JP2007205129A - 防波構造物の施工方法及び防波構造物 - Google Patents

防波構造物の施工方法及び防波構造物 Download PDF

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Abstract

【課題】背面鋼板上に配設される鉄筋の姿勢を維持するために、鉄筋を固定する部材を増やした場合であっても、製作コストを抑えることのできる防波構造物の施工方法を提供する。
【解決手段】前記沖側壁面部を形成する工程として、一方側端部が背面鋼板の沖側表面に溶接される溶接部を有するとともに鉄筋を沖側から支持することにより鉄筋を仮保持することができる引掛部とを有する鉄筋固定部材を、前記基部の溶接部と前記沖側表面とを溶接することにより、前記基部が前記沖側表面に対して直立した状態で固定する工程と、前記鉄筋を前記鉄筋固定部材の引掛部に引っ掛け、かつ、この引掛部に前記鉄筋を固定する工程と、前記背面鋼板の沖側表面にコンクリートを打設する工程とを行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、港湾、海岸沿岸域において、波浪越波、波力から船舶や陸上の人命、建築物等を防護するための防波構造物の施工方法に関するものである。
港湾、海岸沿岸域において、波浪越波、波力から船舶や陸上の人命、建築物等を防護する防波堤や岸壁など護岸用の防波構造物としては例えばフレア型防波構造物が従来から用いられている。
この防波構造物は、例えば特許文献1に示されるように、岸方向に延び上下方向に湾曲する背面鋼板と、この背面鋼板の沖側表面全面を覆うようにコンクリートで形成された沖側壁面部とを備えており、この沖側壁面部が非越波特性形状に形成されることにより沖側から到来する波をはね返すようになっている。
この防波構造物における沖側壁面部は、背面鋼板の沖側表面にコンクリートを打設することによって形成される。具体的には、まず、コンクリートのせん断強度を強化するためのスタットボルト及び鉄筋が前記沖側表面に配設される。前記スタッドボルトは、背面鋼板の沖側表面に対し直立した状態で溶接される。一方、前記鉄筋の配設は、図9に示す幅止め筋90を用いて行われる。この幅止め筋90は、背面鋼板91から所定寸法離れたところに鉄筋93を位置させるものであり、左右方向に所定幅を有する固定部94と、この固定部94の両端から固定部94と直交する方向に延びる脚部95と、その脚部95の先端に溶接部96を有している。このような幅止め筋90を用いて、まず幅止め筋90が背面鋼板91の沖側表面97に対して直立する状態となるように溶接部96と背面鋼板91とが溶接される。そして、前記鉄筋93は、沖側から前記幅止め筋90の固定部94と交差する状態に(他の器具等によって)保持されるとともに、この交差する部分(以下交差部分と称す)に針金などの結束線材を巻き付けることによって固定される。このようにして、鉄筋93が固定部94から外れることがないように固定され、前記鉄筋93は、複数の幅止め筋90により背面鋼板91の沖側表面97に沿う形状で固定される。そして、鉄筋93等を配設した後、コンクリートを打設することによって沖側壁面部が形成される。
特開2002−227167号公報
上記のように、幅止め筋90は、その固定部94に対して鉄筋93が交差した状態で、これら鉄筋93、固定部94に結束線材が巻き付けられることにより鉄筋93が固定されるものであるため、その巻き付けを可能にするためには、固定部94が沖側表面97から所定寸法離間した位置に保持されなければならない。その関係から幅止め筋90は、固定部94の両端から脚部95が形成され、その脚部95が沖側表面97と溶接される構造となっている。したがって、1つの幅止め筋90を沖側表面97に溶接するために、溶接個所(溶接部96)が2個所必要になる。この溶接個所が多くなると溶接作業に要する材料及び作業時間が増えるといった問題がある。
