JP2006211463A - 受信装置およびテレビ - Google Patents
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Abstract
【課題】音声モードの設定に関する操作性を向上し得る受信装置を提供する。
【解決手段】チューナ11によって受信されたテレビ放送が音声多重放送のときに所定の音声モードでテレビ放送の音声を出力する音声出力部と、音声出力部を制御する主制御部23とを備え、主制御部23は、テレビ放送が音声多重放送であってかつ定常的な音声モードとして設定された定常音声モードとは異なる他の音声モードが選択されている状態において、テレビ放送が音声多重放送から通常放送に切り替わった通常放送状態が所定時間を超えて継続したときに、音声出力部を制御してテレビ放送における次の音声多重放送時において定常音声モードでテレビ放送の音声を出力させると共に、通常放送状態が所定時間以内に終了したときに、音声出力部を制御して次の音声多重放送時において他の音声モードでテレビ放送の音声を出力させる。
【選択図】図1
【解決手段】チューナ11によって受信されたテレビ放送が音声多重放送のときに所定の音声モードでテレビ放送の音声を出力する音声出力部と、音声出力部を制御する主制御部23とを備え、主制御部23は、テレビ放送が音声多重放送であってかつ定常的な音声モードとして設定された定常音声モードとは異なる他の音声モードが選択されている状態において、テレビ放送が音声多重放送から通常放送に切り替わった通常放送状態が所定時間を超えて継続したときに、音声出力部を制御してテレビ放送における次の音声多重放送時において定常音声モードでテレビ放送の音声を出力させると共に、通常放送状態が所定時間以内に終了したときに、音声出力部を制御して次の音声多重放送時において他の音声モードでテレビ放送の音声を出力させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、音声出力部と音声出力部を制御する制御部とを備えた受信装置、およびその受信装置を備えたテレビに関するものである。
この種の受信装置として、特開2004−15486号公報に開示された放送受信装置が知られている。この放送受信装置では、リモコン送信機のオーディオキーを操作することで、音声多重放送における一時的な音声モードの設定が可能となっている。また、この放送受信装置では、オーディオキーを操作(押下)してから3秒以内にリモコン送信機のエンターキーを操作することで、その時点において一時的に設定されている音声モードを定常的な音声モードとして設定することが可能となっている。この場合、一時的に設定した音声モードは、設定変更や電源オフなどを行わない限り、設定した状態に維持され、定常的な音声モードは、設定変更を行わない限り、電源オフが行われても設定した状態に維持される。
特開2004−15486号公報(第5頁、第1−3図)
ところが、従来の放送受信装置には、以下の問題点がある。すなわち、この放送受信装置では、設定変更や電源オフを行わない限り、一時的に設定した音声モードが設定した状態に維持される。このため、例えば、音声多重放送における主音声モードを定常的な音声モードとして設定し、かつ副音声モードを一時的に設定して所定の番組を視聴しているときには、その番組が終了したとしても、副音声モードに設定した状態が維持されることとなる。したがって、この放送受信装置では、次の音声多重放送の番組を主音声モードで視聴しようとしたときには、主音声モードを定常的な音声モードとして設定しているにも拘わらず、主音声モードを一時的な音声モードとして再度設定する必要があり、操作が煩雑となっている。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、音声モードの設定に関する操作性を向上し得る受信装置およびテレビを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係る受信装置は、受信部によって受信されたテレビ放送が音声多重放送のときに所定の音声モードで当該テレビ放送の音声を出力する音声出力部と、前記音声出力部を制御する制御部とを備えた受信装置であって、前記制御部は、前記テレビ放送が前記音声多重放送であってかつ定常的な前記音声モードとして設定された定常音声モードとは異なる他の前記音声モードが選択されている状態において、前記テレビ放送が前記音声多重放送からそれ以外の通常放送に切り替わった通常放送状態が所定時間を超えて継続したときに、前記音声出力部を制御して前記テレビ放送における次の前記音声多重放送時において前記定常音声モードで当該テレビ放送の音声を出力させると共に、前記通常放送状態が前記所定時間以内に終了したときに、前記音声出力部を制御して前記次の音声多重放送時において前記他の音声モードで当該テレビ放送の音声を出力させる。
