JP2008001265A - 車両のシートベルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータとベルトリールの間の動力伝達の接続・解除を切り替えるクラッチを備えたリトラクタで、クラッチ解除時にベルト送出しを適切に制御してベルト張力を適切に調整し、ベルト張力の急激な変動を抑止できる車両のシートベルト装置を提供する。
【解決手段】シートベルト装置10は、ベルト13を巻回したベルトリール22と、ベルトリール22を駆動するモータ23と、モータとベルトリールの間をモータの回転状態に応じて接続または解除するクラッチ24Aと、ベルトリールの回転角変化を検知する回転角検知手段(25,110)と、回転角検知信号に基づいてモータへの通電を制御しベルトの送出し・巻取りを行わせる制御装置26を備える。制御装置は、ベルトリールを巻取り方向に駆動する巻取りモードと、クラッチが解除されない程度にモータを駆動して所定量のベルト送出しを行った後、クラッチを解除するクラッチ解除モードを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は車両のシートベルト装置に関し、特に、モータとベルトリールの間の動力伝達の接続・解除を行うクラッチを有するものでクラッチ解除時にベルト張力の急激な変動を抑止するのに好適な車両のシートベルト装置に関する。
車両のシートベルト装置の先行技術文献1として特許文献1を挙げる。この文献1に開示される車両のシートベルト装置では、シートベルトの張力を適切に制御する構成を開示している。特に、ベルト張力の目標値が低くなる側に変化する場合に、乗員に不連続感を与えることがないようにベルト張力を適切に制御する。ベルト張力の目標値が低い方向に修正され、ベルトが再引出しされた際に、ベルトが引き出されない程度で、かつベルトの引出し方向となる低電流を前記モータに一定時間供給するように制御が行われる。
特開2003−246257号公報
従来のシートベルト装置ではモータ駆動電流とベルト張力を等価として扱う考え方で制御を行っている。しかしながら、モータ駆動電流とベルト張力を等価として扱ってベルト張力を制御するのみでは、特にベルト張力がゼロ近傍のとき、あるいはベルト張力変化の落差が大きいときに、適切にモータが駆動されず、ベルト張力を適切に保持することができないという問題が生じる。
また座席に座った乗員の移動に応じてベルトが引き出されるため、弱い拘束を頻繁に行うカーブ走行時等においては、逆転方向へのモータ通電時に姿勢を適切に保持することができず、ベルトの弛みが発生するという問題が生じる。
さらに、緊急ロック機構が動作している場合には、ベルト張力を適切に減少させることができないという問題が生じる。
本発明の目的は、上記の課題に鑑み、モータとベルトリールの間の動力伝達の接続・解除を切り替えるクラッチを備えたリトラクタで、クラッチ解除時にベルト送出しを適切に制御してベルト張力を適切に調整し、ベルト張力の急激な変動を抑止することができる車両のシートベルト装置を提供することにある。
本発明に係る車両のシートベルト装置は、上記目的を達成するために、次のように構成される。
第1の車両のシートベルト装置(請求項1に対応)は、ベルトを巻回したベルトリールと、ベルトリールを駆動するモータと、モータとベルトリールの間をモータの回転状態に応じて接続または解除するクラッチと、ベルトリールの回転角変化を検知する回転角検知手段と、回転角検知手段から出力される検知信号に基づいてモータへの通電を制御してモータの動作を制御し、ベルトの送出しまたは巻取りを行わせる制御手段とを備える。この制御手段は、ベルトリールを巻取り方向に所定量駆動する巻取りモードと、クラッチが解除されない程度にモータを駆動して所定量のベルト送出しを行った後、クラッチを解除するクラッチ解除モードを有している。
上記の構成では、クラッチの接続状態を解除するときにベルト張力を急激に変動させず、ゆっくりと変化させることにより、乗員にとって違和感なくベルト張力を解放することが可能となる。
第2の車両のシートベルト装置(請求項2に対応)は、上記の構成において、好ましくは、制御手段は、所定量のベルト送出しの際に、回転角検知手段の検知信号に基づいてベルトリールの回転角速度が所定値を超えないようにすることを特徴とする。
