JPH0951954A - ガイドワイヤ固定具およびそれを備えたカテーテルセット - Google Patents

ガイドワイヤ固定具およびそれを備えたカテーテルセット

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JPH0951954A
JPH0951954A JP7208200A JP20820095A JPH0951954A JP H0951954 A JPH0951954 A JP H0951954A JP 7208200 A JP7208200 A JP 7208200A JP 20820095 A JP20820095 A JP 20820095A JP H0951954 A JPH0951954 A JP H0951954A
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JP
Japan
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catheter
guide wire
fixture
proximal end
distal end
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Application number
JP7208200A
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English (en)
Inventor
Osamu Egawa
修 江川
Takashi Kawabata
隆司 川端
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カテーテルの薬液供給などの機能を阻害せ
ず、生体管腔に挿入するガイドワイヤの操作性を向上す
るためのガイドワイヤ固定具およびそれを備えたカテー
テルセットを提供すること。 【解決手段】 カテーテルを生体管腔内に挿入すること
を補助するためのガイドワイヤを固定するためのガイド
ワイヤ固定具を有するカテーテルセット。ガイドワイヤ
固定具52は、ガイドワイヤ42を挿通可能な管形状を
なし、固定具52の遠位端にカテーテル50の近位端に
接合するための接合筒体54と、固定具52内部にガイ
ドワイヤ42を締め付け固定するための弾性部材58と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々のカテーテル
を生体管腔内に挿入することを補助するためのガイドワ
イヤを固定するためのガイドワイヤ固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】血管、消化管、卵管、尿管などの体腔内
の特定部位に、薬液あるいは輸液を供給したり、あるい
は体液の圧力を測定したりする目的で、カテーテルが使
用されている。このカテーテルを、たとえば股動脈や肘
動脈の穿針孔から大動脈へ、また、その大動脈の一次分
岐や二次、三次分岐へ選択的に挿入する際、または体腔
内の狭窄部を通過させる際には、このカテーテルが細長
く柔軟な形態であるため、カテーテルの導入補助具とし
てガイドワイヤが用いられる。
【0003】カテーテルを体腔内に挿入し、体腔内の分
岐部または狭窄部を通過させる時には、ガイドワイヤを
カテーテルのルーメン内に挿通し、そのガイドワイヤの
近位端を押したり、引いたり、あるいは回転させて操作
することにより、カテーテルを目標位置へ挿入させてい
る。
【0004】ところが、ガイドワイヤは、通常、その太
さが約0.014〜0.038インチ程度であり、その
ガイドワイヤの近位端を操作することはきわめて困難で
ある。そこで、たとえば実開昭64−22359号およ
び実開平6−17751号に示すように、ガイドワイヤ
の近位端に比較的大径の操作用具を装着し、この操作用
具を把持してガイドワイヤを操作するように構成したも
のが開発されている。また、カテーテルの押圧性を向上
させる目的で、特開平2−271874号に示すよう
に、カテーテルの遠位端でガイドワイヤをカテーテルに
固定自在にしたものも開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の実開