また、本発明に係るテレビは、上記の受信装置と、前記テレビ放送の映像を表示する表示部とを備えている。
この受信装置およびテレビでは、定常音声モードとは異なる音声モードが選択されている状態で、通常放送状態が所定時間を超えて継続したときには、次の音声多重放送時において、定常音声モードで音声を出力させ、通常放送状態が所定時間以内に終了したときには、次の音声多重放送時において、選択されていた音声モードで音声を出力させる。このため、例えば、定常音声モードとは異なる音声モードで視聴していた音声多重放送の番組が終了し、次の音声多重放送の番組を定常音声モードで視聴するときに、手動による音声モードの切替操作を行うことなく、次の音声多重放送の番組の音声を定常音声モードに自動的に切り替えさせることができる。したがって、この受信装置およびテレビによれば、音声モードの設定に関する操作性を十分に向上することができる。
以下、本発明に係る受信装置およびテレビの最良の形態について、添付図面を参照して説明する。図1に示すテレビ1は、本発明に係るテレビの一例であって、本体部2およびリモコン3を備えている。本体部2は、チューナ11、放送信号処理部12、音声処理部13、アンプ14、スピーカ15、定常音声モード情報保持部16、一時音声モード情報保持部17、出力音声モード情報メモリ18、タイマ19、映像出力部20、表示部21、受光部22および主制御部23を備えている。この場合、チューナ11、放送信号処理部12、音声処理部13、アンプ14、スピーカ15、定常音声モード情報保持部16、一時音声モード情報保持部17、出力音声モード情報メモリ18、タイマ19、受光部22、主制御部23およびリモコン3によって本発明に係る受信装置が構成される。また、音声処理部13、アンプ14およびスピーカ15によって本発明における音声出力部が構成される。
チューナ11は、本発明における受信部に相当し、主制御部23の制御に従い、例えば、リモコン3の操作によって選局されたチャンネルの放送信号Sbを図外のアンテナで受信した放送波から抽出して、放送信号処理部12に出力する。放送信号処理部12は、例えば、IF回路、音声検波回路、映像検波回路およびA/D変換部(いずれも図示せず)などを備えて構成され、主制御部23の制御に従い、チューナ11から出力された放送信号Sbに基づく音声データDsおよび映像データDpを音声処理部13および映像出力部20にそれぞれ出力する。
音声処理部13は、音声データDsに基づき、選局されているチャンネルにおけるテレビ放送(テレビ番組)の種類が音声多重放送、ステレオ放送およびモノラル放送のいずれであるかを検出して検出信号Sdを出力する。なお、ステレオ放送およびモノラル放送がそれぞれ本発明における通常放送に相当し、以下両放送を区別しないときには「通常放送」ともいう。また、音声処理部13は、音声データDsに基づく音声信号Ssを生成してアンプ14に出力する。この場合、音声処理部13は、主制御部23の制御に従い、テレビ放送がステレオ放送のときには、音声信号Ssをステレオモードで生成し、テレビ放送がモノラル放送のときには、音声信号Ssをモノラルモードで生成する。また、音声処理部13は、テレビ放送が音声多重放送のときには、主制御部23によって指定された音声モードで音声信号Ssを生成する。ここで、音声多重放送における音声モードとしては、主音声だけを出力する「主音声モード」、副音声だけを出力する「副音声モード」、および主音声と副音声とを同時に出力する「主・副音声モード」の3つのモードがあり、これらのうちのいずれかが主制御部23によって指定される。