第3の車両のシートベルト装置(請求項3に対応)は、上記の構成において、好ましくは、制御手段は、所定量の前記ベルト送出しの際に送出し速度を漸増させることにより連続的にクラッチを解除することを特徴とする。
第4の車両のシートベルト装置(請求項4に対応)は、上記の構成において、好ましくは、制御手段は、巻取りモードにおける駆動量が所定条件を満たしたときにのみクラッチ解除モードを実行することを特徴とする。
第5の車両のシートベルト装置(請求項5に対応)は、上記の構成において、好ましくは、所定の加速度が作用したときにベルトリールの引出し方向への回転を阻止するロック機構と、ロック機構の動作状態を検知するロック状態検知手段とを備え、制御手段は、ロック状態検知手段からの検知信号に基づいてロック機構の動作の有無を判定し、クラッチの解除時にロック機構の動作有りの場合には、ロック機構を解除するためベルトリールを巻取り方向へ駆動するロック解除モードを有し、クラッチ解除モードを実行する前にロック解除モードを実行する、ことを特徴とする。
本発明によれば、車両のシートベルト装置で、クラッチを接続してベルト巻取り方向に動作させた後にクラッチの接続を解除するとき、所定量のベルト送出し動作を行うことで、ベルト張力の急激な変動を抑止し、所定量のベルト巻取りにより高まったベルト張力を違和感なく解放することができる。
以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。
図1は運転席等におけるシートベルト装置の装備状態を示し、図2はシートベルト用のリトラクタの要部構成を示し、図3Aと図3Bは動力伝達機構内のクラッチに関する要部構造を示し、図4は車両のシートベルト装置の制御システムの全体的な構成を示す。
図1において、シートベルト装置10は、乗員11の身体を座席12に拘束するベルト(ウェビング)13を備える。ベルト13は、乗員11の上体を拘束するベルト部分13aと、乗員11の腰部を拘束するベルト部分13bとから成る。ベルト部分13bの一端はアンカープレート14により車室下部の車体部分に固定されている。ベルト部分13aは、乗員11の肩近傍の箇所に設けられたスルーアンカー15で折り返され、その端部はリトラクタ16のベルトリールに連結されている。ベルト13の他方の共通端部にはタングプレート17が取り付けられている。このタングプレート17は、座席12の下側縁部に固定されたバックル18に着脱自在である。バックル18には、タングプレート17の連結を検出するバックルスイッチ19が設けられている。
図2に、シートベルト用のリトラクタ16の要部構成を示す。リトラクタ16は、ハウジング21内に回転自在に設けられたベルトリール(スピンドル)22と、ベルトリール22を回転駆動するモータ23とを備える。ベルトリール22にはベルト13の上記ベルト部分13aの端部が結合され、ベルト部分13aはベルトリール22で巻回され、必要に応じて巻き取られる。ベルトリール22の軸22aは動力伝達機構(ギヤ機構)24を介してモータ23の駆動軸23aに接続される。動力伝達機構24は、機械的な構造を有したクラッチ24Aを内蔵している。
図2に示すごとく、上記クラッチ24Aは、モータ23の駆動軸23aに結合されたモータ側ギヤ機構24−2と、ベルトリール22の軸22aに結合されたリール側ギヤ機構24−1との間に介設されている。さらに図3Aと図3Bに示すごとく、通常、クラッチ24Aは、リール側ギヤ機構24−1で遊星歯車機構201を形成する内歯歯車202の外周面に形成されるラチェット203に対して、係合(クラッチ接続)または係合解除(クラッチ解除)されるように設けられたクラッチ爪204によって構成される。クラッチ爪204は中心204aの周りに回転自在である。クラッチ爪204は、モータ側ギヤ機構24−2のギヤ205とレバースプリング206と付勢バネ207の関係により、モータ23が正転動作(巻取り動作)せずかつ外部からの引出し力がベルト13に加わっていない通常状態では、付勢バネ207でラチェット203から離れるように付勢され、係合解除状態に保持されている。