特に、図10のように鉄筋93が上下方向に延びる姿勢で配設される場合、この鉄筋93の自重による撓み変形を十分に抑止するためには、幅止め筋90による鉄筋93の保持個所の数、ひいては幅止め筋90の個数を増やさざるを得ず、このように幅止め筋90の個数が増えるほど溶接個所の増加も深刻なものとなる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、背面鋼板上に配設される鉄筋の姿勢を維持するために、鉄筋を固定する部材を増やした場合であっても、製作コストを抑えることのできる防波構造物の施工方法を提供することを目的としている。
前記課題を解決するために、本発明の防波構造物の施工方法は、岸に沿う方向に延びかつ同方向から見た断面が湾曲する形状をもつ背面鋼板と、この背面鋼板の沖側表面に沖側に波をはね返す防波形状にコンクリートで形成された沖側壁面部とを有する防波構造物の施工方法において、前記沖側壁面部を形成する工程として、一方側端部が背面鋼板の沖側表面に溶接される溶接部を有する基部と、この基部の他方側端部に設けられるとともに鉄筋を沖側から支持することにより鉄筋を仮保持することができる引掛部とを有する鉄筋固定部材を、前記基部の溶接部と前記沖側表面とを溶接することにより、前記基部が前記沖側表面に対して直立した状態で固定する工程と、前記鉄筋を前記鉄筋固定部材の引掛部に引っ掛け、かつ、この引掛部に前記鉄筋を固定する工程と、前記背面鋼板の沖側表面にコンクリートを打設する工程とを含むことを特徴としている。
この構成によれば、前記鉄筋固定部材の基部の他方側端部に設けられた引掛部に前記鉄筋を引っ掛けて、この引掛部において前記鉄筋を固定することができるため、従来の幅止め筋のように鉄筋と連結される固定部の両端から脚部を延ばすような構造でなくても、鉄筋固定部材と鉄筋との固定が可能になる。したがって、鉄筋固定部材と背面鋼板との溶接は、前記基部が前記背面鋼板の沖側表面に対して直立する状態で、前記基部の一方側端部における溶接部の一個所で行うことができる。すなわち、従来の幅止め筋を用いて鉄筋を固定する場合に比べて溶接個所が少なくなり、溶接個所低減による製作コストの削減を図ることができる。よって、鉄筋の姿勢を維持するために鉄筋固定部材を増やした場合であっても、従来の幅止め筋を用いた場合に比べて溶接個所を低減できるため、低コストで鉄筋の姿勢を維持することができる。
また、従来の幅止め筋を用いた施工方法では、幅止め筋の固定部は、一方向に延びる棒状部材であるため、この固定部と鉄筋とが交差するように鉄筋を配置した場合であっても固定部と鉄筋とが離れてしまう場合がある。そのため、他の器具等を使用することによって幅止め筋の固定部に鉄筋が交差する状態を保持する必要があったが、本発明では、鉄筋を引掛部に引っ掛けることにより、鉄筋が沖側から支持されて鉄筋を仮保持した状態で作業を行うことができる。したがって、鉄筋を保持するための器具等の使用を不要にし、あるいは簡略化することができるため、製作コストの増大を抑えることができる。
また、具体的な前記鉄筋の固定手段として、前記鉄筋固定部材を固定する工程では、前記基部の引掛部に特定方向に曲げられた曲げ部を有する鉄筋固定部材を固定し、前記鉄筋を固定する工程では、前記曲げ部の曲げ方向と鉄筋が延びる方向とが交差するように前記鉄筋を前記曲げ部に引っ掛けた状態から、前記曲げ部を前記鉄筋の外周面に沿うように曲げ変形させて前記鉄筋に巻き付けることにより、前記鉄筋を前記曲げ部に固定することにより行われるものであってもよい。
この構成によれば、引掛部における曲げ部をさらに曲げ変形させることにより、前記鉄筋を曲げ部に固定させるため、鉄筋固定部材だけで鉄筋を固定することができる。したがって、幅止め筋と鉄筋とを結束線材を用いて固定する従来の施工方法に比べて、一部材で鉄筋を固定することができるため、防波構造物の材料的なコストを削減することができる。
