JP2006257967A - 内燃機関の液化ガス燃料供給装置 - Google Patents

内燃機関の液化ガス燃料供給装置 Download PDF

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Abstract

【課題】サブタンクの中の燃料ポンプにてベーパロック等が発生するのを防止すること。
【解決手段】燃料供給装置2は、燃料タンク3に液相状態で貯留されるLPGを燃料ポンプ4によりデリバリパイプ7及び各インジェクタ6へ圧送してエンジン1へ噴射供給し、デリバリパイプ7で余った戻り燃料を戻り通路8により燃料タンク3へ戻すように構成される。燃料タンク3は、メインタンク3b及びサブタンク3cを含み、燃料ポンプ4はサブタンク3cに設けられる。戻り通路8は、メインタンク戻り通路8aとサブタンク戻り通路8bとを含み、その分岐部に、三方切換弁9が設けられる。電子制御装置20は、戻り燃料温度がタンク燃料温度より低いとき、サブタンク戻り通路8bにより戻り燃料をサブタンク3cへ戻し、戻り燃料温度がタンク燃料温度より高いときは、メインタンク戻り通路8aにより戻り燃料をメインタンク3bへ戻すように三方切換弁9を制御する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、内燃機関に液化石油ガス(LPG)などの液化ガス燃料を供給する内燃機関の液化ガス燃料供給装置に関する。
従来、この種の液化ガス燃料供給装置として、例えば、下記の特許文献1及び2に記載された装置がある。特許文献1に記載の装置は、燃料タンクの中に飽和状態で貯留された液化ガス燃料を、燃料ポンプにより液相状態で燃料噴射用機器(デリバリパイプ、インジェクタ)へ圧送して噴射させるようになっている。この装置で、燃料噴射用機器で噴射されずに余った余剰燃料は、サブタンクを有する燃料タンクへリターンパイプを通じて戻されるようになっている。燃料ポンプは、このサブタンクの中に設けられる。また、特許文献2に記載の装置は、燃料タンクに貯留された燃料を、燃料ポンプにより燃料噴射用機器(デリバリパイプ、インジェクタ)へ圧送して噴射させるようになっている。この装置でも、燃料噴射用機器で噴射されずに余った余剰燃料は、サブタンクを有する燃料タンクへリターンパイプを通じて戻されるようになっている。そして、この装置では、サブタンク内の燃料温度に応じて、サブタンク内へ戻される燃料の分配量を適宜変更するよう構成される。ここでも、燃料ポンプは、サブタンクの中に設けられる。
特開2004−36599号公報 特開平7−49066号公報
ところが、一般に、燃料タンクの中に飽和状態で貯留されている液化ガス燃料は、燃料温度の上昇や燃料圧力の低下により気化することがある。ここで、燃料ポンプが液相状態の燃料を吸引することで燃料ポンプ吸引部の燃料圧力が局所的に低下する。このとき、燃料ポンプが設けられるサブタンクでは、その中の燃料温度が高いと燃料が蒸発してベーパが発生することがある。このため、内燃機関からの受熱により比較的高温となった余剰燃料が、燃料タンクへ、特にはサブタンクへ戻されることを防止して、サブタンクの中の燃料温度が上昇することを防止する必要がある。
ここで、上記した特許文献1には、余剰燃料の戻り形態については何も言及されていない。このため、戻り燃料がサブタンクに戻され、その戻り燃料の温度が燃料タンクの中の燃料温度よりも高い場合には、サブタンクの中の燃料温度が上昇してベーパが発生し、燃料ポンプでベーパロックを起こすおそれがあった。また、上記した特許文献2には、サブタンクの中の燃料温度が所定温度(燃料沸点温度)以上にならないように戻り燃料の戻り分配量を変更するものであって、戻り燃料の温度は考慮されていない。