モータ23が正転するとき(A方向の回転)、レバースプリング206等によりクラッチ爪204は矢印208のごとく移動してラチェット203に係合し、モータ23の回転駆動力が内歯歯車202を経由してベルトリール22に伝達され、巻取り方向Bに回転し、ベルト13(ベルト部分13a)がベルトリール22により巻き取られる。この状態を図3Bに示す。モータ23の正転動作が停止しかつベルト13のベルト部分13aに引出し力Fが加わっているとき(更なる巻取りが行われないとき)には、ラチェット203とクラッチ爪204との間に接触抵抗が作用するため、ラチェット203とクラッチ爪204の係合状態は保持される。このとき、上記の接触抵抗は、引出し力F(ベルト張力)が大きいほど大きくなる。
一方、またモータ23の正転動作が停止しかつベルト13の引出し力が加わっていない状態では、図示しない周知の巻取りばねの巻取り力によってベルトリール22が図3Bのように回転することでラチェット203によってクラッチ爪204が図の下方側へ弾かれ(矢印209)、係合が外れる。すなわちラチェット203とクラッチ爪204との間で係合状態は解除される。
ここで、引出し力が作用してラチェット203とクラッチ爪204の係合が有効である状態において、モータ23を逆転方向Cに回転させると、ギヤ205が図中で反時計周りに回転することにより、レバースプリング206を図の下方側へ摩擦力によって駆動する。このとき、駆動力はギヤ205の回転速度が大きいほど大きくなる。駆動力が接触抵抗よりも小さい場合にはラチェット203とクラッチ爪204との係合が保持されたままベルトリール22が送出し方向Dに送り出され、この駆動力がラチェット203とクラッチ爪204との間に作用する接触抵抗に打ち勝つと、ラチェット203とクラッチ爪204の係合が外れてモータ23とベルトリール22との係合が解除される。
クラッチ24Aは、モータ23の回転動力をベルトリール22の軸22aに伝達する「接続状態」と、モータ23の回転動力をベルトリール22の軸22aに伝達しない「解除状態」の2つの状態を機械的な構造に基づいて作る。クラッチ24Aがオン状態にあって動力伝達機構24が接続状態にあるとき、ベルトリール22は、動力伝達機構24を経由してモータ23で回転駆動される。ベルトリール22に巻回された上記のベルト13は、動力伝達機構24が接続状態にあるとき、モータ23の正転動作で巻き取られ、モータ23の逆転動作で送り出される。またベルトリール22に巻回されたベルト13は、ベルト13が装着された乗員11が身体を移動させるとき、外側から引出し力Fが加わって引き出されるようにする。
また上記のリトラクタ15では、ベルトリール22の軸22aに接続された回転検知部25を備えている。回転検知部25は、好ましくは回転角センサを利用して構成される。回転角センサには、例えば、磁気ディスクと2個のホールICとを組み合わせて成る磁気センサが利用される。この構成を有する回転検知部25からは、位相的に所定量だけずれた2つの相の異なるパルス信号P1,P2が出力される。この回転角センサの最小分解角度は例えば4°であり、ベルトの長さに換算すると1.3〜1.6mm程度である。なお回転検知部25の代わりに、ベルト長センサを用いることもできる。
回転検知部25から出力される位相のずれた2つのパルス信号P1,P2は制御装置26に入力される。パルス信号P1,P2は、パルス発生の先後関係がベルトリール22の回転方向に応じて変化する。回転検知部25により、ベルトリール22の回転角(回転量)および回転方向を検知することができる。また制御装置26では、パルス信号P1,P2を利用してその信号処理に基づき、回転角の変化を検知し、さらにベルトリール22によるベルト13の巻取り量、送出し量、または引出し量を検知することが可能となる。
