JP2008152021A - 定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体を案内する案内部材を容易に精度良く設置することができ、記録媒体の定着ベルト部材からの剥離を促進して安定した搬送を可能とする定着装置を提供する。
【解決手段】定着装置は、定着ベルト610と、定着ロール611と、剥離パッド64とを備える定着ベルトモジュールと、加圧ロール62と、排紙ガイド70と備え、定着ベルトモジュールと加圧ロール62との間に、記録用紙Pを加圧・加熱するニップ部Nを形成している。排紙ガイド70は、基板71B上にガイド板71Aを備えるバッフル板71が、渦巻きスプリング73によって揺動付勢され、基板71Bの先端の位置決め突起71Bbが剥離パッド64の外側面64cに接することで位置決めされて、ガイド板71Aの先端を剥離パッド64によって経路が急変した定着ベルト610の部位の下流側に近接させて設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真方式を利用した画像形成装置に用いられる定着装置に関する。
電子写真方式を用いた複写機、プリンタ等の画像形成装置において、記録用紙等の記録媒体に転写されたトナー像を定着させる定着装置として、記録媒体を加熱する加熱部材がフィルム状のベルト部材(定着ベルト部材)で構成された定着装置が知られている(たとえば特許文献1参照)。
特許文献1には、2つの定着ローラ間に用紙を通してその用紙の画像形成面上に転写したトナー画像を定着する電子写真装置の定着器において、定着ローラのうち、用紙の画像形成面と対向する画像面対向定着ローラを、芯金の外周に弾性層を設けて構成する一方、ヒータを有するテンションローラをその画像面対向定着ローラの用紙搬送方向上流位置に設け、そのテンションローラと画像面対向定着ローラとの間に定着ベルトを掛け渡してなる電子写真装置の定着器が開示されている。
このような定着ベルトを用いた定着装置では、ヒータで定着ベルトを加熱してその定着ベルトを介して用紙に対して早期に熱を加え、効率よく定着を行うことができる。
また、定着ベルトを用いる定着装置において、定着ベルトからの記録媒体の剥離を促進させるために、加圧域の出口部(下流部)の定着ベルトの内側に、定着ベルトの曲率を大きく設定する(定着ベルトの経路を小さなRで屈曲させる)剥離部材を設ける構成が提案されている(たとえば特許文献2参照)。
特許文献2には、定着ローラと、加熱ローラと、両ローラに張架された定着ベルトと、該ベルトの外周面に接触して定着ベルトとの間でニップを形成する加圧ローラを備えたベルト定着装置において、定着ベルトを介して定着ローラと加圧ローラによって形成されるニップの出口分離部に対応した位置であって定着ベルトの内側に、出口分離部面を曲率の大きな形状部とした固定部材を備えた構成が開示されている。
このような固定部材の存在により、曲率分離による分離性能の向上を図ることができる。その結果、分離手段(分離爪、分離ガイド板)を定着ベルトまたは及び加圧ローラに当接させる必要なく記録紙の巻き付き防止を図ることができ、セルフ分離が可能となる。
特開平3−133871号公報 特開2003−5566号公報
ここで、定着ベルト部材の経路を小さなRで屈曲させることにより、記録媒体が定着ベルト部材の屈曲に追随できずにその自身の剛性(いわゆるコシ)で自然に定着ベルト部材から剥離するよう構成された定着装置では、記録媒体の剛性の強弱や表面の平滑度、記録媒体の先端部の余白および画像密度等の要因によって剥離の難易度が異なる。
たとえば、厚く剛性の高い記録用紙は比較的容易に剥離するが、薄く剛性の小さい記録用紙は剥離し難い。また、表面が平滑な記録用紙では剥離し難い。さらに、先端の余白が狭い程剥離し難く、写真画像のようなトナー密度の高い画像では剥離し難い。このような剥離し難い要因があると、記録用紙の剥離位置は、容易に剥離する場合に比較して定着作用部材の移動方向下流側となる。最悪の場合には画像が形成されない先端部は剥離していても画像が形成された部位が剥離しないことも生じ得る。
このため、剥離の難易度の違いによって剥離位置の異なる記録媒体を定められた経路に案内して剥離を促進させる案内部材を設けることが行われる。このような案内部材は、定着ベルト部材から記録媒体が剥離する位置に極力近接させて配置することが、その機能の点から好ましい。しかし、案内部材が定着ベルト部材に接触して傷付けると画像不良を招来するため、案内部材には高い設置精度が要求される。