このため、戻り燃料がサブタンクの外に戻される場合、その戻り燃料の温度が燃料タンクの中の燃料温度よりも低いときには、サブタンクの中の燃料温度が相対的に高くなってベーパが発生し、燃料ポンプでベーパロックを起こすおそれがあった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、サブタンクに設けられる燃料ポンプにおいてベーパロックの発生及びベーパ混入による燃料ポンプ吐出流量低下を防止することを可能とした内燃機関の液化ガス燃料供給装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、燃料タンクの中に液相状態で貯留される液化ガス燃料を燃料ポンプにより燃料噴射用機器へ圧送して内燃機関へ噴射供給し、燃料噴射用機器で余った燃料を戻り燃料として戻り通路により燃料タンクへ戻すように構成し、燃料タンクはメインタンク及びサブタンクを含み、燃料ポンプはサブタンクに設けられる内燃機関の液化ガス燃料供給装置であって、戻り燃料の温度が燃料タンクの中の燃料温度より低いときにのみ、戻り燃料をサブタンクの中へ戻すように構成したことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、燃料噴射用機器で余った戻り燃料は、その温度が燃料タンクの中の燃料温度より低いときのみ、サブタンクの中に戻される。従って、戻り燃料によってサブタンクの中の燃料温度が上昇することがなく、サブタンクの中での燃料の蒸発が抑えられる。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、戻り通路は、戻り燃料をメインタンクへ戻すメインタンク戻り通路と、戻り燃料をサブタンクへ戻すサブタンク戻り通路とを含み、戻り燃料の温度が燃料タンクの中の燃料温度より低いときは、サブタンク戻り通路により戻り燃料をサブタンクの中へ戻し、戻り燃料の温度が燃料タンクの中の燃料温度より高いときは、メインタンク戻り通路により戻り燃料をメインタンクの中へ戻すように構成したことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、燃料噴射用機器で余った戻り燃料は、その温度が燃料タンクの中の燃料温度より低いときは、サブタンク戻り通路によりサブタンクの中へ戻され、その温度が燃料タンクの中の燃料温度より高いときは、メインタンク戻り通路によりメインタンクの中へ戻される。従って、戻り燃料によってサブタンクの中の燃料温度が上昇することがなく、サブタンクの中での燃料の蒸発が抑えられる。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、燃料タンクの中に液相状態で貯留される液化ガス燃料を燃料ポンプにより燃料噴射用機器へ圧送して内燃機関へ噴射供給し、燃料噴射用機器で余った燃料を戻り燃料として戻り通路により燃料タンクへ戻すように構成し、燃料タンクはメインタンク及びサブタンクを含み、燃料ポンプはサブタンクに設けられる内燃機関の液化ガス燃料供給装置であって、戻り通路は、戻り燃料をメインタンクの中へ戻すものであり、戻り燃料の温度が燃料タンクの中の燃料温度より低いときは、戻り通路による戻り燃料の戻りを禁止し、戻り燃料の温度が燃料タンクの中の燃料温度より高いときは、戻り通路による戻り燃料の戻りを許容するように構成したことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、燃料噴射用機器で余った戻り燃料は、その温度が燃料タンクの中の燃料温度より低いときは、戻り通路による戻りが禁止され、その温度が燃料タンクの中の燃料温度より高いときは、戻り通路による戻りが許容される。従って、戻り燃料によってサブタンクの中の燃料温度が相対的に降下して、サブタンクの中での燃料の蒸発が抑えられる。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、燃料タンクの中に液相状態で貯留される液化ガス燃料を燃料ポンプにより燃料噴射用機器へ圧送して内燃機関へ噴射供給し、燃料噴射用機器で余った燃料を戻り燃料として戻り通路により燃料タンクへ戻すように構成し、燃料タンクはメインタンク及びサブタンクを含み、燃料ポンプはサブタンクに設けられる内燃機関の液化ガス燃料供給装置であって、戻り通路は、戻り燃料をメインタンクへ戻すメインタンク戻り通路と、戻り燃料をサブタンクへ戻すサブタンク戻り通路とを含むことと、戻り燃料を、メインタンク戻り通路を通る流れと、サブタンク戻り通路を通る流れとに選択的に切り換えるための切換手段と、戻り燃料の温度が燃料タンクの中の燃料温度より低いときは、サブタンク戻り通路により戻り燃料をサブタンクの中へ戻し、戻り燃料の温度が燃料タンクの中の燃料温度より高いときは、メインタンク戻り通路により戻り燃料をメインタンクの中へ戻すように切換手段を制御するための制御手段とを備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、燃料噴射用機器で余った戻り燃料は、その温度が燃料タンクの中の燃料温度より低いときは、切換手段が制御手段により切り換えられて、サブタンク戻り通路によりサブタンクの中へ戻される。