リトラクタ16の動作は、制御装置26によって制御される。制御装置26は、電源27からモータ23へ供給される駆動電流I1の通電量を通電量調整部28で制御することにより、リトラクタ16の動作を制御する。通電量調整部28では、モータ23への通電量をPWMによるデューティー変更で制御する。制御装置26は、クラッチ24Aが接続されベルトリール22を巻取り方向に所定量駆動するという通常の巻取りモードと、クラッチ24Aが接続後にクラッチ24Aが解除されない程度にモータ23を駆動して所定量のベルト送出しを行った後、当該クラッチ24Aを解除するというクラッチ解除モードとを備えている。制御装置26により制御されるリトラクタ16は、乗員11の姿勢を保持するための電気式プリテンショナとして構成されている。
さらにシートベルト用のリトラクタ16において、上記ベルトリール22の軸22aの他方の端部には、車両走行の緊急事態発生時にベルト13のベルト部分13aの急激な引出しを防止するロック機構100が付設されている。このロック機構100は、通常、上記の電気式プリテンショナ機構とは独立して作動するように構成されている。
ロック機構100は、機構本体部101とビークルセンサ(V/S)102とから構成される。機構本体部101は、ハウジングフレームの内部に、軸22aに結合されかつ軸22aと連動して回転自在に設けられたラチェットホイールと、ハウジングフレームに固定されているフレームギヤと、位置の変化に伴ってフレームギアと係合したりまたは係合解除されたりするロッキング要素とを内蔵している。またビークルセンサ102は、センサフレームにボール要素とレバー要素を備える。車体に加速度が生じたときに、ボール要素の位置が変化し、レバー要素を動作させ、レバー要素は上記ラチェットホイールの外周ツメと係合状態を作る機能を有している。
上記のロック機構100は、電気式プリテンショナとは独立して作動するように構成されているので、電気式プリテンショナの作動が終了したとしても、ロック機構100のロック状態において適切にベルト張力を低下させられないことがある。
上記のロック機構100において、通常の状態ではロッキング要素とフレームギヤは係合しない状態になり、ロック状態では両者は係合する状態になる。また同様に、通常の状態ではラチェットホイールの外周ツメとビークルセンサ102のレバー要素とは係合しない状態になり、ロック状態では両者は係合する状態になる。
ロック機構100において、ビークルセンサ102によるロック条件(法規上)は、例えば0.45Gでは「50mm以下、または任意の2方向27°の傾きでロックすること」であり、0.7Gでは「25mm以下でロックすること」である。また機構のバラツキにより、ビークルセンサ102のロック解除可能な条件には、ベルト巻取り量に換算して±5mm程度の個体差がある。
上記のシートベルト装置10およびリトラクタ16等は運転席側の装置であったが、助手席側にも同様なシートベルト装置およびリトラクタ等が装備されている。以下において「R側」は運転席側、「L側」は助手席側とする。
図4のブロック図を参照して、シートベルト装置10等の制御システムをハードウェアの観点から説明する。
図4において、前述した制御装置26はCPUで構成されている。制御装置26を含むブロック30は、シートベルトによって乗員11の位置・姿勢を保持するための電気式プリテンショナユニットを示している。ブロック30では、制御装置(CPU)26の入力側に電源部31、車内ネットワーク(CAN)通信部32、回転角インターフェース(回転角I/F)部33、通信部34を備え、その出力側にR側モータ駆動制御部35、L側モータ駆動制御部36、記録部37を備えている。記録部37はメモリである。
ブロック30の入力側には、シートベルト用リトラクタの一例として上記のリトラクタ16を示すブロックが設けられる。リトラクタ16は、前述した回転検知部25から出力される検知信号を制御装置26に送信するための回転角インターフェース(回転角I/F)部41を含む。回転角インターフェース部41は、ブロック30内の上記回転角インターフェース部33に接続され、回転角インターフェース部33に対して検知信号を送る。上記のリトラクタ16は運転席側および助手席側等のそれぞれについて設けられている。
