を含有する末端アミノ基を有する結合基を示す。［Ｇ］は、置換基を有していてもよいエチレンオキシド鎖、置換基を有していてもよいプロピレンオキシド鎖及び分岐していてもよい置換又は未置換のアルキレン鎖からなる群から選ばれる少なくとも１種を含有する末端水酸基を有する結合基を示す。）

また、上記の活性エネルギー線硬化型液体組成物を含むことを特徴とする水性インクを提供する。さらに本発明は第二の実施態様として、上記の活性エネルギー線硬化型液体組成物を収容してなる液体収容部を具備することを特徴とする液体カートリッジを提供する。

Claims

少なくとも、下記一般式（Ｖ）で表される活性エネルギー線重合性物質を含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化型液体組成物。

（上記一般式（Ｖ）中、［Ａ］は、下記一般式（II）で表される環状基であり、

該式（II）中の［Ｙ］は、カルボニル基と該カルボニル基の炭素原子に隣接した不飽和炭素結合を含む部位を有する環状連結基を示し、上記式（Ｖ）中のＥは、少なくとも１種のアミド結合と置換基を有していてもよい２価の有機基の少なくとも１種を含有する結合基を示し、ｊ１は１乃至６の範囲の数であり、ｍは０乃至２の範囲の数であり、ｎは０乃至２の範囲の数である。［Ｚ１］は２価乃至６価のポリオール残基を示し、［Ｄ］は、置換基を有していてもよいエチレンオキシド鎖、置換基を有していてもよいプロピレンオキシド鎖及び分岐していてもよい置換又は未置換のアルキレン鎖からなる群から選ばれる少なくとも１種を含有する末端アミノ基を有する結合基を示す。［Ｇ］は、置換基を有していてもよいエチレンオキシド鎖、置換基を有していてもよいプロピレンオキシド鎖及び分岐していてもよい置換又は未置換のアルキレン鎖からなる群から選ばれる少なくとも１種を含有する末端水酸基を有する結合基を示す。）
前記Ｅが、少なくとも１種のアミド結合と、置換基を有していてもよいエチレンオキシド鎖、置換基を有していてもよいプロピレンオキシド鎖及び分岐していてもよい置換又は未置換のアルキレン鎖からなる群から選ばれる少なくとも１種を含有する結合基である請求項１に記載の活性エネルギー線硬化型液体組成物。
前記［Ａ］−Ｅ−が、下記一般式（VI）で示される請求項１又は２に記載の活性エネルギー線硬化型液体組成物。

（上記一般式（VI）中、Ｅ１はアミド結合であり、Ｒ₁及びＲ₂は各々独立して、置換基を有していてもよいエチレンオキシド鎖、置換基を有していてもよいプロピレンオキシド鎖及び分岐していてもよい置換又は未置換のアルキレン鎖、からなる群から選ばれる少なくとも１種を含有する２価の結合基である。）
前記Ｒ₂が、置換基を有していてもよい炭素数１乃至６のアルキレン基である請求項３に記載の活性エネルギー線硬化型液体組成物。
前記一般式（Ｖ）で表される活性エネルギー線重合性物質の水溶性が、２５℃・１気圧下の純水に対して１質量％以上完全溶解するものである請求項１乃至４のいずれか１項に記載の活性エネルギー線硬化型液体組成物。
前記一般式（Ｖ）で表わされる活性エネルギー線重合性物質が、下記例示化合物１〜１４からなる群より選ばれる少なくとも１つの化合物である請求項１に記載の活性エネルギー線硬化型液体組成物。

（例示化合物６において−（Ｏ−ＣＨ ₂ −ＣＨ ₂ ） _b −は平均分子量約４００で表されるポリエチレングリコール鎖である。平均ユニット数ｂは約９である。またユニット数の平均値ａ＋ｃは約３．６である。）

（例示化合物１２において−（Ｏ−ＣＨ ₂ −ＣＨ ₂ ） _b −は平均分子量約４００で表されるポリエチレングリコール鎖である。平均ユニット数ｂは約９である。またユニット数の平均値ａ＋ｃは約３．６である。）
請求項１乃至６のいずれか１項に記載の活性エネルギー線硬化型液体組成物を含むことを特徴とする水性インク。
請求項１乃至６のいずれか１項に記載の活性エネルギー線硬化型液体組成物を収容してなる液体収容部を具備することを特徴とする液体カートリッジ。