また、戻り燃料は、その温度が燃料タンクの中の燃料温度より高いときは、切換手段が制御手段により切り換えられて、メインタンク戻り通路によりメインタンクの中へ戻される。従って、戻り燃料によってサブタンクの中の燃料温度が上昇することがなく、サブタンクの中での燃料の蒸発が抑えられる。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、燃料タンクの中に液相状態で貯留される液化ガス燃料を燃料ポンプにより燃料噴射用機器へ圧送して内燃機関へ噴射供給し、燃料噴射用機器で余った燃料を戻り燃料として戻り通路により燃料タンクへ戻すように構成し、燃料タンクはメインタンク及びサブタンクを含み、燃料ポンプはサブタンクに設けられる内燃機関の液化ガス燃料供給装置であって、戻り通路は、戻り燃料をメインタンクの中へ戻すものであることと、戻り通路を開閉するための開閉手段と、戻り燃料の温度が燃料タンクの中の燃料温度より低いときは、戻り通路による戻り燃料の戻りを禁止し、戻り燃料の温度が燃料タンクの中の燃料温度より高いときは、戻り通路による戻り燃料の戻りを許容するように開閉手段を制御するための制御手段とを備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、燃料噴射用機器で余った戻り燃料は、その温度が燃料タンクの中の燃料温度より低いときは、開閉手段が制御手段により閉じられて戻り通路による戻りが禁止される。また、燃料噴射用機器で余った戻り燃料は、その温度が燃料タンクの中の燃料温度より高いときは、開閉手段が制御手段により開かれて戻り通路による戻りが許容される。従って、戻り燃料によってサブタンクの中の燃料温度が相対的に降下して、サブタンクの中での燃料の蒸発が抑えられる。
請求項1に記載の発明によれば、サブタンクに設けられる燃料ポンプにおいてベーパロックの発生及びベーパ混入による燃料ポンプ吐出流量低下を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、戻り燃料を戻り通路を通じて燃料タンクへ絶えず戻すことができるので、燃料噴射用機器における燃料温度の上昇を抑えることができる。また、メインタンク戻り通路とサブタンク戻り通路が選択的に使用されることから、使われない側の通路に切り換えられたとき、その通路によって戻り燃料の温度を下げることができる。
請求項3に記載の発明によれば、サブタンクに設けられる燃料ポンプにおいてベーパロックの発生及びベーパ混入による燃料ポンプ吐出流量低下を防止することができる。加えて、二つの戻り通路を設ける必要がないので、戻り通路に係る構成を簡略化することができる。また、戻り燃料が燃料タンクに戻される機会が少なくなるので、その分だけ燃料タンクの中の燃料温度の上昇を相対的に抑えることができる。
請求項4に記載の発明によれば、サブタンクに設けられる燃料ポンプにおいてベーパロックの発生及びベーパ混入による燃料ポンプ吐出流量低下を防止することができる。加えて、戻り燃料を戻り通路を通じて燃料タンクへ絶えず戻すことができるので、燃料噴射用機器における燃料温度の上昇を抑えることができる。また、メインタンク戻り通路とサブタンク戻り通路が選択的に使用されることから、使われない側の通路に切り換えられたとき、その通路によって戻り燃料の温度を下げることができる。
請求項5に記載の発明によれば、サブタンクに設けられる燃料ポンプにおいてベーパロックの発生及びベーパ混入による燃料ポンプ吐出流量低下を防止することができる。加えて、二つの戻り通路を設ける必要がないので、戻り通路に係る構成を簡略化することができる。また、戻り燃料が燃料タンクに戻される機会が少なくなるので、その分だけ燃料タンクの中の燃料温度の上昇を相対的に抑えることができる。
[第1の実施形態]