ブロック30の入力側には、さらに、ACC(Adaptive Cruise Control)ユニット(障害物検知装置等の制御ユニット)42、VSA(Vehicle Stability Assist)ユニット(車両挙動安定化制御ユニット)43、FI/AT(Fuel Injection / Automatic Transmission)ユニット44、SRS(Supplement Restraint System)ユニット(補助拘束装置ユニット)45等が設けられている。これらの入力側要素の中には、車速センサ等の車両走行状態検出ユニットも含まれる。ACCユニット42、VSAユニット43、FI/ATユニット44等は車内ネットワーク46を介してそれらの出力信号を車内ネットワーク通信部32に供給する。SRSユニット45は、R側バックル47RおよびL側バックル47Lからの各信号を受けるSRS制御部45aと、通信部45bとを有している。ここでR側バックル47Rは運転席側の上記バックル17に相当し、L側バックル47Lは助手席側に装備されたシートベルト装置のバックルである。R側バックル47RおよびL側バックル47Lから出力される各信号は、内蔵されるバックルスイッチの検知信号である。SRS制御部45aは、R側バックル47RまたはL側バックル47Lからの信号を受けると、通信部45bを介してその信号をブロック30の通信部32に送信する。またSRSユニット45は、車両走行時にシートベルトが正規に使用されていない場合には、警告灯48に対して警告信号を供給する。
ブロック30の出力側には、R側モータ51とL側モータ52が設けられる。R側モータ51は、運転席側のシートベルト装置10の駆動用モータであり、R側モータ駆動制御部35に対応して配置されている。R側モータ駆動制御部35は、制御装置26からの制御指令信号に基づいて上記の電源(+V)27からの通電量を制御してR側モータ51に対して駆動電流を供給する。なおブロック53は接地部である。またL側モータ52は、助手席のシートベルト装置10の駆動用モータであり、L側モータ駆動制御部36に対応して配置されている。L側モータ駆動制御部36は、制御装置26からの制御指令信号に基づいて電源(+V)54からの通電量を制御してL側モータ52に対して駆動電流を供給する。またブロック55は接地部である。上記の接地部53,55は、車体の一部をなす接地端子である。
また制御装置26は、図5に示すごとく、回転検知部25から供給される2つのパルス信号P1,P2を利用して、下記に説明する所要の信号処理を行う機能部を有している。
図5において、符号110は、2つのパルス信号P1,P2に基づいて、ベルトリール22の回転状態を検知する回転状態検知部である。ここで「回転状態」は、上記の回転方向と回転角を含む概念であるが、これに限定されるものではない。回転状態検知部110は、ベルト13が巻回されたベルトリール22の軸22の回転状態を検知し処理する機能部分である。回転状態検知部110は、回転方向検知部111と回転角検知部112を含んでいるが、これらに限定するものではない。また回転状態検知部110の次段には、回転角変化検知113が設けられている。回転角変化検知部113は、回転状態検知部110に含まれる回転角検知部112が出力する回転角検知信号を入力し、当該回転角検知信号の変化状態を検知して回転角変化に係る信号を出力する。回転角変化検知部113から出力された回転角変化に係る信号は、ベルトリール22によるベルト巻取り位置等を検知する情報として用いられる。リトラクタ16のベルト巻取り動作等は、ベルト巻取り位置等の検知情報に基づいて、制御装置26によって制御される。
図6は、本実施形態に係るシートベルト装置10の制御システムの基本的な構成を概念的に示した機能ブロック図である。この制御システムは、主要素として、前述した回転検知部25と、車両走行状態検知部61と、車両走行状態判定部62と、クラッチ解除検知部63と、シートベルト装置制御部64と、ベルト駆動部65とから構成されている。
車両走行状態検知部61としては、車体前後方向加速度センサ、車体左右方向(横方向)加速度センサ、車速センサ、舵角センサ、車輪速センサ、ロール角センサ、旋回方向センサなどの複数の各種センサのうちの少なくともいずれか1つが用いられる。
車両走行状態判定部62は、前述の制御装置(CPU)26の演算処理機能により実現され、車両走行状態検知部61から供給される検知信号を、予め用意された基準値と比較することにより自車の走行状態についての判定処理を行う。