アンプ14は、音声処理部13から出力された音声信号Ssを増幅してスピーカ15に出力する。スピーカ15は、アンプ14によって増幅された音声信号Ssに基づく音声を出力する。定常音声モード情報保持部16は、主制御部23の制御に従って定常音声モード情報Dm1を保持(記憶)する。この場合、定常音声モード情報Dm1は、例えば、リモコン3を用いた設定操作によって上記した主音声モード、副音声モード、および主・副音声モードの中から選択されて設定される音声モードを示す情報であって、テレビ1の電源がオンされた後に、他の音声モードへの切替操作が行われない状態、つまり定常状態においては、音声多重放送の音声がこの定常音声モード情報Dm1の音声モード(本発明における定常音声モード)で出力される。一時音声モード情報保持部17は、主制御部23の制御に従い、後述する一時音声モード情報Dm2を保持する。
出力音声モード情報メモリ18は、主制御部23の制御に従って出力音声モード情報Dm3を記憶する。この場合、出力音声モード情報Dm3は、テレビ放送が音声多重放送であるときに、音声処理部13から出力させる音声信号Ssの音声モード、つまりスピーカ15から音声を出力させる際の音声モードを示す情報であって、例えば、定常音声モード情報保持部16に保持されている定常音声モード情報Dm1と同じ情報、またはリモコン3を用いた音声モード切替操作によって切り替えられた音声モードを示す情報を含んでいる。タイマ19は、主制御部23の制御に従って作動し、設定された基準時間T0(本発明における所定時間)が経過した時点でタイマ信号Stを主制御部23に出力する。
映像出力部20は、主制御部23の制御に従い、放送信号処理部12から出力された映像データDpに基づき、例えば、図2に示す映像Pt1(以下、映像の内容を区別しないときには「映像Pt」ともいう)を表示させるための表示用信号Seを生成して表示部21に出力する。表示部21は、図1に示すように、光学エンジン31およびスクリーンパネル32を備えている。光学エンジン31は、例えば、光源と、デジタルマイクロミラーデバイスや液晶ライトバルブで構成された光変調素子と、投射レンズ(いずれも図示せず)とを備え、主制御部23の制御に従い、映像出力部20から出力された表示用信号Seに基づいて変調した投射光Lをスクリーンパネル32に投射する。スクリーンパネル32は、光学エンジン31から投射された投射光Lを受光して映像を表示する。
受光部22は、リモコン3から出力された赤外線信号Siを受光して光電変換して操作信号Soを出力する。主制御部23は、受光部22から出力された操作信号Soに従い、チューナ11、放送信号処理部12、音声処理部13、アンプ14、映像出力部20および表示部21を制御する。また、主制御部23は、定常音声モード情報Dm1を定常音声モード情報保持部16に保持させると共に、一時音声モード情報Dm2を一時音声モード情報保持部17に保持させる。さらに、主制御部23は、出力音声モード情報Dm3を出力音声モード情報メモリ18に記憶させる。また、主制御部23は、選局されているチャンネルのテレビ放送が音声多重放送から通常放送(ステレオ放送またはモノラル放送)に切り替わったときに、後述する音声モード設定処理を実行する。
リモコン3は、図2に示すように、本体部2とは別体に形成されている。また、リモコン3は、電源スイッチ41、チャンネルスイッチ42,42・・および音声モード切替スイッチ43などが配列されて構成され、これらが操作されたときに操作信号を赤外線信号Siに変換して出力する。
次に、テレビ1の全体的な動作について、図面を参照して説明する。なお、初期状態において、定常音声モード情報保持部16には、主音声モードを示す情報が定常音声モード情報Dm1として保持されているものとする。このテレビ1では、リモコン3の電源スイッチ41が操作された際に、表示部21の光学エンジン31に電源が供給されて、光源が発光する。また、主制御部23が、定常音声モード情報保持部16に保持されている定常音声モード情報Dm1(この場合、主音声モードを示す情報)を出力音声モード情報Dm3として出力音声モード情報メモリ18に記憶させる。次いで、主制御部23は、チューナ11を制御して、直前の電源切断時に選局されていたチャンネル(例えば、チャンネルCH3)の放送信号Sbを抽出させる。続いて、放送信号処理部12が、主制御部23の制御に従い、チューナ11から出力された放送信号Sbに基づく音声データDsおよび映像データDpを音声処理部13および映像出力部20にそれぞれ出力する。