以下、本発明における内燃機関の液化ガス燃料供給装置を具体化した第1の実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。この実施形態では、液化ガス燃料供給装置を、液化ガス燃料として液化石油ガス(LPG)を使用したLPGエンジンに具体化して説明する。
図1に、この実施形態の液化ガス燃料供給装置を概略構成図により示す。車両に搭載されたLPGエンジンシステムは、LPGエンジン1と、そのエンジン1にLPGを燃料として供給する液化ガス燃料供給装置2とを含む。液化ガス燃料供給装置2は、液相状態でLPGを貯留する燃料タンク3を備える。燃料タンク3に内蔵された燃料ポンプ4は、同タンク3に貯留される液相状態のLPGを吸入して燃料通路5へ吐出する。燃料通路5は、LPGエンジン1へ延びる。この実施形態で、燃料ポンプ4は、モータによりインペラを回転させることで燃料を吸入して燃料通路5へ吐出するタイプのものである。この実施形態で、燃料タンク3は、互いに隔壁3aで区画されてなるメインタンク3b及びサブタンク3cを含む。燃料ポンプ4はサブタンク3cの中に配置されて設けられる。
この実施形態で、LPGエンジン1は、4気筒のレシプロタイプのものであり、各気筒に対応して、液相状態のLPGを噴射供給するインジェクタ6が設けられる。各インジェクタ6は、デリバリパイプ7に設けられる。燃料ポンプ4から吐出される液相状態のLPGは、燃料通路5及びデリバリパイプ7を通じて各インジェクタ6へ圧送されて供給される。供給された液相状態のLPGは、各インジェクタ6が動作することにより、LPGエンジン1の各吸気ポートへ液相状態で噴射される。各インジェクタ6から噴射される液相状態のLPGは、吸気通路(図示略)から取り込まれた空気と共に可燃混合気を形成して各気筒へ吸入される。デリバリパイプ7で余った液相状態のLPGは、戻り燃料として戻り通路である戻り通路8を通じて燃料タンク3へ戻される。この実施形態で、各インジェクタ6及びデリバリパイプ7は、本発明の燃料噴射用機器に相当する。
この実施形態で、戻り通路8は、その下流側が二つに分岐された、戻り燃料をメインタンク3bへ戻すメインタンク戻り通路8aと、戻り燃料をサブタンク3cへ戻すサブタンク戻り通路8bとを含む。これら戻り通路8a,8bの分岐部には、本発明の切換手段としての三方切換弁9が設けられる。三方切換弁9は、電磁弁により構成され、デリバリパイプ7からの戻り燃料を、メインタンク戻り通路8aを通る流れと、サブタンク戻り通路8bを通る流れとに選択的に切り換える。三方切換弁9は、オンされることにより、戻り燃料をサブタンク戻り通路8bを通る流れに切り換え、オフされることにより戻り燃料をメインタンク戻り通路8aを通る流れに切り換えるようになっている。
ここで、デリバリパイプ7には、その中の燃料温度(デリバリ燃料温度)Tdfを、戻り燃料の温度として検出するための第1の燃料温度センサ10が設けられる。また、燃料タンク3には、その中の燃料温度(タンク燃料温度)Ttfを検出するための第2の燃料温度センサ11が設けられる。この燃料温度センサ11は、詳細には、メインタンク3bの中に設けられる。従って、この実施形態では、サブメインタンク3bの中の燃料の温度をタンク燃料温度Ttfとして検出することになる。
この実施形態では、各インジェクタ6及び三方切換弁9を制御するために電子制御装置(ECU)20が設けられる。ECU20は、本発明の制御手段に相当する。ECU20には、各インジェクタ6、三方切換弁9及び各燃料温度センサ10,11が接続される。ECU20は、各燃料温度センサ10,11の検出値に基づき、デリバリ燃料温度Tdfがタンク燃料温度Ttfより低いときは、サブタンク戻り通路8bにより戻り燃料をサブタンク3cの中へ戻し、デリバリ燃料温度Tdfがタンク燃料温度Ttfより高いときは、メインタンク戻り通路8aにより戻り燃料をメインタンク3bの中へ戻すように三方切換弁9を制御するようになっている。また、ECU20は、LPGエンジン1の運転状態に関わる各種信号を入力し、それら入力信号に基づいて燃料噴射を実行するために各インジェクタ6を制御するようになっている。