クラッチ解除検知部63は、回転検知部25から供給される検知信号に基づいて得られる回転角の変化によってクラッチ24Aが解除されたか否かを検知する手段であり、制御装置(CPU)26の演算処理機能により実現される。
シートベルト装置制御部64は、前述した制御装置(CPU)26の演算処理機能と、R側モータ駆動制御部35およびL側モータ駆動制御部36とから構成されるものである。またベルト駆動部65は、前述のリトラクタ16であり、より詳しくは前述のR側モータ51とL側モータ52である。
次に、図7に示したフローチャートを参照して、図4等に示された制御システムの構成に基づき、基本的な制御動作を説明する。図5のフローチャートは、乗員11が座席12に座り、ベルト13を自身の体に装着してタングプレート17をバックル18に接続し、バックルスイッチ19がオンした後であって、緊急事情(車両状態の不安定情報有り)でベルト13を巻取り方向に動作させた後で、クラッチ24Aを解除する場合の制御動作の流れを示している。なおこの例では、R側モータ51の例で説明する。
乗員11が座席12に座り、ベルト13を体に巻き付け、タングプレート17をバックル18(R側バックル47R)に結合すると、ベルト13が乗員11の体に装着される。このとき、バックルスイッチ19がオンする。
図7に示したフローチャートで、ステップS11では、車両状態が安定であるか否かが判断される。車両状態が安定であるか否かの判定は、車両走行状態検知部61と車両走行状態判定部62によって実行される。判定ステップS11でNO(不安定である)である場合には、この制御の流れは終了し、現状が維持される。判定ステップS11でYES(不安定が解消され、安定になった状態)である場合には、ステップS12では、モータ23の動作を制御するため制御電流を停止する。すなわちモータ23の回転動作は一旦停止状態にされる。次には判定ステップS13が実行される。
判定ステップS13では、車両の車体に加わる横加速度が0.35Gよりも小さいか否かが判定される。この判定ステップS13の判定処理では、ロック機構100のロック動作が解除されたか否かの条件が判定される。ロック機構100の動作状態に関する情報は、車体にかかる横加速度に基づいて検知するので、上記の車両走行状態検知部61と車両走行状態判定部62で得られる。この意味で、車両走行状態検知部61と車両走行状態判定部62はロック状態検知手段としての機能を有している。なお、同様にして横加速度の代わりに前後加速度や、所定方向の加速度ベクトルを算出してその絶対値を用いる構成とすることもできる。
判定ステップS13でNOである場合には、当該判定ステップS13による判定処理が継続される。判定ステップS13でYESである場合には、ステップS14に移行する。ステップS14では、モータへ供給される駆動電流の量を所定式に基づいて積算し、かつモータ駆動電流の値を制御する。ステップS14では、モータ23(51)へ供給される電流の積算値が計算されると共に、その電流値が下記のごとく制御される。
その後のステップS15では、クラッチ解除検知部63からの情報に基づいて、クラッチ24Aの動作状態に関してクラッチ接続の解除が行われたか否かが判定される。判定ステップS15でNOのときには、ステップS14に戻り、この電流積算値を算出する演算を再度行う。判定ステップS15でYESのときには、制御の流れを終了する。
上記の制御の流れにおいて、クラッチ24Aの解除が行われる前の段階での電流積算値を算出する処理ステップS14では、リトラクタ16のベルトリール22でのベルト13の引出し動作に係る回転状態を監視すると共に、モータ駆動電流値が制御される。モータ駆動電流の電流値制御の特性は図8に示される。