また、さらに別の前記鉄筋の固定手段として、前記鉄筋固定部材を固定する工程では、前記基部の引掛部に特定方向に曲げられた曲げ部を有する鉄筋固定部材を固定し、前記鉄筋を固定する工程では、前記曲げ部の曲げ方向と鉄筋が延びる方向とが交差するように前記鉄筋を前記曲げ部に引っ掛けた状態で、前記曲げ部と前記鉄筋とに結束線材を巻き付けることにより、前記鉄筋を前記曲げ部に固定することにより行われるものであってもよい。
この構成によれば、曲げ部と前記鉄筋とを交差するように鉄筋を曲げ部に引っ掛けた状態で、前記曲げ部と前記鉄筋とに結束線材を巻き付けるという簡単な構成で固定できるため、鉄筋を固定する作業性を向上させることができる。
また、前記鉄筋固定部材を固定する工程では、一方向に延びる前記基部の他方側端部に、前記基部の溶接部よりも基部の延びる方向と垂直をなす方向に膨出する頭頂部が形成された鉄筋固定部材を固定することが好ましい。
この構成によれば、鉄筋固定部材の基部は、この基部の前記溶接部よりも膨出する頭頂部を有しているため、コンクリート製の沖側壁面部のせん断強度を強化し、また前記沖側壁面部が背面鋼板から剥離するのを防止するというスタッドボルトの効果を奏することができる。したがって、スタッドボルトと鉄筋固定部材とを別々に配置する場合に比べて、材料コストを削減することができる。
また、岸に沿う方向に延びかつ同方向から見た断面が湾曲する形状をもつ背面鋼板と、この背面鋼板の沖側表面に沖側に波をはね返す防波形状にコンクリートで形成された沖側壁面部とを有する防波構造物の施工方法において、前記沖側壁面部を形成する工程として、一方側端部が背面鋼板の沖側表面に溶接される溶接部を有するとともに、他方側端部が鉄筋と当接する鉄筋当接面を有し、かつ外周面に結束線材を巻き付けるための凹溝が周方向に形成された鉄筋固定部材を、前記溶接部と前記沖側表面とを溶接することにより、前記沖側表面に対して直立させた状態で固定する工程と、前記鉄筋が背面鋼板の沖側表面に沿う状態で前記鉄筋を前記鉄筋当接面に当接させて、前記鉄筋固定部材の凹溝と前記鉄筋とに結束線材を巻き付けることにより、前記鉄筋固定部材と前記鉄筋とを固定する工程と、前記背面鋼板の沖側表面にコンクリートを打設する工程とを含むことにより行われるものであってもよい。
この構成によれば、前記鉄筋固定部材の他方側端部に形成された鉄筋当接面に鉄筋を当接させた状態で前記鉄筋固定部材に形成された凹溝と前記鉄筋とに結束線材を巻き付けることにより、前記鉄筋を前記鉄筋固定部材に固定することができる。すなわち、前記凹溝に結束線材を巻き付けることにより、鉄筋が鉄筋当接面に接した状態で固定することができる。したがって、従来の幅止め筋のように鉄筋と連結される固定部の両端から脚部を延ばすような構造でなくても、鉄筋固定部材と鉄筋との固定が可能になる。すなわち、鉄筋固定部材と背面鋼板との溶接は、鉄筋固定部材を前記背面鋼板の沖側表面に対して直立させた状態で、鉄筋固定部材の一方側端部に形成された溶接部の一個所で行うことができる。したがって、従来の幅止め筋を用いて鉄筋を固定する場合に比べて溶接個所の削減を図ることができ、溶接個所低減による製作コストの削減を図ることができる。
また、前記鉄筋固定部材を固定する工程では、一方向に延びるとともに前記背面鋼板の沖側表面と直交する方向と垂直をなす方向に前記溶接部よりも膨出する頭頂部を有し、この頭頂部の端面に前記鉄筋当接面が形成された鉄筋固定部材を固定することが好ましい。
この構成によれば、鉄筋固定部材は、前記溶接部よりも膨出する頭頂部を有しているため、コンクリート製の沖側壁面部のせん断強度を強化し、また沖側壁面部が背面鋼板から剥離するのを防止するというスタッドボルトの効果を奏することができる。したがって、スタッドボルトと鉄筋固定部材とを別々に配置する場合に比べて、材料コストを削減することができる。
また、前記施工方法により、低コストで設計精度のよい防波構造物を得ることができる。
本発明の防波構造物の施工方法によれば、材料コスト及び溶接作業時間等による製作コストの増大を抑えて防波構造物を形成することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における防波構造物の構造を概略的に示す斜視図であり、斜視図奥側に防波構造物の完成品を示し、手前側から工程順に示したものである。