ECU20は、中央処理装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、バックアップRAM、外部入力回路及び外部出力回路等を備える。ECU20は、CPU、ROM、RAM及びバックアップRAMと、外部入力回路及び外部出力回路等とをバスにより接続してなる論理演算回路を構成する。各ROMは、各種制御に関する所定の制御プログラムを予め記憶したものである。各RAMは、各CPUの演算結果を一時記憶するものである。各バックアップRAMは、予め記憶したデータを保存するものである。各CPUは、入力回路を介して入力される各種センサ10,11等からの信号に基づき、所定の制御プログラムに従って各種制御等を実行する。
次に、戻り燃料の戻り形態の変更につき、ECU20が実行する制御プログラムについて、図2のフローチャートを参照して説明する。
先ず、ステップ100で、ECU20は、各燃料温度センサ10,11により検出されるタンク燃料温度Ttf及びデリバリ燃料温度Tdfの値を読み込む。
続いて、ステップ110で、ECU20は、それぞれ読み込まれたタンク燃料温度Ttfの値がデリバリ燃料温度Tdfの値以上であるか否かを判断する。この判断結果が肯定である場合、戻り燃料の温度がタンク燃料温度Ttfより低いことから、ステップ120で、ECU20は、三方切換弁9をオンすることにより、戻り燃料をサブタンク戻り通路8bを通る流れに切り換えてサブタンク3cの中に戻す。
一方、ステップ110の判断結果が否定である場合、戻り燃料の温度がタンク燃料温度Ttfより高いことから、ステップ130で、ECU20は、三方切換弁9をオフすることにより、戻り燃料をメインタンク戻り通路8aを通る流れに切り換えてメインタンク3bの中に戻す。
すなわち、この実施形態では、戻り燃料の温度がタンク燃料温度Ttfより低いときにのみ、戻り燃料をサブタンク3cの中へ戻すようになっている。より詳しくは、戻り燃料の温度がタンク燃料温度Ttfより低いときは、サブタンク戻り通路8bにより戻り燃料をサブタンク3cの中へ戻し、戻り燃料の温度がタンク燃料温度Ttfより高いときは、メインタンク戻り通路8aにより戻り燃料をメインタンク3bの中へ戻すようになっている。
以上説明したようにこの実施形態の液化ガス燃料供給装置2によれば、各インジェクタ6及びデリバリパイプ7で噴射されずに余った戻り燃料は、その温度がタンク燃料温度Ttfより低いときは、三方切換弁9がECU20により切り換えられて、サブタンク戻り通路8bによりサブタンク3cの中へ戻される。また、戻り燃料は、その温度がタンク燃料温度Ttfより高いときは、三方切換弁9がECU20により切り換えられて、メインタンク戻り通路8aによりメインタンク3cの中へ戻される。従って、相対的に温度の高い戻り燃料が、燃料ポンプ4を設けたサブタンク3cの中に戻されることがなく、戻り燃料によってサブタンク3cの中の燃料温度が上昇することがなく、サブタンク3cの中での燃料の蒸発が抑えられる。このため、サブタンク3cの中に設けられる燃料ポンプ4においてベーパロックが発生するのを未然に防止することができる。また、ベーパ混入による燃料ポンプ4の吐出流量低下を防止することができる。
図3,4に、タンク燃料温度Ttfがデリバリ燃料温度Tdfより高い場合における燃料タンクの中の圧力と燃料温度との関係をグラフに示す。図3,4において、「Ps」は、LPGエンジンシステムを搭載した車両が長時間ソーク状態に置かれた状態でのタンク内圧力を示す。「Pe」は、その車両走行後のタンク内圧力を示す。「Te」は、その車両が走行した後の平均タンク内燃料温度を示す。「Ti」は、その車両が走行した後のサブタンク内燃料温度を示す。「To」は、その車両が走行した後のサブタンク外燃料温度を示す。図3,4において、曲線は「飽和蒸気圧線」を示し、この曲線より上側は、燃料が液相状態となる液相領域を示し、曲線より下側の領域は、燃料が気相状態となる気相領域を示す。
図3は、戻り燃料がサブタンクの外へ戻されることで、サブタンク内燃料温度Tiがサブタンク外燃料温度Toより高くなった状態を示す。この状態では、サブタンクの中で燃料が蒸発することから、燃料ポンプでベーパロックが起きる懸念がある。
一方、図4は、戻り燃料がサブタンクの中へ戻されることで、サブタンク外燃料温度Toがサブタンク内燃料温度Tiより高くなった状態を示す。この状態では、サブタンクの中では燃料が蒸発することがないので、燃料ポンプでベーパロックが起きる懸念はない。この実施形態では、図4から明らかなように、タンク燃料温度Ttfがデリバリ燃料温度Tdfより高くなるときに、戻り燃料がサブタンク3cの中に戻されるので、燃料ポンプ4でベーパロックが起きないことが分かる。
