JP2007171224A - 平面型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
自発光型の平面型ディスプレイパネルの背面側に配置された金属性のシャーシ部材に前記ディスプレイパネルを固着する熱伝導性部材の使用量を面方向のみならず厚さ方向にも低減する。
【解決手段】
前記熱伝導性部材を室温で粘着性を有する熱伝導付与剤が充填されたホットメルト型接着剤とし、前記ディスプレイパネルとシャーシ部材とを、厚さが0.3乃至0.8mmで離散的に形成した前記熱伝導性部材の複数の熱伝導部で固着する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、対向する基板間に自発光型の画素が配置された平面型のディスプレイパネルを用いた平面型表示装置に関する。
自発光型の平面型ディスプレイパネルとしては、例えばプラズマディスプレイパネル(以下、「PDP」と省略する)、電子放出素子型ディスプレイパネル、有機ELパネルなどがある。この他にも例えばLED素子を2次元状に配設したLEDディスプレイパネルなどもある。
これらの自発光型のディスプレイパネルは発熱するため、その熱を効率的に放熱する必要が生じる。特にPDPは発熱が大きいため、PDPを用いた表示装置では、一般に、PDPの背面側に金属性のシャーシ部材(通常金属としてはアルミ)を設け、PDPとシャーシ部材とを接着力(粘着力)を有する結合部材(熱伝導性部材)で結合している。そして、PDPで生じた熱をシャーシ部材に伝導させ、例えばファンなどを用いて装置外に放熱している。
ところで、上記熱伝導性部材には、通常、アクリル系、ウレタン系、シリコン系などの樹脂組成物をシート状またはテープ状に成形したものを用い、表示パネルであるPDPとシャーシ部材とを貼り合せている。この際、熱伝導性部材とPDPとの間に、あるいは熱伝導性部材とシャーシ部材との間に気泡がいり、熱伝導性部材とPDPまたは熱伝導性部材とシャーシ部材との密着性が低下し、熱伝導性が低下する。そこで、接着の際に気泡が生じないように空気を逃がす複数の溝を備えた熱伝導シートが例えば特許文献1で提案されている。
また、上記した気泡の入り込みを低減するとともに、熱伝導性部材の使用量を抑えてコスト低減を図るために、さらに接着面積を抑えてリサイクル性を高めるために、熱伝導性部材を所定の間隔をあけてストライプ状の短冊形状に設けた平面型表示装置が例えば特許文献2に記載されている。
なお、熱伝導性部材は、PDPのガラスパネルとシャーシ部材との熱膨張率の差を吸収できる必要があり、例えば特許文献3に記載のように、通常、熱伝導性部材の破断伸びは50%以上とされる。
特開2001−11402号公報 特開2004−333904号公報 特開2002−277185号公報
プラズマディスプレイ装置では一般に、熱伝導性部材の厚さは、通常1〜2mmとされる。それは、下記理由による。すなわち、
(1)熱伝導性部材としてシート状またはテープ状のものを用いる場合、その厚さが薄いと貼り合せ工程の際に、PDPのガラスパネル側もしくはシャーシ部材側のいずれかの面に気泡が残ることが多く、放熱特性のムラや接着力のムラの原因となる。
(2)PDPのガラスパネルと金属性(例えばアルミ)のシャーシ部材は熱膨張率が異なる。この熱膨張の差は熱伝導性部材に対してせん断応力として作用し、ガラスパネルとシャーシ部材の双方の接着面に伝わる。ガラスパネルは引っ張り応力については弱いので、熱伝導性部材は、熱膨張率の差を吸収する必要がある。
上記(1),(2)を満たすために、熱伝導性部材の厚さは通常1mm以上とされるが、2mm以上とするとPDPからシャーシ部材への熱伝導が悪くなるので、2mm以下とされている。
これに対して、特許文献2では、液状の熱導電性部材を所定の間隔をあけて例えばパネルの短辺に平行するストライプ状の短冊形状に塗布しているので、上記(1)に対しては熱導電性部材を塗布してない部分で空気を逃がし、気泡の入り込みを低減することができる。