次に、音声処理部13が、音声データDsに基づき、選局されているチャンネル(この場合、チャンネルCH3)における現在のテレビ放送が音声多重放送、ステレオ放送およびモノラル放送のいずれであるかを検出して、検出信号Sdを主制御部23に出力する。次いで、音声処理部13は、主制御部23の制御に従い、音声データDsに基づく音声信号Ssを出力する。この場合、主制御部23は、検出信号Sdに基づいてチャンネルCH3における現在のテレビ放送の種類を特定し、そのテレビ放送が例えばステレオ放送のときにはステレオモードで、そのテレビ放送が例えばモノラル放送のときにはモノラルモードで、音声信号Ssを出力させるように音声処理部13を制御する。続いて、アンプ14が、音声処理部13から出力された音声信号Ssを増幅してスピーカ15に出力する。これにより、スピーカ15から音声信号Ssに基づく音声が例えばステレオモードで出力される。
一方、放送信号処理部12から映像データDpが出力されたときに、映像出力部20が、主制御部23の制御に従い、映像データDpに基づく表示用信号Seを生成して、表示部21の光学エンジン31に出力する。次に、光学エンジン31が、主制御部23の制御に従い、表示用信号Seに基づいて変調した投射光Lをスクリーンパネル32に投射する。これにより、図2に示すように、チャンネルCH3の映像Pt1がスクリーンパネル32に表示される。この場合、同図に示すように、映像Pt1内には、現在の音声モードがステレオモードである旨を示す文字画像が含まれている。
次いで、チャンネルCH3における番組が、例えば、ドラマからニュースに変わり、テレビ放送がステレオ放送から音声多重放送に切り替わったときには、音声処理部13は、チャンネルCH3における現在のテレビ放送が音声多重放送であることを検出して、その旨を示す検出信号Sdを出力する。この際に、主制御部23は、検出信号Sdに基づき、チャンネルCH3におけるテレビ放送がステレオ放送から音声多重放送に切り替わったと判別して、出力音声モード情報メモリ18に記憶されている出力音声モード情報Dm3を読み出すと共に、その出力音声モード情報Dm3によって示される音声モード(この場合、主音声モード)で音声信号Ssを出力させるように音声処理部13を制御する。これに応じて、音声処理部13が音声信号Ssを主音声モードで出力することにより、音声信号Ssに基づく音声がスピーカ15から主音声モードで出力される。また、主制御部23は、映像出力部20および表示部21を制御して、図5に示すように、現在のテレビ放送が音声多重放送であって、音声モードが主音声モードである旨を示す文字画像を映像Pt2内に表示させる。
続いて、例えば、放送中のチャンネルCH3の番組の音声を主音声モードから副音声モード(本発明における定常音声モードとは異なる他の音声モードの一例)に切り替えてその番組を視聴するときには、リモコン3の音声モード切替スイッチ43を操作する。この際に、リモコン3が音声モード切替スイッチ43に対応する赤外線信号Siを出力し、受光部22が赤外線信号Siを受光して操作信号Soを出力する。次に、主制御部23は、操作信号Soに従い、主音声モードを示す情報に代えて、副音声モードを示す情報を出力音声モード情報Dm3として出力音声モード情報メモリ18に記憶させると共に、副音声モードで音声信号Ssを出力させるように音声処理部13を制御する。これに応じて、音声処理部13が音声信号Ssを副音声モードで出力することにより、音声信号Ssに基づく音声がスピーカ15から副音声モードで出力される。また、主制御部23は、映像出力部20および表示部21を制御して、図6に示すように、現在のテレビ放送が音声多重放送であって、音声モードが副音声モードである旨を示す文字画像を映像Pt3内に表示させる。
次いで、例えば、テレビ放送が音声多重放送からステレオ放送(一例として、図7に示すコマーシャル)に切り替わったときには、音声処理部13は、チャンネルCH3における現在のテレビ放送がステレオ放送であることを検出して、その旨を示す検出信号Sdを出力する。この際に、主制御部23は、検出信号Sdに基づき、チャンネルCH3におけるテレビ放送が音声多重放送からステレオ放送に切り替わったと判別して、ステレオモードで音声信号Ssを出力させるように音声処理部13を制御する。これに応じて、音声処理部13が音声信号Ssをステレオモードで出力することにより、音声信号Ssに基づく音声がスピーカ15からステレオモードで出力される。また、主制御部23は、映像出力部20および表示部21を制御して、図7に示すように、現在のテレビ放送が通常放送であって、音声モードがステレオモードである旨を示す文字画像を映像Pt4内に表示させる。
