JP2007083622A - ドットヘッド及びドットヘッド用アーマチュア構体の製造方法 - Google Patents

ドットヘッド及びドットヘッド用アーマチュア構体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 高速印字と高耐久性を可能としたドットヘッドと、このドットヘッドに用いられる、高い透磁率と耐久性を備えたアーマチュア構体の製造方法を提供する。
【解決手段】 磁気特性が優れた板状の素材にホウ素系メッキを施した2枚のアーマチュア材8a,8bと、耐磨耗性に優れ強度の高い板状の素材にホウ素系メッキを施した1枚のアーム材9とを、このアーム材9の一部が前記2枚のアーマチュア材8a,8bにより両側から挟まれる状態で重ね合わせる。これら重ね合わされた2枚のアーマチュア材8a,8bおよび1枚のアーム材9を共通に貫通する孔18に、ピアノ線にホウ素系メッキを施したピン19を軽圧入して仮組み立てをする。この仮組み立てされた2枚のアーマチュア材8a,8bおよび1枚のアーム材9の、軽圧入したピン19を含むその近傍を、一対の電極24a,24bにより挟圧通電して前記ホウ素系メッキ部分を溶着させ、一体化する。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤドットプリンタのニードルを駆動するドットヘッド及びこのドットヘッド用アーマチュア構体の製造方法に関する。
ワイヤドットプリンタは、周知のように、ニードルと呼ばれるワイヤを進退動作させ、このワイヤの先端を印字媒体に衝突させて、ドット状の印字を行うもので、伝票などの重ね打ちが可能なことから業務用などに採用されている。上記ワイヤ(ニードル)を進退動作させる方式には各種のものがあるが、クラッパ形と呼ばれる方式が、構造が簡単で、ストロークを比較的大きく取れることから一般的に用いられており、その構造に関する提案も多くなされている(例えば、特許文献1参照)。
このようなクラッパ形のドットヘッドは、一端近くが回動可能に枢支され、自由端側にコアと対向する被吸着部が形成されたアーマチュアを有する。このアーマチュアの自由端からは、先端部にニードルが設けられるアームを延設している。ニードルは、その軸方向がアームの先端において、アームの長さ方向と交差するように取り付けられている。したがって、前記コアが生じる磁力によりアーマチュア及びこれと一体のアームが前記枢支点と中心に回動することにより、アームの先端部に設けたニードルは前進し、磁力を解除することにより、ばね力などで後退する。
アームを一体に有するアーマチュアは、上述のように磁気に反応してニードルを多数回、高速で進退駆動するという機能上、高透磁率で耐久性に優れたものが必要となる。従来、このアーマチュアには純鉄が広く用いられていた。しかし、純鉄は比較的柔らかいため、浸炭処理などにより強度を増大していた。
特開2005−75000号公報
このように、アームを一体に有するアーマチュアは、磁気に反応してニードルを多数回、高速で進退駆動するものであるから、高透磁率で耐久性に優れていることが必要であった。しかし、従来の純鉄を浸炭処理したものは、その製造に多くの手間がかかると共に、透磁率や耐久性などの性能面からも改良の余地があった。
本発明の目的は、高速印字と高耐久性を可能としたドットヘッドと、このドットヘッドに用いられる、高い透磁率と耐久性を備えたアーマチュア構体の製造方法を提供することにある。
本発明のドットヘッドは、一端近くが回動可能に枢支され、自由端側にコアと対向する被吸着部が形成されたアーマチュアを有し、このアーマチュアの前記自由端から、先端部にニードルが設けられるアームを延設し、前記コアが生じる磁場によりアーマチュア及びこれと一体のアームを回動させて前記ニードルを進退動作させるドットヘッドであって、 前記アーマチュアは、磁気特性が優れた板状の素材にホウ素系メッキを施した2枚のアーマチュア材を有し、前記アームは、耐磨耗性に優れ強度の高い板状の素材にホウ素系メッキを施した1枚のアーム材からなり、このアーム材は、その基端側の一部が前記2枚のアーマチュア材により両側から挟まれ、前記各メッキ部分がスポット溶接により溶着され、前記アーマチュア材と一体に構成されていることを特徴とする。
本発明では、アーマチュア材に用いられる磁気特性が優れた板状の素材が、鉄−コバルト合金である。
また、本発明では、ホウ素系メッキは、無電解Ni−P−Bまたは無電解Ni−Bによるメッキ処理である。
さらに、本発明では、アーマチュア材とアーム材の少なくとも一方のホウ素系メッキとして、下地に無電解Ni−Pを、その表面側に無電解Ni−P−Bまたは無電解Ni−Bを、それぞれメッキ処理してもよい。