ところで、熱導電性部材の破断伸びεは、次式で表される。
ε ≧ (1/2)×L×(λ−λ)×ΔT/t … (数1)
ここで、Lは熱伝導性部材の長さ、λはアルミのシャーシ部材の熱膨張率、λはガラスの熱膨張率、ΔTは温度上昇値、tは熱伝導性部材の厚さである。
42型PDPの場合、長辺(画面水平方向の寸法)でおよそ90cmであり、ガラスの熱膨張率λを8.3×10−6/℃,アルミのシャーシ部材の熱膨張率λを22×10−6/℃とし、ガラスパネルが常温(おおよそ15℃〜25℃)から最悪95℃まで上昇するものとして、破断伸びεを特許文献3の表3から50%とすると、ガラスとシャーシ部材との熱膨張率の差を吸収する熱伝導性部材の厚さtは、数1を変形して得られる数2から、t≧0.86mmとなる。しかし、ここで破断伸びεを例えば100%とすると、数2からt≧0.43mmを得る。
t ≧ (1/2)xLx(λ−λ)xΔT/ε … (数2)
以上のことから、特許文献2の技術を用いれば、熱伝導性部材の破断伸びεが100%以上であれば熱伝導性部材の厚さを1mm以下に薄くすることが可能である。しかし、特許文献2ではこのことについては言及されていない。
また、特許文献2では、シート状またはテープ状の熱伝導性部材を貼る場合よりも液状の熱伝導性部材を一度に塗布するので、工程が簡単でコストダウンを図ることができる。また所定の間隔をあけて短冊形状に塗布するので、熱伝導性部材の使用量を低減でき、この点でもコストダウンを図ることができる。しかし、上記したように熱伝導性部材の破断伸びεが100%以上であれば熱伝導性部材の厚さを1mm以下に薄くすることが可能なので、さらに熱伝導性部材の厚さ方向の使用量を低減でき、コストダウンを図ることができるが、この点についても言及されていない。
また、特許文献2では、液状の熱伝導性部材については詳細には述べられてないが、例えばシリコン系もしくはアクリル系の樹脂組成物を有機溶剤に溶かし、液状とした材料を塗布する場合、通常工程中に例えば20分/60℃程度の乾燥工程が必要となる。この乾燥工程はコストを押し上げる要因となる。
また、液状の熱伝導性部材を塗布する場合には、その粘性(流動性)が重要なファクターである。例えば熱伝導性部材の厚さを確保するために熱伝導を良くしようと熱伝導付与剤(熱伝導フィラーともいう)の量を多くすると、粘性が高くなり、流動性が悪くなる。そのため塗布性が悪くなり、またコストを押し上げる要因ともなる。この点からも熱導電性の厚さは薄くすることが望ましい。しかし、特許文献2は塗布性については十分考慮されていない。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、コストパフォーマンスに優れた平面型表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、ディスプレイパネルと金属性のシャーシ部材とを互いに結合するための結合部材が、常温で粘着性を有する熱伝導付与剤が充填されたホットメルト型接着剤であって、その厚さが0.3乃至0.8mmであり、かつ所定の方向に離散的に複数配置されていることを特徴とする。
このように構成すれば、熱伝導性部材であるホットメルト型接着剤の使用量を低減でき、また、熱伝導性部材としてホットメルト型接着剤を用いるので、平面型のディスプレイパネルとシャーシ部材とを短時間で接着でき、コストダウンを図ることができる。
本発明によれば、コストパフォーマンスに優れた平面型表示装置を提供できる。
以下、本発明の最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、平面型表示装置であるプラズマディスプレイ装置を用いて説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。また、各図において、共通な機能を有する要素には同一な符号を付して示し、一度説明したものについてはその繰り返した説明を省略する。