本発明は、記録媒体を案内する案内部材を容易に精度良く設置することができ、記録媒体の定着ベルト部材からの剥離を促進して安定した搬送を可能とする定着装置を提供することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明に係る定着装置は、記録媒体上に転写されたトナー像を記録媒体上に定着する定着装置であって、周回して定着作用を行う定着ベルト部材と、定着ベルト部材を張架する回転しない定着部材と、定着ベルト部材を定着部材に押圧して定着ベルト部材との間に加圧域を形成する加圧部材と、加圧域より定着ベルト部材の移動方向下流側に設けられて記録媒体の移動方向を案内する案内部材と、定着ベルト部材の移動域の側方外側で定着部材と案内部材との間に介在して定着ベルト部材に対する案内部材の位置を規定する位置規定部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る他の定着装置は、記録媒体上に転写されたトナー像を記録媒体上に定着する定着装置であって、周回して定着作用を行う定着ベルト部材と、定着ベルト部材を張架する回転する定着ロール部材と、定着ベルト部材を定着ロール部材に押圧して定着ベルト部材との間に加圧域を形成する加圧部材と、加圧域より定着ベルト部材の移動方向下流側に回転しないように設けられ定着ベルトの曲率を変化させて定着ベルトから記録媒体を剥離させる剥離部材と、剥離部材による記録媒体の剥離位置より定着ベルト部材の移動方向下流側に設けられて記録媒体の移動方向を案内する案内部材と、定着ベルト部材の移動域の側方外側で剥離部材と案内部材との間に介在して定着ベルト部材に対する案内部材の位置を規定する位置規定部と、を備えることを特徴とする。
ここで、加圧部材は表面に弾性層を有する加圧ロール部材であり、剥離部材が、加圧ロール部材との間に加圧域と連続する第二の加圧域を形成することを特徴とすることができる。
また、位置規定部は、案内部材に一体に構成され、剥離部材に接して設けられていることを特徴とすることができる。
さらに、位置規定部は、剥離部材に一体に構成され、案内部材に接して設けられていることを特徴とすることができる。
さらにまた、案内部材は定着ベルト部材に対向する先端部が定着ベルト部材に対して離接する方向に揺動可能に支持され、案内部材を先端部が定着ベルト部材に接近する側に揺動付勢する揺動付勢手段を備えることを特徴とすることができる。
請求項1の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、案内部材を、定着ベルト部材に対して高い位置精度で安定的に設置することができ、定着ベルト部材からの記録媒体の剥離を促進して記録媒体を安定して搬送できる。
請求項2の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、案内部材を、剥離部材に対して高い位置精度で安定的に設置することができ、定着ベルト部材からの記録媒体の剥離を促進して記録媒体を安定して搬送できる。
請求項3の発明によれば、案内部材を、第二の加圧域に対して高い位置精度で容易に設置することができ、第二の加圧域通過後の定着ベルト部材からの記録媒体の剥離を促進して記録媒体を安定して搬送できる。
請求項4の発明によれば、案内部材に一体に構成された位置規定部が、案内部材を剥離部材に対して所定の位置に精度良く位置決めして設置することができる。
請求項5の発明によれば、剥離部材に一体に構成された位置規定部が、案内部材を剥離部材から所定の位置に精度良く設置させることができる。
請求項6の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、揺動付勢手段による揺動付勢によって案内部材を所定位置に安定的に設置できる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本実施の形態を適用した画像形成装置1の概略構成図である。