図5,6に、タンク燃料温度Ttfがデリバリ燃料温度Tdfより低い場合における燃料タンクの中の圧力と燃料温度との関係をグラフに示す。図5,6において、各パラメータPs,Pe,Te,Ti,To及び曲線が示す意味は、図3,4のそれに準ずる。
図5は、戻り燃料がサブタンクの中へ戻されることで、サブタンク内燃料温度Tiがサブタンク外燃料温度Toより高くなった状態を示す。この状態では、サブタンクの中で燃料が蒸発することから、燃料ポンプでベーパロックが起きる懸念がある。
一方、図6は、戻り燃料がサブタンクの外へ戻されることで、サブタンク外燃料温度Toがサブタンク内燃料温度Tiより高くなった状態を示す。この状態では、サブタンクの中では燃料が蒸発することがないので、燃料ポンプでベーパロックが起きる懸念はない。この実施形態では、図6から明らかなように、タンク燃料温度Ttfがデリバリ燃料温度Tdfより低くなるときに、戻り燃料がメインタンク3bの中に戻されるので、サブタンク3cの中で燃料が蒸発することがなく、燃料ポンプ4でベーパロックが起きないことが分かる。
この実施形態では、デリバリパイプ7で余った余剰燃料を戻り燃料として、戻り通路8を通じて燃料タンク3へ絶えず戻すことができるので、デリバリパイプ7における燃料温度の上昇を抑えることができる。また、メインタンク戻り通路8aとサブタンク戻り通路8bが選択的に使用されることから、使われない側の通路8a,8bで温度が低下するので、使われない側の通路8a,8bが通路切り換えによって使われたときには、その通路8a,8bによって戻り燃料の温度を下げることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明における内燃機関の液化ガス燃料供給装置を具体化した第2の実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施形態で、第1の実施形態と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略し、以下には相違点を中心に説明する。
図7に、この実施形態の液化ガス燃料供給装置を概略構成図により示す。この実施形態では、戻り通路8は、戻り燃料をメインタンク3bの中へ戻すようになっている。この戻り通路8には、同通路8を開閉するための本発明の開閉手段としての開閉弁12が設けられる。この開閉弁12は、オンされることで戻り通路8を閉じ、オフされることで戻り通路8を開くようになっている。
次に、戻り燃料の戻り形態の変更につき、ECU20が実行する制御プログラムについて、図8のフローチャートを参照して説明する。
先ず、ステップ200で、ECU20は、各燃料温度センサ10,11により検出されるタンク燃料温度Ttf及びデリバリ燃料温度Tdfの値を読み込む。
続いて、ステップ210で、ECU20は、それぞれ読み込まれたタンク燃料温度Ttfの値がデリバリ燃料温度Tdfの値以上であるか否かを判断する。この判断結果が肯定である場合、戻り燃料の温度がタンク燃料温度Ttfより低いことから、ステップ220で、ECU20は、開閉弁12をオンすることにより、戻り通路8を閉じて戻り燃料の流れを遮断する。すなわち戻り燃料の燃料タンク3への戻りを止める。
一方、ステップ210の判断結果が否定である場合、戻り燃料の温度がタンク燃料温度Ttfより高いことから、ステップ230で、ECU20は、開閉弁12をオフすることにより、戻り通路8を開いて戻り燃料をメインタンク3bの中に戻す。
すなわち、この実施形態では、戻り燃料の温度がタンク燃料温度Ttfより低いときは、メインタンク3bへの戻り燃料の戻りを遮断するようになっている。より詳しくは、戻り燃料の温度がタンク燃料温度Ttfより低いときは、戻り通路8による戻り燃料の戻りを禁止し、戻り燃料の温度がタンク燃料温度Ttfより高いときは、戻り通路8による戻り燃料の戻りを許容するようになっている。