図1における防波構造物1は、コンクリート構造の沖側壁面部11と、この沖側壁面部11よりも陸側に位置し金属製骨材で組み立てられる骨組構造12とを備えている。
前記骨組構造12の沖側には、岸に沿って延び、岸に沿う方向から見た断面が湾曲する形状を有する背面鋼板13が設けられている。具体的には、この背面鋼板13は、沖側に凹面を有する姿勢を保つように、背面鋼板13の沖側表面13aの裏面側から前記骨組構造12によって支持されている。
前記沖側壁面部11は、前記背面鋼板13の沖側表面13a全体を覆って所定厚さに成形されるコンクリート壁である。そして、前記沖側壁面部11の沖側表面は、沖側から到来する波をはね返す防波特性を有する形状になるように設計されている。この沖側壁面部11の岸方向から見た断面は沖側に凹となる湾曲形状を有し、その上部に沖側にせり出す部分を有している。
前記背面鋼板13の沖側表面13aには、一方向に延びる金属製の棒状部材であるスタッドボルト14が配設されており、沖側表面13aに対してほぼ垂直をなす状態で溶接されることによって固定されている。そして、スタッドボルト14は、沖側表面13aと溶接される溶接部分から沖側表面13aに対して垂直に延び、その先端部分はスタッドボルト14の延びる方向に対して直交する方向に膨出する部分を有している。このようなスタッドボルト14は、互いに一定間隔を保つようにして背面鋼板13の沖側表面13aに対して、そのほぼ全面に亘って配置されている。
また、前記背面鋼板13の沖側表面13aには、一方向に延びる金属製の棒状部材である鉄筋15が配設されており、上下方向に延びる鉄筋15と左右方向に延びる鉄筋15とが互いに直交するように配設されている。この上下方向に延びる鉄筋15は、後述する鉄筋固定部材20によって背面鋼板13の沖側表面13aに固定されており、側面から見て沖側表面13aに沿う状態で固定されている。また、左右方向に延びる鉄筋15は、この上下方向に延びる鉄筋15と溶接されることによって固定されている。この鉄筋15及びスタッドボルト14が配設されることにより、沖側壁面部11のせん断強度が強化されている。
また、前記背面鋼板13の沖側表面13aには、金属製棒状の鉄筋固定部材20が設けられており、沖側表面13aに対してほぼ垂直をなす状態で溶接されることによって固定されている。そして、この鉄筋固定部材20は、沖側表面13aの上下方向に亘って所定個所に配置されており、この鉄筋固定部材20に鉄筋15が固定されることによって、上下方向に延びる鉄筋15が沖側表面13aに沿う形状に固定される。沖側表面13aには、このような上下方向に配列される鉄筋固定部材20が複数列設けられている。
ここで、図2は、鉄筋固定部材20の拡大図である。鉄筋固定部材20は、背面鋼板13の沖側表面13aに溶接される基部21と、鉄筋15を固定するための引掛部22とを備えている。
前記基部21は、一方向に延びる棒状部21aと、この棒状部21aの延びる方向に対して垂直をなす方向に膨出する頭頂部21bを有している。すなわち、図示される基部21は、前記スタッドボルト14と同形状を有しており、この基部21もスタッドボルトの機能を兼ね備えたものとなっている。また、前記棒状部21aの一方側端部(図2において下方側端部)は、背面鋼板13の沖側表面13aと溶接される溶接部21cであり、具体的には、棒状部21aの延びる方向に対して垂直をなす端面21dが形成されており、この端面21dと沖側表面13aとが当接した状態で溶接されることにより、基部21が沖側表面13aに対して直立した状態で固定できるようになっている。