画像形成装置1は、いわゆるタンデム型と呼ばれる中間転写方式の画像形成装置であって、電子写真方式により各色成分のトナー像が形成するトナー像形成手段としての複数の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kと、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにより形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト15に順次重畳して転写(一次転写)させる一次転写部10とを備えている。また、画像形成装置1は、中間転写ベルト15上に転写されたトナー画像を記録媒体としての記録用紙Pに一括転写(二次転写)させる転写手段としての二次転写部20と、二次転写された画像を記録用紙P上に定着させる定着装置60とを備えている。さらに、画像形成装置1は、記録用紙搬送機構50と、上記各装置(各部)の動作を制御する図示しない制御部とを有している。なお、本発明は、このようなタンデム型のカラー画像形成装置に限るものではなく、回転式現像装置を用いたカラーの画像形成装置や、モノクロの複写機等に適用しても良いものである。
各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、図中画像形成ユニット1Yに代表して示すように、矢印A方向に回転する感光体ドラム11を備えている。感光体ドラム11の周囲には、感光体ドラム11を帯電する帯電器12と、感光体ドラム11上に静電潜像を書込むレーザ露光器13(図中露光ビームを符号Bmで示す)と、各色成分トナーを収容して感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像器14とが配設されている。さらに、感光体ドラム11上に形成された各色成分トナー像を一次転写部10にて中間転写ベルト15に転写する一次転写ロール16と、感光体ドラム11上の残留トナーを除去するドラムクリーナ17とが配設されている。これらの画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、中間転写ベルト15の上流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の順に、略直線状に配置されている。
中間転写ベルト15は、各種ロールによって各感光体ドラム11の配列方向に沿って略直線状に延びる経路を有して張架され、図1に示す矢印B方向に所定の速度で循環(周回)駆動されるようになっている。
一次転写部10は、中間転写ベルト15を挟んで感光体ドラム11に対向配置された一次転写ロール16によって構成されている。一次転写ロール16は感光体ドラム11に中間転写ベルト15を圧接させるようになっている。また、一次転写ロール16にはトナーの帯電極性と逆極性の電圧(一次転写バイアス)が印加されるようになっている。これにより、各々の感光体ドラム11上のトナー像を中間転写ベルト15に順次静電吸引し、中間転写ベルト15上にトナー像を重畳形成する。
二次転写部20は、中間転写ベルト15のトナー像形成面側に配置される二次転写ロール22と、中間転写ベルト15を挟んでこの二次転写ロール22に対向配置されたバックアップロール25とによって構成されている。
バックアップロール25には二次転写バイアスが印加されると共に、二次転写ロール22は接地されており、バックアップロール25との間に二次転写バイアスが形成されるようになっている。そして、中間転写ベルト15が支持したトナー像を、搬送供給される記録用紙P上に二次転写する。
また、中間転写ベルト15の二次転写部20の下流側には、二次転写後の中間転写ベルト15上の残留トナーや紙粉を除去し、中間転写ベルト15の表面をクリーニングする中間転写ベルトクリーナ35が設けられている。
記録用紙搬送機構50は、記録用紙Pを収容する記録用紙トレイ51から、記録用紙Pを二次転写部20へと搬送すると共に、二次転写部20でトナー像が転写(二次転写)された記録用紙Pを定着装置60に搬送する。
そして、画像形成装置1は、図示しない制御部によって制御され、下記のようにして画像形成を行う。