本発明は、ディスプレイパネルと金属性のシャーシ部材とを互いに結合するための熱伝導性を有する結合部材(以下、熱伝導性部材と呼ぶ)として、常温(おおよそ15℃〜25℃、特に室温である25℃)で粘着性を有するホットメルト型接着剤(以下、「HM接着剤」と省略する)を用いることを特徴とする。HM接着剤は固形の熱可塑性樹脂または熱可塑性ゴムを高温に加熱して溶融させ、被着体に塗布する。そして、室温まで冷却しても粘着が維持されている特徴があるので、所謂両面テープと同様に圧着して固着できる。無溶媒でごく短時間(数秒間)で接着できるので、塗布−接着工程を短縮でき、コスト低減を図ることができる。
図1は、本発明の実施例1に係わるプラズマディスプレイ装置の要部構成を示す分解斜視図である。
図1において、PDP1を収容する筐体は、開口部にガラス等から成る前面カバー13が配置された前面枠6と、金属製のリアカバー7とから構成されている。PDP1は、例えばアルミニウム等から成るシャーシ部材3の前面に熱伝導性部材8を介して接着することにより保持され、シャーシ部材3の後面側には、PDP1を表示駆動させるための複数の回路基板2が取付けられている。熱伝導性部材8は、PDP1で発生した熱をシャーシ部材3に効率良く伝え、放熱を行うためのものである。シャーシ部材3には、上述したPDP1を保持する保持部材としての機能と併せて、PDP1から発生する熱を放熱してPDP1を冷却する。なお、回路基板2はPDP1の表示駆動とその制御を行うためのXサステイン基板2X,Yサステイン基板2Yや電源基板2P,信号処理基板2Sなどを含み、PDP1の縁部に引き出された電極引出部(図示せず)に、シャーシ部材3の四辺の縁部を越えて延びる複数のフレキシブル配線基板(図示せず)によって電気的に接続されている。
プラズマディスプレイ装置は、上記のように構成されているので、PDP1で生じた熱は熱導電性部材8を介して効率よくシャーシ部材3に伝導される。シャーシ部材3はその熱を装置の内部に放熱し、放熱された熱は例えば図示しないファンを用いて筐体外部に排熱される。このようにして、PDP1は効率よく冷却される。
熱伝導性部材8として、本実施例では室温で粘着性を有するHM接着剤を用い、加熱して粘性の低い流動性のある状態(以下、「溶融状態」と称する)とし、被着体(ここではPDP1)に塗布する。溶融加熱温度としては120〜180℃とする。180℃を越えると基材の樹脂組成物の耐熱性が図示しないホットディスペンサ内部で劣化進行し好ましくない。また、120℃以下とすると粘性が高く流動性が悪くなる。なお、熱伝導性部材8の組成物については後述する。
図2は、実施例1によるPDPの背面側に熱伝導性部材をストライプ状に塗布した状態を示す図で、図2紙面の上図はPDPの背面側に塗布された熱伝導性部材を熱伝導性部材側から見た正面図、図2紙面の下図はその上面図である。
同図において、熱伝導性部材8は、PDPの長辺方向(画面水平方向)に所定の間隔Wで、PDPの短辺(画面垂直方向)に平行な所定幅WDを有するストライプ状の矩形状(以下、「短冊形状」と称する)に塗布されている。以下、離散的に塗布されたそれぞれを熱伝導部80と称する。
ところで、図2のように、熱伝導性部材8をPDP全面に設けず、所定の間隔Wで配設すると、PDPの温度分布にムラが生じて、明るさのムラ所謂輝度ムラが生じる恐れがある。そこで、出願人は、塗布間隔Wを1,3,5,10,20mmとし、PDP1とシャーシ部材3との接着後の熱伝導性部材の厚さtを0.5,1.0mmとし、これらの組み合せで全白表示時の輝度ムラを測定した。なお、短冊形状の幅WDを10mm、PDPの前面ガラスパネル,背面ガラスパネルの厚さを3mmとした。その結果を表1に示す。
Figure 2007171224
表1において、○は輝度ムラが1%以内、△は3%以内、×は3%以上を示し、厚さ,間隔の単位はmmである。輝度ムラが観察できる限界は経験的に2%程度で、これ以下であれば実用上問題ないと判断される。