前記頭頂部21bには、棒状部21aの延びる方向に対して垂直をなす端面21eが形成されている。そして、前記引掛部22は、この端面21eから延びるように形成されており、ほぼ直線状に延びる部分と、所定の曲率で曲げられた曲げ部22aとを有している。具体的には、頭頂部21bにおける端面21eのほぼ中心部分から棒状部21aの延びる方向に延び、そこから180°向きを変えるように曲げられて、さらに棒状部21aの延びる方向と平行をなすように延びるように形成されている。すなわち、引掛部22は、フック形状に形成されている。そして、この引掛部22における曲げ部22aの内側部分に鉄筋15を当接させることにより、鉄筋15を引掛部22に引っ掛けることができるようになっている。また、この引掛部22は、前記基部21よりも小さい径を有する金属棒材で形成されており、基部21よりも比較的容易に曲げ部の曲げ方向に曲げ変形できるようになっている。
次に前記防波構造物1の施工方法について説明する。
図1の手前側から示されるように、まず、金属製骨材同士を溶接して組み立てることによって骨組構造12を得る。そして、この骨組構造12の沖側に背面鋼板13を固定する。具体的には、背面鋼板13の沖側表面13aの裏面と前記骨組構造12とを溶接することによって固定する。
次に、前記背面鋼板13の沖側表面13aに沖側壁面部11を形成する。
まず、背面鋼板13の沖側表面13aにスタッドボルト14及び鉄筋固定部材20を溶接する。具体的には、沖側表面13aの上下方向及び左右方向に亘って、スタッドボルト14同士が互いに一定間隔を有するように前記スタッドボルト14を溶接して固定する。そして、所定個所においては、このスタッドボルト14に代えて鉄筋固定部材20を溶接する。具体的には、設計上、上下方向に延びる鉄筋15を鉄筋固定部材20に固定した場合に、その鉄筋15が背面鋼板13の沖側表面13aに沿う形状を維持できるように、鉄筋固定部材20の配置位置及び数量が決定される。本実施形態では、例えば、図3に示すように、スタッドボルト14と鉄筋固定部材20とを上下方向において交互に位置するように配設する。
ここで、鉄筋固定部材20は、鉄筋固定部材20の溶接部21cにおける端面21dと沖側表面13aとを当接させた状態で、その溶接部21cと沖側表面13aとの当接部分に対してスタッドガン等を使用することにより溶接される。この溶接により、鉄筋固定部材20は、その基部21が沖側表面13aに対して直立した状態で背面鋼板13の沖側表面13aに固定される。このようにして、複数の鉄筋固定部材20が背面鋼板13の沖側表面13aにおいて上下方向に並んだ状態で複数列並設される。なお、この鉄筋固定部材20は、その曲げ部22aにおける曲げ方向が沖側表面13aの左右方向と平行をなすように固定されている。
次に、スタッドボルト14及び鉄筋固定部材20が配設された沖側表面13a上に鉄筋15を配設する。まず、鉄筋15を上下方向に並ぶ鉄筋固定部材20の引掛部22に引っ掛ける。具体的には、図2、図4に示すように、引掛部22における曲げ部22aの内側部分に前記曲げ部22aの曲げ方向と鉄筋15が延びる方向とが交差するように鉄筋15を当接させる。これにより、鉄筋15の上方部は自重により下方に撓み変形しようとするが、鉄筋15は、引掛部22の曲げ部22aによって沖側方向から支持されることにより、ほぼ沖側表面13aに沿う形状を維持した状態で引掛部22に引っ掛かる。すなわち、鉄筋15は、引掛部22の曲げ部22aによって沖側表面13aにほぼ沿う姿勢に仮保持される。
そして、鉄筋15が仮保持されている状態から、鉄筋15を鉄筋固定部材20に固定する。具体的には、図5に示すように、鉄筋15が引掛部22の曲げ部22aに当接している状態(鉄筋15を曲げ部22aに引っ掛けた状態)から、曲げ部22aを鉄筋15の外周面15aに沿うように曲げ変形させることにより、曲げ部22aを鉄筋15の外周面15aに巻き付けて鉄筋15を鉄筋固定部材20に固定する。このようにして、鉄筋15は背面鋼板13の沖側表面13aに沿う形状に固定される。
また、上記のように、鉄筋15を上下方向に配設した後、さらに左右方向にも配設する。左右方向に配設される鉄筋15は、上下方向に配設された鉄筋15と所定個所で溶接されることによって固定される。すなわち、鉄筋15は、背面鋼板13の沖側表面13aに上下方向及び左右方向に延びる格子状に配設される。