すなわち、図示しない画像読取装置や図示しないパーソナルコンピュータ等から出力される画像データに基づいて、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kのそれぞれの感光体ドラム11上にそれぞれの色のトナー像を形成する。各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにおけるトナー像の形成は、帯電器12によって帯電された感光体ドラム11上をレーザ露光器13で走査露光して静電潜像を形成し、その静電潜像を現像器14によって現像してトナー像を形成することによって行われる。
ついで、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの感光体ドラム11上に形成したトナー像を、各一次転写部10において中間転写ベルト15上に重ね合わせて転写し、二次転写部20において記録用紙搬送機構50によって搬送される記録用紙P上に一括して静電転写する。
その後、トナー像が転写された記録用紙Pを、記録用紙搬送機構50によって定着装置60に搬送し、定着装置60によって熱および圧力によってトナー像を記録用紙P上に定着させ、図示しない排紙載置部に排出するものである。
つぎに、本発明の実施の形態である定着装置60について詳細に説明する。
図2は定着装置60の概略構成を示す断面図、図3は排紙ガイド70の配設部位近傍の拡大断面図、図4は排紙ガイド70の先端部近傍をさらに拡大した図である。
定着装置60は、定着ベルト部材としての定着ベルト610を備える定着ベルトモジュール61と、定着ベルトモジュール61に圧接配置された加圧部材および加圧ロール部材としての加圧ロール62とで構成されている。そして、定着ベルトモジュール61と加圧ロール62との間に、記録用紙Pを加圧・加熱してトナー像を定着させるニップ部Nを形成している。ニップ部Nは、加圧域としてのロールニップ部N1と、第二の加圧域としての剥離パッドニップ部N2とから成る。
ニップ部Nの、記録用紙Pの移動方向下流側(図中右側)には、案内部材としての排紙ガイド70が配設されている。排紙ガイド70の下流側には、上下の通路板65U,65Lが所定間隔で配設されて成る排紙通路65が接続され、そのさらに下流側に排紙ロール66が配設されている。
定着ベルトモジュール61は、定着ベルト部材としての定着ベルト610と、この定着ベルト610を張架しながら回転駆動する定着ロール部材としての定着ロール611と、内側から定着ベルト610を張架する張架ロール612とを備えている。また、定着ベルト610の外側に配設されてその周回経路を規定する張架ロール613と、定着ロール611と張架ロール612との間の定着ベルト610の外側に配設されて定着ベルト610の経路を規定する張架ロール614とを備えている。さらに、定着ベルトモジュール61と加圧ロール62とが圧接する領域であるニップ部N内の下流側の、定着ロール611の近傍に配置された定着部材であり剥離部材でもある剥離パッド64と、ニップ部Nの下流側において定着ベルト610を張架する張架ロール615とを備えている。
定着ベルト610の幅は定着作用する記録用紙Pの幅(すなわち定着作用域の幅)より広く、この定着ベルト610を張架する定着ロール611と張架ロール612,613,614,615および剥離パッド64の長さ(定着ベルト610の移動方向と直交する方向の幅)は、これより所定量長く設定されている。
定着ベルト610は、所定幅で所定周長のフレキシブルなエンドレスベルトである。たとえば、厚さ80μmのポリイミド樹脂で形成されたベース層と、ベース層の表面側(外周面側)に積層された厚さ200μmのシリコーンゴムからなる弾性体層と、さらに弾性体層上に被覆された厚さ30μmのテトラフルオロエチレン−ペルフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)チューブからなる剥離層とで構成されている。なお、この定着ベルト610の構成は、使用目的や使用条件等の装置設計条件に応じて、材質・厚さ・硬度等を適宜選択することができる。
定着ロール611は、たとえば、アルミニウム等によって形成された外径65mm,厚さ10mmで所定長さの円筒状のコアロール(芯金)に、表面の金属磨耗を防止する保護層として、厚さ200μmのフッ素樹脂を被覆してなるハードロールである。ただし、定着ロール611は、この構成に限るものではなく、加圧ロール62との間でニップ部Nを形成する際に、加圧ロール62からの押圧力に対して殆ど変形を生じない充分にハードなロールとして機能する構成であればよい。そして定着ロール611は、図示しない駆動モータからの駆動力を受けて、たとえば250mm/sの表面速度で図2中矢印C方向に回転する。