図8では、一例として、モータ駆動電流に係る電流値制御の特性301と、ベルト13(ベルト部分13a)のベルト張力の特性302とが示されている。電流値制御の特性301は、ベルト13の巻取りを行った動作制御の後において、クラッチ24Aを解除するときの動作制御を示している。特性301から明らかなように、クラッチ24Aはできる限りゆっくり解除するように電流値を徐々に増加させる。これに応じて特性302で明らかなように、ベルト張力は徐々に低下する。クラッチ24Aが接続された時刻t1ではベルト張力は22Nであるのに対して、時刻t2ではベルト張力は4Nになり、通常装着時のベルト張力になっている。このベルト張力が所定以下になった状態で、通電量が所定の値を超えると、送出し速度が増加し、レバースプリング206からクラッチ爪204に加わる力が増大する。この力が所定以上となり、クラッチ爪204とラチェット203との接触抵抗に打ち勝つことによって連続的にクラッチがオフ状態となる。この実施形態においては、通電量の増加量を制御することで、張力を減少させた後に所定のタイミングでクラッチをオフ状態にすることができる。また、連続的にクラッチが解除されることで各ギヤに生じる負担を軽減することもできる。
また別の態様として、第1段階で初期張力を上記の接触抵抗がわずかに有効となる程度まで低下させる(送出しを行う)ようにし、その後、所定のタイミングで第2段階として比較的大きな通電を行い、この第2段階の通電開始とほぼ同等にクラッチがオフ状態となるように構成することもできる。この場合には、第1段階の通電時間および第2段階の通電タイミングを設定することができ、張力を減少させた後に所定のタイミングでクラッチをオフ状態にすることができる。
以上により、シートベルト装置制御部64は、その制御モードにおいて、クラッチ24Aを接続してベルトリール22を巻取り方向に所定量駆動する通常の巻取りモードと、巻取りモード実行後にてクラッチ24Aが解除されない程度にモータ23(51)を駆動して所定量のベルト送出しを行った後、クラッチ24Aを解除するクラッチ解除モードを有している。
上記によって、シートベルト装置10の駆動制御で、クラッチ24Aを解除するときにベルト張力の急激な変動を抑止することができる。すなわち、回転検知部25と回転状態検知部110等を用いて所定量のベルト送出しを行うことで、所定量の巻取りによって高まったベルト張力を違和感なく解放させることができる。
上記の制御では、所定量のベルト送出しの際に、回転角検知部112の検知信号に基づいてベルトリール22の回転角速度が所定値を超えないようにすることが好ましい。これによると、ギヤ205によるレバースプリング206の駆動力を所定値に制限することができ、不用意なクラッチの解除を発生させることなく、任意量の送出しが可能となり、発生している張力に応じて適切に張力を減少させることができる。
さらに、巻取りモードにおける駆動量が所定条件を満たしたときにのみクラッチ解除モードを実行するようにすることもできる。例えばベルトの強い巻取りを行わず、ベルトに作用する力が弱い場合には、前述のクラッチ解除方法によって送出しを行うと即座にクラッチが解除状態となるため、張力の緩和効果が低い上、再度巻取りを行う際には不要なたるみが生じることがある。従って、このような場合にはクラッチ解除を行わないようにする。これにより、連続して拘束作動する際にも影響がなく、ベルトの不要な弛みを防止することができる。従って、姿勢を適切に保持することができ、連続カーブ等により断続的に拘束作動が行われる場合にも確実に乗員の姿勢を保持することができる。
さらに、所定の加速度が作用したときにベルトリール22の引出し方向への回転を阻止するロック機構100との関係において、記ロック機構の動作状態を検知するロック状態検知手段を備えることにより、ロック機構100の動作の有無を判定し、クラッチ24Aの解除時にロック機構100の動作有りの場合には、ロック機構100を解除するためベルトリール22を巻取り方向へ駆動するロック解除モードを有し、クラッチ解除モードを実行する前にロック解除モードを実行するようにする制御することができる。
加速度に応動する緊急ロック機構は、通常、プリテンショナ機構と独立に作動する。従ってプリテンショナ機構の動作が終了したとしても、緊急ロック機構のロック状態においては適切に張力を低下させられないことがある。このような場合には、まずロック機構100が解除可能な位置までベルトの引込み方向へ駆動してロック状態を解除し、その後にクラッチ24Aの接続状態を解除する。ロック状態の解除後は、正転状態から瞬間的に電流を立ち上げて逆方向の微弱電流へ移行する。
以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
