JP2006325657A - 装身具用留め具 - Google Patents

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康夫 河原
Masanaka Kin
允中 金
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Abstract

【課題】 取付や取外し操作を簡単に行えるとともに、部品点数が少なくすることで製造コストを低く抑えることができる装身具用留め具を提供すること。
【解決手段】 ネックレスやブレスレット等の装身具の両端部を連結する留め具であって、装身具の一端が装着される空間を形成する本体部と、外側方向に付勢されて先端が本体の一端に係止され本体部の空間を閉じ、内側に力を加えることによって開口部が形成されて本体の空間に装身具の一端を挿脱可能とする開閉部とを備える。本体部と開閉部とは円弧形状の連結部を介して一体成形されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は装身具用留め具、より具体的にはネックレスやブレスレット等の宝飾品の両端部を連結する留め具に関する。
装身具、特にネックレス用の留め具としては、図6に示す引き輪100とこれに着脱自在なプレート110とを組み合わせたものが一般的である。引き輪100は、本体102にコの字形に接合されたリング取付部108を介して、ネックレスチェーン84の一端であるリング82bが取り付けられている。また、プレート110は、その端部に穿設された穴116にネックレスチェーン84の他端であるリング82aが取り付けられている。
引き輪100は、本体102の中に図示しないスプリングに付勢された円弧状のスライド棒106が内臓されている。このスライド棒106にはレバー104が取り付けられており、スライド棒106はレバー104の動きに連動する。すなわち、レバー104を矢印Jの反時計方向に動かすと、スライド棒106も矢印Kの反時計方向に動き、本体102に隙間が形成される。この隙間からプレート110に穿設された矩形状の穴112を挿入することで、引き輪100とプレート110とが連結される。
スライド棒106は、スプリングによって矢印Kの時計方向に付勢されているため、レバー104を離すと元に戻り、プレート110の挿入時の隙間は図示のようになくなる。これにより、ネックレス84を身に付けている時に引き輪100からプレート110が外れることは無い。
このような、図6に示した従来技術では、引き輪100とプレート110とを連結したり外したりの操作が非常にやりずらかった。具体的には、連結する場合、一方の手で引き輪100の本体102を持ちながらその手でレバー104を反時計方向に回し、他方の手でプレート110を持ちその穴112を本体102に形成された僅かな隙間に通さなければならず、それぞれの手で異なる2方向の動作をしなければならなかった。これらの動きは連結時だけではなく取り外す場合も同じであり、引き輪100とプレート110の形状が小さく、また、その取り付けは首の後ろで目に見えない状態で行うことが多いため、特に高齢になるほどその取付や取外し操作の負担が大きかった。
このような取付や取外し操作の負担を軽減するため、例えば特開平2001−245714号公報には、誰でも簡単に着脱操作ができる装身具用留め具が開示されている。図7はこの装身具用留め具を示した正面図である。この従来技術の場合、はさみ部120とはさみ部122を指で挟んで矢印A方向へ回動させることで受け部121をB方向に回動させ、プレート110(図6参照)を装着する空隙を形成している。
図7に示した従来技術では、はさみ部120とはさみ部122は図6に示した引き輪100のレバー104(図6参照)と比べて大きく、指先や爪ではなく、指の腹を使って挟むことができるので力が入りやすい。このため、図6に示した従来技術と比べて取付や取外し操作を簡単に行えるようになっている。
しかしながら、図7に示した従来技術ではプレート110の取付や取外し操作は容易になったが、部品点数が多くコスト高になるという問題があった。本発明はこのような従来技術の課題を解決し、取付や取外し操作を簡単に行えるとともに、部品点数が少なくすることで製造コストを低く抑えることができる装身具用留め具を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載された発明は、ネックレスやブレスレット等の装身具の両端部を連結する留め具において、装身具の一端が装着される空間を形成する本体部と、外側方向に付勢されて先端が本体の一端に係止され本体部の空間を閉じ、内側に力を加えることによって隙間ができて本体の空間に装身具の一端を挿脱可能とする開閉部とを備え、本体部と開閉部とは円弧形状の連結部を介して一体成形されている。また、請求項2に記載された発明は、連結部には板バネが取り付けられ、開閉部を外側方向に付勢する。また、請求項3に記載された発明は、連結部にはコイルバネが取り付けられ、開閉部を外側方向に付勢する。また、請求項4に記載された発明は、請求項2または3に記載された板バネまたはコイルバネが本体と開閉部に形成された窓の折り曲げた部分によって係止される。