定着ロール611の内部には、加熱手段としてハロゲンヒータ616aが配設されている。このハロゲンヒータ616aは、定着ロール611の表面に接触するように配置された温度センサ617aの計測値に基づいて画像形成装置1の図示しない制御部によって制御され、これによって定着ロール611はその表面温度がたとえば150℃に加熱制御されるようになっている。
張架ロール612は、たとえば、アルミニウム等によって形成された外径30mm,厚さ2mmで所定長さの円筒状ロールであり、その内部には加熱源としてのハロゲンヒータ616bが配設されている。このハロゲンヒータ616bは、張架ロール612の表面に接触するように配置された温度センサ617bの計測値に基づいて画像形成装置1の図示しない制御部によって制御され、これによって張架ロール612はその表面温度がたとえば190℃に加熱制御されるようになっている。つまり、張架ロール612は、定着ベルト610を張架する機能とともに、定着ベルト610を内周面側から加熱する機能をも併せ持っている。
また、張架ロール612の両端部には定着ベルト610を外側に押圧するバネ部材(不図示)が配設され、定着ベルト610全体の張力を15kgfに設定し、定着ベルト610の張力を幅方向に亘って均一としている。
さらに、この張架ロール612は、詳細は図示しないが、一方の端部の支点を中心として他端が定着ロール611に対して離接する方向に揺動可能に設けられており、その揺動によって定着ベルト610の蛇行を所定の範囲に規定する機能を有している。
張架ロール613は、たとえば、アルミニウム等によって形成された外径30mm,厚さ2mmで所定長さの円筒状ロールである。その表面にはたとえば厚さ20μmのフッ素樹脂からなる剥離層が形成されている。この剥離層は、定着ベルト610の外周面からの僅かなオフセットトナーや紙粉が張架ロール613に堆積するのを防止するために形成されるものである。
張架ロール613の内部には、加熱手段としてのハロゲンヒータ616cが配設されており、このハロゲンヒータ616cは、張架ロール613の表面に接触するように配置された温度センサ617cの計測値に基づいて画像形成装置1の図示しない制御部によって制御され、これによって張架ロール613はその表面温度がたとえば190℃に加熱制御されるようになっている。つまり、張架ロール613は、定着ベルト610を張架する機能とともに、定着ベルト610を外周面側から加熱する機能をも併せ持っている。したがって、本実施の形態では、定着ロール611と張架ロール612および張架ロール613とによって定着ベルト610を加熱する構成となっているものである。
張架ロール614は、アルミニウムによって所定径および長さに形成された円柱状ロールである。回転自在に支持されており、張架ロール612から定着ロール611に至る定着ベルト610の経路を規定している。
剥離パッド64は、たとえばステンレス合金鋼(SUS)等の金属や樹脂等の剛体によって、定着ロール611に対向する内側面64aと、定着ベルト610を加圧ロール62に押圧する押圧面64bと、押圧面64bに対して所定の角度を有して定着ベルト610の進行方向を急激に変化させる外側面64cと、上面64dと、に囲まれた円弧状の断面形状に形成されている。その長さは、前述のごとく定着ベルト610の幅より長く、従って、両端が定着ベルト610の左右側縁より外側に所定量突出するようになっている。また、定着ベルト610が摺動する押圧面64bと外側面64cには、摩擦係数が小さく耐熱性を有する四フッ化エチレン等による樹脂シートが貼付またはコートが施されており、定着ベルト610の円滑な摺動を可能としている。
そして、剥離パッド64は、その両端が定着ロール611の支持軸に揺動可能に嵌合した図示しないアームによって支持されて、加圧ロール62が定着ベルトモジュール61に圧接する領域(ロールニップ部N1)の下流側の、定着ベルト610の内側に、定着ロール611の軸方向全域に亘って配設されている。また、この剥離パッド64は、スプリング等の図示しない付勢手段によって揺動付勢され、その押圧面64bで定着ベルト610を加圧ロール62に所定の荷重(例えば、10kgf)で押圧するように設けられている。これにより、たとえば、定着ベルト610の進行方向に沿って5mmの幅の剥離パッドニップ部N2を形成する。