昭64−22359号および実開平6−17,751号
に示す技術では、カテーテルと操作用具との位置を固定
することができないため、医療処置中にガイドワイヤの
位置がずれてしまうおそれがあり、操作性に難がある。
【0006】また、特開平2−271874号に示す技
術では、カテーテルのルーメン内にガイドワイヤ締め付
け固定手段が設けてあるため、生体管腔に挿入する極細
のカテーテルのルーメン内に複雑な構造の固定手段を設
ける困難性があり、比較的太いカテーテルにのみ適用で
きる。また、この技術では、カテーテルの押圧性を向上
させる目的で、カテーテルの遠位端でガイドワイヤをカ
テーテルに固定自在にしたものであり、ガイドワイヤの
操作性については考慮されていない。
【0007】なお、単にガイドワイヤとカテーテルとを
固定する目的で、カテーテルのルーメンの通路を狭める
ような構造物を取り付けるとすると、薬液等の注入が困
難になり、また血液が逆流した時には、その構造物に凝
結する。本発明は、カテーテルの薬液供給などの機能を
阻害せず、生体管腔に挿入するガイドワイヤの操作性を
向上するためのガイドワイヤ固定具およびそれを備えた
カテーテルセットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るガイドワイヤ固定具は、カテーテルを
生体管腔内に挿入することを補助するためのガイドワイ
ヤを固定するためのガイドワイヤ固定具であって、該固
定具は、ガイドワイヤを挿通可能な管形状をなし、固定
具の遠位端に前記カテーテルの近位端を接合するための
接合手段と、固定具内部にガイドワイヤを締め付け固定
するための固定手段とを備える。
【0009】本発明に係るカテーテルセットは、前記ガ
イドワイヤ固定具と、生体管腔内に挿入されるカテーテ
ルとを有し、前記カテーテル管は、ガイドワイヤを挿通
可能な少なくとも一つのルーメンを有するものであり、
その近位端にガイドワイヤ固定具を接合可能な接合部を
有することを特徴とする。
【0010】本発明において、遠位端とは、生体管腔内
に挿入される先端側であり、近位端とは、その反対の後
端側である。 [ガイドワイヤ固定具]固定手段 本発明において、固定手段は、ガイドワイヤ固定具内部
にガイドワイヤを締め付け固定するものであれば、特に
限定されない。固定手段としては、たとえば、リング状
の弾性部材が例示される。このリング状の弾性部材を軸
方向または径方向に圧縮することにより、弾性部材をガ
イドワイヤの外周に固定するのである。リング状の弾性
部材としては、周方向の一部に切欠きを有しているもの
であっても良く、また、内周部に突起などを有するもの
であってもよい。さらに、リング状の弾性部材として
は、その内径またはその外径が、軸方向に沿って必ずし
も均一である必要はない。
【0011】さらにまた、固定手段としては、リング状
の弾性部材に限らず、径方向に変位可能な弾性片であっ
ても良い。この弾性片をテーパ状雌ネジ部内にねじ込む
ことで、弾性片を径方向内側に撓ませ、この弾性片でガ
イドワイヤの外周を把持して固定するのである。
【0012】その他の固定手段の例示としては、ガイド
ワイヤ固定具に形成された軸孔に挿通するガイドワイヤ
を径方向に押圧するネジまたは締め付け片などであって
も良い。接合手段 本発明において、接合手段としては、カテーテル管の近
位端に接合できるものであれば特に限定されず、たとえ
ば、鉗子のような形をしていてカテーテルの近位端を狭
持する手段、近位端に螺合する手段、掛合する手段、咬
合する手段、嵌合する手段などを例示することができ
る。なお、この接合手段は、取り外す必要がなくなれば
カテーテル管に接着する手段であっても良い。
【0013】締め付け調整手段 本発明に係るガイドワイヤ固定具において、前記固定手
段および接合手段に加えて、締め付け調整手段をさらに
有することが好ましい。締め付け調整手段は、ガイドワ
イヤを固定する力を調整するための手段であり、これに
よりガイドワイヤの締め付け力を調整してガイドワイヤ
の位置を固定または移動可能にでき、操作性がさらに向
上する。
【0014】調整手段としては、ネジの締め付け度合い