表1から明らかなように、厚さが1.0mmの場合、間隔が5mm以下であれば輝度ムラは観察されず、また厚さが0.5mmの場合、間隔が10mm以下であれば輝度ムラが観察されないことがわかる。すなわち、熱伝導性部材の厚さを薄くすれば塗布間隔を大きくすることができる。例えば、表1から、この場合、厚さを1mmから0.5mmにすると塗布間隔Wを5mmから倍の10mmとすることができる。つまり、0.5mmとすると塗布間隔と塗布幅とをほぼ同じとすることができ、熱伝導性部材を全面に設ける場合より、その使用量をほぼ半減することができ、コストダウンを図ることができる。勿論、厚さを1mmとしても使用量を低減できるので、コストダウンが図れるのはいうまでもない。
なお、温度サイクル試験(室温と100℃の繰り返し試験)において、接着の剥がれが生じないか試験を行い、いずれの条件でも接着の剥がれがないことを確認した。
次に、熱伝導性部材8として用いるHM接着剤の組成物について説明する。
HM接着剤としては種々のものがあるが、ここでは代表的なものについて示す。しかし、これに限定するものではない。
本実施例では、基材にゴム弾性成分となるスチレン・イソプレン・スチレンの共重合ゴム(SIS)に水素添加したもの(SEPS)を用いる。ここでは共重合ゴム(SIS)30wt%,完全水素添加樹脂40wt%とする。また、粘着付与剤としてロジンエステルを10wt%、テルペン樹脂を10wt%とする。また、流動性を付与するオイルの軟化剤と熱劣化防止剤を10wt%とする。このような組成物であるHM接着剤を基準として用いた。以下、この基準となるHM接着剤を便宜上HM接着剤Aと称するものとする。
共重合ゴム成分としてはこの他に、スチレン・ブタジエン・スチレン(SBS)系、SBS系に水素添加したスチレン・エチレン・ブタジエン・スチレン(SEBS)系などがある。これらは設計的に各種用いることができる。また、共重合ゴム成分の分子量は溶融粘度に反映され、耐クリープ力、被着体に塗布する装置の温度設計で決められる。
上記組成物であるHM接着剤Aの温度・粘度特性は、120℃で170,000cps(170Pa・s)、140℃で60,000cps(60Pa・s)である(回転粘度計での計測値)。
図3はHM接着剤Aの粘度に対する引張せん断強度を示す図である。同図には、アルミ・アルミを被着体として、接着厚さ40μmの時の引張せん断強度が図示されている。プラズマディスプレイ装置において、実用時、PDP背面の温度は室温(25℃)環境下で60℃程度以下である。そこで、雰囲気温度を70℃とし、また粘度として120℃の粘度170,000cps(170Pa・s)を用いても、図3から明らかなように、このときの引張せん断強度は70℃雰囲気下で約15N/cm(1.5kg/cm)である。42型PDPの概略重量は8kg程度であり、HM接着剤の塗布形状を図2に示すように短冊形状とすると、接着可能面積はPDPの背面側面積(略5,000cm)の略半分程度となるが、それでもほぼ3.8トン程度の加重に耐えられることができる。但し、引張せん断強度は厚さが厚くなるほど低下し、略1mmの接着厚さとした場合は40μm厚さの時の略10分の1に低下するが、これでも380kg/8kg=48倍と50弱程度の安全率がある。
HM接着剤Aに熱伝導性を付与するために、例えば熱伝導付与剤の窒化アルミニウムをHM接着剤A1kgに対して100g程度添加して用いることができる(以下、熱伝導付与剤を充填したHM接着剤を「HM接着剤AL」と称する)。このときのHM接着剤ALの熱伝導率は約0.4W/mK、また破断伸びは室温で約200%であった。
なお、熱伝導付与剤の充填により温度―粘度特性は高粘度側にシフトするので、例えばホットディスペンサを用いてHM接着剤ALを塗布する場合には、吐出エア圧を上げる必要がある。但し、吐出エア圧は一般的な工場エア圧として0.5MPa(5kg/cm)以下とする。