張架ロール615は、たとえば、アルミニウム等によって外径12mmで所定の長さに形成された円柱状ロールである。そして、剥離パッド64を通過した定着ベルト610が定着ロール611に向けて円滑に回動するように、剥離パッド64の定着ベルト610の進行方向下流側近傍に配置されている。
加圧ロール62は、たとえば、アルミニウム等によって外径45mmで所定の長さに形成された円柱状ロール621を基体とし、その周面に基体側から順に、たとえばゴム硬度30°(JIS−A)のシリコーンゴムからなる厚さ10mmの弾性層622と、膜厚150μmのPFAチューブからなる剥離材層623とが積層されて成るソフトロールである。そして、加圧ロール62は、定着ベルトモジュール61に押圧されるように設置され、定着ベルトモジュール61の定着ロール611の回転に伴って従動し、図2中矢印E方向に回動する。
排紙ガイド70は、その先端を定着ベルト610に近接させて、所定角度で設けられたバッフル板71を備えている。そして、剥離パッド64に沿うことで経路が急変した定着ベルト610から剥離した記録用紙Pの先端をバッフル板71で捕捉し、その剥離を促進させると共に移動方向を案内して排紙通路65に導くようになっている。この排紙ガイド70の構成については、後に詳述する。
そして、上記のごとく構成された定着装置60は、下記のようにして定着作用を行う。
すなわち、画像形成装置1の二次転写部20(図1参照)において未定着トナー像が静電転写されて、記録用紙搬送機構50によって図2中矢印Fで示す方向に搬送される記録用紙Pを、ニップ部Nを通過させて、主としてロールニップ部N1に作用する圧力と熱とによってトナー像を記録用紙Pに定着させる。
このとき、ニップ部Nに作用する熱は、主として定着ベルト610によって供給される。定着ベルト610は、定着ロール611の内部に配置されたハロゲンヒータ616aから定着ロール611を通じて供給される熱と、張架ロール612の内部に配置されたハロゲンヒータ616bから張架ロール612を通じて供給される熱と、張架ロール613の内部に配置されたハロゲンヒータ616cから張架ロール613を通じて供給される熱とによって加熱される。そのため、主に張架ロール612および張架ロール613から適切かつ速やかに定着ベルト610に熱エネルギーを補給することができるので、ニップ部Nにおいては、プロセススピードがたとえば250mm/sという高速であっても充分な熱量を確保することができる。
ここで、ロールニップ部N1を形成する一方の定着ロール611は前述のごとくハードロールであり、他方の加圧ロール62はその周面に弾性層622を備えるソフトロールである。このため、本実施の形態のロールニップ部N1は、専ら加圧ロール62の弾性層622の変形によって形成される。
このように、ロールニップ部N1において、定着ベルト610がラップしている定着ロール611は殆ど変形しないため、その表面に沿って回動する定着ベルト610の回動半径は変化しない。このため、定着ベルト610はその進行速度を一定に維持してロールニップ部N1を通過することができ、その通過の際にシワや歪みを生ずることがない。その結果、定着画像の画像乱れが抑制され、良質の定着画像を安定的に提供することができる。なお、本実施の形態の定着装置60では、ロールニップ部N1は定着ベルト610の進行方向に15mm(すなわちニップ幅15mm)に設定されている。
ロールニップ部N1を通過した後、記録用紙Pは剥離パッドニップ部N2に移動する。定着ロール611の曲率によって下に凸の湾曲した形状のロールニップ部N1に対して、剥離パッドニップ部N2は所定の角度を有して形成されている。このため、ロールニップ部N1において定着ロール611の曲率のもとで加熱・加圧された記録用紙Pは、剥離パッドニップ部N2とのニップ境界点において進行方向が変化し、これによってトナー像と定着ベルト610との付着力が弱められて、記録用紙Pは定着ベルト610から剥離され易くなる。
剥離パッドニップ部N2の出口では、定着ベルト610は押圧面64bから外側面64cへと剥離パッド64に巻き付くように回動し、その進行方向が急激に変化する。これにより、記録用紙Pは、それ自身が有している剛性(いわゆるコシ)によって定着ベルト610から自然に剥離する。また、剥離が円滑に行われなかった場合でも、排紙ガイド70が記録用紙Pの定着ベルト610に沿った方向の移動を規制して、定着ベルト610からの記録用紙Pの剥離を促進させる。