により調整する手段(固定手段の態様により種々考えら
れる)を例示することができる。 [カテーテル]本発明において、カテーテルとしては、
生体管腔内に挿入され、ガイドワイヤを挿通可能な少な
くとも一つのルーメンを有するものであれば特に限定さ
れず、たとえば薬液注入または体液採取用の単純筒状の
カテーテル、遠位端側にバルーン膜が装着してあるIA
BP(大動脈内バルーンポンピング)用バルーンカテー
テル、PTCA(経皮的冠動脈形成術)用バルーンカテ
ーテルなどを例示することができる。
【0015】本発明では、カテーテルの近位端部には、
ガイドワイヤ固定具を接合可能な接合部を有する。 [ガイドワイヤ]ガイドワイヤは、カテーテル管および
固定具に挿通可能な線状体である。その線径は、特に限
定されないが、たとえば約0.014〜0.038イン
チ程度である。
【0016】ガイドワイヤの遠位端部は、J字状または
L字状の如く曲がっていることが好ましく、ガイドワイ
ヤの近位端を操作することにより、遠位端を所望の方向
に向け、生体管腔の分岐部分でガイドワイヤを所望の生
体管腔へ押し進めることができる。
【0017】[使い方] i)セルジンガー法などにより目的とする血管近くまで
ガイドワイヤを挿入する。次にガイドワイヤの近位端部
から、ガイドワイヤをカテーテルのルーメンで被うよう
にして挿入して、該ガイドワイヤに沿ってカテーテルを
押し込む。
【0018】ii)カテーテルをさらに生体管腔内に押
し進める時には、ガイドワイヤをカテーテルを押し進め
たい方向へ挿入し、その後カテーテルを押し込む。ガイ
ドワイヤをカテーテルに固定するには、固定具をカテー
テルに接合し固定具を固定し、さらにガイドワイヤを所
望の位置で締め付け固定する。押し進める方向を決める
にはガイドワイヤの遠位端を進める方向に向けることに
より行う。その場合は固定具を接合した状態のままカテ
ーテルセット全体を回しても良いし、固定具の接合を解
きガイドワイヤのみを回してもよい(このときに固定具
はガイドワイヤ把持部としての役目をする)。また、固
定具によるガイドワイヤの締め付けを緩めてガイドワイ
ヤのみを回しても良い。
【0019】iii)図11(A),(B)に示すよう
に、生体管腔34の狭窄部36にさしかかった時は、ガ
イドワイヤ42を上記方法のごとくガイドワイヤを挿入
後カテーテルを押し込んでもカテーテル40の遠位端が
狭窄部36に引っ掛かりめくりあがって押し進めること
は困難である。本発明では、図4,5に示すように、ガ
イドワイヤ42の遠位端をカテーテル50の遠位端の位
置に合わせた後で押し進めると、カテーテル50の遠位
端がガイドワイヤ42の遠位端と一体になって狭窄部3
6を広げるので容易に押し進めることができる。
【0020】ガイドワイヤを該位置に固定するには、固
定具をカテーテルに接合し、ガイドワイヤを所望の位置
で締め付け固定する。従来では、ガイドワイヤがカテー
テル遠位端からずれやすかったので、狭窄部に押し進め
るにはカテーテル近位端とガイドワイヤ近位端との両方
を把持する必要があり操作性に難があった。
【0021】iv)患部にカテーテルが達した後は、ガ
イドワイヤを取り除く。このとき固定具をも取り除くこ
とができるので、カテーテルのルーメンを塞ぐことがな
く、薬液等の注入が容易である。本発明において、ガイ
ドワイヤ固定具の近位端に螺合部などを設けることによ
り、注射器などを連結することもできる。
【0022】上記では狭窄部への挿入の場合について説
明したが、カテーテルの押し込み挿入性を向上させたい
あらゆる場面で本発明の固定具は有効である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガイドワイヤ
固定具およびそれを備えたカテーテルセットを、図面に
示す実施態様に基づき詳細に説明する。第1実施態様 図1〜3に示すように、本実施態様に係るカテーテルセ
ットは、ガイドワイヤ固定具52とカテーテル50とを
有する。ガイドワイヤ固定具52は、接合手段としての
接合筒体54と、この接合筒体54の近位端外周に螺合
する締め付け手段としての締め付けナット56と、接合
筒体54の近位端内周に装着される固定手段としてのリ