破断伸びεが100%以上であればHM接着剤ALの塗布厚さtを数2から0.5mm以下とできるので、前述したHM接着剤の使用量を低減でき、コストダウンを図ることができる。また、熱伝導率が約0.4W/mKであっても、塗布厚さが薄ければPDPからの熱を効率よくシャーシ部材に伝導することができ、PDPの応力歪を低減できる。また、塗布厚さを例えば1mmから0.5mmにできるので、同じ熱伝導でよければ、熱伝導率を下げてHM接着剤ALの粘度を下げて流動性を良くし、塗布性を向上させることができる。塗布性がよければ塗布工程の時間短縮が図れ、コストダウンが可能である。
なお、HM接着剤ALの塗布厚さtの下限としては、本実施例のHM接着剤ALの破断伸びが約200%なので、数2より0.22mmとなるが、厚さがあまり薄いと、塗布が難しくなるので、0.3mm以上が好ましい。
また、HM接着剤ALの塗布厚さtの上限としては、厚さを薄くした分を塗布性の向上に当てるために0.8mm以下が好ましい。
次に、PDPとシャーシ部材の接着工程について説明する。図4は接着工程を示すフロー図である。同図において、まずステップ1(以下、ステップを「S」と略記する)で、ホットディスペンサを用いて、PDPの背面側にHM接着剤ALを図2に示すように所定の間隔で短冊形状に塗布する。図示しないホットディスペンサは、複数のノズルを有し、ノズルをPDP背面から約2mm程度離しながら所定のノズル移動速度で塗布を行う。本実施例では短冊形状の幅を10mm,塗布間隔を10mm,塗布厚さを0.5mmとする。このように複数のノズル(図示せず)を用いれば、一度に塗布が可能で、工程時間が短縮でき、コストダウンを図ることができる。次に、HM接着剤ALを塗布したPDP上にアライメント(位置合せ)を行いながらシャーシ部材を重ね合せる(S2)。そして、シャーシ部材を加熱して、好ましくはシャーシ部材のプレス面の温度を60〜80℃として、所定時間プレスし、加圧接着を行い(S3)、接着工程を終了する。HM接着剤はゴム状となるまでの時間が短い(例えば数秒)ので、塗布−接着工程の時間を短縮でき、コストダウンを図ることができる。なお、図4では、HM接着剤ALをPDPに塗布後、シャーシ部材に接着したが、これに限定されるものではなく、HM接着剤ALをシャーシ部材に塗布後、PDPに接着するようにしてもよい。
以上述べたように、本実施例によれば、HM接着剤を用いることにより塗布−接着工程の時間が短縮でき、コストダウンを図ることができる。また、塗布形状を所定間隔で短冊形状とすることでHM接着剤の使用量を低減でき、さらに塗布厚さを0.5mm以下とすることでより使用量を低減でき、コストダウンを図ることができる。また、塗布厚さを0.5mm以下とするので、熱伝導性の向上が図れ、PDPの応力歪を低減できる。また、熱伝導を変えずに、熱伝導付与剤の充填率を下げて粘性を下げ、流動性を良くして塗布性を向上させることにより、コストダウンを図ることもできる。
なお、上記では、HM接着剤を所定の一定の間隔で短冊形状に塗布したが、これに限定するものではない。人間は画面を見ているとき、通常画面中央に視点を合せているので、画面中央で輝度ムラが生じないように配慮する必要がある。そこで、図5のように、画面中央部では、隣り合う熱伝導部80間の間隔Wを小さくして、PDP1の温度分布が均一となるようにし、画面中央側から画面左右方向に離れた画面周辺部では、間隔Wを大きくする。勿論、画面端部側ではPDP1の温度分布は均一とはならないが、輝度ムラが検知限界となるような間隔W(例えば塗布厚さ0.5mmの場合W=10mm以下)とすることはいうまでもない。
以上では、HM接着剤の塗布厚さを薄くすることによるコストダウンについて説明したが、その他の効果も考えられる。次に、その他の効果、すなわち塗布厚さを薄くすることによる不要輻射の低減効果について説明する。