本発明は、車両のシートベルト装置でベルト巻取り動作の後にベルト張力の急激な変動を抑止してクラッチを解除することに利用される。
車両におけるシートベルト装置の装着状態を示す側面図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置のリトラクタの要部構成を示す図である。 動力伝達機構におけるクラッチの構造を示す概略正面図である。 図3Aのクラッチ構造でクラッチが接続した状態を示す図である。 本実施形態に係るシートベルト装置の制御システムの全体構成を示すブロック図である。 制御装置の内部に機能的に実現される回転状態検知部等の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るシートベルト装置の制御システムの要部構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るシートベルト装置のクラッチ解除時の動作手順を示すフローチャートである。 クラッチ解除時のモータ駆動電流に係る電流値制御の特性を示すグラフである。
符号の説明
10 シートベルト装置
11 乗員
16 リトラクタ
22 ベルトリール
23 モータ
24 動力伝達機構
24−1 リール側ギヤ機構
24−2 モータ側ギヤ機構
24A クラッチ
25 位置検知部
26 制御装置
61 ロック状態判定部
62 車両走行状態判定部
63 シートベルト判定部
64 シートベルト装置制御部
100 ロック機構
101 機構本体部
102 ビークルセンサ

Claims (5)

  1. ベルトを巻回したベルトリールと、
    前記ベルトリールを駆動するモータと、
    前記モータと前記ベルトリールの間を前記モータの回転状態に応じて接続または解除するクラッチと、
    前記ベルトリールの回転角変化を検知する回転角検知手段と、
    前記回転角検知手段から出力される検知信号に基づいて前記モータへの通電を制御して前記モータの動作を制御し、前記ベルトの送出しまたは巻取りを行わせる制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記ベルトリールを巻取り方向に所定量駆動する巻取りモードと、前記クラッチが解除されない程度に前記モータを駆動して所定量のベルト送出しを行った後、前記クラッチを解除するクラッチ解除モードを有する、
    ことを特徴とする車両のシートベルト装置。
  2. 前記制御手段は、所定量の前記ベルト送出しの際に、前記回転角検知手段の検知信号に基づいて前記ベルトリールの回転角速度が所定値を超えないようにすることを特徴とする請求項1記載の車両のシートベルト装置。
  3. 前記制御手段は、所定量の前記ベルト送出しの際に送出し速度を漸増させることにより連続的に前記クラッチを解除することを特徴とする請求項1または2記載の車両のシートベルト装置。
  4. 前記制御手段は、前記巻取りモードにおける駆動量が所定条件を満たしたときにのみ前記クラッチ解除モードを実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両のシートベルト装置。
  5. 所定の加速度が作用したときに前記ベルトリールの引出し方向への回転を阻止するロック機構と、
    前記ロック機構の動作状態を検知するロック状態検知手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記ロック状態検知手段からの検知信号に基づいて前記ロック機構の動作の有無を判定し、
    前記クラッチの解除時に前記ロック機構の動作有りの場合には、前記ロック機構を解除するため前記ベルトリールを巻取り方向へ駆動するロック解除モードを有し、
    前記クラッチ解除モードを実行する前に前記ロック解除モードを実行する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両のシートベルト装置。
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