ング状弾性部材58とを有する。
【0024】接合筒体54の遠位端54a内周には、嵌
合孔59とリング状溝60が形成してある。嵌合孔59
には、カテーテルの近位端が挿入され、リング状溝60
は、カテーテル50の近位端外周に形成してあるリング
状突起62に取り外し自在に嵌合するようになってい
る。嵌合孔59内へのカテーテル近位端の挿入を容易に
するため、接合筒体54の遠位端54aには、図3に示
すように、軸方向スリット54bを周方向に複数形成し
ても良い。また、嵌合孔59には、カテーテル50の近
位端に接するパッキン64などを装着しても良い。
【0025】接合筒体54の中心部には、軸方向に沿っ
てガイドワイヤ42を挿通するための軸孔66が形成し
てある。軸孔66の遠位端が嵌合孔59と同心状に連通
している。軸孔66の近位端は、軸孔66よりも内径が
大きい装着孔68と同心状に連通している。装着孔68
内には、リング状弾性部材58が装着してある。リング
状弾性部材58の中心部には、軸孔70が形成してあ
る。この軸孔70の内径は、弾性部材58が圧縮される
前の状態で、ガイドワイヤ42の外径よりも僅かに大き
く構成してあり、ガイドワイヤ42が自由に挿通可能で
ある。
【0026】接合筒体54の近位端の外周に螺合される
締め付けナット56は、その中心部に軸孔72が形成し
てある。軸孔72の内径は、その内部にガイドワイヤ4
2が自由に挿通可能な径である。この締め付けナット5
6には、遠位端側に筒状に突出する押圧部74が形成し
てある。押圧部74の外径は、装着孔68の内径よりも
僅かに小さい。締め付けナット56の外径は、把持し易
さからを考慮すれば、カテーテル50の外径よりも大き
いことが好ましく、カテーテル50の外径の1.5倍〜
40倍程度、具体的には5〜40mm程度が好ましい。締
め付けナット56の最大外径部の軸方向長さL(図3参
照)は、特に限定されないが、把持し易さからは、20
〜120mm程度が好ましい。この最大外径部の形状は、
多角形状でも、円筒形状であっても良い。
【0027】締め付けナット56を接合筒体54に螺合
して締め付けることで、押圧部74が弾性部材58を軸
方向に圧縮し、弾性部材58の内径が縮み、弾性部材5
8がガイドワイヤ42の外周を締め付け、ガイドワイヤ
固定具52に対してガイドワイヤ42の軸方向移動を固
定する。
【0028】弾性部材58としては、シリコーンゴム、
イソプレンゴムなどの弾性変形可能な材質であれば何で
も良いが、生体に対して不活性で、物性変化の少ない材
質であるシリコーンゴムが好ましい。このリング状の弾
性部材58としては、周方向の一部に切欠きを有してい
るものであっても良く、また、内周部に突起などを有す
るものであってもよい。さらに、リング状の弾性部材5
8としては、その内径またはその外径が、軸方向に沿っ
て必ずしも均一である必要はない。
【0029】本実施態様において、カテーテル50は、
たとえば薬液注入用または体液採取用の一つのルーメン
51を有する単純チューブ状のカテーテルである。カテ
ーテル50の外径は、特に限定されないが、例えば0.
5〜10mm程度である。次に、本実施態様のガイドワイ
ヤ固定具52の使い方について説明する。
【0030】先ず、セルジンガー法などにより目的とす
る血管近くまでガイドワイヤを挿入する。次にガイドワ
イヤの近位端部から、ガイドワイヤをカテーテルのルー
メンで被うようにして挿入して、該ガイドワイヤに沿っ
てカテーテルを押し込む。カテーテルをさらに生体管腔
内に押し進める時には、ガイドワイヤをカテーテルを押
し進めたい方向へ挿入し、その後カテーテルを押し込
む。
【0031】ガイドワイヤ42を該位置に固定するに
は、図1に示すように、固定具52をカテーテル50の
近異端に接合すると共に、固定具52の締め付けナット
56を接合筒体54に螺合させることで、弾性部材58
を圧縮する。その結果、ガイドワイヤ42が固定具52
およびカテーテル50に対して所望の位置で固定され
る。押し進める方向を決めるには、ガイドワイヤ42の
遠位端を進める方向に向けることにより行う。その場合
は、固定具52を接合した状態のままカテーテルセット
全体を回しても良いし、固定具52の接合を解きガイド