一方、主制御部23は、テレビ放送が音声多重放送からステレオ放送に切り替わったと判別したときに、音声モード設定処理を実行する。この音声モード設定処理では、主制御部23は、出力音声モード情報メモリ18に記憶されている出力音声モード情報Dm3を読み出すと共に、読み出した出力音声モード情報Dm3(この場合、副音声モードを示す情報)を一時音声モード情報Dm2として一時音声モード情報保持部17に保持させる(書き込む)。次に、主制御部23は、例えば4分を基準時間T0としてセットして、タイマ19をスタート(作動)させる。この場合、タイマ19は、スタートしてから基準時間T0(この場合4分)が経過した時点でタイマ信号Stを主制御部23に出力する。
次いで、例えば、タイマ19からタイマ信号Stが出力される以前にステレオ放送(図7に示すコマーシャル)が終了して音声多重放送に切り替わった(上記したニュースが再開した)ときには、音声処理部13が、チャンネルCH3における現在のテレビ放送が音声多重放送である旨を示す検出信号Sdを出力する。この際に、主制御部23は、検出信号Sdに基づき、チャンネルCH3におけるテレビ放送がステレオ放送に切り替わった状態(本発明における通常放送状態)が基準時間T0(本発明における所定時間)以内に終了したと判別して、図3に示す一時音声モード設定処理50を実行する。この一時音声モード設定処理50では、主制御部23は、タイマ19をリセット(停止)させた後に(ステップ51)、一時音声モード情報保持部17に保持されている一時音声モード情報Dm2を読み出す(ステップ52)。続いて、主制御部23は、一時音声モード情報Dm2を出力音声モード情報Dm3として出力音声モード情報メモリ18に書き込む(ステップ53)。次に、主制御部23は、出力音声モード情報Dm3によって示される音声モード(この場合、副音声モード)で音声信号Ssを出力させるように音声処理部13を制御する。これに応じて、音声処理部13が音声信号Ssを副音声モードで出力することにより、音声信号Ssに基づく音声がスピーカ15から副音声モードで出力される。また、主制御部23は、映像出力部20および表示部21を制御して、図8に示すように、現在のテレビ放送が音声多重放送であって、音声モードが副音声モードである旨を示す文字画像を映像Pt5内に表示させる。
一方、タイマ19からタイマ信号Stが出力された時点でステレオ放送(例えば、図7に示すコマーシャル)が継続しているときには、この時点では、チャンネルCH3における現在のテレビ放送が音声多重放送である旨を示す検出信号Sdが音声処理部13から出力されない(ステレオ放送である旨を示す検出信号Sdが引き続いて出力される)こととなる。この際には、主制御部23は、チャンネルCH3におけるテレビ放送がステレオ放送に切り替わった状態(本発明における通常放送状態)が基準時間T0(本発明における所定時間)を超えて継続したと判別して、図4に示す定常音声モード設定処理60を実行する。この定常音声モード設定処理60では、主制御部23は、タイマ19をリセット(停止)させた後に(ステップ61)、定常音声モード情報保持部16に保持されている定常音声モード情報Dm1を読み出す(ステップ62)。続いて、主制御部23は、定常音声モード情報Dm1(この場合、主音声モードを示す情報)を出力音声モード情報Dm3として出力音声モード情報メモリ18に書き込む(ステップ63)。次に、例えば、ステレオ放送(上記したコマーシャル)が終了して、先に視聴していたニュースとは異なる次の音声多重放送の番組に切り替わったときには、主制御部23は、出力音声モード情報メモリ18から出力音声モード情報Dm3を読み出して、出力音声モード情報Dm3によって示される音声モード(この場合、主音声モード)で音声信号Ssを出力させるように音声処理部13を制御する。これに応じて、音声処理部13が音声信号Ssを主音声モードで出力することにより、音声信号Ssに基づく音声がスピーカ15から主音声モードで出力される。また、主制御部23は、映像出力部20および表示部21を制御して、図9に示すように、現在のテレビ放送が音声多重放送であって、音声モードが主音声モードである旨を示す文字画像を映像Pt6内に表示させる。