次に、鉄筋15等が配設された背面鋼板13の沖側表面13a上にコンクリートを打設する。具体的には、上記の通り製作した背面鋼板13と対面するように防波形状に成形された型枠(不図示)を配置して、背面鋼板13と型枠との間にコンクリートを打設する。これにより、沖側壁面部11の沖側表面13aは、型枠によって防波形状に成形される。すなわち、図1に示す沖側壁面部11が得られる。そして、プレキャスト上部コンクリート16を設置し、必要に応じて根囲め被覆ブロック17を据え付けて防波構造物1を得ることができる。
このように、上記第1の実施形態における防波構造物1の施工方法では、鉄筋固定部材20の引掛部22に引っ掛けて鉄筋15を固定することができるため、従来の幅止め筋のように鉄筋と連結される固定部の両端から脚部を延ばすような構造でなくても、鉄筋固定部材と鉄筋との固定が可能になる。したがって、鉄筋固定部材20と背面鋼板13との溶接は、この基部21が背面鋼板13の沖側表面13aに対して直立する状態で、この基部21の一方側端部における溶接部21cの一個所で行うことができる。したがって、従来の幅止め筋を用いて鉄筋15を固定する場合に比べて溶接個所が少なくなり、溶接個所低減による製作コストの削減を図ることができる。また、鉄筋固定部材20の曲げ部22aが鉄筋15を沖側から支持することにより鉄筋15を仮保持することができるため、従来の幅止め筋を用いた場合に比べて、鉄筋15と鉄筋固定部材20とが交差する状態を保持するための器具等の使用を不要にし、あるいは簡略化することができる。
また、上記実施形態では、曲げ部22aを曲げ変形させることによって、鉄筋15と曲げ部22aとを固定することができるため、一部材で鉄筋15を固定することができ材料的な製作コストの削減を図ることができる。
また、上記第1の実施形態では、曲げ部22aを曲げ変形させることによって、鉄筋15と曲げ部22aとを固定するものであるが、第2の実施形態として、図6に示すように、引掛部22の曲げ部22aと鉄筋15とに結束線材30を巻き付けることによって、鉄筋15と曲げ部22aとを固定するものであってもよい。具体的には、鉄筋固定部材20の曲げ部22aによって鉄筋15を仮保持した状態から、図6に示すように、鉄筋15と曲げ部22aとに結束線材30を巻き付けることによって固定する。この場合の結束線材30は、針金等が使用可能であり、鉄筋15と曲げ部22aとに巻き付けてこれらを固定できるものであればよい。
この第2の実施形態では、結束線材30を用いて固定するため、上記第1の実施形態と比べて、より簡単な構成で鉄筋15を曲げ部22aに固定できる。したがって、鉄筋15を固定する作業性を向上させることができる。
なお、上記実施形態では、鉄筋固定部材20の基部21が前記スタッドボルト14と同形状を有しており、この基部21もスタッドボルトの機能を兼ね備えたものである場合について説明したが、基部21に頭頂部21bが形成されておらず一方向に延びる棒状部21aのみで形成されている場合であってもよい。この場合の鉄筋固定部材20は、棒状部21aの一方側端部に溶接部21cが形成され、他方側端部に引掛部22を備える構成となる。
また、第3の実施形態として、図7に示す鉄筋固定部材20を用いるものであってもよい。具体的には、図7に示す鉄筋固定部材20は、一方向に延びる棒状部21aと、この棒状部21aの延びる方向に対して垂直をなす方向に膨出する頭頂部21bとを有している。すなわち、図7に示す鉄筋固定部材20は、前記スタッドボルト14とほぼ同形状を有しており、スタッドボルトの機能を兼ね備えたものである。そして、棒状部21aの一方側端部(図において下方側端部)には溶接部21cを有している。この溶接部21cは、上記実施形態と同様に、背面鋼板13の沖側表面13aに溶接される部位である。また、頭頂部21bの端部には、鉄筋当接面21fが形成されており、この鉄筋当接面21fは、鉄筋固定部材20の延びる方向と垂直をなすように形成されている。さらに、鉄筋固定部材20の外周面21hには、周方向に凹溝21gが形成されており、この凹溝21gには結束線材30が巻き付けることができるようになっている。