ワイヤ42のみを回してもよい。このときに、固定具5
2はガイドワイヤ把持部としての役目をする。また、固
定具52の締め付けナット56を緩めて、ガイドワイヤ
42の締め付けを緩め、ガイドワイヤ42のみを回して
も良い。
【0032】本実施態様では、図4,5(A),(B)
に示すように、生体管腔34の狭窄部36にさしかかっ
た時は、ガイドワイヤ42の遠位端をカテーテル50の
遠位端の位置に合わせる。ガイドワイヤ42の位置調節
は、カテーテル先端のX線透視を行いながら、締め付け
ナット56を緩めて、ガイドワイヤ42の軸方向位置を
調節することにより行う。なお、ガイドワイヤ42の近
異端側外周に予めマーキングを施し、そのマーキングと
固定具52とを位置合わせすることにより、ガイドワイ
ヤ42の遠位端をカテーテル50の遠位端の位置に合わ
せることもできる。
【0033】この状態で、カテーテル50を押し進める
と、カテーテル50の遠位端がガイドワイヤ42の遠位
端と一体になって狭窄部36を広げるので容易に押し進
めることができる。ガイドワイヤ42の位置固定は、前
述したようにして行う。従来では、ガイドワイヤがカテ
ーテル遠位端からずれやすかったので、狭窄部に押し進
めるにはカテーテル近位端とガイドワイヤ近位端との両
方を把持する必要があり操作性に難があった。
【0034】患部にカテーテル50が達した後は、ガイ
ドワイヤ42を取り除く。このとき固定具52をも取り
除くことができるので、カテーテル50のルーメン51
を塞ぐことがなく、薬液等の注入が容易である。本実施
態様において、ガイドワイヤ固定具52の締め付けナッ
ト56の近位端に螺合部などを設けることにより、注射
器などを連結しても良い。
【0035】第2実施態様 図6に示すように、本実施態様に係るカテーテルセット
は、ガイドワイヤ固定具52aとカテーテル50とを有
する。本実施態様に係るカテーテルセットは、前記第1
実施態様に係るカテーテルセットに比較し、ガイドワイ
ヤ固定具52aの構成が一部相違するのみなので、共通
する構成および作用効果に関する説明の一部は省略し、
相違部分を重点的に説明する。
【0036】図6に示すように、カテーテル50の近位
端外周には、固定具52aの接合用分岐部54aが、取
り外し自在に接合される。接合部の構造は、前記第1実
施態様の場合と同様である。接合用分岐部54aには、
ガイドワイヤ42が挿通する軸孔66cから分岐する分
岐流路76が形成してある。分岐流路76から薬液など
の注入または体液の採取が可能になっている。本実施態
様では、薬液などの注入または体液の採取などに際し、
固定具52aをカテーテル50の近異端から取り外す必
要もない。
【0037】接合用分岐部54aの近異端外周には雄ネ
ジが形成してあり、そこに締め付けナット56aの雌ネ
ジが螺合するようになっている。締め付けナット56a
の内部には、リング状の弾性部材58aが装着してあ
る。リング状の弾性部材58aの構成および作用効果
は、前記第1実施態様の場合と同様である。
【0038】本実施態様に係るカテーテルセットの使い
方は、前記第1実施態様のカテーテルセットの使い方と
同様であり、同様な作用効果を奏する。ただし、本実施
態様では、薬液などの注入または体液の採取などに際
し、固定具52aをカテーテル50の近異端から取り外
す必要もない。
【0039】第3実施態様 図7に示すように、本実施態様に係るカテーテルセット
は、ガイドワイヤ固定具52bとカテーテル50とを有
する。本実施態様に係るカテーテルセットは、前記第1
実施態様に係るカテーテルセットに比較し、ガイドワイ
ヤ固定具52bの構成が一部相違するのみなので、共通
する構成および作用効果に関する説明の一部は省略し、
相違部分を重点的に説明する。
【0040】図7に示すように、カテーテル50の近位
端外周には、固定具52bの接合接合筒体54bが、取
り外し自在に接合される。取り外し自在とするために、
接合筒体54bの近位端外周には、少なくとも一条の螺
旋突起78が形成してあり、締め付けナット56bの遠
位端内周には、螺旋突起78に螺合する螺旋溝80が形
成してある。その他の構成は、前記第1実施態様または
第2実施態様の場合と同様である。