以上説明したようにこの実施形態の液化ガス燃料供給装置2によれば、各インジェクタ6及びデリバリパイプ7で噴射されずに余った戻り燃料は、その温度がタンク燃料温度Ttfより低いときは、開閉弁12がECU20により閉じられて戻り通路8による戻りが禁止される。また、戻り燃料は、その温度がタンク燃料温度Ttfより高いときは、開閉弁12がECU20により開かれて戻り通路8による戻りが許容される。従って、戻り燃料によってサブタンク3cの中の燃料温度が相対的に降下して、サブタンク3cの中での燃料の蒸発が抑えられる。このため、サブタンク3cの中に設けられる燃料ポンプ4においてベーパロックが発生するのを未然に防止することができる。また、ベーパ混入による燃料ポンプ4の吐出流量低下を防止することができる。このような効果は、上記したように図6に示す通りである。
この実施形態では、第1の実施形態とは異なり、二つの戻り通路8a,8bを設ける必要がないので、戻り通路8に係る構成を簡略化することができる。また、第1の実施形態と比べて、戻り燃料が燃料タンク3に戻される機会が少なくなるので、その分だけ燃料タンク3の中の燃料温度の上昇を相対的に抑えることができる。
尚、この発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で以下のように実施することもできる。
(1)前記第1の実施形態では、戻り通路8を、戻り燃料をメインタンク3bへ戻すメインタンク戻り通路8aと、戻り燃料をサブタンク3cへ戻すサブタンク戻り通路8bとに分岐させ、その分岐部分に三方切換弁9を設けて、戻り燃料の温度がタンク燃料温度Ttfより低いときは、サブタンク戻り通路8bにより戻り燃料をサブタンク3cの中へ戻し、戻り燃料の温度がタンク燃料温度Ttfより高いときは、メインタンク戻り通路8aにより戻り燃料をメインタンク3bの中へ戻すように三方切換弁をECU20により制御するように構成した。これに対し、図9に示すように、戻り通路8は、戻り燃料をサブタンク3cの中へのみ戻すものとし、燃料タンク3の中において、その戻り通路8の出口近傍に温度感応動作式の分配弁13を設ける。この分配弁13は、本発明の切換手段に相当し、戻り燃料の温度がタンク燃料温度より低くなる所定温度以下となるときは、戻り燃料を戻り通路8によりサブタンク3cの中へ戻すように作動し、戻り燃料の温度がタンク燃料温度より高くなる所定温度以上となるときは、サブタンク3cへの戻りを規制して戻り燃料をメインタンク3bの中へ戻すように作動するようになっている。この構成では、戻り通路8に係る構成を簡略化することができる。また、デリバリパイプ7で余った余剰燃料を戻り燃料として、戻り通路8を通じて燃料タンク3へ絶えず戻すことができるので、デリバリパイプ7における燃料温度の上昇を抑えることができる。
(2)前記各実施形態において、戻り通路に燃料冷却装置を設けて戻り燃料を冷却するようにしてもよい。この場合、戻り燃料の温度を低下させることができ、燃料ポンプでのベーパロックの発生防止に寄与することができる。また、その燃料冷却装置の冷却能力が低下したときには、戻り燃料をメインタンクの中に戻すことで対処することができる。
(3)前記各実施形態では、LPGを使用した液化ガス燃料供給装置2に具体化したが、LPGに限らず、LNG、ディメチルエーテル又は水素ガスを使用した液化ガス燃料供給装置に具体化することもできる。
液化ガス燃料供給装置を示す概略構成図。 制御プログラムを示すフローチャート。 燃料タンクの中の圧力と燃料温度との関係を示すグラフ。 燃料タンクの中の圧力と燃料温度との関係を示すグラフ。 燃料タンクの中の圧力と燃料温度との関係を示すグラフ。 燃料タンクの中の圧力と燃料温度との関係を示すグラフ。 液化ガス燃料供給装置を示す概略構成図。 制御プログラムを示すフローチャート。 液化ガス燃料供給装置を示す概略構成図。
符号の説明
1 LPGエンジン
2 液化ガス燃料供給装置
3 燃料タンク
3b メインタンク
3c サブタンク
4 燃料ポンプ
6 インジェクタ(燃料噴射用機器)
7 デリバリパイプ(燃料噴射用機器)
8 戻り通路
8a メインタンク戻り通路
8b サブタンク戻り通路
9 三方切換弁(切換手段)
12 開閉弁(開閉手段)
13 分配弁(切換手段)
20 ECU(制御手段)
Tdf デリバリ燃料温度
Ttf タンク燃料温度

Claims (5)