本発明によるドットヘッド用アーマチュア構体の製造方法は、磁気特性が優れた板状の素材にホウ素系メッキを施した2枚のアーマチュア材と、耐磨耗性に優れ強度の高い板状の素材にホウ素系メッキを施した1枚のアーム材とを、このアーム材の一部が前記2枚のアーマチュア材により両側から挟まれる状態で重ね合わせ、これら重ね合わされた2枚のアーマチュア材および1枚のアーム材を共通に貫通する孔に、ピアノ線にホウ素系メッキを施したピンを軽圧入して仮組み立てを行い、この仮組み立てされた2枚のアーマチュア材および1枚のアーム材の、前記軽圧入したピンを含むその近傍を、一対の電極により挟圧通電して前記ホウ素系メッキ部分を溶着させることを特徴とする。
本発明によれば、磁気特性が優れたアーマチュア材と、耐摩耗性に優れた高強度のアーム材とを一体化したことにより、高い透磁率と耐久性を備えたアーマチュア構体が得られる。また、その一体化は、アーマチュア材及びアーム材の表面に施したホウ素系メッキをスポット溶接で溶解し接合するので、素材の磁気特性に影響を与えることなく、高耐久性を維持した状態で一体化できる。特に、ホウ素系メッキを施したことにより、スポット溶接に伴って燃焼や、この燃焼によるボイドの発生の無い、安定した高強度の溶着状態が得られる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて説明する。
まず、ワイヤドットプリンタのドットヘッドの全体構成について図1を参照して説明する。図1は本実施の形態のドットヘッド1を概略的に示す中央縦断斜視図である。
ドットヘッド1は、取付ねじ(図示せず)によって結合されるフロントケース2とリヤケース3とを備えている。これらの間には、アーマチュア構体4、ワイヤ(ニードル)ガイド5、ヨーク6等が設けられている。
アーマチュア構体4は、詳細構造は後述するが、アーマチュア8とこのアーマチュア8の自由端(図示右端)から延設されたアーム9とを有する。アーマチュア8は、その一端(図示左端)近くに支点軸10が設けられ、この支点軸10により回動可能に枢支されている。また、アーマチュア8の自由端(図示右端)側の側部(図示下面)には、被吸引面11が形成され、前記ヨーク6と一体のコア12と対向する。
このようなアーマチュア構体4は、環状を成すヨーク6の軸心に対して、放射状に複数配置されている。これらアーマチュア構体4は、その支点軸10を中心としてヨーク6から離反する方向に回動自在な状態でそれぞれヨーク6の上面に支持されている。そして、アーム9の先端側下部に配置された筒体13内の図示しないばねによって、ヨーク6から離反する方向に付勢されている。
コア12には図示しないがコイルが巻回されており、このコイルに通電することにより磁気を発生し、アーマチュア8の被吸着面11を吸引する。このため、アーマチュア8及びこれと一体のアーム9は支点軸10を中心に図示時計回りに回動する。
アーム9の長さ方向の先端部には、図示しないが印字用のワイヤ(ニードル)がロウ付けにより取り付けられる。このワイヤの取付け方向は、その軸方向が、アーム9の長さ方向と交差するように、図示下向きに取り付けられる。
したがって、コア12が生じる磁力によりアーマチュア8及びこれと一体のアーム9が支点軸10を中心に図示時計回りに回動すると、アーム9の先端部に設けられた図示しないワイヤは図示下方に前進し、先端部が用紙等の印字媒体に衝突する位置まで移動する。また、磁力を解除することにより、筒体13の図示しないばねの反発力で図示上方に後退する。
ワイヤガイド5は、図示しないワイヤが貫挿されるガイド孔5aを有し、ワイヤの先端部が印字媒体の所定位置に衝突するようにワイヤを摺動自在にガイドする。また、フロントケース2には、ワイヤの先端部を所定のパターンに整列させるとともにワイヤを摺動自在にガイドする先端ガイド16が設けられている。
次に、アーマチュア構体4を図2により説明する。アーマチュア構体4は、前述のように、アーマチュア8とアーム9とを一体化したものである。アーマチュア8は、2枚のアーマチュア材8a,8bを有する。これらアーマチュア材8a,8bには、磁気特性が優れた板状の素材、例えば、鉄−コバルト合金(49Co-2V-49Fe)を用い、その表面にホウ素系メッキを施す。また、アーム9は、耐磨耗性と強度を確保することから、その素材として、例えば、熱処理を施した板状のSK-5M材料(Hv580)をアーム材として用いる。そして、このアーム材9にもホウ素系メッキを施す。