この図7に示す鉄筋固定部材20を用いて鉄筋15を固定する場合には、上記実施形態と同様にして、図7に示す鉄筋固定部材20を背面鋼板13の沖側表面13aに対して鉄筋固定部材20が直立した状態で溶接することにより固定する。そして、鉄筋15を沖側表面13aに沿うように保持しつつ、この鉄筋15と鉄筋固定部材20の鉄筋当接面21fとを当接させて、鉄筋15と鉄筋固定部材20の凹溝21gとに結束線材30を巻き付けることによって固定する(図8参照)。この固定は例えば次のような手順で行うことができる。
まず、結束線材30を前記凹溝21gに対して径方向に巻き付ける。そして、鉄筋15を鉄筋当接面21に当接させた状態で、この鉄筋15と前記凹溝21gとに架け渡すように結束線材30を巻き付け、さらに、凹溝21gに対して径方向に巻き付けて、この結束線材30を凹溝21gにおいて捻ることにより締め付ける。この締め付けにより、結束線材30が凹溝21gに食い込むことにより、結束線材30が凹溝21gに固定される。したがって、結束線材30が鉄筋固定部材20の延びる方向にずれ落ちることはなく、鉄筋15は鉄筋当接部20に確実に固定される。
この第3の実施形態によれば、鉄筋固定部材20に形成された凹溝21gと鉄筋15とに結束線材30を巻き付けることにより、鉄筋15が鉄筋当接面21fに接した状態で鉄筋15を固定することができるため、従来の幅止め筋のように鉄筋と連結される固定部の両端から脚部を延ばすような構造でなくても、鉄筋固定部材と鉄筋との固定が可能になる。従って、鉄筋固定部材20を前記背面鋼板13の沖側表面13aに対して直立させた状態であっても、鉄筋固定部材20の一方側端部に形成された溶接部21cの一個所で行うことができる。よって、従来の幅止め筋を用いて鉄筋15を固定する場合に比べて溶接個所の削減を図ることができ、溶接個所低減による製作コストの削減を図ることができる。
なお、上記第3の実施形態では、鉄筋固定部材20がスタッドボルト14とほぼ同形状を有しており、鉄筋固定部材20がスタッドボルトを兼ねる場合について説明したが、基部21に頭頂部21bが形成されておらず一方向に延びる棒状部21aのみで形成されている場合であってもよい。この場合の鉄筋固定部材20は、ほぼ直線状の棒状部材となり、一方側端部に溶接部21cが形成されるとともに、他方側端部に鉄筋当接面21fが形成される構成となる。
また、上記実施形態では、スタッドボルト14と鉄筋固定部材20とを交互に配置した場合について説明したが、すべてのスタッドボルト14に代えて鉄筋固定部材20を設ける場合であってもよく、また、スタッドボルト14間の適所に鉄筋固定部材20を設ける場合であってもよい。
また、上記実施形態では、第1〜3の実施形態で説明した鉄筋固定部材20のうち、いずれか1つのみを用いて防波構造物1を施工する場合について説明したが、第1〜3の実施形態で説明したすべての鉄筋固定部材20を適所に用いて防波構造物1を施工してもよい。
本発明の実施形態における防波構造物の構造を示す概略斜視図である。 第1の実施形態における鉄筋固定部材を示す図である。 鉄筋固定部材を固定した状態を示す側面図である。 鉄筋固定部材に鉄筋を固定した状態を示す側面図である。 第1の実施形態における鉄筋固定部材に鉄筋を固定した状態を示す拡大図である。 第2の実施形態における鉄筋固定部材に鉄筋を固定した状態を示す拡大図である。 第3の実施形態における鉄筋固定部材を示す図である。 第3の実施形態における鉄筋固定部材に鉄筋を固定した状態を示す拡大図である。 従来の幅止め筋を説明するための図である。 図9の側面図である。
符号の説明
1 防波構造物
11 沖側壁面部
13 背面鋼板
13a 沖側表面
14 スタッドボルト