  1. 燃料タンクの中に液相状態で貯留される液化ガス燃料を燃料ポンプにより燃料噴射用機器へ圧送して内燃機関へ噴射供給し、前記燃料噴射用機器で余った燃料を戻り燃料として戻り通路により前記燃料タンクへ戻すように構成し、前記燃料タンクはメインタンク及びサブタンクを含み、前記燃料ポンプは前記サブタンクに設けられる内燃機関の液化ガス燃料供給装置であって、
    前記戻り燃料の温度が前記燃料タンクの中の燃料温度より低いときにのみ、前記戻り燃料を前記サブタンクの中へ戻すように構成したことを特徴とする内燃機関の液化ガス燃料供給装置。
  2. 前記戻り通路は、前記戻り燃料を前記メインタンクへ戻すメインタンク戻り通路と、前記戻り燃料を前記サブタンクへ戻すサブタンク戻り通路とを含み、
    前記戻り燃料の温度が前記燃料タンクの中の燃料温度より低いときは、前記サブタンク戻り通路により前記戻り燃料を前記サブタンクの中へ戻し、前記戻り燃料の温度が前記燃料タンクの中の燃料温度より高いときは、前記メインタンク戻り通路により前記戻り燃料を前記メインタンクの中へ戻すように構成したことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の液化ガス燃料供給装置。
  3. 燃料タンクの中に液相状態で貯留される液化ガス燃料を燃料ポンプにより燃料噴射用機器へ圧送して内燃機関へ噴射供給し、前記燃料噴射用機器で余った燃料を戻り燃料として戻り通路により前記燃料タンクへ戻すように構成し、前記燃料タンクはメインタンク及びサブタンクを含み、前記燃料ポンプは前記サブタンクに設けられる内燃機関の液化ガス燃料供給装置であって、
    前記戻り通路は、前記戻り燃料を前記メインタンクの中へ戻すものであり、
    前記戻り燃料の温度が前記燃料タンクの中の燃料温度より低いときは、前記戻り通路による前記戻り燃料の戻りを禁止し、前記戻り燃料の温度が前記燃料タンクの中の燃料温度より高いときは、前記戻り通路による前記戻り燃料の戻りを許容するように構成したことを特徴とする内燃機関の液化ガス燃料供給装置。
  4. 燃料タンクの中に液相状態で貯留される液化ガス燃料を燃料ポンプにより燃料噴射用機器へ圧送して内燃機関へ噴射供給し、前記燃料噴射用機器で余った燃料を戻り燃料として戻り通路により前記燃料タンクへ戻すように構成し、前記燃料タンクはメインタンク及びサブタンクを含み、前記燃料ポンプは前記サブタンクに設けられる内燃機関の液化ガス燃料供給装置であって、
    前記戻り通路は、前記戻り燃料を前記メインタンクへ戻すメインタンク戻り通路と、前記戻り燃料を前記サブタンクへ戻すサブタンク戻り通路とを含むことと、
    前記戻り燃料を、前記メインタンク戻り通路を通る流れと、前記サブタンク戻り通路を通る流れとに選択的に切り換えるための切換手段と、
    前記戻り燃料の温度が前記燃料タンクの中の燃料温度より低いときは、前記サブタンク戻り通路により前記戻り燃料を前記サブタンクの中へ戻し、前記戻り燃料の温度が前記燃料タンクの中の燃料温度より高いときは、前記メインタンク戻り通路により前記戻り燃料を前記メインタンクの中へ戻すように前記切換手段を制御するための制御手段と
    を備えたことを特徴とする内燃機関の液化ガス燃料供給装置。
  5. 燃料タンクの中に液相状態で貯留される液化ガス燃料を燃料ポンプにより燃料噴射用機器へ圧送して内燃機関へ噴射供給し、前記燃料噴射用機器で余った燃料を戻り燃料として戻り通路により前記燃料タンクへ戻すように構成し、前記燃料タンクはメインタンク及びサブタンクを含み、前記燃料ポンプは前記サブタンクに設けられる内燃機関の液化ガス燃料供給装置であって、
    前記戻り通路は、前記戻り燃料を前記メインタンクの中へ戻すものであることと、
    前記戻り通路を開閉するための開閉手段と、
    前記戻り燃料の温度が前記燃料タンクの中の燃料温度より低いときは、前記戻り通路による前記戻り燃料の戻りを禁止し、前記戻り燃料の温度が前記燃料タンクの中の燃料温度より高いときは、前記戻り通路による前記戻り燃料の戻りを許容するように前記開閉手段を制御するための制御手段と
    を備えたことを特徴とする内燃機関の液化ガス燃料供給装置。
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