本発明によれば、ネックレスやブレスレット等の宝飾品の両端部を連結する留め具において、取付や取外し操作を簡単に行えるとともに、部品点数が少なくすることで製造コストを低く抑えることができる。
次に添付図面を用いて本発明による装身具用留め具の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明による装身具用留め具の実施の形態を示す斜視図である。
装身具用留め具1はネックレスやブレスレット等の宝飾品の両端部を連結する留め具である。図1に示すように、装身具用留め具1は、片側が大きな円弧形状で対向する反対側が小さな円弧形状になっており、例えばプラチナ、金、銀または銅などの貴金属やステンレスやアルミ等の金属でできている。装身具用留め具1は、キャスト加工またはプレス加工により一体成型された筐体に板バネ20が取り付けられた非常にシンプルな構造になっている。
装身具用留め具1の一体成型された筐体は、ネックレスやブレスレット等の宝飾品の一端に取り付けられた穴の開いたプレート50(図3参照)が装着される空間を形成する本体部10と、このプレート50を挿脱するための隙間をつくる開閉部14と、これらを連結する連結部16により形成されている。
開閉部14は、外側が平らで内側が緩やかな円弧状にカーブした半円形状であり、円弧状の一部が後述する把持部18と重なっている。開閉部14はまた、板バネ20により外側に付勢されており、その先端外側が本体部10の先端内側に係止されている。開閉部14は内側に力を加えることによってプレート50を挿脱するための隙間を形成する。
開閉部14には矩形状の窓19a(図2(C)参照)が形成されている。この窓19aは、一辺を残し隣り合う3辺に切り込みを入れて内側に折り曲げることにより形成されたものであり、折り曲げられた部分に板バネ20の一端が外れないように係止される。
連結部16は、開閉部14を開閉操作してもその力が特定の箇所に集中しないように円弧形状になっている。連結部16はまた、開閉部14が開閉操作できるように板状になっており、の内側には板バネ20が密着されている。連結部16以外は凹字形に両側が折り曲げ加工されている。
把持部18は装身具用留め具1を手で持つための把持部であり、本体部10と一体成形された円弧形状の2つの平面により形成されている。この2つの平面の内側に前述した開閉部14が配置されている。窓19bは窓19aと同様に板バネ20が外れないように係止するために開けられた窓である。
図2は、装身具用留め具1の側面図(A)、正面図(B)および断面図(C)を示したものである。側面図(A)に示すように、装身具用留め具1は、側面から見ると長方形の形状であり、その中央に窓19が形成されている。また、正面図(B)に示すように、装身具用留め具1は、上側が大きく下側が小さい円弧状になっている。
下側の円弧状の連結部16は板状になっているため例えばステンレス鋼等で形成された板バネ20が露出した状態になる。しかしながら、板バネ20の色は装身具用留め具1と同系色になっており、かつ連結部16の内側に密着しているので、後述するリング40(図3参照)が取り付けられるとほとんど目立たない。
断面図(C)は側面図(A)の一点鎖線X−Xで切断したときの断面図であり、これを用いて板バネ20の取付状態を説明する。窓19aおよび19bは、開閉部14と本体部10の対向する位置に形成されている。これら窓19は、上端の一辺を除き隣合う3辺に切り込みを入れ、上端を軸に内側に折り曲げることによって形成されている。この折り曲げ角度は例えば30度位であり、折り曲げた部分に板バネ20の両端がそれぞれ係止・固定される。このように、窓19の折り曲げた部分が板バネ20の係止部材となっている。
図3は、装身具用留め具1にネックレス用チェーン30を取り付けたときの状態を示した斜視図である。ネックレス用チェーン30は、例えばプラチナ、金、銀、銅等の貴金属で形成されたチェーンであり、その一端にはリング40が、他端にはプレート50が取り付けられている。リング40は、チェーン30と同じ素材のリングであり、連結部16により形成された円形の空間に常時取り付けられている。