そして、定着ベルト610から分離された記録用紙Pは、排紙ガイド70に案内されて排紙通路65に導かれ、排紙通路65を通って排紙ロール66によって装置外に排出されるものである。
つぎに、排紙ガイド70について、前述の図3および図4とバッフル板71の斜視図である図5を参照して詳細に説明する。
排紙ガイド70は、前述のごとく、定着ベルト610に対して所定の位置に配置された薄板状のバッフル板71によって構成されている。
バッフル板71は、図4に示すように、所定の剛性を有する薄板によって形成されたガイド板71Aが、基板71Bの表面(図中下側の面)に接着等によって一体に固定されて構成されている。
ガイド板71Aは、たとえば厚さ0.2mmのステンレス合金鋼(SUS)等によって形成され、その幅は定着ベルト610の幅(すなわち定着域の幅)より所定量広く設定されている。また、その表面(下側の面)には、摩擦係数が小さく耐熱性を有する四フッ化エチレン等による樹脂シートが貼り付けられて、低摩擦に形成されている。
基板71Bは、鋼板等によって所定の剛性を有するように形成されている。その後端側(記録用紙Pの移動方向下流側:図3中右側)の左右両側には装着部71Baが立設されており、また、先端部の左右両側に位置規定部としての位置決め突起71Bbが、所定幅で所定高さに立設されている。
この基板71Bの幅は、ガイド板71Aと同様に定着ベルト610より広く、位置決め突起71Bbが定着ベルト610の側縁より外側に位置して、定着ベルト610の側縁より側方に突出する剥離パッド64の部位と対応するように設定されている。
このように構成されたバッフル板71は、左右の装着部71Baを定着ベルト610の移動方向と直行する方向に貫通する支持軸72によって、先端が定着ベルト610に対して離接する方向に揺動可能として支持されている。
また、支持軸72には、揺動付勢手段としての渦巻きスプリング73が外挿されて設けられている。
渦巻きスプリング73は、その端部が装置のシャーシ(図示せず)に固定された固定部材74と基板71Bとの間に位置しており、弾性復帰力でバッフル板71をその先端側が定着ベルト610に近接する側に揺動付勢している。
この渦巻きスプリング73の付勢によるバッフル板71の揺動は、基板71Bの先端の位置決め突起71Bbが、剥離パッド64の外側面64cに接することで規制される。つまり、位置決め突起71Bbによってバッフル板71の剥離パッド64(外側面64c)に対する位置が決まり、その結果、剥離パッド64を巻回して張架されている定着ベルト610に対するバッフル板71の位置も決まるようになっている。
ここで、このようにして決まるバッフル板71の位置は、ガイド板71Aの先端が、剥離パッド64によって経路が急変した定着ベルト610の部位の下流側に極力近接するように設定される。
たとえば、図4に示すように、経路急変部位から下流側にX:4〜5mm離れた位置で、定着ベルト610の表面からY:0.3〜0.4mmの隙間となるように設定する。なお、バッフル板71は定着ベルト610からの輻射熱によって加熱されて熱膨張を生ずるため、これらの隙間は、運転時における熱膨張を考慮して(熱膨張した運転状態においてこのような離間距離となるように)設定される。
このように、位置決め突起71Bbが剥離パッド64に接してバッフル板71の定着ベルト610に対する位置が決まる構成とすることで、バッフル板71の定着ベルト610に対する位置を極めて精度良く設定することができる。これにより、バッフル板71の先端が定着ベルト610に接触して傷付ける等の不具合を生じさせることなく、バッフル板71の先端を定着ベルト610の表面に近接させて設置することが可能となり、定着ベルト610から剥離した記録用紙Pの先端を確実に捕捉して所定の経路に案内することができる。
すなわち、通常、記録用紙Pの先端部分には画像形成を行わない余白部分が存在し、その先端余白部分はトナーが不在なために接着力がなく剥離パッド64による移動経路の急変によって浮き上がった状態となる。そこにバッフル板71の先端が位置することで、記録用紙Pの移動経路を案内して剥離させることができる。
