JP2008183440A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 内部にルーメンを有し、前記ルーメンの内部にガイドワイヤーが挿入された腸閉塞処置用カテーテルと、
   前記腸閉塞処置用カテーテルを収容する容器と、
   を含み、
   前記容器から取り出された前記腸閉塞処置用カテーテルの前記ルーメンの内部に潤滑剤を注入して使用するカテーテル収納体であって、
   前記ガイドワイヤーがカテーテル基端部から延出しており、前記ガイドワイヤーの延出部分が、保護部材により覆われていることを特徴とするカテーテル収納体。
2. 請求項１に記載のカテーテル収納体であって、前記腸閉塞処置用カテーテルが、所定の径で巻かれた状態で束ねられているカテーテル収納体。
3. 請求項２に記載のカテーテル収納体であって、
   前記腸閉塞処置用カテーテルは、
   目視およびＸ線を用いた観察により、カテーテル内部を視認できるように構成された視認部と、
   前記視認部のカテーテル基端側に設けられたバルーンと、
   をさらに備え、
   前記ガイドワイヤーの先端部が、前記視認部に位置するカテーテル収納体。
4. 請求項３に記載のカテーテル収納体であって、
   前記視認部の、カテーテル先端側に設けられ、前記カテーテルを体内に誘導する役割を果たすように構成された誘導部をさらに備えるカテーテル収納体。
5. 請求項４に記載のカテーテル収納体であって、
   前記誘導部および前記バルーンが、前記腸閉塞処置用カテーテルの束ねられた部分と接触しないように配置されているカテーテル収納体。
6. 請求項１乃至５いずれかに記載のカテーテル収納体であって、
   前記容器の内部に、平面視において円形形状を有する収容室が設けられ、
   前記収容室に前記腸閉塞処置用カテーテルが収容されているカテーテル収納体。
7. 請求項２に記載のカテーテル収納体であって、
   前記カテーテルの先端部と基端部とが、前記腸閉塞処置用カテーテルの束ねられた部分と接触しないように配置されているカテーテル収納体。
8. 請求項１乃至７いずれかに記載のカテーテル収納体であって、
   前記腸閉塞処置用カテーテルが液体注入部をさらに備えるカテーテル収納体。
9. 請求項１乃至８いずれかに記載のカテーテル収納体であって、
   前記腸閉塞処置用カテーテルにおいて、本体と、前記本体のカテーテル基端側に設けられたガイドワイヤー固定部と、前記本体のカテーテル先端側に設けられたコネクター接続部と、前記潤滑剤を前記ルーメンの内部に注入するための注入液ポートと、を備える分岐注液コネクターが、前記ガイドワイヤーが挿入されている前記ルーメンの末端に接続されている、カテーテル収納体。
10. 請求項１乃至９いずれかに記載のカテーテル収納体であって、
    前記ガイドワイヤーに潤滑性処理が施されているカテーテル収納体。
11. 請求項１０に記載のカテーテル収納体であって、
    前記ガイドワイヤーの外側面に潤滑剤層が設けられており、前記潤滑剤層が前記保護部材により保護されているカテーテル収納体。
12. 請求項９に記載のカテーテル収納体であって、
    前記本体に弾性体が内蔵され、前記ガイドワイヤー固定部は前記本体とネジ嵌合されており、前記ガイドワイヤー固定部が前記弾性体を圧縮することにより前記ガイドワイヤー固定部と前記ガイドワイヤーとが液密固定されるカテーテル収納体。
13. 請求項１２に記載のカテーテル収納体であって、前記弾性体が軟質樹脂またはゴムからなるカテーテル収納体。