図6は、本実施例に係わるプラズマディスプレイ装置の画面水平方向の要部断面構成図である。同図において、PDP1は、対をなすX,Yサステイン電極(図示せず)が形成された例えば厚さ3mmの前面ガラス基板1Aと、X,Yサステイン電極と直交するアドレス電極(図示せず)が形成された例えば厚さ3mmの背面ガラス基板1Bと、図示しない放電空間(高さは100μm程度)を介して張り合わせて構成されている。シャーシ部材3(例えば厚さ1.5mm)の背面側にはPDP1を駆動する回路基板2がボス9を介して保持されている。回路基板2としては、X,Yサステイン基板、電源基板、信号処理基板などがあるが、ここではXサステイン基板2XとYサステイン基板2Yのみを図示している。Xサステイン基板2XはPDP1の前面ガラス基板1Aとフレキシブル配線基板4Xを介して電気的に接続され、またYサステイン基板2YはPDP1の前面ガラス基板1Aとフレキシブル配線基板4Yを介して電気的に接続されている。また、X,Yサステイン基板2X,2Yのグラウンド(図示せず)は、それぞれ導電性のボス9ax,9ayを介してシャーシに接続されている。なお、ボス9bx,9byはX,Yサステイン基板2X,2Yのグラウンド,回路(図示せず)には接続されていない。
従って、サステイン放電(維持放電)期間に例えばXサステイン基板2X側からPDP1を駆動した場合、サステイン放電電流が、Xサステイン基板2X→フレキシブル配線基板4X→PDP1→フレキシブル配線基板4Y→Yサステイン基板2Y→ボス9ay→シャーシ部材3→ボス9ax→Xサステイン基板2Xとループ状に流れる。このとき、PDP1に流れる電流101は矢印111の向きに流れ、シャーシ部材3に流れる電流102は矢印111とは逆向きの矢印112方向に流れる。つまり、PDP1に流れる電流101とシャーシ部材3に流れる電流102とは向きが逆となっている。このことから、PDP1に流れる電流101によって生じる電磁波の輻射とシャーシ部材3に流れる電流102によって生じる電磁波の輻射とは打ち消し合い、プラズマディスプレイ装置からの電磁波の不要輻射が低減される。この不要輻射の低減は、上記した電流ループのループで形成される面積が小さい程、つまりPDP1とシャーシ部材3と間の厚さ方向の距離が小さい程大きい。
PDP1の図示しないX,Yサステイン電極からシャーシ部材までの厚さ方向の距離TLを考慮すると、熱伝導性部材8の厚さが1mmの場合、TLはほぼ背面ガラス基板の厚さ3mm+熱伝導性部材8の厚さ1mm=4mm程度となる。また、熱伝導性部材8の厚さが0.5mmの場合、TLは3.5mm程度となる。つまり、熱伝導性部材8の厚さを薄くした分、プラズマディスプレイ装置からの不要輻射を低減することができる。
さらに、熱伝導性部材8の熱伝導付与剤として導電性を有する金属粒子例えば銅粒子を充填すれば、熱伝導性部材8自体に導電性を持たせることができ、さらなるプラズマディスプレイ装置からの不要輻射低減を図ることが可能となる。
実施例1では、熱伝導性部材(HM接着剤)をPDPの長辺方向(画面水平方向)に所定間隔で所定幅の短冊形状に塗布したが、本発明はこれに限定されるものではない。
図7は、実施例2によるPDPの背面側に塗布された熱伝導性部材を熱伝導性部材側から見た図である。
同図において、熱伝導性部材8は、PDPの長辺方向(画面水平方向)に所定の間隔Wで、PDPの短辺(画面垂直方向)に平行なストライプ状の矩形状(以下、「短冊形状」と称する)に塗布されている。但し、本実施例では、実施例1とは異なり、短辺方向(画面垂直方向)にも輝度ムラが生じない所定の間隔WV(例えば塗布厚さ0.5mmの場合WV=10mm以下)で離散的に塗布されている。以下、離散的に塗布されたそれぞれを熱伝導部81と称する。
本実施例によれば、熱伝導部81が長辺方向のみならず短辺方向にも所定の間隔で塗布されているので、さらに熱伝導性部材の使用量を低減でき、コストダウンを図ることができる。
次に、本発明による実施例3について述べる。
図8は、実施例3によるPDPの背面側に塗布された熱伝導性部材を熱伝導性部材側から見た図である。
実施例1では、熱伝導性部材(HM接着剤)をPDPの長辺方向(画面水平方向)に所定間隔で所定幅の短冊形状に塗布したが、本実施例では、図8に示すように、短冊形状の熱伝導部82の幅WDを画面中央側で大きくし、画面端部側で小さくなるようにしている。