この場合、番組の途中で放送されるコマーシャルは、一般的に、比較的短い時間(例えば4分以内)で終了し、前の番組と次の番組との間に放送されるコマーシャルは比較的長い時間(例えば4分を超える時間)継続する。このため、上記したように、基準時間T0を例えば4分に設定することで、同じ音声多重放送の番組がコマーシャルを挟んで継続しているときなどには、コマーシャルの放送前に選択していた音声モード(一時音声モード情報Dm2によって示される音声モード)で引き続き音声を出力させ、コマーシャルの前に放送されていた番組が終了したときには、次の音声多重放送の番組において定常音声モード情報Dm1によって示される音声モードで音声を出力させるような処理を自動的に行わせることが可能となる。
このように、この受信装置およびテレビ1によれば、定常音声モードとは異なる音声モードが選択されている状態で、テレビ放送が音声多重放送から通常放送に切り替わった通常放送状態が基準時間T0を超えて継続したときには、次の音声多重放送時において、定常音声モードで音声を出力させ、通常放送状態が基準時間T0以内に終了したときには、次の音声多重放送時において、選択されていた音声モードで音声を出力させることにより、例えば、定常音声モードとは異なる音声モードで視聴していた音声多重放送の番組が終了し、次の音声多重放送の番組を定常音声モードで視聴するときに、手動による音声モードの切替操作を行うことなく、次の音声多重放送の番組の音声を定常音声モードに自動的に切り替えさせることができる。したがって、この受信装置およびテレビ1によれば、音声モードの設定に関する操作性を十分に向上することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、光学エンジン31およびスクリーンパネル32を備えて表示部21を構成した例について上記したが、CRT、液晶表示パネルおよびプラズマディスプレイ等を表示部として採用することもできる。また、本発明に係る受信装置をテレビ1に適用した例について上記したが、ビデオレコーダ、DVDレコーダ、ハードディスクレコーダ等に本発明を適用することもできる。
1 テレビ、11 チューナ、13 音声処理部、14 アンプ、15 スピーカ、21 表示部、23 主制御部、、Pt1〜Pt6 映像、T0 基準時間
Claims (2)
- 受信部によって受信されたテレビ放送が音声多重放送のときに所定の音声モードで当該テレビ放送の音声を出力する音声出力部と、前記音声出力部を制御する制御部とを備えた受信装置であって、
前記制御部は、前記テレビ放送が前記音声多重放送であってかつ定常的な前記音声モードとして設定された定常音声モードとは異なる他の前記音声モードが選択されている状態において、前記テレビ放送が前記音声多重放送からそれ以外の通常放送に切り替わった通常放送状態が所定時間を超えて継続したときに、前記音声出力部を制御して前記テレビ放送における次の前記音声多重放送時において前記定常音声モードで当該テレビ放送の音声を出力させると共に、前記通常放送状態が前記所定時間以内に終了したときに、前記音声出力部を制御して前記次の音声多重放送時において前記他の音声モードで当該テレビ放送の音声を出力させる受信装置。 - 請求項1記載の受信装置と、前記テレビ放送の映像を表示する表示部とを備えているテレビ。
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Cited By (1)
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JP2022190177A (ja) * | 2021-06-13 | 2022-12-23 | 孝通 三橋 | 放送受信端末装置 |
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2005
- 2005-01-31 JP JP2005022689A patent/JP2006211463A/ja not_active Withdrawn
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JP2022190177A (ja) * | 2021-06-13 | 2022-12-23 | 孝通 三橋 | 放送受信端末装置 |
JP7206449B2 (ja) | 2021-06-13 | 2023-01-18 | MxH株式会社 | 放送受信端末装置 |
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