15 鉄筋
20 鉄筋固定部材
21 基部
21b 頭頂部
21c 溶接部
21g 凹溝
22 引掛部
22a 曲げ部
30 結束線材

Claims (7)

  1. 岸に沿う方向に延びかつ同方向から見た断面が湾曲する形状をもつ背面鋼板と、この背面鋼板の沖側表面に沖側に波をはね返す防波形状にコンクリートで形成された沖側壁面部とを有する防波構造物の施工方法において、
    前記沖側壁面部を形成する工程として、
    一方側端部が背面鋼板の沖側表面に溶接される溶接部を有する基部と、この基部の他方側端部に設けられるとともに鉄筋を沖側から支持することにより鉄筋を仮保持することができる引掛部とを有する鉄筋固定部材を、前記基部の溶接部と前記沖側表面とを溶接することにより、前記基部が前記沖側表面に対して直立した状態で固定する工程と、
    前記鉄筋を前記鉄筋固定部材の引掛部に引っ掛け、かつ、この引掛部に前記鉄筋を固定する工程と、
    前記背面鋼板の沖側表面にコンクリートを打設する工程と、
    を含むことを特徴とする防波構造物の施工方法。
  2. 前記鉄筋固定部材を固定する工程では、前記引掛部に特定方向に曲げられた曲げ部を有する鉄筋固定部材を固定し、前記鉄筋を固定する工程では、前記曲げ部の曲げ方向と鉄筋が延びる方向とが交差するように前記鉄筋を前記曲げ部に引っ掛けた状態から、前記曲げ部を前記鉄筋の外周面に沿うように曲げ変形させて前記鉄筋に巻き付けることにより、前記鉄筋を前記曲げ部に固定することを特徴とする請求項1に記載の防波構造物の施工方法。
  3. 前記鉄筋固定部材を固定する工程では、前記引掛部に特定方向に曲げられた曲げ部を有する鉄筋固定部材を固定し、前記鉄筋を固定する工程では、前記曲げ部の曲げ方向と鉄筋が延びる方向とが交差するように前記鉄筋を前記曲げ部に引っ掛けた状態で、前記曲げ部と前記鉄筋とに結束線材を巻き付けることにより、前記鉄筋を前記曲げ部に固定することを特徴とする請求項1又は2に記載の防波構造物の施工方法。
  4. 前記鉄筋固定部材を固定する工程では、一方向に延びる前記基部の他方側端部に、前記基部の溶接部よりも基部の延びる方向と垂直をなす方向に膨出する頭頂部が形成された鉄筋固定部材を固定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の防波構造物の施工方法。
  5. 岸に沿う方向に延びかつ同方向から見た断面が湾曲する形状をもつ背面鋼板と、この背面鋼板の沖側表面に沖側に波をはね返す防波形状にコンクリートで形成された沖側壁面部とを有する防波構造物の施工方法において、
    前記沖側壁面部を形成する工程として、
    一方側端部が背面鋼板の沖側表面に溶接される溶接部を有するとともに、他方側端部が鉄筋と当接する鉄筋当接面を有し、かつ外周面に結束線材を巻き付けるための凹溝が周方向に形成された鉄筋固定部材を、前記溶接部と前記沖側表面とを溶接することにより、前記沖側表面に対して直立させた状態で固定する工程と、
    前記鉄筋が背面鋼板の沖側表面に沿う状態で前記鉄筋を前記鉄筋当接面に当接させて、前記鉄筋固定部材の凹溝と前記鉄筋とに結束線材を巻き付けることにより、前記鉄筋固定部材と前記鉄筋とを固定する工程と、
    前記背面鋼板の沖側表面にコンクリートを打設する工程と、
    を含むことを特徴とする防波構造物の施工方法。
  6. 前記鉄筋固定部材を固定する工程では、一方向に延びるとともに前記背面鋼板の沖側表面と直交する方向と垂直をなす方向に前記溶接部よりも膨出する頭頂部を有し、この頭頂部の端面に前記鉄筋当接面が形成された鉄筋固定部材を固定することを特徴とする請求項5に記載の防波構造物の施工方法。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の防波構造物の施工方法により製造された防波構造物。
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