【0041】本実施態様に係るカテーテルセットの使い
方は、前記第1実施態様のカテーテルセットの使い方と
同様であり、同様な作用効果を奏する。第4実施態様 図8,9に示すように、本実施態様に係るカテーテルセ
ットは、ガイドワイヤ固定具52cとカテーテル(図示
省略)とを有する。本実施態様に係るカテーテルセット
は、前記第1実施態様に係るカテーテルセットに比較
し、ガイドワイヤ固定具52cの構成とカテーテルの構
成とが一部相違するのみなので、共通する構成および作
用効果に関する説明の一部は省略し、相違部分を重点的
に説明する。
【0042】図8,9に示すように、このガイドワイヤ
固定具52cは、接合筒体54cと締め付けナット56
cとを有する。接合筒体54cの遠位端内周には、カテ
ーテルの近位端外周に形成してある雄ネジに螺合する雌
ネジ88が形成してある。また、接合筒体54cの近位
端内周には、締め付けナット56cの遠位端外周に形成
してあるテーパ状雄ネジ84に螺合する雌ネジ86が形
成してある。
【0043】図9に示すように、締め付けナット56c
には、遠位端方向に突出する複数(図示では3つ)の締
め付け片82が形成してある。これら複数の締め付け片
82は、径方向に変形可能であり、先端側で細いテーパ
状になっている。これら締め付け片82の外周に、テー
パ状雄ネジ84が形成してある。このテーパ状雄ネジ8
4をテーパ状雌ネジ86内にねじ込むことで、締め付け
片82が径方向内側に変位し、軸孔72c内に挿通して
あるガイドワイヤ42の外周を挟持し、ガイドワイヤ4
2の軸方向位置を固定する。
【0044】その他の構成は、前記第1実施態様または
第2実施態様の場合と同様である。本実施態様に係るカ
テーテルセットの使い方は、前記第1実施態様のカテー
テルセットの使い方と同様であり、同様な作用効果を奏
する。第5実施態様 本実施態様に係るカテーテルセットは、前記第1実施態
様に比較し、カテーテルの種類を変えた以外は同様なカ
テーテルセットである。
【0045】本実施態様では、カテーテルとして、バル
ーンカテーテル2を用いる。このバルーンカテーテル2
は、たとえば経皮的冠動脈形成術(PTCA)、四肢等
の血管の拡張術、上部尿管の拡張術、腎血管拡張術など
の方法に用いられ、血管あるいはその他の体腔に形成さ
れた狭窄部を拡張するために用いられる。
【0046】本実施態様の拡張用バルーンカテーテル2
は、バルーン膜4と、カテーテル管6と、分岐部8と、
内管10とを有する。カテーテル管6の先端部には、バ
ルーン膜4の基端部5が接続してあり、カテーテル管6
の基端部には、分岐部8が接続してある。
【0047】このバルーン膜4の先端部7は、内管10
の先端部外周に接続してある。バルーン膜4と内管10
との接続およびバルーン膜4とカテーテル管6との接続
は、熱融着または接着などの接合手段で行われる。内管
10の内部には、ガイドワイヤなどを挿通するための第
2ルーメン12が形成してある。内管10は、バルーン
膜4、カテーテル管6および分岐部8の内部を略同軸状
態で軸方向に延びている。カテーテル管6の内部では、
カテーテル管6と内管10との間に、第1ルーメン14
が形成してある。第1ルーメン14には、分岐部8に形
成してある拡張ポート16が連通し、そこから圧力流体
が導入され、折り畳まれたバルーン膜4を膨らますよう
になっている。
【0048】拡張ポート16を通して第1ルーメン14
内に導入される圧力流体としては、特に限定されない
が、たとえば放射線不透過性色素と塩類との50/50
混合水溶液などが用いられる。放射線不透過性色素を含
ませるのは、バルーンカテーテル2の使用時に、放射線
を用いてバルーン膜4およびカテーテル管6の位置を造
影するためである。バルーン膜4を膨らますための圧力
流体の圧力は、特に限定されないが、絶対圧で3〜12
気圧、好ましくは、4〜8気圧程度である。
【0049】分岐部8には、拡張ポート16とは別個
に、内管10の軸心に沿ってガイドポート18が形成し
てある。このガイドポート18が、内管10内に形成し
てある第2ルーメン12内に連通するように、内管10
の基端部側開口端が分岐部8に接続してある。カテーテ
ル管6と分岐部8との接続および内管10と分岐部8と