既に述べたように、人間は画面を見ているとき、通常画面中央に視点を合せているので、画面中央で輝度ムラが生じないように配慮する必要がある。そこで、画面中央部では、短冊形状の熱伝導部82の幅WDを大きくして、PDP1の温度分布が均一となるようにする。そして、画面中央側から画面左右方向に離れた画面周辺部では、熱伝導部82の幅WDを小さくする。勿論、画面端部側ではPDP1の温度分布は均一とはならないが、輝度ムラが検知限界となるような熱伝導部82の幅WD(例えば塗布厚さ0.5mm,間隔W=10mmの場合WD=10mm以上)とすることはいうまでもない。
本実施例によっても、実施例1に比べて熱伝導性部材の使用量低減効果が小さいが、塗布厚さを薄く(例えば0.5mm)することにより、熱伝導性部材の使用量を低減でき、コストダウンを図ることができる。
また、この他に、図示しないが、本実施例と図5の実施例とを組み合せて用いることもできる。すなわち、画面中央部側では熱伝導部の幅WDを大きく、間隔Wを小さくして、PDPの温度分布が均一となるようにし、輝度ムラをより小さくする。また、画面端部側では、熱伝導部の幅WDを小さく、間隔Wを大きくする。勿論、画面端部側では輝度ムラが検知限界となるような熱伝導部の幅WD、間隔Wとすることはいうまでもない。また上記した実施例1〜実施例3は、如何なる組み合わせにより実施可能であることはいうまでもない。
本発明の実施例1に係わるプラズマディスプレイ装置の要部構成を示す分解斜視図。 本発明の実施例1によるPDPの背面側に熱伝導性部材をストライプ状に塗布した状態を示す図。 HM接着剤Aの粘度に対する引張せん断強度を示す図。 接着工程を示すフロー図。 本発明の実施例1の変形を示すPDPの背面側に塗布された熱伝導性部材を熱伝導性部材側から見た図。 本実施例に係わるプラズマディスプレイ装置の画面水平方向の要部断面構成図。 本発明の実施例2によるPDPの背面側に塗布された熱伝導性部材を熱伝導性部材側から見た図。 本発明の実施例3によるPDPの背面側に塗布された熱伝導性部材を熱伝導性部材側から見た図。
符号の説明
1…PDP、2…回路基板、2X…Xサステイン基板、2Y…Yサステイン基板、3…シャーシ部材、6…前面枠、7…リアカバー、8…熱伝導性部材、9…ボス、13…前面カバー、80,81,82…熱伝導部、101,102…電流、111,112…矢印。

Claims (5)

  1. 平面型表示装置において、
    ディスプレイパネルと、金属性のシャーシ部材と、該ディスプレイパネルの背面と前記シャーシ部材とを互いに結合するための結合部材とを備え、
    前記結合部材は、常温で粘着性を有する熱伝導付与剤が充填されたホットメルト型接着剤であって、その厚さが0.3乃至0.8mmであり、かつ所定の方向に離散的に複数配置されていることを特徴とする平面型表示装置。
  2. 請求項1に記載の平面型表示装置において、
    前記結合部材の形状が略短冊形状であることを特徴とする平面型表示装置。
  3. 請求項2に記載の平面型表示装置において、
    前記略短冊形状の結合部材は、前記ディスプレイパネルの画面長辺方向に所定間隔で配置されており、かつ前記ディスプレイパネルの画面短辺方向に略平行であり、
    前記所定の間隔が、前記ディスプレイパネルの画面中央部よりも、該画面中央部から画面左右方向に離れた周辺部の方が大きいことを特徴とする平面型表示装置。
  4. 請求項2に記載の平面型表示装置において、
    前記略短冊形状の結合部材は、前記ディスプレイパネルの画面長辺方向に所定間隔で配置されており、かつ前記ディスプレイパネルの画面短辺方向に略平行であり、
    前記結合部材の幅が、前記ディスプレイパネルの画面中央部よりも、該画面中央部から画面左右方向に離れた周辺部の方が小さいことを特徴とする平面型表示装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の平面型表示装置において、
    前記ディスプレイパネルがプラズマディスプレイパネルであることを特徴とする平面型表示装置。
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