プレート50は、チェーン30と同じ素材であり、その両端が大きさの異なる円弧形状の板である。大きい円弧側には半円形の孔52が穿設されており、小さい方の円弧側には円形の孔54が穿設されている。孔52は開閉部14を介して本体部10により形成された空間に装着される孔である。また、孔54はネックレス用チェーン30の他端が取り付けられる孔である。
図4は装身具用留め具1にプレート50を取り付けるときの動作を示した遷移図である。装身具用留め具1とプレート50とを近づけていき(A)、開閉部14を矢印aの方向である内側に曲げることによってできた隙間に、矢印bに示すようにプレート50の孔52を通す(B)。この際、プレート50の先端を開閉部14に当接しながら押すだけで開閉部14を内側に曲げることができ簡単にプレート50を装着することができる。
装着後、図4(C)に示すようにプレート50を矢印cの方向に引っ張ると、プレート50が開閉部14から離れるので、開閉部14は板バネ20により矢印dの方向に付勢されているため元の状態にもどる(D)。以上、プレート50を取り付けるときの動作を説明したが、取り外す場合も同様である。すなわち、図4(D)の装着された状態から、開閉部14を指で内側に折り曲げ(B)、それにより出来た隙間からプレート50を取り外す。
図5は本発明による装身具用留め具の他の実施の形態を示した斜視図である。この実施の形態における装身具用留め具2は、板バネ20の代わりにコイルバネ21を取り付けたものであり、それ以外の構成要素は図1から図3に示した装身具用留め具1と同様である。したがって、その動作も図4に示したものと同じである。
以上、詳細に本発明の実施の形態を図面を用いて説明したが、本発明は特に本実施の形態に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱しない種々の変形は本発明の範疇に含まれる。すなわち、本体部10は本実施の形態では円弧状としたが特にこの形に限定されるものではなく角ばっていてもよい。また、本実施の形態では板バネ20またはコイルバネ21により開閉部14を外側に付勢するようにしたが、付勢するバネの種類はそれ以外でも良く、さらに例えば円弧状の連結部16に同等のバネ機能を持たせればこの種のバネ20は不要となる。
本発明による装身具用留め具の実施の形態を示す斜視図である。 本発明による装身具用留め具の側面図(A)、正面図(B)および断面図(C)である。 図1に示した装身具用留め具にネックレス用チェーンと取り付けたときの斜視図である。 装身具用留め具にネックレス用チェーンのプレートを装着する動作を示した遷移図である。 本発明による装身具用留め具の他の実施の形態を示す斜視図である。 従来技術における装身具用留め具である。 他の従来技術における装身具用留め具である。
符号の説明
1 装身具用留め具
10 本体部
14 開閉部
16 連結部
18 把持部
19 窓
20 板バネ
21 コイルバネ
30 ネックレス用チェーン
40 リング
50 プレート
52,54 孔

Claims (4)

  1. ネックレスやブレスレット等の装身具の両端部を連結する留め具において、
    前記装身具の一端が装着される空間を形成する本体部と、
    外側方向に付勢されて先端が前記本体の一端に係止され前記本体部の空間を閉じ、内側に力を加えることによって隙間ができて前記本体の空間に装身具の一端を挿脱可能とする開閉部と、
    前記本体部と前記開閉部とは円弧形状の連結部を介して一体成形されていることを特徴とする装身具用留め具。
  2. 請求項1に記載の留め具において、前記連結部には板バネが取り付けられ、前記開閉部を外側方向に付勢することを特徴とする装身具用留め具。
  3. 請求項1に記載の留め具において、前記連結部にはコイルバネが取り付けられ、前記開閉部を外側方向に付勢することを特徴とする装身具用留め具。
  4. 請求項2または3に記載の留め具において、前記板バネまたはコイルバネは前記本体と前記開閉部に形成された窓の折り曲げた部分によって係止されることを特徴とする装身具用留め具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017202067A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 高史 石部 リングコネクタ
WO2018189918A1 (ja) * 2017-04-10 2018-10-18 美馬貴石株式会社 装身具用留め具とこれを用いた装身具

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