位置決め突起71Bbの剥離パッド64への接触位置は、定着ベルト610の外側であり、定着ベルト610の移動の障害とはならない。また、位置決め突起71Bbが接する剥離パッド64の外側面64cは、定着ベルト610と共に移動するものではないため、位置決め突起71Bbやその当接する外側面64cの部位が摩耗して位置精度を劣化させることがない。
なお、上記実施の形態では、バッフル板71に形成された位置決め突起が剥離パッド64に接触することで、バッフル板71の位置が決まる構成であるが、剥離パッド64の側端部分に形成された突起がバッフル板71に接触するように構成しても良い。また、位置規定部位は、バッフル板71および剥離パッド64と一体に形成しなければならないものではなく、別個の部品として形成して装着しても良いものである。
本実施の形態を適用した画像形成装置の概略構成図である。 定着装置の概略構成を示す断面図である。 排紙ガイドの設置部位近傍の拡大断面図である。 排紙ガイド先端近傍をさらに拡大した図である。 バッフル板の斜視図である。
符号の説明
1…画像形成装置、60…定着装置、610…定着ベルト(定着ベルト部材)、62…加圧ロール(加圧部材,加圧ロール部材)、64…剥離パッド(定着部材,剥離部材)、70…排紙ガイド(案内部材)、71Bb…位置決め突起(位置規定部)、73…渦巻きスプリング(揺動付勢手段)、N1…ロールニップ部(加圧域)、N2…剥離パッドニップ部(第二の加圧域)、P…記録用紙(記録媒体)

Claims (6)

  1. 記録媒体上に転写されたトナー像を当該記録媒体上に定着する定着装置であって、
    周回して定着作用を行う定着ベルト部材と、
    前記定着ベルト部材を張架する回転しない定着部材と、
    前記定着ベルト部材を前記定着部材に押圧して当該定着ベルト部材との間に加圧域を形成する加圧部材と、
    前記加圧域より前記定着ベルト部材の移動方向下流側に設けられて前記記録媒体の移動方向を案内する案内部材と、
    前記定着ベルト部材の移動域の側方外側で前記定着部材と前記案内部材との間に介在して前記定着ベルト部材に対する前記案内部材の位置を規定する位置規定部と、
    を備えることを特徴とする定着装置。
  2. 記録媒体上に転写されたトナー像を当該記録媒体上に定着する定着装置であって、
    周回して定着作用を行う定着ベルト部材と、
    前記定着ベルト部材を張架する回転する定着ロール部材と、
    前記定着ベルト部材を前記定着ロール部材に押圧して当該定着ベルト部材との間に加圧域を形成する加圧部材と、
    前記加圧域より前記定着ベルト部材の移動方向下流側に回転しないように設けられ当該定着ベルト部材の曲率を変化させて当該定着ベルトから前記記録媒体を剥離させる剥離部材と、
    前記剥離部材による前記記録媒体の剥離位置より前記定着ベルト部材の移動方向下流側に設けられて前記記録媒体の移動方向を案内する案内部材と、
    前記定着ベルト部材の移動域の側方外側で前記剥離部材と前記案内部材との間に介在して前記定着ベルト部材に対する前記案内部材の位置を規定する位置規定部と、
    を備えることを特徴とする定着装置。
  3. 前記加圧部材は表面に弾性層を有する加圧ロール部材であり、
    前記剥離部材が、前記加圧ロール部材との間に前記加圧域と連続する第二の加圧域を形成することを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記位置規定部は、前記案内部材に一体に構成され、前記剥離部材に接して設けられていることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  5. 前記位置規定部は、前記剥離部材に一体に構成され、前記案内部材に接して設けられていることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  6. 前記案内部材は前記定着ベルト部材に対向する先端部が当該定着ベルト部材に対して離接する方向に揺動可能に支持され、
    前記案内部材を前記先端部が前記定着ベルト部材に接近する側に揺動付勢する揺動付勢手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
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