の接続は、熱融着または接着などの手段により行われ
る。
【0050】カテーテル管6は、ある程度の可撓性を有
する材質で構成されることが好ましく、たとえばポリエ
チレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレ
ン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、ポリ塩化ビニル(PVC)、架橋型エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン、ポリアミ
ド、ポリアミドエラストマー、ポリイミド、ポリイミド
エラストマー、シリコーンゴム、天然ゴムなどが使用で
き、好ましくは、ポリエチレン、ポリアミド、ポリイミ
ドで構成される。カテーテル管6の外径は、軸方向に均
一でも良いが、バルーン膜4側近傍で小さく、その他の
部分で大きくなるように、途中に段部またはテーパ部を
形成しても良い。第1ルーメン14の流路断面を大きく
することにより、バルーン膜4を収縮させる時間を短縮
するためである。バルーン膜4は、約1分程度膨張した
後、すぐに収縮させることが必要であり、末梢側への血
流を確保するためである。
【0051】カテーテル管6の外径は、バルーン膜4と
の接続部近傍では、0.6〜1.0mm程度が好ましく、
分岐部8側では、0.8〜1.2mm程度が好ましい。カ
テーテル管6の肉厚は、0.05〜0.15mm程度が好
ましい。内管10は、たとえばカテーテル管6と同様な
材質で構成されて良く、好ましくはポリエチレン、ポリ
アミド、ポリイミドで構成される。なお補強材として、
ステンレス線、ニッケル・チタン合金線などが用いられ
ることもある。この内管10の内径は、ガイドワイヤを
挿通できる径であれば特に限定されず、たとえば0.1
5〜1.00mm、好ましくは0.25〜0.60mmであ
る。この内管10の肉厚は、0.05〜0.15mmが好
ましい。内管10の全長は、血管内に挿入されるバルー
ンカテーテル2の軸方向長さなどに応じて決定され、特
に限定されないが、たとえば1200〜1500mm、好
ましくは1300〜1400mm程度である。
【0052】内管10の先端部には、開口端20が形成
してある。この開口端20から内管10の第2ルーメン
12内を挿通したガイドワイヤを、導き出すことが可能
になっている。バルーン膜4内に位置する内管10の周
囲には、一箇所または複数箇所に放射線不透過性マーカ
ーを装着することもできる。このマーカーとしては、た
とえば金、白金、タングステン、イリジウムあるいはこ
れらの合金などで構成される金属チューブ、金属スプリ
ングなどを用いることができる。このマーカーをバルー
ン膜内の内管10の周囲に付けることにより、バルーン
カテーテル2の使用時のX線透視下で、バルーン膜4の
位置やバルーンの拡張部分の長さを検出することができ
る。
【0053】分岐部8は、たとえばポリカーボネート、
ポリアミド、ポリサルホン、ポリアクリレート、メタク
リレート−ブチレン−スチレン共重合体などの熱可塑性
樹脂で好適に成形される。本実施態様では、バルーン膜
4は、図10に示すように、軸方向に均一な外径(バル
ーン膜膨張時)を有する筒状のバルーン膜中央部22
と、その両端部に設けられ、バルーン膜中央部22より
も小さい外径をそれぞれ有する筒状の先端部7および基
端部5とを有する。先端部7および基端部5とバルーン
膜中央部22とは、外径が軸方向に除々に縮径してある
テーパ部24,26により連続的に成形してある。
【0054】バルーン膜4のバルーン膜中央部22での
膜厚は、特に限定されないが、15〜200μm、好ま
しくは数十μm程度が好ましい。バルーン膜4は、筒状
であれば、特に限定されず、円筒または多角筒形状でも
良い。また、膨張時のバルーン膜4のバルーン膜中央部
22での外径は、血管の内径などの因子によって決定さ
れ、1.5〜4.0mm程度が好ましい。このバルーン膜
4のバルーン膜中央部22の軸方向長さLは、血管内狭
窄部の大きさなどの因子によって決定され、特に限定さ
れないが、15〜50mm、好ましくは20〜40mmであ
る。膨張する前のバルーン膜4は、図10に示す内管1