このアーム材9は、その基端側の一部が、2枚のアーマチュア材8a,8bにより両側から挟まれた状態に重ね合わせられる。これら2枚のアーマチュア材8a,8b及び1枚のアーム材9は、上記重ねあわせ状態で前記支点軸10を貫挿できるように、図示左端近くの部分に共通の貫通孔17が設けられている。また、アーマチュア8の図示右端近くには、重ねあわせ状態の2枚のアーマチュア材8a,8b及び1枚のアーム材9に共通の貫通孔18が、仮組み立て用として設けられている。この仮組み立て用の貫通孔18には、高強度ピアノ線の表面にホウ素系メッキを施したピン19を軽圧入して仮組み立てを行う。
ここで、アーマチュア材8a,8bは、耐磨耗性能を確保するため、液軟窒化を深さ:8μm、表面硬度:Hv800以上の仕様で施してある。上述のように貫通孔18にピン19を挿入し、アーマチュア構体4として仮組み立てを行うが、この際、脆性材料である鉄−コバルト合金に液軟窒化を施したアーマチュア材8a,8bの貫通孔18へピン19を圧入関係(しまりばめ)で挿入すると、アーマチュア材8a,8bが割れる場合があるので、アーマチュア材8a,8bの貫通孔18とピン19とは軽圧入の関係を維持する。
前記ホウ素系メッキは、無電解Ni−P−Bまたは無電解Ni−Bによるメッキ処理である。このホウ素系メッキを、アーマチュア材8a,8b及びアーム材9の表面に、5±1μの厚さでメッキする。
このように、1枚のアーム材9の一部を2枚のアーマチュア材8a,8bで両側から挟んで重ね合わせ、ピン19を貫通孔18に軽圧入して仮組み立てされたアーマチュア構体4に対してスポット溶接を行い、一体化する。すなわち、仮組み立てされたアーマチュア構体4の、軽圧入されたピン19を含むその近傍に、一対の電極をアーマチュア材8a,8bの両側から接触させ、挟圧通電してホウ素系メッキ部分を溶着させる。
このスポット溶接に当っては、図3で示すように、溶接用の冶具21を用いる。この冶具21は、絶縁材による台22上に、支点軸10と同じ外径を有するセラミック製の位置決めピン23を立設している。仮組み立てされたアーマチュア構体4は、その支点軸10用の貫通孔17を上記位置決め用のピン23に嵌合させて装着する。冶具21の台22上には、図1で示したコア12に相当する位置決め部22aが形成されている。この位置決め部22aは、位置決めピン23に貫通孔17が嵌め込まれた横向きのアーマチュア構体4の被吸着面11と図示のように当接して、アーマチュア構体4を溶接位置に位置決めする。
この位置決め部22a近くにはスポット溶接用の一方の電極24aが、上記位置決め用のピン23と平行に立設されており、この一方の電極24aの上端面は、位置決め用のピン23と位置決め部22aにより位置決めされたアーマチュア構体4の、軽圧入されたピン19を含むその近傍に、図示下面から接触する。
スポット溶接用の一方の電極24aに対しては、その上方に他方の電極24bが間隔を保って突合せ上に配置されている。したがって、この他方の電極24bを下降させ、その下端面を、前記軽圧入されたピン19を含むその近傍に、図示上面から接触させる。そして、これら一対の電極24a,24bにより、アーマチュア構体4の軽圧入されたピン19を含むその近傍を所定圧力で挟圧し通電する。
なお、スポット溶接用の一対の電極24a,24bにはクロム銅を使用し、アーマチュア構体4の表面と接する部分の直径はφ4.2mmの平面とする。
このスポット溶接により、アーマチュア構体4のアーマチュア材8a,8bとアーム材9との間、及びこれらとピン19との間において、ホウ素系メッキが溶着され、アーマチュア構体4は強固に一体化される。このスポット溶接による接合力は8kg・cm以上を確保し、メッキの焼失や、各部の変形は生じなかった。上記接合力:8kg・cmは、アーマチュア構体4として要求される耐久性(2500回/秒で3億ドット以上)を充分に保証する値である。
また、スポット溶接による溶接ナゲット領域は、溶接用電極24a,24bが接触した、ピン19を含むその近傍を中心として、その周囲全域のアーマチュア材8a,8bとアーム材9との接合部分の表面に形成され、上述のような強固な接合力が得られる。なお、アーマチュア構体4の外径に一部溶け出したメッキが出ることがあるが、他の部品と干渉することはない。このように溶接ナゲットは、最短の磁気回路を構成するアーマチュア8に対してその表面のメッキ部に形成されるので、アーマチュア材8a,8bが、スポット溶接の加熱により磁気特性が変化することはなく、良好な磁気特性を維持できる。