0の周囲に折り畳まれて巻き付けられ、カテーテル管6
の外径と同等以下になっている。
【0055】バルーン膜4を構成する材質は、ある程度
の可撓性を有する材質であることが好ましく、たとえば
ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロ
ピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル(PVC)、架橋型
エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン、ポリア
ミド、ポリアミドエラストマー、ポリイミド、ポリイミ
ドエラストマー、シリコーンゴム、天然ゴムなどが使用
でき、好ましくは、ポリエチレン、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリアミドである。
【0056】本実施態様に係るバルーンカテーテル2で
は、分岐部8の近位端外周に、例えば図1に示すガイド
ワイヤ固定具52が接合されるためのリング状突起62
が形成してある。なお、本発明は、上述した実施態様に
限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変
することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、カテーテルの薬液供給などの機能を阻害せず、生体
管腔に挿入するガイドワイヤの操作性を向上するための
ガイドワイヤ固定具およびそれを備えたカテーテルセッ
トを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の1実施態様に係るカテーテルセ
ットの要部断面図である。
【図2】図2は図1に示すII−II線に沿う断面図であ
る。
【図3】図3は図1に示すカテーテルセットの取付前の
状態を示す側面図である。
【図4】図4はカテーテルが狭窄部の手前にある状態を
示す要部断面図である。
【図5】図5はカテーテルが狭窄部を通過する状態を示
す要部断面図である。
【図6】図6は本発明の他の実施態様に係るカテーテル
セットの要部断面図である。
【図7】図7は本発明の他の実施態様に係るカテーテル
セットの側面図である。
【図8】図8は本発明の他の実施態様に係るガイドワイ
ヤ固定具の要部断面図である。
【図9】図9は図8に示すガイドワイヤ固定具の概略斜
視図である。
【図10】図10はカテーテルの他の例を示す要部断面
図である。
【図11】図11(A),(B)は従来のカテーテルセ
ットの問題点を示す要部断面図である。
【符号の説明】
2… バルーンカテーテル 34… 生体管腔 36… 狭窄部 42… ガイドワイヤ 50… カテーテル 51… ルーメン 52,52a,52b,52c… ガイドワイヤ固定具 54,54b,54c… 接合筒体 54a… 接合用分岐部 56,56a,56b,56c… 締め付けナット 58… 弾性部材 82… 締め付け片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カテーテルを生体管腔内に挿入すること
    を補助するためのガイドワイヤを固定するためのガイド
    ワイヤ固定具であって、 該ガイドワイヤ固定具は、 ガイドワイヤを挿通可能な管形状をなし、固定具の遠位
    端に前記カテーテルの近位端を接合するための接合手段
    と、 ガイドワイヤ固定具内部にガイドワイヤを締め付け固定
    するための固定手段とを備えるガイドワイヤ固定具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のガイドワイヤ固定具
    と、生体管腔内に挿入されるカテーテルとを有するカテ
    ーテルセットであって、 前記カテーテル管は、ガイドワイヤを挿通可能な少なく
    とも一つのルーメンを有するものであり、その近位端に
    ガイドワイヤ固定具を接合可能な接合部を有することを
    特徴とするカテーテルセット。
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