ホウ素系メッキは、前述のように、無電解Ni−P−Bまたは無電解Ni−Bによるメッキ処理である。これらのメッキ処理では、ホウ素(B)が含まれているため、硬く、溶接性がよい。また、メッキが溶接によって燃焼することはない。したがって、燃焼に伴うボイドの発生もなく、安定した溶着状態を得ることができる。すなわち、従来のこの種の金属のメッキには、無電界Ni−Pが低価格であることから一般的に用いられた。しかし、リン(P)を含むことから溶接時に燃焼が生じることがある。燃焼が生じると、ボイドが発生し、巣の多い不安定な溶着状態となる。これに対し、上述した無電解Ni−P−Bまたは無電解Ni−Bによるメッキ処理では、ホウ素を含むことから溶接に伴って燃焼することはなく、安定した溶着状態が得られる。
ただし、無電解Ni−P−Bまたは無電解Ni−Bによるメッキ処理は高価であるため、コストを抑えることから、下地に安価な無電界Ni−Pを施してもよい。すなわち、前述したメッキ厚さ5μmのうち下地として安価な無電界Ni−Pを2.5μm施し、その上に高価な無電解Ni−P−Bまたは無電解Ni−Bを2.5μm施し、全体として5μmのメッキ厚さとなるようにしてもよい。
このように、下地に無電界Ni−Pを2.5μm施しても、その上に無電解Ni−P−Bまたは無電解Ni−Bを2.5μm施すことにより、溶接時に燃焼が生じることは無い。このことは発明者による実験により確認されている。
すなわち、燃焼によるボイドが生じることなく、安定した溶着状態を低コストで実現することができる。
このように、磁気特性が優れたアーマチュア材と、耐摩耗性に優れた高強度のアーム材とを一体化したことにより、高い透磁率と耐久性を備えたアーマチュア構体が得られる。また、その一体化は、アーマチュア材及びアーム材の表面に施したホウ素系メッキをスポット溶接で溶解し接合するので、素材の磁気特性に影響を与えることは無い。さらに、ホウ素系メッキを施したことにより、スポット溶接に伴って燃焼や、この燃焼によるボイドが発生することはなく、安定した高強度の溶着状態が得られる。
本発明によるドットヘッドの一実施の形態を説明する中央縦断斜視図である。 本発明による製造方法の一実施の形態により製造されるアーマチュア構体を示す斜視図である。 同上一実施の形態によるスポット溶接状態を説明する斜視図である。
符号の説明
4 アーマチュア構体
8a,8b アーマチュア材
9 アーム材
10 支点軸
12 コア
17 支点軸用の貫通孔
18 貫通孔
19 仮組み立て用のピン
21 冶具
22a 位置決め部
23 位置決め用のピン
24a,24b 溶接用の電極

Claims (5)

  1. 一端近くが回動可能に枢支され、自由端側にコアと対向する被吸着部が形成されたアーマチュアを有し、このアーマチュアの前記自由端から、先端部にニードルが設けられるアームを延設し、前記コアが生じる磁場によりアーマチュア及びこれと一体のアームを回動させて前記ニードルを進退動作させるドットヘッドであって、
    前記アーマチュアは、磁気特性が優れた板状の素材にホウ素系メッキを施した2枚のアーマチュア材を有し、
    前記アームは、耐磨耗性に優れ強度の高い板状の素材にホウ素系メッキを施した1枚のアーム材からなり、
    このアーム材は、その基端側の一部が前記2枚のアーマチュア材により両側から挟まれ、前記各メッキ部分がスポット溶接により溶着され、前記アーマチュア材と一体に構成されている
    ことを特徴とするドットヘッド。
  2. アーマチュア材に用いられる磁気特性が優れた板状の素材が、鉄−コバルト合金であることを特徴とする請求項1に記載のドットヘッド。
  3. ホウ素系メッキが、無電解Ni−P−Bまたは無電解Ni−Bによるメッキ処理であることを特徴とする請求項1に記載のドットヘッド。
  4. アーマチュア材とアーム材の少なくとも一方のホウ素系メッキとして、下地に無電解Ni−Pを、その表面側に無電解Ni−P−Bまたは無電解Ni−Bを、それぞれメッキ処理したことを特徴とする請求項1に記載のドットヘッド。
  5. 磁気特性が優れた板状の素材にホウ素系メッキを施した2枚のアーマチュア材と、耐磨耗性に優れ強度の高い板状の素材にホウ素系メッキを施した1枚のアーム材とを、このアーム材の一部が前記2枚のアーマチュア材により両側から挟まれる状態で重ね合わせ、
    これら重ね合わされた2枚のアーマチュア材および1枚のアーム材を共通に貫通する孔に、ピアノ線にホウ素系メッキを施したピンを軽圧入して仮組み立てを行い、
    この仮組み立てされた2枚のアーマチュア材および1枚のアーム材の、前記軽圧入したピンを含むその近傍を、一対の電極により挟圧通電して前記ホウ素系メッキ部分を溶着させる
    ことを特徴とするドットヘッド用アーマチュア構体の製造方法。
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